JP2018159855A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光素子および電子素子を高密度に搭載可能であるとともに動作の信頼性が高い電子装置を提供する。
【解決手段】 電子装置は、基板と、複数の第1電極と、複数の第2電極と、ソルダーレジスト層と、光導波路と、光素子とを具備している。基板は、第1面を有している。複数の第1電極は、第1面の第1領域上に配されている。複数の第2電極は、第1面の第1領域とは異なる部位上に配されている。ソルダーレジスト層は、第1面上に配されており、第1領域の全体を取り囲むように開口しているとともに複数の第2電極のそれぞれを取り囲むように開口している。光導波路は、基板に配されており、第1領域に光入力部または光出力部を有している。光素子は、複数の第1電極と電気的に接続されるように表面実装されており、上記入力部または光出力部と光学的に接続されている。
【選択図】 図3

Description

本開示は、光導波路および配線導体を具備する光電気配線基板に光素子を搭載した電子装置に関する。
近年、情報処理能力の向上を目的として、電子機器間の信号伝送を光で行なうことが検討されている。そのため、光信号を伝送する光導波路と電気信号を伝送する電気回路とが一体となった光電気配線基板に、発光素子または受光素子としての光素子が搭載された電子装置が開発されている。このような電子装置としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
特開2010−72472号公報
電子機器では、さらなる小型化および高機能化が望まれている。そのため、このような電子機器に用いられる電子装置は、1つの光電気配線基板に光素子だけでなく電子素子を少ないスペースで高密度に搭載可能であるとともに、長期にわたって良好に動作することが可能な信頼性の高いものが望まれている。
本開示はこのような事情に鑑みて案出されたものであり、光素子および電子素子を高密度に搭載可能であるとともに動作の信頼性が高い電子装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る電子装置は、基板と、複数の第1電極と、複数の第2電極と、ソルダーレジスト層と、光導波路と、光素子とを具備している。基板は、第1面を有している。複数の第1電極は、第1面の第1領域上に配されている。複数の第2電極は、第1面の第1領域とは異なる部位上に配されている。ソルダーレジスト層は、第1面上に配されており、第1領域の全体を取り囲むように開口しているとともに複数の第2電極のそれぞれを取り囲むように開口している。光導波路は、基板に配されており、第1領域に光入力部または光出力部を有している。光素子は、複数の接続電極を有している。そして、光素子は、これらの複数の接続電極のそれぞれが上記複数の第1電極のそれぞれと電気的に接続されるように表面実装されており、上記入力部または光出力部と光学的に接続されている。
上記実施形態によれば、光素子および電子素子を高密度に搭載可能であるとともに動作の信頼性が高い電子装置とすることができる。
第1実施形態の電子装置の平面図である。 図1の電子装置における光電気配線基板の平面図である。 図1の電子装置のIII−III線における断面図である。 図3の電子装置の要部を拡大した断面図である。 図1の電子装置のIV−IV線における断面図である。 図5の電子装置の要部を拡大した断面図である。 第2実施形態の電子装置の断面図である。 第3実施形態の電子装置の断面図である。 第4実施形態の電子装置の断面図である。 第5実施形態の電子装置における光電気配線基板の平面図である。
本開示の電子装置について、図面を参照しながら説明する。なお、電子装置は、いずれの方向が上方とされてもよいが、本開示では、便宜的に、直交座標系(X,Y,Z)を定義し、Z軸方向の正側を上方として説明する場合がある。
図1〜図6に第1実施形態の電子装置100を示す。図1は電子装置100の平面図である。図2は図1の電子装置100における光電気配線基板100aの平面図である。この光電気配線基板100aに光素子6を搭載することで電子装置100となる。図3は図1の電子装置100のIII−III線における断面図である。図4は図3の電子装置100の要部を拡大した断面図である。図5は図1の電子装置100のIV−IV線における断面図である。図6は図5の電子装置100の要部を拡大した断面図である。電子装置100は、例えば、光トランシーバー、サーバーまたはルータ等の製品に搭載される。
電子装置100は、光信号および電気信号を伝送する機能を有する。電子装置100は、基板1と、複数の第1電極2と、複数の第2電極3と、ソルダーレジスト層4と、光導波路5と、光素子6とを具備している。
基板1は、第1面(上面)を有しており、この第1面上で光素子6を支持している。基板1は、例えば、複数の絶縁層(図示せず)と、複数の配線導体(図示せず)と、ビア導体(図示せず)とを具備している。これらの複数の絶縁層および複数の配線導体は交互に積層されている。また、ビア導体は絶縁層を貫通して設けられており、このビア導体を介して、上下方向に隣り合う配線導体同士が電気的に接続されている。基板1は、従来周知の方法によって作製することができる。
基板1は、複数の絶縁層および複数の配線導体を有している場合に限られない。基板1は、例えば、1層の絶縁層と、1層の絶縁層の表面に配された配線導体とを有するものでもよい。また、基板1は、例えば、複数の絶縁層からなる積層体と、積層体の表面に配された配線導体とを有するものでもよい。また、基板1は、例えば、絶縁層と、複数の絶縁層からなる積層体とを混合して積層したものでもよい。
基板1の絶縁層は、例えば、エポキシ樹脂等の樹脂材料、あるいはシリカ、アルミナまたはジルコニア等のセラミックス材料等が用いられる。また、基板1の配線導体およびビア導体は、例えば、銅またはアルミニウム等の金属材料等が用いられる。
複数の第1電極2は、基板1の第1面の第1領域1a上に配されている。複数の第1電極2は、基板1の配線導体と光素子6とを電気的に接続するためのものである。複数の第1電極部2は、例えば、銅またはアルミニウム等の金属材料等が用いられる。
複数の第2電極3は、基板1の第1面の第1領域1aとは異なる部位上に配されている。複数の第2電極3は、基板1の配線導体と電子素子7とを電気的に接続するためのものである。電子素子7は、IC等の能動素子、または、コンデンサ等の受動素子等である。複数の第2電極部3は、例えば、銅またはアルミニウム等の金属材料等が用いられる。電子素子7は、例えば、半田または導電性樹脂等で第2電極3に接続される。
ソルダーレジスト層4は、基板1の表面を保護するためのものである。ソルダーレジスト層4は、基板1の第1面上に配されており、第1領域1aの全体を取り囲むように開口している。つまり、図1および図2に示すように、ソルダーレジスト層4の1つの開口の内側に、複数の第1電極2が位置している。また、ソルダーレジスト層4は、複数の第2電極3のそれぞれを取り囲むように開口している。つまり、図1および図2に示すように、複数の第2電極3は、1つ1つがソルダーレジスト層4によって取り囲まれている。
このような構成によって、電子装置100は、光素子6および電子素子7を高密度に搭載しても、動作の信頼性を高めることができる。つまり、電子素子7が接続される複数の第2電極3は、隣接する第2電極3同士の間にソルダーレジスト層4が存在することから、電気絶縁性を良好に維持することができる。一方、光素子6が接続される複数の第1電極2は、隣接する第1電極2同士の間にはソルダーレジスト層4が存在しないことから、ソルダーレジスト4の熱膨張等によって生じる光素子6と光導波路5との光軸のずれを低減することができる。また、光素子6を搭載する際、搭載機側において複数の第1電極2の輪郭を明確に認識できるようになるため、搭載精度が向上する。以上のことから、電子素子7を含む電気回路の電気的特性および光素子6を含む光学回路の光学特性を長期にわたって良好に維持することができ、これらの動作の信頼性を高めることができる。
ソルダーレジスト層4は、絶縁性を良好に維持可能な絶縁材料が用いられる。このような絶縁材料としては、例えばエポキシ樹脂等の樹脂材料が挙げられる。第2電極部3と基板1に設けられた配線導体との電気的な接続をさらに良好に維持するという観点からは、ソルダーレジスト層4は、例えば、40vol%以上70vol%以下の無機フィラーを有していてもよい。無機フィラーとしては、例えば、平均粒径が0.1μm以上2μm以下のシリカ粒子またはアルミナ粒子等が用いられる。
光導波路5は、基板1に配されており、第1領域1aに光入力部5dまたは光出力部5dを有している。図1〜図6の例では、光導波路5は基板1の第1面上に配されている。そして、光素子6が発光素子である場合、ミラー部5eを介して、光素子6の発光部6bと光導波路5の光入力部5dとが光結合される。あるいは、光素子6が受光素子である場合、ミラー部5eを介して、光素子6の受光部6bと光導波路5の光出力部5dとが光結合される。
なお、光導波路5は、第1面上に配された例に限定されず、基板1の内部あるいは基板1の第1面とは反対側の下面に配されてもよい。この場合、第1面から基板1の厚み方向(Z方向)に延び、光導波路5の端部と光接続する第2の光導波路を、透光性部材等を用いて設ければよい。
光導波路5は、光信号を伝送する機能を有する。光導波路5は、第1クラッド層5aと、帯状のコア部5bと、第2クラッド層5cとを有している。コア部5bの屈折率は、第1クラッド層5aおよび第2クラッド層5cの屈折率よりも大きく設定されているため、コア部5b内に進入した光は、コア部5bと第1クラッド層5aとの界面およびコア部5bと第2クラッド層5cとの界面において反射を繰り返しつつ、コア部5b内を進むことになる。その結果、光導波路5は、光信号を伝送することができる。
コア部5bの屈折率は、例えば、1.5以上1.6以下に設定される。また第1クラッド層5aおよび第2クラッド層5cの屈折率は、例えば、1.45以上1.55以下に設定される。コア部5bの屈折率は、第1クラッド層5aおよび第2クラッド層5cの屈折率に対して例えば0.1%以上0.5%以下の範囲で、第1クラッド層5aおよび第2クラッド層5cの屈折率よりも大きく設定される。
第1クラッド層5aは層状体である。第1クラッド層3aの厚み(Z方向の厚み)は、例えば10μm以上100μm以下である。第1クラッド層5aとしては、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂またはアクリル樹脂等を使用することができる。
コア部5bは第1クラッド層5a上に配されており、X軸方向に延びる帯状体である。コア部5bの厚み(Z方向の厚み)は、例えば20μm以上50μm以下であり、コア部5bの幅(図1のY軸方向の長さ)は、例えば20μm以上50μm以下である。コア部5bとしては、例えば、エポキシ樹脂等を使用することができる。
第2クラッド層5cは、コア部5bの上面および側面を覆っている。第2クラッド層5cの厚み(図2および図3のZ方向の厚み)は、例えば10μm以上100μm以下である。第2クラッド層5cとしては、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂またはアクリル樹脂等を使用することができる。
ミラー部5eは、光導波路5の一部に配されており、光素子6と光入力部(または光出力部)5dとを光学的に接続するためのものである。ミラー部5eは、コア部5bの延びる方向(X軸方向)に対して傾斜しており、その傾斜面が光反射面となっている。すなわち、ミラー部5eは、光素子6から下方(−Z方向)に向かって出射された光を平面方向(+X方向)に反射して、コア部5b内に光を誘導することができる。あるいは、ミラー部5eは、コア部5bから平面方向(−X方向)に出射された光を上方(+Z方向)に反射して光素子6に光を誘導することができる。ミラー部5eは、光導波路3の一部を、ダイシング、レーザー加工等を使用して切り欠くことによって形成することができる。
光素子6は、電気信号を光信号に変換する発光素子であってもよく、光信号を電気信号に変換する受光素子であってもよい。発光素子としては、例えば、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting LASER)等を使用することができる。また、受光素子としては、例えば、フォトダイオード(PD:Photo Diode)等を使用することができる。あるいは光素子6は発光部および受光部をともに有する受発光素子であってもよい。
光素子6は、複数の接続電極6aを有している。光素子6は、これらの複数の接続電極6aのそれぞれが複数の第1電極2のそれぞれと電気的に接続されるように表面実装されている。また、光素子6は、その下面に発光部6bまたは受光部6bを有しており、その発光部6bまたは受光部6bがミラー部5eと対向している。
光素子6は、その接続電極6aが、例えば、導電性の接合部材を介した接合、あるいはバンプ接合等によって第1電極2と電気的に接続される。なお、バンプ接合とは、第1電極2および接続電極6aの少なくとも一方をバンプ状にし、これらを、接合部材を介さずに直接接触させ、熱圧着によって、または超音波によって、接合させたものである。このようなバンプ接合を用いた場合、隣接するバンプ接合間のショートをさらに低減でき、電子素子7を含む電気回路の電気的特性をさらに長期にわたって良好に維持することができる。また、バンプ接合の場合、半田を用いないため、フラックス洗浄が不要となり、発光部6bまたは受光部6bにフラックス洗浄時に汚れが付着するのを有効に低減できる。
図3〜図6に示すように、光素子6と基板1の第1面との距離は、ソルダーレジスト層4の厚さよりも短くしてもよい。つまり、光素子6の下面は、ソルダーレジスト層4の上面よりも低い位置にあってもよい。この場合、光素子6の下面に位置する発光部6bまたは受光部6bの周囲をソルダーレジスト層4で取り囲むことができる。その結果、光素子6と光導波路5との光接続部分に、外部から不要な光が侵入することを低減でき、光接続をさらに良好にすることができる。
電子装置100は、第1領域1aを取り囲むソルダーレジスト層4の開口内に、光導波路5で伝送される光に対して光透過性を有する透光性樹脂8を有しており、この透光性樹脂8が第1領域1aと光素子6との隙間を埋めていてもよい。この場合、光素子6と第1電極2との電気的な接続の信頼性をさらに高めることができる。
このような透光性樹脂8としては、例えば、エポキシ樹脂またはシリコーン樹脂等を使用することができる。透光性樹脂8の屈折率は、コア部5bの屈折率よりも小さくてもよい。このような構成によって、光素子6とコア部5bとの間で良好に光信号を伝送させることができる。なお、透光性樹脂8の屈折率は、例えば1.45以上1.55以下に設定される。
また、電子装置100のZ軸方向に平行な断面において、光素子6のZ軸に直交する方向の長さをLとしたときに、光素子6とソルダーレジスト層4の開口の内周面との距離は、0.01×L以上としてもよい。この場合、光素子6とソルダーレジスト層4との間に透光性樹脂8を充填しやすくなる。
本開示の電子装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。例えば、以下のような変形例であってもよい。
図7は、第2実施形態の電子装置200の要部拡大断面図である。図7において、第1実施形態の電子装置100と同じ構成のものには同じ符号を付しており、詳細な説明は省略する。電子装置200は、第1領域1aに搭載されている光素子26の側面が、下面との成す角θが鋭角である第1傾斜面26cを有する点で、第1実施形態の電子装置100と異なっている。また、この光素子26の下側の部位は、第1領域1aに設けられた透光性樹脂8に埋め込まれており、透光性樹脂8が第1傾斜面26cの一部を覆っている。このような構成によって、光素子26が透光性樹脂8でしっかりと固定され、光素子26と第1電極2との接続信頼性をより高めることができる。
なお、第1傾斜面26cは、光素子26の全部の側面にある必要はなく、一部の側面にあってもよい。例えば、光素子26の平面視形状が四角形状の場合、4つの側面のうち、1つの側面だけが第1傾斜面26cを有していてもよく、2つの側面だけ、あるいは全部の側面が第1傾斜面26cを有していてもよい。
図8は、第3実施形態の電子装置300の要部拡大断面図である。図8において、第1実施形態の電子装置100と同じ構成のものには同じ符号を付しており、詳細な説明は省略する。電子装置300は、第1領域1aに搭載されている光素子36の側面が、下面との成す角θが鈍角である第2傾斜面36dを有する点で、第1実施形態の電子装置100と異なっている。このような構成によって、光素子36とソルダーレジスト層34との間に透光性樹脂8を充填しやすくなり、透光性樹脂8内に空隙が生じることをより低減できる。
さらに、この第2傾斜面36dに対向するソルダーレジスト層34の側面(開口の内周面)は、ソルダーレジスト層34の下面との成す角θが鋭角の第3傾斜面34aを有していてもよい。このような構成によって、第2傾斜面36dとそれに対向する第3傾斜面34aとを平行に近づけることができる。その結果、光素子36と第3傾斜面3aとの間に位置する透光性部材8が、熱膨張等によって光素子36の各部位に与える応力を均一に近づけることができる。その結果、光素子36に歪が生じるのを低減でき、光素子36の動作を安定に維持できる。
なお、第2傾斜面36dは、光素子36の全部の側面にある必要はなく、一部の側面にあってもよい。例えば、光素子36の平面視形状が四角形状の場合、4つの側面のうち、1つの側面だけが第2傾斜面36dを有していてもよく、2つの側面だけ、あるいは全部の側面が第2傾斜面36dを有していてもよい。特に、光素子36の発光部または受光部への応力を低減して、光素子36の動作をより安定に維持するという観点からは、光素子36の発光部または受光部に近い側面が第2傾斜面36dを有していてもよい。
図9は、第4実施形態の電子装置400の要部拡大断面図である。図9において、第1実施形態の電子装置100と同じ構成のものには同じ符号を付しており、詳細な説明は省略する。電子装置400は、第1領域1aに搭載されている光素子46の対向する側面の一方が第1傾斜面46cを有するとともに、対向する側面の他方が第2傾斜面46dを有する点で、第1実施形態の電子装置100と異なっている。第1傾斜面46cは第2実施形態の電子装置200の第1傾斜面26cと同様の構成である。第2傾斜面46dは第3実施形態の電子装置300の第2傾斜面36dと同様の構成である。このような構成によって、第1傾斜面46cと第2傾斜面46dの両方の効果を有するものとなる。
図10は、第5実施形態の電子装置における光電気配線基板500aの平面図である。図10において、第1実施形態の電子装置100と同じ構成のものには同じ符号を付しており、詳細な説明は省略する。光電気配線基板500aは、平面視したときに、第1領域1aを取り囲むソルダーレジスト層54の内周に複数の凹部および複数の凸部の少なくとも一方を有している点で、第1実施形態の電子装置100の光電気配線基板100aと異なっている。このような構成によって、ソルダーレジスト層54の開口内に設けられる透光性樹脂とソルダーレジスト層54の内周面との密着性を高めることができる。また、ソルダーレジスト層54の熱膨張等によって生じる光素子6と光導波路5との光軸のずれを低減することができる。
1:基板
1a:第1領域
2:第1電極
3:第2電極
4、34、54:ソルダーレジスト層
34a:第3傾斜面
5:光導波路
6、26、36、46:光素子
6a:接続電極
26c、46c:第1傾斜面
36d、46d:第2傾斜面
100、200、300、400:電子装置

Claims (7)

  1. 第1面を有する基板と、
    前記第1面の第1領域上に配された複数の第1電極と、
    前記第1面の前記第1領域とは異なる部位上に配された複数の第2電極と、
    前記第1面上に配されており、前記第1領域の全体を取り囲むように開口しているとともに前記複数の第2電極のそれぞれを取り囲むように開口したソルダーレジスト層と、
    前記基板に配されており、前記第1領域に光入力部または光出力部を有する光導波路と、
    複数の接続電極を有するとともに前記複数の接続電極のそれぞれが前記複数の第1電極のそれぞれと電気的に接続されるように表面実装されており、前記光入力部または前記光出力部と光学的に接続された光素子と
    を具備する電子装置。
  2. 前記光素子と前記第1面との距離が前記ソルダーレジスト層の厚さよりも短い、請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記複数の接続電極と前記複数の第1電極との接続はバンプ接合である、請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 前記光素子の側面は前記光素子の下面との成す角が鋭角の第1傾斜面を有する、請求項1乃至3のいずれかに記載の電子装置。
  5. 前記光素子の側面は前記光素子の下面との成す角が鈍角の第2傾斜面を有する、請求項1乃至4のいずれかに記載の電子装置。
  6. 前記ソルダーレジスト層の第2傾斜面に対向する側面は、前記ソルダーレジスト層の下面との成す角が鋭角の第3傾斜面を有する、請求項5に記載の電子装置。
  7. 平面視したときに、前記ソルダーレジスト層は、前記第1領域を取り囲む内周に複数の凹部および複数の凸部の少なくとも一方を有する、請求項1乃至6のいずれかに記載の電子装置。
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