JP2018158456A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機体の大型化を招くことなく、原稿給紙装置等の開閉体の円滑な開閉動作を実現する。【解決手段】媒体に記録を行う記録手段を備える記録装置1であって、該記録装置1は、本体10と、該本体10の上部に配置され、本体10に対して回動する開閉体20と、開閉体20の回動支点となるヒンジ機構30と、を備えている。ヒンジ機構30は、筐体に設けられる第1ヒンジ部31、および該第1ヒンジ部31と開閉体20との間に配置される第2ヒンジ部32を有し、開閉体20は、第1ヒンジ部31により所定の角度回動後、第2ヒンジ部32により所定の角度回動可能である。【選択図】図14
Description
本発明は、記録装置に関する。
画像読み取り装置や、画像読み取り機能付きのプリンター(これら画像読み取り装置やプリンターのように、紙や記録媒体等の各種媒体に記録を行う記録手段を備える装置を、本明細書では単に「記録装置」ともいう)に関する種々の製品や技術が提案されている(特許文献1参照)。
例えば図23に示す複合型のプリンター1000はこのような製品の一つであり、プリンター本体1001の他、FB(フラットベッド)スキャナー1002、ADF(オートドキュメントフィーダー(原稿給紙装置))1003、R−ASF(リア・オートシートフィーダー)1004を備えている。ADF1003は、ADFヒンジ1005を中心に開閉可能な開閉体として設けられている(図24参照)。符号1006はADF1003とスキャナー1002の動力を繋げる連結部であり、プリンター本体1001の前側に配置されており、ADF1003を開閉する際に挿抜される。このような連結部1006を備えるプリンター1000において当該連結部1006のスムーズな挿抜を実現する有効な手段の一つは、開閉動作の中心となるADFヒンジ1005の位置を連結部1006の高さに揃えることである(図24参照)。
しかし、上述のごとき構成とすると、ADF1003を開状態とする際、当該ADF1003が後方下部へ移動することになるため、この部分にあるR−ASF1004と干渉する場合がある(図24参照)。このような干渉を回避するには、R−ASF1004を後部に拡大した構造としたり(図25参照)、開状態のADF1003がR−ASF1004と干渉しない領域まで当該ADF1003を高く設置したり(図26参照)、といった手段を講じ得るが、そうすると機体の大型化が免れない。
そこで、本発明は、機体の大型化を招くことなく、原稿給紙装置等の開閉体の円滑な開閉動作を実現しうる記録装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る装置は、媒体に記録を行う記録手段を備える記録装置であって、
記録装置は、
本体と、該本体の上部に配置され、本体に対して回動する開閉体と、
開閉体の回動支点となるヒンジ機構と、
を備えており、
ヒンジ機構は、筐体に設けられる第1ヒンジ部、および該第1ヒンジ部と開閉体との間に配置される第2ヒンジ部を有し、
開閉体は、第1ヒンジ部により所定の角度回動後、第2ヒンジ部により所定の角度回動可能であることを特徴とする記録装置である。
記録装置は、
本体と、該本体の上部に配置され、本体に対して回動する開閉体と、
開閉体の回動支点となるヒンジ機構と、
を備えており、
ヒンジ機構は、筐体に設けられる第1ヒンジ部、および該第1ヒンジ部と開閉体との間に配置される第2ヒンジ部を有し、
開閉体は、第1ヒンジ部により所定の角度回動後、第2ヒンジ部により所定の角度回動可能であることを特徴とする記録装置である。
この態様によれば、機体の大型化を招かずに、本体後方の装置等と干渉することなく開閉体を開閉することが可能となる。
上記態様において、記録装置は、原稿の読み取りが行われる原稿台を本体の上面に備えており、開閉体が、原稿台に原稿を給紙する原稿給紙装置であり、原稿給紙装置は、当該原稿給紙装置を本体に対して位置決めする位置決め部を有していてもよい。
この態様によれば、本体後方の装置等と干渉することなく原稿給紙装置を開閉することが可能となる。また、ヒンジ機構と位置決め部の高さを揃えた構成とすることで、位置決め部のスムーズな係脱を実現することができる。
上記態様の記録装置において、位置決め部は、原稿給紙装置を駆動するための動力を本体から伝達する連結部であってもよい。この態様によれば、本体後方の装置等と干渉することなく原稿給紙装置を開閉することが可能となり、また、ヒンジ機構と位置決め部の高さを揃えた構成とすることで、位置決め部のスムーズな係脱ないしは挿抜を実現することができる。
上記態様の記録装置において、原稿給紙装置の動力と、本体の原稿台の動力とが同一の動力源から供給されてもよい。この態様によれば、動力源を共通化することができる。
上記態様の記録装置において、ヒンジ機構と位置決め部とが同じ高さに配置されていることが好ましい。ヒンジ機構と位置決め部の高さを揃えた構成とすることで、位置決め部のスムーズな係脱ないしは挿抜を実現することができる。
上記態様の記録装置において、記録装置の後部には、媒体を給紙する給紙トレイが設けられ、ヒンジ機構は、給紙トレイより装置前方に設けられていてもよい。この態様によれば記録装置の高さを抑え、開閉体と給紙トレイとの接触を防止できる。
上記態様の記録装置において、第1ヒンジ部は下方に延出する延出部を有し、本体には延出部の可動範囲を規制するロック機構が設けられていてもよい。この態様によれば、第1ヒンジ部の可動範囲をロック機構で規制することができる。
上記態様の記録装置において、第2ヒンジ部が、第1ヒンジ部に対して着脱可能な構成であってもよい。この態様によれば、記録装置の本体に対して開閉体を着脱することができる。
上記態様の記録装置において、第1ヒンジ部には第2ヒンジ部の装着時に係止する係止部が設けられていてもよい。これにより、第1ヒンジ部から第2ヒンジ部が簡単に抜けない構成とできる。
上記態様の記録装置において、第1ヒンジ部には、第2ヒンジの回動の際に荷重を受ける受け部が設けられていてもよい。これにより、所定の角度に規制するとともに過度の力が加わっても緩和できる。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
[第1実施形態]
本実施形態の記録装置1は、開閉可能な原稿給紙装置(以下、ADFともいう)20を搭載した複合機である(図1参照)。この記録装置1はスキャナー機能付きプリンターで構成されており、本体10、ADF20…原稿給紙装置(開閉体)、ヒンジ機構30、連結部42、R−ASF60等を備えている。以下では、まず記録装置1の概要について説明し、その後、スキャナーの内部構造、連結部42の構造、ヒンジ機構30の構造について詳しく説明する。
本実施形態の記録装置1は、開閉可能な原稿給紙装置(以下、ADFともいう)20を搭載した複合機である(図1参照)。この記録装置1はスキャナー機能付きプリンターで構成されており、本体10、ADF20…原稿給紙装置(開閉体)、ヒンジ機構30、連結部42、R−ASF60等を備えている。以下では、まず記録装置1の概要について説明し、その後、スキャナーの内部構造、連結部42の構造、ヒンジ機構30の構造について詳しく説明する。
本体10は、筐体14と、該筐体14に内蔵される、紙媒体への印刷装置ならびにスキャナー装置からなる記録手段16とを含む(図1、図2参照)。本体10の上部には、スキャナー装置の原稿台であるフラットベッドスキャナー12が形成されている。
ADF20は本体10の上部に配置された原稿給紙装置である。本実施形態のADF20は、ヒンジ機構30により本体10に対して回動可能に保持されている(図2等参照)。
ヒンジ機構30は、ADF20を開閉可能に保持する機構である。本実施形態のヒンジ機構30は、本体の10の奥側(ユーザー用の操作パネル19等がある手前側とは逆側)に左右一対設けられている(図5等参照)。
連結部42は、本体10のスキャナー装置の動力をADF20に伝達し、スキャナー装置と同一の動力源(例えばモーター)でADF20を駆動する装置である。本実施形態の連結部42は、フラットベッドスキャナー12に設けられたスキャナー側連結部(出力部)42aと、ADF20に設けられたADF側連結部(入力部)42bとからなる(図3、図4等参照)。ADF側連結部42bは、ADF20を閉状態としたときのみスキャナー側連結部42aと連結した状態となる(図8等参照)。
R−ASFは、本体10の背部に設けられた給紙機構(リア給紙機構)であり、補給された紙をプリンターへ供給する(図7等参照)。
<スキャナーの内部構造>
画像を読み取るCISM(画像読取センサー)71がスキャナーキャリッジ(CR)72に保持されている(図5参照)。このスキャナーキャリッジ72には、モーター(動力源)73、SCN(スキャナー)用輪列74が取り付けられており、フラットベッド読取(フラットベッドスキャナー12における原稿の読取時)にはSCN用ラック75に動力が伝達され、スキャナーキャリッジ72がガイドレール76に沿って動き、原稿を読み取る。
画像を読み取るCISM(画像読取センサー)71がスキャナーキャリッジ(CR)72に保持されている(図5参照)。このスキャナーキャリッジ72には、モーター(動力源)73、SCN(スキャナー)用輪列74が取り付けられており、フラットベッド読取(フラットベッドスキャナー12における原稿の読取時)にはSCN用ラック75に動力が伝達され、スキャナーキャリッジ72がガイドレール76に沿って動き、原稿を読み取る。
また、フラットベッドスキャナー12には、SCN用輪列74の動力を連結部42へ伝達するADF用輪列77が設置されている。ADF20を用いた読取時には、これらADF用輪列77にSCN用輪列74が噛み合い、連結部42へ動力を伝達する(図6参照)。
<連結部>
連結部42は、出力部となる駆動側のスキャナー側連結部42aと、入力部となる従動側のADF側連結部42bとで構成される。スキャナー側連結部42aは、例えば内歯歯車で構成されており、ADF用輪列77から伝達された動力によって回転する。ADF側連結部42bは、スキャナー側連結部42aと噛み合う例えば外歯歯車で構成されており、ADF20に動力を伝達する(図8等参照)。
連結部42は、出力部となる駆動側のスキャナー側連結部42aと、入力部となる従動側のADF側連結部42bとで構成される。スキャナー側連結部42aは、例えば内歯歯車で構成されており、ADF用輪列77から伝達された動力によって回転する。ADF側連結部42bは、スキャナー側連結部42aと噛み合う例えば外歯歯車で構成されており、ADF20に動力を伝達する(図8等参照)。
また、ADF側連結部42bを構成する外歯歯車は、ADF20を閉じたときにスキャナー側連結部42aまで届くように、本体10側へ向けてADF20から突出している。ADF側連結部42bの周囲には筒状のカバー42cが設けられている(図4等参照)。一方、スキャナー側連結部42aの周囲には、長孔42dが設けられる等により、ADF20の開閉動作の途中で筒状のカバー42cが本体10に当接することを回避している。
ADF側連結部42bは、ADF20内の輪列22に動力を伝達する(図8参照)。輪列22が回転することにより、ADF20が原稿送り等の動作をする。
<ヒンジ機構>
ヒンジ機構30は、第1ヒンジ部31、および該第1ヒンジ部31とADF20との間に配置される第2ヒンジ部32を有する。本実施形態では、以下のごとき構造の第1ヒンジ部31と第2ヒンジ部32を採用している(図12等参照)。
ヒンジ機構30は、第1ヒンジ部31、および該第1ヒンジ部31とADF20との間に配置される第2ヒンジ部32を有する。本実施形態では、以下のごとき構造の第1ヒンジ部31と第2ヒンジ部32を採用している(図12等参照)。
第1ヒンジ部31は、フラットベッドスキャナー12に対して回動軸31Cを中心に前後方向に回動可能に設けられる部材によって構成される。また、第1ヒンジ部31は、第2ヒンジ部32が着脱可能な構造とされている。例えば本実施形態の第1ヒンジ部31は、中空型の略矩形の樹脂製部材で構成されており(図15等参照)、上方から第2ヒンジ部32の一部(アーム部32a)を当該中空部分へ挿し込み、あるいは引き抜くことが可能となっている(図16、図19、図20等参照)。これにより、記録装置1の本体10に対してADF20を着脱することが可能である。尚、第1ヒンジ部31には、第2ヒンジ部32を装着の際に係止する係止部31Bが形成されている。これにより、第1ヒンジ部31から第2ヒンジ部32が簡単に抜けないようにすることができる。同様の係止部が第2ヒンジ部32に設けられていてもよい。
第1ヒンジ部31には、下方に向かって延出する延出部31Aが設けられている。また、フラットベッドスキャナー12の、第1ヒンジ部31が回動軸31Cを軸中心として後方に所定量回動したところでこの延出部31Aが当接する位置には、ストッパー54が設けられている(図12、図13参照)。これら延出部31Aとストッパー54により、第1ヒンジ部31の可動範囲を規制するロック機構50が構成されている(図17、図18参照)。例えば本実施形態では、ロック機構50により、第1ヒンジ部31の後方への可動範囲を10°程度としている。
第2ヒンジ部32は、第1ヒンジ部31の中空部に対して挿抜される部分(アーム部32a)が、ADF20の背面側にピン結合されて相対的に回動可能とされたヒンジ構造からなる(図14等参照)。また、第1ヒンジ部31には、第2ヒンジ部32が回動の際に受ける受け部31Dが形成されている。
<ADF開閉動作>
ADF20の開閉動作について説明する(図9〜図14参照)。閉状態(図9、図12参照)からADF20を開く際、まずは第1ヒンジ部31が後方へ回動する。ADF側連結部42bが本体10から抜け切る角度(本実施形態の場合、約10°)までADF20を開いたところで延出部31Aがストッパー54に当接し(図10、図13参照)、第1ヒンジ部31の回動動作がそこで規制されてロックされる。その後は第2ヒンジ部32が回動することにより、ADF20を所定の状態(例えば100°程度まで回動した状態)まで開くことができる(図11、図14参照)。
ADF20の開閉動作について説明する(図9〜図14参照)。閉状態(図9、図12参照)からADF20を開く際、まずは第1ヒンジ部31が後方へ回動する。ADF側連結部42bが本体10から抜け切る角度(本実施形態の場合、約10°)までADF20を開いたところで延出部31Aがストッパー54に当接し(図10、図13参照)、第1ヒンジ部31の回動動作がそこで規制されてロックされる。その後は第2ヒンジ部32が回動することにより、ADF20を所定の状態(例えば100°程度まで回動した状態)まで開くことができる(図11、図14参照)。
なお、第1ヒンジ部31の回動可能角度は、本体10のスキャナー側連結部42aに対してADF側連結部42bを円滑に挿抜しうる角度に設定されていれば、特に限定されることはない。具体例を挙げれば、第1ヒンジ部31の回動可能角度は例えば5〜10°程度に設定されていればよい。
一方、図11、図14に示す状態からADF20を閉める際は、まず第2ヒンジ部32が回動し、所定量まで閉めた後は、ADF20の自重によって、ストッパー54がロック機構50でロックされた状態が解除され、第1ヒンジ部31が前方へ回動する(図9〜図14参照)。
記録装置1においてフラットベッド読取を行う等の際には、ADF20を開閉する必要が生じるが、本実施形態では上記のごとき、2つのヒンジ部を有するヒンジ機構30を採用することにより、R−ASFとの干渉を回避しつつADF20を開閉することができる(図21、図22等参照)。しかも、干渉を回避するにあたり、R−ASF60を後部に拡大した構造としたり、ADF20が開状態でR−ASF60と干渉しない領域まで本体10を高くして設置したりといった手段を講じなくて済むため、機体の大型化を招くことがない。
しかも、本実施形態ではヒンジ機構30と連結部42の高さを揃えた構造としていることから(図10等参照)、ヒンジ機構30を中心にADF20を開閉した際、スキャナー側連結部42aとADF側連結部42bとをスムーズに係脱ないしは挿抜させやすい(図22等参照)。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状およびサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
例えば、上記の実施形態ではADF20を搭載した複合機(スキャナー機能付きプリンター)に本発明を適用した例を説明したが、これは、媒体に記録を行う記録手段を備える記録装置1の好適な一例にすぎない。この他にも、コピー機、FAX、あるいは読み取った情報を記録媒体に記録するスキャナーといった種々の記録装置に対して本発明を適用することが可能である。
[第2実施形態]
上記の実施形態ではADF20と本体10に連結部42が設けられた記録装置1を例に説明したが、連結部42の代わりに、あるいは連結部42とともに、位置決め用突起などからなる位置決め部が設けられた記録装置1に本発明を適用することもできる。この場合、ヒンジ機構30と位置決め部の高さを揃えた構成とすることで、位置決め部のスムーズな係脱ないしは挿抜を実現することができる。
上記の実施形態ではADF20と本体10に連結部42が設けられた記録装置1を例に説明したが、連結部42の代わりに、あるいは連結部42とともに、位置決め用突起などからなる位置決め部が設けられた記録装置1に本発明を適用することもできる。この場合、ヒンジ機構30と位置決め部の高さを揃えた構成とすることで、位置決め部のスムーズな係脱ないしは挿抜を実現することができる。
[第3実施形態]
上記の第1実施形態においてはADF20が開閉する構造の記録装置1について説明したが、開閉体がADF20以外のものであってもよい。特に図示はしないが、開閉体が例えばカバー等である記録装置1に対しても上記のごときヒンジ機構30を適用することができる。
上記の第1実施形態においてはADF20が開閉する構造の記録装置1について説明したが、開閉体がADF20以外のものであってもよい。特に図示はしないが、開閉体が例えばカバー等である記録装置1に対しても上記のごときヒンジ機構30を適用することができる。
[第4実施形態]
記録装置1の本体10の上部が支点を中心に開閉可能でありメンテナンス等の作業時に開閉できる構造である等、筐体の一部が開閉体である場合、当該開閉体の支点に上記のごときヒンジ機構30を適用することもできる。
記録装置1の本体10の上部が支点を中心に開閉可能でありメンテナンス等の作業時に開閉できる構造である等、筐体の一部が開閉体である場合、当該開閉体の支点に上記のごときヒンジ機構30を適用することもできる。
本発明は、媒体に記録を行う記録手段を備える記録装置に適用して好適である。
1…記録装置、10…本体、12…フラットベッドスキャナー(原稿台)、14…筐体、16…記録手段、19…操作パネル、20…ADF:原稿給紙装置(開閉体)、22…輪列、30…ヒンジ機構、31…第1ヒンジ部、31A…(第1ヒンジ部の)延出部、31B…係止部、31C…回動軸、31D…受け部、32…第2ヒンジ部、32a…アーム部、42…連結部、42a…スキャナー側連結部(出力部)、42b…ADF側連結部(入力部)、42c…カバー、42d…長孔、50…ロック機構、54…ストッパー、60…R−ASF(リア給紙機構)、71…CISM(画像読取センサー)、72…スキャナーキャリッジ、73…モーター(動力源)、74…SCN用輪列、75…SCN用ラック、76…ガイドレール、77…ADF用輪列
Claims (10)
- 媒体に記録を行う記録手段を備える記録装置であって、
前記記録装置は、
本体と、該本体の上部に配置され、前記本体に対して回動する開閉体と、
前記開閉体の回動支点となるヒンジ機構と、
を備えており、
前記ヒンジ機構は、筐体に設けられる第1ヒンジ部、および該第1ヒンジ部と前記開閉体との間に配置される第2ヒンジ部を有し、
前記開閉体は、前記第1ヒンジ部により所定の角度回動後、前記第2ヒンジ部により所定の角度回動可能であることを特徴とする記録装置。 - 前記記録装置は、原稿の読み取りが行われる原稿台を前記本体の上面に備えており、
前記開閉体が、前記原稿台に原稿を給紙する原稿給紙装置であり、
前記原稿給紙装置は、当該原稿給紙装置を前記本体に対して位置決めする位置決め部を有していることを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。 - 前記位置決め部は、前記原稿給紙装置を駆動するための動力を前記本体から伝達する連結部であることを特徴とする、請求項2に記載の記録装置。
- 前記原稿給紙装置の動力と、前記本体の前記原稿台の動力とが同一の動力源から供給されることを特徴とする、請求項3に記載の記録装置。
- 前記ヒンジ機構と前記位置決め部とが同じ高さに配置されていることを特徴とする、請求項2から4のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記記録装置の後部には、媒体を給紙する給紙トレイが設けられ、
前記ヒンジ機構は、前記給紙トレイより装置前方に設けられることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。 - 前記第1ヒンジ部は下方に延出する延出部を有し、前記本体には前記延出部の可動範囲を規制するロック機構が設けられている、請求項1から6のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記第2ヒンジ部が、前記第1ヒンジ部に対して着脱可能な構成であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記第1ヒンジ部には前記第2ヒンジ部の装着時に係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 前記第1ヒンジ部には、前記第2ヒンジの回動の際に荷重を受ける受け部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の記録装置。
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JP2017055658A Pending JP2018158456A (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 記録装置 |
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