JP2010173841A - シート搬送装置及び画像記録装置 - Google Patents

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哲男 浅田
Yukio Shiobara
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Abstract

【課題】反転搬送路に案内されてシートを下側から上側へUターン搬送するシート搬送装置において、ジャム処理が容易なようにUターン部分が開放される手段が提供される。
【解決手段】シート搬送装置16は、記録用紙をUターンするように案内する反転搬送路23と、反転搬送路23に沿ってシートを搬送する搬送ローラ60及び排紙ローラ62と、反転搬送路23において対向配置された外側ガイド部材27及び内側ガイド部材28と、側壁14の一部を構成して外側ガイド部材27を支持し、回動軸32,33を中心として回動されることによって、外側ガイド部材27を内側ガイド部材28と対向配置させる第1姿勢、及び外側ガイド部材27を内側ガイド部材28から離間させる第2姿勢に姿勢変化されるカバー板31とを具備する。外側ガイド部材27は、カバー板31に対して、その下端側から上端側へスライド可能に配設されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、反転搬送路に案内されてシートを下側から上側へUターン搬送するシート搬送装置に関し、特に、反転搬送路のUターン部分を開放する機構を備えたシート搬送装置に関する。
記録用紙などのシートに画像記録を行う画像記録装置として、インクジェットプリンタやレーザプリンタが知られている。これらプリンタにおいて、記録紙などのシートが収容された給紙カセットからシートを給送するシート搬送装置が設けられていることが多い。シート搬送装置において、シートを搬送する経路として、シートを水平方向に沿った相反する向きへ下側から上側へUターンするように案内する経路が知られている。(特許文献1)。この経路は、「Uターンパス」とも称される。
シート搬送装置では、様々な原因によって、搬送路においてシートが詰まることがある。このようなシートの詰まりは、「ジャム」とも称され、また、詰まったシートを搬送路から取り除く作業は、「ジャム処理」と称される。このジャム処理において、装置の内部へのアクセスを容易にするために、装置の外装材の一部がカバーとして開閉可能にされた構成が知られている(特許文献2〜4)。
特開2007−223704号公報 特開平8−137363号公報 特開2001−142378号公報 特開2003−295732号公報
ジャム処理作業をできるだけ簡易なものとするために、前述されたようなカバーは、片手で操作可能に構成されていることが望ましい。具体的には、装置の外装材に対してカバーを回動可能に設けたり、取り外し可能に設けたりすることが考えられるが、カバーが外装材から取り外し可能であると、取り外されたカバーが紛失されたり、作業者によってカバーを取り付ける際の姿勢が不安定になって、カバーの取り付けが不完全になりやすいという問題がある。また、カバーを外装材に対して回動可能に構成するためには、カバーの取り付け部分に、ある程度のガタ(公差)が必要となるが、そのガタによって、搬送路を構成するガイド部材の配置が不安定となって、理想的な搬送パスが実現され難いという問題がある。
他方、特許文献1に開示された画像記録装置のように卓上に載置されるものは、載置面との干渉によって、カバーを90度以上に回動させることが難しいことが多い。仮に、搬送路がストレートである部分がカバーによって開放される構成であれば、カバーが90度以上に回動されなくとも、ジャム処理の作業性に大きな不具合はないことが多い。しかし、UターンパスのUターン部分がカバーによって開放される場合には、Uターン部分を構成する湾曲したガイド部材がカバーと共に90度程度まで回動されても、カバーによって開放される空間にガイド部材の湾曲部分が存在し、その結果、ジャム処理が行い難いという問題がある。
本発明は、前述された問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、反転搬送路に案内されてシートを下側から上側へUターン搬送するシート搬送装置において、ジャム処理が容易なようにUターン部分が開放される手段が提供されることにある。
また、本発明の他の目的は、カバーと共に外装材に対して回動される外側ガイド部材によって、シートが円滑に案内される手段が提供されることにある。
(1) 本発明に係るシート搬送装置は、シートを水平方向に沿った相反する向きへ下側から上側へUターンするように案内する反転搬送路と、上記反転搬送路に沿ってシートを搬送する搬送機構と、上記反転搬送路におけるUターン部分において対向配置された外側ガイド部材及び内側ガイド部材と、外装材の側壁の一部を構成して上記外側ガイド部材を支持し、下端側が回動軸とされて上端側が外装材の外側へ開放可能に構成されることによって、上記外側ガイド部材を上記内側ガイド部材と対向配置させる第1姿勢、及び上記外側ガイド部材を上記内側ガイド部材から離間させて、外装材の外側から上記Uターン部分へアクセス可能とする第2姿勢に姿勢変化されるカバーと、を具備する。上記外側ガイド部材は、上記カバーに対して、その下端側から上端側へスライド可能に配設されている。
シートは、搬送機構によって、反転搬送路に案内されながら下側から上側へUターンするように搬送される。反転搬送路のUターン部分は、外側ガイド部材及び内側ガイド部材が対向配置されて構成されており、これら部材の間をシートが搬送される。外側ガイド部材は、カバーと共に回動される。反転搬送路に沿ってシートが案内される際には、カバーが第1姿勢にされ、外側ガイド部材が内側ガイド部材に対向配置される。カバーが第2姿勢にされると、カバーによって塞がれていた外装材の一部分が開口されると共に、外側ガイド部材が内側ガイド部材から離間されて、反転搬送路のUターン部分へ外装材の外側からアクセス可能となる。
カバーと共に回動された外側ガイド部材は、カバーの下端側から上端側へスライド可能である。第2姿勢とされたカバーに対して外側ガイド部材がスライドされることによって、外側ガイド部材が、外装材から更に離間されるので、外装材の開口が一層大きく開放される。
(2) 上記外側ガイド部材は、第1姿勢の上記カバーに対して下端側のスライド端に位置した状態において、その直下流側に配置されて外側ガイド面を構成する固定ガイド部材のガイド面より、そのガイド面が下側にあり、且つ、そのガイド面が当該固定ガイド部材のガイド面と連続するスライド位置において、上端側へのスライドが規制されていてもよい。
カバーが第1姿勢にされると、自重によって上側ガイド部材はカバーの下端側のスライド端までスライドする。その状態において、上側ガイド部材のガイド面は、固定ガイド部材のガイド面より下側にあるので、上側ガイド部材によって案内されるシートが固定ガイド部材へ到達したときに、固定ガイド部材がシート搬送の障害になることがない。
仮に、厚みのあるシートなど、いわゆる腰の強いシートが搬送されると、シートによって外側ガイド部材が押し上げられて、第1姿勢のカバーに対して外側ガイド部材が上端側へスライドされる。外側ガイド部材のガイド面が固定ガイド部材のガイド面と連続すると、そのスライド位置において外側ガイド部材のスライドが規制される。外側ガイド部材のスライドの規制は、例えば、内側ガイド部材や装置内の他の部材との係合によって実現されうる。これにより、腰の強いシートが外側ガイド部材によって固定ガイド部材へ円滑に案内される。このようにして、カバーの回動のためのガタツキや公差などによって、外側ガイド部材が内側ガイド部材に対して正確に位置決めされなくても、シートの円滑な搬送が実現される。
(3) 上記カバーは、第1姿勢と第2姿勢との間の回動角度が90度であってもよい。
カバーを90度以上回動させなくてもよいので、カバーを装置の底付近に配置することができ、設計の自由度が増す。なお、本発明における回動角度は、およそ90度程度であることを意味するものであり、回動角度が90度より若干増減されても、本発明の作用効果が奏される。
(4) 本発明は、前述されたシート搬送装置を備え、当該シート搬送装置によって搬送されたシートに対して画像を記録する記録部を有する画像記録装置として捉えてもよい。
本発明によれば、カバーと共に回動される外側ガイド部材が、カバーの下端側から上端側へスライド可能なので、第2姿勢とされたカバーに対して外側ガイド部材がスライドされることによって、外側ガイド部材が、外装材から更に離間されて、外装材の開口が一層大きく開放される。これにより、反転搬送路のUターン部分のジャム処理が容易となる。
また、本発明によれば、第1姿勢のカバーに対して、上側ガイド部材がカバーの下端側のスライド端にあるときには、上側ガイド部材のガイド面が固定ガイド部材のガイド面より下側にあり、仮に、シートによって外側ガイド部材が押し上げられても、外側ガイド部材のガイド面が固定ガイド部材のガイド面と連続するスライド位置において外側ガイド部材のスライドが規制されるので、様々なシートが外側ガイド部材によって固定ガイド部材へ円滑に案内される。また、カバーの回動のためのガタツキや公差などによって、外側ガイド部材が内側ガイド部材に対して正確に位置決めされなくても、シートの円滑な搬送が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る複合機10の外観構成を示す図であり、背面側から見た斜視図である。 図2は、複合機10の内部構成を模式的に示す縦断面図である。 図3は、カバー板31が第2姿勢にされた状態の複合機10の外観構成を示す斜視図である。 図4は、外側ガイド部材27がカバー板31の上端側へスライドされた状態の複合機10の外観構成を示す斜視図である。 図5は、外側ガイド部材27がカバー板31の下端側へスライドされた状態のカバー30の構成を示す斜視図である。 図6は、外側ガイド部材27がカバー板31の上端側へスライドされた状態のカバー30の構成を示す斜視図である。 図7は、第1姿勢のカバー板31に対して外側ガイド部材27が下端側にある状態における図2の領域VIIを示す拡大断面図である。 図8は、第1姿勢のカバー板31に対して外側ガイド部材27が下端側から押し上げられた状態における図2の領域VIIを示す拡大断面図である。 図9は、第1変形例における複合機10の内部構成を示す縦断面図である。 図10は、第1変形例における複合機10の内部構成を示す縦断面図である。 図11は、第2変形例における複合機10の内部構成を示す縦断面図である。 図12は、第2変形例における複合機10の内部構成を示す縦断面図である。 図13は、図11における領域XIIIを示す拡大断面図である。 図14は、図12における領域XIVを示す拡大断面図である。 図15(A)は、第3変形例における複合機10の内部構成を示す縦断面図であり、図15(B)は、第3変形例における複合機10のカム91付近の内部構成を示す縦断面図である。 図16(A)は、第3変形例における複合機10の内部構成を示す縦断面図であり、図16(B)は、第3変形例における複合機10のカム91付近の内部構成を示す縦断面図である。
以下、適宜図面が参照されて、本発明の好ましい実施形態が説明される。なお、以下に述べる各実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更できることは言うまでもない。
[複合機10の概略構成]
図1に示されるように、複合機10は、プリンタ部11とスキャナ部12とを一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を有する。このプリンタ部11が、本発明の画像記録装置に相当する。なお、本発明にかかる画像記録装置は、複数の機能を有する複合機10として実施されるほか、プリント機能のみを有するプリンタとして実施されてもよい。なお本実施形態においては、プリンタ部11がインクジェット記録方式によってシートに画像記録を行うが、プリンタ部11は、レーザプリンタなどの他の記録方式でシートに画像記録を行うものであってもよい。
図1に示されるように、複合機10は、高さ(矢印102)より横幅(矢印101)及び奥行き(矢印103)が大きい幅広薄型の概ね直方体の外形である。複合機10の上部がスキャナ部12である。スキャナ部12は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されているが、本発明において、スキャナ部12は任意の構成であるため、本実施形態においては、スキャナ部12の詳細な説明は省略される。
複合機10の下部がプリンタ部11である。プリンタ部11は、スキャナ部12で読み取られた画像データや外部から入力された印刷データに基づいて、記録用紙17に画像や文書を記録する。記録用紙17は、本発明におけるシートの一例である。図2に示されるように、プリンタ部11は、給紙カセット20が開口13を通じて着脱可能に構成されている。給紙カセット20に収容された記録用紙17(図7参照)は、プリンタ部11の内部に設けられた記録ユニット24に搬送されて、記録ユニット24によって所望の画像が記録された後に、排紙トレイ21に排出される。
複合機10の正面上部には、操作パネル15が設けられている。操作パネル15は、各種情報を表示する液晶ディスプレイや、ユーザが情報を入力する入力キー等から構成される。複合機10は、この操作パネル15に入力されたコマンドや、コンピュータやデジタルカメラなどの外部情報装置から送信されたコマンドに基づいて動作する。
[プリンタ部11の概略構成]
以下に、プリンタ部11の構成が詳細に説明される。プリンタ部11は、主として、シート搬送装置16と、画像記録ユニット24とから構成されている。
図2に示されるように、プリンタ部11には、給紙カセット20の奥側から上側へ向かって反転搬送路23が形成されている。反転搬送路23は、主として、ガイド面をなす一対の外側ガイド部材27及び内側ガイド部材28が対向配置されることによって構成されており、その対向されたガイド面の間の空間を記録用紙17が通過する。反転搬送路23は、給紙カセット20の奥側から上方へ向かった後、プリンタ部11の正面側(図2における左側)へ向かってUターンするように反転されている。反転搬送路23におけるUターン部分より下流側に記録ユニット24が配置されており、更に記録ユニット24より装置正面側に排紙トレイ21が配置されている。
給紙ローラ25は、プリンタ部11の内部において、給紙カセット20の上側に配置されている。給紙ローラ25は、給紙カセット20にセットされた記録用紙17を反転搬送路23へ給送するものである。給紙ローラ25は、アーム26の先端側に設けられて、不図示のモータから駆動伝達されて回転される。
アーム26は、プリンタ部11の内部において、給紙カセット20の上側に配置されて、給紙カセット20の底面25に対して接離する方向へ回動可能である。アーム26は、アーム26及び給紙ローラ25の重量又はバネ等に付勢されており、これらに抗する反力が付与されない限り、アーム26は給紙カセット20へ近づく向きへ回動する。
前述されたようにしてアーム26が下側へ回動されると、その先端部に支持された給紙ローラ25が給紙カセット20に載置された記録用紙17と当接する。その状態で、給紙ローラ25が回転されると、給紙ローラ25のローラ面と記録用紙17との間に発生する摩擦力により、給紙カセット20における最上位置の記録用紙17が給紙向き104へ送り出される。給紙カセット20の奥側には傾斜ガイド板22が設けられており、給紙向き104へ送り出された記録用紙17は、その先端が傾斜ガイド板22によって上側へ案内されて、反転搬送路23へ進入する。
反転搬送路23には、記録ユニット24へ記録用紙17を搬送する搬送ローラ60と、記録ユニット24から記録用紙17を排出する排紙ローラ62とが設けられている。また、搬送ローラ60の下側には、搬送ローラ60に圧接するピンチローラ61が設けられており、排紙ローラ62に圧接する拍車63が設けられている。搬送ローラ60及び排紙ローラ62は、不図示のモータから駆動伝達されて回転される。搬送ローラ60及び排紙ローラ62の駆動は同期されており、画像記録の際には所定の回転角度で間欠して駆動され、画像記録の前後においては連続駆動される。これにより、シート搬送装置16によって給紙向き104へ給送された記録用紙17は、反転搬送路23に案内されて、下側から上側へUターンされて、給紙向き104と相反する水平方向の向きである記録向き105へ搬送されて記録ユニット24に至り、記録ユニット24によって画像が記録された後、排紙トレイ21に排出される。これら、給紙ローラ25、搬送ローラ60、ピンチローラ61、排紙ローラ62及び拍車63によって、本発明の搬送機構が構成されている。
記録ユニット24は、反転搬送路23において記録用紙17が記録向き105へ搬送される過程において、記録用紙17に画像を記録するものである。記録ユニット24は、インクジェット方式で画像記録を行う。記録ユニット24は、主として記録ヘッド65とプラテン66とによって構成されている。このようなインクジェット方式の記録ユニット24は公知であるので、本実施形態では詳細な説明が省略されるが、前述された搬送ローラ60及び排紙ローラ62によって、記録用紙17が、記録ユニット24のプラテン66上において、所定の改行幅で間欠して記録向き105へ搬送され、記録用紙17の搬送が間欠された間に、記録ヘッド65が幅方向101に往復移動されながらインク滴を選択的に記録用紙17へ噴出する。この記録用紙17の間欠搬送と記録ヘッド65の往復移動とが繰り返されて、記録用紙17に所望の画像が記録される。
[カバー30]
以下に、プリンタ部11の内部を開放させるためのカバー30が詳細に説明される。図1から図6に示されるように、カバー30は、主として、カバー板31と外側ガイド部材27とから構成されている。
図1に示されるように、複合機10における装置背面側の側壁14には、プリンタ部11の反転搬送路23と対向する付近に幅方向101に幅広な長方形の開口16が形成されている。カバー板31は、この開口16とほぼ同形状の平板である。図5に示されるように、カバー板31における幅方向101の側壁37,38には、一対の回動軸32,33がそれぞれ設けられている。この回動軸32,33が、開口16の周縁に設けられた軸受け(不図示)に支持されて、図1及び図4に示されるように、カバー板31が開口16に対して開閉可能に側壁14に取り付けられている。本実施形態においては、図1に示されるカバー板31の姿勢が、第1姿勢と称され、また、図4に示されるカバー板31の姿勢が、第2姿勢と称される。また、本明細書においては、図1に示されるように、カバー板31が第1姿勢にされた状態における高さ方向102の下側の縁が下端と称され、上側の縁が上端と称される。
カバー板31は、第1姿勢において、開口16を閉塞して側壁14の一部をなす。つまり、カバー板31は、複合機10の外装材の一部をなす。図5及び図6に示されるように、カバー板31に組み付けられた外側ガイド部材27には、ロックレバー34が設けられている。このロックレバー34は、図1に示されるように第1姿勢のカバー板31に対して、上側を回動軸側として、下側がカバー板31から外側へ突出するように上側へ向かって回動可能にカバー板31に組み付けられている。各図には現れていないが、ロックレバー34は、コイルバネによって付勢されており、外力が付与されない限りは、図1に示されるように、カバー板31と同一面をなすように下側へ回動された姿勢を維持する。
図5に示されるように、ロックレバー34には、カバー板31からプリンタ部11の内部へ向かって突出するフック35,36が設けられている。このフック35,36はロックレバー34とともに回動される。図1に示されるように、カバー板31が第1姿勢であり、ロックレバー34に外力が付与されない状態において、フック35,36はプリンタ部11の内部の適当な部材と係合して、カバー板31が第1姿勢から第2姿勢へ回動されることを制止する。ロックレバー34がコイルバネの付勢に抗して上側へ回動されると、フック35,36による係合が外れて、カバー板31が回動可能な状態となる。そして、ロックレバー34を持ち手としてカバー板31が下側へ回動されると、カバー板31が第2姿勢となる。
図5及び図6に示されるように、カバー板31には、プリンタ部11の内部側を向く面に外側ガイド部材27が設けられている。外側ガイド部材27は、カバー板31に対して、下端側から上端側へスライド可能に設けられている。詳細に説明するに、カバー板31の側壁37,38には、相互に対向する面から突出する突片39,40が設けられている。この突片39,49は、第1姿勢のガイド板31において高さ方向102に沿って延びる薄板である。外側ガイド部材27の側壁41,42には、この突片39,40がそれそれ係合するガイドレール43,44が形成されている。このガイドレール43,44は、突片39,40が挿入される凹溝であり、突片39,40と同様に、第1姿勢のガイド板31において高さ方向102に沿って延びている。カバー板31の突片39,40と、外側ガイド部材27のガイドレール43,44とがそれぞれ係合することによって、外側ガイド部材27が、カバー板31に対して、下端側と上端側との間でスライド可能に組み付けられている。
図5に示されるように、外側ガイド部材27がカバー板31の下側のスライド端までスライドされた姿勢が、本実施形態において第1スライド姿勢と称され、また、外側ガイド部材27がカバー板31の上側のスライド端までスライドされた姿勢が、本実施形態において第2スライド姿勢と称される。
図5,6に示されるように、外側ガイド部材27は、前述されたロックレバー34や側壁41,42などによって構成される本体部分45と、記録用紙17をガイドする反転搬送路23を構成するガイド部分46とに大別される。ガイド部分46は、幅方向101に幅広な薄板であり、第1姿勢における高さ方向102に対して円弧をなすように湾曲されている。このガイド部分46が、内側ガイド部材28と所定の間隔で対向配置されることによって、反転搬送路23のUターン部分を構成する。
図1及び図2に示されるように、外側ガイド部材27がカバー板31に対して第1スライド姿勢にされ、かつカバー板31が第1姿勢にされると、ガイド部分46が内側ガイド部材28と対向配置されて、反転搬送路23が形成される。一方、図3に示されるように、カバー板31が第2姿勢にされると、外側ガイド部材27がカバー板31と共に回動されて、ガイド部分46が内側ガイド部材28から離間される。これにより、複合機10の側壁14において開口16が開放され、かつ反転搬送路23が視認可能な状態に開放される。
さらに、図4に示されるように、外側ガイド部材27が、第1スライド姿勢から第2スライド姿勢にスライドされると、外側ガイド部材27が、側壁14から更に離間される。これにより、開口16を通じて反転搬送路23へアクセスするための空間が大きくなる。
カバー板31が閉じられるときには、外側ガイド部材27が第2スライド姿勢から第1スライド姿勢にスライドされて、カバー板31が上側へ押し上げられるように回動される。カバー31が第1姿勢にされると共に、ロックレバー34のフック35,36が、プリンタ部11の内部部材と係合されて、カバー板31が第1姿勢に維持される。
図7に示されるように、カバー板31が第1姿勢にされた状態においては、外側ガイド部材27が第1スライド姿勢にされている。この状態において、外側ガイド部材27は、第1姿勢のカバー板31に対して若干だけスライド可能である。
詳細に説明するに、図7に示されるように、外側ガイド部材27がカバー板31に対して第1スライド姿勢であると、ガイド部分46は、その下流端47におけるガイド面48が、その直下流側に配置されて外側ガイド面を構成する固定ガイド部材50のガイド面51より下側となる。したがって、例えば、厚みが薄く、いわゆる腰の弱い記録用紙17が反転搬送路23を搬送されているときには、記録用紙17が外側ガイド部材27を押し上げることなく、記録用紙17はガイド部分46のガイド面48に沿ってUターン搬送されて、固定ガイド部材50のガイド面51に到達する。このとき、ガイド面48とガイド面51との境界には段差が生じているが、ガイド面51がガイド面48より湾曲外側にあるので、つまり上側にあるので、記録用紙17の先端が、ガイド面48,51の境界で外側ガイド部材27又は固定ガイド部材50に当接して搬送の障害が生じることがない。
一方、図8に示されるように、例えば、厚みのある記録用紙17など、いわゆる腰の強い記録用紙17が反転搬送路23を搬送されているときには、記録用紙17によって外側ガイド部材26が押し上げられて、外側ガイド部材26が第1スライド姿勢から第2スライド姿勢側へスライドされる。ガイド部分46のガイド面48が、固定ガイド部材50のガイド面51とほぼ同じ高さになって連続すると、そのスライド位置において、外側ガイド部材27の本体部分45が固定ガイド部材50に当接して、外側ガイド部材27のスライドが規制される。これにより、腰の強い記録用紙17の搬送においては、外側ガイド部材27が若干上側へスライドされることによって、反転搬送路23のUターン部分の径が大きくなって、記録用紙17とガイド面48との摩擦が軽減され、かつ、ガイド面48とガイド面50とが連続されることによって、記録用紙17の円滑な搬送が実現される。
[本実施形態の作用効果]
前述されたように、複合機10によれば、カバー板31と共に回動される外側ガイド部材27が、カバー板31の下端側から上端側へスライド可能なので、第2姿勢とされたカバー板31に対して外側ガイド部材27が第2スライド姿勢にされることによって、外側ガイド部材27が、側壁14から更に離間されて、側壁14の開口16が一層大きく開放される。これにより、反転搬送路23のUターン部分のジャム処理が容易となる。
また、第1姿勢のカバー板31に対して、上側ガイド部材27が第1スライド姿勢であれば、ガイド部分46のガイド面48が固定ガイド部材50のガイド面51より下側にあり、腰の強い記録用紙17によって外側ガイド部材27が押し上げられても、ガイド面48がガイド面50と連続するスライド位置において外側ガイド部材27のスライドが規制されるので、様々なシートが外側ガイド部材27によって固定ガイド部材50へ円滑に案内される。また、カバー板31の回動のためのガタツキや公差などによって、外側ガイド部材27が内側ガイド部材28に対して正確に位置決めされなくても、シートの円滑な搬送が実現される。
また、カバー板31は、第1姿勢と第2姿勢との間の回動角度が90度であり、カバー板31を90度以上回動させなくても開口16が開放されるので、カバー板31を複合機10の底付近に配置することができ、設計の自由度が増す。また、複合機10が卓上に載置されても、ジャム処理を容易に実施することができる。
[第1変形例]
以下に、前述された実施形態の第1変形例が説明される。第1変形例においては、カバー板31が第1姿勢から第2姿勢へ回動されるときに、給紙カセット20が開口13から装置手前側へ抜き出されるように構成された点において、前述された実施形態と異なり、その他の構成は同様である。したがって、前述された実施形態と異なる点についてのみ詳細な説明がなされ、その他の同様の構成については詳細な説明が省略される。なお、第1変形例において、前述された実施形態と同じ参照符号によって示される部材は、前述された実施形態における部材と同じものである。
図9及び図10に示されるように、第1変形例においては、カバー板31の下端側にレバー70が設けられている。このレバー70は、カバー板31の下端から、複合機10の側壁14の内側へ向かって斜め下方へ突出されている。レバー70は、カバー板31の回動に伴って、カバー板31の回動軸33,34を回動中心として回動する。
図9に示されるように、第1姿勢のカバー板31において、レバー70の先端は、給紙カセット20の傾斜ガイド板22付近において給紙カセット20の背面18に当接するか、或いは背面18と近接する位置にある。このときの給紙カセット20は、プリンタ部11の開口13から装置内へ押し込まれてセットされた状態にある。したがって、アーム26が下側へ回動されて、給紙ローラ25が、給紙カセット20に収容された記録用紙17と当接し得る。したがって、この状態からプリンタ部11が動作されると、給紙カセット20に収容された記録用紙17が、順次、反転搬送路23へ給送される。
図10に示されるように、カバー板31が第2姿勢にされると、カバー板31と共に回動するレバー70の先端が、給紙カセット20の背面18に当接して、給紙カセット20を開口13から引き出す向き(矢印106)へ押し出す。給紙カセット20が矢印106へ押し出されて装置正面側へ移動されると、給紙カセット20に形成されたカムフォロワによってアーム26が上側へ回動されて、給紙ローラ25が上側へ移動される。これにより、給紙カセット20に収容された記録用紙17から給紙ローラ25が離れる。したがって、仮に、カバー板31が閉められることなく、つまり第2姿勢にされた状態で、プリンタ部11に動作開始の指示がなされて給紙ローラ25が回転されたとしても、給紙ローラ25が給紙カセット20に収容された記録用紙17と接触していないので、給紙カセット20から記録用紙17が反転搬送路23へ給送されて、開口16から複合機10の外側へ飛び出すという不具合が生じない。
一方、ジャム処理がされた後、カバー板31が第2姿勢から第1姿勢に回動されて、カバー板31によって開口16が閉塞されると、レバー70がカバー板31と共に回動されて、レバー70の先端が給紙カセット20の背面18から離れる。そして、給紙カセット20が装置背面側へ押し込まれると、図9に示されるように、アーム26が下側へ回動されて、給紙ローラ25が、給紙カセット20に収容された記録用紙17と当接する。
他方、ジャム処理がされた後、カバー板31が第2姿勢にされた状態で、給紙カセット20が装置背面側へ押し込まれると、給紙カセット20の背面18がレバー70の先端に当接して、レバー70が装置背面側へ押し込むように回動される。このレバー70の回動に伴って、カバー板31が第2姿勢から第1姿勢に回動されて、開口16が閉塞される。これにより、カバー板31が第2姿勢にされた状態で、給紙カセット20から反転搬送路23へ記録用紙17が給送されることがない。
[第2変形例]
以下に、前述された実施形態の第2変形例が説明される。第2変形例においては、給紙カセット20に、傾斜ガイド板22の上側へ飛び出し可能なストッパ80が設けられ、このストッパ80が、カバー板31の回動に連動して姿勢変化するように構成された点において、前述された実施形態と異なり、その他の構成は同様である。したがって、前述された実施形態と異なる点についてのみ詳細な説明がなされ、その他の同様の構成については詳細な説明が省略される。なお、第2変形例において、前述された実施形態と同じ参照符号によって示される部材は、前述された実施形態における部材と同じものである。
図11及び図12に示されるように、給紙カセット20には、傾斜ガイド板22より奥側にストッパ80が設けられている。図13及び図14に示されるように、ストッパ80は、幅方向101に延出された回動軸81を回動中心として回動可能に設けられている。ストッパ80の先端82は鈎状に形成されており、その先端82は、傾斜ガイド板22の上側へ飛び出し可能である。ストッパ80は、不図示のコイルバネによって、先端82が傾斜ガイド板22に当接する回動向きへ付勢されている。したがって、ストッパ80は、外力が付与されなければ、先端82が傾斜ガイド板22側へ回動されて、先端82が傾斜ガイド板22と当接し、その回動姿勢において、先端82は、傾斜ガイド板22の上側へ飛び出している。
前述されたように、ストッパ80の先端82が傾斜ガイド板22の上側へ飛び出していると、給紙カセット20に装填されるために、装置正面側(傾斜ガイド板22と反対側)から給紙カセット20内へ挿入された記録用紙17の先端が、傾斜ガイド板22に沿って斜め上方へ案内されても、ストッパ80の先端82に当接することによって、記録用紙17の先端が給紙カセット20から飛び出した状態になることがない。したがって、給紙カセット20に記録用紙17が不完全にセットされることが防止される。
図11に示されるように、給紙カセット20が複合機10にセットされると、ストッパ80は、カバー30に当接して、コイルバネの付勢力に抗して、その先端82が傾斜ガイド板22から離間する向きへ回動される。詳細には、図13に示されるように、ストッパ80には、切欠きによって上方を向いてほぼ水平方向へ延びる当接面83が形成されている。この当接面83は、第1姿勢における外側ガイド部材27の本体部分45と当接するように形成されている。ガイド板31が第1姿勢にされると、外側ガイド部材27は、内側ガイド部材28と対向する位置に配置され、その外側ガイド部材27の本体部分45の一部が、ストッパ80の当接面83に当接して、当接面83を下側へ押しやる。これにより、ストッパ80が、回動軸81を中心として、その先端82が傾斜ガイド板22から離れる方向へ回動される。これにより、給紙カセット20が複合機10にセットされると、ストッパ80の先端82が傾斜ガイド板22から離れるので、給紙ローラ25によって給紙カセット20から送り出された記録用紙17は、順次、反転搬送路23へ進入する。
一方、図12に示されるように、カバー板31が第2姿勢にされると、カバー板31と共に回動する外側ガイド部材27の本体部分45が、ストッパ80の当接面83から離れる。そうすると、ストッパ80は、コイルバネに付勢されて、その先端82が傾斜ガイド板22側へ回動して、図14に示されるように、先端82が傾斜ガイド板22の上側へ飛び出す。これにより、ジャム処理において、給紙カセット20から反転搬送路23へ給送されてジャムを起こした記録用紙17が開口16から引き抜かれても、静電気などによって、その記録用紙17に連なって給紙カセット20から引っ張り出される他の記録用紙17は、ストッパ80の先端82に当接して制止される。
[第3変形例]
以下に、前述された実施形態の第3変形例が説明される。第3変形例においては、カバー板31が第1姿勢から第2姿勢へ回動されるときに、アーム26が上側へ回動されるように構成された点において、前述された実施形態と異なり、その他の構成は同様である。したがって、前述された実施形態と異なる点についてのみ詳細な説明がなされ、その他の同様の構成については詳細な説明が省略される。なお、第3変形例において、前述された実施形態と同じ参照符号によって示される部材は、前述された実施形態における部材と同じものである。
図15及び図16に示されるように、第3変形例においては、カバー板31の下端側にレバー90が設けられている。このレバー90は、第1姿勢におけるカバー板31の下端から、複合機10の側壁14に沿って下方へ突出されている。レバー90は、カバー板31の回動に伴って、カバー板31の回動軸33,34を回動中心として回動する。
図15及び図16に示されるように、プリンタ部11には、給紙カセット20に対して幅方向101における外側にカム91が設けられている。このカム91は、給紙カセット14の側壁に沿って起立された平板形状のものである。カム91は、複合機10の奥行き方向103に沿って延出されており、側壁14側の端部に、高さ方向102へ延びる長穴92が形成されている。レバー90の先端付近には、幅方向101へ突出するボス95(図15,16において点線で示されている。)が設けられており、このボス95が長穴92に係入されて、レバー90とカム91とが連結されている。
一方、カム91における開口13側の端部は、上端付近が斜めに切り欠かれて、斜め上側を向く斜面であるガイド面93が形成されている。このガイド面93は、給紙ローラ25を支持しているアーム26と当接し得る。カム91は、プリンタ部11において、奥行き方向103へスライド可能に設けられている。
図15及び図16に示されるように、アーム26にはカムフォロワ94が設けられている。このカムフォロワ94は、後述されるように、カム91のガイド面93によって回動されるものであり、カムフォロワ94はアーム26とともに回動される。
図15に示されるように、第1姿勢のカバー板31において、レバー90は、側壁14に沿って下方へ延出された姿勢にあり、このレバー90の姿勢において、レバー90に設けられたボス95は、カム91に形成された長穴92の下端付近に位置される。このボス95と長穴92との係合配置では、カム91が側壁14側のスライド端に位置される。また、このカム91の状態において、アーム26は、給紙ローラ25が給紙カセット20に収容された記録用紙17と当接し得るまで下側へ回動可能である。したがって、この状態からプリンタ部11が動作されると、給紙カセット20に収容された記録用紙17が、順次、反転搬送路23へ給送される。
図16に示されるように、カバー板31が第2姿勢にされると、カバー板31と共に回動するレバー90のボス95が、カム91の長穴92を上側へ移動する。このボス95の移動によって、カム91が開口13側へスライドされる。このとき、給紙カセット20はプリンタ部11にセットされたままである。カム91が開口13側へスライドされると、カム91のガイド面93がアーム26のカムフォロワ94に当接し、カム91のスライドとともにカムフォロワ94が上側へ持ち上げられるように回動される。このカムフォロワ94の回動に伴ってアーム26が上側へ回動され、給紙ローラ25も上側へ移動される。これにより、給紙カセット20に収容された記録用紙17から給紙ローラ25が離れる。したがって、仮に、カバー板31が閉められることなく、つまり第2姿勢にされた状態で、プリンタ部11に動作開始の指示がなされて給紙ローラ25が回転されたとしても、給紙ローラ25が給紙カセット20に収容された記録用紙17と接触していないので、給紙カセット20から記録用紙17が反転搬送路23へ給送されて、開口16から複合機10の外側へ飛び出すという不具合が生じない。
一方、ジャム処理がされた後、カバー板31が第2姿勢から第1姿勢に回動されて、カバー板31によって開口16が閉塞されると、レバー90のボス95がカバー板31と共に回動されて、ボス95が長穴92を下側へ移動する。これにより、カム91が側壁14側へスライドされ、カム91のガイド面93がアーム26のカムフォロワ94から離れる。そうすると、アーム26は、自重等によって下側へ回動されて、給紙ローラ25が、給紙カセット20に収容された記録用紙17と当接する。これにより、給紙カセット20から記録用紙17が給送可能となる。
11・・・プリンタ部(画像記録装置)
14・・・側壁
16・・・シート搬送装置
23・・・反転搬送路
24・・・記録ユニット(記録部)
25・・・給紙ローラ(搬送機構)
27・・・外側ガイド部材
28・・・内側ガイド部材
31・・・カバー板(カバー)
32,33・・・回動軸
48,51・・・ガイド面
50・・・固定ガイド部材
60・・・搬送ローラ(搬送機構)
61・・・ピンチローラ(搬送機構)
62・・・排紙ローラ(搬送機構)
63・・・拍車(搬送機構)

Claims (4)

  1. シートを水平方向に沿った相反する向きへ下側から上側へUターンするように案内する反転搬送路と、
    上記反転搬送路に沿ってシートを搬送する搬送機構と、
    上記反転搬送路におけるUターン部分において対向配置された外側ガイド部材及び内側ガイド部材と、
    外装材の側壁の一部を構成して上記外側ガイド部材を支持し、下端側が回動軸とされて上端側が外装材の外側へ開放可能に構成されることによって、上記外側ガイド部材を上記内側ガイド部材と対向配置させる第1姿勢、及び上記外側ガイド部材を上記内側ガイド部材から離間させて、外装材の外側から上記Uターン部分へアクセス可能とする第2姿勢に姿勢変化されるカバーと、を具備し、
    上記外側ガイド部材は、上記カバーに対して、その下端側から上端側へスライド可能に配設されているシート搬送装置。
  2. 上記外側ガイド部材は、第1姿勢の上記カバーに対して下端側のスライド端に位置した状態において、その直下流側に配置されて外側ガイド面を構成する固定ガイド部材のガイド面より、そのガイド面が下側にあり、且つ、そのガイド面が当該固定ガイド部材のガイド面と連続するスライド位置において、上端側へのスライドが規制されている請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 上記カバーは、第1姿勢と第2姿勢との間の回動角度が90度である請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のシート搬送装置を備え、
    上記シート搬送装置によって搬送されたシートに対して画像を記録する記録部を有する画像記録装置。
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CN110884266A (zh) * 2019-11-28 2020-03-17 浪潮金融信息技术有限公司 一种基于打印机出纸的导纸装置

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