JP2018158055A - 芯なしロールペーパー製造方法 - Google Patents

芯なしロールペーパー製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018158055A
JP2018158055A JP2017058403A JP2017058403A JP2018158055A JP 2018158055 A JP2018158055 A JP 2018158055A JP 2017058403 A JP2017058403 A JP 2017058403A JP 2017058403 A JP2017058403 A JP 2017058403A JP 2018158055 A JP2018158055 A JP 2018158055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
adhesive
roll
wide
thin paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017058403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6344701B1 (ja
Inventor
暁 黒崎
Akira Kurosaki
暁 黒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corelex Shin Ei Manufacturing Co Ltd
Corelex Shin-Ei Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Corelex Shin Ei Manufacturing Co Ltd
Corelex Shin-Ei Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2017058403A priority Critical patent/JP6344701B1/ja
Application filed by Corelex Shin Ei Manufacturing Co Ltd, Corelex Shin-Ei Manufacturing Co Ltd filed Critical Corelex Shin Ei Manufacturing Co Ltd
Priority to ES17902446T priority patent/ES2963049T3/es
Priority to CN201780005348.1A priority patent/CN108934159B/zh
Priority to PL17902446.8T priority patent/PL3603469T3/pl
Priority to US16/461,183 priority patent/US10889458B2/en
Priority to DK17902446.8T priority patent/DK3603469T3/da
Priority to EP17902446.8A priority patent/EP3603469B1/en
Priority to PCT/JP2017/042805 priority patent/WO2018173368A1/ja
Priority to TW107101205A priority patent/TWI667983B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6344701B1 publication Critical patent/JP6344701B1/ja
Publication of JP2018158055A publication Critical patent/JP2018158055A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/16Paper towels; Toilet paper; Holders therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • B65H35/0013Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices and applying the article or the web by adhesive to a surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H18/00Winding webs
    • B65H18/08Web-winding mechanisms
    • B65H18/10Mechanisms in which power is applied to web-roll spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • B65H35/0073Details
    • B65H35/008Arrangements or adaptations of cutting devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/24Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven
    • A47K10/32Dispensers for paper towels or toilet-paper
    • A47K2010/3206Coreless paper rolls
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1052Methods of surface bonding and/or assembly therefor with cutting, punching, tearing or severing

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Sanitary Thin Papers (AREA)

Abstract

【課題】廃棄する部分を生じさせることなく使い切ることができる芯なしロールペーパーの製造方法を提供する。【解決手段】原反ロール10から幅広の薄紙11を引き出す第1過程と、幅広の薄紙11に接着剤を噴射する第2過程と、幅広の薄紙11を巻軸17に巻き付けてログロール20を生成する第3過程と、ログロール20を輪切り裁断して複数のロールペーパーを生成する第4過程とを有し、前記第2過程は、幅広の薄紙11の、巻軸17へ巻き付ける巻始め部分であって、該幅広の薄紙11の幅方向両端ならびに第4過程で裁断される位置に、巻軸17へ巻き付けられた幅広の薄紙11を凝固させるとともに該凝固状態から薄紙に剥離することが可能な接着力を有する第1接着剤を付着させる第5過程と、第1接着剤を付着させた各位置の間に、第1接着剤よりも接着力の弱い第2接着剤を付着させる第6過程と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、芯材を備えていないロールペーパーを、ロール終端まで使い切ることを可能にする芯なしロールペーパーの製造方法に関するものである。
一般的なトイレットペーパーなどのロールペーパーは、筒状の厚紙などからなる芯材を備え、この芯材に薄紙材からなるペーパーを巻上げてロール状に形成させている。また、上記の厚紙からなる芯材を備えることなく、薄紙材のみを巻上げてロール状に形成した芯なしのトイレットペーパーなども製造されている。
厚紙などの芯材を備えないロールペーパーは、特に、ロール軸方向に外力が加えられたとき、ロール形状が押しつぶされて中心孔などに変形が生じ易い。そのため、芯材を備えないロールペーパーを製造するとき、薄紙材の巻始め部分に接着剤を塗布して巻回し、当該ロールペーパーの軸心となる部分の薄紙材を筒状に固めている(例えば、特許文献1参照)。
また、トイレットペーパーなどを製造するときに、原反ロールから幅広トイレットペーパーを引き出し、これを巻軸に巻き取ってログロールを製造する。この後、当該ログロールを複数の所定位置で輪切りにし、製品サイズの紙幅を有する複数のトイレットペーパーを製造している(例えば、特許文献2参照)。
特開2016−131761号公報 特開2016−59760号公報
従来の芯なしロールペーパーは、上記のようにロール巻き始めの部分に接着剤等を一様に塗布し、中心孔を形成する芯部分を硬く固めていたので、ロールペーパーを使い切る間際になると、上記の固めた部分から薄紙を剥離させて使用することが難しくなる。また、上記のように固めた部分は、薄紙に剥離させることができないことからゴミとなってしまい、薄紙材のみを用いた製品を提供しても廃棄する部分が生じてしまうという問題点があった。
本発明は上記の課題に鑑みなされたもので、廃棄する部分を生じさせることなく使い切ることができる芯なしロールペーパーの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る芯なしロールペーパー製造方法は、原反ロールから幅広の薄紙を引き出す第1過程と、前記幅広の薄紙に接着剤を噴射する第2過程と、前記幅広の薄紙を巻軸に巻き付けてログロールを生成する第3過程と、前記ログロールを輪切り裁断して複数のロールペーパーを生成する第4過程と、を有し、前記第2過程は、前記幅広の薄紙の、前記巻軸へ巻き付ける巻始め部分であって、該幅広の薄紙の幅方向両端ならびに前記第4過程で裁断される位置に、前記巻軸へ巻き付けられた幅広の薄紙を凝固させるとともに該凝固状態から薄紙に剥離することが可能な接着力を有する第1接着剤を付着させる第5過程と、前記第1接着剤を付着させた各位置の間に、前記第1接着剤よりも接着力の弱い第2接着剤を付着させる第6過程と、を有することを特徴とする。
前記第5過程は、前記第4過程で裁断されるロールペーパーの中心孔に該ロールペーパーを保持するホルダーの支持部材を挿入させたとき、該支持部材と接する部分に前記第1接着剤を付着させることを特徴とする。
本発明によれば、芯材に相当する部分を残すことなく使いきることができ、また、ロール形状から薄紙を引き出すとき、当該薄紙がちぎれることを防いでロールペーパーの最終端まで容易に引き出すことができる。
本発明の芯なしロールペーパー製造方法を用いた製造装置の概略構成を示す説明図である。 図1の製造装置の動作を示す説明図である。 図2のログロールから裁断したトイレットペーパーの概観図である。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
(実施例)
図1は、本発明の芯なしロールペーパー製造方法を用いた製造装置1の概略構成を示す説明図である。図1(a)は、製造装置1を側方視したときの当該装置各部の配置構成を示している。また、図1(b)は、製造装置1において幅広ペーパー11(幅広の薄紙)に各接着剤を塗布する部分を簡略化して示したもので、製造装置1内において原反ロール10から巻軸17へ移送されている幅広ペーパー11の表面を、上方視したときの各部の配置を示しており、図1(a)に示したカッター19などの図示を省略している。
製造装置1は、所定位置に原反ロール10が設置され、この原反ロール10から幅広ペーパー11を引き出す送り出しローラー12,13を上記の原反ロール10の外周と接するように備えている。また、製造装置1は、摩擦ローラー14,15およびライダーローラー16を巻軸17の周辺に備え、巻軸17へ幅広ペーパー11を巻き取るように配置構成されている。
また、製造装置1は、原反ロール10と巻軸17との間に、接着剤供給器18とカッター19を備えている。図1に示した製造装置1では、接着剤供給器18およびカッター19は、送り出しローラー13から送出された幅広ペーパー11が巻軸17に巻き取られる直前の位置(巻軸17近傍)に設置されている。
接着剤供給器18は、図1(b)に示したように、原反ロール10から引き出された幅広ペーパー11表面の上方に設置されており、当該幅広ペーパー11の幅方向両端の間に、直線状に渡って配置されている。
また、接着剤供給器18は、複数の噴射器31と噴射器32とを交互に配置して幅広ペーパー11表面の各所定位置(所定範囲)に、各々異なる接着剤を噴射するように構成されている。
詳しくは、幅広ロールペーパー11の幅方向両端部分には、いずれも噴射器31が配置されるように、噴射器31と噴射器32とを交互に並べて備えている。
噴射器31は、後述するように巻軸17に巻き取られた幅広ペーパー11を凝固させ、また、後に凝固状態から容易に薄紙として剥離することが可能な接着力を有する第1接着剤を噴射するように構成されている。
噴射器32は、第1接着剤よりも接着力が弱く、凝固したときには、第1接着剤によって凝固した部分よりも硬さなどが劣り、容易に薄紙を剥離することができる第2接着剤を噴射するように構成されている。
なお、製造装置1に制御手段等を備え、当該制御手段等によって製造装置1の各部を制御し、ここで説明する動作を行うように構成してもよい。
次に動作について説明する。
製造装置1は、例えば、送り出しローラー12,13を回転駆動して原反ロール10を回転させ、当該原反ロール10から所定速度で幅広ペーパー11を引き出し、巻軸17へ向かって移動させる。
巻軸17近傍へ到達した幅広ペーパー11は、巻軸17と摩擦ローラー14との間に挟み込まれ、さらに巻軸17と摩擦ローラー15との間に挟み込まれることにより、巻軸17の軸周囲に巻き付けられる。
また、順次、原反ロール10から送り出された幅広ペーパー11が上記のように巻軸17へ巻上げられるとき、幅広ペーパー11の巻上げ外周部分にライダーローラー16が適度な圧力を加えて、しわなどが生じないように、また、巻軸17を軸心として真円状となるように当該幅広ペーパー11を巻回させる。
幅広ペーパー11の巻上げを継続することにより、真円状に巻上げた部分の径が所定の大きさになったとき、あるいは所定長さの幅広ペーパー11を巻回させたとき、原反ロール10からの幅広ペーパー11送り出しを停止させるとともにカッター19を動作させ、摩擦ローラー14と巻軸17との間に引き込まれる幅広ペーパー11を切断してログロール20を形成させる。
図2は、図1の製造装置1の動作を示す説明図である。この図は、幅広ペーパー11を巻軸17に巻き取る部分の斜視図であり、摩擦ローラー14,15、ライダーローラー16、カッター19などの図示を省略している。また、接着剤供給器18に備えられた噴射器31,32を図示し、当該接着剤供給器18の詳細な構成の図示を省略している。なお、図中、破線で示した部分は、幅広ペーパー11の巻取りを終了させた後、完成したログロール20を輪切りに裁断する位置を示している。
接着剤供給器18は、前述のように複数の噴射器31および噴射器32を、幅広ペーパー11の幅方向に沿って直線状に配置して備えている。
噴射器31は、巻軸17に巻上げられる直前の幅広ペーパー11の幅方向両端部、及び、前述の輪切りにする位置へ第1接着剤41を噴射するように配置されている。噴射器32は、噴射器31よりも1個少なく接着剤供給器18に備えられ、各噴射器31が第1接着剤41を噴射する(幅広ペーパー11表面の)各位置の間に、第2接着剤42を噴射するように配置されている。
上記のように構成された接着剤供給器18は、移動している幅広ペーパー11に向かって各噴射機31,32から例えば同時に第1接着剤41および第2接着剤42を各々噴射し、幅広ペーパー11の幅方向に沿って直線状に各接着剤を付着させる。
詳しくは、各噴射機31から噴射する第1接着剤41は、破線で示した裁断位置を跨いで、また、各裁断位置から所定の範囲内に付着させる。各噴射機32から噴射する第2接着剤42は、幅広ペーパー11の幅方向において、上記の第1接着剤41を付着させた各範囲の間に付着させ、ログロール20を裁断することによって生成される各トイレットペーパー(ロールペーパー)の幅方向中央部分を接着させる。即ち、裁断された各トイレットペーパーに、同様な芯材部分が形成されるように2種の接着剤を所定範囲に付着させる。
上記の第1接着剤41および第2接着剤42は、巻軸17へ幅広ペーパー11を巻き取る直前において、当該幅広ペーパー11の巻始め部分(先端部等)に付着させる。この巻始め部分を巻軸17に巻き付け、後続の各接着剤幅を付着させていない幅広ペーパー11を巻回させてログロール20を生成する。
なお、上記の各接着剤の噴射は、例えば巻軸17に幅広ペーパー11が複数回巻き付く範囲に行い、適度な巻回厚みとなる幅広ペーパー11長さの範囲に、前述のように第1接着剤41と第2接着剤42とを分離して付着させ、筒形状において、両端が中央部分よりも固く凝固した芯材部分を形成させる。
所定長さの幅広ペーパー11を巻軸17に巻き取ると、前述のようにカッター19を用いて幅広ペーパー11を幅方向に沿って切断し、ログロール20を完成させる。ここで、カッター19によって切断された部分、即ち、ログロール20へ巻き取る終端部分に、前述の第2接着剤42を適量付着させ、最も外周に巻回した幅広ペーパー11がロール形状から容易に解けないようにしてもよい。
この後、巻軸17が引き抜かれたログロール20は、例えば図示されない製造装置の一部分等へ移動、あるいは他の製造装置へ設置され、図2に示した破線の位置で輪切り裁断が行われて、所定幅のトイレットペーパー20a,20b,20c,20d,20e等(ロールペーパー)が生成される。なお、ログロール20から裁断されるトイレットペーパーは、図2に示した数量に限定されない。
図3は、図2のログロール20から裁断したトイレットペーパー20aの概観図である。なお、ログロール20から裁断された各トイレットペーパーは、いずれも同一に構成されており、ここではトイレットペーパー20aを例示して説明する。
トイレットペーパー20aは、ログロール20から巻軸17が引き抜かれた跡に形成される中心孔21を有している。中心孔21は、ロール形状の軸心に沿った丸孔状の貫通孔であり、一様な内径で形成されている。
また、図3に示した中心孔21の内壁部分a1,a2には第1接着剤41が付着されており、内壁部分bには第2接着剤42が付着されている。即ち、ログロール20から裁断されたトイレットペーパー20a〜20eは、各中心孔21の内壁部分a1,a2が第1接着剤41によって凝固され、また、内壁部分bが第接着剤42によって凝固されており、中心孔21の内壁には容易に型崩れしない程度の剛性を備えている。
また、前述のようにログロール20を巻上げるとき、裁断部分を跨ぐ所定範囲に第1接着剤41を付着させていることから、トイレットペーパー20aのロール両側方に存在する中心孔21の開口部分、もしくはその近傍は、他の部分に比べて強く凝固しており、特に、トイレットペーパー20aのロール側方の型崩れを重点的に防いでいる。
中心孔21の内壁部分a1,a2の奥行き寸法としては、例えば、トイレットペーパー20aを保持させる、いわゆるワンタッチホルダーに備えられた支持部材の長さに対応させるとよい。上記の支持部材は、当該ワンタッチホルダーにトイレットペーパー20aを保持させるとき、中心孔21の両端側から各々挿入するように構成されている。そこで、この支持部材の長さと概ね同様な奥行きの内壁部分a1,a2を設けておき、他よりも強く凝固させた箇所に支持部材が当接するように中心孔21を構成する。このように構成することにより、ワンタッチホルダーに保持させたトイレットペーパー20aが容易に回転し、ロール形状から薄紙を容易に引き出することができるようになる。換言すると、上記の支持部材の長さに対応させて第1接着剤41を付着させる範囲を設定することが好ましい。
上記のようにワンタッチホルダーの支持部材と当接する部分の剛性を高めることにより、ワンタッチホルダーに保持されているトイレットペーパー20aが容易に型崩れすることを防ぐことができる。
また、内壁部分a1,a2を内壁部分bよりも強く凝固、もしくは接着させることにより、即ち、薄紙の幅方向において、中央部分の接着力が両端の接着力よりも弱いことから、薄紙の中央部分を手で掴んで引き出したとき、凝固部分から剥離する薄紙がちぎれることを抑制することができ、芯材に相当する部分を残すことなくトイレットペーパー20aを最後まで使い切ることが可能になる。
1製造装置
10原反ロール
11幅広ペーパー
12,13送り出しローラー
14,15摩擦ローラー
16ライダーローラー
17巻軸
18接着剤供給器
19カッター
20ログロール
20a〜20eトイレットペーパー
21中心孔
31,32噴射器
41第1接着剤
42第2接着剤

Claims (2)

  1. 原反ロールから幅広の薄紙を引き出す第1過程と、
    前記幅広の薄紙に接着剤を噴射する第2過程と、
    前記幅広の薄紙を巻軸に巻き付けてログロールを生成する第3過程と、
    前記ログロールを輪切り裁断して複数のロールペーパーを生成する第4過程と、
    を有し、
    前記第2過程は、
    前記幅広の薄紙の、前記巻軸へ巻き付ける巻始め部分であって、該幅広の薄紙の幅方向両端ならびに前記第4過程で裁断される位置に、前記巻軸へ巻き付けられた幅広の薄紙を凝固させるとともに該凝固状態から薄紙に剥離することが可能な接着力を有する第1接着剤を付着させる第5過程と、
    前記第1接着剤を付着させた各位置の間に、前記第1接着剤よりも接着力の弱い第2接着剤を付着させる第6過程と、
    を有する、ことを特徴とする芯なしロールペーパー製造方法。
  2. 前記第5過程は、
    前記第4過程で裁断されるロールペーパーの中心孔に該ロールペーパーを保持するホルダーの支持部材を挿入させたとき、該支持部材と接する部分に前記第1接着剤を付着させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の芯なしロールペーパー製造方法。
JP2017058403A 2017-03-24 2017-03-24 芯なしロールペーパー製造方法 Active JP6344701B1 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058403A JP6344701B1 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 芯なしロールペーパー製造方法
CN201780005348.1A CN108934159B (zh) 2017-03-24 2017-11-29 无芯卷纸制造方法
PL17902446.8T PL3603469T3 (pl) 2017-03-24 2017-11-29 Sposób wytwarzania bezrdzeniowej rolki papieru
US16/461,183 US10889458B2 (en) 2017-03-24 2017-11-29 Method for manufacturing coreless paper roll
ES17902446T ES2963049T3 (es) 2017-03-24 2017-11-29 Procedimiento para fabricar rollo de papel sin núcleo
DK17902446.8T DK3603469T3 (da) 2017-03-24 2017-11-29 Fremstillingsfremgangsmåde til kerneløs papirrulle
EP17902446.8A EP3603469B1 (en) 2017-03-24 2017-11-29 Production method for coreless paper roll
PCT/JP2017/042805 WO2018173368A1 (ja) 2017-03-24 2017-11-29 芯なしロールペーパー製造方法
TW107101205A TWI667983B (zh) 2017-03-24 2018-01-12 Coreless roll paper manufacturing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058403A JP6344701B1 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 芯なしロールペーパー製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6344701B1 JP6344701B1 (ja) 2018-06-20
JP2018158055A true JP2018158055A (ja) 2018-10-11

Family

ID=62635769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017058403A Active JP6344701B1 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 芯なしロールペーパー製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10889458B2 (ja)
EP (1) EP3603469B1 (ja)
JP (1) JP6344701B1 (ja)
CN (1) CN108934159B (ja)
DK (1) DK3603469T3 (ja)
ES (1) ES2963049T3 (ja)
PL (1) PL3603469T3 (ja)
TW (1) TWI667983B (ja)
WO (1) WO2018173368A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7030332B2 (ja) * 2018-03-29 2022-03-07 春日製紙工業株式会社 消臭香料剤付きトイレットペーパーロールの製造方法及びその装置
DK4049954T3 (da) * 2020-12-28 2023-12-04 Corelex Shin Ei Co Ltd Fremgangsmåde til fremstilling af kerneløst rullepapir

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06127758A (ja) * 1992-10-19 1994-05-10 Kaji Seisakusho:Yugen 芯なしタオルペーパーロールの製法およびそれにより製造された芯なしタオルペーパーロール
JP2001261203A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Omiya Seishi Kk 芯無しシートロール、その製造方法および製造装置
JP2012050475A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Daio Paper Corp 芯無しトイレットペーパーロールの製造方法及びこれによる芯無しトイレットペーパーロール
JP2016131761A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 コアレックス信栄株式会社 トイレットペーパー製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2610934A (en) * 1948-11-22 1952-09-16 California Refinforced Plastic Method of and apparatus for making honeycomb material
US5387284A (en) * 1994-03-07 1995-02-07 James River Paper Company, Inc. Apparatus and method for forming coreless paper roll products
US6805317B1 (en) * 2000-11-28 2004-10-19 Valmet-Karlstad Ab Adhesive dispenser in a reel-up in a paper machine
JP4230684B2 (ja) * 2001-08-31 2009-02-25 大王製紙株式会社 芯無しペーパーロール及びその製造方法
JP2009268534A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Daio Paper Corp ロールペーパー
CN101891076B (zh) * 2009-05-22 2013-05-29 金红叶纸业(苏州工业园区)有限公司 将纸张卷到卷芯上的复卷机及其方法
EP2666739B1 (en) * 2012-05-23 2015-04-29 Valmet Technologies, Inc. Method of applying adhesive in a slitter-winder of fiber web machine
JP6021080B2 (ja) 2014-09-22 2016-11-02 コアレックス信栄株式会社 印付きトイレットペーパロールの製造方法
MX2017007804A (es) * 2014-12-15 2017-09-19 Procter & Gamble Sellado no uniforme de cola y metodos de este.

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06127758A (ja) * 1992-10-19 1994-05-10 Kaji Seisakusho:Yugen 芯なしタオルペーパーロールの製法およびそれにより製造された芯なしタオルペーパーロール
JP2001261203A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Omiya Seishi Kk 芯無しシートロール、その製造方法および製造装置
JP2012050475A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Daio Paper Corp 芯無しトイレットペーパーロールの製造方法及びこれによる芯無しトイレットペーパーロール
JP2016131761A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 コアレックス信栄株式会社 トイレットペーパー製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
PL3603469T3 (pl) 2024-03-04
US10889458B2 (en) 2021-01-12
US20200062530A1 (en) 2020-02-27
EP3603469A4 (en) 2021-01-20
ES2963049T3 (es) 2024-03-25
JP6344701B1 (ja) 2018-06-20
TWI667983B (zh) 2019-08-11
CN108934159A (zh) 2018-12-04
DK3603469T3 (da) 2023-10-02
CN108934159B (zh) 2020-11-03
WO2018173368A1 (ja) 2018-09-27
EP3603469A1 (en) 2020-02-05
TW201834600A (zh) 2018-10-01
EP3603469B1 (en) 2023-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6344701B1 (ja) 芯なしロールペーパー製造方法
JP2008540287A (ja) 外部包装を備えたウエブ材料のロールの製造方法及び装置
KR102241172B1 (ko) 무심 롤 페이퍼 제조 방법
KR20050058323A (ko) 감긴 웨브재료의 로그를 제조하기 위한 되감기 기계 및관련된 방법
JPWO2011121659A1 (ja) 粘着テープロールおよび同粘着テープロールの製造方法
JP2013013500A (ja) 無芯ペーパーロール
JP2014133371A (ja) 射出成形方法および射出成形装置
JP2006304912A (ja) 粘着テープロールおよびその製造装置
JP2016131761A (ja) トイレットペーパー製造方法
JP2014073515A (ja) ロールプレス抜き加工方法及び装置
JP2008037511A (ja) ウエブ巻取機
JP2013124152A (ja) フィルム体の巻き取り方法及びこの方法を用いたフィルム体の製造方法
JP2014226280A (ja) トイレットペーパの製造方法及びトイレットペーパの製造装置
JP4805404B1 (ja) 粘着テープロールおよび同粘着テープロールの製造方法ならびに製造装置
CN114980785B (zh) 无芯卷纸的制造方法
JP5162632B2 (ja) 粘着テープロールの製造装置並びに製造方法
JP2008230739A (ja) ウェブ材料の巻取り装置及びその巻取り方法
JP2010240218A (ja) 芯なしトイレットペーパロールの連続製造方法
JP6191481B2 (ja) 衛生薄葉紙ロールの製造方法
JPH0815966B2 (ja) ウエブ巻取り装置
JP2009273904A (ja) 粘着ロールテープ
JP2002167085A (ja) 熱可塑性樹脂バンドの無芯整列巻き体の製造方法
JPH069117A (ja) ロール巻紙の製造方法
JP2013176930A (ja) 印刷物作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6344701

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250