JP2018157654A - Ipmモータのマグネット固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、接着剤等を用いることなく、ロータに対して簡単にマグネットを装着することである。【解決手段】本発明によるIPMモータのマグネット固定構造は、積層ロータコア体(51)の長手状挿入孔(90)に挿入したマグネット(6)の両端をマグネット固定用蓋(84)とコア片(51a)のストッパ片(51b)によって挟持していることにより、前記マグネット(6)を長手状挿入孔(90)にガタツキを伴うことなく保持できる構成である。【選択図】図1

Description

本発明は、IPMモータのマグネット固定構造に関し、特に、軸に設けられた積層ロータコア体の外周縁の長手状挿入孔にマグネットを挿入し、長手状挿入孔の隙間に挿入用突片を挿入してマグネットをロータに固定するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のIPMモータとしては、例えば、特許文献1のロータ及びモータの構成を挙げることができる。
すなわち、特許文献1の構成を図14に示している。
図14において、ロータコア51の埋込孔53に複数のマグネット6が埋め込まれ、ロータコア51の両端にストッパ7が装着されている。ロータコア51は、孔の内側に掛止部55が張り出す複数の掛止孔54を有している。ストッパ7は、埋込孔53を塞ぐベース部71と、掛止孔54に入り込んで掛止部55に掛け止められる撓み変形可能なフック部72とを有している。
従って、前記ロータ5の周縁部5aに軸方向に沿って形成された多数の埋込孔53内には、長手形状のマグネット6が挿入されている。
前記ロータ5の両端には、多数のフック部72を円状に沿って取付けてなる輪状板からなる第1、第2ストッパ7,7aが設けられている。
前記各ストッパ7,7aを前記ロータ5の第1、第2端部5b,5cに装着すると、前記各ストッパ7,7aに設けられた前記各フック部72が前記各掛止孔54内に係止されるため、前記各マグネット6は前記埋込孔53内に保持されるように構成されている。
前記ロータ5の前記第1、第2端部5b,5cに対して、前記第1、第2ストッパ7,7aが装着されると、前記第1、第2ストッパ7,7aの第1、第2輪状平面7A,7Bが前記マグネット6の両端に当接し、前記各マグネット6が前記各ストッパ7,7aによって挟持された状態となる。
特開2013−211931号公報
従来のIPMモータのマグネット固定構造は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ロータにマグネットを挿入する際に、接着又は一対の蓋としてのストッパを必要とし、構造が複数となっていた。
また、マグネット挿入孔内へ接着剤を注入する必要があり、また、マグネット1個ずつ接着剤を塗布する等の煩雑な作業を必要としていた。
また、接着剤の硬化に時間を必要とすること、さらに、各ストッパを設けることにより、ロータからの各マグネットの抜け止めはできるが、各マグネットのマグネット自体のガタツキの抑制は困難であった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、軸に積層ロータコア体の外周縁の長手状挿入孔にマグネットを挿入し、長手状挿入孔とマグネットの隙間に挿入用突片を挿入してマグネットをロータに固定するようにしたIPMモータのマグネット固定構造を提供することを目的とする。
本発明によるIPMモータのマグネット固定構造は、軸の外周に多数のコア片を積層して設けられた積層ロータコア体と、前記積層ロータコア体の周縁部に形成されマグネットを挿入するための多数の長手状挿入孔と、前記各長手状挿入孔の内面と前記各マグネットの外面との間に形成された隙間と、前記軸の一端側に形成された軸段部と、前記軸段部に配設されたマグネット固定用蓋と、前記マグネット固定用蓋に一体に形成され前記隙間に挿入された挿入用突片と、を備え、前記マグネット固定用蓋は、前記マグネットの第1端面に接している構成であり、また、前記マグネットの横断面形状は、直線状底面と、前記直線状底面の両側に形成され前記直線状底面に対して直交か又は非直交の面からなる第1、第2側面と、前記各側面の先端から一体に上方に向けて形成された第1、第2テーパ面と、前記各テーパ面の第1、第2テーパ面先端間を接続するように形成された上面と、からなる六面体からなる構成であり、また、前記積層ロータコア体の周縁部の前記各長手状挿入孔に対応する各外周面の形状は、円弧の一部又は弧状である構成であり、また、前記軸の他端側に位置するストッパ片は、前記マグネットの第2端面に接している構成であり、また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの前記第1、第2テーパ面及び前記上面のみに沿って形成された山状体よりなる構成であり、また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの前記直線状底面のみに沿って形成された第1平板よりなる構成であり、また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの直線状底面のみに沿って形成された第1平板と、前記マグネットの各テーパ面及び上面のみに沿って形成された山状体とからなる構成であり、また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの上面のみに沿って形成された第2平板からなる構成であり、また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの前記上面、各テーパ面、各側面及び直線状底面に沿って形成された六角枠状体からなる構成である。
本発明によるIPMモータのマグネット固定構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、軸の外周に多数のコア片を積層して設けられた積層ロータコア体と、前記積層ロータコア体の外周縁部に形成されたマグネットを挿入するための多数の長手状挿入孔と、前記各長手状挿入孔の内面と前記各マグネットの外面との間に形成された隙間と、前記軸の一端側に形成された軸段部と、前記軸段部に配設されたマグネット固定用蓋と、前記マグネット固定用蓋に一体に形成され前記隙間に挿入された挿入用突片と、を備え、前記マグネット固定用蓋は、前記マグネットの第1端面に接している構成としたことにより、各マグネットは、マグネット固定用蓋とコア片の一部で挟持されており、各挿入用突片が各マグネットと積層ロータコア体との間に挿入されていることにより、その隙間に各種形状の挿入用突片を挿入することができると共にこの隙間を埋めることができ、各種形状のマグネットの保持を容易に行うことができる。
また、前記マグネットの横断面形状は、直線状底面と、前記直線状底面の両側に形成され前記直線状底面に対して直交か又は非直交の面からなる第1、第2側面と、前記各側面の先端から一体に上方に向けて形成された第1、第2テーパ面と、前記各テーパ面の第1、第2テーパ面先端間を接続するように形成された上面と、からなる六面体からなることであることにより、マグネットの周辺全てに挿入用突片を設けることができ、各マグネットの取付けが容易となる。
また、前記積層ロータコア体の周縁部の前記各長手状挿入孔に対応する各外周面の形状は、円弧の一部又は弧状であることにより、できるだけ大形のマグネットの挿入を行うことができる。
また、前記軸の他端側に位置するストッパ片は、前記マグネットの第2端面に接していることにより、マグネットの第2端面側の位置決めを確実化できる。
また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの前記第1、第2テーパ面及び前記上面のみに沿って形成された山状体よりなる構成としたことにより、狭い長手状挿入孔内で許容される最大の大きさのマグネットを収容することができる。
また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの前記直線状底面のみに沿って形成された第1平板よりなる構成としたことにより、第1平板のみの挿入用突片でもマグネットの固定を実現することができる。
また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの直線状底面のみに沿って形成された第1平板と、前記マグネットの各テーパ面及び上面のみに沿って形成された山状体とからなることにより、マグネットのほぼ全周に挿入用突片を設けることができ、マグネットの装着状態を安定させることができる。
また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの上面のみに沿って形成された第2平板からなることにより、長手状挿入孔の上部だけに隙間がある時に、小さい挿入用突片を挿入しただけでもマグネットの固定を達成することができる。
また、前記挿入用突片の形状は、前記マグネットの前記上面、各テーパ面、各側面及び直線状底面に沿って形成された六角枠状体からなることにより、マグネットを完全に保持することができる。
本発明によるIPMモータのマグネット固定構造を示す断面図である。 図1の要部の分解斜視図である。 図1の要部の横断面図である。 図1の挿入用突片を示す横断面図である。 図4のマグネットの挿入用突片のみを示す断面図である。 図3のマグネットを示す拡大断面図である。 図4の挿入用突片の他の形態を示す横断面図である。 図4の挿入用突片を用いた積層コア体の横断面図である。 図5の挿入用突片の他の形態を示す断面図である。 図5の挿入用突片の他の形態を示す横断面図である。 図10の挿入用突片を用いた積層ロータコア体を示す横断面図である。 図5の挿入用突片の他の形態を示す横断面図である。 図12の挿入用突片を用いた積層ロータコア体を示す横断面図である。 従来のロータを示す分解斜視図である。
本発明によるIPMモータのマグネット固定構造は、特に、軸に設けられた積層ロータコア体の外周縁の長手状挿入孔にマグネットを挿入し、長手状挿入孔とマグネットとの隙間に挿入用突片を挿入して、マグネットをロータに固定するようにしたIPMモータのマグネット固定構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるIPMモータのマグネット固定構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1で示される本発明によるロータ5において、前記ロータ5の積層ロータコア体51は、多数のコア片51aが軸方向Aに沿って積層されて構成されている。
前記積層ロータコア体51の軸心に形成された貫通孔80には、軸81が貫通して設けられており、前記軸81の一端側82には軸段部83が形成され、この軸段部83には、輪状板状をなすマグネット固定用蓋84が位置している。
前記マグネット固定用蓋84は、前記軸段部83と前記積層ロータコア体51の間に挟持され、前記軸81の他端側85には、前記コア片51aよりも外径が大であるストッパ用コア片51bが配設されると共に、マグネット6の第2端面201と当接している。
また、前記積層ロータコア体51は、前記マグネット固定用蓋84と前記ストッパ用片51bとによって挟持された状態で設けられていると共に、前記マグネット固定用蓋84の第1端面200に前記マグネット6が当接し、前記マグネット6は、第1、第2端面200,201によって挟持されている。
前記積層ロータコア体51の周縁部分には、円弧又は弧状が連続して形成された多数の周縁部5aが形成されており、前記各周縁部5aの内側には、マグネット6を挿入するための長手状挿入孔90が形成され、この中に長手状のマグネット6が挿入されている。
前記長手状挿入孔90には、前記各マグネット6が挿入され、前記挿入用突片51Aは前記マグネット固定用蓋84の一面に一体にて前記軸方向Aに沿って設けられている。
前記積層ロータコア体51の周縁部5aに形成された複数の長手状挿入孔90内には前記マグネット6が挿入されており、このマグネット6の長手方向Aと直交する横断面形状は、図3及び図6に詳述されている。
すなわち、図6の側面又は横断面でみて、直線状底面6Aと、前記直線状底面6Aの両側に形成され前記直線状底面6Aに対して直交か又は非直交の面からなる第1、第2側面6B,6Cと、前記各側面6B,6Cの第1、第2先端6D,6Eから一体に上方に向けて形成された第1、第2テーパ面6F,6Gと、前記各テーパ面6F,6Gの第1、第2テーパ面先端H,I間を接続するように形成された上面Jと、からなる六面体100で構成されている。
前述の六面体100からなるマグネット6が前記長手状挿入孔90内に挿入された状態では、前記マグネット6の外面6Kと前記長手状挿入孔90の内面90Eとの間に形成された隙間101が形成されている。
従って、図1及び図3において、ロータ5を組立てる場合、従って本発明によるIPMモータのマグネット固定構造を組立てる場合、図2の斜視図で示されるように、前記積層ロータコア体51の第2端面200にストッパ片516を設け、前記各長手状挿入孔90内にマグネット6を挿入した後、前記マグネット固定用蓋84が前記積層ロータコア体51の第1端面200に設けられている。
前述の場合、前記マグネット固定用蓋84の内端面84aに形成された前記各挿入用突片51Aが前記各隙間101(図4に示す)に挿入されることにより、前記長手状挿入孔90内で前記マグネット6がガタを有することなく保持される。尚、この隙間101は前記挿入用突片51Aが挿入されるだけのわずかな隙間である。
最後に、前記軸81の他端側85を、図1及び図2に示される挿入方向Bに沿って前記マグネット固定用蓋84の貫通孔84Aから前記各コア片51a及び前記ストッパ片51bを貫通して外方に突出させることにより、前記ロータ5を完成させることができる。尚、前述の場合、前記軸81の前記マグネット固定用蓋84に対応する位置に形成された軸段部83には、前記マグネット固定用蓋84が位置しているため、前記マグネット固定用蓋84はマグネット6の抜けを強固に防止している。
尚、前記ストッパ片51bの形状が周知のようにフクロ状であるため、前記ストッパ片51bが前記マグネット6に対するストッパとなり、前記マグネット6の外部への抜けを防止することができるように構成されている。従って、前記マグネット6は前記マグネット固定用蓋84とストッパ片51bとによって挾持されている。
前記マグネット6の形状は、図6の形状と同一であるが、その大きさは種々であり、前記積層ロータコア体51の周縁部5aに形成された長手状挿入孔90の形状及び大きさも種々あり、図5の構成の場合には、前記隙間101に挿入された挿入用突片51Aの横断面形状が図5で示される山状体102で構成されている。
従って、前記積層ロータコア体51の各挿入用突片51Aの配列構成は、軸方向Aからみて図6の状態となる。
次に、図7及び図18に示される他の形態においては、前記挿入用突片51Aの形状は、前記マグネット6の直線状底面6Aのみに沿って形成された第1平板110よりなる構成である。
前述の場合の積層ロータコア体51の形状は図8に示される通りであり、前記第1平板110を挿入するだけで前記長手状挿入孔90内において前記マグネット6をガタが発生しないように装着することができる。
次に、図9に示される他の形態においては、前記隙間101内に挿入用突片51Aとして、図7に示した前記第1平板110に加えて、図5に示した前記山状体102を前記隙間101内に挿入することにより、前記マグネット6を前記長手状挿入孔90内にガタを有しない状態で装着することができる。
次に、図10及び図11に示される他の形態においては、前述の図7で示される第1平板110よりも幅Wが狭い構成の第2平板120のみを前記マグネット6の上面Jに挿入用突片51Aとして用いることにより、前記長手状挿入孔90内においてガタを伴うことなくマグネット6を装着することができる。
次に、図12及び図13に示される他の形態においては、前記マグネット6の外周全てに挿入用突片51Aが形成されることにより、六角枠状体130が挿入されていることにより、前記長手状挿入孔90内におけるマグネット6のガタツキは皆無とすることができる。
尚、前述の図1から図14で示した各実施の形態においては、何れも、接着剤等の後工程を用いることなく、前記長手状挿入孔90内におけるマグネット6のガタツキを防止することができる。
また、本発明によるIPMモータのマグネット固定構造の要旨とするところは、次の通りである。
すなわち、軸81の外周に多数のコア片51aを積層して設けられた積層ロータコア体51と、前記積層ロータコア体51の周縁部5aに形成されマグネット6を挿入するための多数の長手状挿入孔90と、前記各長手状挿入孔90の内面90Eと前記各マグネット6の外面6Kとの間に形成された隙間101と、前記軸81の一端側82に形成された軸段部83と、前記軸段部83に配設されたマグネット固定用蓋84と、前記マグネット固定用蓋84に一体に形成され前記隙間101に挿入された挿入用突片51Aと、を備え、
前記マグネット固定用蓋84は、前記マグネット6の第1端面200に接している構成であり、また、
前記マグネット6の横断面形状は、直線状底面6Aと、前記直線状底面6Aの両側に形成され前記直線状底面6Aに対して直交か又は非直交の面からなる第1、第2側面6B、6Cと、前記各側面6B、6Cの先端6D、6Eから一体に上方に向けて形成された第1、第2テーパ面6F、6Gと、前記各テーパ面6F、6Gの第1、第2テーパ面先端H、I間を接続するように形成された上面Jと、からなる六面体100からなる構成であり、また、
前記積層ロータコア体51の周縁部5aの前記各長手状挿入孔90に対応する各外周面5bの形状は、円弧の一部又は弧状である構成であり、また、
前記軸81の他端側85に位置するストッパ片51bは、前記マグネット6の第2端面201に接している構成であり、また、
前記挿入用突片51Aの形状は、前記マグネット6の前記第1、第2テーパ面6F、6G及び前記上面Jのみに沿って形成された山状体102よりなる構成であり、また、
前記挿入用突片51Aの形状は、前記マグネット6の前記直線状底面6Aのみに沿って形成された第1平板110よりなる構成であり、また、
前記挿入用突片51Aの形状は、前記マグネット6の前記直線状底面6Aのみに沿って形成された第1平板110と、前記マグネット6の各テーパ面6F、6G及び上面Jのみに沿って形成された山状体102とからなる構成であり、また、
前記挿入用突片51Aの形状は、前記マグネット6の上面のみに沿って形成された第2平板120からなる構成であり、また、
前記挿入用突片51Aの形状は、前記マグネット6前記上面J、各テーパ面F、G、各側面6B、6C及び直線状底面6Aに沿って形成された六角枠状体130からなる構成である。
本発明によるIPMモータのマグネット固定構造は、積層ロータコア体の長手状挿入孔内にマグネットを挿入し、マグネットの外表面と長手状挿入孔との間の隙間に挿入用突片を挿入することにより、マグネットにガタを与えることなく固定する構成である。
5 ロータ
5a 周縁部
5b 外周面
6 マグネット
6A 直線状底面
6B 第1側面
6C 第2側面
6D 第1先端
6E 外面
6E 第2先端
6F 第1テーパ面
6G 第2テーパ面
6K 外面
51 積層ロータコア体
51A 挿入用突片
51a コア片
51b ストッパ片
80 貫通孔
81 軸
82 一端側
83 軸段部
90 長手状挿入孔
90E 内面
100 六面体
101 隙間
102 山状体
110 第1平板
120 第2平板
130 六角枠状体
200 第1端面
201 第2端面
H 第1テーパ面先端
I 第2テーパ面先端
J 上面

Claims (9)

  1. 軸(81)の外周に多数のコア片(51a)を積層して設けられた積層ロータコア体(51)と、前記積層ロータコア体(51)の周縁部(5a)に形成されマグネット(6)を挿入するための多数の長手状挿入孔(90)と、前記各長手状挿入孔(90)の内面(90E)と前記各マグネット(6)の外面(6K)との間に形成された隙間(101)と、前記軸(81)の一端側(82)に形成された軸段部(83)と、前記軸段部(83)に配設されたマグネット固定用蓋(84)と、前記マグネット固定用蓋(84)に一体に形成され前記隙間(101)に挿入された挿入用突片(51A)と、を備え、
    前記マグネット固定用蓋(84)は、前記マグネット(6)の第1端面(200)に接している構成としたことを特徴とするIPMモータのマグネット固定構造。
  2. 前記マグネット(6)の横断面形状は、直線状底面(6A)と、前記直線状底面(6A)の両側に形成され前記直線状底面(6A)に対して直交か又は非直交の面からなる第1、第2側面(6B,6C)と、前記各側面(6B,6C)の先端(6D,6E)から一体に上方に向けて形成された第1、第2テーパ面(6F,6G)と、前記各テーパ面(6F,6G)の第1、第2テーパ面先端(H,I)間を接続するように形成された上面(J)と、からなる六面体(100)からなることを特徴とする請求項1記載のIPMモータのマグネット固定構造。
  3. 前記積層ロータコア体(51)の周縁部(5a)の前記各長手状挿入孔(90)に対応する各外周面(5b)の形状は、円弧の一部又は弧状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のIPMモータのマグネット固定構造。
  4. 前記軸(81)の他端側(85)に位置するストッパ片(51b)は、前記マグネット(6)の第2端面(201)に接していることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のIPMモータのマグネット固定構造。
  5. 前記挿入用突片(51A)の形状は、前記マグネット(6)の前記第1、第2テーパ面(6F,6G)及び前記上面(J)のみに沿って形成された山状体(102)よりなる構成としたことを特徴とする請求項2記載のIPMモータのマグネット固定構造。
  6. 前記挿入用突片(51A)の形状は、前記マグネット(6)の前記直線状底面(6A)のみに沿って形成された第1平板(110)よりなる構成としたことを特徴とする請求項2記載のIPMモータのマグネット固定構造。
  7. 前記挿入用突片(51A)の形状は、前記マグネット(6)の前記直線状底面(6A)のみに沿って形成された第1平板(110)と、前記マグネット(6)の各テーパ面(6F,6G)及び上面(J)のみに沿って形成された山状体(102)とからなることを特徴とする請求項2記載のIPMモータのマグネット固定構造。
  8. 前記挿入用突片(51A)の形状は、前記マグネット(6)の上面のみに沿って形成された第2平板(120)からなることを特徴とする請求項2記載のIPMモータのマグネット固定構造。
  9. 前記挿入用突片(51A)の形状は、前記マグネット(6)の前記上面(J)、各テーパ面(F,G)、各側面(6B,6C)及び直線状底面(6A)に沿って形成された六角枠状体(130)からなることを特徴とする請求項2記載のIPMモータのマグネット固定構造。
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