JP2018156791A - 燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システム - Google Patents

燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システム Download PDF

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Yusuke Hiramitsu
雄介 平光
一芳 中根
Kazuyoshi Nakane
一芳 中根
力 竹井
Riki Takei
力 竹井
佳紀 水下
Yoshinori Mizushita
佳紀 水下
田代 圭介
Keisuke Tashiro
圭介 田代
彰仁 宮本
Akihito Miyamoto
彰仁 宮本
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Abstract

【課題】本発明の少なくとも一つの実施形態は、V2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、環境温度が氷点下において、排気管が凍結したり、排気管の排気口の外部に氷塊ができることを防止する燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムを提供することを目的とする。【解決手段】燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電するように制御する、または燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入する運転制御部41を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本開示は、例えば、燃料電池自動車などの燃料電池車両(Fuel Cell Vehicle(FCV))(以下、単に、「燃料電池車両」と言う)の運転制御方法及び運転制御システムに関する。
より詳細には、燃料電池車両において、例えば、住宅への給電機能を備えることで非常用電源として活用するV2H(Vehicle to Home)としての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、発生する水分で、排気管の排気口の外部に、氷塊(いわゆる「氷山」)(以下、「氷塊」と言う)ができるのを防止できる燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムに関する。
従来、例えば、ハイブリッドカーなどの二次電池と内燃機関(エンジン)が搭載された電動車両に代えて、二次電池と燃料電池を搭載した燃料電池車両が開発され、注目されている。
このような燃料電池として、固体高分子型燃料電池が使用され、燃料電池スタックから構成されている。
すなわち、燃料電池スタックは、固体高分子電解質膜を挟んで、空気極(カソード)と、水素極である燃料極(アノード)とが、対設した構造を有する発電セルを、セパレータで挟持して、これを複数積層することによって構成されている。
そして、燃料ガス供給源である水素タンクから、燃料ガスである水素ガスが、燃料極に供給されるとともに、酸化剤ガスである空気が、コンプレッサを介して、空気極に供給されるように構成されている。
そして、下記に示すような反応が生じて、これらの電極間に発生する起電力により、電気エネルギを取り出すように構成されている。
燃料極(アノード):H2→2H++2e-
空気極(カソード):1/2O+2H++2e-→H2
そして、燃料電池車両には、燃料電池で発生される電力が充電され、主電源となる二次電池が備えられており、二次電池に蓄電された電力によって、車両の走行用モータを駆動するように構成されている。
特開2009−238390号公報
このような従来の燃料電池車両では、排気管の排気口から、水のみを排出するクリーンな自動車であるが、多量の生成水が、例えば、立体駐車場などで排出されると、階下に影響があるなどの課題がある。
また、燃料電池車両は、例えば、住宅への給電機能を備えることで非常用電源として活用して、V2H(Vehicle to Home)として使用することが行われている。
しかしながら、このようなV2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、発生する水分で、環境温度が氷点下において、すなわち、外気温が氷点下を下回る場合、出力によっては、排気管が凍結したり、排気管の直下に(排気管の排気口の外部に)、氷塊ができることがある。
このように氷塊ができると、排気管からの排気に影響を及ぼしてしまい、燃料電池車両の運転性能に劣化をきたすことになるとともに、氷塊が障害となったり、氷塊により、転倒事故が発生したりするおそれがある。
特許文献1(特開2009−238390号公報)には、燃料電池の空気極から排出され外部に排出される排気と、外部から供給される供給される供給空気とを、熱交換器で熱交換することによって、排気の熱量を利用して、供給空気の温度調整を行うように構成された燃料電池システムが提案されている。
これにより、外気温が低い場合に、燃料電池内での生成水の凍結を防止することが行われている。
しかしながら、特許文献1の燃料電池システムは、燃料電池内での生成水の凍結を防止して、エネルギ効率の悪化を改善するためのものである。
従って、上記のように、V2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、発生する水分で、外気温が氷点下を下回る場合、排気管が凍結したり、排気管の直下に(排気管の排気口の外部に)、氷塊ができることを防止するものではない。
このような現状に鑑み、本発明の少なくとも一つの実施形態は、V2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、環境温度が氷点下において、排気管が凍結したり、排気管の排気口の外部に、氷塊ができることを防止する燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムを提供することを目的とする。
前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の少なくとも一つの実施形態は、車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、を備えた燃料電池車両の運転制御方法であって、前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電することを特徴とする。
また、幾つかの実施形態では、車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、を備えた燃料電池車両の運転制御システムであって、前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電するように制御する運転制御部を備えることを特徴とする。
この運転制御方法または運転制御システムのような構成によって、燃料電池車両において、車両停車時であって環境温度が氷点下において、燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電する。
従って、燃料電池の発電量が増えて(高出力)となって、燃料電池から排出される排気が高温となる。
その結果、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化して、液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
さらに、排気管からの排気に影響を及ぼさず、燃料電池車両の運転性能に劣化をきたすこともなく、しかも、氷塊が障害となったり、氷塊により、転倒事故が発生したりするおそれも防止される。
また、幾つかの実施形態では、車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、を備えた燃料電池車両の運転制御方法であって、前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池のカソードを構成する空気極に、前記燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入して発電することを特徴とする。
また、幾つかの実施形態では、車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、を備えた燃料電池車両の運転制御システムであって、前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池のカソードを構成する空気極に、前記燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入する運転制御部を備えることを特徴とする。
この運転制御方法または運転制御システムのような構成によって、燃料電池車両において、車両停車時であって環境温度が氷点下において、燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池のカソードを構成する空気極に、燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入している。
従って、燃料電池から排出される排気ガスが余分な空気量によって増大するので、排気ガスに含まれる水分が、空気で飛ばされるので、液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
また、幾つかの実施形態では、前記運転制御部は、前記燃料電池のカソードを構成する空気極に、前記最高効率出力以上の高出力で発電するのに必要とする必要空気量以上の空気量を導入することを特徴とする。
このように構成することによって、燃料電池車両において、車両停車時であって環境温度が氷点下において、燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電しているとともに、燃料電池のカソードを構成する空気極に、燃料電池の発電に必要な空気量以上の空気を導入している。
従って、燃料電池の発電量が増えて(高出力)となって、燃料電池から排出される排気が高温となるとともに、さらに余分な空気が排気されることになる。
その結果、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化されるとともに、さらに水分が余分な空気により飛ばされるので、液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのをより効果的に防止することができる。
また、幾つかの実施形態では、前記運転制御部は、前記燃料電池から二次電池への充電時に、二次電池受入電力が前記最高効率出力未満となった際に、発電を停止し前記二次電池の充電状態を示すSOC値が、所定値以下となった際に、最高効率出力以上で発電するように制御することを特徴とする。
このように構成することによって、二次電池受入電力<最高効率出力となった際に、発電を停止し、二次電池の充電状態を示すSOC値が、所定値となった際に、最高効率出力以上で発電するように制御している。
従って、例えば、V2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、二次電池への過充電を防止して、二次電池が劣化するのを防止できる。さらに、二次電池の充電状態を示すSOC値が所定値となった際に、再度、最高効率出力以上で発電するように制御するので、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化されて、液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのを防止できる。
本発明によれば、燃料電池車両において、車両停車時であって環境温度が氷点下において、燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電し、または、燃料電池のカソードを構成する空気極に、燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入する。これによって、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化され、または、余分な空気によって水分が飛ばされる。これによって液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
本発明の燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムの概略を示すブロック図である。 本発明の燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムの概略を示すフローチャートである。 本発明の燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムの概略を示す燃料電池出力(kw)と車両効率(%)の関係を示すグラフである。 SOC(%)と二次電池受入電力(kw)の関係を示すグラフである。 本発明の別の実施形態の燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムの概略を示す図2に対応するフローチャートである。 本発明の別の実施形態の燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムの概略を示す図2に対応するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいてより詳細に説明する。
ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれらに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(実施形態1)
図1には、本発明の燃料電池車両の運転制御システム10を搭載した燃料電池車両12を示している。
本発明の燃料電池車両の運転制御システム10は、環境への配慮から、ハイブリッドカーなどの二次電池と内燃機関(エンジン)が搭載された電動車両の内燃機関に代えて、燃料電池14を搭載した燃料電池車両12に適用されるものである。
図1に示したように、燃料電池車両12は、水素と酸素の供給を受けて、発電を行う燃料電池14を備えている。そして、燃料電池14は、図示しないDC−DCコンバータを介して、電圧が調整されて、燃料電池車両12の走行用モータ18を駆動する主電源となる二次電池20に電力を供給して、二次電池20を充電するように構成されている。
また、二次電池20は、図示しない三相出力のインバータを介して、燃料電池車両の走行用モータ18に接続されることによって、走行用モータ18を駆動する主電源を構成している。
このような燃料電池14としては、例えば、固体高分子型燃料電池が使用され、燃料電池スタックから構成されている。
すなわち、燃料電池スタックは、固体高分子電解質膜を挟んで、空気極(カソード)と、水素極である燃料極(アノード)とが、対設した構造を有する発電セルを、セパレータで挟持して、これを複数積層することによって構成されている。
そして、燃料ガス供給源である水素タンク16から水素ガスが、水素ガス供給弁17を介して燃料極に供給されるように構成され、ポンプ26により、燃料電池14から排出される未反応の水素ガス等を循環して、再度燃料極に供給されるように構成されている。
また、酸化剤ガスである空気が、図示しないが、燃料電池車両12の前部(前方)に形成された、開閉可能なグリルシャッタを介して、外部(大気)から取り入れられて、図示しない、フィルタ、コンプレッサ、空気ブロア22を介して、空気極に供給されるように構成されている。
そして、下記に示すような反応が生じて、これらの電極間に発生する起電力により、電気エネルギを取り出すように構成されている。
燃料極(アノード):H2→2H++2e-
空気極(カソード):1/2O+2H++2e-→H2
そして、燃料電池車両12には、燃料電池14で発生される電力が充電され、主電源となる二次電池20が備えられており、二次電池20に蓄電された電力によって、燃料電池車両12の走行用モータ18を駆動するように構成されている。
また、燃料電池14の空気極と燃料極にそれぞれ供給された空気、水素ガスは、それぞれ一部が消費され、未使用の空気、水素ガスは、図示しない排出管、排気口24を介して、外部(大気)に排出されるようになっている。
さらに、燃料電池車両12には、二次電池20に、家庭用コンセント、EVステーションなどの外部から給電したり、例えば、住宅への給電機能を備えることで非常用電源として活用するV2H(Vehicle to Home)としての使用するために、外部給電部30が設けられている。
図1に示したように、燃料電池車両の運転制御システム10は、制御部40を備えており、制御部40には、燃料電池車両12の走行状態などを制御するための車両ECU42を備えている。
すなわち、車両ECU42は、FC−ECU38と、モータECU44と、バッテリECU46とに接続されている。
そして、FC−ECU38は、燃料電池14の始動(発電)、停止、発電出力などを制御する運転制御部41を有して構成されている。この運転制御部41は、燃料極(アノード)に供給する水素ガス量を制御する水素ガス量制御部43と、空気極(カソード)に空気量を制御する空気量制御部47とを有して構成されている。
従って、運転制御部41は、水素ガス量制御部43及び空気量制御部47によって水素ガス量と空気量とを制御して発電出力を制御するようになっている。すなわち、水素ガス量制御部43は水素ガス供給弁17及びポンプ26を制御して燃料極(アノード)へ供給される水素ガス量を制御し、空気量制御部47は空気ブロア22を制御して空気極(カソード)へ供給される空気量を制御している。
また、モータECU44は、図示しないインバータに接続されており、インバータを制御することによって、燃料電池車両12の走行用モータ18の駆動を制御するように構成されている。
さらに、バッテリECU46は、二次電池20の充電などを制御するように構成されている。また、二次電池20の充電状態を示すSOCがSOC検出手段45によって検出され、その情報がバッテリECU46に入力され、さらに車両ECU42に入力されるようになっている。
ところで、例えば、V2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、発生する水分で、環境温度が氷点下において、すなわち、外気温が氷点下を下回る場合、出力によっては、排気管が凍結したり、排気管の直下に(排気管の排気口24の外部に)、氷塊ができることがある。
このように氷塊ができると、排気管からの排気に影響を及ぼしてしまい、燃料電池車両の運転性能に劣化をきたすことになるとともに、氷塊が障害となったり、氷塊により、転倒事故が発生したりするおそれがある。
このため、本発明の燃料電池車両12では、運転制御システム10は、制御部40において制御されて、以下のように作動されるようになっている。
すなわち、図2のフローチャートに示したように、ステップS1において、運転制御システム10が始動される。
そして、ステップS2において、例えば、外気温度センサ48などによって、外気温が参照される。また、ステップS3において、車速センサ50などによって燃料電池車両12の車速が参照される。
次に、ステップS4において、SOC検出手段45によって検出されたSOC値が参照される。そして、ステップS5において、外部給電ON/OFFが参照される。
次に、ステップS6において、外気温が氷点下であるか否か(外気温<0℃)であるか否かが、判断される。
ステップS6において、外気温が氷点下であると判断された場合には、ステップS7に進み、燃料電池車両12が停止した状態であるか否かが(車速=0)判断される。
すなわち、例えば、V2Hとしての使用時(停車時)や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、発生する水分で、環境温度が氷点下において、すなわち、外気温が氷点下を下回る場合、出力によっては、排気管が凍結したり、排気管の直下に(排気管の排気口24の外部に)、氷塊ができることがあるからである。
そして、ステップS7において、燃料電池車両12が停止(停車)した状態であると判断された場合には、ステップS8に進み、ステップS8において、外部給電がON状態であるかを判定する。ON状態の場合にはYesとなり、二次電池20の充電状態を示すSOC値が、所定の閾値未満となったか否か(閾値は15〜30%の範囲内の所定値)が判断される。閾値未満の場合にはYesとなり、ステップS10において、「FC高出力発電」状態となるように制御される。
ステップS10の「FC高出力発電」状態とは、燃料電池14を始動して発電する際に、燃料電池14を、最高効率出力以上の高出力で発電するように制御することをいう。
この場合、「最高効率出力」とは、図3の出力(kw)と車両効率(%)の関係を示すグラフに示したように、最高効率出力Ps点での燃料電池14の出力(FC出力)を言う。
なお、「最高効率出力」は、燃料電池14の種類などによって異なるものであって、特に限定されるものではなく、例えば、図4のグラフでは、Ps(出力15kw程度)における燃料電池14の出力(FC出力)となっている。
このように、燃料電池車両12において、車両停車時であって、環境温度が氷点下において、燃料電池14を始動して発電する際に、燃料電池14を、最高効率出力以上の高出力で発電している。
従って、燃料電池14の発電量が増えて(高出力)となって、燃料電池14から排出される排気が高温となるとともに、余分な空気が排気されることになる。
その結果、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化されて液滴になることを防止することができ、排気口24の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
次に、ステップS10において、「FC高出力発電」状態となるように制御された後、ステップS11に進み、「FC出力>外部給電+2次電池受入電力」であるか否かが判断される。
すなわち、燃料電池14の出力が、例えば、V2Hとしての使用時に必要な外部給電のための電力と、2次電池の受入可能な電力との合計よりも、大きな出力であるか否かが判断される。
そして、ステップS11において、「FC出力>外部給電+2次電池受入電力」であると判断された場合には、ステップS12に進む。
すなわち、FC出力が、外部給電のための電力と、2次電池の受入可能な電力との合計よりも大きく、余分なFC出力が生じているので、ステップS12において、「FC出力=外部給電+2次電池受入電力」となるように制御される。
次に、ステップS12に続いて、ステップS13において、「空気低利用率発電」となるように制御される。
すなわち、車両停車時であって、環境温度が氷点下において、燃料電池14を始動して発電する際に、燃料電池14のカソードを構成する空気極に、燃料電池14の発電に必要な空気量以上の空気を導入している。
なお、この場合、燃料ガス供給源である水素タンク16から、燃料極に供給される燃料ガスである高価な水素ガスの量については、増加させないのが望ましい。そのため、空気量を増大させるように制御している。
上記の「FC高出力発電」及び「空気低利用率発電」の発電出力は運転制御部41によって制御される。
例えば、「FC高出力発電」の場合には、運転制御部41の水素ガス量制御部43及び空気量制御部47によって、燃料電池14を最高効率出力以上の高出力で発電するのに必要な水素ガス量及び空気量を算出して決定し、水素ガス量制御部43及び空気量制御部47は、必要とするそれぞれの水素ガス量と空気量とをそれぞれの電極へ供給するように、水素ガスであれば水素ガス供給弁17及びポンプ26、さらに空気量であれば空気ブロア22を制御するようになっている。
さらに、「空気低利用率発電」の場合には、上記の「FC高出力発電」において決定した必要な水素ガス量及び空気量に対して、水素ガス量は維持しつつ空気量を増大させるように空気量制御部47が空気量を算出して空気ブロア22を制御する。
従って、ステップS13における「空気低利用率発電」の場合には、燃料電池14の発電量が増えて(高出力)となって、燃料電池から排出される排気が高温となるとともに、余分な空気が排気されることになる。
その結果、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が、空気で飛ばされるとともに、液滴になることを防止することができ、排気口24の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
そして、ステップS13において、「空気低利用率発電」となるように制御された後、ステップS14において、「2次電池受入電力<最高効率出力」であるか否かが判断される。
ステップS14において、「2次電池受入電力<最高効率出力」であると判断された場合には、ステップS15に進み、燃料電池14の発電が停止(FC停止)される。そして、ステップS16でステップS1へリターンされて繰り返される。
すなわち、燃料電池14から二次電池20への充電時は、図4のSOC(%)と2次電池受入電力(kw)の関係を示すグラフに示したように、「2次電池受入電力<最高効率出力」であれば(図4のAの範囲)であれば、二次電池20への充電が十分であるので、燃料電池14の発電が停止されステップS1にリターンされる。
また、二次電池20への充電が十分であるので、二次電池20への過充電を防止して、二次電池が劣化するのが防止される。
なお、この場合、ステップS14の「2次電池受入電力<最高効率出力」の判定における、2次電池受入電力のSOCの値は、二次電池20の種類により、特に限定されるものではないが、図4では、2次電池受入電力のSOCの値は、70%に設定されている。
以上のように、「2次電池受入電力<最高効率出力」となった際に、発電を停止し、二次電池20の充電状態を示すSOC値が、所定の閾値未満となった際には、最高効率出力以上で発電するように制御している。
従って、例えば、V2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池14から二次電池20への充電時に、二次電池20の充電状態の悪化(電欠)に陥ることが防止され、さらに、充電時においては、最高効率出力以上の高出力運転で充電するため、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化され、排気口の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
一方、ステップS6において、外気温が氷点下でないと判断された場合には、ステップS16に進み、「リターン」されて、ステップS1に戻るように制御している。
また、ステップS7において、燃料電池車両12が停止した状態でないと判断された場合には、ステップS16に進み、「リターン」されて、ステップS1に戻るように制御している。
また、ステップS8において、外部給電がOFFの場合には、ステップS16に進み、「リターン」されて、ステップS1に戻るように制御している。
また、ステップS9において、SOCが所定の閾値以上(閾値は15〜30%の範囲内の所定値)の場合には、ステップS16に進み、「リターン」されて、ステップS1に戻るように制御している。
さらに、ステップS11において、「FC出力>外部給電+2次電池受入電力」でないと判断された場合には、ステップS16に進み、「リターン」されて、ステップS1に戻るように制御している。
また、ステップS14において、「2次電池受入電力<最高効率出力」でないと判断された場合には、ステップS16に進み、「リターン」されて、ステップS1に戻るように制御している。
以上の実施形態1によれば、車両停車時であって環境温度が氷点下において、燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電する。
従って、燃料電池の発電量が増えて(高出力)となって、燃料電池から排出される排気が高温となり、その結果、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化して、液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
さらに、排気管からの排気に影響を及ぼさず、燃料電池車両の運転性能に劣化をきたすこともなく、しかも、氷塊が障害となったり、氷塊により、転倒事故が発生したりするおそれも防止される。
また、車両停車時であって環境温度が氷点下において、燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池のカソードを構成する空気極に、燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入している。
従って、燃料電池から排出される排気ガスが余分な空気量によって増大するので、排気ガスに含まれる水分が、空気で飛ばされるので、液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのを効果的に防止することができる。
燃料電池車両において、車両停車時であって環境温度が氷点下において、燃料電池を始動して発電する際に、燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電しているとともに、燃料電池のカソードを構成する空気極に、燃料電池の発電に必要な空気量以上の空気を導入している。
従って、燃料電池の発電量が増えて(高出力)となって、燃料電池から排出される排気が高温となるとともに、さらに余分な空気が排気されることになるので、排気管全体を高温にでき、排気ガスに含まれる水分が気化されるとともに、さらに水分が余分な空気により飛ばされるので、液滴になることを防止することができ、排気口の外部に、氷塊が形成されるのをより効果的に防止することができる。
(実施形態2)
図5は、本発明の別の実施形態2の燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムの概略を示す図2と同様なフローチャートである。
この実施形態2の燃料電池車両の運転制御システム10aは、図1〜図4に示した実施形態1の運転制御システム10と基本的には同様な構成であり、図5のフローチャートは、基本的には、図2のフローチャートと同様なステップであるので、同一のステップには、同一のステップの参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施形態2の運転制御システム10aでは、ステップS10において、「FC高出力発電」状態となるように制御しており、ステップS13の「空気低利用率発電」となる制御を省略している。
このように、本発明の運転制御システム10aを作動するようにすることも可能である。実施形態2では、運転制御方法及び運転制御システムを実施形態1より簡素化することができる。
(実施形態3)
図6は、本発明の別の実施形態3の燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムの概略を示す図2と同様なフローチャートである。
この実施形態3の燃料電池車両の運転制御システム10bは、図1〜図4に示した実施形態1の運転制御システム10と基本的には同様な構成であり、図6のフローチャートは、基本的には、図2のフローチャートと同様なステップであるので、同一のステップには、同一のステップの参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施形態3の運転制御システム10bでは、ステップS10〜ステップS12における、「FC高出力発電」状態の制御を省略しており、ステップS13の「空気低利用率発電」となる制御を実施している。
このように、本発明の運転制御システム10bを作動するようにすることも可能である。実施形態3では、運転制御方法及び運転制御システムを実施形態1より簡素化することができる。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施形態では、「2次電池受入電力<最高効率出力」となった際に、発電を停止し、二次電池20の充電状態を示すSOC値が、所定値となった際に、最高効率出力以上で発電するように制御している。
しかしながら、このような制御を省略して、図示しないが、ステップS10〜ステップS12における、「FC高出力発電」状態となるように制御、ステップS13の「空気低利用率発電」の少なくとも一方のみを実施することも可能であるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明の少なくとも一つの実施形態によれば、V2Hとしての使用時や、停車中の燃料電池から二次電池への充電時に、環境温度が氷点下において、排気管が凍結したり、排気管の排気口の外部に、氷塊ができることがなく、排気管からの排気に影響を及ぼさず、燃料電池車両の運転性能に劣化をきたすこともなく、しかも、氷塊が障害となったり、氷塊により、転倒事故が発生したりするおそれもないので、燃料電池車両の運転制御方法及び運転制御システムへの適用に適している。
10、10a、10b 運転制御システム
12 燃料電池車両
14 燃料電池
16 水素タンク
18 走行用モータ
20 二次電池
22 空気ブロア
24 排気口
26 ポンプ
30 外部給電部
38 FC−ECU
40 制御部
41 運転制御部
42 車両ECU
43 水素ガス量制御部
44 モータECU
45 SOC検出手段
46 バッテリECU
47 空気量制御部
Ps 最高効率出力

Claims (6)

  1. 車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、
    前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、
    を備えた燃料電池車両の運転制御方法であって、
    前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電することを特徴とする燃料電池車両の運転制御方法。
  2. 車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、
    前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、
    を備えた燃料電池車両の運転制御方法であって、
    前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池のカソードを構成する空気極に、前記燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入して発電することを特徴とする燃料電池車両の運転制御方法。
  3. 車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、
    前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、
    を備えた燃料電池車両の運転制御システムであって、
    前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池を、最高効率出力以上の高出力で発電するように制御する運転制御部を備えることを特徴とする燃料電池車両の運転制御システム。
  4. 車両の走行用モータを駆動する主電源となる二次電池と、
    前記二次電池を充電する副電源を構成する燃料電池と、
    を備えた燃料電池車両の運転制御システムであって、
    前記燃料電池車両の停車時において、且つ環境温度が氷点下において、前記燃料電池を始動して発電する際に、前記燃料電池のカソードを構成する空気極に、前記燃料電池の所定の発電出力に対して必要とする必要空気量以上の空気量を導入する運転制御部を備えることを特徴とする燃料電池車両の運転制御システム。
  5. 前記運転制御部は、前記燃料電池のカソードを構成する空気極に、前記最高効率出力以上の高出力で発電するのに必要とする必要空気量以上の空気量を導入することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池車両の運転制御システム。
  6. 前記運転制御部は、前記燃料電池から二次電池への充電時に、二次電池受入電力が前記最高効率出力未満となった際に、発電を停止し前記二次電池の充電状態を示すSOC値が、所定値以下となった際に、最高効率出力以上で発電するように制御することを特徴とする請求項3又は5に記載の燃料電池車両の運転制御システム。
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