JP2018156121A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な管理状態で、紙幣の精査処理を実行する紙幣処理装置を提供する。【解決手段】紙幣処理装置は、紙幣が入金される入金部と、入金部から入金された紙幣を収納する紙幣収納部と、入金部と紙幣収納部とを接続する第1の搬送部と、第1の搬送部に設けられ、搬送される紙幣を識別する識別部と、少なくとも紙幣を一時的に保留するために使用される第1の一時保留部と、紙幣収納部と第1の一時保留部とを結ぶ第2の搬送部と、第2の搬送部に設けられ、搬送される紙幣の少なくとも枚数を検知する検知部と、紙幣収納部、第1の一時保留部、第2の搬送部、および検知部を、入金部および識別部と隔離するように収容する収容部と、収容部内において、紙幣収納部に収納された紙幣を、第2の搬送部に搬送させて検知部で検知させ、一旦第1の一時保留部に保留した後、再度紙幣収納部に収納する第1の精査処理を実行する制御部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、紙幣処理装置に関する。
従来、上部の処理部と、下部の金庫部とに大別され、紙幣の精査処理を実行する紙幣処理装置がある。この紙幣処理装置は、下部の金庫部内に収納されている紙幣を、金庫部外の上部の処理部に搬送し、上部の処理部にて紙幣の精査処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
特許第6042950号公報
一般的に、紙幣の管理権限は、上部の処理部と下部の金庫部とで分けられる。例えば、上部の処理部で処理される入金確定前の紙幣は、店舗等の所有であり、金庫に収納された入金確定後の紙幣は、例えば、紙幣回収業者の所有であるため、前述のように紙幣の管理権限が分けられる。
しかしながら、従来の紙幣処理装置では、精査処理の際、下部の金庫部に収納されている紙幣が、管理権限の異なる上部の処理部へ搬送される。そのため、従来の紙幣処理装置では、一時的とは言え、紙幣の管理上、好ましくない状態が発生するという問題がある。
そこで本発明は、適切な管理状態で、紙幣の精査処理を実行する技術を提供することを目的とする。
本発明の紙幣処理装置は、紙幣が入金される入金部と、前記入金部から入金された紙幣を収納する紙幣収納部と、前記入金部と前記紙幣収納部とを接続する第1の搬送部と、前記第1の搬送部に設けられ、搬送される紙幣を識別する識別部と、少なくとも紙幣を一時的に保留するために使用される第1の一時保留部と、前記紙幣収納部と前記第1の一時保留部とを結ぶ第2の搬送部と、前記第2の搬送部に設けられ、搬送される紙幣の少なくとも枚数を検知する検知部と、前記紙幣収納部、前記第1の一時保留部、前記第2の搬送部、および前記検知部を、前記入金部および前記識別部と隔離するように収容する収容部と、前記収容部内において、前記紙幣収納部に収納された紙幣を、前記第2の搬送部に搬送させて前記検知部で検知させ、一旦前記第1の一時保留部に保留した後、再度前記紙幣収納部に収納する第1の精査処理を実行する制御部と、を有する。
本発明によれば、適切な管理状態で、紙幣の精査処理を実行できる。
第1の実施の形態に係る紙幣処理装置の斜視図である。 図1の紙幣処理装置を+y軸方向から見た概略断面図である。 +y軸方向から見た搬送モジュールの概略断面図である。 制御部の精査処理の一次搬送を説明する図である。 制御部の精査処理の二次搬送を説明する図である。 紙幣処理装置を+y軸方向から見た別の概略断面図である。 第2の実施の形態に係る紙幣処理装置の詳細精査処理の一次搬送を説明する図である。 詳細精査処理の二次搬送を説明する図である。 制御部の精査処理動作例を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係る紙幣処理装置を+y軸方向から見た概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る紙幣処理装置1の斜視図である。図1に示す紙幣処理装置1は、例えば、銀行やスーパーマーケット等、大量に現金が取り扱われる分野において用いられる。例えば、紙幣処理装置1は、銀行窓口の出納業務や、スーパーマーケットの売上金業務等において、現金の入金や出金、計数、保管管理等に用いられる。以下では、紙幣処理装置1に対し、図1に示すx、y、z軸の直交座標系を設定する。
図1に示すように、紙幣処理装置1は、上部ユニット2aと、下部ユニット2bと、に分けられる。
上部ユニット2aは、入金部3と、出金部4a,4bと、上カバー5と、施錠部6と、を有している。入金部3は、紙幣処理装置1に入金する紙幣を投入する投入口である。出金部4a,4bは、紙幣処理装置1から出金された紙幣を取出す取出口である。また、出金部4a,4bは、リジェクト紙幣や識別できなかった紙幣等を取出す取出口である。
上カバー5は、上部ユニット2aの少なくとも前面を覆うカバーである。上カバー5は、施錠部6によって、上部ユニット2a本体に施錠され、固定されている。上カバー5は、施錠部6による施錠が解除されると、以下で説明する上部ユニット2a内部の各種装置(例えば、図2に示す入金部3、出金部4a,4b、制御部11、搬送部12、または識別部13を参照)と共に、上部ユニット2a本体から前方へ引き出せるようになっている。
施錠部6は、上カバー5の前面に設けられている。施錠部6は、例えば、電子錠であり、上部ユニット2a内部のアクセスを制限する。例えば、施錠部6は、予め設定された暗証番号が入力されないと、上部ユニット2a内部の各種装置を上部ユニット2a本体から引き出せないようにしている。
これにより、施錠部6の暗証番号を知っている特定の権限を持ったユーザは、上部ユニット2a内部にアクセスできる。例えば、特定の権限を持ったユーザは、上部ユニット2a内部の各種装置にアクセスできる。
下部ユニット2bは、開閉扉7aと、施錠部7bと、を有している。開閉扉7aは、下部ユニット2b内部にアクセスするための扉である。
開閉扉7aの前面には、施錠部7bが設けられている。施錠部7bは、例えば、電子錠であり、下部ユニット2b内部へのアクセスを制限する。例えば、開閉扉7aは、施錠部7bに予め設定された暗証番号が入力されないと、開けることができないようになっている。
これにより、施錠部7bの暗証番号を知っている特定の権限を持ったユーザは、下部ユニット2b内部にアクセスできる。例えば、特定の権限を持ったユーザは、以下で説明する下部ユニット2b内部(例えば、図2に示す紙幣収納部17a〜17h等)にアクセスできる。
なお、上記で説明した施錠部6,7bは、電子錠に限られない。施錠部6,7bは、例えば、シリンダー錠等であってもよい。
図2は、図1の紙幣処理装置1を+y軸方向から見た概略断面図である。図2において、図1と同じものには同じ符号が付してある。図2では、図1の紙幣処理装置1の形状等を簡略化して図示している。
図2に示すように、紙幣処理装置1の上部ユニット2aは、制御部11と、搬送部12と、識別部13と、一時保留部14と、を有している。
制御部11は、紙幣処理装置1全体を制御する。例えば、制御部11は、入金部3に入金された紙幣の入金処理を行う。具体的には、制御部11は、搬送部12を制御し、入金部3に入金された紙幣を識別部13に搬送する。制御部11は、識別部13を制御し、紙幣の真贋、正損、または金種等を識別させる。制御部11は、識別部13の識別結果に基づいて、正常紙幣等を一時保留部14に一時保留し、リジェクト紙幣を出金部4a,4bに搬送する。そして、制御部11は、例えば、ユーザによって、入金確定操作等が行われると、一時保留部14に一時保留した紙幣を、紙幣収納部17a〜17hに搬送する。
また、制御部11は、例えば、紙幣収納部17a〜17hに収納されている紙幣の出金処理を行う。具体的には、制御部11は、ユーザからの出金要求に応じた紙幣を、紙幣収納部17a〜17hから繰出す。制御部11は、搬送モジュール16および搬送部12を制御し、繰出した紙幣を出金部4a,4bに搬送する。
また、制御部11は、後述するように、紙幣収納部17a〜17hに収納されている紙幣の精査処理を実行する。制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび所定のデータを記憶するメモリ等とを備えた装置によって、上記の機能を実現する。
搬送部12は、ループ状の搬送路を有している。搬送部12は、入金部3、出金部4a,4b、一時保留部14、および搬送モジュール16と接続されている。搬送部12は、制御部11の指示に応じて、紙幣を各部へ搬送する。
識別部13は、搬送部12上に設けられている。識別部13は、画像センサ、赤外線センサ、紫外線センサ、または磁気センサ等を備え、搬送部12を搬送する紙幣の真贋、正損、または金種等を識別する。
下部ユニット2bは、金庫15と、搬送モジュール16と、紙幣収納部17a〜17hと、一時保留部18と、RJ(RJ:リジェクト)紙幣収納部19と、を有している。
金庫15は、搬送モジュール16と、紙幣収納部17a〜17hと、一時保留部18と、RJ紙幣収納部19と、を収容している。金庫15は、前面に開閉扉7aと、施錠部7bと、を有している。開閉扉7aは、金庫15内部にアクセスするための扉である。
搬送モジュール16は、金庫15に対し、着脱可能となっている。搬送モジュール16は、搬送部12と、紙幣収納部17a〜17hと、一時保留部18と、RJ紙幣収納部19とを結ぶ搬送路を有している。
図3は、+y軸方向から見た搬送モジュール16の概略断面図である。図3に示すように、搬送モジュール16は、搬送部(搬送路)21〜23を有している。
搬送モジュール16が金庫15に装着された状態(例えば図2に示す状態)では、図3に示す搬送部21は、図2の搬送部12と接続された搬送部と接続される。また、図3に示す搬送部22は、図2の一時保留部18およびRJ紙幣収納部19と接続された搬送部と接続される。また、図3に示す搬送部23は、図2の紙幣収納部17a〜17hと接続された搬送部と接続される。
搬送モジュール16は、紙幣の搬送経路を切替える複数の分岐部を有している。搬送モジュール16は、制御部11による分岐部の制御に応じて、紙幣の搬送先を切替える。
例えば、搬送モジュール16は、図2の搬送部12から搬送された紙幣を搬送部23に搬送して、図2の紙幣収納部17a〜17hに搬送したり、図2の紙幣収納部17a〜17hから繰出された紙幣を搬送部21に搬送して、図2の搬送部12に搬送したりする。
また、搬送モジュール16は、紙幣収納部17a〜17hから繰出された紙幣を搬送部21に搬送して、搬送部12に搬送したり、紙幣収納部17a〜17hから繰出された紙幣を搬送部22に搬送して、一時保留部18またはRJ紙幣収納部19に搬送したりする。また、搬送モジュール16は、一時保留部18から繰出された紙幣を搬送部23に搬送して、紙幣収納部17a〜17hに搬送したりする。
搬送モジュール16は、検知部16aを有している。検知部16aは、搬送部22上に設けられている。検知部16aは、搬送部22を搬送される紙幣の少なくとも枚数を検知する。検知部16aは、例えば、搬送される紙幣により遮光されることで紙幣の有無を検知する、簡易な光学センサとしてもよい。また、検知部16aは、連なって搬送される紙幣を検知するために、紙幣の長さを検知するものとしてもよい。また、検知部16aは、重なって搬送される紙幣を検知するために、紙幣の厚みを検知するものとしてもよい。これらにより、検知部16aは、紙幣の枚数をより正確に検知することができる。
なお、搬送モジュール16は、図2に示した紙幣収納部17a〜17hと入れ替えることができる。例えば、搬送モジュール16は、図2に示した紙幣収納部17e,17fの位置に装着されることができる。この場合、図2の紙幣収納部17g,17hの位置には、一時保留部18およびRJ紙幣収納部19を配置する。なお、紙幣収納部17e,17fおよびこれらの収納部の間の搬送部は、一体化されて取り外し自在とされたモジュール構造とされることが好ましい。これにより、搬送モジュール16と紙幣収納部17e,17fの入れ替えが容易になる。
また、搬送部12を搬送される紙幣は、搬送モジュール16を介して、紙幣収納部17a〜17hに搬送される。これにより、金庫15は、搬送部12と搬送モジュール16とを結ぶ搬送部の開口を有していればよく、紙幣処理装置1は、セキュリティを高めることができる。例えば、図2の例の場合、金庫15は、搬送部12と搬送モジュール16とを結ぶ搬送部のための開口を1つ有している。これにより、紙幣処理装置1は、セキュリティを高めることができる。
図2の説明に戻る。紙幣収納部17a〜17hは、入金部3に入金された紙幣を収納する。紙幣収納部17a〜17hは、例えば、紙幣を巻き取るドラムを有した巻取式の収納部である。
一時保留部18は、精査処理の際、紙幣を一時保留する。例えば、一時保留部18は、精査処理を行う紙幣収納部17a〜17hのいずれかから搬送される紙幣を一時保留する。一時保留部18に一時保留された紙幣は、精査処理後、元の紙幣収納部17a〜17hに搬送され、収納される。一時保留部18は、例えば、紙幣を巻き取るドラムを有した巻取式の保留部である。以下の説明では、精査処理の際、精査処理を行う紙幣収納部17a〜17hのいずれかから一時保留部18へ紙幣を搬送することを一次搬送といい、一時保留部18から元の紙幣収納部17a〜17hに紙幣を戻すことを二次搬送ということがある。
RJ紙幣収納部19は、精査処理時に発生したリジェクト紙幣を収納する。RJ紙幣収納部19は、例えば、紙幣を巻き取るドラムを有した巻取式の保留部である。
紙幣収納部17a〜17hに収納されている紙幣は、精査処理の際、検知部16aによって精査されて(例えば、枚数が計数されて)、一時保留部18またはRJ紙幣収納部19に収納される。従って、一時保留部18およびRJ紙幣収納部19は、検知部16aに対し、搬送方向下流(精査処理時の一次搬送方向下流)に配置される。また、紙幣収納部17a〜17hは、検知部16aに対し、搬送方向上流(精査処理時の一次搬送方向上流)に配置される。
搬送モジュール16、紙幣収納部17a〜17h、一時保留部18、およびRJ紙幣収納部19は、例えば、金庫15内の底面に設けられているレール(図示せず)の上に、金庫15の前面および背面方向(x軸方向)に可動するよう設置されている。これにより、ユーザは、施錠部7bを解除して開閉扉7aを開け、搬送モジュール16、紙幣収納部17a〜17h、一時保留部18、およびRJ紙幣収納部19を、金庫15の外に引き出すことができる。
紙幣処理装置1の管理権限について説明する。上部ユニット2a内にある紙幣と、下部ユニット2bの金庫15内にある紙幣は、所有者が異なる場合がある。例えば、上部ユニット2a内にある紙幣は、紙幣処理装置1が設置された店舗等の所有であり、金庫15内の紙幣収納部17a〜17hに収納された紙幣は、紙幣回収業者の所有である場合がある。
また、上部ユニット2a内にある紙幣と、下部ユニット2bの金庫15内にある紙幣は、所有者が同じであっても、取り扱いに関する権限が異なる場合がある。例えば、紙幣処理装置1の内部で、不具合により紙幣が滞留した場合は、上部ユニット2a内で滞留した紙幣は、一般の係員であっても排除することができるが、金庫15内で滞留した紙幣は、より上位の管理者のみが排除できる運用とする場合がある。従って、上部ユニット2aと下部ユニット2bの金庫15とで、管理権限が分けられるのが望ましい。
これに対し、紙幣処理装置1の上部ユニット2aは、施錠部6を有する。下部ユニット2b(金庫15)は、施錠部7bを有する。これにより、上部ユニット2aと、下部ユニット2bの金庫15との管理権限を、別々にすることができる。
精査処理について説明する。制御部11は、紙幣収納部17a〜17hの在高を再確認する必要が生じた場合に、精査処理を実行する。制御部11は、例えば、紙幣収納部17a〜17hが金庫15から取り外されたり、紙幣収納部17a〜17hが有する開閉扉(図示せず)が開けられた場合に、紙幣収納部17a〜17hから紙幣が抜き取られたり、紙幣収納部17a〜17hに紙幣が投入された可能性があるので、紙幣収納部17a〜17hの在高を再確認する必要があると判断する。また、制御部11は、例えば、紙幣の紙幣収納部17a〜17hへの搬送中または紙幣の紙幣収納部17a〜17hからの繰出中に異常が発生した場合、搬送されたり繰り出しされた紙幣の枚数を確定できていない可能性があるので、紙幣収納部17a〜17hの在高を再確認する必要があると判断する。
図4は、制御部11の精査処理の一次搬送を説明する図である。図4には、図2に示した金庫15が示してある。図4において、図2と同じものには同じ符号が付してある。以下では、紙幣収納部17dに収納されている紙幣の精査処理例について説明する。
制御部11は、図4の矢印A1に示すように、紙幣収納部17dに収納されている紙幣を1枚ずつ繰出し、検知部16aを通過させ、一時保留部18に搬送する一次搬送を行う。その際、制御部11は、検知部16aを制御し、検知部16aを通過する紙幣の枚数を計数させる。これにより、制御部11は、紙幣収納部17dに何枚の紙幣が収納されていたかの簡易的な精査処理を行うことができる。
一方、制御部11は、検知部16aによってリジェクト紙幣と判定された紙幣を、点線矢印A2に示すように、RJ紙幣収納部19に搬送する。なお、検知部16aは、枚数を確定できなかった紙幣をリジェクト紙幣と判定する。例えば、制御部11は、紙幣が複数枚連なって搬送されたり、紙幣が複数枚重なって搬送されたりした場合、これらの紙幣をリジェクト紙幣と判定する。また、検知部16aが、紙幣の金種や真偽を検知できる場合は、制御部11は、特定の金種以外の紙幣や真正でないと思われる紙幣をリジェクト紙幣と判定してもよい。
図5は、制御部11の精査処理の二次搬送を説明する図である。図5において、図4と同じものには同じ符号が付してある。
図4で説明したように、制御部11は、紙幣収納部17dに収納された紙幣を、検知部16aで検知させ、一時保留部18に一時保留する一次搬送を行う。制御部11は、一時保留部18に一時保留した紙幣を、紙幣収納部17dに収納する。すなわち、制御部11は、精査処理のために一時保留部18に保留した紙幣を、元の紙幣収納部17dに戻す二次搬送を行う。
例えば、制御部11は、図5の矢印A11に示すように、一時保留部18に一時保留した紙幣を、紙幣収納部17dに収納する。このようにして、制御部11は、一連の精査処理を終了する。
図4および図5では、紙幣収納部17dの精査処理例について説明したが、他の紙幣収納部17a〜17c,17e〜17hについても同様である。
なお、RJ紙幣収納部19に収納したリジェクト紙幣は、出金処理に用いない紙幣として、RJ紙幣収納部19に収納したままとする。
以上説明したように、紙幣処理装置1の紙幣収納部17a〜17hは、入金部3から入金された紙幣を収納する。識別部13は、搬送部12に設けられ、搬送される紙幣を識別する。一時保留部18は、紙幣を一時的に保留するために使用される。検知部16aは、紙幣収納部17a〜17hと一時保留部18とを結ぶ搬送部に設けられ、搬送される紙幣の少なくとも枚数を検知する。金庫15は、紙幣収納部17a〜17hと、一時保留部18と、紙幣収納部17a〜17hおよび一時保留部18を結ぶ搬送部と、検知部16aとを、入金部3および識別部13と隔離するように収容する。制御部11は、金庫15内において、紙幣収納部17a〜17hに収納された紙幣を、紙幣収納部17a〜17hと一時保留部18とを結ぶ搬送部に搬送させて検知部16aで検知させ、一旦、一時保留部18に保留した後、再度、紙幣収納部17a〜17hに収納する精査処理を実行する。
これにより、制御部11は、1つの管理権限内(金庫15内)で、精査処理を実行するので、適切な管理状態で、紙幣の精査処理を実行できる。
なお、一時保留部18は、紙幣収納部として兼用されてもよい。すなわち、一時保留部18は、少なくとも紙幣を一時的に保留するために使用されるものであってもよい。上記したように、精査処理の際に一時保留された紙幣は、元の紙幣収納部に戻されるため、制御部11は、一時保留部18を紙幣収納部として用い、精査処理の際に、既に紙幣が収納されていても、精査処理を実行できる。
また、一時保留部18を紙幣収納部として兼用する場合、精査処理時に一時保留する紙幣が、一時保留部18に収納しきれない(一杯になる)場合がある。例えば、一時保留部18は、紙幣収納部として用いられ、既に多くの紙幣が収納されていると、精査処理時に一時保留する紙幣を、収納しきれない場合がある。このような場合、制御部11は、他の紙幣収納部17a〜17hを、一時保留部として利用する。例えば、制御部11は、一時保留部18が紙幣で一杯になった場合、紙幣収納部17a〜17hのいずれかを一時保留部として、紙幣を保留させる。
また、制御部11は、RJ紙幣収納部19に収納した紙幣を、出金部4a,4bに搬送してもよい。そして、制御部11は、例えば、表示装置(図示せず)の表示によって、ユーザに、出金部4a,4bに搬送した紙幣を、入金部3に再投入させるようにしてもよい。
また、制御部11は、RJ紙幣収納部19に収納した紙幣を、再度、検知部16aで検知して、リジェクト紙幣ではないと判定された紙幣を元の紙幣収納部17a〜17hに戻し、なおもリジェクト紙幣であると判定された紙幣を、例えば、出金部4a,4bに搬送してもよい。
また、検知部16aは、画像センサを有し、紙幣の記番号を読み取ってもよい。そして、制御部11は、紙幣の記番号に基づいて、部分精査を行ってもよい。部分精査は、紙幣収納部17a〜17hに収納した紙幣の記番号と収納順序を関連付けた収納情報を利用する精査である。例えば、紙幣収納部17a〜17hから一部の紙幣を繰り出し、記番号を読み取る。収納情報に、読み取った順序通りの記番号の並びがあれば、紙幣収納部17a〜17hには、収納情報通りの紙幣が収納されていると判断し、精査を完了する。このように部分精査を行うことにより、一時保留部18の収納量を小さくできる。
また、RJ紙幣収納部19は、検知部16aに対し、搬送方向下流(精査処理時の一次搬送方向下流)に配置するとしたが、これに限られない。例えば、RJ紙幣収納部19は、図2に示した紙幣収納部17a〜17hのいずれかの位置に配置されてもよい。この場合、リジェクト紙幣は、一旦、一時保留部18に一時保留される。その後、紙幣収納部17a〜17hのいずれかの位置に配置されたRJ紙幣収納部に収納される。
また、一時保留部18の収納量は、精査の対象となる紙幣収納部17a〜17hの収納量と同じか、それより大きいのが望ましい。
また、一時保留部18は、入金処理時の一時保留部として利用されてもよい。
また、検知部16aは、搬送モジュール16の外にあってもよい。また、検知部16aは、紙幣の枚数に加えて、紙幣の金種や真偽などを検知する機能を有しいてもよい。また、検知部16aは、識別部13相当の機能を有していてもよい。
また、紙幣収納部17a〜17h、一時保留部18、およびRJ紙幣収納部19は、巻取式の収納部としたが、これに限られない。紙幣収納部17a〜17hは、スタック式の収納部であってもよい。
図6は、紙幣処理装置1を+y軸方向から見た別の概略断面図である。図6において、図2と同じものには同じ符号が付してある。図6に示すように、紙幣処理装置1は、検知部31と、紙幣収納部32a〜32dと、一時保留部33と、RJ紙幣収納部34と、を有している。
紙幣収納部32a〜32d、一時保留部33、およびRJ紙幣収納部34は、スタック式の収納部である。紙幣収納部32a〜32d、一時保留部33、およびRJ紙幣収納部34は、紙幣を印刷面に垂直な方向に積み重ねて収納する。
検知部31、紙幣収納部32a〜32d、一時保留部33、およびRJ紙幣収納部34は、金庫15内に配置されている。また、紙幣収納部32a〜32d、一時保留部33、およびRJ紙幣収納部34を結ぶ搬送部は、金庫15内に配置されている。検知部31は、一時保留部33と、紙幣収納部32a〜32dとの間の搬送部上に配置されている。
制御部11は、図2に示した紙幣処理装置1と同様に、金庫15内において、紙幣収納部32a〜32dに収納された紙幣を、検知部31で検知させ、一旦、一時保留部33に保留した後、再度、紙幣収納部32a〜32dに収納する精査処理を実行する。
このように、制御部11は、スタック式の収納部であっても、適切な管理状態で、紙幣の精査処理を実行できる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、少なくとも紙幣の枚数を計数する検知部16aを用いて、金庫15内で精査処理を行った。第2の実施の形態では、検知部16aを用いた精査処理の結果が、所定の条件を満たした場合、金庫15外の識別部13を用いて精査処理を行う。例えば、検知部16aを用いた精査処理において、リジェクト紙幣が発生した場合、検知部16aより高機能な識別部13を用いて精査処理を行う。以下では、検知部16aを用いた精査処理を簡易精査処理と呼ぶことがある。また、識別部13を用いた精査処理を詳細精査処理と呼ぶことがある。
図7は、第2の実施の形態に係る紙幣処理装置1の詳細精査処理の一次搬送を説明する図である。図7に示す紙幣処理装置1は、図2に示した紙幣処理装置1と同様の構成を有している。図7に示す紙幣処理装置1は、精査処理の動作が、図2に示した紙幣処理装置1と異なる。
まず、制御部11は、図4および図5で説明したように、検知部16aを用いた簡易精査処理を行う。制御部11は、この簡易精査処理において、リジェクト紙幣が発生した場合、金庫15外に配置されている識別部13を用いて詳細精査処理を行う。
例えば、制御部11は、図7の矢印A21に示すように、紙幣収納部17dに収納されている紙幣を繰出し、識別部13を通過させ、一時保留部14に搬送する一次搬送を行う。その際、制御部11は、識別部13を制御し、紙幣の識別処理をさせる。
識別部13は、検知部16aより多くのセンサを有しており、検知部16aより高精度な精査処理を行う。例えば、識別部13は、通過する紙幣の計数に加え、紙幣収納部17dの紙幣の記番号を識別したり、記番号の順番を確認したり詳細な精査処理を行う。
なお、制御部11は、識別部13によってリジェクト紙幣と判定された紙幣については、点線矢印A22に示すように、出金部4a(または出金部4b)に搬送する。そして、制御部11は、例えば、表示装置(図示せず)の表示によって、ユーザに、出金部4aに搬送したリジェクト紙幣を、入金部3に投入させる。
図8は、詳細精査処理の二次搬送を説明する図である。図8において、図7と同じものには同じ符号が付してある。
図7で説明したように、制御部11は、紙幣収納部17dに収納された紙幣を、識別部13で識別させ、一時保留部14に一時保留する。制御部11は、一時保留部14に一時保留した紙幣を、紙幣収納部17dに戻す二次搬送を行う。例えば、制御部11は、図8の矢印A31に示すように、一時保留部14に一時保留した紙幣を、紙幣収納部17dに戻す。このようにして、制御部11は、一連の詳細精査処理を終了する。
図9は、制御部11の精査処理動作例を示したフローチャートである。制御部11は、紙幣収納部17a〜17hのいずれかの在高を再確認する必要が生じた場合、図9に示すフローチャートの処理を実行する。
まず、制御部11は、金庫15内に設けられた検知部16aを用いた簡易精査処理を行う(ステップS1)。例えば、制御部11は、図4および図5で説明した精査処理を行う。なお、制御部11は、ステップS1の簡易精査処理においてリジェクト紙幣が発生した場合、リジェクト紙幣も紙幣収納部17a〜17hに戻す。
次に、制御部11は、ステップS1の簡易精査処理において、リジェクト紙幣が発生したか否か判定する(ステップS2)。制御部11は、ステップS1の簡易精査処理において、リジェクト紙幣が発生しなかったと判定した場合(S2の「No」)、当該フローチャートの処理を終了する。
一方、制御部11は、ステップS1の簡易精査処理において、リジェクト紙幣が発生したと判定した場合(S2の「Yes」)、詳細精査処理を行う(ステップS3)。例えば、制御部11は、図7および図8で説明した精査処理を行う。
なお、ステップS1で説明したように、制御部11は、ステップS1の簡易精査処理においてリジェクト紙幣が発生した場合、リジェクト紙幣を紙幣収納部17a〜17hに戻す。従って、簡易精査処理で発生したリジェクト紙幣は、ステップS3の詳細精査処理で再度精査処理が行われる。
以上説明したように、紙幣処理装置1の制御部11は、簡易精査処理の結果が所定条件を満たした場合、紙幣収納部17a〜17hに収納されている紙幣を、識別部13で識別させ、再度、紙幣収納部17a〜17hに収納する詳細精査処理を実行する。これにより、紙幣処理装置1は、精度の高い精査処理を行うことができる。
なお、上記では、制御部11は、簡易処理結果が所定の条件を満たしたとき、詳細精査処理を行ったがこれに限られない。例えば、制御部11は、ユーザの設定に応じて、簡易精査処理および詳細精査処理の少なくとも1つを選択、実行できるようにしてもよい。
また、制御部11は、ステップS1の簡易精査処理においてリジェクト紙幣が発生した場合、リジェクト紙幣を紙幣収納部17a〜17hに戻したが、紙幣収納部17a〜17hに収納されたリジェクト紙幣についてのみ、詳細精査処理を行ってもよい。制御部11は、図7の矢印A23に示すように、RJ紙幣収納部19に収納されているリジェクト紙幣を繰出し、識別部13を通過させ、一時保留部14に搬送する一次搬送を行う。RJ紙幣収納部19に収納されているリジェクト紙幣についてのみ詳細精査処理を行うので、精査に要する時間を短くできる。その他の処理は、上記の第2の実施の形態と同じである。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態では、精査処理時のリジェクト紙幣は、RJ紙幣収納部19に収納した。第3の実施の形態では、紙幣処理装置1は、紙幣の回収ボックスを備え、精査処理時のリジェクト紙幣を回収ボックスに収納する。
図10は、第3の実施の形態に係る紙幣処理装置1を+y軸方向から見た概略断面図である。図10において、図2と同じものには同じ符号が付してある。
図10に示すように、紙幣処理装置1は、回収ボックス41を有している。回収ボックス41は、金庫15に収容されている。なお、図10では、図2に示したRJ紙幣収納部19は、入金処理時の紙幣を収納する紙幣収納部42に入れ替わっている。
回収ボックス41は、搬送モジュール16と接続されている。回収ボックス41は、搬送モジュール16から搬送される紙幣を収納する。回収ボックス41は、例えば、繰出機能を有さない、収納専用庫であり、偽券等を収納する。
制御部11は、第1の実施の形態と同様の精査処理を行う。ただし、制御部11は、精査処理時に発生したリジェクト紙幣を、回収ボックス41に収納する。例えば、制御部11は、RJ紙幣収納部19に収納されているリジェクト紙幣を回収ボックス41に搬送するよう、搬送モジュール16を制御する。リジェクト紙幣を回収ボックス41に搬送するタイミングは、一時保留部18に一時保留されている紙幣を紙幣収納部17a〜17hに戻す二次搬送の前でも後でもよい。
以上説明したように、紙幣処理装置1の制御部11は、精査処理時に発生したリジェクト紙幣を、金庫15内の回収ボックス41に搬送させる。これにより、紙幣処理装置1は、適切な管理状態で、紙幣の精査処理を実行することができる。
なお、上記では、回収ボックス41は、金庫15内に収容されるとしたが、金庫15とは別の金庫に収容してもよい。
また、精査処理の一次搬送において、リジェクト紙幣を直接、回収ボックス41に搬送してもよい。検知部16aと一時保留部18の間に、回収ボックス41に接続される搬送路を設けることで、リジェクト紙幣を直接、回収ボックス41に搬送できる。また、検知部16aを、図3における搬送モジュール16の搬送部23の分岐部より右側(一次搬送の上流側)に配置することで、リジェクト紙幣を直接、回収ボックス41に搬送できる。
また、RJ紙幣収納部19に収納されているリジェクト紙幣を回収ボックス41に搬送する際に、再度、検知部16aによる検知を行い、リジェクト紙幣ではないと判定できた紙幣を元の紙幣収納部17a〜17hに戻してもよい。
1 紙幣処理装置
2a,2b ユニット
3 入金部
4a,4b 出金部
5 上カバー
6 施錠部
7a 開閉扉
7b 施錠部
11 制御部
12 搬送部
13 識別部
14 一時保留部
15 金庫
16 搬送モジュール
16a 検知部
17a〜17h 紙幣収納部
18 一時保留部
19 RJ紙幣収納部

Claims (8)

  1. 紙幣が入金される入金部と、
    前記入金部から入金された紙幣を収納する紙幣収納部と、
    前記入金部と前記紙幣収納部とを接続する第1の搬送部と、
    前記第1の搬送部に設けられ、搬送される紙幣を識別する識別部と、
    少なくとも紙幣を一時的に保留するために使用される第1の一時保留部と、
    前記紙幣収納部と前記第1の一時保留部とを結ぶ第2の搬送部と、
    前記第2の搬送部に設けられ、搬送される紙幣の少なくとも枚数を検知する検知部と、
    前記紙幣収納部、前記第1の一時保留部、前記第2の搬送部、および前記検知部を、前記入金部および前記識別部と隔離するように収容する収容部と、
    前記収容部内において、前記紙幣収納部に収納された紙幣を、前記第2の搬送部に搬送させて前記検知部で検知させ、一旦前記第1の一時保留部に保留した後、再度前記紙幣収納部に収納する第1の精査処理を実行する制御部と、
    を有する紙幣処理装置。
  2. 前記収容部は、施錠部を有する金庫である、
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記制御部は、前記紙幣収納部に収納されている紙幣を、前記第1の搬送部に搬送させて前記識別部で識別させ、再度前記紙幣収納部に収納する第2の精査処理を実行する、
    請求項1または2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記収容部の外部に、少なくとも紙幣を一時的に保留するために使用される第2の一時保留部がさらに設けられ、
    前記第2の精査処理は、前記識別部で識別させた紙幣を、一旦前記第2の一時保留部に保留した後、再度前記紙幣収納部に収納する、
    請求項3に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の精査処理の結果が所定条件を満たした場合、前記第2の精査処理を実行する、
    請求項3乃至4のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第1の精査処理または前記第2の精査処理を選択できる、
    請求項3乃至5のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第1の精査処理でリジェクト紙幣と判定された紙幣を、前記収容部内に収容されているリジェクト紙幣収納部に収納させる、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  8. 前記金庫は、前記第1の一時保留部を複数収容し、
    前記制御部は、前記第1の一時保留部の1つが前記紙幣で一杯になった場合、他の前記第1の一時保留部に紙幣を保留させる、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
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