JP2018155662A - 位置標定システム、位置標定方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

位置標定システム、位置標定方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】不感帯の影響を受けずに弾性波の計測範囲を拡大することができる位置標定システム、位置標定方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の位置標定システムは、複数のセンサと、時間計測部と、角度算出部と、位置標定部とを持つ。複数のセンサは、所定のセンサ間隔で配置される。時間計測部は、前記複数のセンサへ弾性波が到達した時刻差を計測する。角度算出部は、前記時刻差に基づいて、前記弾性波が前記複数のセンサに対して入射した入射角度を算出する。位置標定部は、前記入射角度に基づいて、前記弾性波の発生源を標定する。前記所定のセンサ間隔は、前記複数のセンサが配置されている構造物内部を伝搬する弾性波の音速と、前記センサの周波数特性とに基づいた距離である。
【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、位置標定システム、位置標定方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、高度経済成長期に建設された橋梁等の構造物の老朽化に伴う問題が顕在化してきている。万が一にも構造物に事故が生じた場合の損害は計り知れないため、従来から構造物の状態を監視するための技術が提案されている。例えば、内部亀裂の発生、又は、内部亀裂の進展に伴い発生する弾性波を、高感度センサにより検出するAE(Acoustic Emission:アコースティック・エミッション)方式により、構造物の損傷を検出する技術が提案されている。AEは、材料の疲労亀裂の進展に伴い発生する弾性波である。AE方式では、圧電素子を利用したAEセンサにより弾性波をAE信号(電圧信号)として検出する。AE信号は、材料の破断が生じる前の兆候として検出される。したがって、AE信号の発生頻度および信号強度は、材料の健全性を表す指標として有用である。そのため、AE方式によって構造物の劣化の予兆を検出する技術の研究が行われている。
AE信号を利用した損傷評価方法の一つとして、複数のセンサへの信号到達時刻差を用いた弾性波の発振源位置の標定がしばしば行われる。弾性波の発振源位置を特定することは、損傷個所の特定につながり、重要な意味を持つ。AE源位置の標定を行うためには、弾性波の伝搬速度を事前に知る必要があるが、空気中の音速と異なり、固体中を伝搬する弾性波の速度は内部構造に依存する上に、材料によっては異方性を有するものもあり、正確な速度を知ることは極めて困難である。このような課題を解決する手段として、音源による位置標定法が知られている。しかしながら、この方法では、到来する方向によって検出分解能が大きく変化してしまう。また、方向によっては完全に弾性波を検出できなくなる、所謂不感帯を生じてしまう。このように、従来の方法では、方向の検出可能な範囲が限られてしまうため、計測範囲が限られてしまう場合があった。
国際公開第2015/119498号
本発明が解決しようとする課題は、不感帯の影響を受けずに弾性波の計測範囲を拡大することができる位置標定システム、位置標定方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の位置標定システムは、複数のセンサと、時間計測部と、角度算出部と、位置標定部とを持つ。複数のセンサは、所定のセンサ間隔で配置される。時間計測部は、前記複数のセンサへ弾性波が到達した時刻差を計測する。角度算出部は、前記時刻差に基づいて、前記弾性波が前記複数のセンサに対して入射した入射角度を算出する。位置標定部は、前記入射角度に基づいて、前記弾性波の発生源を標定する。前記所定のセンサ間隔は、前記複数のセンサが配置されている構造物内部を伝搬する弾性波の音速と、前記センサの周波数特性とに基づいた距離である。
従来の弾性波の発信源の位置標定の方法と、本実施形態における弾性波の発信源の位置標定の方法との概要を説明するための図。 ベクトルセンシングユニットにおけるベクトルセンシングの基本概念を説明するための図。 ベクトルセンシングユニットにおけるベクトルセンシングの基本概念を説明するための図。 3つのセンサを配置した場合の不感帯の領域のイメージを示す図。 実施形態におけるベクトルセンシングユニット10内のセンサの配置例を示す図。 本実施形態におけるベクトルセンシングユニット10内のセンサの配置における検出範囲の一例を示す図。 本実施形態における検出分解能のシミュレーション結果を表す図。 本実施形態における位置標定システム100のシステム構成を示す図。 ベクトルセンシングユニット10の機能構成を表すブロック図。 時間計測部15の一例を示す図。 サーバ20の機能構成を表すブロック図。 サーバ20の処理の流れを示すフローチャート。 本実施形態における効果を説明するための図。 ベクトルセンシングユニット10の追加の配置を示す図。
以下、実施形態の位置標定システム、位置標定方法及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
(概要)
まず、概要について説明する。
図1は、従来の弾性波の発信源の位置標定の方法と、本実施形態における弾性波の発信源の位置標定の方法との概要を説明するための図である。図1(A)は従来の弾性波の発信源の位置標定の方法を表す図であり、図1(B)は本実施形態における弾性波の発信源の位置標定の方法を表す図である。
図1(A)に示すように従来の位置標定の方法では、複数のセンサ1−1〜センサ1−4で位置標定を行う対象を囲むように配置し、各センサ1−1〜センサ1−4への到達時刻差に基づいて弾性波の発信源の位置の標定が行われていた。従来の位置標定の方法では、センサ間の厳密な時刻同期が必要で、センサからセンサ信号を処理する信号処理部までは有線接続でなければならない。また、正確な伝搬速度の情報が必要であった。
それに対し、図1(B)に示すように本実施形態における位置標定の方法では、センサを近接配置したユニット(以下「ベクトルセンシングユニット」という。)10−1〜10−N(Nは2以上の整数)を用いて、弾性波の方向を検知し、複数のベクトルセンシングユニットそれぞれで検知した角度(例えば、θa、θb)に基づいて弾性波の発信源の位置を標定する。
ここで、図2及び図3を用いて、本実施形態で使用するベクトルセンシングユニットにおけるベクトルセンシングの基本概念について説明する。図2及び図3は、ベクトルセンシングユニットにおけるベクトルセンシングの基本概念を説明するための図である。
まず、図2に示すように複数のセンサSと、センサSとを近接すると、センサSと、センサSとを結ぶ線分2に対して、弾性波3は任意の角度θを伴って各センサS及びセンサSに到達する。このとき、各センサS及びセンサSから弾性波の発信源までの距離をl、センサ間隔をd(<<l)とする。
センサ間隔dは、ユニット(図2では、センサSと、センサS)を中心とする半径rmaxの円内を計測範囲と想定する場合、d<<rmaxとなるように配置する必要がある。さらに、ユニットを中心とする半径rmin以上の範囲を計測範囲と設定することができ、その場合には、d<<rmin<<rmaxとすることで、rmin<l<rmaxより、d<<lを担保することができる。
さらに、近接配置する複数のセンサには可能な限り同質の弾性波が入力されることが望ましいが、実際の弾性波は、その振動の周期ごとに内部摩擦等の影響によりエネルギーを失いながら伝搬していく。減衰の影響を受けないために、センサ間隔dは、想定される弾性波の波長λよりも小さい間隔であることが望ましい。すなわち、d<λとなるように、センサSと、センサSとを配置することで、各センサS及びセンサSへ入射する弾性波を同質と見做すことができるようになる。
弾性波の速度vは、材料固有の物性値に依存し、金属であれば3000〜6000m/s程度となることが知られている。また、自然発生する弾性波の信号は、一般に広い周波数範囲を含んでいるが、ノイズを除去するために、センサ自身の周波数特性及びセンサ信号を処理する電気回路においてバンドパスフィルタを構成することで、観測対象となる周波数を選択することができる。観測対象の周波数は、例えば金属であれば150kHz、コンクリート構造物であれば30kHzというように材料によって選択する。一例として、弾性波の速度vを3000m/s、対象とする周波数fを150kHzとする場合、波長λはλ=v/fから、λ=20mmとなり、dを20mm以下になるように配置することで減衰の影響を最小限に抑えることができる。
2つのセンサS1及びS2に弾性波が到達する時間差t12は、弾性波の速度vを用いて、式1のように表すことができる。
Figure 2018155662
また、式1を式2のように変形することによって入射角度θを求めることができる。
Figure 2018155662
さらに、図3に示すように、3つのセンサS1、S2及びS3を配置すると、入射角度θは以下の式3〜式5のように求めることができ、弾性波3の伝搬速度vに依存せず、センサ間の時間差t12及びt13の比のみによって、求めることが可能となる。
Figure 2018155662
しかしながら、図3の場合、入射角度θによっては角度変化に伴う時間差の変化がほとんど得られない、いわゆる不感帯が存在する。図2のような単純な2つのセンサを考えると、時間差t12は式1の通りであるが、式1を角度θで微分すると式6となる。
Figure 2018155662
式6より、θ=0、π付近から入射した場合dt12/dθ=0、すなわち角度変化に対して時間差t12は、ほとんど変化しないことを表している。以上の説明により、センサ間を結ぶ線分の延長線上の方向が不感帯であることがわかる。図4は、3つのセンサを配置した場合の不感帯の領域のイメージを示す図である。図4に示すように、3つのセンサS1、S2及びS3を、センサ間を結ぶ直線が直行するように配置した場合、それぞれのセンサS1、S2及びS3を結ぶ線分の延長線上の領域Rが不感帯となり、角度を正確に決定することができない。
(詳細)
概要に記載した問題に対して、本実施形態では、センサをさらに一つ増やして、選択的に使用することで不感帯を解消する。例えば、本実施形態では、各センサを結ぶ直線が平行にならないように配置することで、最少のセンサ数で不感帯を解消する。
図5は、本実施形態におけるベクトルセンシングユニット10内のセンサの配置例を示す図である。図5に示すように、本実施形態におけるベクトルセンシングユニット10内のセンサ11−1〜11−4は、正三角形の頂点3か所と、その重心位置1か所の計4か所に配置されている。このような配置とすることで、各センサを結ぶ線分、及び、各線分の延長線は、全て最低30°以上の角度を持って交わっており、いずれかのセンサの組み合わせによって不感帯を解消できる。また、ベクトルセンシングユニット10内のセンサ11−1〜11−4それぞれの配置間隔dは、弾性波の伝搬速度v及び、センサの周波数特性と、センサから出力される電気信号を処理する電子回路の合成特性で決まる観測対象周波数fを用いて、d<v/fの関係を満たす。
図6は、本実施形態におけるベクトルセンシングユニット10内のセンサの配置における検出範囲の一例を示す図である。図6(A)は、センサ11−2、11−3及び11−4を使用した場合の検出範囲を示す図である。図6(A)において、三角形の点線で囲まれる領域が検出範囲となる。図6(B)は、センサ11−1、11−2及び11−4を使用した場合の検出範囲を示す図である。図6(B)において、三角形の点線で囲まれる領域が検出範囲となる。図6(C)は、センサ11−1、11−2及び11−3を使用した場合の検出範囲を示す図である。図6(C)において、三角形の点線で囲まれる領域が検出範囲となる。
上記のように、ベクトルセンシングユニット10内に配置されているセンサのうち3つのセンサを選択的に使用することで、360°に渡って不感帯の影響のない角度標定が可能となる。
図7は、本実施形態における検出分解能のシミュレーション結果を表す図である。図7において、横軸は角度分解能を表し、縦軸は必要な所要時間を表す。図7に示すシミュレーションでは、センサ間隔dを10mm、弾性波の速度vを4000m/s、入射角度θを30°近傍としている。この場合、1°の角度で、およそ20ナノ秒の変化が生じることが分かる。
図8は、本実施形態における位置標定システム100のシステム構成を示す図である。位置標定システム100は、複数のベクトルセンシングユニット10−1〜10−2と、サーバ20とを備える。図8では、2つのベクトルセンシングユニット10−1〜10−2で、位置標定を行う例を示している。なお、以下の説明では、ベクトルセンシングユニット10−1〜10−Nについて特に区別しない場合にはベクトルセンシングユニット10と記載する。位置標定システム100は、3台以上のベクトルセンシングユニット10を備えてもよい。なお、実施形態では、ベクトルセンシングユニット10内のセンサとして、AEセンサを例に説明するが、AEセンサに代えて加速度センサが用いられてもよい。
ベクトルセンシングユニット10は、劣化評価の対象となる構造物表面に接着剤等により接着される。ベクトルセンシングユニット10は、無線伝送機能を有し、弾性波の到達時刻に関する情報(以下「到着時刻情報」という。)と、入射角度に関する情報(以下「入射角度情報」という。)とサーバ20に送信する。
サーバ20は、到着時刻情報からイベントを抽出する。イベントとは、構造物で起こったある弾性波発生事象を表す。構造物におけるクラックの発生などに伴い、1回のイベントが発生した場合、ベクトルセンシングユニット10で略同時刻に弾性波が検出されることになる。同一イベントに該当する複数の入射角度情報と、各ベクトルセンシングユニット10の座標情報とに基づいて、弾性波の発信源の位置標定を行う。なお、各ベクトルセンシングユニット10の座標情報は、サーバ20が予め記憶している。同一イベントとは、到達時刻が所定の時間窓の範囲内に存在するイベントを表す。
図8では、サーバ20は、ベクトルセンシングユニット10−1の座標位置Paを起点として入射角度θaの方向に延びる直線30と、ベクトルセンシングユニット10−2の座標位置Pbを起点として入射角度θbの方向に延びる直線31との交点を弾性波の発信源の標定位置とする。ただし、厳密には、角度情報には検出可能な時刻分解能に応じた角度誤差が含まれており、1つのベクトルセンシングユニット10で検出される標定位置は直線上ではなく、扇状の幅を有する領域である。したがって、図8に示すように、実際には2つの扇状領域の交差部(図8の画像32中の網掛け部)が弾性波の発信源の標定位置となる。この網掛け部の面積を標定の不確定性を示す指標として用いることもできる。
図9は、ベクトルセンシングユニット10の機能構成を表すブロック図である。
ベクトルセンシングユニット10は、複数のAEセンサ11と、複数の電力増幅器12と、複数のBPF13と、複数のトリガ生成部14と、時間計測部15と、角度算出部16と、無線伝送部17とを備える。ベクトルセンシングユニット10におけるAEセンサ11は、図5に示すように各センサを結ぶ直線が平行にならないように配置される。各AEセンサ11には、電力増幅器12が接続される。
AEセンサ11は、構造物から発生する弾性波を検出する。AEセンサ11は、圧電素子を有し、構造物から発生する弾性波を検出し、検出した弾性波を電圧信号(AE源信号)に変換する。AEセンサ11は、AE源信号を電力増幅器12に出力する。
電力増幅器12は、AEセンサ11から出力されたAE源信号を増幅する。
BPF13は、測定帯域外のノイズを除去するバンドパスフィルタである。BPF13は、電力増幅器12によって増幅されたAE源信号から測定帯域外のノイズを除去する。
トリガ生成部14は、信号の到達を検出しトリガを出力する。
時間計測部15は、各AEセンサ11に弾性波が到達した時刻の時刻差を計測する。例えば、時間計測部15は、4つのトリガ信号の論理和をスタートトリガと、4つのトリガ信号をそれぞれストップトリガ1〜ストップトリガ4とし、スタートトリガからストップトリガまでの時間を計測し、計測結果を時間情報として角度算出部16に出力する。
角度算出部16は、時間計測部15から出力された時間情報に基づいて、各AEセンサ11に入射した弾性波の入射角度を算出する。
無線伝送部17は、算出された弾性波の入射角度情報を無線によりサーバ20に送信する。なお、無線伝送部17は、入射角度情報にベクトルセンシングユニット10を識別するための識別情報を付加してサーバ20に送信する。
図10は、時間計測部15の一例を示す図である。
図10に示すように、本実施形態では、時間計測部15の一例として、Time−To−Digital Converterを用いる。なお、時間計測部15として、弾性波の到達時刻の時刻差を計測できる構成であればどのような構成であってもよい。図10に示すように、Time−To−Digital Converterでは、複数段の論理ゲートを通過したスタートパルスと、ストップパルスの論理和をとる方式がある。この方式は、出力の変化した遅延ゲート数と、ゲートあたりの遅延時間の積により、時間差を計測する方式である。ゲートあたりの遅延時間は例えば10ps程度のオーダーであり、高精度の時間差計測が可能である。
図11は、サーバ20の機能構成を表すブロック図である。
サーバ20は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、位置標定プログラムを実行する。位置標定プログラムの実行によって、サーバ20は、通信部21、制御部22、角度情報記憶部23、イベント抽出部24、位置標定部25、表示部26を備える装置として機能する。なお、サーバ20の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、位置標定プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、位置標定プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部21は、ベクトルセンシングユニット10から送信された入射角度情報を受信する。
制御部22は、サーバ20の各機能部を制御する。例えば、制御部22は、通信部21によって受信された入射角度情報を角度情報記憶部23に記憶させる。
角度情報記憶部23は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。角度情報記憶部23は、入射角度情報を記憶する。なお、角度情報記憶部23は、メモリ等の揮発性メモリであってもよい。
イベント抽出部24は、角度情報記憶部23に記憶されている入射角度情報のうち単一のイベントで発生した入射角度情報を抽出する。
位置標定部25は、抽出された入射角度情報に基づいて、位置標定を行い、弾性波の発生源の位置を特定する。
表示部26は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部26は、位置標定部25によって特定された弾性波の発生源の位置情報を表示する。表示部26は、画像表示装置を通信装置10に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部26は、弾性波の発生源の位置情報を表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
図12は、サーバ20の処理の流れを示すフローチャートである。
通信部21は、ベクトルセンシングユニット10から送信された入射角度情報を受信する(ステップS101)。通信部21は、受信した入射角度情報を制御部22に出力する。制御部22は、通信部21から出力された入射角度情報を角度情報記憶部23に記憶させる(ステップS102)。例えば、制御部22は、入射角度情報を、ベクトルセンシングユニット10の識別情報毎に角度情報記憶部23に記憶させる。通信部21及び制御部22は、ステップS101及び102の処理を、ベクトルセンシングユニット10から送信される度に繰り返し実行する。
イベント抽出部24は、角度情報記憶部23に記憶されている入射角度情報のうち単一のイベントで発生した入射角度情報を抽出する。イベント抽出部24は、所定の時間窓を設け、到達時刻がその時間窓の範囲内に存在する全ての入射角度情報を単一のイベントにおける入射角度情報として抽出する(ステップS103)。イベント抽出部24は、抽出した入射角度情報を位置標定部25に出力する。位置標定部25は、出力された入射角度情報に基づいて位置標定を行う(ステップS104)。例えば、位置標定部25は、出力された入射角度情報が一つのベクトルセンシングユニット10から送信された入射角度情報である場合には、入射角度情報の送信元のベクトルセンシングユニット10の座標情報と、入射角度情報とに基づいて弾性波の発生源の位置する方向を標定する。また、位置標定部25は、出力された入射角度情報が複数のベクトルセンシングユニット10から送信された入射角度情報である場合には、図8で説明した方法で弾性波の発生源の位置を標定する。その後、位置標定部25は、標定結果を表示部26に出力する。表示部26は、標定結果を表示する(ステップS105)。例えば、表示部26は、弾性波の発生源の位置を座標で表示してもよいし、地図上で表示してもよいし、その他の方法で表示してもよい。
以上のように構成された位置標定システム100によれば、複数のAEセンサ11を備えるベクトルセンシングユニット10を用いて、弾性波が各AEセンサ11へ到達した時刻の時刻差を計測し、計測した時刻差から弾性波の入射角度を算出し、算出した入射角度から弾性波の発生源を標定する。複数のAEセンサ11は、各AEセンサ11を結ぶ直線が平行にならないように配置されている。これにより、不感帯の影響を受けずに広範囲(例えば、360°)を計測範囲とすることができる。さらに、複数のベクトルセンシングユニット10を用いることによって、容易に計測範囲を拡大することができる。そのため、不感帯の影響を受けずに弾性波の計測範囲を拡大することが可能になる。
図13は、本実施形態における効果を説明するための図である。図13(A)は、従来の位置標定の構成を示す図である。図13(A)に示すように、従来の位置標定の構成では、最低3つのセンサ1−1〜1−3で計測対象範囲を囲む必要があり、センサ間の厳密な時刻同期が必要であるため、有線による接続が必要であった。さらに、伝搬速度に関する正確な値が必要である。空気中の音速と異なり、固体中を伝搬する弾性波の速度は内部構造に依存するためばらつきが大きく、材料によっては異方性を備えるものが存在するなど、正確な音速の決定が困難な場合があった。
それに対して、図13(B)に示す本実施形態における位置標定の構成では、2つ以上のベクトルセンシングユニット10があれば平面の位置標定が可能であり、図13(A)に示す従来方式に比べて計測範囲を広くすることが可能となる。さらに、ベクトルセンシングユニット10を増設するだけで計測範囲を拡大することができる。また、位置標定結果が伝搬速度に依存しないため、事前の速度情報が原理的に不要である。また、ベクトルセンシングユニット10間の時刻精度が位置標定精度に依存しないため、時刻同期精度を大幅に緩和することができる。その結果必要時刻同期精度が緩和されることで、ベクトルセンシングユニット10単位での無線化が容易になる。
以下、位置標定システム100の変形例について説明する。
ベクトルセンシングユニット10は、角度算出部16を備えず、時刻差情報のみをサーバ20に送信するように構成されてもよい。このように構成される場合、サーバ20は、角度算出部をさらに備える。角度算出部の処理は、角度算出部16と同様である。
サーバ20は、各ベクトルセンシングユニット10へ基準時刻信号を送信することによって、各ベクトルセンシングユニット10を同期するように構成されてもよい。このように構成される場合、制御部22は、通信部21を制御して、基準時刻を含む基準時刻信号を各ベクトルセンシングユニット10に送信する。各ベクトルセンシングユニット10は、受信した基準時刻信号に基づいて、自ユニットの時刻を更新する。これにより、サーバ20における入射角度情報の抽出を正確に行うことができる。また、別の方法としては、各ベクトルセンシングユニット10から得られる点過程時系列データの相互相関を最大にするように、データ蓄積後に時刻補正を行うことも可能である。
図14は、ベクトルセンシングユニット10の追加の配置を示す図である。図14(A)は、位置標定システム100がベクトルセンシングユニット10を3つ備えた場合の配置例を示す図である。図14(B)は、位置標定システム100がベクトルセンシングユニット10を4つ以上備える場合の配置候補の例を示す図である。図13(B)に示す通り、少なくとも2つのベクトルセンシングユニット10の計測範囲が重複する領域が劣化評価の対象領域となるため、図14(B)に示すように、ベクトルセンシングユニット10は略正三角形の頂点の位置に配置するとよい。略正三角形の一辺の長さは、弾性波の距離減衰特性から決定される距離であり、例えば1mとすることができる。劣化評価の対象領域を拡大する場合、既に設置されているベクトルセンシングユニット10のうち、2つを結ぶ線分を一辺とする略正三角形の頂点の位置に新たにベクトルセンシングユニット10を配置することで、最も効率よく劣化評価の対象領域を拡大することが可能である。略正三角形とは、おおむね正三角形であれば頂角が厳密に60°である必要はなく、頂角が45°〜75°の範囲となるような三角形状に配置されていれば効果を得られる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、位置標定システムは、複数のセンサと、時間計測部と、角度算出部と、位置標定部とを持つ。複数のセンサは、構造物内部を伝搬する弾性波の音速と、センサの周波数特性とに基づいた距離間隔で配置される。時間計測部は、複数のセンサへ弾性波が到達した時刻差を計測する。角度算出部は、時刻差に基づいて、弾性波が複数のセンサに対して入射した入射角度を算出する。位置標定部は、入射角度に基づいて、弾性波の発生源を標定する。このような構成を持つことにより、不感帯の影響を受けずに弾性波の計測範囲を拡大することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10(10−1〜10−N)…ベクトルセンシングユニット,11…AEセンサ,12…電力増幅器,13…BPF,14…トリガ生成部,15…時間計測部,16…角度算出部,17…無線伝送部,20…サーバ,21…通信部,22…制御部,23…角度情報記憶部,24…イベント抽出部,25…位置標定部,26…表示部

Claims (8)

  1. 所定のセンサ間隔で配置された複数のセンサと、
    前記複数のセンサへ弾性波が到達した時刻差を計測する時間計測部と、
    前記時刻差に基づいて、前記弾性波が前記複数のセンサに対して入射した入射角度を算出する角度算出部と、
    前記入射角度に基づいて、前記弾性波の発生源を標定する位置標定部と、
    を備え、
    前記所定のセンサ間隔は、前記複数のセンサが配置されている構造物内部を伝搬する弾性波の音速と、前記センサの周波数特性とに基づいた距離である位置標定システム。
  2. 所定のセンサ間隔dは、前記弾性波の伝搬速度vと、センサの周波数特性と、前記センサから出力される電気信号を処理する電子回路の合成特性で決まる観測対象周波数fとすると、
    d<v/f
    の関係を満たす、請求項1に記載の位置標定システム。
  3. 前記複数のセンサは、所定のレイアウトで配置した4個以上のセンサであり、
    前記所定のレイアウトは、前記複数のセンサ間を互いに結ぶ複数の線分が、いずれも平行にならないレイアウトである、請求項1又は2に記載の位置標定システム。
  4. 少なくとも前記複数のセンサと、前記時間計測部とを備えるベクトルセンシングユニットを3つ以上備え、
    前記ベクトルセンシングユニットが略正三角形の頂点となる位置に配置される、請求項1から3のいずれか一項に記載の位置標定システム。
  5. 検査対象範囲を拡大する場合、前記ベクトルセンシングユニットのうちの2つを結ぶ線分を一辺とする略正三角形の、残りの1つの頂点の位置に新たなベクトルセンシングユニットが設けられる、請求項4に記載の位置標定システム。
  6. 前記ベクトルセンシングユニットに対し、無線で基準となる時刻に関する情報を送信する通信部をさらに備え、前記ベクトルセンシングユニットの時刻を修正させる、請求項4又は5に記載の位置標定システム。
  7. 所定のセンサ間隔で配置された複数のセンサへ弾性波が到達した時刻差を計測する時間計測ステップと、
    前記時刻差に基づいて、前記弾性波が前記複数のセンサに対して入射した入射角度を算出する角度算出ステップと、
    前記入射角度に基づいて、前記弾性波の発生源を標定する位置標定ステップと、
    を有し、
    前記所定のセンサ間隔は、前記複数のセンサが配置されている構造物内部を伝搬する弾性波の音速と、前記センサの周波数特性とに基づいた距離である位置標定方法。
  8. 所定のセンサ間隔で配置された複数のセンサへ弾性波が到達した時刻差を計測する時間計測ステップと、
    前記時刻差に基づいて、前記弾性波が前記複数のセンサに対して入射した入射角度を算出する角度算出ステップと、
    前記入射角度に基づいて、前記弾性波の発生源を標定する位置標定ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記所定のセンサ間隔は、前記複数のセンサが配置されている構造物内部を伝搬する弾性波の音速と、前記センサの周波数特性とに基づいた距離であるコンピュータプログラム。
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