JP2018149673A - 非接触センサ装置および当該非接触センサ装置を備えた機械 - Google Patents

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龍起 栗山
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学 出頭
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Masatake Yamano
雅丈 山野
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Takao Fukui
孝男 福井
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Abstract

【課題】 機械の可動部に対する人等の接近を検出できるとともに、可動部に対する着脱を簡単に行える非接触センサ装置を提供する。【解決手段】 ロボット100のアーム101に設けられ、単一または複数の非接触センサ4、6を有する非接触センサ装置1であって、アーム101の周方向に巻付可能な巻付状態と、巻付状態から展開した展開状態とをとり得るとともに、巻付状態において非接触センサ4、6がアーム101の外周面に対して周方向に配設されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、機械の可動部に設けられる非接触センサ装置に関する。
非接触センサ装置として、たとえば特許第5805208号公報には、容量性の複数のセンサ素子からなり、ロボットアームの外表面に配置されてロボットの周囲の近接範囲を監視するものが提案されている(請求項1、5および段落[0019]参照)。
上記公報には、センサ素子の取付けに関して、ロボットの外表面、とくにアーム等に配置ないし固定されてアーム等を包囲していると記載されている(段落[0019]参照)。また、同公報の図1には、センサ装置(51)を構成する複数のセンサ素子(54)がロボット(100)のアーム(14)および柱(13)の外周に沿って設けられている状態が示されている。
上記公報の記載から判断すると、非接触センサ装置は、ロボットのアーム等の外周に固定されていると考えられる。このため、上記公報に記載のものでは、非接触センサ装置をロボットのアーム等に取り付ける際には、非接触センサ装置をアーム等の外周面に沿って固定する作業が必要になり、さらに、メンテナンス等の際に非接触センサ装置をアーム等から取り外す際には固定状態を解除する作業が必要になって、非接触センサ装置のアーム等に対する着脱が面倒である。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、機械の可動部に対する人等の接近を検出できるとともに、可動部に対する着脱を簡単に行える非接触センサ装置を提供することにある。
本発明に係る非接触センサ装置は、機械の可動部に設けられ、単一または複数の非接触センサを有する非接触センサ装置であって、可動部の周囲に巻付可能な巻付状態と、巻付状態から展開した展開状態とをとり得るとともに、巻付状態において非接触センサが可動部の周囲に沿って配設されている。
本発明に係る非接触センサ装置によれば、機械の可動部の周囲に巻付可能な巻付状態と、巻付状態から展開した展開状態とをとり得るので、可動部に対する着脱を簡単に行えるようになる。また、巻付状態において非接触センサが可動部の周囲に沿って配設されるので、可動部に対する人等の接近を検出できる。なお、本明細書中において、「周囲」とは、可動部の外周面に対して周方向(円周方向)および螺旋方向の双方の意義を有するものとし、さらに、外周面の全周のみならずその一部をも含むものとする。
本発明では、巻付状態を保持するための保持手段を有している。
本発明では、可動部の周囲に緊締するための緊締手段を有している。
本発明では、可動部の周囲に係止するための係止手段を有している。
本発明では、可動部に対する非接触センサ装置の位置がずれたことを検出し、または巻付状態において巻付不良が発生したことを検出する検出手段を備えている。
本発明では、非接触センサ装置が絶縁材を有しており、当該絶縁材が複数の突部を有している。
本発明では、非接触センサ装置がグランド電極を有していない。
本発明に係る機械は、上記いずれかの非接触センサ装置を備えている。
本発明では、機械の可動部がグランド接続されている。
以上のように、本発明に係る非接触センサ装置によれば、機械の可動部に対する人等の接近を検出できるとともに、可動部に対する着脱を簡単に行えるようになる。
本発明の一実施例による非接触センサ装置をいずれかのアームの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態を示す垂直多関節ロボットの正面図である。 図1のII矢視図である。 図2のIII-III線断面図である。 前記非接触センサ装置(図1)が単一の非接触センサを有する場合の展開状態の正面図である。 前記非接触センサ装置(図1)が複数の非接触センサを有する場合の展開状態の正面図である。 図4の側面図である。 図5の側面図である。 前記非接触センサ装置(図1)のセンサ検出範囲を示す図である。 本発明の一実施例による非接触センサ装置を複数のアームのそれぞれの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態を示す垂直多関節ロボットの正面図である。 前記非接触センサ装置(図9)のセンサ検出範囲を示す図である。 図5の変形例を示す図である。 図4の変形例を示す図である。 図4の他の変形例を示す図である。 図5の他の変形例を示す図である。 図14の非接触センサ装置をアームの外周面に螺旋方向(つまり螺旋状)に巻き付けた巻付状態を示す図であって、図2に相当する図である。 図4または図5のさらに他の変形例を示す図であって、図2に相当する図である。 図16のXVII-XVII線断面図である。 図4の別の変形例を示す図である。 図18の非接触センサ装置をアームの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態を示す図であって、図2に相当する図である。 図19のXX-XX線断面図である。 図20の変形例を示す図である。 図1において、アームに対する非接触センサ装置の位置ずれを検出するセンサを別途(ここでは非接触センサ装置とは別体に)設けた例を示す図である。 図22における非接触センサ装置およびセンサからなる構成の変形例を示しており、非接触センサ装置の巻付状態を示す概略図である。 前記非接触センサ(図23)の展開状態を示す概略図である。 本発明による非接触センサ装置(グランド電極有り)をアームの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の縦断面概略図であって、アームの上側部分のみを示している。 本発明による非接触センサ装置(グランド電極無し)をアームの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の縦断面概略図であって、アームの上側部分のみを示している。 前記非接触センサ装置(図26)(または前記非接触センサ装置(図25)においてグランド側ユニットを除くアンテナ側ユニット)の変形例を示す図であって、その展開状態の側面図である。 図27の背面図である。 図27の拡大図である。 図29から接着層を取り出して示す正面図である。 前記非接触センサ装置(図25)においてグランド側ユニットの変形例を示す図であって、その展開状態の側面図である。 図31から接着層を取り出して示す正面図である。 本発明による非接触センサ装置(グランド電極有り)をアームの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の横断面図であって、図25の横断面に相当している。 本発明による非接触センサ装置(グランド電極無し)をアームの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の横断面図であって、図26の横断面に相当している。 本発明による非接触センサ装置(グランド電極無し)をアームの外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の縦断面図であって、図34のXXXV-XXXV線断面に相当している。 図29の変形例を示す概略図である。 図36の背面図である。 図29の他の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図10は、本発明の一実施例による非接触センサ装置を説明するための図である。ここでは、本実施例による非接触センサ装置として、静電容量型近接スイッチを備えたものを例にとる。また、非接触センサ装置が設けられる機械の可動部として、垂直多関節ロボットのロボットアームを例にとる。
図1は、本発明の一実施例による非接触センサ装置1が垂直多関節ロボット100のアーム101に巻き付けられた状態を示している。ロボット100は、3本のアーム101、102、103を有しており、非接触センサ装置1はこれら3本のアームのうちのいずれかのアーム、たとえばアーム101に設けられている。
非接触センサ装置1は、図2および図3に示すように、アーム101の外周面の周方向に環状に巻き付けられた巻付状態と、図4および図6に示すように、平面上に展開された展開状態とをとり得るようになっている。非接触センサ装置1は、図4および図6に示すように、基板2と、接続線3を介して基板2に電気的に接続される電極4とを有している(図2、図3では図示省略)。基板2にはリード線5の一端が接続されており、リード線5の他端は、コントロールボックス50(図1)に接続されている。
図4および図6に示す例では、基板2および電極4が単一の非接触センサ(静電容量型近接スイッチ)として機能している。非接触センサ装置1をアーム101の外周面に周方向に巻き付けた巻付状態において、非接触センサはアーム101の周方向に沿って配設される。電極4は可撓性を有しているのが好ましく、同様に、基板2は可撓性を有するフレキシブル基板であるのが好ましい。電極4として、たとえば導電性のメッシュやフィルム、布等を用いるようにすれば、電極自体が大きな可撓性を有しているので、アーム101に対する電極4の巻き付けが容易になる。
図4および図6に示すように、非接触センサ装置1は袋状のカバー10を有しており、基板2、接続線3および電極4はカバー10内に収納されている。カバー10は、厚みの薄いシート状の部材であって、絶縁性/防水性/可撓性を有する素材から構成されているのが好ましい。具体的には、カバー10は、ナイロンや塩化ビニル、皮革等から構成される。カバー10は、アーム101の周方向に巻き付けた際にその長さ方向の各端部が互いにオーバラップするような長さLを有している。すなわち、カバー10の長さLは、アーム101の外周面の周長よりも長くなっている。
図4および図6に示すように、カバー10の両端には係着自在な一対の面ファスナ11、12が設けられている。たとえばオス側の面ファスナ11は、カバー10の一方の面(たとえば表面)10Aに固着されており、面ファスナ11に対応するメス側の面ファスナ12は、カバー10の他方の面(たとえば裏面)10Bに固着されている。この例では、カバー10の両端には、基板2や電極4が配置されておらず、面ファスナ11、12のみが設けられているが、基板2や電極4の長さを延長して面ファスナ11、12と上下にオーバラップさせるようにしてもよい。この場合には、センサ部としての電極4をアーム101の周方向に沿ってより広い範囲に(たとえば全周にわたって)配置することができ、センサ部による検出範囲にブラインドゾーンが生じるおそれを解消できる。また、面ファスナ11、12は、それぞれカバー10の面10A、10Bの全面または略全面にわたって形成するようにしてもよい。
面ファスナ11、12は、シート状の非接触センサ装置1をアーム101の外周面の周方向に巻き付けた巻付状態(図2、図3)において、非接触センサ装置1の環状の巻付状態を保持する保持手段として機能している。また、シート状の非接触センサ装置1をアーム101の外周面の周方向に巻き付けつつ各面ファスナ11、12を係着する際には、非接触センサ装置1をアーム101の周方向に沿ってきつく巻き付けるようにして各面ファスナ11、12を係着するようにすれば、非接触センサ装置1をアーム101の外周面に緊締させることができるので、面ファスナ11、12は緊締手段としても機能している。なお、図3においては、図示の便宜上、非接触センサ装置1のカバー10とアーム101の外周面との間に隙間が形成されている。
図5および図7は、非接触センサ装置1が複数の非接触センサ(静電容量型近接スイッチ)6を有している例を示している。図5および図7に示すように、隣り合う各非接触センサ6は、ケーブル7を介して互いに接続されており、各非接触センサ6は短冊状の基板および電極から構成されている。図5は図4に対応し、図7は図6に対応しており、これらの図において同一符号は同一または相当部分を示している。図5および図7に示す例においても、カバー10の両端に設けられた各面ファスナ11、12が、非接触センサ装置1の環状の巻付状態を保持する保持手段として機能するとともに、非接触センサ装置1をアーム101の外周面に緊締させる緊締手段としても機能している。
図5および図7において、カバー10の両端には、非接触センサ6が配置されておらず、面ファスナ11、12のみが設けられているが、面ファスナ11、12と上下にオーバラップする位置に非接触センサ6を設けるようにしてもよい。この場合には、非接触センサ6をアーム101の周方向に沿ってより広い範囲に(たとえば全周にわたって)配置することができ、非接触センサ6による検出範囲にブラインドゾーンが生じるおそれを解消できる。また、面ファスナ11、12は、それぞれカバー10の面10A、10Bの全面または略全面にわたって形成するようにしてもよい。
非接触センサ装置1をアーム101の外周面の周方向に巻き付けた巻付状態において、各非接触センサ6はアーム101の周方向に沿って配設される。また、図5および図7に示す例では、各非接触センサ6がそれぞれLED8を有している。各LED8は、この例では、先端がカバー10の外側に露出している。これらのLED8は、対応する非接触センサ6が人体等の接近を検出したとき、たとえば点灯するように構成されている。
この例では、各非接触センサ6間に配設された各ケーブル7により、非接触センサ装置1の可撓性が確保されている。また、各非接触センサ6として、フレキシブル基板、および、導電性のメッシュ、フィルム、布等からなる電極を用いることにより、非接触センサ単体の可撓性も向上できる。さらに、カバー10としてストレッチ素材のものを採用するとともに、各ケーブル7の長さを若干長めにして各非接触センサ6間に弛ませた状態で配設することにより、非接触センサ装置1全体が環状に変形する際に十分な可撓性を確保できる。このようにして、非接触センサ装置1のアーム101への装着が容易になる。
上述した非接触センサ装置1をロボット100のアーム101に取り付ける際には、非接触センサ装置1を展開状態にして(図4および図6、または図5および図7参照)、この状態から、非接触センサ装置1をアーム101の外周に沿って周方向に巻き付けつつ、その両端を一部オーバラップさせて各面ファスナ11、12を係着することにより、アーム101の外周面に巻き付けて装着する(図1ないし図3参照)。なお、各面ファスナ11、12を係着する際には、非接触センサ装置1をアーム101の周方向に沿ってきつく巻き付けた状態で各面ファスナ11、12を係着することで、非接触センサ装置1をアーム101から容易に外れないようにアーム1の外周面に緊締させることができる。また、非接触センサ装置1をアーム101から取り外す際には、上下にオーバラップしている面ファスナ11、12について上側の面ファスナを下側の面ファスナから剥がすように力を加えることで、非接触センサ装置1がアーム101から外れて、非接触センサ装置1が再び展開状態となる。
図8は、非接触センサ装置1がアーム101の外周面に巻き付けられた巻付状態において、非接触センサ装置1のセンサ検出範囲を示している。センサ検出範囲40は一点鎖線で囲まれた領域で示されており、このセンサ検出範囲40は、ロボット100の全体を覆っている。この場合、コントロールボックス50(図1)に設けられた感度調節ボリュームを操作することにより、非接触センサ装置1の感度が高く設定されている。センサ検出範囲40内にたとえば人が侵入すると、非接触センサ装置1が人の侵入を検出して検出信号がリード線5を介してコントロールボックス50に入力され、その結果、警報を鳴らしたり、ロボット100のアーム101がたとえば緊急停止(または減速運転等)するようになっている。
このように本実施例によれば、非接触センサ装置1がロボット100のアーム101の外周面に対して周方向に巻付可能な巻付状態(図1ないし図3)と、巻付状態から展開した展開状態(図4ないし図7)とをとり得るので、アーム101に対する着脱を簡単に行えるようになる。また、巻付状態において非接触センサ装置1がアーム101の周方向に配設されるので、アーム101に対する人体等の接近を確実に検出できる。
また、図9には、非接触センサ装置1がロボット100のアーム101に取り付けられた図1の状態に加えて、非接触センサ装置1’がアーム102に取り付けられるとともに、非接触センサ装置1”がアーム103に取り付けられた例が示されている。非接触センサ装置1に比べると、非接触センサ装置1’はアーム長手方向長さが若干長く、非接触センサ装置1”はアーム長手方向長さがかなり短くなっているが、これらはいずれも非接触センサ装置1と同様の構成を有している。すなわち、各非接触センサ1’、1”は、図4または図5に示すような内部構成を有するとともに、両端に面ファスナをそれぞれ有している。したがって、各非接触センサ1’、1”のアーム102、103に対する着脱は、非接触センサ装置1の場合と同様に容易である。非接触センサ装置1’、1”の各リード線5’、5”はいずれもコントロールボックス(図示せず)に接続されている。
図10は、各非接触センサ装置1、1’、1”がそれぞれアーム101、102、103の外周面に巻き付けられた巻付状態において、各非接触センサ装置1、1’、1”のそれぞれのセンサ検出範囲40、40’、40”を一点鎖線で示している。非接触センサ1による検出範囲40は、図8の場合よりも狭くなっており、アーム101の近傍に限定された極小領域になっている。同様に、各非接触センサ装置1’、1”によるセンサ検出範囲40’、40”についても、それぞれアーム102、103の近傍に限定された極小領域となっている。この場合、コントロールボックス(図示せず)に設けられた各非接触センサ装置1、1’、1”の感度調節ボリュームにより、それぞれの感度が低く設定されている。いずれかのセンサ検出範囲40、40’、40”内にたとえば人が侵入すると、対応する非接触センサ装置1、1’、1”が人の侵入を検出して検出信号がリード線5、5’、5”を介してコントロールボックスに入力され、その結果、ロボット100のアーム101、102、103が緊急停止(また減速運転等)するようになっている。
この例では、各非接触センサ装置1、1’、1”のセンサ検出範囲40、40’、40”が狭く設定されていることで、人がロボットに対してより近くまで接近できるようになっており、これにより、人に対するロボットの協調性が向上している。
〔第1の変形例〕
前記実施例の図5では、非接触センサ装置1が複数の非接触センサ6を有するとともに、すべての非接触センサ6が一つのカバー10内に収容された例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
図11は、図5の変形例を示している。図11に示すように、各非接触センサ6は、それぞれ対応するカバー10〜10に個別に収納されている。両端に配置されたカバー10、10は、その間に配置された他のカバー10〜10よりも大きめに形成されており、それぞれ面ファスナ11、12を固着するための領域を有している。隣り合う各非接触センサ6間に配設されたケーブル7は、カバー外部に露出している。
本変形例においては、隣り合う各非接触センサ6間にカバーが設けられていないことで、非接触センサ装置1全体の屈曲性が向上しており、これにより、アーム等に対する装着時のフィット性を向上できる。また、ケーブル7を各非接触センサ6に対してコネクタ接続するようにすれば、ケーブル7の長さを適宜変更できるので、アーム等の外径の変化に容易に対応できるようになる。
〔第2の変形例〕
前記実施例および前記第1の変形例では、非接触センサ装置が面ファスナによりアームに装着される例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。図12および図13は、図4の変形例を示している。図12および図13中、図4と同一符号は同一または相当部分を示している。
図12に示す例では、図4の面ファスナ11、12の代わりにファスナ(チャック/ジッパー)13が設けられている。ファスナ13は、ケース10の各端部に沿って延びるテープ・エレメント部13Aと、一方のテープ・エレメント部13Aに係合するスライダ13Bとから構成されている。この非接触センサ装置1を展開状態から巻付状態にするには、非接触センサ装置1をアーム等に巻き付けつつ、各端部のテープ・エレメント部13Aを突き合わせてスライダ13により閉じるようにすればよい。
なお、この場合、ファスナ13を閉じただけでは、非接触センサ装置1を巻付状態にすることはできても、非接触センサ装置1をアーム等の外周面に強固に緊締させる(きつく巻き付ける)のは容易ではない。カバー10としてストレッチ素材のものを採用することで、ある程度の緊締の効果は期待できるかもしれないが、その場合、ファスナ13による開閉が容易でなくなるおそれがある。
そこで、図12に示す例では、カバー10の内部に外部からエアを導入できるエア導入口15を設けており、カバー10は、エアを内部に封入できるように気密性を有する素材から構成されている。この場合には、非接触センサ装置1を巻付状態にしてアーム等の外周面に装着した後、エア導入口15からカバー10の内部にエアを導入することによりカバー10が膨張するので、非接触センサ装置1をアーム等の外周面に密着させて緊締できる。なお、エア導入口15へのエアの供給は、たとえばエア駆動ロボットの場合、エアシリンダへの供給エア源からのエアを利用するようにすればよい。
図13に示す例では、図4の面ファスナ11、12の代わりにホック14が設けられている。ホック14は、ケース10の一方の端部に沿って取り付けられた複数の鉤状片14Aと、ケース10の他方の端部に沿って取り付けられ、対応する鉤状片14Aが係脱自在に係合する複数のコ字状片14Bとから構成されている。この非接触センサ装置1を展開状態から巻付状態にするには、非接触センサ装置1をアーム等に巻き付けつつ、一端側の各鉤状片14Aをこれらにそれぞれ対応する他端側の各コ字状片14Bに係合させるようにすればよい。なお、ホック14としては、図13に示すような鉤状ホックには限定されず、ジャンパホックやボタンホック等でもよく、また、ホック14の代わりに、単なるボタンを用いるようにしてもよい(図示省略)。
図13に示す例においては、ホック14をかけただけでは、非接触センサ装置1を巻付状態にすることはできても、非接触センサ装置1をアーム等の外周面に強固に緊締させる(きつく巻き付ける)のは容易ではない。カバー10としてストレッチ素材のものを採用することで、ある程度の緊締の効果は期待できるかもしれないが、その場合、ホック14による係脱が容易でなくなるおそれがある。
そこで、図12の場合と同様にして、図13に示す例においても、気密性を有する素材からなるカバー10の一部にエア導入口15を設け、エア導入口15からカバー10の内部にエアを導入することで、巻付状態でカバー10を膨張させることができるので、非接触センサ装置1をロボットアーム等の外周面に密着させて緊締できる。
〔第3の変形例〕
前記実施例の図5(図4においても同様)では、非接触センサ装置1が、アーム等の外周面の周長よりも若干長い長さLと、アーム等の腕長さよりも若干短い幅Wとからなる矩形状を有しており、長さ方向の一端側の面ファスナ11を他端側の面ファスナ12に係着させることにより、非接触センサ装置1を環状にしてロボットアーム等の外周面に周方向に巻き付けるようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
図14は、図5の変形例を示している。図14に示すように、非接触センサ装置1は、長さL’および幅W’を有しているが、長さL’は図5中の長さLよりもかなり長く(L’≫L)、幅W’は同図中の幅Wよりもかなり短くなっており(W’≪W)、非接触センサ装置1は、帯状(またはストラップ状/ひも状)に形成されている。
非接触センサ装置1のカバー10の幅方向の一端側において表面側(または裏面側)には、長さ方向に沿って延びる面ファスナ16が固着されており、他端側において裏面側(または表面側)には、同様に長さ方向に沿って延びる面ファスナ17が固着されている。なお、図14中、カバー10内部の各非接触センサやケーブル等は図示が省略されている。
非接触センサ装置1をロボット100のアーム101(図1参照)に装着する際には、図15に示すように、アーム101の一端側から他端側に向かって外周面に螺旋方向(つまり螺旋状)に巻き付ける。その際、非接触センサ装置1の一部をオーバラップさせつつ巻き付けることにより、非接触センサ装置1の一方の面ファスナ16がこれとオーバラップする他方の面ファスナ17と係着することで、非接触センサ装置1の巻付状態を保持しつつ、非接触センサ装置1をアーム外周面に緊締させることができる。この場合には、各面ファスナ16、17による係着面がアーム外周面に沿って螺旋状に配設されるので、非接触センサ装置1をアーム外周面に対してより強固に緊締できる。また、非接触センサ装置1のオーバラップ領域を小さくできるので、アーム外周面への巻付時に非接触センサ装置1内部の非接触センサが上下に重ならないようにすることができる。
〔第4の変形例〕
前記実施例ないし前記第1および第3の変形例では、非接触センサ装置1のカバー10に面ファスナが一体に設けられた例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。図16および図17は変形例を示しており、これらは前記実施例の図2および図3にそれぞれ対応している。各図中、前記実施例および前記各変形例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図16および図17に示すように、この非接触センサ装置1は、カバー10と、これとは別個に設けられた一対のベルト部材18とを有している。カバー10は、アーム101の外周面の周長と同程度の長さを有しており、アーム101に周方向に巻き付けたとき、長さ方向の各端部はオーバラップしていなくてもよい。この例では、カバー10の各端部の間に若干の隙間が形成されている。ベルト部材18は、アーム101の外周面の周長よりも長い長さを有しており、外周面に巻き付けた際にその各端部が互いにオーバラップするようになっている。ベルト部材18の一端において表面側(または裏面側)には面ファスナ19が固着されており、他端において裏面側(または表面側)には、面ファスナ19に対応する面ファスナ20が固着されている。
非接触センサ装置1をアーム101に装着する際には、図16、図17に示すように、カバー10をアーム101の外周面に対して周方向に環状に巻き付けた状態で、環状になったカバー10の両端寄りの位置においてカバー10の上からそれぞれベルト部材18を巻き付け、面ファスナ19、20により各ベルト部材18をカバー10の上から締め付けて固定する。これにより、非接触センサ装置1の巻付状態を保持しつつ、非接触センサ装置1をアーム外周面に緊締させることができる。なお、各ベルト部材18は、非接触センサ装置1の展開状態において、カバー10とは分離される別体の部材であってもよいが、各ベルト部材18の装着を容易にしつつ紛失の恐れを解消するために、各ベルト部材18のそれぞれの一端はカバー10の一部に固着されていてもよい。
〔第5の変形例〕
前記実施例および前記各変形例では、非接触センサ装置1自体が環状(または螺旋状)の巻付状態を保持できる保持手段(面ファスナ/ファスナ/ホック/ボタン)を有している例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。図18ないし図20は図4の変形例を示しており、図21は図20の変形例を示している。図18、図19は前記実施例の図4、図2にそれぞれ対応しており、図20、図21は前記実施例の図3に対応している。各図中、前記実施例および前記各変形例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図18ないし図20に示す例では、非接触センサ装置1のカバー10の各端部に複数個(この例では4個)の貫通孔10aがそれぞれ形成されている。各端部における各貫通孔10aは各々対応する位置に配置されており、非接触センサ装置1をアーム101の外周面に対して周方向に環状の巻付状態にしたとき、各端部の対応する各貫通孔10aがオーバラップしつつ整列するようになっている(図19参照)。その一方、アーム101の外周面には、半径方向外方に突出しかつアーム長さ方向に整列する複数個(ここでは4個)の突起101aが設けられている(図20参照)。これらの突起101aの突設位置は、非接触センサ装置1の各貫通孔10aの形成位置に対応しており、非接触センサ装置1をアーム101の外周面に対して巻付状態にしたとき、非接触センサ装置1の各貫通孔10aには、アーム101の対応する各突起101aが挿入されて係止される(図19、図20参照)。これにより、非接触センサ装置1の巻付状態が保持されるようになっている。しかも、この場合には、非接触センサ装置1がアーム101の外周面に係止されることで、非接触センサ装置1がアーム101の外周面に対して位置ずれを起こしたり、外周面から抜け落ちたりするのを防止できる。
なお、この場合、非接触センサ装置1のカバー10をストレッチ素材から構成することにより、アーム101への取付時にアーム101側の各突起101aが非接触センサ装置1側の各貫通孔10aから容易に外れないようにすることができるとともに、非接触センサ装置1をアーム101の外周面に密着させて緊締できるようになる。
図20においては、アーム101側の各突起101aをアーム101の外周面に直接設けた例を示したが、同図の変形例を示す図21においては、アーム101の外周に筒状部材110を装着するとともに、当該筒状部材110の外周面に複数の突起110aが設けられている。図21に示すように、筒状部材110の各突起110aは非接触センサ装置1の各貫通孔10aに挿入されている。なお、図21では、図示の便宜上、筒状部材110とアーム101の外周面との間に隙間が形成されている。
また、図示していないが、図18ないし図21に示す例とは凹凸関係を逆にして、非接触センサ装置1側に突起または突条部を設け、これに対応する凹部または凹溝部をアーム101側に設け、これら突起/突条部をこれに対応する凹部/凹溝部に係合させるようにしてもよい。
〔第6の変形例〕
前記実施例ないし前記第1、第2、第4および第5の変形例においては、非接触センサ装置1をロボットのアーム等の外周面の周方向の全周に巻き付けるようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。たとえば、非接触センサ装置1のカバー10の内部に磁石を入れて、非接触センサ装置1を磁石の磁力でアーム等の外周面に吸着させるようにした場合、カバー10の各端部をオーバラップさせる必要がないので、非接触センサ装置1はアーム等の外周面において周方向の一部に配設するようにしてもよい。また、後述する〔他の適用例〕に示すように、非接触センサ装置1を無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)のバンパーに取り付ける場合には、バンパーの外周面のうち車両本体側の面は取付不能であり、または人体等が接近困難であって取付不要であるため、同様に、非接触センサ装置1は可動部の外周面の周方向の一部に設けられる。
〔第7の変形例〕
前記実施例および前記各変形例においては、非接触センサ装置をロボットのアームの長さ方向の一部に設けた例を示したが、非接触センサ装置は、アームの関節部分を含むアームの長さ方向全体を覆うように配設してもよい。この場合、アームの関節部分の周囲領域についても非接触センサ装置の確実なセンサ検出範囲とすることができ、アームの関節部分の周囲にセンサ検出範囲のブラインドゾーンが発生するのを防止できる。
〔第8の変形例〕
前記実施例および前記各変形例においては、非接触センサ装置1をロボットのアーム等の周囲に巻き付けた巻付状態を保持しつつ、非接触センサ装置1をアーム等の周囲に緊締する(すなわち、アーム等に対する非接触センサ装置1の位置がずれない)ようにした例を示したが、図22においては、ロボット100のアーム101に対する非接触センサ装置1の位置ずれを検出するセンサ60を別途設けた例を示している。図22は図1に対応しており、同図中、図1と同一符号は同一または相当部分を示している。
図22に示すように、センサ60は、非接触センサ装置1の一端部の側方に配置されており、アーム101の外周面に固定されたセンサ取付具61に取り付けられている。センサ60のケーブル62は、コントロールボックス50に接続されている。センサ60としては、たとえば画像センサを用いることで、非接触センサ装置1の端面に描かれたアライメントマークが位置ずれを起こしたか否かをパターンマッチングにより検出することが可能であり、これにより、アーム101に対する非接触センサ装置1の位置ずれを検出できる。なお、センサ60としては、その他のセンサを用いるようにしてもよい。
非接触センサ装置1がアーム101に対して位置ずれを起こしたことがセンサ60により検出されると、センサ60からの検出信号に基づいてアーム101がたとえば緊急停止(また減速運転等)するようになっている。
なお、非接触センサ装置1が位置ずれを起こす前に検出する方策としては、図12、図13に示したエア導入口15を備えた非接触センサ装置1においては、エア圧を圧力センサで常時監視しておき、圧力センサでエア圧の低下が検出されたときにアーム101の運転を停止等するようにすればよい。
〔第9の変形例〕
前記第8の変形例では、アーム101に対する非接触センサ装置1の位置ずれを検出する検出手段としてのセンサ60を別途(つまり非接触センサ装置1とは別体に)設けた例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
図23および図24は、図22における非接触センサ装置1およびセンサ60からなる構成の変形例を示しており、これらの図において、前記実施例および前記各変形例と同一符号は同一または相当部分を示している。図23は前記実施例の図2に相当し、図24は前記実施例の図4に相当している。なお、図24では、カバー10内部のセンサ構成部品の図示が省略されている。
図23および図24に示すように、非接触センサ装置1のカバー10の一端側には、たとえばオス側コネクタ70が設けられ、他端側には、コネクタ70に対応するメス側コネクタ71が設けられている。各コネクタ70、71は、カバー10の各端部のそれぞれ幅方向中央に配置されている。この例では、コネクタ70は、カバー10の一端に形成された切欠き10c内に設けられている。コネクタ70の各端子にはリード線70a、70bが接続されており、各リード線70a、70bは、たとえばコントロールボックス(図示せず)に接続されている。コネクタ71の各端子はリード線71cにより短絡している。
また、面ファスナ12は、コネクタ70を挟んでカバー10の幅方向両側に配置されており、同様に面ファスナ11は、コネクタ71を挟んでカバー10の幅方向両側に配置されている。
本変形例においては、非接触センサ装置1を環状の巻付状態(図23)にしたとき、各コネクタ70、71が接続され、これにより、ON信号が外部に出力されるようになっている。その一方、非接触センサ装置1が巻付状態から展開状態(図24)に移行した際には、各コネクタ70、71の接続が外れて、外部への出力信号がOFFとなる。
したがって、非接触センサ装置1をアーム等の外周面に巻き付けた巻付状態において、面ファスナ11、12の緩み等により、非接触センサ装置1が巻付不良を起こしてアーム等の外周面から外れかけたり外れたりした場合には、各コネクタ70、71が切断され、その結果、各コネクタ70、71からの出力信号がONからOFFに切り換わるので、非接触センサ装置1が巻付不良を起こしたことを容易に検出できる。外部への出力信号がOFFになると、アーム等がたとえば緊急停止(また減速運転等)する。
なお、図23および図24においては、各コネクタ70、71をカバー10の幅方向中央に設けた例を示したが、各コネクタ70、71はカバー10の幅方向の一端または両端に設けるようにしてもよい。また、アーム等に対する非接触センサ装置1の保持/緊締/係止手段としては、面ファスナには限定されず、他のものを採用するようにしてもよい。
〔第10の変形例〕
本発明による非接触センサ装置は、グランド(GND)電極を有するもののみならず、GND電極を有しないものにも適用可能である。
図25は非接触センサ装置1がGND電極を有する例を、図26は非接触センサ装置1がGND電極を有しない例をそれぞれ示しており、いずれもロボットのアーム101を正面から見た図であって、非接触センサ装置1のアーム上側部分のみを縦断面で示している。なお、各図においては、装置内部のセンサ構成部品の図示が省略されている。また、各図中、前記実施例および前記各変形例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図25に示すものでは、GND電極21は、絶縁材22を介してアーム101の外周面に配置されており、非接触センサ1の電極(ホット電極)23は、絶縁材24を介してGND電極21の上に配置されている。GND側ユニット1Bを構成するGND電極21および絶縁材22、ならびにアンテナ側ユニット1Aを構成するホット電極23および絶縁材24は、いずれもシート状の部材であって、アーム101の外周面上に積層されて一体化されている。
図26に示すものでは、アーム101の外周面上には、絶縁材24を介してホット電極23が配置されており、これらにより、アンテナ側ユニット1Aが構成されている。図25の例と同様に、ホット電極23および絶縁材24はいずれもシート状の部材であってアーム101の外周面上に積層されて一体化されているが、図25の例と異なり、GND電極21および絶縁材22は設けられていない。また、アーム101がアース線28によりGND接続されている。
図26に示すように、ロボットのアーム101自体をGNDに落とすことによって、図25に示す非接触センサ装置1に設けられていたGND電極21(および絶縁材22)が不要となり、これにより、非接触センサ装置1を薄型化できる。
〔第11の変形例〕
図27は、前記非接触センサ装置1(図26)(または前記非接触センサ装置1(図25)においてGND側ユニット1Bを除くアンテナ側ユニット1A)の変形例を示す図であって、展開状態の側面図、図28はその背面図、図29は図27の拡大図である。これらの図において、前記実施例および前記各変形例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図27ないし図29に示すように、非接触センサ装置1(またはアンテナ側ユニット1A)は、防水シート26を有しており、防止シート26の両端には、係着自在な一対の面ファスナ11、12が設けられている。たとえばオス側の面ファスナ11は、防水シート26の一方の面(たとえば表面)26Aに固着されており、面ファスナ11に対応するメス側の面ファスナ12は、防水シート26の他方の面(たとえば裏面)26Bに固着されている。
防水シート26の裏面26Bには、ホット電極23および絶縁材24(図29中のグレーの着色部分)が設けられている。ホット電極23はシート状の部材であるが、絶縁材24は、薄板状の基部24Aと、基部24Aの一方の面から突出する多数の突起(突部)24aとを有する部材である。絶縁材24は、基部24Aの他方の面において基部24Aの周縁部に沿って配設された枠状の接着層27(グレーの着色部分)(図30)を介して、防水シート26の裏面26Bに接着されている。また、接着層27はホット電極23の周囲を囲繞するように配置されており、絶縁材24の基部24Aが防水シート26の裏面26Bに接着されることで、ホット電極23は、絶縁材24の基部24Aの前記他方の面と防水シート26の裏面26Bとの間で挟持されている。
なお、この例では、絶縁材24の各突起24aがいずれも円錐台状に形成されており、先端に向かうにしたがい徐々に小径となっているが、各突起24aの形状は角錐台状でもよく、その他の截頭錐体形状でもよい。また、円柱状でもよい。いずれの場合においても、絶縁材24の長手方向に隣り合う各突起24aの間には、絶縁材24の折り曲げ時に、隣り合う各突起24aの接近を許容する適度の隙間が形成されているのが好ましい。この例では、各突起24aは、絶縁材24の長手方向およびこれと直交する方向においてそれぞれ等間隔に配置されている(図28参照)。
次に、図31は、前記非接触センサ装置1(図25)におけるGND側ユニット1Bの変形例を示す図であって、展開状態の側面拡大図である。同図において、前記実施例および前記各変形例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図31に示すように、GND側ユニット1Bは、絶縁材としても機能する防水シート22を有しており、防止シート22の両端には、係着自在な一対の面ファスナ11’、12’が設けられている。たとえばオス側の面ファスナ11’は、防水シート22の一方の面(たとえば表面)22Aに固着されており、面ファスナ11’に対応するメス側の面ファスナ12’は、防水シート22の他方の面(たとえば裏面)22Bに固着されている。
防水シート22の裏面22Bには、GND電極21および絶縁材24’ (図31中の黒の着色部分)が設けられている。GND電極21はシート状の部材であるが、絶縁材24’は、薄板状の基部24’Aと、基部24’Aの一方の面から突出する多数の突起(突部)24’aとを有する部材である。絶縁材24’は、基部24’Aの他方の面において基部24’Aの周縁部に沿って配設された枠状の接着層27’ (グレーの着色部分)(図32)を介して、防水シート22の裏面22Bに接着されている。また、接着層27’はGND電極21の周囲を囲繞するように配置されており、絶縁材24’の基部24’Aが防水シート22の裏面22Bに接着されることで、GND電極21は、絶縁材24’の基部24’Aの前記他方の面と防水シート22の裏面22Bとの間で挟持されている。
なお、この例においても、絶縁材24’の各突起24’aはいずれも円錐台状に形成されているが、各突起24’aの形状は角錐台状でも、その他の截頭錐体形状でもよく、円柱状でもよい。いずれの場合においても、絶縁材24’の長手方向に隣り合う各突起24’aの間には、絶縁材24’の折り曲げ時に、隣り合う各突起24’aの接近を許容する適度の隙間が形成されているのが好ましい。図示していないが、この例においても、図28に示した絶縁材24の各突起24aと同様に、絶縁材24’の各突起24’aは、絶縁材24’の長手方向およびこれと直交する方向にそれぞれ等間隔に配置されている。また、各突起24’aの長手方向およびこれと直交する方向の各間隔は、絶縁材24の各突起24aの長手方向およびこれと直交する方向の各間隔とそれぞれ等しくなっている。
次に、図33は、図29に示した非接触センサ装置1(またはアンテナ側ユニット1A)、および、図31に示したGND側ユニット1Bをロボットのアーム101の外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の横断面図であって、図25の横断面に相当している。
図33に示すように、アーム101の外周面には、GND側ユニット1Bが防水シート22を内周側にして周方向に沿って配設されている。GND側ユニット1Bの防水シート22は、アーム101の外周面上に直接巻き付けられており、両端の面ファスナ11’、12’ (図31)の係着により、アーム101の外周面に巻き付いた巻付状態を保持しつつ外周面に緊締されている。
このとき、GND電極21および絶縁材24’についてもアーム101の外周面に沿って周方向に巻き付けられているが、絶縁材24’の各突起24’aは、各々の先端が外周側に配置されていることで、周方向に隣り合う各先端が口開きの状態におかれる。すなわち、周方向に隣り合う各突起24’aの各先端の周方向の間隔は、巻き付け前に比べて広くなっている。
GND側ユニット1Bの外周側には、アンテナ側ユニット1Aが絶縁材24を内周側にして(つまりGND側ユニット1Bの絶縁材24’と向かい合わせるようにして)周方向に沿って配設されている。アンテナ側ユニット1Aの取付けの際には、GND側ユニット1Bの絶縁材24’ の各突起24’aの各先端が口開きの状態におかれていて、隣り合う各突起24’aの各先端の周方向の間隔が広くなっているので、アンテナ側ユニット1Aの絶縁材24の各突起24aは、GND側ユニット1Bの絶縁材24’の各突起24’aの間に容易に挿入配置させることができる。また、アンテナ側ユニット1Aは、防水シート26の両端の面ファスナ11、12(図29)の係着により、GND側ユニット1Bの外周側に巻き付いた巻付状態を保持しつつGND側ユニット1Bの外周側に緊締されている。
このとき、絶縁材24のホット電極23および絶縁材24についてもGND側ユニット1Bの外周側に沿って周方向に巻き付けられており、絶縁材24の各突起24aは、GND側ユニット1Bの各突起24’aの間の空隙に配置されている。
この場合には、絶縁材24’の基部24’Aを薄肉にすることで絶縁材24’の曲げ剛性を小さくして可撓性を向上できるとともに、絶縁材24の基部24Aを薄肉にすることで絶縁材24の曲げ剛性を小さくして可撓性を向上できる。これにより、絶縁材24、24’をアーム101の周囲に容易に巻き付けることができるようになる。また、絶縁材24、24’にそれぞれ多数の突起24a、24’aを設けたことで、折り曲げの際に内外周の変形量の違いを容易に吸収できる。さらに、向かい合わせで配置される各突起24a、24’aが周方向および軸方向のわずかな隙間を介して互いに係合しているので、絶縁材24、24’が相互にずれにくくなっており、その結果、GND側ユニット1Bおよびアンテナ側ユニット1Aについても相互にずれにくくなって、加速度運動を行うアーム101の上に非接触センサ装置1を強固に保持できるようになる。
これに対して、絶縁材24、24’から突起24a、24’aをなくしてGND電極21およびホット電極23間に厚肉の板状の絶縁材を設けた場合には、当該絶縁材の曲げ剛性は非常に大きく可撓性が低いため、当該絶縁材をアーム101の外周面に沿って巻き付けるのは容易ではない。また、当該絶縁材が厚肉であるために、折り曲げ時に内外周の変形量の違いを吸収する際に、絶縁材の内周側にしわが生じたり、外周側にクラックが発生したりする恐れがあり、その結果、アーム101に対する緊締力が低下する。
次に、図34は、図29に示した非接触センサ装置1(またはアンテナ側ユニット1A)をロボットのアーム101の外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の横断面図であって、図26の横断面に相当している。
図34に示すように、アーム101の外周面には、アンテナ側ユニット1Aが絶縁材24を内周側にして周方向に沿って配設されている。絶縁材24の各突起24aは、その先端面がアーム101の外周面に当接している。アンテナ側ユニット1Aの防水シート26は、両端の面ファスナ11、12(図29)の係着により、アーム101の外周面の周りに巻き付いた巻付状態を保持しつつ絶縁材24を介して外周面に緊締されている。このとき、ホット電極23についてもアーム101の外周面に沿って周方向に巻き付けられている。
この場合には、絶縁材24の基部24Aを薄肉にすることで絶縁材24の曲げ剛性を小さくして可撓性を向上できる。これにより、絶縁材24をアーム101の周囲に容易に巻き付けることができるようになる。また、絶縁材24にそれぞれ多数の突起24aを設けたことで、折り曲げの際に内外周の変形量の違いを容易に吸収できる。
これに対して、絶縁材24から突起24aをなくしてホット電極23およびアーム外周面間に厚肉の板状の絶縁材を設けた場合には、当該絶縁材の曲げ剛性は非常に大きく可撓性が低いため、当該絶縁材をアーム101の外周面に沿って巻き付けるのは容易ではない。また、当該絶縁材が厚肉であるために、折り曲げ時に内外周の変形量の違いを吸収する際に、内周側にしわが生じたり、外周側にクラックが発生したりする恐れがあり、その結果、アーム101に対する緊締力が低下する。
次に、図35は、図29に示した非接触センサ装置1(またはアンテナ側ユニット1A)をロボットのアーム101の外周面に周方向に巻き付けた巻付状態の縦断面図であって、図34のXXXV-XXXV線断面に相当している。
図35に示すように、アンテナ側ユニット1Aの絶縁材24の内部には、軸方向に沿ってリード線(またはケーブル)5が配設されている。リード線5は、絶縁材24の各突起24aの間の間隙を縫って延びており、各突起24aに当接することで、絶縁材24の内部に係止されている。
この場合には、アンテナ側ユニット1Aの内部にリード線5を通すことができるので、アンテナ側ユニット1Aの外部にリード線5が現われるのを回避でき、これにより、アンテナ側ユニット1Aが誤ってリード線5を検出するのを防止できる。
なお、図35では、GND側ユニット1Bが設けられていない例を示しているが、アンテナ側ユニット1Aに加えてGND側ユニット1Bが設けられている非接触センサ装置についても同様に、各絶縁材24、24’の内部にリード線5を通すことが可能である。
〔第12の変形例〕
図36は、図29に示した非接触センサ装置1(またはアンテナ側ユニット1A)の変形例を示しており、図37はその背面図である。これらの図において、前記実施例および前記各変形例と同一符号は同一または相当部分を示している。
これらの図に示すように、アンテナ側ユニット1Aの絶縁材24は、やや厚肉の基部24Aを有しており、基部24Aの内部に形成された凹部には、ホット電極(斜線領域)23が埋設されている。ホット電極23の周囲は、基部24Aで囲繞されている。なお、各図においては、アーム外周面への巻付状態を保持/緊締するための面ファスナ等の部材が省略されている。基部24Aの背面側には、たとえば各々矩形状の横断面形状を有する多数の突条部(突部)24aが設けられている。各突条部24aは、図36の紙面垂直方向に延びており、隣り合う各突条部24a間には、溝24bが形成されている。絶縁材24は、たとえば押出成形により製作される。これに対して、図29に示した絶縁材24は、たとえば直圧成形により製作される。
この場合においても、絶縁材24の基部24Aを比較的薄肉にできるので、絶縁材24の曲げ剛性を小さくして可撓性を向上でき、これにより、絶縁材24をアーム101の周囲に容易に巻き付けることができる。また、絶縁材24にそれぞれ多数の突条部24aを設けたことで、折り曲げの際に内外周の変形量の違いを容易に吸収できる。
また、この場合には、アンテナ側ユニット1Aの絶縁材24の基部24Aの内部にホット電極23を埋設するようにしたことにより、図29中の防水シート26や接着層27を省略することができ、構造を簡略化できる。
なお、図36では、アンテナ側ユニット1Aについてのみ示しているが、GND側ユニット1Bについても同様の構成を採用するようにしてもよい。
次に、図38は、図29の他の変形例を示している。同図に示すように、絶縁材24の各突起(または突条部)24aの先端には、吸着部としての吸盤24cが設けられている。この場合には、絶縁材24の各突起24aの先端面をアーム外周面に直接当接させる図34のようなレイアウトの場合に、各突起24aの先端の各吸盤24cがアーム外周面に吸着するので、絶縁材24を介してアンテナ側ユニット1Aをアーム外周面に強固に緊締することができる。
〔第13の変形例〕
前記実施例および前記各変形例では、本発明による非接触センサ装置として、静電容量型近接スイッチを備えたものを例にとって説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、本発明は、その他の近接スイッチ(たとえば磁気型等)や各種非接触センサ、さらには、RFIDにも適用可能である。
〔その他の変形例〕
上述した実施例および各変形例はあらゆる点で本発明の単なる例示としてのみみなされるべきものであって、限定的なものではない。本発明が関連する分野の当業者は、本明細書中に明示の記載はなくても、上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する種々の変形例やその他の実施例を構築し得る。
〔他の適用例〕
前記実施例および前記各変形例では、本発明による非接触センサ装置が適用される機械の可動部として、垂直多関節ロボットのアームを例にとって説明したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明による非接触センサ装置は、その他のロボット、たとえば水平多関節ロボットやスカラロボット、各種ロボットのアームに設けるようにしてもよく、油圧ショベルのバケット等の産業車両の可動部に設けるようにしてもよい。また、無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)のバンパーに設けるようにしてもよい。無人搬送車の場合、バンパー自体が車両本体に対して可動するのではないが、バンパーが車両とともに動くため、可動部に含められる。
本発明は、機械の可動部に対する人等の接近を検出する非接触センサ装置に有用であり、とくに、可動部への着脱を要求されるものに適している。
1: 非接触センサ装置
4: 電極(センサ部/非接触センサ)
6: 非接触センサ

10a: 貫通孔(係止手段)
101a、110a: 突起(係止手段)

11、12、11’、12’: 面ファスナ(保持/緊締手段)

13: ファスナ(保持手段)
14: ホック(保持手段)
15: エア導入口(緊締手段)

16、17: 面ファスナ(保持/緊締手段)
19、20: 面ファスナ(保持/緊締手段)

21: GND電極
28: アース線

22、24、24’: 絶縁材
24a: 突起/突条部(突部)
24’a: 突起(突部)

60: センサ(検出手段)

70、71: コネクタ(検出手段)

100: ロボット(機械)
101: アーム(可動部)
特許第5805208号公報(請求項1、5および段落[0019]ならびに図1参照)

Claims (9)

  1. 機械の可動部に設けられ、単一または複数の非接触センサを有する非接触センサ装置であって、
    前記可動部の周囲に巻付可能な巻付状態と、前記巻付状態から展開した展開状態とをとり得るとともに、前記巻付状態において前記非接触センサが前記可動部の周囲に沿って配設されている、
    ことを特徴とする非接触センサ装置。
  2. 請求項1において、
    前記巻付状態を保持するための保持手段を有している、
    ことを特徴とする非接触センサ装置。
  3. 請求項1において、
    前記可動部の周囲に緊締するための緊締手段を有している、
    ことを特徴とする非接触センサ装置。
  4. 請求項1において、
    前記可動部の周囲に係止するための係止手段を有している、
    ことを特徴とする非接触センサ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記可動部に対する当該非接触センサ装置の位置がずれたことを検出し、または前記巻付状態において巻付不良が発生したことを検出する検出手段を備えている、
    ことを特徴とする非接触センサ装置。
  6. 請求項1において、
    当該非接触センサ装置が絶縁材を有しており、前記絶縁材が複数の突部を有している、
    ことを特徴とする非接触センサ装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    当該非接触センサ装置がグランド電極を有していない、
    ことを特徴とする非接触センサ装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の非接触センサ装置を備えた機械。
  9. 請求項8において、
    当該機械の前記可動部がグランド接続されている、
    ことを特徴とする機械。
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