JP2007138452A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】作動機構から延びるセンサコネクタを駆動モータの給電コネクタに装着する構造を有するアクチュエータにおいて、部品数を増加しないで両コネクタの接続部の防水効果を向上する。
【解決手段】給電コネクタ20を構成する樹脂製のコネクタ本体22にはセンサコネクタ17が嵌合される嵌合孔22bが形成されるとともに、該嵌合孔22bの開口周囲にはコネクタ本体22に一体成形されるシール部材23の一部にてセンサコネクタ17が嵌合される嵌合シール部23aが構成され、センサコネクタ17がコネクタ本体22の嵌合孔22bに嵌合されるとともにシール部材23の嵌合シール部23aにも嵌合される。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動モータと該駆動モータの駆動により所定の作動を行う作動機構とが一体に組み付けられてなるアクチュエータであって、作動機構の作動状態を検出するためのセンサから延びるセンサコネクタを駆動モータの給電コネクタに対して装着する、その装着部の防水構造に関するものである。
近年、スライドドアを有する車両等において、該ドアのハーフラッチ(半ドア)を検出すると、該ドアをフルラッチ(全閉)となるまで自動で閉作動させるドアクローザアクチュエータが該ドア内に搭載されているものが知られている(例えば特許文献1参照)。
ドアクローザアクチュエータは、ラッチが車体側に設けられるストライカと係合してスライドドアをハーフラッチ又はフルラッチ状態に保持する周知のドアラッチ機構に対し、駆動モータ(ギヤードモータ)とドアクローザ機構とが一体に組み付けられて構成されている。スライドドアがハーフラッチ状態となると、ドアクローザアクチュエータは、駆動モータを駆動させてドアクローザ機構にてクローザ動作を行わせ、スライドドアをハーフラッチからフルラッチまで強制的に閉め切るように作動するようになっている。
このようなクローザ動作等を行わせるには、ドアラッチ機構やドアクローザ機構といった作動機構の各種作動部材の配置位置をドア内ECUが把握する必要があるため、作動機構には、作動部材の配置位置を検出する種々のセンサが備えられている。そして、作動機構に備えられるセンサから延びるセンサコネクタが駆動モータの給電コネクタに装着され、車体側から延びる車体側コネクタと給電コネクタとが接続されることで、車体側コネクタがセンサコネクタとも接続されるようになっている。
図5は、その駆動モータの給電コネクタ部分の一構成例を示す断面図である。駆動モータの給電コネクタ50は、該モータ内部に電源供給を行うための給電用ターミナル51がインサートされる樹脂製のコネクタ本体52を有している。コネクタ本体52には、車体側コネクタ60が嵌合される嵌合凹部52aが形成されており、該嵌合凹部52a内に給電用ターミナル51の先端部が露出されている。コネクタ本体52の外側面には、弾性材料よりなるシール部材53が一体成形されており、該シール部材53は、コネクタ本体52の嵌合凹部52aの開口方向に円筒状に延出されている。
ここで、ドアクローザアクチュエータは、スライドドアのインナパネル61とアウタパネル(図示略)との間の非防水域に設置されるため、給電コネクタ50と車体側コネクタ60との接続部を防水する必要がある。そのため、給電コネクタ50に設けたシール部材53を筒状に延出して該シール部材53の先端部をインナパネル61に設けた貫通孔61aに装着することで、給電コネクタ50の嵌合凹部52aがインナパネル61の貫通孔61aからドアトリム(図示略)側の防水域に開口することになる。そして、防水域に設けられる車体側コネクタ60をインナパネル61の貫通孔61aから筒状のシール部材53内に挿入して給電コネクタ50の嵌合凹部52aに嵌合させることで、給電コネクタ50と車体側コネクタ60との接続部が防水された状態となるようになっている。
このような給電コネクタ50の基端部(嵌合凹部52aの反開口側)はコネクタ本体52が露出されており、該露出部分には嵌合筒部52bが形成され、嵌合筒部52bの内側には前記嵌合凹部52aまで貫通するように挿入孔52cが形成されている。この嵌合筒部52bには、作動機構に設置され該作動機構の作動状態を検出するためのセンサから延びるセンサコネクタ63が内嵌され、該コネクタ63の挿入凸部63aが挿入孔52c内に挿入される。
これに対し、センサコネクタ63の挿入凸部63aにはセンサ側ターミナル64が突出しており、コネクタ63の前記嵌合筒部52bへの装着により、そのセンサ側ターミナル64が前記嵌合凹部52a内で前記給電用ターミナル51と並んで配置されるようになっている。つまり、車体側コネクタ60が嵌合凹部52aに嵌合されると、給電用ターミナル51とともにセンサ側ターミナル64が車体側コネクタ60と電気的に接続されるようになっている。
また、センサコネクタ63と給電コネクタ50との接続部も防水する必要があるため、センサコネクタ63が内嵌される嵌合筒部52bの外側まで延設された前記シール部材53の端部53aに対し、センサコネクタ63に設けた環状当接部63bの先端部がコネクタ63の装着方向において当接するようになっている。つまり、シール部材53に環状当接部63bが当接することで、センサコネクタ63と給電コネクタ50との接続部が位置する環状当接部63bの内側部分が防水構造とされている。
更に、前記嵌合筒部52bの内側面と該内側面に対向するセンサコネクタ63の外側面との間には、センサコネクタ63と給電コネクタ50との接続部の防水効果をより高めるべく弾性材料よりなるシールリング65が介在するように、接続前のセンサコネクタ63に対して該シールリング65を予め装着させている。
特開2005−163456号公報
ところで、寸法誤差等が原因で、図6(a)に示すように、センサコネクタ63の環状当接部63bが給電コネクタ50のシール部材53の端部53aにずれた状態で当接し、該端部53aがコネクタ本体52から捲れ上がったり、図6(b)に示すように、センサコネクタ63の環状当接部63bが給電コネクタ50のシール部材53に届かず、該環状当接部63bとシール部材53との間に隙間が生じたりすることがある。これらの場合、環状当接部63bとシール部材53との間のシールが不全と成り得、防水効果が低いものと成り得る。従って、環状当接部63bの内側に配置するシールリング65が不可欠であった。
そのため、シールリング65を用いる分の部品数が増加するとともに、そのシールリング65の装着にかかる工数が増加するという問題を抱えていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、作動機構から延びるセンサコネクタを駆動モータの給電コネクタに装着する構造を有するアクチュエータにおいて、部品数を増加しないで両コネクタの接続部の防水効果を向上することができるアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、給電コネクタを有する駆動モータと該駆動モータの駆動により所定の作動を行う作動機構とが一体に組み付けられてなり、前記作動機構に備えられた該機構の作動状態を検出するためのセンサから延びるセンサコネクタを前記給電コネクタに装着し、前記センサからの出力信号を前記給電コネクタを通じて外部に出力するように構成されたアクチュエータであって、前記給電コネクタは、外部コネクタとの接続部をシールするためのシール部材が樹脂製のコネクタ本体に一体に設けられて構成されるとともに、該コネクタ本体には前記センサコネクタが嵌合される嵌合孔が形成されており、該嵌合孔の周囲には前記シール部材の一部で前記センサコネクタが嵌合される嵌合シール部が構成されていることをその要旨とする。
同構成によれば、給電コネクタのコネクタ本体にはセンサコネクタが嵌合される嵌合孔が形成されるとともに、該嵌合孔の周囲にはコネクタ本体に一体に設けられるシール部材の一部にてセンサコネクタが嵌合される嵌合シール部が構成され、センサコネクタがコネクタ本体の嵌合孔に嵌合されるとともにシール部材の嵌合シール部にも嵌合される。これにより、嵌合シール部の内周面がセンサコネクタの外周面に確実に密着するため、防水効果を向上させるための部品を用いることなく、高い防水効果が得られる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアクチュエータにおいて、前記嵌合シール部は、前記嵌合孔の開口側に設けられていることをその要旨とする。
同構成によれば、嵌合シール部は給電コネクタにおけるコネクタ本体の嵌合孔の開口側に設けられるため、コネクタ本体に対して嵌合シール部を容易に設けることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のアクチュエータにおいて、前記嵌合シール部には、前記コネクタ本体に設けた保持壁が内在していることをその要旨とする。
同構成によれば、嵌合シール部には給電コネクタにおけるコネクタ本体に設けた保持壁が内在しているため、所定の剛性を有する保持壁にて嵌合シール部が大きく型くずれすることが防止される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のアクチュエータにおいて、前記保持壁には、前記センサコネクタの着脱方向において前記嵌合シール部と係止する係止部が形成されていることをその要旨とする。
同構成によれば、保持壁にはセンサコネクタの着脱方向において嵌合シール部と係止する係止部が形成されるため、センサコネクタの着脱時に嵌合シール部が係止部に引っ掛かることで該シール部がずれることが防止される。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、車両ドア内の非防水域に配置される車両用作動装置に用いられるものであることをその要旨とする。
同構成によれば、車両ドア内の非防水域に配置される車両用作動装置のアクチュエータに適用したため、センサコネクタと給電コネクタとの接続部の防水効果が向上する意義は大きい。
従って、本発明によれば、部品数を増加しないでセンサコネクタと給電コネクタとの接続部の防水効果を向上することができるアクチュエータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、車体2の側部に形成された乗降口2aを開閉するスライドドア3が車両前後方向にスライド可能に支持されている。このスライドドア3内には、該スライドドア3のハーフラッチ(半ドア)を検出すると、該ドアをフルラッチ(全閉)となるまで自動で閉作動させるドアクローザアクチュエータ10が搭載されている。
図2に示すように、ドアクローザアクチュエータ10は、ラッチ(図示略)が車体側に設けられるストライカ(図示略)と係合してスライドドア3をハーフラッチ又はフルラッチ状態に保持する周知のドアラッチ機構11に対し、駆動モータ12とドアクローザ機構13とが一体に組み付けられて構成されている。因みに、このドアクローザ機構13は、駆動モータ12の駆動力を受けると、ハーフラッチ状態にあるスライドドア3をフルラッチ状態となるまで強制的に閉め切るようにドアラッチ機構11を作動させるように構成されているものである。
また、ドアラッチ機構11及びドアクローザ機構13には、上記したクローザ動作を行わせるために各種の作動部材の配置位置をドア内ECU14が把握する必要があるため各種の作動部材の配置位置を検出するセンサ15a,15bが備えられている。各センサ15a,15bから延びる信号ケーブル16は1本に束ねられており、その先端部に備えられるセンサコネクタ17が駆動モータ12の給電コネクタ20に装着され、該給電コネクタ20を通じてドア内ECU14に電気的に接続されるようになっている。つまり、各センサ15a,15bからの出力信号は、センサコネクタ17が装着される給電コネクタ20を通じてからドア内ECU14に出力されるようになっている。
一方、駆動モータ12は、ブラシ付き直流モータよりなるモータ本体12aと、該モータ本体12aで生じる回転を減速して出力する減速部12bとからなる所謂ギヤードモータにて構成されている。また、駆動モータ12には、そのモータ本体12aへの給電を行う給電コネクタ20が備えられている。
図3に示すように、給電コネクタ20は、該モータ本体12aに電源供給を行うための給電用ターミナル21がインサートされる樹脂製のコネクタ本体22を有している。コネクタ本体22には、車体側コネクタ19が嵌合される嵌合凹部22aが形成されており、該嵌合凹部22a内に給電用ターミナル21の先端部が露出されている。コネクタ本体22の外側面には、エラストマー等の弾性材料よりなるシール部材23が一体成形されており、該シール部材23は、コネクタ本体22の嵌合凹部22aの開口方向に円筒状に延出されている。
また、給電コネクタ20と車体側コネクタ19との接続部(連結部)は、ドアクローザアクチュエータ10がスライドドア3のインナパネル3aとアウタパネル(図示略)との間の非防水域に設置されるために防水構造とする必要がある。そのため、給電コネクタ20に設けたシール部材23を筒状に延出して該シール部材23の先端部をインナパネル3aに設けた貫通孔3bに装着することで、給電コネクタ20の嵌合凹部22aがインナパネル3aの貫通孔3bからドアトリム(図示略)側の防水域に開口することになる。そして、防水域に設けられる車体側コネクタ19をインナパネル3aの貫通孔3bから筒状のシール部材23内に挿入して給電コネクタ20の嵌合凹部22aに嵌合させることで、給電コネクタ20と車体側コネクタ19との接続部を防水した状態としている。
給電コネクタ20のコネクタ本体22の基端部(嵌合凹部22aの反開口側)には、前記センサコネクタ17が嵌合する嵌合孔22bが前記車体側コネクタ19が嵌合される嵌合凹部22a側まで貫通するように形成されている。嵌合孔22bには、センサコネクタ17の嵌合凸部17aが嵌合され、該嵌合凸部17aに突設されたセンサ側ターミナル18がその嵌合凹部22a内に挿入される。因みに、嵌合凸部17aには、嵌合凹部22aの内側面に設けた係止突起22cと係止する係止片17bが設けられ、センサコネクタ17の給電コネクタ20から容易に外れることが防止されている。そして、嵌合凹部22a内に挿入されたセンサ側ターミナル18は嵌合凹部22a内の給電用ターミナル21と並んで配置され、車体側コネクタ19が嵌合凹部22aに嵌合されることで、給電用ターミナル21とともにセンサ側ターミナル18が車体側コネクタ19と電気的に接続されるようになっている。
また、コネクタ本体22の基端部には、前記シール部材23の端部を保持する保持壁22dが嵌合孔22bの周囲に環状に形成されている。保持壁22dはシール部材23にて覆われ、該保持壁22dに沿って嵌合孔22bの開口を囲むような嵌合シール部23aが形成される。因みに、嵌合シール部23aの内径は、センサコネクタ17の対応部位の外径より若干小さく形成されている。そして、センサコネクタ17が嵌合孔22bとともに嵌合シール部23aにも嵌合され、該シール部23aの内周面23bがセンサコネクタ17の嵌合凸部17aよりも基端側部位の外周面に密着し、センサコネクタ17と給電コネクタ20との接続部を防水構造としている。この場合、センサコネクタ17が嵌合シール部23aにも嵌合されることから、該シール部23aとセンサコネクタ17とが確実に密着し、該シール部23aのみで確実な防水構造となる。
このようにセンサコネクタ17が装着された給電コネクタ20が車体側コネクタ19と接続されることで、ドアクローザアクチュエータ10はドア内ECU14と電気的に接続される。ドア内ECU14は、ドアクローザアクチュエータ10の駆動モータ12に電源供給を行うとともに、センサ15a,15bからの出力信号が入力されている。そして、ドア内ECU14は、センサ15a,15b等からの出力信号に基づいてドアラッチ機構11及びドアクローザ機構13の作動状態を把握し、これによりスライドドア3のハーフラッチ状態を検出すると、駆動モータ12を駆動させてドアクローザ機構13をクローザ動作させるように制御する。こうして、ハーフラッチ状態にあるスライドドア3がフルラッチ状態となるまで駆動モータ12の駆動により強制的に閉め切られるようになっている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)給電コネクタ20を構成する樹脂製のコネクタ本体22にはセンサコネクタ17が嵌合される嵌合孔22bが形成されるとともに、該嵌合孔22bの開口周囲にはコネクタ本体22に一体成形されるシール部材23の一部にてセンサコネクタ17が嵌合される嵌合シール部23aが構成されている。そして、センサコネクタ17がコネクタ本体22の嵌合孔22bに嵌合されるとともにシール部材23の嵌合シール部23aにも嵌合されるようになっている。これにより、嵌合シール部23aの内周面がセンサコネクタ17の外周面に確実に密着するため、防水効果を向上させるための部品を用いることなく、高い防水効果を得ることができる。
特に、車両のスライドドア3内の非防水域に配置されるドアクローザアクチュエータ10に適用する本実施の形態では、センサコネクタ17と給電コネクタ20との接続部の防水効果が向上する意義は大きい。
(2)嵌合シール部23aは給電コネクタ20におけるコネクタ本体22の嵌合孔22bの開口側に設けられているため、コネクタ本体22に対して嵌合シール部23aを容易に設けることができる。
(3)嵌合シール部23aには給電コネクタ20におけるコネクタ本体22に設けた保持壁22dが内在しているため、所定の剛性を有する保持壁22dにて嵌合シール部23aが大きく型くずれすることを防止することができる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態で設けた嵌合シール部23aの構成を適宜変更してもよい。例えば、嵌合シール部23aを嵌合孔22bの開口周囲に設けたが、例えば嵌合孔22bの開口よりも内側に嵌合シール部を設けてもよい。
また、図4に示すように、例えば嵌合シール部23aの内周面23bに環状突起23cを設け、センサコネクタ17との密着性を高めてもよい。
また、同図4に示すように、例えば嵌合シール部23aを保持する保持壁22dの内周面及び外周面にそれぞれ係止突起22eを環状に設けてもよい。つまり、この係止突起22eはセンサコネクタ17の着脱方向と直交方向に突出し、センサコネクタ17の着脱方向において嵌合シール部23aと係止する。これにより、センサコネクタ17の着脱時に嵌合シール部23aが係止突起22eに引っ掛かることで該シール部23aがずれることを防止できる。尚、嵌合シール部23aと係止する係止部として係止突起22eとしたが、例えば係止溝としてもよい。また、このような保持壁22d自体を省略してもよい。
・上記実施の形態では、スライドドア3内に配置されるドアクローザアクチュエータ10に実施したが、これに限らず、スライドドア以外の車両開閉体のロック装置やその開閉装置といった車両用作動装置のアクチュエータに実施してもよい。
本実施の形態におけるドアクローザアクチュエータを搭載した車両の後方斜視図である。 本実施の形態におけるドアクローザアクチュエータの平面図である。 本実施の形態における給電コネクタ部分の断面図である。 別例における給電コネクタ部分の拡大断面図である。 背景技術におけるドアクローザアクチュエータの給電コネクタ部分の断面図である。 (a)(b)は背景技術における給電コネクタ部分の拡大断面図である。
符号の説明
3…車両ドアとしてのスライドドア、10…アクチュエータとしてのドアクローザアクチュエータ、11…作動機構としてのドアラッチ機構、12…駆動モータ、13…作動機構としてのドアクローザ機構、15a,15b…センサ、17…センサコネクタ、20…給電コネクタ、22…コネクタ本体、22b…嵌合孔、22d…保持壁、22e…係止部としての係止突起、23…シール部材、23a…嵌合シール部。

Claims (5)

  1. 給電コネクタを有する駆動モータと該駆動モータの駆動により所定の作動を行う作動機構とが一体に組み付けられてなり、前記作動機構に備えられた該機構の作動状態を検出するためのセンサから延びるセンサコネクタを前記給電コネクタに装着し、前記センサからの出力信号を前記給電コネクタを通じて外部に出力するように構成されたアクチュエータであって、
    前記給電コネクタは、外部コネクタとの接続部をシールするためのシール部材が樹脂製のコネクタ本体に一体に設けられて構成されるとともに、該コネクタ本体には前記センサコネクタが嵌合される嵌合孔が形成されており、該嵌合孔の周囲には前記シール部材の一部で前記センサコネクタが嵌合される嵌合シール部が構成されていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のアクチュエータにおいて、
    前記嵌合シール部は、前記嵌合孔の開口側に設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項2に記載のアクチュエータにおいて、
    前記嵌合シール部には、前記コネクタ本体に設けた保持壁が内在していることを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項3に記載のアクチュエータにおいて、
    前記保持壁には、前記センサコネクタの着脱方向において前記嵌合シール部と係止する係止部が形成されていることを特徴とするアクチュエータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、
    車両ドア内の非防水域に配置される車両用作動装置に用いられるものであることを特徴とするアクチュエータ。
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