JP2002250430A - 自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造 - Google Patents
自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造Info
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- JP2002250430A JP2002250430A JP2001043647A JP2001043647A JP2002250430A JP 2002250430 A JP2002250430 A JP 2002250430A JP 2001043647 A JP2001043647 A JP 2001043647A JP 2001043647 A JP2001043647 A JP 2001043647A JP 2002250430 A JP2002250430 A JP 2002250430A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/027—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動変速機ケースに直付けされる電子制御ユ
ニットのケース内空気の給排専用のブリーザを不要とし
て、ユニットケース構造を簡素化する。 【解決手段】 自動変速機電子制御ユニットのブリーザ
構造は、電子制御ユニット１のユニットケース１０内の
配線とユニットケースを取付けた自動変速機ケース２０
内の配線を接続するコネクタ１３，２３を通す開口１
１，２１内にユニットケース内と自動変速機ケース内と
を開口内で通気可能に連通させるブリーザ孔３０として
構成される。これにより自動変速機ケースのブリーザ２
８によるユニットケース１０内の空気の給排が可能とな
り、電子制御ユニット専用のブリーザが不要となる。
ニットのケース内空気の給排専用のブリーザを不要とし
て、ユニットケース構造を簡素化する。 【解決手段】 自動変速機電子制御ユニットのブリーザ
構造は、電子制御ユニット１のユニットケース１０内の
配線とユニットケースを取付けた自動変速機ケース２０
内の配線を接続するコネクタ１３，２３を通す開口１
１，２１内にユニットケース内と自動変速機ケース内と
を開口内で通気可能に連通させるブリーザ孔３０として
構成される。これにより自動変速機ケースのブリーザ２
８によるユニットケース１０内の空気の給排が可能とな
り、電子制御ユニット専用のブリーザが不要となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の電子
制御ユニットに関し、特に、自動変速機ケースに直付け
される電子制御ユニットのブリーザに関する。
制御ユニットに関し、特に、自動変速機ケースに直付け
される電子制御ユニットのブリーザに関する。
【０００２】
【従来の技術】車両に搭載される自動変速機は、その油
圧制御装置をシフト装置と電子制御ユニットにより操作
することで制御される。電子制御ユニットは、大きな熱
負荷や雨水等に曝されることを嫌うことから、従来一般
に、エンジンと一体化される自動変速機とは別に、車室
内に搭載され、制御のための電装部品としてのニュート
ラルスタートスイッチやポジションセンサは自動変速機
ケースの外側に、また回転数や油温の各センサ、ソレノ
イド等の入・出力部品は、一部例外を除き自動変速機ケ
ース内に取付け配置される。そして、各電装部品と電子
制御ユニットとの電気的接続は、車両配線としてのワイ
ヤハーネスにより行なわれる。
圧制御装置をシフト装置と電子制御ユニットにより操作
することで制御される。電子制御ユニットは、大きな熱
負荷や雨水等に曝されることを嫌うことから、従来一般
に、エンジンと一体化される自動変速機とは別に、車室
内に搭載され、制御のための電装部品としてのニュート
ラルスタートスイッチやポジションセンサは自動変速機
ケースの外側に、また回転数や油温の各センサ、ソレノ
イド等の入・出力部品は、一部例外を除き自動変速機ケ
ース内に取付け配置される。そして、各電装部品と電子
制御ユニットとの電気的接続は、車両配線としてのワイ
ヤハーネスにより行なわれる。
【０００３】ところで、上記のような配線構造を採る
と、電気的接続のために多数のワイヤハーネスとコネク
タが必要となり、重量及びコストの低減が困難であり、
搭載設計工数、車両組付け工数の多さが問題となる。ま
た、自動変速機本体とその電子制御ユニットが車両搭載
時に組合せられるため、個体間の微妙な特性差を考慮し
た一対一のきめ細かな品質管理が困難である。そこで、
予てより電子制御ユニットを構成する変速機制御モジュ
ールの耐熱性の向上の研究と併せて、電子制御ユニット
を自動変速機ケースに直付け配置する研究がなされてい
る。
と、電気的接続のために多数のワイヤハーネスとコネク
タが必要となり、重量及びコストの低減が困難であり、
搭載設計工数、車両組付け工数の多さが問題となる。ま
た、自動変速機本体とその電子制御ユニットが車両搭載
時に組合せられるため、個体間の微妙な特性差を考慮し
た一対一のきめ細かな品質管理が困難である。そこで、
予てより電子制御ユニットを構成する変速機制御モジュ
ールの耐熱性の向上の研究と併せて、電子制御ユニット
を自動変速機ケースに直付け配置する研究がなされてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、電子制御
ユニットを自動変速機ケースに直付け配置した場合、密
封状態の電子制御ユニットが、自身の発熱に加えて自動
変速機ケースからの熱負荷を受けることになるため、大
きな温度変化により内圧変化が極めて大きくなり、ユニ
ットケースにブリーザを設けることは内圧変化を解消す
るのに有効である。しかしながら、ブリーザ構造をユニ
ットケースに設けると、徐塵性や防水性の確保を必要と
するブリーザ構造が大型化し、これが電子制御ユニット
の小型化を妨げることになる。
ユニットを自動変速機ケースに直付け配置した場合、密
封状態の電子制御ユニットが、自身の発熱に加えて自動
変速機ケースからの熱負荷を受けることになるため、大
きな温度変化により内圧変化が極めて大きくなり、ユニ
ットケースにブリーザを設けることは内圧変化を解消す
るのに有効である。しかしながら、ブリーザ構造をユニ
ットケースに設けると、徐塵性や防水性の確保を必要と
するブリーザ構造が大型化し、これが電子制御ユニット
の小型化を妨げることになる。
【０００５】そこで、本発明は、エンジンルーム内に自
動変速機一体で電子制御ユニットを取付ける際に、自動
変速機ケースに直付けされる電子制御ユニットのケース
内空気の給排のための専用のブリーザを不要として、ユ
ニットケース構造を簡素化することを目的とする。
動変速機一体で電子制御ユニットを取付ける際に、自動
変速機ケースに直付けされる電子制御ユニットのケース
内空気の給排のための専用のブリーザを不要として、ユ
ニットケース構造を簡素化することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明の
自動変速機の電子制御ユニットのユニットケースと、該
ユニットケースを取付けた自動変速機ケースと、前記ユ
ニットケースと自動変速機ケースとに形成された互いに
整合する開口内においてユニットケース内の配線と自動
変速機ケース内の入・出力部品の配線を接続するコネク
タと、前記ユニットケース内と自動変速機ケース内とを
前記開口内で通気可能に連通させるブリーザ孔とを備え
てなる自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造によ
り解決される。
自動変速機の電子制御ユニットのユニットケースと、該
ユニットケースを取付けた自動変速機ケースと、前記ユ
ニットケースと自動変速機ケースとに形成された互いに
整合する開口内においてユニットケース内の配線と自動
変速機ケース内の入・出力部品の配線を接続するコネク
タと、前記ユニットケース内と自動変速機ケース内とを
前記開口内で通気可能に連通させるブリーザ孔とを備え
てなる自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造によ
り解決される。
【０００７】上記の構成において、ブリーザ孔は、撥水
性のフィルタを備えることが望ましい。
性のフィルタを備えることが望ましい。
【０００８】更に、前記いずれかの構成において、コネ
クタは、ユニットケース及び自動変速機ケース内を外界
に対して遮断するシール手段を有し、前記ブリーザ孔
は、前記コネクタを貫通する孔で構成されるのが有効で
ある。
クタは、ユニットケース及び自動変速機ケース内を外界
に対して遮断するシール手段を有し、前記ブリーザ孔
は、前記コネクタを貫通する孔で構成されるのが有効で
ある。
【０００９】前記いずれかの構成において、ブリーザ孔
は、前記コネクタの空きピン孔で構成されるのが有効で
ある。
は、前記コネクタの空きピン孔で構成されるのが有効で
ある。
【００１０】前記いずれかの構成において、前記ユニッ
トケースは、自動変速機ケースのブリーザを覆って自動
変速機ケースに取付けられた構成を採ると更に有効であ
る。
トケースは、自動変速機ケースのブリーザを覆って自動
変速機ケースに取付けられた構成を採ると更に有効であ
る。
【００１１】前記いずれかの構成において、電子制御ユ
ニットは、自動変速機のレンジ位置を検出するポジショ
ンセンサを包含するものとすることもできる。
ニットは、自動変速機のレンジ位置を検出するポジショ
ンセンサを包含するものとすることもできる。
【００１２】
【発明の作用及び効果】本発明の請求項１に記載の構成
では、電子制御ユニットのユニットケース内が電子制御
ユニットと自動変速機ケース内の入・出力部品を結線す
るコネクタを通す開口を介して連通するため、従来から
自動変速機ケースに設けられているブリーザを利用して
ユニットケースの内圧の変動が解消される。したがっ
て、この構成により、自動変速機ケースに直付けされる
電子制御ユニットのケース内空気の給排のための専用の
ブリーザを不要として、ユニットケース構造を簡素化す
ることができる。
では、電子制御ユニットのユニットケース内が電子制御
ユニットと自動変速機ケース内の入・出力部品を結線す
るコネクタを通す開口を介して連通するため、従来から
自動変速機ケースに設けられているブリーザを利用して
ユニットケースの内圧の変動が解消される。したがっ
て、この構成により、自動変速機ケースに直付けされる
電子制御ユニットのケース内空気の給排のための専用の
ブリーザを不要として、ユニットケース構造を簡素化す
ることができる。
【００１３】次に、請求項２に記載の構成では、自動変
速機ケース内を循環する作動油の油分のユニットケース
内への侵入がフィルタの撥水性により阻止される。した
がって、この構成により油分の侵入による変速制御モジ
ュールへの影響を回避することができる。
速機ケース内を循環する作動油の油分のユニットケース
内への侵入がフィルタの撥水性により阻止される。した
がって、この構成により油分の侵入による変速制御モジ
ュールへの影響を回避することができる。
【００１４】次に、請求項３に記載の構成では、電気的
結線のためのコネクタの接続で、自ずとユニットケース
内と自動変速機ケース内の空気の連通と外気に対する密
封状態が確立される。したがって、この構成によりユニ
ットケース内と自動変速機ケース内とを連通させるブリ
ーザ専用の外界に対する密封構造を不要とするこのがで
き、しかもブリーザを確立するための作業工数をなくす
ことができる。
結線のためのコネクタの接続で、自ずとユニットケース
内と自動変速機ケース内の空気の連通と外気に対する密
封状態が確立される。したがって、この構成によりユニ
ットケース内と自動変速機ケース内とを連通させるブリ
ーザ専用の外界に対する密封構造を不要とするこのがで
き、しかもブリーザを確立するための作業工数をなくす
ことができる。
【００１５】次に、請求項４に記載の構成では、ブリー
ザ孔がコネクタの空きピン孔で構成されるため、開口内
にブリーザ孔を設けることによる自動変速機ケース及び
ユニットケース双方の開口の拡大を不要とすることがで
き、結線構造に影響を及ぼすことなくユニットケースの
ブリーザを確立することができる。
ザ孔がコネクタの空きピン孔で構成されるため、開口内
にブリーザ孔を設けることによる自動変速機ケース及び
ユニットケース双方の開口の拡大を不要とすることがで
き、結線構造に影響を及ぼすことなくユニットケースの
ブリーザを確立することができる。
【００１６】また、請求項５に記載の構成では、ユニッ
トケースが自動変速機ケースのブリーザを覆う遮蔽物と
して機能する。したがって、この構成により、自動変速
機ケース側のブリーザの防塵、防水構造も簡略化するこ
とができる。
トケースが自動変速機ケースのブリーザを覆う遮蔽物と
して機能する。したがって、この構成により、自動変速
機ケース側のブリーザの防塵、防水構造も簡略化するこ
とができる。
【００１７】また、請求項６に記載の構成では、ポジシ
ョンセンサと一体化された電子制御ユニットについて、
前記の各効果を得ることができる。
ョンセンサと一体化された電子制御ユニットについて、
前記の各効果を得ることができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。図１は本発明の第１実施形態を模式化
した断面で示す。図示のように、自動変速機電子制御ユ
ニットのブリーザ構造は、自動変速機の電子制御ユニッ
ト１のユニットケース１０と、ユニットケース１０を取
付けた自動変速機２のケース２０と、ユニットケース１
０と自動変速機ケース２０とに形成された互いに整合す
るそれぞれの開口１１，２１内でユニットケース１０内
の配線と自動変速機ケース２０内の入・出力部品の配線
のワイヤハーネス２２を接続する雌雄のコネクタ１３，
２３と、ユニットケース１０内と自動変速機ケース２０
内とを両開口１１，２１内で通気可能に連通させるブリ
ーザ孔３０とを備えてなる。
形態を説明する。図１は本発明の第１実施形態を模式化
した断面で示す。図示のように、自動変速機電子制御ユ
ニットのブリーザ構造は、自動変速機の電子制御ユニッ
ト１のユニットケース１０と、ユニットケース１０を取
付けた自動変速機２のケース２０と、ユニットケース１
０と自動変速機ケース２０とに形成された互いに整合す
るそれぞれの開口１１，２１内でユニットケース１０内
の配線と自動変速機ケース２０内の入・出力部品の配線
のワイヤハーネス２２を接続する雌雄のコネクタ１３，
２３と、ユニットケース１０内と自動変速機ケース２０
内とを両開口１１，２１内で通気可能に連通させるブリ
ーザ孔３０とを備えてなる。
【００１９】この形態では、雌雄のコネクタ１３，２３
は、ユニットケース１０及び自動変速機ケース２０内を
外界に対して遮断するシール手段２４，２５を有する。
ブリーザ孔３０は、雌雄のコネクタ１３，２３を貫通す
る孔で構成されている。ブリーザ孔３０は、空気に対す
る透過性がありかつ油分をはじく撥水性のフィルタ３１
を備える。そして、この形態では、ブリーザ孔３０は、
雌雄のコネクタ１３，２３の空きピン孔で構成されてい
る。
は、ユニットケース１０及び自動変速機ケース２０内を
外界に対して遮断するシール手段２４，２５を有する。
ブリーザ孔３０は、雌雄のコネクタ１３，２３を貫通す
る孔で構成されている。ブリーザ孔３０は、空気に対す
る透過性がありかつ油分をはじく撥水性のフィルタ３１
を備える。そして、この形態では、ブリーザ孔３０は、
雌雄のコネクタ１３，２３の空きピン孔で構成されてい
る。
【００２０】以下、各部について詳述する。電子制御ユ
ニット１は、放熱のためのアルミ合金等の軽合金部分
と、それに一体的にモールドされて合成樹脂材料で構成
されるユニットケース１０内に、耐熱性向上のためにセ
ラミックス材からなる回路基板上に各種の回路モジュー
ルと回路チップを配した変速制御モジュール１４と、該
モジュール１４とメスコネクタ１３のピン１５とを結線
するためのフレキシブル基板１６を備える。ユニットケ
ース１０の底壁側には変速機ケース２０への取付けのた
めに周囲に張出す取付部１７が形成され、底部には開口
１１を囲んで張出す筒状部１８が形成され、この筒状部
１８の内径に対して所定の間隙を全周に保ってメスコネ
クタ１３が配置されている。なお、図面上は省略されて
いるが、メスコネクタ１３は、ユニットケース１０に対
して適宜の手段で位置決め固定されており、内部に埋設
された多数のメスピン１５を備え、それらのコネクタ１
３から突出する先端がフレキスブル基板１６の孔に挿通
されて、はんだ付けで孔の周囲の導体とピン１５の先端
とが導通する接続状態とされている。
ニット１は、放熱のためのアルミ合金等の軽合金部分
と、それに一体的にモールドされて合成樹脂材料で構成
されるユニットケース１０内に、耐熱性向上のためにセ
ラミックス材からなる回路基板上に各種の回路モジュー
ルと回路チップを配した変速制御モジュール１４と、該
モジュール１４とメスコネクタ１３のピン１５とを結線
するためのフレキシブル基板１６を備える。ユニットケ
ース１０の底壁側には変速機ケース２０への取付けのた
めに周囲に張出す取付部１７が形成され、底部には開口
１１を囲んで張出す筒状部１８が形成され、この筒状部
１８の内径に対して所定の間隙を全周に保ってメスコネ
クタ１３が配置されている。なお、図面上は省略されて
いるが、メスコネクタ１３は、ユニットケース１０に対
して適宜の手段で位置決め固定されており、内部に埋設
された多数のメスピン１５を備え、それらのコネクタ１
３から突出する先端がフレキスブル基板１６の孔に挿通
されて、はんだ付けで孔の周囲の導体とピン１５の先端
とが導通する接続状態とされている。
【００２１】自動変速機ケース２０は、前記ユニットケ
ース１０の取付部１７に符号する固定部２６がケース２
０の周壁から張出し形成されている。また、開口２１を
囲んでケース内方に張出す筒状部２７が形成され、この
筒状部２７の内径に対して所定の間隙を全周に保ってオ
スコネクタ２３が配置されている。固定部２６の外側の
ケース周壁には、従来の構成からなる自動変速機用のブ
リーザ２８が設けられている。
ース１０の取付部１７に符号する固定部２６がケース２
０の周壁から張出し形成されている。また、開口２１を
囲んでケース内方に張出す筒状部２７が形成され、この
筒状部２７の内径に対して所定の間隙を全周に保ってオ
スコネクタ２３が配置されている。固定部２６の外側の
ケース周壁には、従来の構成からなる自動変速機用のブ
リーザ２８が設けられている。
【００２２】オスコネクタ２３は、その中間部外周から
周方向に張出すケース２０への固定用のつば部２３ａを
備え、先端側にメスコネクタ１３が嵌め合わされるソケ
ット部２３ｂが形成されている。図面上は省略されてい
るが、オスコネクタ２３の内部にも多数のオスピンが埋
設されており、それらにワイヤハーネス２２の個々の導
線が接続されている。オスコネクタ２３のつば部２３ａ
より内側の部分が嵌る開口２１の孔径は、その部分のコ
ネクタ径に対して広く設定されており、メスコネクタ１
３の位置誤差により両コネクタ１３，２３の嵌め合わせ
時に生じるオスコネクタ２３の位置ずれを開口２１に対
するオスコネクタ２３の横方向のずれで吸収する構成と
されている。
周方向に張出すケース２０への固定用のつば部２３ａを
備え、先端側にメスコネクタ１３が嵌め合わされるソケ
ット部２３ｂが形成されている。図面上は省略されてい
るが、オスコネクタ２３の内部にも多数のオスピンが埋
設されており、それらにワイヤハーネス２２の個々の導
線が接続されている。オスコネクタ２３のつば部２３ａ
より内側の部分が嵌る開口２１の孔径は、その部分のコ
ネクタ径に対して広く設定されており、メスコネクタ１
３の位置誤差により両コネクタ１３，２３の嵌め合わせ
時に生じるオスコネクタ２３の位置ずれを開口２１に対
するオスコネクタ２３の横方向のずれで吸収する構成と
されている。
【００２３】オスコネクタ２３には、更に全周をユニッ
トケース１０と自動変速機ケース２０の両開口１１，２
１に対して密封する２つのシール部材２４，２５が配設
されている。一方のシール部材２４は、つば部２３ａの
内側面すなわち自動変速機ケース２０との当接面側に形
成された環状のシール溝に配設されたＯリングで構成さ
れ、開口２１を外界に対して密封する構成とされてい
る。他方のシール部材２５は、ソケット部２３ｂの外周
に形成された環状のシール溝に配設されたＯリングで構
成され、ユニットケース１０側の開口１１を外界に対し
て密封する構成とされている。
トケース１０と自動変速機ケース２０の両開口１１，２
１に対して密封する２つのシール部材２４，２５が配設
されている。一方のシール部材２４は、つば部２３ａの
内側面すなわち自動変速機ケース２０との当接面側に形
成された環状のシール溝に配設されたＯリングで構成さ
れ、開口２１を外界に対して密封する構成とされてい
る。他方のシール部材２５は、ソケット部２３ｂの外周
に形成された環状のシール溝に配設されたＯリングで構
成され、ユニットケース１０側の開口１１を外界に対し
て密封する構成とされている。
【００２４】ブリーザ孔３０は、その一方をメスコネク
タ１３の空きピン部分にピンを配置しない貫通孔として
構成され、他方を対応するオスコネクタ２３の空きピン
部分にピンを配置しない貫通孔として構成されている。
なお、ブリーザ孔３０のフレキシブル基板１６側は、該
基板の開口によりユニットケース１０内に連通してい
る。この形態では、オスコネクタ２３側の貫通孔の最内
端部にフィルタ３１が設けられている。
タ１３の空きピン部分にピンを配置しない貫通孔として
構成され、他方を対応するオスコネクタ２３の空きピン
部分にピンを配置しない貫通孔として構成されている。
なお、ブリーザ孔３０のフレキシブル基板１６側は、該
基板の開口によりユニットケース１０内に連通してい
る。この形態では、オスコネクタ２３側の貫通孔の最内
端部にフィルタ３１が設けられている。
【００２５】こうした構造からなる電子制御ユニット１
は、コネクタ２３の径方向つば部２３ａを自動変速機ケ
ース２０の外側に当て付ける形態で自動変速機２にセッ
トされたワイヤハーネス２２に対して、電子制御ユニッ
ト１を自動変速機ケース２０の固定部２６に当て付ける
ことで、互いのメスコネクタ１３とオスコネクタ２３と
が連結され、それにより電子制御ユニット１内の空間が
両ソケット１３，２３のブリーザ孔３０を介して自動変
速機ケース２０内の空間に連通する。
は、コネクタ２３の径方向つば部２３ａを自動変速機ケ
ース２０の外側に当て付ける形態で自動変速機２にセッ
トされたワイヤハーネス２２に対して、電子制御ユニッ
ト１を自動変速機ケース２０の固定部２６に当て付ける
ことで、互いのメスコネクタ１３とオスコネクタ２３と
が連結され、それにより電子制御ユニット１内の空間が
両ソケット１３，２３のブリーザ孔３０を介して自動変
速機ケース２０内の空間に連通する。
【００２６】この接続の際に、オスコネクタ２３のソケ
ット部２３ｂがユニットケース１０側のメスコネクタ１
３に嵌合し、ソケット部２３ｂ内で電子制御ユニット１
側のメスコネクタ１３のメス形のピン１５とオスコネク
タ２３側のオス形のピン（図示せず）が接続されるとと
もに、ソケット部２３ｂ外周のシール部材２５が開口１
１の内周面に圧接されて、ユニットケース１０側の開口
１１が封止され、ユニットケース１０内も外界に対して
封止される。
ット部２３ｂがユニットケース１０側のメスコネクタ１
３に嵌合し、ソケット部２３ｂ内で電子制御ユニット１
側のメスコネクタ１３のメス形のピン１５とオスコネク
タ２３側のオス形のピン（図示せず）が接続されるとと
もに、ソケット部２３ｂ外周のシール部材２５が開口１
１の内周面に圧接されて、ユニットケース１０側の開口
１１が封止され、ユニットケース１０内も外界に対して
封止される。
【００２７】こうした両コネクタ１３，２３の接続が確
立された状態で、電子制御ユニット１をボルト締めで自
動変速機ケース２０に固定する。これによりコネクタ２
３の径方向つば部２３ａのシール部材２４が自動変速機
ケース２０の外面に圧接され、変速機ケース１０の開口
２１が封止され、自動変速機ケース２０内も外界に対し
て封止される。
立された状態で、電子制御ユニット１をボルト締めで自
動変速機ケース２０に固定する。これによりコネクタ２
３の径方向つば部２３ａのシール部材２４が自動変速機
ケース２０の外面に圧接され、変速機ケース１０の開口
２１が封止され、自動変速機ケース２０内も外界に対し
て封止される。
【００２８】このようにして、電子制御ユニット１は自
動変速機ケース２０の外面に取付けられ、その際に、前
記のような経過で両コネクタ１３、２３の接続と、接続
部の外界に対する封止と、自動変速機ケース開口部の封
止が同時になされ、変速機ケース２０と電子制御ユニッ
ト１との一体化がなされる。
動変速機ケース２０の外面に取付けられ、その際に、前
記のような経過で両コネクタ１３、２３の接続と、接続
部の外界に対する封止と、自動変速機ケース開口部の封
止が同時になされ、変速機ケース２０と電子制御ユニッ
ト１との一体化がなされる。
【００２９】こうした構成からなるブリーザ構造では、
電子制御ユニット１のユニットケース１０内が電子制御
ユニット１と自動変速機ケース２０内の入・出力部品を
結線する両コネクタ１３，２３を通す開口１１，２１を
介して連通するため、従来から自動変速機ケース２０に
設けられているブリーザ２８を利用してユニットケース
１０の内圧の変動が解消される。したがって、この構成
により、自動変速機ケース２０に直付けされる電子制御
ユニット１のケース内空気の給排のための専用のブリー
ザを不要として、ユニットケース構造を簡素化すること
ができる。
電子制御ユニット１のユニットケース１０内が電子制御
ユニット１と自動変速機ケース２０内の入・出力部品を
結線する両コネクタ１３，２３を通す開口１１，２１を
介して連通するため、従来から自動変速機ケース２０に
設けられているブリーザ２８を利用してユニットケース
１０の内圧の変動が解消される。したがって、この構成
により、自動変速機ケース２０に直付けされる電子制御
ユニット１のケース内空気の給排のための専用のブリー
ザを不要として、ユニットケース構造を簡素化すること
ができる。
【００３０】また、電気的結線のためのコネクタ１３，
２３の接続で、自ずとユニットケース１０内と自動変速
機ケース２０内の空気の連通と外気に対する密封が確保
されるため、ブリーザ専用の密封構造を不要とすること
ができ、しかもブリーザを確立するための作業工数をな
くすことができる。
２３の接続で、自ずとユニットケース１０内と自動変速
機ケース２０内の空気の連通と外気に対する密封が確保
されるため、ブリーザ専用の密封構造を不要とすること
ができ、しかもブリーザを確立するための作業工数をな
くすことができる。
【００３１】更に、自動変速機ケース２０内を循環する
作動油の油分のユニットケース１０内への侵入がフィル
タ３１の撥水性により阻止され、油分の侵入による変速
制御モジュール１４への影響を回避することができる。
作動油の油分のユニットケース１０内への侵入がフィル
タ３１の撥水性により阻止され、油分の侵入による変速
制御モジュール１４への影響を回避することができる。
【００３２】そして、ブリーザ孔３０がオス・メス両コ
ネクタ１３，２３の空きピン孔で構成されるため、ブリ
ーザ孔３０を設けることによる自動変速機ケース２０及
びユニットケース１０双方の開口１１，２１の拡大を不
要とすることができ、結線構造に影響を及ぼすことなく
ユニットケース１０のブリーザを確立することができ
る。
ネクタ１３，２３の空きピン孔で構成されるため、ブリ
ーザ孔３０を設けることによる自動変速機ケース２０及
びユニットケース１０双方の開口１１，２１の拡大を不
要とすることができ、結線構造に影響を及ぼすことなく
ユニットケース１０のブリーザを確立することができ
る。
【００３３】次に、図２は本発明の第２実施形態を示
す。この形態と前記第１実施形態との違いは、変速機用
ブリーザの位置にある。この場合、ブリーザ２８は変速
機ケース２０の固定部２６の内側に配置されている。な
お、図示されていないが固定部２６と取付部１７との間
に囲まれる空間は、適宜の手段で外界との通気性を確保
される。その余の構成は、全て第１実施形態と同様であ
るので、相当する部材に同様の参照符号を付して説明に
代える。
す。この形態と前記第１実施形態との違いは、変速機用
ブリーザの位置にある。この場合、ブリーザ２８は変速
機ケース２０の固定部２６の内側に配置されている。な
お、図示されていないが固定部２６と取付部１７との間
に囲まれる空間は、適宜の手段で外界との通気性を確保
される。その余の構成は、全て第１実施形態と同様であ
るので、相当する部材に同様の参照符号を付して説明に
代える。
【００３４】こうした第２実施形態の構成を採ると、ユ
ニットケース１０が自動変速機ケース２０のブリーザ２
８を覆う遮蔽物として機能するため、自動変速機ケース
２０側のブリーザ２８からの塵、埃、泥、雨水等の侵入
に対する保護構造を簡略化することができる利点が得ら
れる。
ニットケース１０が自動変速機ケース２０のブリーザ２
８を覆う遮蔽物として機能するため、自動変速機ケース
２０側のブリーザ２８からの塵、埃、泥、雨水等の侵入
に対する保護構造を簡略化することができる利点が得ら
れる。
【００３５】以上、本発明をユニットケース１０内に変
速機制御モジュール１４が配置されたものを例として２
つの実施形態を挙げて詳説したが、本発明はこの実施形
態に限るものではなく、特許請求の範囲に記載の事項の
範囲内で種々に具体的構成を変更して実施することがで
きる。例えば、電子制御ユニット１は、変速機制御モジ
ュール１４のほかに、接触式、非接触式を問わずポジシ
ョンセンサを内蔵させたものでもよいし、更に接触式又
は非接触式のニュートラルスタートスイッチを内蔵させ
たものとすることもできる。また、変速機制御モジュー
ル、接触式又は非接触式のニュートラルスタートスイッ
チのいずれかをそれぞれ組合せて内蔵させてもよい。
速機制御モジュール１４が配置されたものを例として２
つの実施形態を挙げて詳説したが、本発明はこの実施形
態に限るものではなく、特許請求の範囲に記載の事項の
範囲内で種々に具体的構成を変更して実施することがで
きる。例えば、電子制御ユニット１は、変速機制御モジ
ュール１４のほかに、接触式、非接触式を問わずポジシ
ョンセンサを内蔵させたものでもよいし、更に接触式又
は非接触式のニュートラルスタートスイッチを内蔵させ
たものとすることもできる。また、変速機制御モジュー
ル、接触式又は非接触式のニュートラルスタートスイッ
チのいずれかをそれぞれ組合せて内蔵させてもよい。
【図１】本発明の第１実施形態に係る自動変速機電子制
御ユニットのブリーザ構造を示す模式図である。
御ユニットのブリーザ構造を示す模式図である。
【図２】本発明の第２実施形態に係る自動変速機電子制
御ユニットのブリーザ構造を示す模式図である。
御ユニットのブリーザ構造を示す模式図である。
１ 電子制御ユニット ２ 自動変速機 １０ ユニットケース １１ 開口 １３ メスコネクタ １６ フレキシブル基板（ユニットケース内の配線） ２０ 自動変速機ケース ２１ 開口 ２２ ワイヤハーネス（入・出力部品の配線） ２３ オスコネクタ ２８ ブリーザ ３０ ブリーザ孔 ３１ フィルタ
Claims (6)
- 【請求項１】 自動変速機の電子制御ユニットのユニッ
トケースと、 該ユニットケースを取付けた自動変速機ケースと、 前記ユニットケースと自動変速機ケースとにそれぞれ形
成された互いに整合する開口内でユニットケース内の配
線と自動変速機ケース内の入・出力部品の配線を接続す
るコネクタと、 前記ユニットケース内と自動変速機ケース内とを前記開
口内で通気可能に連通させるブリーザ孔とを備えてな
る、自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造。 - 【請求項２】 前記ブリーザ孔は、撥水性のフィルタを
備える、請求項１記載の自動変速機電子制御ユニットの
ブリーザ構造。 - 【請求項３】 前記コネクタは、ユニットケース及び自
動変速機ケース内を外界に対して遮断するシール手段を
有し、前記ブリーザ孔は、前記コネクタを貫通する孔で
構成される、請求項１又は２記載の自動変速機電子制御
ユニットのブリーザ構造。 - 【請求項４】 前記ブリーザ孔は、前記コネクタの空き
ピン孔で構成される、請求項１、２又は３記載の自動変
速機電子制御ユニットのブリーザ構造。 - 【請求項５】 前記ユニットケースは、自動変速機ケー
スのブリーザを覆って自動変速機ケースに取付けられ
た、請求項１〜４のいずれか１項記載の自動変速機電子
制御ユニットのブリーザ構造。 - 【請求項６】 前記電子制御ユニットは、自動変速機の
レンジ位置を検出するポジションセンサを包含するもの
である、請求項１〜５のいずれか１項記載の自動変速機
電子制御ユニットのブリーザ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001043647A JP2002250430A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001043647A JP2002250430A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002250430A true JP2002250430A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18905778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001043647A Withdrawn JP2002250430A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 自動変速機電子制御ユニットのブリーザ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002250430A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1705068A1 (en) * | 2003-12-17 | 2006-09-27 | Bosch Corporation | Structure for attaching oil-enclosed equipment and control unit |
| WO2008062865A1 (fr) * | 2006-11-24 | 2008-05-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Unité de commande pour transmission automatique et transmission automatique avec unité de commande |
| JP2012120400A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Nsk Ltd | エンジンルーム用直動アクチュエータ |
| CN102751631A (zh) * | 2011-04-18 | 2012-10-24 | 加特可株式会社 | 连接器安装结构 |
| JP2018533177A (ja) * | 2015-10-09 | 2018-11-08 | コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＣｏｎｔｉ Ｔｅｍｉｃ ｍｉｃｒｏｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ ＧｍｂＨ | センサドームユニット |
| JP2019157902A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 本田技研工業株式会社 | 変速機のブリーザー装置 |
| CN111800961A (zh) * | 2019-04-03 | 2020-10-20 | 株式会社电装 | 车辆控制设备 |
| CN111791696A (zh) * | 2019-04-03 | 2020-10-20 | 株式会社电装 | 车辆控制设备 |
-
2001
- 2001-02-20 JP JP2001043647A patent/JP2002250430A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2008062865A1 (fr) * | 2006-11-24 | 2008-05-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Unité de commande pour transmission automatique et transmission automatique avec unité de commande |
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| US8256326B2 (en) | 2006-11-24 | 2012-09-04 | Aisin Aw Co., Ltd. | Automatic transmission control unit and automatic transmission including the same |
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| KR101318561B1 (ko) | 2011-04-18 | 2013-10-16 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 커넥터 설치 구조 |
| JP2018533177A (ja) * | 2015-10-09 | 2018-11-08 | コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＣｏｎｔｉ Ｔｅｍｉｃ ｍｉｃｒｏｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ ＧｍｂＨ | センサドームユニット |
| US11092514B2 (en) | 2015-10-09 | 2021-08-17 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Sensor dome arrangement |
| JP2019157902A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 本田技研工業株式会社 | 変速機のブリーザー装置 |
| CN111800961A (zh) * | 2019-04-03 | 2020-10-20 | 株式会社电装 | 车辆控制设备 |
| CN111791696A (zh) * | 2019-04-03 | 2020-10-20 | 株式会社电装 | 车辆控制设备 |
| US10999947B2 (en) | 2019-04-03 | 2021-05-04 | Denso Corporation | Vehicle control apparatus |
| US11439028B2 (en) | 2019-04-03 | 2022-09-06 | Denso Corporation | Vehicle control apparatus |
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|---|---|---|---|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |