JP2018149569A - スケール除去装置 - Google Patents

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鈴木 敏孝
Toshitaka Suzuki
敏孝 鈴木
今村 功
Isao Imamura
功 今村
奮 平山
Isamu Hirayama
奮 平山
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Abstract

【課題】材料に付着したスケールを低コストで除去する。【解決手段】スケールが付着した材料Wが載置され、材料Wの搬送を行うとともにスケールの除去を行う複数のスケール除去ローラー13と、スケール除去ローラー13の両端に設けられ前記材料の搬送をガイドするガイド部14と、を備えるスケール除去装置であって、スケール除去ローラー13は、搬送時に材料Wが当接する表面部に、材料Wからのスケールの除去を行う溝部13aを有し、夫々の軸方向が、略水平方向かつ材料Wの進行方向に対して垂直方向から所定の角度だけずれるように斜めに配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、スケール除去装置に関する。
従来、このような分野の技術として、特開2004−268126号公報がある。この公報に記載された熱間鍛造用材料ビレットのスケール除去装置では、熱間鍛造プレスで供給されたビレットの端面に対して、ハンマーに取り付けたチゼルを短周期の打撃速度で打ち付けることで、ビレットに固着しているスケールを除去する。
特開2004−268126号公報
しかしながら、前述した従来のスケール除去装置では、スケールの除去を実行するための専用の装置を配置する必要がある。そのため、専用の装置を設置するためのスペースが必要になるとともに、専用の装置を用意するための余分なコストが発生する。
本発明は、材料に付着したスケールを、ローラーを用いた搬送中に低コストで除去するスケール除去装置を提供するものである。
本発明にかかるスケール除去装置は、スケールが付着した材料が載置され、前記材料の搬送を行うとともにスケールの除去を行う複数のスケール除去ローラーと、前記スケール除去ローラーの両端に設けられ前記材料の搬送をガイドするガイド部と、を備えるスケール除去装置であって、前記スケール除去ローラーは、搬送時に前記材料が当接する表面部に、前記材料からのスケールの除去を行う溝部を有し、夫々の軸方向が、略水平方向かつ前記材料の進行方向に対して垂直方向から所定の角度だけずれるように斜めに配置されている。
これにより、材料の進行方向に対してスケール除去ローラーを傾けることによって搬送中の材料を回転させるとともに、スケール除去ローラーの溝部の作用によりスケールを除去することができる。
これにより、材料に付着したスケールを低コストで除去することができる。
スケール除去装置の上面図である。 スケール除去装置の側面図である。 スケール除去装置のIII-III断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、スケール除去装置1は、材料Wの加熱を行う高周波加熱装置11と、駆動力により駆動して材料Wの搬送を行う駆動ローラー12と、材料Wのスケールを除去するスケール除去ローラー13と、駆動ローラー12及びスケール除去ローラー13上において材料Wの位置をガイドするガイド部14と、搬送された材料Wを停止させる材料ストッパ15と、材料ストッパ15の近傍に配置された自在ローラー16と、を備える。
ここで、スケール除去装置1に適用される材料Wは、熱間鍛造等に使われる材料であり、高周波加熱装置11による加熱によって、表面にスケールが付着する。ここで材料Wは、軸方向に長く形成された円柱状であり、材料Wが搬送される進行方向は、図1において左から右方向である。なお以下では、図1に示すように、スケール除去装置1における上面視において、円柱状の材料Wの軸方向と、進行方向が略一致した状態で搬送されるものとして説明する。スケール除去装置1では、上面視で略一直線上、かつ、材料Wが進行していく方向順に、高周波加熱装置11、複数の駆動ローラー12、複数のスケール除去ローラー13、自在ローラー16、材料ストッパ15、が配置されている。
高周波加熱装置11は、材料Wが通過する際に、高周波の電磁波を照射することで材料Wの加熱を行う。高周波加熱装置11内で加熱された材料Wは、駆動ローラー12上に搬送される。
駆動ローラー12は、軸方向に長く形成された略円柱状のローラーであり、外部から駆動力が与えられることにより回転を行う。駆動ローラー12は、高周波加熱装置11から材料Wが排出される箇所の近傍に配置されている。また、駆動ローラー12は、ローラー軸方向が略水平方向(図2参照)、かつ、材料Wの進行方向に対して略垂直(図1参照)となるように配置されている。駆動ローラー12は、高周波加熱装置11で加熱されて排出された材料Wを載置した状態で回転駆動することで、スケール除去ローラー13に材料Wを搬送する。なお、複数の駆動ローラー12が並列して設けられており、各駆動ローラー12上では、材料Wの軸方向が搬送方向と略一致する状態で搬送を行う。
駆動ローラー12の上方には、材料Wの進行方向に延在し、互いに平行に設けられた2本の棒状のガイド14a,14bからなるガイド部14が設けられている。ここで、ガイド14a,14bは、材料Wが駆動ローラー12上から落下することを防止するために、材料Wの外周側を略水平方向で挟むように配置されている。すなわち、ガイド14a,14bは略平行に設けられており、材料Wがこれらの間に配置された際に、材料Wの軸方向が搬送方向と略一致した状態で駆動ローラー12上を搬送されるように、ガイド14a,14bの間隔が、材料Wの外径より長い状態で配置されている。
スケール除去ローラー13は、軸方向に長く形成された略円柱状の自在ローラーである。スケール除去ローラー13の表面部には、材料Wのスケールを除去するための溝部13aを有する。例えば溝部13aには、スケール除去ローラー13の表面において、軸に対して平行に延在する複数の溝が形成されている。また、複数のスケール除去ローラー13は、図2に示すように材料Wの進行方向に沿って並列に配置されているとともに、材料Wの進行方向が斜め下方向になるように、進行方向側に配置されるスケール除去ローラー13ほど位置が低くなるように配置されている。また、複数のスケール除去ローラー13は、夫々のローラー軸方向が略水平方向(図2参照)、かつ、材料Wの進行方向に対して垂直方向から所定の角度θだけ傾いた状態(図1参照)で配置されている。
なお、スケール除去ローラー13の上方には、材料Wの進行方向に延在し、互いに平行に設けられた2本の棒状のガイド14c,14dが設けられている。ガイド14c,14dは、スケール除去ローラー13の両端に設けられ前記材料の搬送をガイドする。具体的には、ガイド14c,14dは、材料Wがスケール除去ローラー13上から落下することを防止するために、材料Wの外周側を略水平方向で挟むように配置されているとともに、材料Wの軸方向が搬送方向と略一致した状態でスケール除去ローラー13上を搬送されるように、ガイド14c,14dの間隔が、材料Wの外径より長い状態で配置されている。
材料ストッパ15は、スケール除去ローラー13により搬送された材料Wを停止させる。例えば図1に示すように、材料ストッパ15は、スケール除去ローラー13より材料Wの進行方向側に設けられており、円柱状の材料Wの底面側先端部が材料ストッパ15に当接することによって、材料Wの移動を停止させる。
自在ローラー16は、材料Wの進行方向側に配置されたスケール除去ローラー13と、材料ストッパ15の間に配置されている。自在ローラー16の軸方向は、略水平方向、かつ、材料Wの進行方向に対して垂直方向であるように配置されている。
すなわち、スケール除去装置1では、材料Wの搬送を以下のように行う。
材料Wは、高周波加熱装置11を通過しながら加熱され、駆動ローラー12上に排出される。
駆動ローラー12は、例えば外部から与えられた動力に応じて回転駆動する。これにより、駆動ローラー12は、載置された材料Wを、スケール除去ローラー13上に搬送する。なお材料Wは、駆動ローラー12上から落下しないように、ガイド14a,14bによりガイドされている。
スケール除去ローラー13上において、材料Wは、並列に配置された複数のスケール除去ローラー13の夫々の高低差により、スケール除去ローラー13上を自重によって移動する。このとき、移動する材料Wが当接しているスケール除去ローラー13は回転する。ここで、スケール除去ローラー13の軸方向が、材料Wの進行方向に対して垂直方向から角度θだけ傾いて配置されていることにより、図3に示すように、材料Wは、軸を中心として回転しながら搬送される。さらに、スケール除去ローラー13上を搬送される材料Wは、スケール除去ローラー13の表面に形成されている溝部13aによる凹凸が接触することによって、表面のスケールが削ぎ落とされる。なお材料Wは、スケール除去ローラー13上から落下しないように、ガイド14c,14dによりガイドされている。
材料Wは、スケール除去ローラー13上から、自在ローラー16上まで搬送され、先端が材料ストッパ15に当接することで停止する。
このように、スケール除去装置1では、材料Wの搬送を行うとともに、スケールの除去を行うことができる。すなわち、溝部を有するスケール除去ローラー13に傾きθを持たせた構造にすることで、材料を軸周りで回転させながらスケールの除去を行うものであるため、従来のラインに追加する場合であっても、搬送経路上にローラーがある場合には、これを改造することで実現できる。そのため、専用スペースが必要なく、低コストで設置できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、スケール除去ローラー13は、高低差を利用した材料Wの移動によって回転するものとして説明したが、高低差のない水平搬送を行う場合には、モーター等により動力を与えて回転駆動することで、材料の搬送を実行すると同時に、スケールの除去を実行できる。
1 スケール除去装置
11 高周波加熱装置
12 駆動ローラー
13 スケール除去ローラー
13a 溝部
14 ガイド部
15 材料ストッパ
16 自在ローラー

Claims (1)

  1. スケールが付着した材料が載置され、前記材料の搬送を行うとともにスケールの除去を行う複数のスケール除去ローラーと、
    前記スケール除去ローラーの両端に設けられ前記材料の搬送をガイドするガイド部と、を備えるスケール除去装置であって、
    前記スケール除去ローラーは、
    搬送時に前記材料が当接する表面部に、前記材料からのスケールの除去を行う溝部を有し、
    夫々の軸方向が、略水平方向かつ前記材料の進行方向に対して垂直方向から所定の角度だけずれるように斜めに配置されている
    スケール除去装置。
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