JP6541156B2 - コンベア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンベア装置に関するものであり、特に曲路部を有するコンベア装置に関するものである。
製品の組み立てラインや、商品等の配送場では、コンベアラインが敷設されることが多い。またコンベアラインの一部に曲路部を設けたレイアウトを採用する場合もある。
曲路部を構成するコンベア装置が、特許文献1,2等に開示されている。図8は、特許文献1に開示されたコンベア装置100の平面図である。従来技術のコンベア装置100は、同心円状に曲げられた2本のフレーム101,102を有し、当該2本のフレーム101,102の間に複数の搬送ローラ103が設けられたものである。
搬送ローラ103は、外形形状が円錐形をしている。またいずれかの搬送ローラは、モータが内蔵されたモータ内蔵ローラであり、自転する。また他の搬送ローラ103は、空転ローラである。コンベア装置100では、隣接する搬送ローラ103同士の間にベルト105が懸架されており、全ての搬送ローラ103が連動して回転する。
従ってモータ内蔵ローラ内のモータに通電し、モータ内蔵ローラを回転することによって、全ての搬送ローラが回転し、搬送物を搬送することができる。搬送物の搬送軌跡は円弧を描き、進行方向が90度変換される。
また特許文献2には、進行方向を約180度変換することができるコンベア装置が開示されている。
特開2011−37576号公報 特許第4274362号公報
特許文献1、2に開示されたコンベア装置によると、曲線軌跡を描かせて搬送物の搬送方向を変更することができる。
しかしながら、特許文献1、2に開示されたコンベア装置は、搬送路の曲率半径が大きく、全体形状が大きいという不満がある。
即ち従来技術のコンベア装置100においては、搬送路106は、曲路のカーブの中心点107から大きく離れている。具体的に説明すると、従来技術のコンベア装置100においては、図8の様に、カーブの中心点107から半径rの領域には搬送面が無い。そのため、搬送路106の中心線108の曲率半径Rは、図8の様に大きなものとなってしまう。
また特許文献2の様に、進行方向を約180度変換するコンベア装置では、直線部分のコンベア装置同士の間に大きな隙間ができてしまう。この隙間は、有効利用することが困難な空間であり、無駄な空間である。
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、曲路を有するコンベア装置を改良するものであり、曲路の曲率半径を小さくすることが可能なコンベア装置を提供するものである。
上記した課題を解決するための本発明の第1の様相は、搬送物を搬送する曲路部を有するコンベア装置において、前記曲路部は、複数の搬送ローラが扇形に配されたローラ配置領域と、ローラ配置領域の扇形の根元側に設けられた滑り領域があり、前記滑り領域は、前記搬送物を滑らせる領域であり、前記搬送ローラは、外形形状が円錐形であって搬送ローラの大径側を外側にして配され、前記複数の搬送ローラの最上部によって構成される搬送ローラの搬送面と、前記滑り領域とが略同一の平面を構成することを特徴とするコンベア装置である。
また、関連する様相は、曲路部を有するコンベア装置において、前記曲路部は、複数の搬送ローラが扇形に配されたローラ配置領域と、ローラ配置領域の扇形の根元側に設けられた滑り領域があり、前記搬送ローラは、外形形状が円錐形であって搬送ローラの大径側を外側にして配され、前記複数の搬送ローラの最上部によって構成される搬送ローラの搬送面と、前記滑り領域とが略同一の平面を構成することを特徴とするコンベア装置である。
本様相のコンベア装置では、複数の搬送ローラが扇形に配されたローラ配置領域があり、さらにローラ配置領域の扇形の根元側に滑り領域がある。そして搬送ローラの搬送面と、前記滑り領域とが略同一の平面を構成している。そのため搬送物が搬送される際、搬送物の一部が滑り領域に乗り、滑り領域を滑る。
即ち搬送物は、ローラ配置領域の搬送ローラから付勢されるが、搬送ローラの搬送面と、滑り領域とは略同一の平面を構成しているから、搬送物は、搬送ローラからの付勢力によって滑り領域を滑り、円弧軌跡を描いて搬送される。
この様に本様相では、滑り領域が、実質的に搬送面として機能し、カーブの中心側に搬送面が広がる。その結果、搬送路の曲率半径を小さくすることができる。
曲路部を有するコンベア装置において、前記曲路部は、複数の搬送ローラが扇形に配されたローラ配置領域と、ローラ配置領域の扇形の根元側に設けられた滑り領域があり、前記搬送ローラは、外形形状が円錐形であって搬送ローラの大径側を外側にして配され、前記複数の搬送ローラの最上部によって構成される搬送ローラの搬送面と、前記滑り領域とが略同一の平面を構成し、前記搬送ローラは大径側と小径側に突出する軸部を有し、前記曲路部は、搬送ローラの大径側の軸部を固定する外側フレームと、小径側の軸部を固定する内側フレームを有し、前記外側フレームと内側フレームは同心状に配置されており、前記内側フレームに、滑り領域が設けられているのが好ましい。
好ましくは、前記搬送ローラは、軸線が上下方向に傾斜した姿勢で取り付けられており、ローラ配置領域の搬送面と前記滑り領域は、高さが等しい水平面である。
この好ましい様相のコンベア装置によると、搬送物が水平姿勢で搬送される。
好ましくは、前記扇形の中心部近傍であって、前記滑り領域よりも上の位置に、曲部を有するガイド部材が設けられている。
この好ましい様相のコンベア装置では、滑り領域よりも上の位置に、曲部を有するガイド部材が設けられているから、搬送物の上部側をガイドして曲線的に移動させることができる。
好ましくは、曲路部の一端側と、他端側とにそれぞれ直線コンベアが設けられ、当該二つの直線コンベアは平行であり、当該直線コンベアは、回転体又は走行体によって搬送物を搬送するものであり、直線コンベアの回転体又は走行体によって構成される搬送面の幅は、ローラ配置領域の幅よりも広い。
この好ましい様相のコンベア装置によると、コンベアラインのレイアウト上、無駄な空間を減らすことができる。
好ましくは、曲路部の両端が略同一方向に向く。
この好ましい様相のコンベア装置は、約180度の曲路を有するコンベア装置である。
好ましくは、曲路部の一端側と、他端側とにそれぞれ、直線コンベアが設けられ、当該二つの直線コンベアは平行であり、且つ直線コンベア同士の隙間は、直線コンベアの幅の20パーセント以下である。
この好ましい様相のコンベア装置は、無駄な空間が少ない。
好ましくは、前記搬送ローラは大径側と小径側に突出する軸部を有し、前記曲路部は、搬送ローラの大径側の軸部を固定する外側フレームを有し、前記外側フレームに、外側ガイドが設けられており、前記外側ガイドは、搬送ローラの大径側よりも上方に配置されている。
好ましくは、前記外側ガイドは、外側フレームと同一の曲率半径に曲げられたパイプ又は棒材であり、外側フレームの上にあって、外側フレームと平行に設置されている。
本発明のコンベア装置は、曲路の曲率半径が小さく、レイアウト上の無駄な空間が少ない。
本発明の実施形態のコンベア装置の斜視図である。 図1のコンベア装置の平面図である。 図1のコンベア装置の曲路部の正面図である。 図1のコンベア装置の平面図であって、曲路コンベア部分を断面で表した一部断面平面図である。 搬送ローラの分解斜視図である。 図1のコンベア装置で搬送物を搬送する際の状態を説明する斜視図である。 本発明の他の実施形態のコンベア装置の曲路部の正面図である。 従来技術のコンベア装置の平面図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のコンベア装置1は、導入側直線コンベア2と、曲路コンベア3と、排出側直線コンベア5によって構成されている。
導入側直線コンベア2及び排出側直線コンベア5は、同一の構造であり、且つ公知の構造のコンベア装置である。
導入側直線コンベア2及び排出側直線コンベア5は、いずれも一対の直線状フレーム10,11を有している。直線状フレーム10,11は、一定の間隔Wをあけて平行に配置され、図示しない接続具で結合されている。そして直線状フレーム10,11同士の間に複数の搬送ローラ12a乃至12fが設けられている。
本実施形態では、6本の搬送ローラ12a乃至12fが設けられており、その内の中央の搬送ローラ12cがモータ内蔵ローラであり、他の搬送ローラ12a,b,d,e,fは、空転ローラである。
モータ内蔵ローラは、ローラ本体内にモータと減速機とが内蔵されたものであり、内部のモータに通電することによってローラ本体が回転する。
本実施形態では、隣接する搬送ローラ12同士の間にベルト15が懸架されており、全ての搬送ローラ12が連動して回転する。
従ってモータ内蔵ローラ12c内のモータ(図示せず)に通電し、モータ内蔵ローラ12cを回転することによって、全ての搬送ローラ12が回転し、搬送物50(図6)を直線的に搬送することができる。
曲路コンベア3は、導入側端部と、排出側端部が同一の向きに向いたものであり、約180度の回転軌跡で搬送物を搬送するものである。
曲路コンベア3は、外側フレーム20と、内側フレーム21の間に円錐状の搬送ローラ22a乃至22j(図2)が設けられたものであり、さらに特有の構成として、平面板18と、外側ガイド16と、内側ガイド17を有している。
以下、説明する。
外側フレーム20は、例えば軽量C型鋼や溝型鋼によって構成されたものであり、これらが、180度の円弧状に曲げられたものである。
内側フレーム21についても、例えば軽量C型鋼や溝型鋼によって構成されたものであり、これらが、180度の円弧状に曲げられたものである。
内側フレーム21の曲率半径は、外側フレーム20よりも小さい。外側フレーム20と内側フレーム21は、同心状に配置され、図示しない接続具で接続されている。
外側フレーム20と内側フレーム21の間の間隔w(図3)は、前記した直線状フレーム10,11間の間隔Wよりも狭い。
本実施形態では、外側フレーム20と内側フレーム21の間に、等角度間隔で、搬送ローラ22a乃至22jが設けられている。搬送ローラ22a乃至22jの外形形状は、いずれも同一であり、円錐形をしている。
即ち搬送ローラ22a乃至22jは、図5の様に芯となるローラ本体26に円錐形のスリーブ27が装着されたものである。
ローラ本体26は、軸芯である軸29(軸部)を有する。ローラ本体26は、軸29を中心に回転する。
スリーブ27は、ゴム製であり、中心にローラ本体26が挿入される孔28が設けられている。スリーブ27の外形は、前記した様に円錐形であり、大径側端部30(大径側)と小径側端部31(小径側)があり、両者の間が直線的に結ばれている。
本実施形態では、モータ内蔵ローラ23を芯とする自転型の搬送ローラ22a,22c,22e,22f,22h,22jと、モータを持たない空転ローラ25を芯とする空転型の搬送ローラ22b,22d,22g,22iが混在している。
即ち本実施形態では、概ね互い違いに自転型の搬送ローラ22a,22c,22e,22f,22h,22jと、モータを持たない空転型の搬送ローラ22b,22d,22g,22iが配置されている。
本実施形態では、各搬送ローラ22a乃至22jは、図3の様に軸芯を上下方向に傾斜させた姿勢で外側フレーム20と内側フレーム21の間に取り付けられている。
即ち各搬送ローラ22a乃至22jの大径側端部30を外側フレーム20側に固定し、小径側端部31を内側フレーム21側に固定すると共に、大径側端部30の中心が下になる姿勢で、外側フレーム20及び内側フレーム21に取り付けられている。
その結果、各搬送ローラ22a乃至22jの最上部は、図3の様に水平となり、搬送ローラ22a乃至22jの最上部によって構成される搬送面は、水平面となる。
即ち外側フレーム20と内側フレーム21の間に取り付けられた姿勢において、各搬送ローラ22a乃至22jの側面の最も上に位置する部位は、単一の水平面に含まれる。
また本実施形態では、内側フレーム21の円弧形状で囲まれる、180度の扇型の領域に、平面板18が設けられている。
平面板18は表面が平滑であり、その表面の高さは、前記した各搬送ローラ22a乃至22jの最上部の高さと等しい。
また平面板18は水平姿勢で取り付けられている。
そのため前記した搬送ローラ22a乃至22jによって構成される搬送面と、平面板18によって構成される滑り領域36は、地上からの高さと水平線に対する角度が共に等しく、同一の平面を構成する。
また本実施形態で採用する曲路コンベア3には、前記した様に外側ガイド16と、内側ガイド17が設けられている。
外側ガイド16は、外側フレーム20と同一の曲率半径に曲げられたパイプ又は棒材であり、外側フレーム20の上にあって、外側フレーム20と平行に設置されている。
内側ガイド17は、外形形状が扇型の樹脂製板体である。内側ガイド17の外周面41(曲部)は、円弧面であり、且つ平滑である。
内側ガイド17の平面的な位置は、その外周面41の曲面が、前記した外側フレーム20及び内側フレーム21と同心となる位置である。
即ち内側ガイド17を上から見ると、図2の様に、滑り領域36の扇形状の中心部分に設けられている。
内側ガイド17の高さ方向の位置は、滑り領域36よりも高い。
そのため曲路コンベア3を上から概観すると、複数の搬送ローラ22a乃至22jが扇形に配されたローラ配置領域35があり、ローラ配置領域35の扇形の根元側に滑り領域36がある。そしてさらに滑り領域36の扇形状の中心部分に内側ガイド17がある。
さらに最も外側の領域を外側ガイド16が取り巻いている。
外側ガイド16、ローラ配置領域35、滑り領域36及び内側ガイド17は、いずれも同一の角度範囲にある。即ち外側ガイド16、ローラ配置領域35、滑り領域36及び内側ガイド17は、いずれも180度の領域を占めている。
本実施形態のコンベア装置1は、曲路コンベア3を中心としてその両端に導入側直線コンベア2と排出側直線コンベア5が配されたものである。
ここで曲路コンベア3は、約180度の曲路を有するものであり、両端は略同一方向に向いている。そのため導入側直線コンベア2と排出側直線コンベア5は、平行に配置されている。また導入側直線コンベア2と排出側直線コンベア5同士の間隔は詰められており、その間隔は、導入側直線コンベア2及び排出側直線コンベア5の幅の10パーセント以下である。なお本発明によると、少なくともこの間隔を導入側直線コンベア2及び排出側直線コンベア5の幅の20パーセント以下にすることができる。
また導入側直線コンベア2等の搬送ローラ12a乃至12fと、曲路コンベア3の搬送ローラ22a乃至22jの長さの関係に注目すると、導入側直線コンベア2等の搬送ローラ12a乃至12fの長さは、曲路コンベア3の搬送ローラ22a乃至22jの長さよりも長い。
そのため搬送ローラ12a乃至12fによって構成される導入側直線コンベア2等の搬送面の幅(概ねWと等しい)は、曲路コンベア3の搬送ローラ22a乃至22jによって構成されるローラ配置領域35の幅(概ねwと等しい)よりも広い。
そして搬送ローラ12a乃至12fによって構成される導入側直線コンベア2等の搬送面の幅は、曲路コンベア3の搬送ローラ22a乃至22jに滑り領域36の一部を加えた幅と略等しい。
具体的には、導入側直線コンベア2等の搬送面の幅(概ねWと等しい)は、曲路コンベア3の外側フレーム20の内面から、内側ガイド17の外周面41の間の間隔A(図3)と略等しい。
次に、本実施形態のコンベア装置1の機能について説明する。
本実施形態のコンベア装置1は、導入側直線コンベア2から搬送物を搬入し、曲路コンベア3で方向を180度変換して排出側直線コンベア5から送り出すものである。
例えば、図6の様に、導入側直線コンベア2からその幅に近い幅の搬送物50が搬入される。そして搬送物50は、導入側直線コンベア2の末端から押し出され、曲路コンベア3に乗り移る。ここで、曲路コンベア3は、搬送物50に対して搬送力を付与する領域が、導入側直線コンベア2よりも狭い。即ち導入側直線コンベア2においては、搬送物50の全幅に渡って搬送ローラ12a乃至12fが接触し、搬送物50はその全幅に搬送力が掛かる。
これに対して曲路コンベア3は、ローラ配置領域35の幅が、導入側直線コンベア2の搬送ローラ12a乃至12fよりも短く、搬送物50の回動軌跡の内側部分については、搬送力が付与されない。
しかしながら、本実施形態の曲路コンベア3は、回動軌跡の内側部分に相当する領域に平面板18が設けられており、搬送ローラ22a乃至22jによって構成される搬送面と、平面板18によって構成される滑り領域36は、地上からの高さと水平に対する角度が共に等しく、同一の平面を構成している。
そのため搬送物50の回動軌跡の内側部分に相当する部位は、滑り領域36を構成する平面板18に載る。そして平面板18は平滑であるから、搬送物50の底は、滑り領域36を滑り、曲路に沿って移動する。
また滑り領域36は幾分、抵抗があり、搬送物50は回動軌跡の外側部分と内側部分で抵抗が異なるから、搬送物50は、斜め姿勢となりがちであるが、回動軌跡の中心部分には、内側ガイド17が設けられているから、搬送物50は、大きく傾斜することなく曲路コンベア3を通過する。即ち内側ガイド17は、やや高い位置に設けられており、且つ扇型であって、搬送軌跡の全領域に渡るガイド面を有している。そのため搬送物50は、姿勢が規制され、大きく傾斜することなく曲路コンベア3を通過し、排出側直線コンベア5に至る。そして搬送物50は、排出側直線コンベア5から送り出される。
本実施形態のコンベア装置1は、図1,2の様に、導入側直線コンベア2と排出側直線コンベア5とを近接して配置することができ、両者の間に無駄な空間ができない。
そのため本実施形態のコンベア装置1は、床面を有効利用することができる。
以上説明した実施形態では、搬送ローラ22a乃至22jによって構成される搬送面と、平面板18によって構成される滑り領域36を共に水平面としたが、両者が傾斜していても構わない。
また平面板18に代わって、図7に示す波うち面の様な凹凸面42を採用してもよい。凹凸面42では、最も高さの高い位置に搬送物50が載るので、凹凸面42の最高部を仮想的に繋いだ面が搬送面となる。図7に示す実施形態では、ローラ配置領域35の搬送面と、凹凸面42の最高部を仮想的に繋いだ面とが同一の平面を構成する。
また以上説明した曲路コンベア3では、モータを内蔵していて自身が回転する搬送ローラと、空転ローラとを混在させたが、全ての搬送ローラを自身で回転し得るものとしてもよい。また従来技術で開示した様なベルト等によって、空転ローラを回転させるものであってもよい。
導入側直線コンベア2等は、ベルトコンベア等の走行体を利用したものであってもよい。
1 コンベア装置
2 導入側直線コンベア
3 曲路コンベア
5 排出側直線コンベア
12a乃至12f 搬送ローラ
16 外側ガイド
17 内側ガイド
22a乃至22j 搬送ローラ
23 平面板
35 ローラ配置領域
36 滑り領域

Claims (9)

  1. 搬送物を搬送する曲路部を有するコンベア装置において、
    前記曲路部は、複数の搬送ローラが扇形に配されたローラ配置領域と、ローラ配置領域の扇形の根元側に設けられた滑り領域があり、
    前記滑り領域は、前記搬送物を滑らせる領域であり、
    前記搬送ローラは、外形形状が円錐形であって搬送ローラの大径側を外側にして配され、前記複数の搬送ローラの最上部によって構成される搬送ローラの搬送面と、前記滑り領域とが略同一の平面を構成することを特徴とするコンベア装置。
  2. 曲路部を有するコンベア装置において、
    前記曲路部は、複数の搬送ローラが扇形に配されたローラ配置領域と、ローラ配置領域の扇形の根元側に設けられた滑り領域があり、
    前記搬送ローラは、外形形状が円錐形であって搬送ローラの大径側を外側にして配され、前記複数の搬送ローラの最上部によって構成される搬送ローラの搬送面と、前記滑り領域とが略同一の平面を構成し、
    前記搬送ローラは大径側と小径側に突出する軸部を有し、
    前記曲路部は、搬送ローラの大径側の軸部を固定する外側フレームと、小径側の軸部を固定する内側フレームを有し、前記外側フレームと内側フレームは同心状に配置されており、
    前記内側フレームに、滑り領域が設けられていることを特徴とするコンベア装置。
  3. 前記搬送ローラは、軸線が上下方向に傾斜した姿勢で取り付けられており、ローラ配置領域の搬送面と前記滑り領域は、高さが等しい水平面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンベア装置。
  4. 前記扇形の中心部近傍であって、前記滑り領域よりも上の位置に、曲部を有するガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンベア装置。
  5. 曲路部の一端側と、他端側とにそれぞれ直線コンベアが設けられ、当該二つの直線コンベアは平行であり、当該直線コンベアは、回転体又は走行体によって搬送物を搬送するものであり、直線コンベアの回転体又は走行体によって構成される搬送面の幅は、ローラ配置領域の幅よりも広いことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のコンベア装置。
  6. 曲路部の両端が略同一方向に向くことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のコンベア装置。
  7. 曲路部の一端側と、他端側とにそれぞれ、直線コンベアが設けられ、当該二つの直線コンベアは平行であり、且つ直線コンベア同士の隙間は、直線コンベアの幅の20パーセント以下であることを特徴とする請求項に記載のコンベア装置。
  8. 前記搬送ローラは大径側と小径側に突出する軸部を有し、
    前記曲路部は、搬送ローラの大径側の軸部を固定する外側フレームを有し、
    前記外側フレームに、外側ガイドが設けられており、前記外側ガイドは、搬送ローラの大径側よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のコンベア装置。
  9. 前記外側ガイドは、外側フレームと同一の曲率半径に曲げられたパイプ又は棒材であり、外側フレームの上にあって、外側フレームと平行に設置されていることを特徴とする請求項に記載のコンベア装置。
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