JP2008213361A - タイヤ成型サービサーおよびタイヤ成型方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移送コンベア上でタイヤ成型部材を高精度にセンタリングする。
【解決手段】タイヤ成型部材Wを移送する移送コンベア11においてセンタリング装置12が配置されたセンタリング部11aの少なくとも一部は、前記移送する方向の両端に各別に設けられた駆動ローラと従動ローラとの間に無端帯状に移送ベルト15cが巻回されたベルトコンベア15により構成され、このベルトコンベア15は、駆動ローラと従動ローラとの間に配置された中空円筒状の送りローラ15eを備えるとともに、この送りローラ15eの内部には、その内周面に当接させられた振動子17aを有する超音波発生装置17が設けられ、振動子17aの振動を、送りローラ15eを介して移送ベルト上側部分15dに伝播させて、この移送ベルト上側部分15dを振動させた状態で、センタリング装置12によりセンタリング部11aに到達したタイヤ成型部材Wをセンタリングする。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ成型サービサーおよびタイヤ成型方法に関するものである。
この種のタイヤ成型サービサーとしては、従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、帯状のタイヤ成型部材を成型ドラムに向けて移送する移送コンベアと、この移送コンベア上のタイヤ成型部材を、移送コンベアがタイヤ成型部材を移送する方向と直交する幅方向で挟んでセンタリングするセンタリング装置と、を備えた構成が知られている。
特開平6−226880号公報
しかしながら、前記従来のタイヤ成型サービサーでは、前述のようにセンタリングするときに、タイヤ成型部材と移送コンベアとの間に発生する摩擦力により、このタイヤ成型部材の全体をスムーズに前記幅方向にスライド移動させることができず、例えば、タイヤ成型部材における前記幅方向の両端部のうち、センタリング装置により前記幅方向に押された端部だけが前記幅方向の内方に移動させられることによって、この端部が波打つように折れ曲がる場合があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、移送コンベア上でタイヤ成型部材を高精度にセンタリングすることができるタイヤ成型サービサーおよびタイヤ成型方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のタイヤ成型サービサーは、帯状のタイヤ成型部材を移送する移送コンベアと、この移送コンベア上のタイヤ成型部材を、前記移送コンベアがタイヤ成型部材を移送する方向と直交する幅方向で挟んでセンタリングするセンタリング装置と、を備えるタイヤ成型サービサーであって、前記移送コンベアにおいて前記センタリング装置が配置されたセンタリング部の少なくとも一部は、前記移送する方向の両端に各別に設けられた駆動ローラと従動ローラとの間に無端帯状に移送ベルトが巻回されたベルトコンベアにより構成され、このベルトコンベアは、前記駆動ローラと従動ローラとの間に配置された中空円筒状の送りローラを備えるとともに、この送りローラの内部には、その内周面に当接させられた振動子を有する超音波発生装置が設けられ、前記振動子の振動を、前記送りローラを介して、前記ベルトコンベアにおいてタイヤ成型部材が載置されて搬送される移送ベルト上側部分に伝播させて、この移送ベルト上側部分を振動させた状態で、前記センタリング装置により前記センタリング部に到達したタイヤ成型部材をセンタリングする構成とされたことを特徴とする。
この発明では、振動子の振動を、送りローラを介して移送ベルト上側部分に伝播させて、この移送ベルト上側部分を振動させた状態で、センタリング装置によりセンタリング部に到達したタイヤ成型部材をセンタリングするようになっている。
したがって、センタリング装置によりタイヤ成型部材を前記幅方向で挟んでセンタリングする際に、タイヤ成型部材の下面と移送ベルト上側部分の表面との間に発生する摩擦力を低減することができるとともに、タイヤ成型部材の下面が移送ベルト上側部分の表面に密着していたとしても、この密着力を低減することができる。
これにより、前述のようにセンタリングするときに、タイヤ成型部材の全体をスムーズに前記幅方向にスライド移動させることが可能になり、このタイヤ成型部材のセンタリング精度を向上させることができる。
ここで、前記センタリング部の前記幅方向における大きさは、前記タイヤ成型部材の前記幅方向における大きさと同等とされ、前記センタリング部は、前記幅方向の両端部が、前記幅方向に延びる軸線回りに回転自在若しくは回転可能に支持され、かつ前記移送する方向に沿って複数配置されたトランスホイールで構成されるとともに、これらの両端部同士の間に位置する前記幅方向の内側部分が、前記ベルトコンベアで構成されてもよい。
この場合、前述の作用効果を確実に奏功させることが可能になる。
また、本発明のタイヤ成型方法は、帯状のタイヤ成型部材を成型ドラムに向けて移送し、このタイヤ成型部材を成型ドラム上で巻き付けて成型するタイヤ成型方法であって、本発明のタイヤ成型サービサーを用いることを特徴とする。
この発明によれば、移送コンベア上でタイヤ成型部材を高精度にセンタリングすることができる。
以下、本発明に係るタイヤ成型サービサーの一実施形態を図1および図2を参照しながら説明する。このタイヤ成型サービサー10には、帯状のタイヤ成型部材Wを図示されない成型ドラムに向けて移送する移送コンベア11と、この移送コンベア11上のタイヤ成型部材Wを、移送コンベア11がタイヤ成型部材Wを移送する方向F1と直交する幅方向F2で挟んでセンタリングするセンタリング装置12と、が備えられている。
ここで、図示の例では、タイヤ成型部材Wは、平面視長方形に形成されるとともに、短手方向に延びる複数のスチールコードが長手方向に互いに間隔をあけてゴムシート内に埋設されてなるカーカス部材となっている。そして、このタイヤ成型部材Wは、スチールコードが前記幅方向F2に沿って延在するように、長手方向が前記移送する方向F1と一致し、かつ短手方向が前記幅方向F2と一致させられた状態で移送コンベア11上に載置されて移送されるようになっている。
さらに、図示の例では、タイヤ成型サービサー10には、移送コンベア11上のタイヤ成型部材Wを前記幅方向F2における全長にわたって切断する切断装置13と、タイヤ成型部材Wにおける前記幅方向F2の両端部を、前記移送する方向F1の全長にわたって折り曲げる癖付け装置14と、が備えられている。
これらのうち、切断装置13は、センタリング装置12よりも前記移送する方向F1の後方に設けられ、癖付け装置14は、センタリング装置12よりも前記移送する方向F1の前方に設けられている。
なお、癖付け装置14には、前記移送する方向F1に沿って延びるV字状溝が形成された被押し込み部材と、前記V字状溝内に対して進退可能に設けられた押込み刃と、が備えられている。これらの被押込み部材および押込み刃は、移送コンベア11における前記幅方向F2の両端部に配置されている。そして、前記押込み刃により、タイヤ成型部材Wにおいて前記V字状溝上に位置する前記幅方向F2の両端部を、このV字状溝内に各別に押し込んで、この部分に埋設されているスチールコードを塑性変形させて上方に折り曲げることによって、このタイヤ成型部材Wの前記幅方向F2の両端部に折り曲げ部を形成するようになっている。
センタリング装置12は、図2に示されるように、移送コンベア11における前記幅方向F2の両外側に配置され、かつこの移送コンベア11に対して前記幅方向F2に進退可能に設けられた一対のガイド板12aと、これらのガイド板12aに前記幅方向F2で挟まれたタイヤ成型部材Wを、その表面側から支持する支持部材12dと、を備えている。一対のガイド板12aはそれぞれ、例えばエアシリンダにパンタグラフ機構を介して連結されており、同一の速度で同期して移送コンベア11に対して進退移動できるようになっている。また、支持部材12dは、移送コンベア11の表面に対して上下方向に進退可能に設けられている。
また、各ガイド板12aは、縦断面視L字状に形成されており、前記幅方向F2に沿って延在し、かつタイヤ成型部材Wをその下面側から支持可能な支持板部12bと、この支持板部12bの前記幅方向F2の両端部のうち前記幅方向F2の外側に位置する外端部に連設されて、上方に向けて延在し、移送コンベア11に向けて前進移動したときに、タイヤ成型部材Wを前記幅方向F2で挟む挟持板部12cと、を備えている。なお、各ガイド板12aの前記移送する方向F1における長さは、切断装置13により切断したタイヤ成型部材Wの長さ以上となっている。
そして、本実施形態では、移送コンベア11においてセンタリング装置12が配置されたセンタリング部11aの少なくとも一部が、前記移送する方向F1の両端に各別に設けられた駆動ローラ15aと従動ローラ15aとの間に無端帯状に移送ベルト15cが巻回されたベルトコンベア15により構成されている。なお、駆動ローラ15aおよび従動ローラ15aそれぞれの回転軸は、前記幅方向F2に沿って延びている。
図示の例では、センタリング部11aにおいて、前記幅方向F2の両端部同士の間に位置する前記幅方向F2の内側部分が、前述のベルトコンベア15で構成されている。また、センタリング部11aにおいて、前記幅方向F2の両端部は、前記幅方向F2に延びる軸線回りに回転自在に支持され、かつ前記移送する方向F1に沿って複数配置されたトランスホイール16で構成されている。なお、ベルトコンベア15において、タイヤ成型部材Wが載置されて移送される移送ベルト上側部分15dの表面は、トランスホイール16の上端よりも下方に位置している。
以上のベルトコンベア15およびトランスホイール16からなるセンタリング部11aの前記幅方向F2における大きさ、つまり幅は、タイヤ成型部材Wの幅と同等になっている。
そして、本実施形態では、ベルトコンベア15は、駆動ローラ15aと従動ローラ15aとの間に、移送ベルト上側部分15dの下面に接触させられて配置された中空円筒状の送りローラ15eを備えている。図示の例では、送りローラ15eは、駆動ローラ15aと従動ローラ15aとの間に、前記移送する方向F1に等間隔をあけて複数配置されている。さらに、これらの送りローラ15eの内部には、その内周面に当接させられた振動子17aを有する超音波発生装置17が設けられている。
ここで、送りローラ15eの内部には、その径方向に延びる支柱部15fが設けられており、この支柱部15fの両端部がそれぞれ、送りローラ15eの内周面に各別に連結されている。また、この支柱部15fの外周面には、送りローラ15eの回転軸方向に沿って延びる支持板15gが突設されている。そして、この支持板15gの前記回転軸方向における先端部に、前述の超音波発生装置17が取り付けられている。
超音波発生装置17は、支持板15gに連結された発振源17bが備えられ、この発振源17bに、送りローラ15eの内周面に当接させられた振動子17aが連設されている。また、図示の例では、超音波発生装置17は、送りローラ15eの内部における回転軸方向の両側に各別に設けられている。
そして、発振源17bを発振させると、送りローラ15eの径方向の振動が生じ、この振動が振動子17aに伝達され、さらにこの振動子17aの振動が、送りローラ15eを介して移送ベルト上側部分15dに伝播する。このように移送ベルト上側部分15dを振動させた状態で、センタリング装置12によりセンタリング部11aに到達したタイヤ成型部材Wをセンタリングするようになっている。
以上のように構成されたタイヤ成型サービサー10では、タイヤ成型部材Wが、移送コンベア11で成型ドラムに向けて移送されて切断装置13の配設位置に到達したときに、このタイヤ成型部材Wは切断装置13により一定長さとなるように切断される。その後、切断されたタイヤ成型部材Wの全体が、移送コンベア11のセンタリング部11a上に到達したときに、このセンタリング部11aにおけるベルトコンベア15の駆動を停止させる。この際、タイヤ成型部材Wは、前記幅方向F2の両端部がトランスホイール16の外周部上に位置され、これらの両端部同士の間に位置する前記幅方向F2の内側部分が、移送ベルト上側部分15dの表面に位置されている。
次に、発振源17bを発振させて振動子17aを振動させ、さらにこの振動子17aの振動を、送りローラ15eを介して移送ベルト上側部分15dに伝播させる。これにより、タイヤ成型部材Wの下面と移送ベルト上側部分15dの表面との間に、例えば微小な隙間を形成したり、タイヤ成型部材Wの下面の、移送ベルト上側部分15dの表面に対する密着力を低減させたりしている。
ここで、センタリング装置12の支持部材12dによって、移送ベルト上側部分15dおよびタイヤ成型部材Wの振動振幅が大きくなり過ぎないように抑えられるようになっている。
そして、このように移送ベルト上側部分15dを振動させた状態で、センタリング装置12のガイド板12aをセンタリング部11aに向けて前記幅方向F2に前進移動し、このガイド板12の挟持板部12cにより、タイヤ成型部材Wを前記幅方向F2で挟んでセンタリングする。その後、ガイド板12aをセンタリング部11aから前記幅方向F2に後退移動させるとともに、超音波発生装置17の発振源17bの発振を停止した後に、ベルトコンベア15を駆動させて、タイヤ成型部材Wの移送を再開する。
その後、このタイヤ成型部材Wの全体を、移送ベルト11において癖付け装置14が配置された部分に到達させる。そして、癖付け装置14により、前述のようにタイヤ成型部材Wの前記幅方向F2の両端部に折り曲げ部を形成する。
次に、このタイヤ成型部材Wをさらに移送して成型ドラム上に到達させ、このドラム上に巻き付ける。その後、例えば、このタイヤ成型部材Wの外周面にさらに別の複数種のタイヤ成型部材を貼り付ける等してバンド成型体を成型する。
以上説明したように、本実施形態によるタイヤ成型サービサー10によれば、振動子17aの振動を、送りローラ15eを介して移送ベルト上側部分15dに伝播させて、この移送ベルト上側部分15dを振動させた状態で、センタリング装置12によりセンタリング部11aに到達したタイヤ成型部材Wをセンタリングするようになっているので、このセンタリング時に、タイヤ成型部材Wの下面と移送ベルト上側部分15dの表面との間に発生する摩擦力を低減することができるとともに、タイヤ成型部材Wの下面が移送ベルト上側部分15dの表面に密着していたとしても、この密着力を低減することができる。
これにより、前述のようにセンタリングするときに、タイヤ成型部材Wの全体をスムーズに前記幅方向F2にスライド移動させることが可能になり、このタイヤ成型部材Wのセンタリング精度を向上させることができる。
さらに、センタリング部11aにおいて、前記幅方向F2の両端部が複数のトランスホイール16で構成されるとともに、これらの両端部同士の間に位置する前記幅方向F2の内側部分が、ベルトコンベア15で構成されているので、前述の作用効果を確実に奏功させることが可能になる。
以上のように、タイヤ成型部材Wのセンタリング精度を向上することが可能になることから、癖付け装置14によりこのタイヤ成型部材Wにおける前記幅方向F2の両端部に形成する前記折り曲げ部の前記幅方向F2における大きさを、タイヤ成型部材Wの全長にわたって均等にすることができる。
これにより、カーカス部材としてのタイヤ成型部材Wをビード部回りに折り返していわゆるグリーンタイヤを形成する工程において、タイヤ成型部材Wの前記折り曲げ部をビードコア周りに確実に巻き付けることが可能になるとともに、形成された空気入りタイヤのユニフォミティレベルを向上させることもできる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、トランスホイール16を前記軸線回りに回転自在に支持したが、これに代えて駆動手段で回転可能に支持してもよい。
また、前記実施形態では、センタリング部11aの前記幅方向F2における両端部を複数のトランスホイール16により構成したが、これに代えて例えば、ベルトコンベアやローラ等で構成してもよい。
さらに、前記実施形態では、移送ベルト上側部分15dの表面をトランスホイール16の上端よりも下方に位置させたが、これに代えて移送ベルト上側部分15dの表面とトランスホイール16の上端とを同一の上下方向位置に配置してもよい。
また、前記実施形態では、タイヤ成型サービサー10に、切断装置13および癖付け装置14を設けたが、これらを設けなくてもよい。
さらに、前記実施形態では、タイヤ成型サービサー10で移送するタイヤ成型部材Wとして、カーカス部材を示したが、これに限らず例えば、インナーライナー、スチールベルト、ワイヤチェーファー、サイドウォールおよびトレッド部材等の他のタイヤ成型部材を移送する場合にも適用可能である。そして、センタリング装置12のガイド板12aの形態も、このタイヤ成型サービサー10で移送するタイヤ成型部材の種類に応じて適宜変更してもよい。
次に、以上説明した作用効果についての検証試験を実施した。
図1および図2に示したタイヤ成型サービサー10を用いて、センタリング部11aの表面にタイヤ成型部材Wを2mm程度前記幅方向F2に位置ずれさせて配置した後に、超音波発生装置17によりタイヤ成型部材Wを前述のように振動させた状態で、センタリング装置12によりこのタイヤ成型部材Wをセンタリングし、その後、このタイヤ成型部材Wの幅方向中央部とセンタリング部11aの幅方向中央部とのずれ量を測定した。なお、超音波発生装置17の発信源17bの設定周波数は50〜60Hzにした。
その結果、前記ずれ量が±1mm以内に収められることが確認された。
また、従来例として、超音波発生装置17によりタイヤ成型部材Wを振動させずに、センタリング装置12によりタイヤ成型部材Wをセンタリングしたときにおける前記ずれ量も測定しようとしたが、この場合、タイヤ成型部材Wの前記幅方向F2の端部が、センタリング装置12のガイド板12aによって波打つように曲げられるだけで、このタイヤ成型部材Wの全体を前記幅方向F2にスライド移動させることができずにセンタリングできないことが確認された。
移送コンベア上でタイヤ成型部材を高精度にセンタリングすることができる。
本発明に係る一実施形態として示したタイヤ成型サービサーでタイヤ成型部材を移送している状態の要部を示す上面図である。 図1に示すタイヤ成型サービサーのA−A線矢視断面図である。である。
符号の説明
10 タイヤ成型サービサー
11 移送コンベア
11a センタリング部
12 センタリング装置
15 ベルトコンベア
15a 駆動ローラ
15b 従動ローラ
15c 移送ベルト
15d 移送ベルト上側部分
15e 送りローラ
16 トランスホイール
17 超音波発生装置
17a 振動子
F1 移送する方向
F2 幅方向
W タイヤ成型部材

Claims (3)

  1. 帯状のタイヤ成型部材を移送する移送コンベアと、
    この移送コンベア上のタイヤ成型部材を、前記移送コンベアがタイヤ成型部材を移送する方向と直交する幅方向で挟んでセンタリングするセンタリング装置と、を備えるタイヤ成型サービサーであって、
    前記移送コンベアにおいて前記センタリング装置が配置されたセンタリング部の少なくとも一部は、前記移送する方向の両端に各別に設けられた駆動ローラと従動ローラとの間に無端帯状に移送ベルトが巻回されたベルトコンベアにより構成され、
    このベルトコンベアは、前記駆動ローラと従動ローラとの間に配置された中空円筒状の送りローラを備えるとともに、この送りローラの内部には、その内周面に当接させられた振動子を有する超音波発生装置が設けられ、
    前記振動子の振動を、前記送りローラを介して、前記ベルトコンベアにおいてタイヤ成型部材が載置されて搬送される移送ベルト上側部分に伝播させて、この移送ベルト上側部分を振動させた状態で、前記センタリング装置により前記センタリング部に到達したタイヤ成型部材をセンタリングする構成とされたことを特徴とするタイヤ成型サービサー。
  2. 請求項1記載のタイヤ成型サービサーであって、
    前記センタリング部の前記幅方向における大きさは、前記タイヤ成型部材の前記幅方向における大きさと同等とされ、
    前記センタリング部は、前記幅方向の両端部が、前記幅方向に延びる軸線回りに回転自在若しくは回転可能に支持され、かつ前記移送する方向に沿って複数配置されたトランスホイールで構成されるとともに、これらの両端部同士の間に位置する前記幅方向の内側部分が、前記ベルトコンベアで構成されていることを特徴とするタイヤ成型サービサー。
  3. 帯状のタイヤ成型部材を成型ドラムに向けて移送し、このタイヤ成型部材を成型ドラム上で巻き付けて成型するタイヤ成型方法であって、
    請求項1または2に記載のタイヤ成型サービサーを用いることを特徴とするタイヤ成型方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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