JP2018147809A - 電線処理装置、電線処理方法、及び電線保持構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の電線保持構造体(530)は、電線(W)の先端部、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部、及び前記先端部と前記他端部との間に位置する前記電線の中間部と、を保持し、前記電線における前記先端部と前記中間部との間、前記中間部、及び前記電線における前記中間部と前記他端部との間それぞれに屈曲箇所が形成されたW字形状に電線Wを維持する。
【選択図】図13
Description
ことにある。
(1) 電線の一部を把持可能な把持機構と、
前記把持機構を駆動する駆動機構と、
前記電線の一部を保持可能な電線保持構造体と、
を備え、
前記駆動機構が、
前記電線の先端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の先端部と、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部と、の間に位置する前記電線の中間部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の中間部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の他端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする電線処理装置。
(2) 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第1の把持機構を備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第2の把持機構と、前記第2の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第2の駆動機構と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部、中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第2の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部、中間部、及び他端部の該当部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第2の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第2の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記(1)の構成の電線処理装置。
(3) 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第1の把持機構及び第2の把持機構と、前記第1の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第1の駆動機構とを備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第3の把持機構と、前記第3の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第3の駆動機構と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の駆動機構が、前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第3の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記(1)の構成の電線処理装置。
(4) 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第2の把持機構を備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第1の把持機構及び第3の把持機構と、前記第1の把持機構及び前記第3の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第1の駆動機構及び第3の駆動機構と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の駆動機構が、前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第3の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記(1)の構成の電線処理装置。
(5) 電線の先端部を把持した把持機構を、前記電線の一部を保持可能な電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部を電線保持構造体に保持させ、
前記電線の先端部と、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部と、の間に位置する前記電線の中間部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の中間部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の他端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする電線処理方法。
(6) 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部、中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部、中間部、及び他端部の該当部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第2の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記(5)の構成の電線処理方法。
(7) 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記(5)の構成の電線処理方法。
(8) 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記(5)の構成の電線処理方法。
(9) 電線の先端部、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部、及び前記先端部と前記他端部との間に位置する前記電線の中間部と、を保持し、
前記電線における前記先端部と前記中間部との間、前記中間部、及び前記電線における前記中間部と前記他端部との間それぞれに屈曲箇所が形成された状態で前記電線がW字状に維持された、
ことを特徴とする電線保持構造体。
上記(2)の構成の電線処理装置、及び上記(6)の構成の電線処理方法によれば、本発明を実施する場合、電線切断装置として既存設備を用い、電線取出装置を新規設備を用いることが想定されるが、電線取出装置によって電線保持構造体に保持させるための動作を行うことによって、様々な電線切断装置(既存設備)に本発明を適用することができる。
上記(3)の構成の電線処理装置、及び上記(7)の構成の電線処理方法によれば、電線の先端部の向きを反転させその後電線を送り出すことによって、電線保持構造体の一方の側に電線を位置させた状態で電線をW字形状に形成することができる。
上記(4)の構成の電線処理装置、及び上記(8)の構成の電線処理方法によれば、本発明を実施する場合、電線切断装置として既存設備を用い、電線取出装置を新規設備を用いることが想定されるが、電線取出装置に備わる2つの把持機構によって電線保持構造体に保持させるための動作のほとんどを行うことによって、機能が絞られた電線切断装置に対しても本発明を適用することができる。
図1は、本発明に係る実施形態の電線処理装置を示す斜視図である。本発明に係る実施形態の電線処理装置1は、電線切断装置10と、電線取出装置50とによって構成される。電線切断装置10は、リールに巻かれた電線から電線を引き出し、所定長に切断した電線を電線取出装置50に供給する装置である。電線取出装置50は、コンピュータにより制御されるマニピュレータによって、電線切断装置10から供給された所定長の電線を、被覆の剥ぎ取り、端子の圧着等を行う自働機への運搬に適した形状、サイズに加工する装置である。
ここまでは、本発明に係る実施形態の電線処理装置の構成について詳細に説明した。以降では、本発明に係る実施形態の電線処理装置の動作について詳細に説明する。
図8(A)から図13(C)は、本発明に係る実施形態の電線処理装置の動作の一例を説明する、当該電線処理装置が模式的に描かれた平面図である。図8(A)から図13(C)の各図は、電線処理装置1を上面視したものであり、且つ電線処理装置1の動作に関係する主要部分を模式的に描いた平面図である。図8(A)から図13(C)は、電線処理装置1が1本の電線Wを加工する一連の過程が記載されており、各図はこの一連の過程における一動作が描かれている。電線処理装置1によるこの一連の過程を経た後、図13(C)に示されるように、電線Wにおける先端部、中間部及び他端部の3カ所を保持し、且つ屈曲箇所を3カ所備えて全体としてW字形状に電線Wを維持する電線保持構造体530が出来上がる。以下、電線処理装置1の動作について説明する。
[電線処理装置の動作の実施例2]
図14(A)から図15(C)は、本発明に係る実施形態の電線処理装置の動作の一例を説明する、当該電線処理装置が模式的に描かれた平面図である。図14(A)から図15(C)は、電線処理装置1が1本の電線Wを加工する一連の過程が記載されており、各図はこの一連の過程における一動作が描かれている。電線処理装置1によるこの一連の過程を経た後、図15(C)に示されるように、電線Wにおける屈曲箇所を5カ所備えて全体として波形状に電線Wを維持する電線保持構造体530が出来上がる。以下、電線処理装置1の動作について説明する。
さて、[電線処理装置の動作の実施例1]及び[電線処理装置の動作の実施例2]では、電線把持機構150が、第1チャック151と、第2チャック152と、を備える形態について説明した。[電線処理装置の動作の実施例3]では、第1チャック151のみで一本の電線Wを電線保持構造体530に保持させる形態について説明する。図16(A)から図16(C)は、本発明に係る実施形態の電線処理装置の動作の一例を説明する、当該電線処理装置が模式的に描かれた平面図である。
さて、[電線処理装置の動作の実施例3]では、電線把持機構150が、第1チャック151のみである形態について説明した。[電線処理装置の動作の実施例4]では、第2チャック152のみで一本の電線Wを電線保持構造体530に保持させる形態について説明する。図17(A)から図18(C)は、本発明に係る実施形態の電線処理装置の動作の一例を説明する、当該電線処理装置が模式的に描かれた平面図である。
[1] 電線(W)の一部を把持可能な把持機構(第1チャック151、第2チャック152、ハンド511、ハンド541)と、
前記把持機構を駆動する駆動機構(回転機構160、モータ512、モータ542)と、
前記電線の一部を保持可能な電線保持構造体(530)と、
を備え、
前記駆動機構が、
前記電線の先端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の先端部と、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部と、の間に位置する前記電線の中間部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の中間部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の他端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする電線処理装置(1)。
[2] 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置(10)と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置(50)と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第1の把持機構(第1チャック151、第2チャック152)を備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第2の把持機構(ハンド511)と、前記第2の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第2の駆動機構(モータ512)と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部、中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第2の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部、中間部、及び他端部の該当部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第2の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第2の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記[1]の構成の電線処理装置。
[3] 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置(10)と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置(50)と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第1の把持機構(第1チャック151)及び第2の把持機構(第2チャック152)と、前記第1の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第1の駆動機構(回転機構160)とを備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第3の把持機構(ハンド511)と、前記第3の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第3の駆動機構(モータ512)と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の駆動機構が、前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第3の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記[1]の構成の電線処理装置。
[4] 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置(10)と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置(50)と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第2の把持機構(第2チャック152)を備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第1の把持機構(ハンド541)及び第3の把持機構(ハンド511)と、前記第1の把持機構及び前記第3の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第1の駆動機構(モータ542)及び第3の駆動機構(モータ512)と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の駆動機構が、前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第3の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記[1]の構成の電線処理装置。
[5] 電線(W)の先端部を把持した把持機構(第1チャック151、第2チャック152、ハンド511、ハンド541)を、前記電線の一部を保持可能な電線保持構造体(530)に向かって移動させて、前記電線の先端部を電線保持構造体に保持させ、
前記電線の先端部と、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部と、の間に位置する前記電線の中間部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の中間部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の他端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする電線処理方法。
[6] 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置(10)に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構(第1チャック151、第2チャック152)が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部、中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置(50)に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構(ハンド511)が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部、中間部、及び他端部の該当部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第2の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記[5]の構成の電線処理方法。
[7] 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置(10)に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構(第1チャック151)が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構(第2チャック152)が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置(50)に備わる、前記把持機構としての第3の把持機構(ハンド511)が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記[5]の構成の電線処理方法。
[8] 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置(10)から送り出される電線を受け取る電線取出装置(50)に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構(ハンド541)が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構(第2チャック152)が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第3の把持機構(ハンド511)が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする上記[5]の構成の電線処理方法。
[9] 電線(W)の先端部、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部、及び前記先端部と前記他端部との間に位置する前記電線の中間部と、を保持し、
前記電線における前記先端部と前記中間部との間、前記中間部、及び前記電線における前記中間部と前記他端部との間それぞれに屈曲箇所が形成された状態で前記電線がW字状に維持された、
ことを特徴とする電線保持構造体(530)。
10 電線切断装置
110 第1電線ガイド
111 円盤部材
120 第2電線ガイド
121 ガイド本体
122 ガイド孔
130 第3電線ガイド
131 ガイド本体
132 ガイド孔
140 電線送出機構
141 上側ベルトドライブ
142 ベルト
143 プーリー
144 下側ベルトドライブ
145 ベルト
146 プーリー
150 電線把持機構
151 第1チャック
152 第2チャック
160 回転機構
170 電線切断機構
180 支持台
50 電線取出装置
510 マニピュレータ
511 ハンド
512 モータ
520 支持台
530 電線保持構造体
Claims (9)
- 電線の一部を把持可能な把持機構と、
前記把持機構を駆動する駆動機構と、
前記電線の一部を保持可能な電線保持構造体と、
を備え、
前記駆動機構が、
前記電線の先端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の先端部と、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部と、の間に位置する前記電線の中間部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の中間部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の他端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする電線処理装置。 - 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第1の把持機構を備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第2の把持機構と、前記第2の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第2の駆動機構と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部、中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第2の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部、中間部、及び他端部の該当部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第2の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第2の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電線処理装置。 - 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第1の把持機構及び第2の把持機構と、前記第1の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第1の駆動機構とを備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第3の把持機構と、前記第3の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第3の駆動機構と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の駆動機構が、前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第3の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電線処理装置。 - 当該電線処理装置が、電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置と、前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置と、を備え、
前記電線切断装置が、前記把持機構としての第2の把持機構を備え、
前記電線取出装置が、前記把持機構としての第1の把持機構及び第3の把持機構と、前記第1の把持機構及び前記第3の把持機構を駆動する、前記駆動機構としての第1の駆動機構及び第3の駆動機構と、を備え、
前記第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の駆動機構が、前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記第3の駆動機構が、前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電線処理装置。 - 電線の先端部を把持した把持機構を、前記電線の一部を保持可能な電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部を電線保持構造体に保持させ、
前記電線の先端部と、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部と、の間に位置する前記電線の中間部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の中間部を前記電線保持構造体に保持させ、
前記電線の他端部を把持した前記把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする電線処理方法。 - 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部、中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部、中間部、及び他端部の該当部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第2の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする請求項5に記載の電線処理方法。 - 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする請求項5に記載の電線処理方法。 - 前記電線を所定長に切断して送り出す電線切断装置から送り出される電線を受け取る電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第1の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の先端部を把持し、
前記第1の把持機構により把持されている前記電線の先端部の向きが送り出し方向順方向から逆方向に反転するよう前記第1の把持機構を駆動し、
前記電線切断装置に備わる、前記把持機構としての第2の把持機構が、前記電線切断装置によって送り出される前記電線の中間部、及び他端部を該当部が送り出される度に把持し、
前記電線取出装置に備わる、前記把持機構としての第3の把持機構が、前記第1の把持機構が前記電線の先端部を、前記第2の把持機構が中間部、及び他端部を把持する度に、該当部を把持して前記電線を受け取り、
前記電線の先端部、中間部または他端部を把持した前記第3の把持機構を、前記電線保持構造体に向かって移動させて、前記電線の先端部、中間部または他端部を前記電線保持構造体に保持させる、
ことを特徴とする請求項5に記載の電線処理方法。 - 電線の先端部、該先端部から所定長さ離れて位置する前記電線の他端部、及び前記先端部と前記他端部との間に位置する前記電線の中間部と、を保持し、
前記電線における前記先端部と前記中間部との間、前記中間部、及び前記電線における前記中間部と前記他端部との間それぞれに屈曲箇所が形成された状態で前記電線がW字状に維持された、
ことを特徴とする電線保持構造体。
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