JP2018146509A - サードレール測定方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1台もしくは複数台のレーザ測域センサを使用し、各センサから取得したデータを基に、下面接触式サードレールの設置状態・使用度(摩耗度)を測定する。
【解決手段】下面接触式サードレール5及び走行レール8を同時に測定範囲に収めることができるレーザ測域センサ10と、レーザ測域センサ10で取得された位置データに基づき、走行レール8を基準としたサードレール5の位置を算出するデータ処理部40とを備えたので、サードレール5の測定が可能となることに加え、レーザ測域センサ10によりサードレール5を測定すると同時に走行レール8も測定することにより、走行レール8を基準としたサードレール5の位置を算出することができるという効果を奏する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サードレール測定方法及び装置に関する。詳しくは、1台もしくは複数台のレーザ測域センサを設置し、各センサから取得したデータを基に、サードレールの設置状態・使用度(摩耗度)を測定するものである。
サードレール(第三軌条)とは、電気鉄道の集電方式の一つに使用される、走行用レールとは別に走行用レールと並行して敷設される第三の給電用レールのことを言い、車両に取り付けた集電靴をこのサードレールに擦って車両に電気を供給する。
本明細書ではレールを基準として、上側を擦るタイプを上面接触式サードレール、下面を擦るタイプを下面接触式サードレールと定義する。
即ち、図7に示すように、上面接触式サードレール1は、上向きの状態で、碍子2上に設置して敷設され、その上方に保護板3が取付け金具である腕金4にて吊り下げられている。一方、図8に示すように、下面接触式サードレール5は、下向きの状態で、腕金6の上端から吊り下げられ、その上面は、保護板7により覆われている。
ここで、腕金4,6は、サードレール1,5を支持する金具を言い、一定間隔で設置されている。
上面接触式は主に日本国内で用いられている方式であり、下面接触式は主に海外で用いられている。本発明は下面接触式を対象とし、特に指定がない限り「サードレール」=「下面接触式サードレール」を指す。
サードレールには、通常の架線と同様に高電圧電流が流れていることから、従来、測定を行う際は遮断し、直接作業員が測定を行う方式、または加圧中に非接触で測定する方式がある。非接触で行う測定方式に、レーザを用いたものがあり、以下の特許文献1が提案されている。
特許文献1は、日本国内で広く用いられている上面接触式サードレールに対して測定する方式であり、上面接触式サードレールの上部からセンサを用いて腕金の上部を検出し、同様に設置された複数のセンサの値を記録する方式である。
特開2012−173254号公報
上記特許文献1では、上面接触式サードレールの上面に向けたセンサの値から、その変位量を測定し、腕金上部を検出することができる。
しかし、下面接触式サードレールにおいては上記のような上面に飛び出した腕金の一部が存在しないため、特許文献1は腕金を検知(測定)することができないといった課題が挙げられる。
即ち、従来技術では下面接触式サードレールを測定できないといった問題があった。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、1台もしくは複数台のレーザ測域センサを使用し、各センサから取得したデータを基に、下面接触式サードレールの設置状態・使用度(摩耗度)を測定することを目的としている。
上記課題を解決する本発明の請求項1に係るサードレール測定装置は、下面接触式サードレール及び走行レールを同時に測定範囲に収めることができるレーザ測域センサと、前記レーザ測域センサで取得された位置データに基づき、前記走行レールを基準とした前記サードレールの位置を算出するデータ処理部とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項2に係るサードレール測定装置は、請求項1において、前記レーザ測域センサで取得された前記位置データを保存する記録装置と、前記レーザ測域センサで取得された前記位置データを前記記録装置に収録するデータ収録部とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項3に係るサードレール測定装置は、請求項1において、前記レーザ測域センサは、複数台であり、前記走行レール上を走行する車両に各々取り付けられることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項4に係るサードレール測定装置は、請求項3において、前記車両に取り付けられた2台の前記レーザ測域センサで各々取得された位置データに基づき、前記車両に対する前記走行レールの傾きを計算し、前記傾きに基づいて前記車両に対して前記走行レールに関して各々取得された前記位置データが水平となるように補正する車両動揺補正部を備えることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項5に係るサードレール測定方法は、下面接触式サードレール及び走行レールを同時にレーザ測域センサの測定範囲に収めると共に、前記レーザ測域センサで取得された位置データに基づき、前記走行レールを基準とした前記サードレールの位置を算出することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項6に係るサードレール測定方法は、請求項5において、前記レーザ測域センサで取得された前記位置データを収録して保存することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項7に係るサードレール測定方法は、請求項5において、前記レーザ測域センサは、複数台であり、前記走行レール上を走行する車両に各々取り付けられることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項8に係るサードレール測定方法は、請求項7において、前記車両に取り付けられた2台の前記レーザ測域センサで各々取得された位置データに基づき、前記車両に対する前記走行レールの傾きを計算し、前記傾きに基づいて前記車両に対して前記走行レールに関して各々取得された前記位置データが水平となるように補正することを特徴とする。
本発明は、下面接触式サードレールの測定が可能となることに加え、レーザ測域センサによりサードレールを測定すると同時に走行レールも測定することにより、走行レール(または走行レール上を走行する車両の中心)を基準としたサードレールの位置を算出することができるという効果を奏する。具体的には、サードレールの摩耗量、保護板(カバー)のズレ・外れ、腕金のズレ・外れを測定できるという効果を奏する。
本発明の実施例1に係るサードレール測定装置の概略図である。 本発明の実施例2に係るサードレール測定装置の概略図である。 測定項目(検測項目)の説明図である。 車両のローリングを示す説明図である。 本発明の実施例1に係るサードレール測定方法のフローチャートである。 本発明の実施例2に係るサードレール測定方法のフローチャートである。 上面接触式サードレールに関し、図7(a)は断面図、図7(b)は正面図である。 下面接触式サードレールに関し、図8(a)は断面図、図8(b)は正面図である。
[実施例1]
<基本的な考え方の実施例>
本発明の実施例1に係るサードレール測定装置を図1に示す。
本実施例のサードレール測定装置は、図1に示すように、サードレール5、腕金6、保護板7及び走行レール8(これらを、以下、構造物と言う)を同時に測定範囲とするレーザ測域センサ10と、このレーザ測域センサ10で取得された位置データを保存する記録装置20と、このレーザ測域センサ10で取得された位置データを記録装置20に収録するデータ収録部30と、このレーザ測域センサ10で取得された位置データに基づき、構造物に関する各測定項目(検測項目)に該当する値を算出するデータ処理部40を備える。
レーザ測域センサ10とは、走査式のレーザ距離センサの総称であり、図1に示すように、センサ内のレーザ発信機から赤外線レーザを、図中破線で囲まれた角度θをなす扇状の測定範囲に照射し、構造物で反射された光を受光センサで受光することにより、その赤外線レーザの走査面内にある構造物までの距離と、赤外線レーザの照射された方向を表す角度値を連続して取得するものである。取得された位置データは、方位毎の測距データである極座標となる。
レーザ測域センサ10は、構造物を同時に測定範囲とするために、サードレール5、保護板7及び走行レール8の敷設される方向に対して直交する枕木方向と平行となるよう設置され、その扇状の測定範囲は、水平方向に対して一定の仰角及び俯角を有する垂直面である。
レーザ測域センサ10は、図1に示すように1台に限るものではなく、複数台として、取得された位置データを平均化すると精度が向上する利点がある。
データ処理部40で算出される各測定項目に該当する値とは、図3に示すように、走行レール8の上端を高さ基準Vとし、この高さ基準Vからサードレール5までの垂直方向の距離であるサードレール高さA、この高さ基準Vから保護板7までの垂直方向の距離である保護板垂直方向距離B、走行レール8の側面を水平距離基準Hとし、この水平距離基準Hからの腕金6までの水平距離である腕金水平距離C、この水平距離基準Hから保護板7までの水平方向距離である保護板水平距離Dなどをいう。各測定項目に該当するサードレール高さAは、走行レール8を基準とする値である。
データ処理部40は、レーザ測域センサ10で取得された位置データである構造物までの距離と照射方向を表す角度値よりなる極座標を、水平方向及び垂直方向の直交座標に変換(以下、「各検測項目データ分割」と言う)し、各測定項目に該当する値として、サードレール高さA、保護板垂直方向距離B、腕金水平距離C及び保護板水平距離Dを算出(以下、「基準値からの距離計算」と言う)する。
本実施例では、記録装置20及びデータ収録部30を備えているため、データ処理部40は、レーザ測域センサ10で取得された位置データとして、データ収録部30により記録装置20に既に記録された位置データを使用して上記演算を行うことも可能である。
上記構成を有するサードレール測定装置によるサードレール測定方法について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、構造物であるサードレール5、腕金6、保護板7及び走行レール8を同時にレーザ測域センサ10の測定範囲に収めて、レーザ測域センサ10で取得された位置データをデータ収録部30により記録装置20に収録して保存する(ステップS1)。
次いで、レーザ測域センサ10で取得された位置データに対して、データ処理部40により各検測項目データ分割を行う(ステップS2)。
引き続き、各検測項目データ分割されたデータに基づき、データ処理部40により基準値からの距離計算を行う(ステップS3)。
このように説明したように、本実施例は、下面接触式サードレール5の計測が可能となるのに加え、サードレール5を測定すると同時に走行レール8も測定することにより、走行レール8を基準とし、走行レール8からの水平又は垂直距離として、各測定項目に該当する値A,B,C,Dを算出できるという効果を奏する。
具体的には、図3に示すように、走行レール8を基準とし、各測定項目に該当する値として、サードレール高さA、保護板垂直方向距離B、腕金水平距離C及び保護板水平距離Dを算出することができ、このことは言い換えると、サードレール5の高さ(摩耗量)、保護板7のズレ・外れ、腕金6のズレ・外れを測定できるといった利点があることである。
また、構造物を連続的に測定することができるため、サードレール5の支持点である腕金6の有無は「腕金水平距離C」の測定値の有無により判断することができる。
更に、レーザ測域センサ10の測定範囲に走行レール8、サードレール5、腕金6が入る位置、かつ、サードレール5の接触面より下部であれば、レーザ測域センサ10の設置位置に制約はないといった利点もある。
また、走行レール8に代えて、走行レール8上を走行する図示しない車両の中心を基準としても同様な効果を奏する。
即ち、レーザ測域センサ10が、走行レール8上を走行する図示しない車両に取り付けられた場合には、車両を基準として、レーザ測域センサ10が取り付けられる車両の動揺を考慮に入れず、構造物の設置状況を判断することができるという効果を奏する。
[実施例2]
<2台のレーザ測域センサを使用する実施例>
本発明の実施例2に係るサードレール測定装置を図2に示す。
実施例1の構成が片側のサードレール5を対象としたものに対し、本実施例は、図2に示すように、両側のサードレール5a,5bを対象とし、枕木方向に同軸にもう1台のレーザ測域センサを追加設置したものである。
即ち、本実施例のサードレール測定装置は、図2に示すように、サードレール5a、腕金6a、保護板7a及び走行レール8a(これらを、以下、構造物と言う)を同時に測定範囲とするレーザ測域センサ10aと、サードレール5b、腕金6b、保護板7b及び走行レール8b(これらを、以下、構造物と言う)を同時に測定範囲とするレーザ測域センサ10bとを枕木方向に対して逆向きに各々設置したものである。つまり、図4に示すように、レーザ測域センサ10aに対して、枕木方向に180度回転させたもう片方側にも1台のレーザ測域センサ10bを車両9に追加で設置したものである。
また、このレーザ測域センサ10a,10bで各々取得された位置データを保存する記録装置20と、このレーザ測域センサ10a,10bで各々取得された位置データを記録装置20に収録するデータ収録部30と、このレーザ測域センサ10a,10bで各々取得された位置データに基づき、サードレール5a,5b、走行レール8a,8b、腕金6a,6bに関する各測定項目に該当する値を算出するデータ処理部40を備える。
更に、記録装置20、データ収録部30及びデータ処理部40に加え、2台のレーザ測域センサ10a,10bで各々取得された走行レール8a,8bの位置データから車両動揺を計算し、補正する車両動揺補正部50を加えた点に特徴がある。それ以外は実施例1と同様である。
即ち、図4に示すように、2台のレーザ測域センサ10a,10bを取り付けた車両9がローリング(動揺)等により傾くと、2台のレーザ測域センサ10a,10bが各々取得する走行レール8a,8bの位置データは、走行レール8a,8bが車両9に対して傾いたものとなる。但し、これは見かけ上であって、実際には、走行レール8a,8bは傾いておらず、車両9がローリング(動揺)して傾いているのである。
そこで、車両動揺補正部50は、2台のレーザ測域センサ10a,10bで各々取得された走行レール8a,8bの位置データに基づき、車両9に対する走行レール8a,8bの傾斜を計算(以下、「レール傾き計算」と言う)し、この傾斜を以て車両動揺と推定し、車両9に対して走行レール8a,8bに関して各々取得された位置データが水平になるように補正する(以下、「車両動揺補正」と言う)。これにより、実施例1では判らない、車両9のローリングの影響を打ち消すことができる利点がある。
ここで、図4に示す車両9のローリングにおいては、車両9がローリングしていない時に比較して、レーザ測域センサ10aで取得する走行レール8aの方向を表す角度値が、車両9に対する走行レール8a,8bの傾斜分だけ余分であり、逆に、レーザ測域センサ10bで取得する走行レール8bの方向を表す角度値が、車両9に対する走行レール8a,8bの傾斜分だけ少なくなっている。
そのため、車両動揺補正部50は、車両動揺補正として、例えば、レーザ測域センサ10aで取得する走行レール8aの方向を表す角度値に対して、車両9に対する走行レール8a,8bの傾斜分を減算し、逆に、レーザ測域センサ10bで取得する走行レール8bの方向を表す角度値に対して、車両9に対する走行レール8a,8bの傾斜分を加算する。
上記構成を有するサードレール測定装置によるサードレール測定方法について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、構造物であるサードレール5a、腕金6a、保護板7a及び走行レール8aを同時にレーザ測域センサ10aの測定範囲に収めると共に、構造物であるサードレール5b、腕金6b、保護板7b及び走行レール8bを同時にレーザ測域センサ10bの測定範囲に収めて、レーザ測域センサ10a,10bで各々取得された位置データをデータ収録部30により記録装置20に収録して保存する(ステップT1)。
次いで、車両動揺補正部50によりレール傾き計算を行い(ステップT2)、車両動揺補正を行う(ステップT3)。
引き続き、データ処理部40によりレーザ測域センサ10a,10bで各々取得された位置データに対して各検測項目データ分割を行い(ステップT4)、各検測項目データ分割されたデータに基づき、基準値からの距離計算を行う(ステップT5)。
このように説明したように、本実施例によれば、実施例1と同様な効果を奏する他、車両9に取り付けられた2台のレーザ測域センサ10a,10bで各々取得された位置データに基づき、車両9に対する走行レール8a,8bの傾きを計算(レール傾き計算)し、この傾きに基づいて、車両9に対して走行レール8a,8bに関して各々取得された位置データが水平になるように補正(車両動揺補正)するため、更に、車両9がローリングで傾斜しても、ローリングの影響を打ち消すことができると言う利点がある。
なお、本実施例では、レーザ測域センサ10a,10bは、走行レール8a,8b上を走行する車両9に各々取り付けられるが、記録装置20、データ収録部30、データ処理部40及び車両動揺補正部50は必ずしも車両に搭載される必要はなく、地上に設置し、ネットワークを介して、レーザ測域センサ10a,10bと通信可能な状態としても良い。
本発明は、サードレール測定方法及び装置として産業上広く利用可能なものである。
1 上面接触式サードレール
2 碍子
3,7,7a,7b 保護板
4,6,6a,6b 腕金
5,5a,5b 下面接触式サードレール
8,8a,8b 走行レール
9 車両
10,10a,10b レーザ測域センサ
20 記録装置
30 データ収録部
40 データ処理部
50 車両動揺補正部

Claims (8)

  1. 下面接触式サードレール及び走行レールを同時に測定範囲に収めることができるレーザ測域センサと、
    前記レーザ測域センサで取得された位置データに基づき、前記走行レールを基準とした前記サードレールの位置を算出するデータ処理部とを備えることを特徴とするサードレール測定装置。
  2. 前記レーザ測域センサで取得された前記位置データを保存する記録装置と、
    前記レーザ測域センサで取得された前記位置データを前記記録装置に収録するデータ収録部とを備えることを特徴とする請求項1記載のサードレール測定装置。
  3. 前記レーザ測域センサは、複数台であり、前記走行レール上を走行する車両に各々取り付けられることを特徴とする請求項1記載のサードレール測定装置。
  4. 前記車両に取り付けられた2台の前記レーザ測域センサで各々取得された位置データに基づき、前記車両に対する前記走行レールの傾きを計算し、前記傾きに基づいて前記車両に対して前記走行レールに関して各々取得された前記位置データが水平となるように補正する車両動揺補正部を備えることを特徴とする請求項3記載のサードレール測定装置。
  5. 下面接触式サードレール及び走行レールを同時にレーザ測域センサの測定範囲に収めると共に、前記レーザ測域センサで取得された位置データに基づき、前記走行レールを基準とした前記サードレールの位置を算出することを特徴とするサードレール測定方法。
  6. 前記レーザ測域センサで取得された前記位置データを収録して保存することを特徴とする請求項5記載のサードレール測定方法。
  7. 前記レーザ測域センサは、複数台であり、前記走行レール上を走行する車両に各々取り付けられることを特徴とする請求項5記載のサードレール測定方法。
  8. 前記車両に取り付けられた2台の前記レーザ測域センサで各々取得された位置データに基づき、前記車両に対する前記走行レールの傾きを計算し、
    前記傾きに基づいて前記車両に対して前記走行レールに関して各々取得された前記位置データが水平となるように補正することを特徴とする請求項7記載のサードレール測定方法。
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