JP2018146179A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイマ起動による運転を適切に制御する。【解決手段】入りタイマの設定時刻での判定部(46)による判定結果が、エアコン(12)の所定範囲内にユーザが存在である場合に、タイマ起動を行わせ、不在である場合に、タイマ起動を停止させる。【選択図】図2

Description

本発明は、タイマ機能を有する空気調和機の制御装置に関する。
従来の空気調和機では、タイマの設定時刻になると運転を開始するタイマ起動の機能を備えたものが一般的である。この種の空気調和機では、省エネルギーの観点から、空気調和機を設置した部屋に人がいない状態にて運転する事態を排除するための各種提案が行われている。
例えば、特許文献1には、タイマ起動による運転開始後、所定時間以内に人感センサ(人検知センサ)にて人が検知されない場合に、運転を停止する構成が記載されている。
また、特許文献2には、入タイマ設定時刻が到来しても、人感センサにて人が検知されない場合に運転を開始しない構成が開示されている。
一方、特許文献3には、GPS機能によりユーザの位置を検知し、ユーザの位置が空気調和機の設置位置を中心とする一定エリア内である場合に、ユーザによる空気調和機の運転開始を可能とする構成が開示されている。
特許3098087号公報 特開2005−106355号公報 特開2007−51799号公報
しかしながら、赤外線、超音波あるいは可視光などを使用する人感センサは、一般に、検知範囲が比較的狭く、人が家屋内に居ても人感センサの死角に入る事態が生じ易い。このため、特許文献1および2に記載の構成のように、人感センサのみの検出結果により空気調和機のタイマ起動による運転を制御する構成では、空気調和機の運転を適切に制御することができない。
また、特許文献3に記載の構成は、GPS機能により、ユーザが空気調和機の設置位置を中心とする一定エリア内に居るかどうかを検知し、ユーザが一定エリア内に居る場合に、単に、ユーザによる空気調和機の運転開始の指示を受け付ける構成である。このため、タイマ起動に関する上記問題を解決することができない。
したがって、本発明の一態様は、タイマ起動による運転を適切に制御することができる空気調和機の制御装置の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機の制御装置は、空気調和機の入りタイマの設定に基づく運転開始動作であるタイマ起動を制御する空気調和機の制御装置において、前記空気調和機および携帯端末装置の位置情報を記憶する記憶部と、前記空気調和機および前記携帯端末装置の位置情報から、前記空気調和機を中心とする所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無を判定する判定部と、位置情報の検知システムが検知した前記携帯端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、第1モードの動作として、前記入りタイマの設定時刻での前記判定部による判定結果が、存在である場合に、前記タイマ起動を行わせる一方、不在である場合に、前記タイマ起動を停止させる制御部とを備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、携帯端末装置を所持するユーザが例えば家屋内の人感センサの死角に居るかどうかに関わらず、ユーザの在宅の有無についての正確な検知結果に基づいて、空気調和機のタイマ起動による運転を適切に制御することができる。
本発明の実施形態の空気調和機の制御装置を備えたエアコン制御システムの構成を示す概略の説明図である。 図1に示したエアコン制御システムの構成を示すブロック図である。 図2に示した空気調和機の制御装置によるエアコンに対する制御動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態の空気調和機の制御装置を備えたエアコン制御システムの構成を示す概略の説明図である。 図4に示した構成における、制御装置のエアコンに対する制御動作を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態のエアコン制御システムの制御装置によるエアコンに対する制御動作を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態の空気調和機の制御装置を備えたエアコン制御システムの構成を示す概略の説明図である。 図7に示した構成における、制御装置のエアコンに対する制御動作を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態のエアコン制御装置を備えたエアコン制御システム1の構成を示す概略の説明図である。 図9に示したエアコン制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態のエアコン制御システムの構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、本実施形態の空気調和機の制御装置を備えた空気調和機の制御システムの構成を示す概略の説明図である。なお、図1は、ユーザが家屋21に不在の状態を示している。
(エアコン制御システムの概要)
図1に示すように、本実施形態の空気調和機の制御システム(以下、単にエアコン制御システムと称する)1は、サーバ11、空気調和機(以下、単にエアコンと称する)12、無線AP(アクセスポイント)13、携帯端末装置14およびエアコン12のリモートコントローラ(以下、単にリモコンと称する)を備えている。
サーバ11は、制御部33、記憶部31および通信部34を備え、無線AP13を介してエアコン12と通信回線(例えばインターネット回線)にて通信し、携帯端末装置14と通信回線(例えばモバイルネット回線)を介して通信する。サーバ11は、携帯端末装置14から、位置情報の検知システム(GPS)により検知した携帯端末装置14の位置情報を取得する。
携帯端末装置14は、携帯電話、スマートフォン、あるいはタブレット端末等の一般的な携帯端末装置であり、エアコン12のユーザとして登録済のものである。
エアコン12は、家屋21の部屋の中に設置されている。無線AP13は、家屋21の部屋の中のエアコン12の近傍に設置されている。
エアコン12は、エアコン12のタイマ起動(入りタイマ時刻到達によるエアコン12の起動)を制御する制御装置(空気調和機の制御装置)としての機能を備えている。
エアコン制御システム1では、携帯端末装置14およびリモコン15からエアコン12のタイマ設定をできるようになっている。例えば、エアコン12の入りタイマ時刻がリモコン15にて設定された場合、エアコン12は設定された入りタイマ時刻を記憶する。
(エアコン12の具体的な構成)
図2は、エアコン制御システム1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、エアコン12は、記憶部41、判定部46、制御部(制御部、位置情報取得部)クルユニット42および人感センサ45を備えている。記憶部41、判定部46、制御部43および通信部44は、空気調和機の制御装置(以下、単にエアコン制御装置と称する)を構成している。
記憶部41は、エアコン12の位置情報(以下、エアコン位置情報と称する)、エアコン12のユーザとして登録されている携帯端末装置14を特定するユーザ端末登録情報、携帯端末装置14の位置情報(以下、単にユーザ端末位置情報と称する)、および携帯端末装置14またはリモコン15により設定されたエアコン12の入りタイマ時刻を記憶する。
判定部46は、記憶部41が記憶するユーザ端末位置情報およびエアコン位置情報に基づき、携帯端末装置14を所持するユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する。なお、この判定では、エアコン位置情報に基づき、エアコン12を中心とする所定範囲内(例えば半径10m以内)に携帯端末装置14が存在する場合に在宅と判定し、所定範囲内の存在しない場合に不在と判定する。
制御部43は、エアコン12の各部の動作を制御するとともに、エアコン12のタイマ起動を制御する。具体的には、サーバ11からユーザ端末位置情報を取得し、記憶部41に格納する。また、制御部43は、判定部46の判定結果に基づき、エアコン12のタイマ起動を制御する。
通信部44は、前記無線AP13を含み、サーバ11と通信する。冷凍サイクルユニット42は、エアコン12が備えている冷暖房等の基本動作を行う。人感センサ45は、エアコン12に設けられ、エアコン12が設置されている部屋におけるユーザの有無を検出する。人感センサ45の検知範囲は、一般に、家屋21内のエアコン12が設置されている部屋内など、比較的狭い範囲である。
(携帯端末装置14の具体的な構成)
携帯端末装置14は、記憶部51、入力部52、制御部53、GPS(Global Positioning System)機能部54、通信部55および表示部56を有している。記憶部51は、各種情報を記憶する。入力部52は、エアコン12の入りタイマ時刻等の入力を受け付ける。通信部55は、通信回線によりサーバ11と通信する。GPS機能部54は、携帯端末装置14の位置情報を取得する。制御部53は、入力部52から入力されたエアコン12の入りタイマ時刻の情報、およびGPS機能部54が取得した携帯端末装置14の位置情報を通信部55により通信回線を介してサーバ11に通知する。表示部56は例えばタッチパネルを備えた液晶パネルからなり、制御部53の制御により各種情報を表示する。
なお、携帯端末装置14およびリモコン15によるエアコン12のタイマ設定項目には、毎日、曜日、時間、オン/オフ、運転モード、風量および風向などが含まれる。
(エアコン制御システムの動作)
上記の構成において、エアコン制御システム1の動作について以下に説明する。図3は、本実施形態のエアコン制御装置によるエアコン12に対しての制御動作を示すフローチャートである。この動作は、サーバ11の第1モードによる動作である。
図3に示すように、エアコン12が運転停止の状態において(S11)、エアコン12の入りタイマ時刻に到達すると(S12)、判定部46は、記憶部41が記憶するユーザ端末位置情報に基づき、ユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する(S13)。なお、ユーザ端末位置情報は、例えば入りタイマ時刻の到達時に、制御部43がサーバ11から取得する。
S13での判定の結果、ユーザが家屋21に不在であれば、制御部43は、エアコン12に対して運転停止状態を維持するように制御する(S14)。これにより、エアコン1はタイマ起動を行わず、運転停止状態を維持する。
一方、S13での判定の結果、ユーザが在宅であれば、制御部43は、エアコン12に運転を開始させる(S15)。これにより、エアコン12はタイマ起動を行う。
(エアコン12の運転停止状態を維持する場合の動作)
制御部43は、入りタイマ時刻到達時に、ユーザの不在によりエアコン12の運転停止状態を維持する場合に、次の動作を行うようにしてもよい。
(1)単純に入りタイマ時刻の設定を無効にする。
(2)エアコン12を待機状態とする。
(3)入りタイマ時刻を変更する。
上記(2)に示す待機状態は、暖房あるいは冷房等の動作において、すぐに正常運転に移行できるように、冷凍サイクルユニット42を最低限の消費電力で運転する状態である。このように、エアコン12を待機状態とするのは、例えば、ユーザによるその後のエアコン12に対しての運転指示を想定したものである。
上記(3)の入りタイマ時刻を変更する動作は、たとえば、ユーザの帰宅の遅れを想定して、例えば30分や1時間といった予め設定されている時間だけ、入りタイマ時刻を後へずらす動作である。
なお、制御部43は、入りタイマ時刻を変更した場合、携帯端末装置14に対して、入りタイマ時刻の変更結果を示すメッセージを送信するようにしてもよい。この場合、携帯端末装置14では、サーバ11からのメッセージを表示部56に表示させる。
(エアコン制御装置の利点)
本実施形態のエアコン制御装置は、エアコン12の人感センサ45によらず、携帯端末装置14のGPS機能部54が取得したユーザ端末位置情報に基づいて、エアコン12が設置されている家屋21でのユーザの在宅の有無を判定し、ユーザが不在の場合にエアコン12をタイマ起動せず、運転停止状態を維持するようにしている。したがって、エアコン制御装置は、ユーザが家屋21内の人感センサ45の死角に居るかどうかに関わらず、ユーザの在宅の有無についての正確な検知結果に基づいて、エアコン12のタイマ起動による運転を適切に制御することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図4は、本実施形態のエアコン制御装置を備えたエアコン制御システム1の構成を示す概略の説明図である。なお、図4は、ユーザが家屋21に在宅であるものの、エアコン12が設置されている1階の部屋とは別の部屋である2階の部屋に居る状態を示している。
(エアコン制御装置の構成)
本実施形態において、エアコン制御装置の判定部46は、ユーザ端末位置情報に基づき、携帯端末装置14を所持するユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する。さらに、判定部46は、人感センサ45の検知結果に基づいて、エアコン12が設置されている部屋(以下、単にエアコン設置部屋と称する)にユーザが在室しているかどうかを判定する。エアコン制御装置の他の構成は、前述した実施形態のエアコン制御装置と同様である。
(エアコン制御システム1の動作)
上記の構成において、エアコン制御システム1の動作について以下に説明する。図5は、本実施形態のエアコン制御装置の動作を示すフローチャートである。この動作は、サーバ61の第2モードによる動作である。
図5に示すように、エアコン12が運転停止の状態において(S11)、エアコン12の入りタイマ時刻に到達すると(S12)、判定部46は、ユーザ端末位置情報に基づき、ユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する(S13)。
S13での判定の結果、ユーザが家屋21に不在であれば、制御部43は、エアコン12に対して運転停止状態を維持するように制御する(S14)。これにより、エアコン1はタイマ起動を行わず、運転停止状態を維持する。
一方、S13での判定の結果、ユーザが在宅であれば、判定部46は、さらに、人感センサ45の検知結果により、エアコン12が設置されている1階の部屋にユーザが在室しているかどうかを判定する(S21)。図4に示す状態では、ユーザは2階の部屋に居り、1階のエアコン設置部屋には不在である。したがって、人感センサ45による検知結果は、エアコン設置部屋でのユーザの不在である。これにより、制御部43は、エアコン12に対して運転停止状態を維持するように制御する(S14)。
一方、S21での判定の結果、エアコン設置部屋にユーザが居る場合、制御部43は、エアコン12に対してタイマ起動を行うように制御する(S15)。
(エアコン制御装置の利点)
エアコン制御装置は、携帯端末装置14のGPS情報に基づいて、エアコン12が設置されている家屋21にユーザが在宅の場合であっても、エアコン設置部屋にユーザが不在の場合には、エアコン12がタイマ起動せず、運転停止状態を維持するように制御する。すなわち、エアコン12が設置されている家屋21にユーザが在宅であり、かつエアコン設置部屋にユーザが在室の場合に、タイマ起動によりエアコン12が運転されるようにしている。
したがって、ユーザがエアコン設置部屋に不在の場合の不要なエアコン12の運転を防止し、エアコン12のタイマ起動による運転をさらに適切に制御することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(エアコン制御装置の構成)
本実施形態のエアコン制御装置では、携帯端末装置14から通知設定ができるようになっている。通知設定が行われている場合、エアコン制御装置は、入りタイマ時刻にユーザが家屋21に不在のためにタイマ起動をしないと決定をした場合に、携帯端末装置14に対してエアコン12の運転(タイマ起動)に関する複数の選択肢を含む問い合わせのメッセージを通知する。その後、エアコン制御装置は、このメッセージに対して、携帯端末装置14からいずれかの選択肢を選択した返信を受けると、選択された内容に従ってエアコン12を制御する。
(エアコン制御システムの動作)
上記の構成において、本実施形態のエアコン制御システム1の動作について以下に説明する。図6は、エアコン12に対するエアコン制御装置の動作を示すフローチャートである。この動作は、サーバ62の第3モードによる動作である。
図6に示すように、エアコン12が運転停止の状態において(S31)、エアコン12の入りタイマ時刻に到達すると(S32)、判定部46は、ユーザ端末位置情報に基づき、ユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する(S33)。
S33での判定の結果、ユーザが在宅であれば、制御部43は、エアコン12に対してタイマ起動による運転をするように制御する(S34)。これにより、エアコン12は、運転を開始する。
また、S33での判定の結果、ユーザが家屋21に不在であれば、判定部46は、通知設定が登録されているかどうかを判定する(S35)。この判定の結果、通知設定が登録されていなければ、制御部43は、エアコン12に対して運転停止状態を維持するように制御する(S36)。
一方、S35での判定の結果、通知設定が登録されていれば、制御部43は、携帯端末装置14に対して、複数の選択肢を含む問い合わせのメッセージを通知する(S37)。このメッセージは、サーバ11を介して携帯端末装置14に通知させる。この場合の選択肢は、(a)入りタイマ時刻に従って「タイマ起動を開始する」、(b)「省電力運転を行う」、(c)「入りタイマ時刻を変更する」、(d)「タイマ起動を停止する」、である。
その後、携帯端末装置14から、(a)入りタイマ時刻に従って「タイマ起動を開始する」を選択するという返信があると(S38)、制御部43は、エアコン12に対して、入りタイマ時刻に従ってタイマ起動を開始するように制御する(S39)。これにより、エアコン12は、運転を開始する。
また、携帯端末装置14から、(b)「省電力運転を行う」を選択するという返信があると(S40)、制御部43は、エアコン12に対して、省電力運転を行うように制御する(S41)。これにより、エアコン12は、省電力運転を行う。この省電力運転は、例えば前述した、エアコン12の待機状態に相当する運転である。
また、携帯端末装置14から、(c)「入りタイマ時刻を変更する」を選択するという返信があると(S42)、制御部43は、エアコン12に対して、入りタイマ時刻を変更する(S43)。これにより、エアコン12は、例えば予め設定さえた30分、あるいは1時間といった単位にて入りタイマ時刻を変更する。
また、携帯端末装置14から、(d)「タイマ起動を停止する」を選択するという返信があると(S44)、制御部43は、エアコン12に対して、タイマ起動を停止するように制御する(S45)。これにより、エアコン12は、タイマ起動を停止、運転停止状態を維持する。
(エアコン制御装置の利点)
エアコン制御装置は、携帯端末装置14のGPS情報に基づいて、エアコン12が設置されている家屋21において、入りタイマ時刻にユーザが不在であれば、エアコン12の停止状態を維持する。
一方、エアコン制御装置は、携帯端末装置14から通知設定が登録されている場合、エアコン12が設置されている家屋21において、入りタイマ時刻にユーザが不在であれば、携帯端末装置14に対してタイマ起動に関する問い合わせを行い、携帯端末装置14からの返信に従ってエアコン12のタイマ起動を制御するようになっている。したがって、エアコン制御装置、ユーザがエアコン設置部屋に不在の場合の不要なエアコン12の運転を防止するとともに、エアコン12のタイマ起動に関し、ユーザの選択に応じた多様な制御が可能となっている。これにより、エアコン制御装置は、エアコン12のタイマ起動による運転をさらに適切に制御することができる。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図7は、本実施形態のエアコン制御装置を備えたエアコン制御システム1の構成を示す概略の説明図である。
(エアコン制御装置の構成)
エアコン制御装置は、複数の携帯端末装置14からのエアコン12のタイマ設定を受け付けるようになっている。また、エアコン制御装置は、前述したエアコン制御装置と同様、携帯端末装置14から登録された通知設定に対応する動作を行うようになっている。
(エアコン制御システム1の動作)
上記の構成において、エアコン制御システム1の動作について以下に説明する。図8は、エアコン12に対するサーバ63の制御動作を示すフローチャートである。ここでは、図7に示す二つの携帯端末装置14の各ユーザを第1ユーザおよび第2ユーザとする。
図8に示すように、エアコン12が運転停止の状態において(S31)、エアコン12の入りタイマ時刻に到達すると(S32)、判定部46は、ユーザ端末位置情報に基づき、エアコン12と第1ユーザ(第1の携帯端末装置14)および第2ユーザ(第2の携帯端末装置14)の距離と判定する。すなわち、エアコン12と第1ユーザ(第1の携帯端末装置14)の距離と、エアコン12と第2ユーザ(第2の携帯端末装置14)の距離とを比較し、どちらのユーザがエアコン12に近いかを判定する(S51)。
S51での判定の結果、第1ユーザの方がエアコン12に近ければ(S52)、第1ユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する(S53)。S53での判定の結果、第1ユーザが在宅であれば、制御部43は、エアコン12に対してタイマ起動による運転を指示する(S34)。これにより、エアコン12は、運転を開始する。
また、S51での判定の結果、第2ユーザの方がエアコン12に近ければ(S52)、判定部46は、第2ユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する(S54)。S54での判定の結果、第1ユーザが在宅であれば、サーバ63の制御部43は、エアコン12に対してタイマ起動による運転をするように制御する(S34)。これにより、エアコン12は、運転を開始する。
一方、第1ユーザまたは第2ユーザのどちらも家屋21に不在であれば、判定部46は、通知設定が登録されているかどうかを判定する(S35)。この判定の結果、通知設定が登録されていなければ、制御部43は、エアコン12に対して運転停止状態を維持することを指示する(S36)。
一方、S35での判定の結果、通知設定が登録されていれば、制御部43は、各携帯端末装置14に対して、複数の選択肢を含むメッセージを通知する(S37)。このS37以降の動作は、図6に示したエアコン制御装置の動作と同様であり、説明を省略する。
(エアコン制御装置の利点)
エアコン制御装置は、複数のユーザのいずれかが家屋21に在宅である場合に、入りタイマ時刻の設定に基づいて、タイマ起動を行うようにエアコン12を制御する。これにより、複数のユーザが存在する場合であってもタイマ起動に適切に対応することができる。この場合、家屋21に在室しているユーザが入りタイマを設定したユーザであるかどうかは問わない。
また、携帯端末装置14から通知設定が登録されている場合のエアコン制御装置の利点については、前述したエアコン制御装置と同様である。これにより、エアコン制御装置は、エアコン12のタイマ起動による運転をさらに適切に制御することができる。
なお、エアコン制御装置は、複数のユーザからそれぞれエアコン12の入りタイマの設定があった場合に、エアコン12に一番近いユーザからのタイマ設定を優先する構成としてもよい。
あるいは、エアコン制御装置は、複数のユーザからそれぞれエアコン12の入りタイマの設定があった場合に、入りタイマ時刻が一番早い設定を優先する構成としてもよい。
〔実施形態5〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図9は、本実施形態のエアコン制御装置を備えたエアコン制御システム1の構成を示す概略の説明図である。なお、図9は、携帯端末装置14を所持したユーザが家屋21に不在であるものの、携帯端末装置14を所持しない人が家屋21のエアコン設置部屋に在室する状態を示している。
(エアコン制御装置の構成)
本実施形態において、エアコン制御装置の判定部46は、ユーザ端末位置情報に基づいて、携帯端末装置14を所持するユーザが家屋21に在宅かどうか判定する。また、判定部46は、人感センサ45の検知結果に基づいて、人が家屋21のエアコン設置部屋に在室するかどうかを判定する。この場合の人は、エアコン12に登録された携帯端末装置14を所持しないユーザである。
制御部43は、判定部46の判定結果に基づき、携帯端末装置14を所持するユーザが家屋21に在宅である場合、および人がエアコン設置部屋に在室である場合に、タイマ起動を行うようにエアコン12を制御する。一方、制御部43は、携帯端末装置14を所持するユーザが家屋21に不在であり、かつ人がエアコン設置部屋に不在である場合に、タイマ起動を行わないようにエアコン12を制御する。エアコン制御装置の他の構成は、前述した実施形態のエアコン制御装置と同様である。
(エアコン制御システム1の動作)
上記の構成において、エアコン制御システム1の動作について以下に説明する。図10は、本実施形態のエアコン制御装置の動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、エアコン12が運転停止の状態において(S11)、エアコン12の入りタイマ時刻に到達すると(S12)、判定部46は、ユーザ端末位置情報に基づき、ユーザが家屋21に在宅かどうかを判定する(S13)。
S13での判定の結果、ユーザが家屋21に在宅であれば、制御部43は、エアコン12に対してタイマ起動を行うように制御する(S62)。これにより、エアコン12は、運転を開始する。
一方、S13での判定の結果、ユーザが家屋21に不在であれば、判定部46は、人感センサ45の検出結果に基づき、人がエアコン設置部屋に在室であるかどうかを判定する(S61)。
S61での判定の結果、人がエアコン設置部屋に在室であれば、制御部43は、エアコン12に対してタイマ起動を行うように制御する(S62)。これにより、エアコン12は、運転を開始する。
また、S61での判定の結果、人がエアコン設置部屋に不在であれば、制御部43は、エアコン12に対して運転停止状態を維持するように制御する(S63)。これにより、エアコン1はタイマ起動を行わず、運転停止状態を維持する。
(エアコン制御装置の利点)
エアコン制御装置は、携帯端末装置14を所持するユーザが家屋21に在宅である場合、および携帯端末装置14を所持しない人がエアコン設置部屋に在室している場合に、タイマ起動を行うようにエアコン12を制御する。
したがって、エアコン12は、携帯端末装置14を所持するユーザが家屋21に不在であっても、人がエアコン設置部屋に在室している場合には、タイマ起動を行うことができる。
〔実施形態6〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図11は、本実施形態のエアコン制御システム1の構成を示すブロック図である。以上の実施形態では、エアコン12が、空気調和機の制御装置としてのエアコン制御装置を備え、携帯端末装置14のGPS情報に基づいて、家屋21でのユーザの在宅の有無を判定し、かつその判定結果に基づいてエアコン12に対してタイマ起動を制御する構成について説明した。
しかしながら、空気調和機の制御装置の構成は、エアコン12に代えてサーバ11が備えていてもよい。
この場合、サーバ11は、図11に示すように、エアコン12の記憶部41に対応する記憶部31、判定部46に対応する判定部32、および制御部43に対応する制御部33を備え、制御部33がエアコン12のタイマ起動を制御する。
また、空気調和機の制御装置としての機能は、エアコン12に対して外付が可能装置や後付が可能な装置が備えていてもよい。
〔実施形態7〕
エアコン制御装置の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、エアコン制御装置は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る空気調和機の制御装置は、空気調和機(エアコン12)の入りタイマの設定に基づく運転開始動作であるタイマ起動を制御する空気調和機の制御装置において、前記空気調和機および携帯端末装置14の位置情報を記憶する記憶部31と、前記空気調和機および前記携帯端末装置14の位置情報から、前記空気調和機の周りの所定範囲(家屋21)内での前記携帯端末装置14の存在の有無を判定する判定部32と、
位置情報の検知システム(GPS)が検知した前記携帯端末装置14の位置情報を取得する位置情報取得部(制御部33)と、第1モードの動作として、前記入りタイマの設定時刻での前記判定部32による判定結果が、存在である場合に、前記タイマ起動を行わせる一方、不在である場合に、前記タイマ起動を停止させる制御部33とを備えている。
上記の構成によれば、空気調和機の制御装置(サーバ11)の判定部32は、例えば空気調和機が備える人感センサによらず、空気調和機の位置情報、および位置情報の検知システム(GPS)が検知した携帯端末装置14の位置情報から、空気調和機の周りの所定範囲(家屋21)内での携帯端末装置14の存在の有無を判定する。
制御部33は、第1モードの動作として、入りタイマの設定時刻での、空気調和機の周りの所定範囲内での携帯端末装置14の存在の有無について、判定部32による判定結果が、存在である場合に、空気調和機(エアコン12)のタイマ起動を行わせる一方、不在である場合に、空気調和機(エアコン12)のタイマ起動を停止させる。
これにより、空気調和機の制御装置は、携帯端末装置14を所持するユーザが例えば家屋21内の人感センサ45の死角に居るかどうかに関わらず、ユーザの在宅の有無についての正確な検知結果に基づいて、空気調和機のタイマ起動による運転を適切に制御することができる。
本発明の態様2に係る空気調和機の制御装置は、上記態様1において、前記空気調和機(エアコン12)は人感センサ45を備え、前記判定部32は、前記所定範囲内での前記携帯端末装置14の存在の有無についての前記判定動作である第1の判定、および前記人感センサ45による人の存在の有無の判定動作である第2の判定を行い、前記制御部33は、第2モードの動作として、前記第1の判定による判定結果が存在であり、かつ前記第2の判定による判定結果が存在である場合に、前記タイマ起動を行わせる一方、前記第1の判定による判定結果が不在である場合、および第2の判定結果が不在である場合に、前記タイマ起動を停止させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、判定部32は、空気調和機(エアコン12)の周りの所定範囲内での携帯端末装置14の存在の有無についての前記判定動作である第1の判定を行う。また、人感センサ45による人の存在の有無の判定動作である第2の判定を行う。制御部33は、第2モードの動作として、第1の判定による判定結果が存在(空気調和機の周りの所定範囲内に携帯端末装置14が存在する)であり、かつ第2の判定による判定結果が存在(人感センサ45により人が検知された)である場合に、タイマ起動を行わせる。
したがって、例えば家屋21に携帯端末装置14を所持するユーザが在宅であり、かつエアコン12が設定されている部屋にユーザが居る場合に、空気調和機のタイマ起動が行われる。
一方、制御部33は、第1の判定による判定結果が不在(空気調和機の周りの所定範囲内に携帯端末装置14の存在しない)である場合、および第2の判定結果が不在(人感センサ45により人が検知されない)である場合に、タイマ起動を停止させる。
したがって、例えば家屋21に携帯端末装置14を所持するユーザが不在である場合には、空気調和機のタイマ起動が行われない。また、例えば家屋21に携帯端末装置14を所持するユーザが在宅であっても、エアコン12が設定されている部屋にユーザが居ない場合(例えば、ユーザが、空気調和機が設置されている1階の部屋ではなく、2階の部屋にいる場合)、空気調和機のタイマ起動が行われない。
これにより、ユーザが空気調和機の設置部屋に不在の場合の不要な空気調和機の運転を防止し、空気調和機のタイマ起動による運転をさらに適切に制御することができる。
本発明の態様3に係る空気調和機の制御装置は、上記態様1において、前記制御部33は、第3モードの動作として、前記携帯端末装置14からの通知設定の登録を受け付け、前記通知設定が登録されており、かつ前記判定部32による判定結果が不在である場合に、前記携帯端末装置14に対し、設定済みの入りタイマによるタイマ起動、前記空気調和機(エアコン12)の省電力運転、設定済みの入りタイマの時刻の遅い時刻への変更、および前記空気調和機の運転停止の維持のうちの少なくとも一つの選択肢を含む問い合わせのメッセージを前記携帯端末装置14へ通知し、前記選択肢についての選択結果を含む前記携帯端末装置14からの返信に応じて、前記空気調和機のタイマ起動を制御する構成としてもよい。
上記の構成によれば、制御部33は、第3モードの動作として、通知設定が登録されており、かつ判定部32による判定結果が不在である場合に、携帯端末装置14に対し、設定済みの入りタイマによるタイマ起動、空気調和機の省電力運転、設定済みの入りタイマの時刻の遅い時刻への変更、および空気調和機の運転停止の維持のうちの少なくとも一つの選択肢を含む問い合わせのメッセージを前記携帯端末装置14へ通知する。その後、制御部33は、送信したメッセージに対して、選択肢についての選択結果を含む返信を携帯端末装置14から受信すると、その選択結果に応じて、空気調和機のタイマ起動を制御する。
これにより、入りタイマ時刻にユーザが家屋21に不在である場合に、そのときのユーザの意向を反映したタイマ起動を空気調和機に行わせることができる。
本発明の態様4に係る空気調和機の制御装置は、上記態様1から3のいずれか1態様において、前記判定部32は、前記携帯端末装置14が複数台存在する場合に、前空気調和機(エアコン12)に最も近い携帯端末装置14について、前記所定範囲内での前記携帯端末装置14の存在の有無についての前記判定動作を行う構成としてもよい。
上記の構成によれば、携帯端末装置14を所持する複数のユーザが存在する場合であっても、空気調和機のタイマ起動に適切に対応することができる。
本発明の態様5に係る空気調和機の制御方法は、空気調和機の入りタイマの設定に基づく運転開始動作であるタイマ起動を制御する空気調和機の制御方法において、位置情報の検知システムが検知した携帯端末装置の位置情報を取得する位置情報取得工程と、前記空気調和機および前記携帯端末装置の位置情報から、前記空気調和機を中心とする所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無を判定する判定工程と、第1モードの動作として、前記判定工程による、前記入りタイマの設定時刻での前記所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無の判定結果が、存在である場合に、前記タイマ起動を行わせる一方、不在である場合に、前記タイマ起動を停止させる制御工程とを備えている。
上記の構成によれば、前記態様1と同様の作用効果を奏する。
本発明の各態様に係る空気調和機の制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記空気調和機の制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記空気調和機の制御装置をコンピュータにて実現させる空気調和機の制御装置のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 エアコン制御システム
11 サーバ
12 エアコン(空気調和機)
14 携帯端末装置
21 家屋
41 記憶部(空気調和機の制御装置)
42 冷凍サイクルユニット
43 制御部(位置情報取得部、空気調和機の制御装置)
44 通信部(空気調和機の制御装置)
45 人感センサ
46 判定部(空気調和機の制御装置)
54 GPS機能部

Claims (7)

  1. 空気調和機の入りタイマの設定に基づく運転開始動作であるタイマ起動を制御する空気調和機の制御装置において、
    前記空気調和機および携帯端末装置の位置情報を記憶する記憶部と、
    前記空気調和機および前記携帯端末装置の位置情報から、前記空気調和機を中心とする所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無を判定する判定部と、
    位置情報の検知システムが検知した前記携帯端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    第1モードの動作として、前記入りタイマの設定時刻での前記判定部による判定結果が、存在である場合に、前記タイマ起動を行わせる一方、不在である場合に、前記タイマ起動を停止させる制御部とを備えていることを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 前記空気調和機は人感センサを備え、
    前記判定部は、前記所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無についての前記判定動作である第1の判定、および前記人感センサによる人の存在の有無の判定動作である第2の判定を行い、
    前記制御部は、第2モードの動作として、前記第1の判定による判定結果が存在であり、かつ前記第2の判定による判定結果が存在である場合に、前記タイマ起動を行わせる一方、前記第1の判定による判定結果が不在である場合、および第2の判定結果が不在である場合に、前記タイマ起動を停止させることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の制御装置。
  3. 前記制御部は、第3モードの動作として、前記携帯端末装置からの通知設定の登録を受け付け、前記通知設定が登録されており、かつ前記判定部による判定結果が不在である場合に、前記携帯端末装置に対し、設定済みの入りタイマによるタイマ起動、前記空気調和機の省電力運転、設定済みの入りタイマの時刻の遅い時刻への変更、および前記空気調和機の運転停止の維持のうちの少なくとも一つの選択肢を含む問い合わせのメッセージを前記携帯端末装置へ通知し、前記選択肢についての選択結果を含む前記携帯端末装置からの返信内容に応じて、前記空気調和機のタイマ起動を制御することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の制御装置。
  4. 前記判定部は、前記携帯端末装置が複数台存在する場合に、前記空気調和機に最も近い携帯端末装置について、前記所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無についての前記判定動作を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機の制御装置。
  5. 空気調和機の入りタイマの設定に基づく運転開始動作であるタイマ起動を制御する空気調和機の制御方法において、
    位置情報の検知システムが検知した携帯端末装置の位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記空気調和機および前記携帯端末装置の位置情報から、前記空気調和機を中心とする所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無を判定する判定工程と、
    第1モードの動作として、前記判定工程による、前記入りタイマの設定時刻での前記所定範囲内での前記携帯端末装置の存在の有無の判定結果が、存在である場合に、前記タイマ起動を行わせる一方、不在である場合に、前記タイマ起動を停止させる制御工程とを備えていることを特徴とする空気調和機の制御方法。
  6. 請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機の制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記判定部、前記位置情報取得部および前記制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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