JP2003269775A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2003269775A
JP2003269775A JP2002072704A JP2002072704A JP2003269775A JP 2003269775 A JP2003269775 A JP 2003269775A JP 2002072704 A JP2002072704 A JP 2002072704A JP 2002072704 A JP2002072704 A JP 2002072704A JP 2003269775 A JP2003269775 A JP 2003269775A
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器を運転して除湿を行った際のタンク
への無制限な水分の供給を停止させ、電気機器の運転の
安全を図ることである。 【解決手段】 空気中より除湿する除湿機能を有する電
気機器1を以下のように構成する。電気機器1により除
湿運転を行う運転モードとして、自動的に運転を停止さ
せることなく連続して運転する連続運転モードと、設定
された制限時間を運転する時間の上限として自動的に運
転を停止させるオートカット運転モードとを備える。そ
して、操作部4に設けられるスイッチ10、11、12
を操作することにより、連続運転モードとオートカット
運転モードとを切り替え得るようにするとともに、オー
トカット運転モードの複数のモードより希望するモード
を選択できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除湿機能を備えた電気
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の除湿機を示す断面図であ
り、図9において、101は吸込口102の下流側の風
路115に設けられた蒸発器であり、その下流には凝縮
器103が設けられ、さらに、その下流には送風ファン
105が設けられ、風向板104を有する吹出口107
が設けられている。また、蒸発器101はドレン口10
8を有するドレンパン109で受けられており、ドレン
口108の下には、タンク110が設置されている。一
方、蒸発器101と凝縮器103は冷媒配管にて底板1
11の上に取り付けられた圧縮機112に連結され、冷
媒回路を構成している。また圧縮機112の上方に、送
風ファン105と圧縮機112を制御する制御回路11
4が設けられている。
【0003】次に動作について説明する。制御回路11
4により圧縮機112に通電され始めると、高温高圧の
冷媒ガスが凝縮器103に流れ込み、凝縮器103は高
温に保たれる。また制御回路114により送風ファン1
05にも通電が行われ、吸込口102より吸い込まれた
吸込空気113により凝縮器103の冷媒ガスは冷却さ
れて凝縮し、高温高圧の冷媒液となり、凝縮器103よ
り出てさらに毛細管を通ることにより低温低圧の気液混
合状態となり蒸発器101に入る。蒸発器101の気液
混合状態は吸込空気113で加熱されて蒸発し、低圧の
冷媒ガスとなり、圧縮機112に吸入される。そのと
き、同時に吸込空気113は蒸発器101で冷却される
ことにより結露し、ドレンパン109に受けられ、さら
にドレン口108を通ってタンク110内に落ち、タン
ク110内に貯められる。
【0004】タンク110には、タンク内の水位を検出
する水検知装置116が設けられ、タンク内の水位が一
定位置になると、水検知装置が検出し、運転を停止す
る。
【0005】このように、蒸発器101を通過し、冷却
された吸込空気113は凝縮器103を通過することに
より加熱され、除湿された空気として送風ファン105
により吹出口107から風向板104に沿って放出され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】空気中の水分を除湿
し、除湿された水を本体内に貯めるタンクを備えて、タ
ンクに水が一定水位までたまると、フロートスイッチな
どの水検出装置で検出して運転を停止する制御で、タン
クが満水の手前の状態で、本体より取出して放出するの
で、本体内に水が溢れることがない。
【0007】しかし、タンク内の水位を検出するフロー
トスイッチのフロート部に塵などが付着してフロートの
動きにスムーズさがなく、運転停止機能が働かず連続的
な運転となりタンクへの無制限な水の供給が止まらず、
タンクの水位が上昇して最後に水が溢れる等、運転の安
全を図ることができないという問題があった。
【0008】そのために、水の検出手段を複数以上設置
して対応することは出来るが、構造が複雑になる、原価
面のアップにつながるなどの問題がある。
【0009】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、タンク内の水が溢れる等を防いで
運転の安全を図ることが可能で、且つ、運転を切り忘れ
たときにも自動的に停止する除湿機能を備える電気機器
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、空気中より除湿する除湿機能を有し、該
除湿によって生じた水分を溜めるタンクを備える電気機
器であって、該電気機器の除湿運転の運転状態を定める
運転モードを設定できる操作部と、運転状態を表示する
表示部と、除湿運転を開始してからの時間を測定すると
ともに前記操作部の操作に応じて前記運転状態を制御す
る制御部とが設けられており、前記運転モードとして、
自動的に運転を停止させることなく連続して運転する連
続運転モードと、設定された制限時間を運転する時間の
上限として自動的に運転を停止させるオートカット運転
モードとを備え、前記操作部の操作により、前記連続運
転モードとオートカット運転モードとを切り替えて運転
できるように構成された電気機器である(請求項1)。
【0011】本発明の電気機器によると、上記オートカ
ット運転モードにより一定の制限時間を上限として運転
を自動的に停止させ得るので、除湿により生じた水分が
タンクに無制限に溜められることを防ぐことができる。
これにより、タンク内に溜まった水位を検知するための
水位検知手段が機能しなくなった場合であっても、前記
制限時間が経過すると除湿運転を必ず終了させるので、
電気機器の運転の安全を図ることができる。
【0012】また、前記オートカット運転モードとして
一の運転モード及び他の運転モードを備えるとともに、
該他の運転モードを時間の表示を手がかりとしてオペレ
ータが選択できるようにし、前記一の運転モードにおい
て設定される制限時間を、前記他の運転モードにおいて
設定される制限時間に比べて長い時間とすることができ
る(請求項2)。
【0013】この発明の電気機器によると、これを操作
するオペレータは、時間の表示を手がかりとした制限時
間の判断に基づいて、他の運転モードを選択することが
できる。これにより、オペレータの具体的な運転時間の
判断に基づいて電気機器を運転させ得るので、より電気
機器の運転の安全を図ることができる。また、前記オー
トカット運転モードの他の運転モードにおける制限時間
を、前記除湿運転を開始してから前記タンク内が満水に
なるまでの時間よりも短い時間にすることができる(請
求項3)。
【0014】この発明の電気機器によると、オートカッ
ト運転モードのうち他の運転モードを選択して除湿運転
を行う場合には、タンク内が満水になる前に必ず運転を
停止させ得るので、電気機器の運転の安全をより確実に
できる。
【0015】また、上記電気機器について、前記タンク
内に溜まった水分による水位を検知する水位検知手段を
設け、前記オートカット運転モードの一の運転モード
が、前記水位検知手段によりタンク内が満水になったこ
とが検知されると、制限時間が経過する前に除湿運転を
終了するように構成することができる(請求項4)。
【0016】これにより、上記一の運転モードにおいて
制限時間が経過する前にタンクが満水になった場合に、
これを検知して除湿運転を終了させ得るので、電気機器
の運転の安全をより確実にできる。
【0017】また、前記オートカット運転モードの他の
運転モードとして、制限時間の異ならせたものを複数設
けることもできる(請求項5)。この発明の電気機器に
よると、他の運転モードとして、制限時間の比較的に長
いものと、制限時間の比較的に短いものを設けることが
できる。これにより、除湿運転を行う状況に応じて、よ
り運転の安全を重視するか、除湿のより完全性を重視す
るか等の運転に対する要望に合わせて運転するモードを
選択できる。
【0018】また、前記オートカット運転モードの他の
運転モードにおいて設定される制限時間を、他の運転モ
ードを選択する手がかりとして表示される時間よりも短
い時間とすることができる(請求項6)。
【0019】これにより、オペレータが他の運転モード
を選択する手がかりとした時間の表示よりも短い時間で
運転が終了され、オペレータが終了すると判断した時点
以前に実際の運転は終了されるので、電気機器の運転の
安全を高めることができる。
【0020】また、上記電気機器を、前記タンク内に溜
まった水分による水位を検知する水位検知手段及び除湿
する空気中の湿度を検知するための湿度検知手段を設け
るとともに、除湿運転を行っている間の前記除湿する空
気中の湿度のデータ及び除湿運転を開始してからタンク
が満水となるまでの時間のデータを保存するようにし、
過去の除湿運転によって保存された前記湿度のデータ及
びタンクが満水となるまでの時間のデータと当該除湿運
転を開始する直前の湿度データとに基づいて、前記オー
トカット運転モードの一の運転モードの制限時間が設定
されるように構成することもできる(請求項7)。
【0021】この発明の電気機器によると、過去に除湿
運転を行った時に測定された湿度及びタンクが満水する
までの時間と、これから除湿運転を開始する前に測定し
た湿度とから適切な制限時間を求め、求められた制限時
間を設定して運転を行う。これにより、上記一の運転モ
ードにおいてより適切な制限時間を設定して運転できる
ので、電気機器の運転の安全を高めることができる。
【0022】また、前記オートカット運転モードによる
運転が終了すると、該終了したことを前記表示部に表示
するように構成することもできる(請求項8)。これに
より、オペレータが、オートカット運転モードによる除
湿運転が終了したことを知ることができる。
【0023】また、以上のオートカット運転モードを備
える電気機器について(請求項1乃至8)、空気中の水
分を吸着・離脱する吸湿体と、熱交換器と、送風ファン
とを本体内に設け、前記熱交換器で凝縮させた水分を前
記タンクに溜めるように構成することができる(請求項
9)。これにより、本体内に取り込み除湿した空気を上
記送風ファンによって外部に供給することができる。
【0024】一方、以上のオートカット運転モードを備
える電気機器について(請求項1乃至8)、本体内に、
圧縮機と凝縮器と蒸発器と送風ファンとを設けるととも
に、前記圧縮器で凝縮させた水分を前記タンクに溜める
ように構成することもできる(請求項10)。この場合
についても、本体内に取り込み除湿した空気を上記送風
ファンによって外部に供給することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面に基づき説明する。以下の図面に基づく説明
では、本発明にかかる電気機器の具体例として可搬式の
除湿機の例により説明する。
【0026】図1は、本発明の例である除湿機1を正面
から眺めた正面図である。図2は、図1に示される除湿
機1を上方から眺めた平面図である。図3は、図2に示
される除湿機1の操作パネル4の部分を詳しく示す一部
拡大図である。
【0027】図1乃至図3に示される除湿機1は、その
本体内部に、上記図9に基づき説明した従来の除湿機と
同様の部材が設けられており、除湿機として機能させ得
るようにされている。即ち、除湿機1の本体内部には蒸
発器、凝縮(再熱)器、圧縮機が設けられており、蒸発
器、凝縮器がドレンパンで受けられ、ドレンパンに設け
られるドレン口の下にタンク3が設けられている。そし
て、蒸発器と凝縮器が冷媒配管で圧縮機と連結されてお
り、冷媒回路が構成される。
【0028】また、除湿機1は、その本体内部にフィル
ター、モータ及びシロッコファンを備えている。そし
て、モータによってシロッコファンが回転駆動される
と、空気が後枠の略上半分を占める吸込部よりフィルタ
を通して本体内部へ吸い込まれる。そして、吸い込まれ
た空気は、圧縮機と共に冷凍サイクルを構成する蒸発器
で冷却され水分を結露させ除湿される。結露した水分
は、ドレンタンク3に集められる。除湿された乾燥空気
は温度が低いので、凝縮器(再熱器)で加熱され除湿前
の温度に戻され、吹出口2より室内に放出され、室内を
除湿する。
【0029】ドレンタンク3には、前記結露して該ドレ
ンタンク3に集められた水分による水位を検知するため
のフロートスイッチ19が設けられている。このフロー
トスイッチは水位検出手段を構成する。なお、水位検出
手段は、フロートスイッチに限らず、タンク3内の水位
を検出できるものであればよく、例えばレベルセンサ等
を用いても構わない。
【0030】このドレンタンク3の装着状態は、タンク
装着センサ17により検知できるようにされている。即
ち、ドレンタンク3が除湿機1の本来挿着されるべき位
置に正しく装着されると、タンク装着センサは前記タン
ク3が装着された状態にあることを表す信号(ON信
号)を出力する。
【0031】一方、タンク装着センサは、ドレンタンク
3が除湿機1に正しく装着されていない状態にある場
合、例えばドレンタンク3を除湿機1より取り外した場
合には、正しく装着された状態でないことを表す信号
(OFF信号)を出力する。このタンク装着センサは、
タンク装着検知手段を構成する。
【0032】除湿機1の上面5には、図2、図3に示さ
れる操作パネル4が設けられている。操作パネル4に
は、図3に示されるように、運転スイッチ10、運転切
換スイッチ11、切タイマースイッチ12が設けられて
いる。これらスイッチは、操作部を構成する。
【0033】運転スイッチ10は、除湿機1の電源をオ
ン/オフ(ON/OFF)して動作を開始又は終了させ
るためのものである。運転切換スイッチ11は、これを
操作することによって除湿機11の運転を、標準モード
とエアクリンモードとの間で選択できる。そして、運転
切換スイッチ11を押すたびに、『標準』⇒『エアクリ
ン』⇒『標準』と順に選択することができる。
【0034】そして、運転切換スイッチ11の操作によ
っていずれが選択された状態にあるかは、対応させた表
示ランプ21a(『標準』)、21b(『エアクリ
ン』)の点灯により確認できるようになっている。この
表示ランプ21a、21bは、除湿機1の運転状態を表
示する表示部を構成する。この運転切換スイッチ11の
操作により設定される標準モードは、除湿運転を行う基
本的なモードである。
【0035】切タイマースイッチ12は、オートカット
運転モードとして用意されるモードのうち、一の運転モ
ード以外の他の運転モードを選択するためのものであ
る。この他の運転モードは、オートカット運転モードの
うち、表示される時間T1を手がかりとして選択できる
運転モードである。
【0036】この除湿機1では切タイマースイッチ12
により、第一の他の運転モード、第二の他の運転モー
ド、第三の他の運転モードの3つのモードを選択するこ
とができる。この3つの他の運転モードは、設定される
制限時間の長さが異なっている。
【0037】この除湿機1では、切タイマースイッチ1
2により他の運転モードを選択するための時間の表示T
1として2時間、4時間、8時間の3種類が表示されて
おり、この表示T1を確認しつつ前記第一の他の運転モ
ード乃至第三の他の運転モードのいずれかを選択でき
る。
【0038】そして、この除湿機1の例では、切タイマ
ースイッチ12を押すたびに、『2』⇒『4』⇒『8』
⇒『取消』⇒『2』と順に選択できるようにされてい
る。そして、切タイマースイッチ12によりいずれの他
の運転モードが選択された状態にあるかは、選択された
モードに対応させた表示ランプ22a(『2』)、22
b(『4』)、22c(『8』)の点灯により確認でき
る。この表示ランプ22a、22b、22cは、運転状
態を表示する表示部を構成する。
【0039】また、この除湿機1では、上記除湿運転を
行うための標準モードに設定した状態で、運転スイッチ
10と切タイマースイッチ12とを同時に押す操作によ
って、自動的に運転を停止させることなく連続して除湿
運転を行う連続運転モードと、設定された制限時間を上
限として運転を停止するオートカット運転モードとを切
り替え得るようにされている。
【0040】そして、連続運転モードで運転している状
態で運転スイッチ10と切タイマースイッチ12とを同
時に押すと、オートカット運転モードに切り替えること
ができる。一方、オートカット運転モードで運転してい
る状態で運転スイッチ10と切タイマースイッチ12と
を同時に押すと、連続運転モードに切り替えることがで
きる。
【0041】また、この除湿機1では、オートカット運
転モードの状態にある場合で前記切タイマースイッチ1
2による他の運転モードが選択されない場合には、一の
運転モードに設定される。そして、一の運転モードに設
定される場合には、運転を停止させる運転時間の上限と
して制限時間T0が設定される。
【0042】また、操作パネル4には、表示部の一部と
して、特に図示されないディスプレイ板が設けられてい
る。そして、このディスプレイ板により、ユーザーに対
して操作を促し確認を問い合わせるメッセージが表示さ
れるとともに、該問い合わせに応答したユーザの操作に
よりいずれの運転モードが設定されたかを表示できるよ
うにもなっている。
【0043】また、操作パネル4には、前記ディスプレ
イ板に表示されたユーザへの問い合わせに対する入力を
行うための入力手段も設けられている。また、操作パネ
ル4には、表示部の一部として、特に図示されない『8
時間ランプ』が設けられている。この『8時間ランプ』
は、切タイマースイッチ12により『8』の時間の表示
に対応する第三の他の運転モードの運転を終了した場合
や、オートカット運転モードの一の運転モードで制限時
間T0の運転を終了した場合に点灯する。
【0044】また、除湿機1には、図1乃至図3には図
示されない湿度センサ18が設けられており、この湿度
センサにより除湿機1で除湿しようとする周囲の空間の
湿度を検知することができる。
【0045】また、除湿機1は、送風機(送風ファン)
29が設けられており、この送風機29により本体内部
に取り込んで除湿した空気を吹出口2より外部に送り出
すようにされている。
【0046】次に、除湿機1の制御ブロックについて、
図4に基づいて説明する。図4は、除湿機1の制御ブロ
ックを表すブロック図である。以上に説明した運転スイ
ッチ10、運転切換スイッチ11、切タイマースイッチ
12が操作されると、各スイッチの操作に伴うON/O
FF(オン/オフ)信号がスイッチ判定手段15を介し
て制御部25に入力される。これにより、スイッチ1
0、11、12の各々に対する操作の内容を制御部にお
いて判別できるようにされている。
【0047】また、タンク装着センサ17、湿度センサ
18、フロートスイッチ19の各々より出力された信号
は、判定手段16を介して制御部25に入力される。こ
れにより、制御部25にタンク3の装着状態や、除湿機
1周辺の湿度のデータ、タンク3内の水位のデータが入
力されるようにされている。
【0048】制御部25は、制御手段と計時手段を備え
ている。計時手段は、これによって時間のデータを得る
ことができる。この計時手段によって得られた時間のデ
ータは制御手段に入力され、オートカット運転モードに
おける除湿運転の開始後の時間の経過のデータを制御手
段で得ることができる。
【0049】制御手段は、除湿機1の運転状態を制御す
る。制御手段は、除湿機1の動作の制御に必要な演算手
段や記憶手段を備えている。この制御手段は、測定され
たデータやプログラムを記憶するととともに、該記憶さ
せた内容に基づく演算処理を行うマイコンによって構成
することができる。また、記憶手段は、必要に応じてR
AMやROM等により構成することができ、不揮発性メ
モリ(EEPROM)を用いて構成することもできる。
【0050】また、制御手段には、除湿機1を動作させ
る手順を内容とする動作制御プログラムが格納されてい
る。そして、動作制御プログラムは、前記計時手段で得
られた時間のデータが読み込まれるようにされ、また、
上記スイッチ判定手段15より制御部25に入力された
各スイッチ10、11、12の操作に伴う信号に基づ
き、これらスイッチに対する操作の内容を判別できるよ
うにされている。
【0051】これにより、制御手段は、スイッチ10及
び12が同時に操作されると、除湿運転を行う運転状態
を連続運転モードとオートカット運転モードとの間で切
り替えることができる。また、制御手段は、上記スイッ
チの操作に応じて、オートカット運転モードのうち、一
の運転モードに設定し、あるいは第一乃至第三の他の運
転モードのいずれかに設定することもできる。
【0052】また、制御手段には、オートカット運転モ
ードに必要な以下のデータも格納されている。オートカ
ット運転モードの一の運転モードの制限時間T0や、他
の運転モード選択のための表示時間T1と該T1に対し
て実際に運転する時間を短縮する短縮時間データαが格
納されている。
【0053】前記制御手段に格納される動作制御プログ
ラムは、上記判定手段16より制御部25に入力された
タンク装着センサ17、湿度センサ18、フロートスイ
ッチ19の各々の信号に基づくデータが入力され、タン
ク3の装着状態や、除湿機1周辺の湿度、タンク3内の
水位を判別できるようにされている。
【0054】また、制御手段は、動作制御プログラムの
実行に伴って各種の動作制御信号を出力する。制御手段
は、除湿駆動回路26へ動作制御信号を出力することに
より、蒸発器や圧縮機、凝縮器等の動作を制御し、冷凍
サイクルの実行を制御する。また、制御手段は、送風駆
動回路27へ動作制御信号を出力することにより、送風
機29の動作を制御する。このように、制御手段は、選
択された運転モードに応じて冷凍サイクルを実行し、ま
た送風機29を動作させることもできる。
【0055】また、制御手段は、表示駆動回路28へ動
作制御信号を出力することにより、設定されている運転
モードや動作の状況に応じて表示部21a、21b、2
2a、・・・等のうちの該当するものを点灯表示させ
る。
【0056】次に、以上に説明した除湿機1を動作させ
る例について、図5に基づいて説明する。図5は、除湿
機1を動作させる手順を示すフローチャートである。ま
ず、除湿機1のオペレータ(又はユーザ)が本体の差込
プラグを投入して除湿機1を電源に接続する。
【0057】そして、オペレータの操作により、運転ス
イッチ10を『入』にする(S100)。これにより、
制御部25に格納される動作制御プログラムの実行が開
始される。次に、運転切換スイッチ11を操作して標準
モード(以下「除湿運転」と言う)を選択して標準モー
ドの動作を開始させる(S101)。
【0058】次に、オペレータが、切タイマースイッチ
12を操作し、表示される時間T1の中から希望の表示
を選択して他の運転モードのいずれか(例えば、T1と
して8時間が表示される運転モード『8』)を設定する
(S102)。次に、除湿機1において、切タイマース
イッチ12による他の運転モードが設定されたか否かが
判断される(S103)。
【0059】切タイマースイッチ12による他の運転モ
ードが設定されたと判断されると(S103、Ye
s)、選択された時間の表示T1よりも短い時間(T1
−α)が実際の制限時間として設定され、除湿運転が開
始される(S104)。
【0060】次に、除湿機1が除湿運転を開始してから
上記設定された制限時間(T1−α)が経過すると除湿
運転が停止され(S105)、表示部の『8時間ラン
プ』が点滅して除湿運転の終了が報知される(S10
6)。
【0061】一方、上記S103において、切タイマー
スイッチ12による他の運転モードが設定されなかった
と判断された場合(S103、NO)、除湿運転の制限
時間がT0時間に設定され、除湿運転が開始される(S
107)。
【0062】次に、除湿運転を開始してから制限時間T
0が経過すると除湿運転が停止され(S108)、表示
部の『8時間ランプ』が点滅して除湿運転の終了が報知
される(S106)。
【0063】なお、以上のS107で設定される制限時
間T0は、予め制御部25に格納されるが、切タイマー
スイッチ12による他の運転モード選択のための時間の
表示T1よりも長い時間とするのが好ましい。そして、
T1として8時間の表示がされる場合には、制限時間T
0として12時間程度の時間を選ぶのが好ましい。
【0064】また、上記切タイマースイッチ12による
運転モードに対応させて表示される時間T1に対して実
際に設定する制限時間を短縮するための短縮時間データ
αについて、T1が2時間や4時間、8時間である場合
に30分や1時間程度の時間を選択することができる。
また、このαを0時間としてもよく、この場合には表示
される時間T1と実際に設定される制限時間とが一致す
る。
【0065】また、上記他の運転モード選択の手がかり
とされる時間T1は、予め制御部25に格納されるが、
除湿運転を開始してからタンク3が満水となるまでの時
間より短い時間とするのが好ましい。これにより、時間
T1を基準として設定される他の運転モードの制限時間
をタンク3が満水となる以前の時間にできるので、他の
運転モードで運転した場合にタンク3が満水となる前に
運転を終了させることができる。これにより、他の運転
モードで運転した場合の安全性をより確実にすることが
できる。
【0066】次に、除湿機1を動作させる他の動作例に
ついて、図6に基づいて説明する。図6は、タンク内の
水位が満水に達したことを検知して運転する動作を示す
フローチャートである。まず、除湿機1のオペレータが
本体の差込プラグを投入して除湿機1を電源に接続す
る。
【0067】そして、オペレータの操作により、運転ス
イッチ10を『入』にする(S200)。これにより、
制御部25に格納される動作制御プログラムの実行が開
始される。
【0068】次に、運転切換スイッチ11を操作して標
準モード(「除湿運転」)を選択して標準モードの動作
を開始させるが、切タイマースイッチ12による運転モ
ードの選択は行わない(S201)。これにより、除湿
機1がオートカット運転モードのうち一の運転モードに
設定されて制限時間がT0に設定され(S201)、除
湿運転が開始される(S202)。
【0069】次に、除湿運転中にタンク3内が満水の水
位に達したことが水位検知手段により検知されると、表
示部の水位表示ランプ23により報知される。そして、
オペレータが、水位表示ランプ23の報知を確認するこ
とにより除湿機1の運転を停止させてタンク3を除湿機
1より取り外した後にタンク3内の水分を放出させ、そ
の後タンク3を再度除湿機1に装着する(S203)。
【0070】次に、除湿機1において、タンク3の水が
排出されたか否かが、タンク装着検知手段によるタンク
3の装着状態を表す信号がON(オン)からOFF(オ
フ)に変化したか否かによって判断される(S20
4)。
【0071】そして、タンク装着検知手段の信号がON
(オン)からOFF(オフ)に変化したことが検知され
た場合には(S204、Yes)、タンク3が再度装着
されたか否かが、タンク装着検知手段による信号がOF
F(オフ)からON(オン)に変化したか否かによって
判断される(S205)。S205において、タンク3
が装着されたことが検知されない場合には(S205、
NO)、タンク3の装着が検知されるまで、S205が
繰り返される。
【0072】S205において、タンク3が装着された
ことが検知されると(S205、Yes)、計時手段に
よるこれまでの運転で経過した時間の測定をリセット
し、制限時間T0を初めから測定しつつ除湿運転を開始
させ(S206)、S204以降が繰り返される。
【0073】一方、S204において、タンク装着検知
手段によるタンク3の装着状態を表す信号がON(オ
ン)からOFF(オフ)に変化したことが検知されない
場合には(S204、NO)、制限時間T0が経過した
か否かが判断される(S207)。そして、制限時間T
0が経過したと判断された場合には(S207、Ye
s)、運転が停止される。一方、S207において、制
限時間T0が経過したと判断されない場合には(S20
7、NO)、S204以降が繰り返される。
【0074】以上に説明した動作の例では、満水となっ
たことが検知されてタンク3を取り外して空にした後、
再度タンク3を装着して除湿運転を再開させるにあたっ
て、S206の手順によりそれまでの運転で経過した時
間の測定をリセットし、制限時間T0を初めから測定し
直すようにしている。これにより、タンク3内の状態に
対応させて制限時間の経過を測定できるので、タンク3
が満水となるより十分に早い時期に制限時間が経過した
と判断されて除湿機が停止されることを防ぐことができ
る。
【0075】次に、除湿機1を動作させるさらに異なる
動作例について、図7に基づいて説明する。図7は、オ
ートカット運転モードから連続運転モードに切り替えて
運転する動作のフローチャートである。
【0076】まず、除湿機1を動作させて切タイマース
イッチ12を操作することなく、制限時間がT0(12
時間)に設定されたオートカット運転モードの一の運転
モードで運転が開始される(S300)。
【0077】次に、オペレータが、オートカット運転モ
ードを解除するための操作として、運転スイッチ10と
切タイマースイッチ12を同時に押す操作を行う(S3
01)。
【0078】次に、オペレータに対してオートカット運
転モードを解除するか否かを問い合わせるメッセージが
表示部に表示され(S302)、オペレータがYes
(イエス)を入力すると(S302、Yes)、オート
カット運転モードの設定が解除され、自動的に停止させ
ず連続して運転する連続運転モードに設定される(S3
03)。
【0079】一方、S302の問い合わせに対して、オ
ペレータがNO(ノー)を入力すると(S302、N
O)、設定された制限時間で運転を停止させるオートカ
ット運転モードになる(S304)。
【0080】一方、図7には動作の手順が図示されない
が、連続運転モードからオートカット運転モードに切り
替えたい場合には、運転スイッチ10と切タイマースイ
ッチ12を同時に押すことにより、オートカット運転モ
ードに切り替えることができる。
【0081】以上に説明したオートカット運転モードで
運転すると、タンク3の水位を検出するためのフロート
スイッチ等の水位検知手段が動作せず運転が停止されな
い場合でも、オートカット運転モードの制限時間(T0
あるいは(T1−α))で運転を確実に停止させること
ができるので、タンク3より水が溢れることを防いで安
全性を向上させることができる。
【0082】また、以上に説明したオートカット運転モ
ードの制限時間として、水位検知手段がタンク3の満水
の水位を検知する前に運転を停止させ得る時間を選択す
るのが望ましい。
【0083】次に、除湿機1を動作させるさらに異なる
動作例について、図8に基づいて説明する。図8は、以
前に運転した時に得た測定データを保存しておき、これ
に基づいて制限時間を設定して運転する動作を示すフロ
ーチャートである。
【0084】まず、除湿機1を動作させて切タイマース
イッチ12を操作せず、制限時間がT0(12時間)に
設定されたオートカット運転モードの一の運転モードで
除湿運転(A)を開始する(S400)。
【0085】次に、タンク3が満水となるまで除湿運転
が行われ運転が停止され(S401)、この除湿運転
(A)が行われた時の湿度状態(B)やタンク3が満水
となったことが検知されるまでの時間のデータが制御手
段を構成するマイコンもしくは不揮発性メモリ(EEP
ROM等)に記憶され保存される(S402)。
【0086】次に、今回の除湿運転を開始する前の湿度
を湿度センサで検出する(S403)。そして、S40
3で得た今回の運転開始前の湿度データとS402で得
た前回運転時の湿度データとが比較される(S40
4)。
【0087】今回の運転開始前の湿度が前回運転時(S
400)の湿度より低い場合には(S404、Ye
s)、前回運転を行ったオートカット運転モード(A)
の制限時間T0と同じ制限時間が設定され、オートカッ
ト運転モードで運転を開始させる。また、今回の運転開
始前の湿度が前回運転時(S400)の湿度より高い場
合には(S404、NO)、今回の運転開始前の湿度が
80%以上か否か判断される(S406)。
【0088】そして、S403で得た今回の運転開始前
の湿度が80%以上でない場合には(S406、N
O)、前回運転時(S400)のオートカット運転モー
ド(A)の制限時間T0よりも短い制限時間が設定さ
れ、オートカット運転モードで運転を開始させる(S4
07)。例えば、前回運転時(S400)のオートカッ
ト運転モード(A)の制限時間T0が12時間であれ
ば、今回の運転を行うための制限時間として10時間に
設定することができる。
【0089】一方、S403で得た今回の運転開始前の
湿度が80%以上の場合には(S406、NO)、前回
運転時(S400)のオートカット運転モード(A)の
制限時間T0よりも極端に短い制限時間が設定され、オ
ートカット運転モードで運転を開始させる(S40
8)。例えば、前回運転時(S400)のオートカット
運転モード(A)の制限時間T0が12時間であれば、
今回の運転を行うための制限時間として8時間に設定で
きる。
【0090】この図8に基づき説明した動作例のよう
に、前回の運転時に測定された湿度やタンク3が満水に
なるまでの時間のデータを保存しておき、この測定デー
タに基づいて今回運転を行う制限時間を設定すると、除
湿を行う周囲の状況に対応させたより適切な制限時間を
設定して運転することができる。これにより、除湿機1
の使用性の向上を図ることができる。
【0091】なお、以上の図1乃至図8による説明で
は、本発明にかかる電気機器として除湿機の例を挙げて
説明した。即ち、外気を本体内に取り込んで除湿し、そ
の後除湿した空気を送風機により外部の空間に送り出す
除湿機の例により説明した。本発明の対象となる電気機
器は、かかる送風機を備える除湿機に限られない。即
ち、本発明の電気機器は、設置された場所の周囲の空気
中より除湿する除湿機能を有し、かつ該除湿によって生
じて水分をタンクに溜めるように構成されていればよ
い。
【0092】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気機
器によると、オートカット運転モードにより一定の制限
時間を上限として運転を自動的に停止させ得るので、除
湿した水分がタンクに無制限に溜められることを防ぐこ
とができる。これにより、電気機器の運転の安全を図る
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である除湿機を正面から眺
めた正面図である。
【図2】本発明の一実施形態である除湿機を上方から眺
めた平面図である。
【図3】図2の平面図の一部を拡大して示す一部拡大図
である。
【図4】除湿機の制御ブロックを示すブロック図であ
る。
【図5】除湿機の一の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図6】除湿機の他の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図7】除湿機のさらに異なる動作例を示すフローチャ
ートである。
【図8】除湿機のさらに異なる動作例を示すフローチャ
ートである。
【図9】従来の除湿機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 除湿機 2 吹出口 3 ドレンタンク 4 操作パネル 5 除湿機の上面 10 運転スイッチ 11 運転切換スイッチ 12 切タイマースイッチ 15 スイッチ判定手段 16 判定手段 17 タンク装着センサ 18 湿度センサ 19 フロートスイッチ 21a (除湿運転を示す)表示ランプ 22b (除湿運転以外のモードを示す)表示ランプ 22a (第一の他の運転モードを示す)表示ランプ 22b (第二の他の運転モードを示す)表示ランプ 22c (第三の他の運転モードを示す)表示ランプ 23 水位表示ランプ 25 制御部 26 除湿駆動回路 27 送風駆動回路 28 表示駆動回路 29 送風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守川 守 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3L050 BD05 BE04 3L060 AA02 CC08 CC15 DD01 DD07 EE25 3L061 BC04 BD03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中より除湿する除湿機能を有し、該
    除湿によって生じた水分を溜めるタンクを備える電気機
    器であって、該電気機器の除湿運転の運転状態を定める
    運転モードを設定できる操作部と、運転状態を表示する
    表示部と、除湿運転を開始してからの時間を測定すると
    ともに前記操作部の操作に応じて前記運転状態を制御す
    る制御部とが設けられており、 前記運転モードとして、自動的に運転を停止させること
    なく連続して運転する連続運転モードと、設定された制
    限時間を運転する時間の上限として自動的に運転を停止
    させるオートカット運転モードとを備え、 前記操作部の操作により、前記連続運転モードとオート
    カット運転モードとを切り替えて運転できるように構成
    された電気機器。
  2. 【請求項2】 前記オートカット運転モードとして一の
    運転モード及び他の運転モードを備え、該他の運転モー
    ドはオペレータが時間の表示を手がかりとして選択する
    ようにされており、 前記一の運転モードにおいて設定される制限時間は、前
    記他の運転モードにおいて設定される制限時間に比べて
    長い時間とされることを特徴とする請求項1に記載の電
    気機器。
  3. 【請求項3】 前記オートカット運転モードの他の運転
    モードにおける制限時間が、前記除湿運転を開始してか
    ら前記タンク内が満水になるまでの時間よりも短い時間
    とされることを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 前記タンク内に溜まった水分による水位
    を検知する水位検知手段が設けられており、 前記オートカット運転モードの一の運転モードが、前記
    水位検知手段によりタンク内が満水になったことが検知
    されると、制限時間が経過する前に除湿運転を終了する
    ように構成される請求項3に記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 前記オートカット運転モードの他の運転
    モードとして、制限時間の異なるものが複数設けられる
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の電
    気機器。
  6. 【請求項6】 前記オートカット運転モードの他の運転
    モードにおいて設定される制限時間が、他の運転モード
    を選択する手がかりとして表示される時間よりも短い時
    間とされることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか
    に記載の電気機器。
  7. 【請求項7】 前記電気機器は、前記タンク内に溜まっ
    た水分による水位を検知する水位検知手段及び前記除湿
    する空気中の湿度を検知するための湿度検知手段が設け
    られるとともに、除湿運転を行っている間の前記除湿す
    る空気中の湿度のデータ及び除湿運転を開始してからタ
    ンクが満水となるまでの時間のデータが保存されるよう
    にされており、 過去の除湿運転によって保存された前記湿度のデータ及
    びタンクが満水となるまでの時間のデータと当該除湿運
    転を開始する直前の湿度データとに基づいて、前記オー
    トカット運転モードの一の運転モードの制限時間が設定
    されるように構成される請求項1乃至6のいずれかに記
    載の電気機器。
  8. 【請求項8】 前記オートカット運転モードの運転が終
    了すると、該終了したことが前記表示部に表示されるよ
    うに構成される、請求項1乃至7のいずれかに記載の電
    気機器。
  9. 【請求項9】 前記電気機器が、空気中の水分を吸着・
    離脱する吸湿体と、熱交換器と、送風ファンとを本体内
    に有するとともに、前記熱交換器で凝縮させた水分を前
    記タンクに溜めるように構成された請求項1乃至8のい
    ずれかに記載の電気機器。
  10. 【請求項10】 前記電気機器が、本体内に、圧縮機と
    凝縮器と蒸発器と送風ファンとを有するとともに、前記
    圧縮器で凝縮させた水分を前記タンクに溜めるように構
    成された請求項1乃至8のいずれかに記載の電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006289172A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Sharp Corp 空気調和機
JP2018146179A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 シャープ株式会社 空気調和機の制御装置

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