JP2006289172A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振動等によってドレンタンクの水位が変動したときに、誤って運転が停止されることを防ぐ。
【解決手段】 除湿運転中、水位検出センサが一定水位を検出したとき、出力信号を出力する。制御装置は、出力信号が所定時間連続して入力されたか否かを確認する。所定時間連続して入力されたとき、一定水位に達したと判断し、除湿運転を停止する。所定時間連続した入力がなかったとき、一定水位に達していないと判断し、除湿運転を続ける。
【選択図】 図20

Description

本発明は、除湿運転等の冷凍サイクル運転によって発生したドレン水を溜め、ドレン水の水位に応じて冷凍サイクル運転を制御する空気調和機に関する。
除湿機等の空気調和機において、除湿運転を行うと、吸い込んだ空気中の水分が凝縮されてドレン水が発生する。発生したドレン水は、キャビネット内部のドレンタンクに溜められる。このようにドレンタンクにドレン水を溜める方式の空気調和機では、ドレン水が一定水位以上溜まって満水になると、ユーザがドレンタンクを取り出して、水を捨てに行かなければならない。
ドレンタンクに溜まったドレン水の水位を検知するために水位検出器が設けられる。水位検出の方式としては、フロート方式や電極式、光の反射を利用した方式などがある。そして、ドレンタンクの満水が検出されたとき、例えば特許文献1では、制御装置が圧縮機およびファンモータを停止させた後、一定時間が経過するのを待って、報知している。したがって、報知後に、排水タンクを取り出しても、ドレンパンに残っているドレン水がキャビネット内部に滴下することはない。
また、特許文献2でも、ドレンタンクが満水になって、しばらくしてから満水の表示を行う。運転停止後に滴下するドレン水を全てドレンタンクに受け入れてから、ドレンタンクを取り出せる。
特開平6−257785号公報 特開平8−296870号公報
ところで、ドレン水が満水近くまで溜まったとき、キャビネットに外部から衝撃、振動が加わると、ドレンタンクの水面が揺れて、水位が変動する。この水位の変動に応じて、例えば水位検出器のスイッチがオンオフするチャタリング現象が生じる。そのため、満水でないにもかかわらず、水位検出器は満水であると検知してしまう。水位検出器からの出力に応じて運転を制御する制御装置は運転を停止したり再開したりすることを繰り返すといった誤動作が起こる。特に、水位検出器として、フロートとホールICを組み合わせて使用する場合に、この現象が発生しやすい。
また、運転中、マイクロコンピュータ等の制御装置が故障、ノイズ等の何らかの要因により異常になると、水位検出器によりドレン水が満水になったことを検出しても、制御装置では、このことを判断できず、運転を停止せずに続行してしまう。その結果、ドレンタンクからドレン水が溢れ出すという不具合が発生する。
このように、衝撃や振動によるドレン水の水位変動に伴う誤動作あるいは制御装置の異常による誤動作によって、不要な運転停止が起こったり、必要時に運転停止しないといった問題がある。
本発明は、上記に鑑み、誤動作に起因する不要な運転停止をなくすとともに、必要なときには確実に運転停止できる空気調和機の提供を目的とする。
本発明は、冷凍サイクル運転によって発生したドレン水を溜めるドレンタンクと、該ドレンタンク内の水位を検出する水位検出手段と、検出されたドレン水の水位に応じて冷凍サイクル運転を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、前記水位検出手段から出力信号が所定時間連続して入力されたときに、冷凍サイクル運転の制御を行うものである。特に、満水を検出したときの水位検出手段からの出力信号が所定時間連続して入力されたときに、冷凍サイクル運転の運転を停止する。
振動、衝撃等がドレンタンクに加わって、ドレン水の水位が変動したとき、水位検出手段は、変動する水位に応じた出力信号を出力する。制御装置は、水位検出手段からの出力信号を監視し、所定時間内に出力信号が変化する場合は、現状の運転制御を続行する。出力信号が所定時間続くとき、この出力信号に応じた運転に変更する。例えば、出力信号が満水を検出したときの信号であれば、運転が停止される。また、水位に応じて冷凍サイクル運転の強弱を変化させるような運転を行う場合にも、出力信号が所定時間連続して入力されたときに限り、運転の強弱が制御される。
そして、圧縮機を駆動するための駆動部を備え、該駆動部に水位検出手段からの出力信号が入力され、前記駆動部は、所定水位を検出したときの出力信号によって作動を停止する。すなわち、水位検出手段の出力側に駆動部が接続され、該駆動部は、水位検出手段からの出力信号に応じて作動する。
制御装置に異常が発生したときには、ドレンタンクの水位に応じて運転を制御することができなくなる。このとき、ドレンタンクの満水水位あるいはこれよりも高い水位である異常水位のような所定水位が検出されると、水位検出手段からの出力信号が駆動部に直接入力され、駆動部の作動が停止される。したがって、これ以上ドレンタンクの水位が上昇することを防止でき、ドレン水が溢れ出すことはない。
本発明によると、水位検出手段からの出力信号を所定時間監視することにより、振動等の外乱によって水位が変動し、これに起因する誤動作によって運転が停止することを防ぐことができる。したがって、ドレンタンクが満水になるまでは、誤動作によって運転停止することはなく、ユーザは安心して使用できる。
また、制御装置の異常による誤動作があっても、満水等の所定水位が検出されたときには、直接駆動部の作動が停止される。したがって、必要時には必ず運転を停止することができ、安全性の向上を図れる。
本発明の空気調和機の一実施形態である除湿機について説明する。除湿機は、図1に示すように、キャビネット95の前面に前カバー2、側面に側面板12を備え、前側上部に吹出口3を有する。キャビネット95の上面は、緩やかに波打った曲面となっており、操作部4が配置されている。吹出口3には、ルーバ6a,6bが回転可能に設けられている。ルーバ6a,6bには、羽根(図示せず)が形成されている。図1では、ルーバ6a,6bは、羽根のある側を吹出口3の内側に向けた姿勢となっており、羽根のある側とは反対の側である曲面カバーの側を外側に向けている。この状態のとき、曲面カバーによって吹出口3の大部分が塞がれている。除湿運転時には、ルーバ6a,6bは回転し、適切な方向に送風するのに適した姿勢となる。
キャビネット95内には、蒸発器、凝縮器、圧縮機、蒸発器用ファン、凝縮器用ファンが設けられ、蒸発器、凝縮器、圧縮機が冷媒配管によって連結され、冷凍サイクルを形成している。キャビネット95の背面に吸込口が形成され、蒸発器用ファンの駆動によって、吸込口から吸い込まれた空気は、蒸発器を通って吹出口3から冷風として室内に吹出される。また、凝縮器用ファンの駆動によって、室内の空気を取り込んで凝縮器を冷却する。
そして、キャビネット95に、除湿運転によって生じたドレン水を溜めるためのドレンタンク5が着脱可能に内装されている。除湿運転により、蒸発器に空気中の水分が凝縮して、露となって付着し、この露が滴下してドレン水となる。ドレン水は、蒸発器の下方に配された水受け皿に流れ落ち、水受け皿からドレンタンク5に導かれ、ドレンタンク5に溜まる。
ユーザは、ドレンタンク5に溜まった水を捨てる作業を行わなければならない。まず、図2に示すように、前カバー2を手前に倒すようにして取り外す。すると、図3、4に示すように、キャビネット95の内部からドレンタンク5が露出する。キャビネット95の下部にタンク収容凹部7が形成され、ここにドレンタンク5が配置されている。
ドレンタンク5は、上面が開口したタンク本体51と、タンク本体51の開口を塞ぐためのタンク蓋52と、タンク蓋52をタンク本体51に対して固定するためにタンク本体51の側面に取り付けられるタンク蓋固定部材53とから構成され、上部中央に取っ手56を備えている。ユーザは取っ手56を持って、ドレンタンク5を手前、すなわち正面側に倒す。すなわち、図4に示す矢印81の向きにドレンタンク5を倒す。次にユーザは、ドレンタンク5を矢印82の向きに引き上げる。このようにして、ユーザはドレンタンク5をキャビネット95から取り出すことができる。
なお、タンク収容凹部7は、キャビネット95の正面に向かって設けられているが、正面以外の側面に設けられていてもよい。ここで、側面は、左右の側面だけでなく、正面や背面も含むものとする。
図4に示すように、タンク収容凹部7の奥壁の左右に、ドレンタンク5を係止するための爪8がそれぞれ設けられている。ドレンタンク5をタンク収容凹部7内に設置したとき、ドレンタンク5の上部は爪8によって係止されている。爪8は、図5に示すように、ドレンタンク5のタンク蓋52に係止される先端部8aと、先端部8aを弾性支持するばね部8bとを有する。ドレンタンク5の上部に対する係止は緩いものであるので、ユーザの力によってドレンタンク5を矢印81の向きに引っ張ったときに、爪8による係止は容易に外れる。
図6に示すように、タンク収容凹部7の下部に、ドレンタンク5を収容したときに位置決めするための位置決め用突起10が設けられている。位置決め用突起10は、左右方向に長い突起である。すなわち、位置決め用突起10は、ドレンタンク5を取り出す際にドレンタンク5が引き出される向きに対して垂直な方向に長い形状となっている。ここでは、位置決め用突起10は、タンク収容凹部7の底面のほぼ中央に配置され、上に向かって突出している。
なお、図6中、9はドレンタンク5に溜まったドレン水の水位を検出するための水位検出センサであり、タンク収容凹部7の奥壁の中央やや上部に配置されている。水位検出センサ9の働きについては後述する。
本実施の形態のドレンタンク5を図7に示す。ドレンタンク5のタンク本体51は、上部が開口した容器であり、透光性の樹脂によって形成されている。タンク本体51の上部はタンク蓋52によって開閉可能な状態で塞がれている。樹脂製のタンク蓋52は、透光性を有する必要はなくてよい。タンク蓋52は、中央に上向きに延在する取っ手56を有する。タンク蓋52の一端側は開口して、水受入れ部54となっており、他端側には排水口が設けられている。排水口は排水口キャップ55によって閉じられている。
ドレンタンク51の底面51aには、位置決め凹部58が設けられている。図8に示すように、位置決め凹部58は、底面51aの一部をタンク本体51の内側に向かって突出させて形成され、下方から見たときに凹部となる。位置決め凹部58は位置決め用突起10に嵌合されるので、位置決め用突起10の形状に対応して長手形状となっている。
ドレンタンク5に溜まった水を捨てに行く際には、ユーザは、ドレンタンク5をキャビネット95から取り出すときにつかんだ取っ手56をそのまま持って、ドレンタンク5を目的地まで運ぶ。取っ手56は、タンク本体51の一部ではなくタンク蓋52の一部であるが、タンク本体51とタンク蓋52とはタンク蓋固定部材53によって互いに固定されているので、ユーザが取っ手56を持ってドレンタンク5を運ぶときに、タンク蓋52がタンク本体51から外れることはない。ドレンタンク5を目的地に運び終えたユーザは、排出口キャップ55を外し、ドレンタンク5全体を傾けて排出口から水を捨てる。
水を捨てた後、ユーザは、排出口キャップ55を元の位置に取り付け、取っ手56を持ってドレンタンク5をキャビネット95のところまで持ち帰って、ドレンタンク5を装着する。キャビネット95内の位置決め用突起10がドレンタンク5の位置決め凹部58に入り込むように、図4に示す矢印83の向きにドレンタンク5を差し込む。次に矢印84の向きにドレンタンク5を押し込む。すると、タンク収容凹部7内にドレンタンク5が収まり、ドレンタンク5の上部が爪8によって係止される。ユーザは、2ヶ所の爪8がドレンタンク5の上部に正しく掛かるのを目視することによって、ドレンタンク5が正しく設置されたかどうかを確認することができる。ドレンタンク5の位置決め凹部58が正しく位置決め用突起10とかみ合っていない場合、爪8が2ヶ所ともドレンタンク5の上部に掛からず、ドレンタンク5を固定することはできない。
本実施の形態では、爪8は左右の2ヶ所に設けられているが、1ヶ所であっても一応の目的は達せられる。ただし、ドレンタンク5の正しい設置を確実に確認できるようにするためには、爪8は2ヶ所以上に設けられていることが好ましい。
通常の使用では、ドレンタンク5が満水になる度にドレンタンク5を取り外して水を捨てに行き、空になったドレンタンク5を再びキャビネット95に取り付けるという作業のみでよい。しかし、これを繰り返しているうちにドレンタンク5内部が汚れてくる。この場合、ユーザは、ドレンタンク5を分解して清掃することができる。
図8に示すように、タンク本体51の下部に、タンク蓋固定部材53を係合するためのフック受け部60が設けられている。フック受け部60は、タンク本体51の下面外縁部において下方に向けて張り出した板状とされるが、他の形状であってもよい。タンク蓋固定部材53の下部には、フック59が設けられている。フック59は、タンク蓋固定部材53の下端の辺を全長にわたってコの字形に折り曲げた形状となっているが、フック受け部60に引っ掛けることができる形状であれば他の形状であってもよい。フック受け部60は、フック59が上に引っ張る力に対抗してフック59が上に移動しないように保持する。
ドレンタンク5を分解するとき、ユーザは、図9の矢印に示すように、タンク蓋固定部材53の上端のロックを解除する。タンク蓋固定部材53の上部には、直角に折れ曲がるように張り出した板状部53aが形成され、タンク蓋52の上部には、第1ロック部としてのロック突起62が形成されている。タンク蓋固定部材53の板状部53aに、第2ロック部としてのロック穴61が形成される。タンク蓋固定部材53のフック59をフック受け部60に掛けてから第2ロック部を第1ロック部に対して係止させることによって、タンク蓋52がタンク本体51に対して押さえつける姿勢で固定される。したがって、図9に示すように、ロック穴61とロック突起62との係合を解除すると、タンク蓋固定部材53は上側を開くように動かすことができる。下端もフック59がフック受け部60に掛かっているだけであるので、タンク蓋固定部材53は容易に取り外すことができる。
タンク蓋固定部材53をタンク本体51から外すと、図10に示すように、タンク蓋52は上方に引っ張ることによって、タンク蓋52をタンク本体51から外すことができる。さらに排出口キャップ55もタンク蓋52から外すことができる。このようにして、図11に示すように、ドレンタンク5は分解される。図11では排出口キャップ55の下から排出口63が現れている。タンク蓋52をタンク本体51から外した状態では、タンク本体51の上面の開口部51bが開放されているので、タンク本体51の内部の隅々にまで手や道具が届きやすい。したがって、タンク本体51の内面の清掃を十分に行なうことができる。
本実施の形態では、フック59、フック受け部60がドレンタンク5の下側にあり、第1、第2ロック部がドレンタンク5の上側にあるが、このような上下関係になっていることが好ましい。すなわち、フック59をフック受け部60に掛けたり外したりといった動作は、直接その位置を見なくても手探りでも容易に行えるのに対して、第1、第2ロック部を締結したり解除したりする作業は、直接その位置が見えない状態では行いにくい。また、確実かつ迅速な作業のためにユーザから直接見えているドレンタンク5の上側で行うことが好ましいからである。こうすることによって、タンク蓋固定部材53の取付けおよび取外しに手間取ったり、タンク蓋固定部材53が誤って不完全な装着状態になったまま見過ごされたりすることを回避することができる。
ここでは、第1ロック部は上方に向かって突出する突起であり、第2ロック部は取付け時に略水平になる向きに張り出した板状部53aに設けられた貫通穴である。このようになっていれば、ロックの締結/解除の作業が容易にでき、ロックの締結/解除が正常に行われたかどうかが一目瞭然となるので、上記の組み合わせが好ましい。
そして、図7、8に示すように、タンク本体51の側面の内側表面には、凹凸パターンが形成されており、これが水位識別領域57とされる。水位識別領域57の凹凸パターンは縦縞パターンである。タンク本体51のうち水位識別領域57の部分の断面図を図12に示す。図12において、上側がタンク本体51の内側であり、下側がタンク本体51の外側である。タンク本体51の内側表面に線状突起57aが形成される。線状突起57aは、上下方向に平行に延びるように多数設けられ、凹凸パターンを形成する。
図6に示すように、キャビネット95は、タンク収容凹部7内にタンク本体51を設置した状態で水位識別領域57を外部から目視できるようにするための水位確認窓11を有する。水位確認窓11は、キャビネット95の一側の側面板12に縦長に形成されており、ドレンタンク5をキャビネット95内に設置したときには水位識別領域57の様子が水位確認窓11を介して見えるようになっている。
実際に除湿機の側方から水位確認窓11近傍を見たところを図13に示す。水位確認領域57では内側表面に凹凸が設けられているので、屈折率および反射率の関係から、水の入っていない部分と水の入っている部分との見え方に大きな差が生じる。例えば、図13に示すように、水が入っている部分はあまり外光が反射せず黒っぽく見えるのに対して、水が入っていない部分は外光が内側の凹凸パターンで反射して明るく見える。したがって、凹凸パターンが何もない場合に比べて、ユーザにとって水位を確認しやすくなる。
なお、凹凸パターンは縦縞状のものに限らず、他の方向の縞模様やドット模様や一定形状の繰返しパターンであってもよいが、縦縞パターンとした場合、タンク本体51を金型で成形する際に金型から取り出しやすいという利点がある。また、パターンとして単純な形状であるので設計しやすいという利点や、内面に付着した水滴が縦縞に沿って速やかに落下しやすいという利点もある。縦縞パターンを構成する線状突起57aは断面形状が略三角形のものを例示したが、突起57aの断面形状は略三角形に限らず、略半円形、略台形など、他の形状であってもよい。
図11に示すように、タンク蓋52は長手形状をしており、中央に取っ手56があり、一端は水受入れ部54となっている。ドレンタンク5をキャビネット95内に設置したとき、図14に示すように、水受入れ部54が水受け皿に形成されたドレン管13の下方に位置する。水受入れ部54は、漏斗部54aと突出筒部54bとを有する。漏斗部54aは、ドレン管13から落下する水を受け止めて突出筒部54bに導くためのものであり、漏斗状になっていればよい。本実施の形態におけるドレンタンク5では、漏斗部54aは略四角錐の形状となっている。ただし、漏斗部54aは必ずしも対称な略四角錐でなくてもよい。
突出筒部54bはドレン管13の相対的位置に合わせてやや左寄りに配置されている。そのため、漏斗部54aの断面形状も左右非対称なものとなっている。突出筒部54bは、漏斗部54aの最も低い位置から下方に向かって突出する管状に形成され、例えば略四角柱の形状とされる。突出筒部54bは筒状でありさえすれば、断面形状は他の形状であってもよい。突出筒部54bが設けられていることにより、水が入った状態のドレンタンク5を持ち運ぶ際に、水が揺れて跳ねても、跳ねた水が水受入れ部54の外側にこぼれる確率が低減される。
次に、ドレンタンク5に溜まったドレン水の水位を検出するための水位検出手段について説明する。水位検出手段は、ドレン水の水位に応じて変位する被検出体と、この変位を検出する水位検出センサ9とによって構成される。
被検出体として、図11に示すように、フロート31が用いられる。フロート31は、水位に応じて変位するようにタンク本体51内に設けられる。すなわち、タンク本体51は上から見たときに第1の方向90に沿って細長く見えるような扁平な形状をしており、タンク蓋52の下面の第1の方向90における中央に相当する位置にフロート31が取り付けられる。タンク蓋52の下側に、2枚のフロート支持板32が平行に突出して形成され、2枚のフロート支持板32の間に、フロート31が配される。2枚のフロート支持板32の間に差し渡すように、第1の方向90に平行なフロート支持軸33が設けられ、フロート31の他側がフロート支持軸33によって回転可能に保持されている。フロート31の他側を中心にして一側が一定の角度範囲の中で回転可能となっており、回転によってフロート31の一側は略上下に変位する。フロート支持軸33は、ドレンタンク5が扁平に延在する方向と同じ第1の方向90(図11参照)に沿って配置されているので、フロート31の動きは水面の揺れに影響を受けにくい。
フロート31は、図15に示すように、磁石31aと軽量部材31bとフレーム31cとからなる。磁石31aは永久磁石であってよい。軽量部材31bは、例えば発泡スチロールのブロックであってよい。フレーム31cは、樹脂製の枠組みであってよい。磁石31aと軽量部材31bとはフレーム31cによって保持されている。
図16に示すように、タンク蓋固定部材53には、フロート31の一側に対向するようにフロート検出窓34が設けられている。ドレンタンク5には、タンク蓋固定部材53は2枚あり、本当にフロート検出窓34が必要なのは、磁石31aが近接している側のタンク蓋固定部材53のみであるが、部品種類の低減の観点から、タンク蓋固定部材53の2枚ともにフロート検出窓34を設けておいてよい。そして、フロート検出窓34に対向して、水位検出センサ9が配置されている。この非接触式の水位検出センサ9は、例えばホールICを用いた磁気センサとされる。
ドレン水の水面がフロート31に達していない状態では、フロート31は、図16中の実線で示す保持姿勢にある。この保持姿勢では、磁石31aはフロート検出窓34に対向し、タンク本体51の壁面を通じて外側の水位検出センサ9に対向している。なお、フロートは、ストッパにより保持され、保持姿勢より下がらないようになっている。
図17に示すように、ドレンタンク5内の水位が上がってきて、一定水位以上になり、フロート31がドレン水に浸かると、フロート31は軽量部材31bの浮力で浮こうとする。しかし、フロート31はフロート支持軸33によって回転可能に保持されており、フロート支持軸33自体は固定されているので、フロート31は矢印89の向きに回転し、2点鎖線で示す感知姿勢となる。したがって、磁石31aは水位検出センサ9から遠ざかる。水位検出センサ9によって、このフロート31の変位が非接触のまま検出され、フロート31の各姿勢に応じて水位検出センサ9から検知信号がそれぞれ出力される。なお、水位検出センサ9は、非接触式であれば、光学式あるいは電界式のセンサであってもよい。
水位検出センサ9が検出する一定水位として、ドレンタンク5の満水時の水位に設定する。この水位検出センサ9によって、ドレンタンク5の満水を検出する満水検知回路111が構成され、図18に示すように、満水検知回路111は制御装置110に接続される。マイクロコンピュータからなる制御装置110には、圧縮機駆動回路112、冷却モータ駆動回路113、冷風モータ駆動回路114、電磁弁駆動回路115が接続され、これらの回路は制御装置110からの駆動信号によって制御される。
ドレンタンク5の水位が一定水位にまで達していないとき、フロート31は保持姿勢にあり、図19に示すように、水位検出センサ9はオン信号(L信号)を出力する。ドレンタンク5の水位が上がり、一定水位以上になると、フロート31は感知姿勢となり、水位検出センサ9はオフ信号(H信号)を出力する。
制御装置110は、ドレンタンク5の水位が一定水位以上、すなわち満水になったことを検知したとき、圧縮機を駆動するための圧縮機駆動回路112を制御して、除湿運転を停止させるとともに、満水を報知する。ユーザに向けて、例えば「満水」の警告表示をする、あるいは警告音を鳴らす、といった措置を必要なだけ講ずることができる。その結果、ドレンタンク5にドレン水が過剰に溜まることを防止することができる。
ここで、ドレン水が満水近くまで溜まったとき、外部よりキャビネット95に衝撃や振動が加わると、水面が揺れ、フロート31が上下に動く。これに合わせて水位検出センサ9がオンオフするチャタリング現象が生じる。このため、水位検出センサ9からオン信号、オフ信号が制御装置110に繰り返し入力される。
そこで、制御装置110は、水位検出センサ9から出力信号が所定時間連続して入力されたとき、すなわちオン信号あるいはオフ信号のいずれかが所定時間連続して入力されたとき、この出力信号に応じた運転制御を行う。所定時間連続して入力されないとき、すなわちオン信号、オフ信号が交互に入力されたときは、そのまま運転を続行する。
すなわち、図20に示すように、オン/オフの信号がタイマにより計時的にどのように入力したかを確認する。オフ信号が連続的に入力されたことを確認し、オフ信号が所定時間継続されていたら、満水と判断し、除湿運転を停止する。また、オフ信号が所定時間継続されなかったら、満水と判断せずに、誤動作と判断して、除湿運転を継続する。
このように、制御装置110が水位検出センサ9からの出力信号を少なくとも所定時間継続して監視することにより、満水になったか否かを正確に判断することができる。したがって、誤動作による運転停止をなくすことができ、使い勝手のよい除湿機を実現することができる。
次に、他の実施形態として、除湿運転中、制御装置110が故障、ノイズ等の何らかの要因により異常になる場合がある。水位検出センサ9によりドレン水が満水になったことを検出しても、制御装置110では、このことを判断できず、運転を停止せずに続行してしまう。このような場合の対策として、水位検出センサ9の出力信号によって圧縮機駆動回路112の動作を直接制御する。なお、制御装置110は、上記のような水位検出センサ9からの出力信号が所定時間連続して入力されたときの出力信号に応じた運転制御を行わないものとする。
すなわち、図21に示すように、水位検出センサ9であるホールIC105の出力側に圧縮機駆動回路112を接続して、水位検出センサ9の出力信号と制御装置(マイクロコンピュータ)110の駆動信号に基づいて圧縮機駆動回路112が動作するようにする。図中、101aはリレー接点、101bはリレーコイル、102は圧縮機、103は電流増幅用のトランジスタアレイ、104はデジタルトランジスタ、106、107は抵抗、108は電源回路である。
制御装置110が正常である場合、フロート31が保持姿勢にあるとき、ホールIC105のOUT端子からオン信号が出力され、Lo出力となる。オン信号は制御装置110に入力され、制御装置110は、圧縮機駆動回路112に対してHi信号を出力する。デジタルトランジスタ104がオンして、トランジスタアレイ103を介してリレーコイル101bに電流が流れ、リレー接点101aが閉じ、圧縮機102は通電状態となる。これにより、除湿運転が行われる。
ドレンタンク5にドレン水が溜まり、一定水位に達すると、フロート31が感知姿勢となり、ホールIC105内のトランジスタがオフし、OUT端子からオフ信号が制御装置110に出力され、Hi出力になる。
このとき、制御装置110からデジタルトランジスタ104にHi信号が出力されているので、デジタルトランジスタ104のベース−エミッタ間が同電位となり、デジタルトランジスタ104がオフする。すると、リレーコイル101bに電流が流れなくなり、リレー接点101aが開き、圧縮機102は停止して、除湿運転が停止される。そして、制御装置110は正常に動作しているので、ホールIC105のOUT端子からのHi信号を読み取り、満水表示や報知音でユーザに警告を発する。
なお、振動等によってドレン水の水位が変動する場合、ホールIC105からオフ信号とオン信号が繰り返し出力される。この出力信号に応じてデジタルトランジスタ104がオンオフし、圧縮機102の作動と停止が交互に繰り返される。
一方、ノイズや静電気等の影響により暴走して、制御装置110に異常が発生した場合、制御装置110から圧縮機駆動回路112に対しての出力がHi信号のままとなる。制御装置110が満水検知回路111からのオン/オフの信号を読み取れなくなったとしても、一定水位が検出されたときのホールIC105のOUT端子からのHi出力により、強制的に圧縮機102の運転が停止される。したがって、制御装置110の異常による誤動作が起こっても、満水になったときの必要時に確実に運転停止でき、ドレンタンク5から水が溢れ出すことを防げる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。上記のような制御は、除湿機だけでなく、除湿機能を有する空気調和機や冷房専用の空気調和機にも適用できる。
また、上記では、水位検出センサからの出力信号に応じた運転制御と、水位検出センサによる圧縮機駆動回路の直接制御とを別々に行っていたが、これらの制御を組み合わせてもよい。すなわち、ドレンタンクが満水になったとき、水位検出センサがこれを検出したときの出力信号を所定時間連続して出力すると、制御装置は、運転を停止する。しかし、制御装置に異常が発生している場合、このような制御はできず、ドレン水の水位はさらに上がる。そこで、水位検出センサが満水時の水位よりも高い異常水位を検出できるようにしておき、異常水位を検出したときの水位検出センサの出力信号によって圧縮機駆動回路の動作を停止させる。このように、水位検出センサは、満水時および異常水位時にそれぞれ異なる出力信号を出力するようにしておけばよい。そのため、1つの水位検出センサによって、2つの水位を検出してもよく、あるいは満水検出と異常水位検出用の2つの水位検出センサを設けてもよい。
本発明の除湿機の斜視図 前カバーを前側に倒したときの除湿機の斜視図 前カバーを外した除湿機の正面図 ドレンタンクを取外すときの除湿機の斜視図 ドレンタンクの係止部分を示すキャビネットの断面図 ドレンタンクを取外した除湿機の斜視図 ドレンタンクの斜視図 ドレンタンク下部の断面図 タンク蓋固定部材を外すときのドレンタンクの斜視図 タンク蓋固定部材を外したドレンタンクの斜視図 ドレンタンクの分解斜視図 ドレンタンクの水位識別領域の断面図 除湿機の水位確認窓を示す図 ドレンタンクの水受入れ部近傍の断面図 ドレンタンク上部の内部構造を示す斜視図 フロートの動きを示す図 ドレン水が溜まったドレンタンクの内部を示す図 除湿機の制御ブロック図 フロートの姿勢と水位検出センサの出力信号との関係を示す図 水位検出時の制御動作のフローチャート 除湿機の圧縮機の駆動回路図
符号の説明
5 ドレンタンク
9 水位検出センサ
31 フロート
102 圧縮機
110 制御装置
111 満水検知回路
112 圧縮機駆動回路

Claims (5)

  1. 冷凍サイクル運転によって発生したドレン水を溜めるドレンタンクと、該ドレンタンク内の水位を検出する水位検出手段と、検出されたドレン水の水位に応じて冷凍サイクル運転を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、前記水位検出手段から出力信号が所定時間連続して入力されたときに、冷凍サイクル運転の制御を行うことを特徴とする空気調和機。
  2. 冷凍サイクル運転によって発生したドレン水を溜めるドレンタンクと、該ドレンタンク内の水位を検出する水位検出手段と、検出されたドレン水の水位に応じて冷凍サイクル運転を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、満水を検出したときの前記水位検出手段からの出力信号が所定時間連続して入力されたときに、冷凍サイクル運転の運転を停止することを特徴とする空気調和機。
  3. 圧縮機を駆動するための駆動部を備え、該駆動部に水位検出手段からの出力信号が入力され、前記駆動部は、所定水位を検出したときの出力信号によって作動を停止することを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機。
  4. 圧縮機を駆動するための駆動部と、冷凍サイクル運転によって発生したドレン水を溜めるドレンタンクと、該ドレンタンク内の水位を検出する水位検出手段と、検出されたドレン水の水位に応じて前記駆動部を制御して冷凍サイクル運転を行う制御装置とを備え、前記水位検出手段の出力側に前記駆動部が接続され、該駆動部は、前記水位検出手段からの出力信号に応じて作動することを特徴とする空気調和機。
  5. 駆動部は、制御装置からの駆動信号と水位検出手段からの出力信号に基づいて作動し、所定水位を検出したときの前記水位検出手段からの出力信号によって作動を停止することを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
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