JP2008207048A - 除湿装置 - Google Patents

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Atsunori Nagata
篤範 永田
Takeshi Kinoshita
剛 木下
Ayumi Kako
あゆみ 加来
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本体から離れていても運転状態が判別しやすく、自動運転等の入力の切り替りも一見して分かりやすい除湿装置を提供する。
【解決手段】本体1に設けた圧縮機2、放熱器3、膨張機構4および吸熱器5からなるヒートポンプ18と、吸湿部20および放湿部21からなる吸放湿手段19と、ヒートポンプ18のみの運転または吸放湿手段19との連携運転を、手動または自動で行なうように設定する操作部6と、運転状態を表示する上面表示部7a、前面表示部7bを有し、前面表示部7bは本体1前面に露出した拡散板13と第2のLED12a、12b、12cを備え、操作部6のスイッチ素子14a、14bと、上面表示部7a、前面表示部7bの第1のLED11、第2のLED12a、12b、12cを、全て水平に設けた一つの電装基板14に載置することにより、構造が簡単で前面表示部7bの視認性のよい除湿装置が得られる。
【選択図】図2

Description

本発明は、本体に冷凍サイクルを備え、本体を運転するための操作部と、運転状態を表示する表示部を備えた除湿装置に関する。
従来のこの種の除湿装置は、本体の表面に運転用の操作部を備えるとともに、運転状態を知らせる表示部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その除湿装置について図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、本体101内に冷凍サイクルとドレンタンク103を備え、吸込口104から吸込んだ空気を冷凍サイクルを用いて冷却することで空気中の水分を結露させ、さらに加熱して乾燥空気を吹出口107より排出するとともに、発生した結露水をドレンタンク103に収容する除湿機に於いて、本体101の前面上部に操作部108と液晶表示部109を設け、運転状況を発光により表示する縦長のカラー表示器110を本体101前面の略中央に設けることにより、カラー表示器110を操作部108とは独立して離れた位置に設けたものである。
特開2002−364876号公報(図1、図4、〜[0019])
このような従来の除湿機では、表示用の部品として液晶表示部や縦長のカラー表示器を使用しているので、高価な部品と複雑な構造により製造コストが高くなるという課題があり、高価な部品を使用せずに、部品点数を減らして簡単な構造として、製造コストを低減することが要求されている。
また、部屋の湿度や温度に応じて運転状態を切替える自動運転のときに、運転状態や部品の駆動切り換え状況の分かる細かい表示手段がなく、特にハイブリッド方式(冷凍サイクルと除湿ロータを組み合わせた方式)において、冷凍サイクルのみの除湿運転なのか、吸湿ロータも動作しているのか、などが分からないという課題があり、除湿運転中の主要部品の運転状況を表示することが要求されている。
本発明は上記課題を解決するものであり、本体の操作性を確保しつつ、本体から離れていても運転状態が判別しやすい表示機能を安価に製造できるとともに、自動運転中における主要部品の運転状況を分かりやすく表示できる除湿装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明が講じた第1の課題解決手段は、本体に設けた圧縮機、放熱器、膨張機構および吸熱器からなるヒートポンプと、吸湿部および放湿部からなる吸放湿手段と、前記ヒートポンプのみの運転または前記吸放湿手段との連携運転を、手動または自動で行なうように設定する操作ユニットと、運転状態を表示する表示ユニットを有し、前記操作ユニットは前記本体の上面前方に設けた操作ボタンおよびスイッチ素子を備え、前記表示ユニットは本体の上面と前面にそれぞれ設けた上面表示部と前面表示部からなり、前記上面表示部は前記操作ボタンより後方に配した第1のLEDを備え、前記前面表示部は本体前面に設けた第2のLEDを備え、前記スイッチ素子と第1、第2のLEDを、水平に設けた一つの電装基板に載置してなるものである。
この手段により、操作ユニットは本体の上面前方に設けて操作性を確保し、本体の上面と正面の2方向から確認できる表示部を、簡単な構成で安価に製造することができる。
また、本発明が講じた第2の課題解決手段は、前面表示部は本体の前面上部に露出した拡散板を設け、この拡散板を第2のLEDの直前に配置してなるものである。
この手段により、本体の前面上部に露出した拡散板を通して、第2のLEDの発光を拡散して表示することができる。
また、本発明が講じた第3の課題解決手段は、拡散板に弾性を有するスイッチ伝達部を一体に形成し、操作ユニットの操作ボタンの操作力をスイッチ素子に伝達してなるものである。
この手段により、拡散板にスイッチ伝達部を一体に形成することができ、部品を共用して部品点数を減らし、組立作業性も向上して安価に製造ができる。
また、本発明が講じた第4の課題解決手段は、本体上部を傾斜面に形成し、この傾斜面に合わせて拡散板を傾斜して露出してなるものである。
この手段により、前面の運転状態表示部が水平方向からだけでなく斜め方向からの視認性も向上できることとなる。
また、本発明が講じた第5の課題解決手段は、体の前面を照射する第2のLEDに対応して、拡散板の裏面にローレット加工したものである。
この手段により、拡散板のローレット加工により、第2LEDの輪郭が拡大して見えるので視認性が高まるとともに、拡散板の表面での拡散光が変化することにより、本体から離れていても使用者に的確に認知させることができる。
また、本発明が講じた第6の課題解決手段は、拡散板の底面に前方に上向きの傾斜面を形成し、前記拡散板の底面にローレット加工してなるものである。
この手段により、拡散板の裏面だけでなく、底面にもローレット加工を施すことにより、拡散板の表面での発光を見た目に美しくするだけでなく、本体の前面、斜め上方向および上方に発光を拡散させることで、各方向の視認性を同時に向上させることができる。
また、本発明が講じた第7の課題解決手段は、前面表示部の第2のLEDを少なくとも2つ設け、ヒートポンプのみの運転または吸放湿手段との連携運転に対応して、前記第2のLEDはそれぞれ異なる発光色を点灯してなるものである。
この手段により、ヒートポンプだけの運転による除湿運転なのか、ヒートポンプと吸湿材の共同運転による除湿運転なのかを、前面表示部の発光色の違いで表示できるので運転状態が分かり易くなる。
また、本発明が講じた第8の課題解決手段は、前面表示部の第2のLEDを3つ以上設けるとともに、吸放湿手段の放湿量を調節する調節手段を有し、この調節手段による吸放湿手段の放湿量に合わせて、前記第2のLEDの点灯数を変更してなるものである。
この手段により、前面表示部のLEDの点灯数の変化により、現時点での運転状態とその切り替り状況を分かり易く表示することができる。
また、本発明が講じた第9の課題解決手段は、本体に湿度センサーを設け、前面表示部に湿度表示部を設けてなるものである。
この手段により、部屋の湿度に伴う運転状態と入力の切り替りの状態変化がわかり易くなる。
また、本発明が講じた第10の課題解決手段は、本体に排水タンクと満水検出手段を設け、前面表示部に満水表示部を設けてなるものである。
この手段により、通常時の運転状態に加え、タンクが満水となり運転が停止したことが確認し易くなる。
また、本発明が講じた第11の課題解決手段は、前面表示部に本体内の異常を検知して報知する点検表示部を設け、異常場所を特定できるようにしたものである。
この手段により、通常時の運転状態に加え、製品が故障した場合や、運転が自動的に停止した場合でも、前面表示部に設けた点検表示手段の組み合わされた表示をもとに、異常状態の部品や原因を突き止めることができるように、分かりやすく表示できることになる。
本願発明によれば、本体の上方と前方から運転状況を確認できる表示ユニットを、安価な部品と簡単な構成で製造できるようにして、操作ユニットの操作性を確保しつつ、視認性のよい表示ユニットを備えた除湿装置を提供することができる。
また、拡散板にスイッチ伝達部を一体に形成することができ、部品を共用して部品点数を減らし、組立作業性も向上して安価に製造することができる。
また、拡散板の裏面のローレット加工によってLED発光の輪郭が広がり見た目に美しく映るとともに、拡散光が増進されて視認性が高まる。
また、拡散板の底面にもローレット加工することにより、本体の前面、斜め上方、真上にLEDの発光を拡散させることで、各方向の視認性を同時に向上させることができ、また室内のインテリア性も高めることができる。
また、ヒートポンプだけの運転による除湿運転なのか、ヒートポンプと吸湿材の共同運転による除湿運転なのかを前面表示部に表示できるので、本体内の主要部品の運転状態を的確に表示することができる。
また、部屋の湿度変化に伴う運転状態と切替状況を分かり易く表示することができる。
また、通常時の運転状態に加え、タンクが満水となり運転が停止したことが確認し易くなる。
また、通常時の運転状態に加え、製品が故障した場合や、運転が自動的に停止した場合でも、前面表示部に設けた点検表示手段の組み合わされた表示をもとに、異常状態の部品や原因を突き止めることができるように、分かりやすく表示することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、本体に設けた圧縮機、放熱器、膨張機構および吸熱器からなるヒートポンプと、吸湿部および放湿部からなる吸放湿手段と、前記ヒートポンプのみの運転または前記吸放湿手段との連携運転を、手動または自動で行なうように設定する操作ユニットと、運転状態を表示する表示ユニットを有し、前記操作ユニットは前記本体の上面前方に設けた操作ボタンおよびスイッチ素子を備え、前記表示ユニットは本体の上面と前面にそれぞれ設けた上面表示部と前面表示部からなり、前記上面表示部は前記操作ボタンより後方に配した第1のLEDを備え、前記前面表示部は本体前面に設けた第2のLEDを備え、前記スイッチ素子と第1、第2のLEDを、水平に設けた一つの電装基板に載置してなるものであり、操作ユニットは本体の上面前方に設けて操作性を確保するとともに、本体の2方向から確認できる表示部として上面表示部と前面表示部を設け、各表示部のLEDをスイッチ素子とともに一つの電装基板に載置することで、高価な部品を使用せずに、簡単な構成で組立できるという作用を有する。
また、本発明の請求項2記載の発明は、前面表示部は本体の前面上部に露出した拡散板を設け、この拡散板を第2のLEDの直前に配置してなるものであり、本体の前面上部に露出した拡散板を通して、第2のLEDの発光を拡散して表示することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項3記載の発明は、拡散板に弾性を有するスイッチ伝達部を一体に形成し、操作ユニットの操作ボタンの操作力をスイッチ素子に伝達してなるものであり、拡散板にスイッチ伝達部を一体に形成することで部品を共有化でき、組立作業性も向上することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項4記載の発明は、本体上部を傾斜面に形成し、この傾斜面に合わせて拡散板を傾斜して露出してなるものであり、前面の運転状態表示部が水平方向からだけでなく、斜め方向からの視認性も向上できるという作用を有する。
また、本発明の請求項5記載の発明は、本体の前面を照射する第2のLEDに対応して、拡散板の裏面にローレット加工してなるものであり、拡散板のローレット加工により、第2LEDの輪郭が拡大して見えるので視認性が高まるとともに、拡散板の表面での拡散光が変化することにより、本体から離れていても使用者に的確に認知させることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項6記載の発明は、拡散板の底面に前方に上向きの傾斜面を形成し、前記拡散板の底面にローレット加工してなるものであり、拡散板の裏面だけでなく、底面にもローレット加工を施すことにより、拡散板の表面での発光を見た目に美しくするだけでなく、本体の前面、斜め上方向および上方に発光を拡散させることで、各方向の視認性を同時に向上させることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項7記載の発明は、前面表示部の第2のLEDを少なくとも2つ設け、ヒートポンプのみの運転または吸放湿手段との連携運転に対応して、前記第2のLEDはそれぞれ異なる発光色を点灯してなるものであり、ヒートポンプだけの運転による除湿運転なのか、ヒートポンプと吸湿材の共同運転による除湿運転なのかを、前面表示部の発光色の違いで表示できるので運転状態が分かり易くなるという作用を有する。
また、本発明の請求項8記載の発明は、前面表示部の第2のLEDを3つ以上設けるとともに、吸放湿手段の放湿量を調節する調節手段を有し、この調節手段による吸放湿手段の放湿量に合わせて、前記LEDの点灯数を変更してなるものであり、調節手段により本体内の主要部品の駆動状況が切り替る場合でも、前面表示部のLEDの点灯数の変化により、現時点での運転状態とその切り替り状況を分かり易く表示できるという作用を有する。
また、本発明の請求項9記載の発明は、本体に湿度センサーを設け、前面表示部に湿度表示部を設けてなるものであり、部屋の湿度に伴う運転状態と入力の切り替りの状態変化がわかり易くなるという作用を有する。
また、本発明の請求項10記載の発明は、本体に排水タンクと満水検出手段を設け、前面表示部に満水表示部を設けてなるものであり、通常時の運転状態に加え、タンクが満水となり運転が停止したことが確認し易くなるという作用を有する。
また、本発明の請求項11記載の発明は、前面表示部に本体内の異常を検知して報知する点検表示部を設け、異常場所を特定できるようにしたものであり、通常時の運転状態に加え、製品が故障した場合や、運転が自動的に停止した場合でも、前面表示部に設けた点検表示手段の組み合わされた表示をもとに、異常状態の部品や原因を突き止めることができるように、分かりやすく表示できるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
ここでは、本発明の請求項1乃至4および請求項7の実施の形態について説明する。
図1に示すように、除湿装置の本体1内に、圧縮機2、放熱器3、膨張機構4、吸熱器5を配管接続した冷媒回路36と、供給空気から吸湿する吸湿部20および供給空気に放湿する放湿部21を有する吸放湿手段19を設け、冷媒回路36内に冷媒17を充填している。
また、本体1には吸込口24と吹出口13を開口し、メイン送風機31とバイパス送風機32の運転によって、吸込口24から除湿対象空気16と加熱対象空気33と第2除湿対象空気34を本体1内に供給する構成としている。そして、本体1内に供給された除湿対象空気16が、メイン送風機31によって放熱器3、加熱ヒータ23、放湿部21、吸熱器5、吸湿部20に順に供給されて吹出口13より本体1外部に流出する。
また、加熱対象空気33が、バイパス送風機32によって、除湿対象空気16と同一方向から放熱器3に供給されて吹出口13より本体1外部に流出し、また、第2除湿対象空気34が、バイパス送風機32によって、除湿対象空気16と同一方向から吸湿部20に供給されて吹出口13より本体1外部に流出するように風路を形成している。そして、圧縮機2により冷媒17を圧縮することによって、冷媒17が、放熱器3、膨張機構4、吸熱器5の順に冷媒回路36内を循環し、放熱器3に供給される除湿対象空気16および加熱対象空気33に対して放熱するとともに吸熱器5に供給される除湿対象空気16から吸熱することによってヒートポンプ18を機能させている。また、吸熱器5を乾燥させる乾燥手段の一つとして、加熱手段である加熱ヒータ23を備え、放湿部21の前段に設けた構成としている。
吸放湿手段19は、吸着剤7が担持された軸方向に通風可能な円筒状のハニカムローター8を備えており、このハニカムローター8を回動自在に回転軸で支持している。
また、吸湿部20に供給される除湿対象空気16と放湿部21に供給される除湿対象空気16の相互流通を抑制するように風路を仕切っており、ハニカムローター8の回転によって吸着剤7は、吸湿部20における除湿対象空気16との接触と放湿部21における除湿対象空気16との接触を繰り返すことになる。この吸着剤7は、晒される空気の相対湿度が高ければ多くの水分を保持でき、相対湿度が低くなると保持可能な水分量が減少する特性を有しているので、相対湿度の異なる複数の空気との接触を繰り返せば、各々の相対湿度における吸着剤7の保持可能な水分量の差に応じて水分の吸脱着が行われることになる。ここで、吸湿部20で吸着剤7と接触する除湿対象空気16は、吸熱器5において冷媒17の吸熱により冷却された高い相対湿度の空気であり、放湿部21で吸着剤7と接触する除湿対象空気16は、放熱器3において冷媒17の放熱により加熱された低い相対湿度の空気であるので、この相対湿度の差によって、吸着剤7の吸脱着作用がなされて吸放湿手段19が機能することになる。
図2および図3および図4に示すように、除湿装置である本体1の天面には、操作部6と運転状態を表示する上面表示部7aと前面表示部7bが設けられている。操作部6には、本体1の運転を入切するための運転スイッチボタン9と、除湿運転モードを選択するための除湿スイッチボタン10が設けられ、本体1内に設けた電装基板14には運転スイッチボタン9、除湿スイッチボタン10に対応してスイッチ素子14aが搭載されている。また操作部6の後方には上面表示部7aが配置され、上面表示部7aの発光源として、電装基板14に搭載された第1のLED11が上面表示部7aの下部に収納されている。また本体1の前面上部には、操作部6に近接して、運転状態を表示する前面表示部7bが配置され、前面表示部7bの発光源として、電装基板14に搭載された第2のLED12a、12bが前面表示部7bの後方に収納され、第2のLED12aは青色、第2のLED12bは橙色の光源を有している。
また上面表示部7aと前面表示部7bは第1のLED11、第2のLED12a、12bの発光を拡散するための拡散板13を共有して備え、第1のLED11,第2のLED12a,12bの先端を覆うように一体に設けられている。そして拡散板13には電装基板14に配置されたスイッチ素子14a、14bを押すためのスイッチ伝達部13a、13bが一体に形成されている。
上記構成において、使用者が運転スイッチボタン9を押すと、スイッチ伝達部13aを介してスイッチ素子14aにより主電源が入力される。次に除湿スイッチボタン10を押して除湿運転モードを選択すると、スイッチ伝達部13bを介してスイッチ素子14bが入力され、選択された運転モードで除湿運転を開始する。同時に、入力された運転モードが上面表示部7aに表示される。このとき、圧縮機2、放熱器3、膨張機構4、吸熱器5を配管接続した冷媒回路36の運転による冷凍方式の除湿運転時には、前面表示部7bの第2のLED12aを点灯させる。また、この冷媒回路36の運転に加えて、吸放湿手段19も駆動するハイブリッド式の除湿運転時には、前面表示部7bの第2のLED12a、12bを同時に点灯させる。これにより、使用者は設定した運転モードを上面表示部7aで視認できるとともに、運転状況を前面表示部7bで視認できるため、運転の設定状態と現時点の運転状況を容易に確認することができる。
たとえば、除湿スイッチボタン10で自動運転モードを選択したときは、運転条件に応じて、冷凍方式とハイブリッド方式のどちらかが自動的に実施されることになるが、使用者は実施中の運転状態を本体1前面の前面表示部7bで確認することができる。
なお、第2のLED12a、12bは2色発光のLEDとしても良く、冷媒回路36の冷凍方式の運転時は第2のLED12a、12bとも青色を発光し、冷媒回路36と吸放湿手段19のハイブリッド方式の運転時には第2のLED12aを青色、12bを橙色に発光させる構成としてもよい。
(実施の形態2)
ここでは、本発明の請求項5の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態以降において、先の実施の形態に示したものと同一構成のものは、同一番号を付して詳しい説明は省略する。
図5に示すように、本体1前面に設けた傾斜部分に前面表示部7bの拡散板13の一端を露出させ、露出させた拡散板13の裏面にはローレット加工部28を設けている。ローレット加工部28により第2のLED12a、第2のLED12bの発光は、その凹凸によって拡散され、拡散部13の表面で面状に発光されるので、見た目にも美しく、また視認性も向上する。
このように、拡散板13のローレット加工部28により、第2のLED12a,12bの輪郭が拡大して見えるので視認性が高まるとともに、拡散板13の表面での拡散光が変化することにより、本体1から離れていても使用者に的確に認知させることができる。
(実施の形態3)
ここでは、本発明の請求項6の実施の形態について説明する。
図6に示すように、本体1表面に露出させた拡散板13の裏面にはローレット加工部28を設け、さらに拡散板13の底部には前方に上向きの傾斜面を形成し、この傾斜面にもローレット加工部29を設けている。ローレット加工部29により第2のLED12a、第2のLED12bの発光はローレットの凹凸によって拡散され、拡散部13の表面で面状に拡大されるので、見た目にも美しく、また視認性も向上する。さらに第2のLED12a、第2のLED12bからの水平方向の発光を反射して、上方向に角度を変えることができる。
このように、拡散部13裏面のローレット加工部28に加え、拡散部13の先端底面の傾斜面にもローレット加工部29を設けているので、上方への光の拡散が増え、水平方向からの視認性が向上するだけでなく、上方からの視認性も向上するため、使用者が本体1に接近して運転スイッチボタン9を押す場合でも、姿勢を崩すことなく、容易に本体1の前面表示部7bの表示内容を確認することができる。
(実施の形態4)
ここでは、本発明の請求項8の実施の形態について説明する。
図1および図7に示すように、放湿部21には放湿量を調節できる入力切替手段として加熱ヒータ23を設けている。本体1前面には運転状態を表示する前面表示部7bを設け、前面表示部7bの後方に第2のLED12a、12b、12cが設けられている。第2のLED12aは青色、第2のLED12b、12cは橙色に発光するのLEDを使用している。
使用者が運転スイッチボタン9を押し、次に除湿スイッチボタン10で運転モ−ドを設定すると、設定した運転モードで除湿運転を開始するとともに、上面表示部7aに設定した運転モードに相当する表示を、第2のLED12a、12b、12cの発光で行なう。
すなわち、冷凍方式の除湿運転の場合には、図7(イ)に示すように、第2のLED12aのみを点灯させる。また、ハイブリッド式の除湿運転の場合で、加熱ヒータ23の入力が小さいときには、図7(ロ)に示すように、第2のLED12a、12bを同時に点灯させる。加熱ヒータ23の入力が大きいときには、図7(ハ)に示すように、第2のLED12a、12b、12cを同時に点灯させる。
これより、使用者は設定した運転モードを、本体1の上面表示部7aで視認できるとともに、本体1前面に設けた前面表示部7bの第2のLED12a、12b、12cの点灯・消灯により視認できるため、運転の設定状態と運転状況を容易に確認できる。
なお、第2のLED12a、12b、12cは2色発光のLEDとしてもよく、冷凍方式の運転時には第2のLED12a、12b、12cとも青色に発光させ、ハイブリッド式の運転の場合において、放湿手段の入力が小さいときには、第2のLED12a、12bを青色、第2のLED12cを橙色に発光させ、放湿手段の入力が大きいときはには第2のLED12aを青色、第2のLED12b、12cを橙色に発光させる構成としてもよい。
(実施の形態5)
ここでは、本発明の請求項9,10および11の実施の形態について説明する。
図8に示すように、本体1の前面に設けた前面表示部7bに室内での湿度表示部15、満水状態表示部26および点検表示部27を設けている。本体1内部には湿度を検出する湿度センサー(図示せず)を有し、湿度を検出して湿度表示部15に表示する。また、室内の湿度が高いときは放湿部21の放湿量を調節できる加熱ヒータ23の入力を大きくし、室内湿度の低下とともに加熱ヒータ23の入力を下げるように切替え、さらに湿度が低いときには冷媒回路36のみの運転となるように自動制御される構成としている。これにより室内湿度によって運転状況が変化している状態が分かり易く表示でき、本体から離れていても運転状況を使用者が理解しやすく表示できるものである。
また、タンク22内に除湿水が溜まり、満水状態となったとき、タンク22内に設けた満水検出手段(図示せず)により運転を停止して、本体1前面の満水表示部26に表示する。このときも同様に、本体から離れていても運転状況を使用者が理解しやすく表示できるものである。
また、本体内のバイパス送風機32やメイン送風機31の故障等の異常が生じたときには、本体1前面の点検表示部27を表示させる。さらに、製品が故障した場合や、運転が自動的に停止した場合でも、前面表示部7bに設けた点検表示部27の組み合わされた表示をもとに、異常状態の部品の特定や原因を突き止めることができるように、分かりやすく表示することができる。
以上のように本発明にかかる除湿装置は、天面と前面の拡散板を一体で構成し簡易な構成で、運転状態を前面に視認性良く表示できるものであり、除湿機の制御状態の分かり易い表示が所望される用途に適している。
本発明の実施形態1、5にかかる除湿装置の概略構成図 同、除湿装置の前面斜視図 同、除湿装置の前面斜視の拡大図 同、除湿装置の概略断面図 同、実施形態2にかかる要部拡大の概略断面図 同、実施形態3にかかる要部拡大の概略断面図 同、除湿装置の前面表示部を示す図((イ)同、実施形態4にかかる冷凍方式の除湿運転時の前面表示部の拡大図、(ロ)同、ハイブリッド方式のヒータ入力小での除湿運転時の前面表示部の拡大図、(ハ)同、ハイブリッド方式のヒータ入力大での除湿運転時の前面表示部の拡大図) 同、実施形態5にかかる除湿装置の前面斜視の拡大図 従来の除湿装置の概略構成を示した図
符号の説明
1 本体
2 圧縮機
3 放熱器
4 膨張機構
5 吸熱器
6 操作部
7a 上面表示部
7b 前面表示部
9 運転スイッチボタン
10 除湿スイッチボタン
11 第1のLED
12a 第2のLED
12b 第2のLED
12c 第2のLED
13 拡散板
13a スイッチ伝達部
14 電装基板
14a スイッチ素子
14b スイッチ素子
15 湿度表示部
18 ヒートポンプ
19 吸放湿手段
20 吸湿部
21 放湿部
23 加熱ヒータ
24 吸込口
26 満水表示部
27 点検表示部
28 ローレット加工部
29 ローレット加工部

Claims (11)

  1. 本体に設けた圧縮機、放熱器、膨張機構および吸熱器からなるヒートポンプと、吸湿部および放湿部からなる吸放湿手段と、前記ヒートポンプのみの運転または前記吸放湿手段との連携運転を、手動または自動で行なうように設定する操作ユニットと、運転状態を表示する表示ユニットを有し、前記操作ユニットは前記本体の上面前方に設けた操作ボタンおよびスイッチ素子を備え、前記表示ユニットは本体の上面と前面にそれぞれ設けた上面表示部と前面表示部からなり、前記上面表示部は前記操作ボタンより後方に配した第1のLEDを備え、前記前面表示部は本体前面に設けた第2のLEDを備え、前記スイッチ素子と第1、第2のLEDを、水平に設けた一つの電装基板に載置してなる除湿装置。
  2. 前面表示部は本体の前面上部に露出した拡散板を設け、この拡散板を第2のLEDの直前に配置してなる請求項1記載の除湿装置。
  3. 拡散板に弾性を有するスイッチ伝達部を一体に形成し、操作ユニットの操作ボタンの操作力をスイッチ素子に伝達してなる請求項2記載の除湿装置。
  4. 本体上部を傾斜面に形成し、この傾斜面に合わせて拡散板を傾斜して露出してなる請求項3記載の除湿装置。
  5. 本体の前面を照射する第2のLEDに対応して、拡散板の裏面にローレット加工部を設けてなる請求項2〜4のいずれかに記載の除湿装置。
  6. 拡散板の底面に前方に上向きの傾斜面を形成し、前記拡散板の底面にローレット加工部を設けてなる請求項5記載の除湿装置。
  7. 前面表示部の第2のLEDを少なくとも2つ設け、ヒートポンプのみの運転または吸放湿手段との連携運転に対応して、前記第2のLEDはそれぞれ異なる発光色を点灯してなる請求項1〜6のいずれかに記載の除湿装置。
  8. 前面表示部の第2のLEDを3つ以上設けるとともに、吸放湿手段の放湿量を調節する調節手段を有し、この調節手段による吸放湿手段の放湿量に合わせて、前記LEDの点灯数を変更してなる請求項1〜7のいずれかに記載の除湿装置。
  9. 本体に湿度センサーを設け、前面表示部に湿度表示部を設けてなる請求項7または8記載の除湿装置。
  10. 本体に排水タンクと満水検出手段を設け、前面表示部に満水表示部を設けてなる請求項8または9記載の除湿装置。
  11. 前面表示部に本体内の異常を検知して報知する点検表示部を設け、異常場所を特定できるようにした請求項7〜10いずれかに記載の除湿装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011052583A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Mitsubishi Electric Corp 送風装置
JP2019093379A (ja) * 2018-09-26 2019-06-20 アイリスオーヤマ株式会社 空気調和装置
JP2020128874A (ja) * 2018-08-07 2020-08-27 ダイキン工業株式会社 空気通路構造、空気処理装置、および空気処理システム

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