JP2018146015A - 旋回座軸受 - Google Patents

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【課題】歯車輪を構成する分割体が周方向外側に変形しても、歯車の寸法精度の低下を抑制することができる旋回座軸受を提供する。【解決手段】旋回座軸受10は、内輪11と、外輪12と、内外輪11,12の間に転動自在に設けられたころ13〜15と、外周面に多数の歯17を有し、内周面が外輪12に結合部材によって連結されている歯車輪16と、を備える。歯車輪16は、周方向に分割された複数の分割体16Dで構成されており、隣り合う分割体16Dの周方向に対向している端面19同士の間には、径方向の一部に逃がし空間30が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、旋回座軸受に関する。
シールド掘進機のカッターヘッド用軸受や大型建設機械のターンテーブル用軸受等の旋回部に使用される旋回座軸受には、内輪及び外輪と、これらの間に転動可能に設けられた1列又は複数列の転動体と、外輪の外周側に固定されるとともに外歯を有する歯車輪と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の旋回座軸受のうち、特に大型のシールド掘進機に用いられるものは非常に大径となるため、そのままでは陸上を運搬することが困難になる。そのため、内輪、外輪、及び歯車輪を周方向の所定位置で複数の分割体に分割し、運搬後に複数の分割体を組み立てることが行われている。複数の分割体の組み立て時には、内輪、外輪、及び歯車輪の各分割位置を周方向にずらした状態でボルトで連結するようになっている。
図7に示すように、歯車輪の分割体112は、外周面に多数の外歯112Dが形成されており、周方向の両端面には、隣接する分割体112との合わせ面112Cが形成されている。また、分割体112には、前記ボルトが挿通される多数の挿通孔112Eが、周方向に等間隔をあけて軸方向に貫通して形成されている。
特開2010−190324号公報
前記歯車輪の分割体112を製作する際には、まず、分割体素材の周方向の端面に、合わせ面112Cを加工した後、分割体素材の外周面に多数の外歯112Dを加工する。次いで、後工程として、外歯112Dの熱処理や、分割体素材に多数の挿通孔112Eを加工する孔加工や、分割体素材の軸方向の両側面112F及び内周面112Gを切削する切削加工が行われる。
しかし、このように製作された分割体112では、前記熱処理や孔加工等により内部の応力バランスが変化することで、合わせ面112Cが周方向外側に広がるように変形する場合がある(矢印a参照)。この場合、図7の二点鎖線で示すように、合わせ面112Cの径方向外端部から径方向内端部へ向かうほど、周方向外側への変形量が徐々に大きくなる。
このため、上記のような変形が生じると、図8に示すように、隣り合う分割体112の合わせ面112C同士を合わせたときに、両合わせ面112Cの径方向内端部のみが互いに接触し、両合わせ面112Cの径方向外端部同士の間が周方向に大きく開いた状態となる。その結果、両合わせ面112Cを跨いで配置される外歯112D同士のピッチ112Hが大きく広がるので、歯車の寸法精度が大きく低下してしまう。このため、分割体112に前記変形が生じた場合には、合わせ面112Cを加工し直す必要があった。
そこで、本発明は、歯車輪を構成する分割体が周方向外側に変形しても、歯車の寸法精度の低下を抑制することができる旋回座軸受を提供することを目的とする。
本発明は、一対の軌道輪と、これらの軌道輪の間に転動自在に設けられた転動体と、外周面及び内周面のうちの一方の周面に多数の歯を有し、他方の周面が一方の軌道輪に結合部材によって連結されている歯車輪と、を備える旋回座軸受であって、前記歯車輪は、周方向に分割された複数の分割体で構成されており、隣り合う前記分割体の周方向に対向している端面同士の間には、径方向の一部に空間が形成されている、旋回座軸受である。
本発明によれば、歯車輪を構成する各分割体の周方向の端面が周方向外側に変形しても、その変形を前記空間によって逃がすことができる。その結果、隣り合う分割体において周方向に対向している端面間を跨いで配置された歯同士のピッチが大きく変化するのを抑制することができる。これにより、歯車輪を構成する分割体が周方向外側に変形しても、歯車の寸法精度の低下を抑制することができる。
前記空間は、前記端面同士のうちの一方の端面のみに形成されているのが好ましい。この場合、前記空間を容易に形成することができる。
前記端面同士の一方の端面における前記一方の周面側の径方向端部と、前記端面同士の他方の端面における前記一方の周面側の径方向端部とが接触しており、前記空間は、前記一方の端面における前記径方向端部を除く他部分と、前記他方の端面における前記径方向端部を除く他部分との間に形成されているのが好ましい。
この場合、隣り合う分割体において周方向に対向している端面同士は、その径方向端部が互いに接触しているので、その接触部分により周方向に作用する荷重を隣り合う分割体同士の間で伝達することができる。また、前記接触部分を、周方向外側への変形量が比較的小さい前記一方の周面側(歯が形成されている周面側)の径方向端部とし、その径方向端部を除く他部分同士の間に空間が形成されているので、周方向外側への変形量が比較的大きい前記他部分の変形を、前記空間へ逃がすことができる。これにより、歯車の寸法精度の低下を可及的に抑制しながら、隣り合う分割体同士の間で周方向に作用する荷重を伝達することができる。
本発明によれば、歯車輪を構成する分割体が周方向外側に変形しても、歯車の寸法精度の低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る旋回座軸受を示す断面図である。 旋回座軸受の内輪、外輪及び歯車輪の分割パターンを説明するための模式図である。 歯車輪の分割体の要部を示す拡大側面図である。 分割体が変形した状態を示す拡大側面図である。 逃がし空間の変形例を示す拡大側面図である。 逃がし空間の他の変形例を示す拡大側面図である。 従来の旋回座軸受の歯車輪を構成する分割体を示す側面図である。 従来の分割体が変形した状態を示す拡大側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る旋回座軸受を示す断面図である。旋回座軸受10は、軌道輪としての内輪11及び外輪12と、転動体としてのころ13,14,15と、歯車輪16とを備えている。図1中のOは、旋回座軸受10の中心軸を示す。以下の説明においては、中心軸Oに沿った方向を上下方向とする。
内輪11は、円環状の第1の内輪部21と、円環状の第2の内輪部22との2部材により構成されている。第1の内輪部21は、軸方向一方側(図1の上側)に配置され、第2の内輪部22は、軸方向他方側(図1の下側)に配置されている。そして、第1の内輪部21の下端面21aと、これに対向する第2の内輪部22の上端面22aとが互いに重ね合わされている。
第1の内輪部21には軸方向に貫通する挿通孔21bが形成され、第2の内輪部22の上端面22aには、挿通孔21bに対応する雌ねじ22bが形成されている。そして、挿通孔21bに挿通され、雌ねじ22bに螺合されたボルト(図示省略)によって、第1の内輪部21の上端面に取り付けられる他の部材60(例えば、シールド掘進機のフレーム)が固定される。また、第1の内輪部21と第2の内輪部22とは、互いに重ね合わされた部分において図示しないボルト等の結合部材によって連結されている。
第1の内輪部21には、中心軸Oに垂直な1つの軌道21A1が形成されている。また、第2の内輪部22には、中心軸Oに沿った軌道22B1と、中心軸Oに垂直な軌道22A1とが形成されている。各軌道21A1,22A1,22B1上には、それぞれころ13,14,15が配置されている。
外輪12は、円環状に形成されており、第2の内輪部22の径方向外側に配置されている。外輪12の外周側には、中心軸Oに垂直な載置面12Cと、中心軸Oに平行な嵌合面12Fとが形成されており、嵌合面12Fに歯車輪16の内周面が嵌合された状態で、載置面12C上に歯車輪16の下端面が載置されている。歯車輪16は、外周面に多数の歯17を有しており、歯車としての機能を有している。
外輪12には、中心軸Oに垂直な2つの軌道12A1,12A2と、中心軸Oに沿った1つの軌道12B1とが形成されている。軌道12A1は、第1の内輪部21に形成された軌道21A1に対向して配置され、ころ13の軌道を構成している。軌道12A2及び軌道12B1は、それぞれ第2の内輪部22に形成された軌道22A1及び軌道22B1に対向して配置され、ころ14,15の軌道を構成している。
外輪12には、軸方向に貫通する第1の挿通孔12bが形成されている。また、歯車輪16には、第1の挿通孔12bに対応して軸方向に貫通する第2の挿通孔16bが形成されている。そして、第1及び第2の挿通孔12b,16bに挿通されるボルト等(図示省略)によって、外輪12の下端面に取り付けられる他の部材61(例えば、シールド掘進機のカッターヘッド)が固定される。また、外輪12と歯車輪16とは、互いに重ね合わされた部分において、図示しないボルト等の結合部材によって連結される。
図2は、図1に示す旋回座軸受10の内輪11、外輪12、及び歯車輪16の分割パターンを説明するための模式図である。
内輪11の第1及び第2の内輪部21,22は、いずれも周方向に関して均等に4分割されている。すなわち、第1及び第2の内輪部21,22は、それぞれ1/4円弧形状に形成された4個の分割体21D、22Dにより構成されている。
外輪12及び歯車輪16も、第1及び第2の内輪部21,22と同様に、いずれも周方向に関して均等に4分割されている。すなわち、外輪12及び歯車輪16は、それぞれ1/4円弧形状に形成された4個の分割体12D、16Dにより構成されている。
したがって、第1の内輪部21、第2の内輪部22、外輪12、及び歯車輪16は、周方向に同数(4個)の分割体に分割されている。
第1の内輪部21と第2の内輪部22とは、それぞれの分割位置21E,22Eが周方向に所定角度(図例では45°)ずつずらされた状態で互いに連結されている。同様に、外輪12と歯車輪16とは、それぞれの分割位置12E,16Eが周方向に所定角度(図例では45°)ずつずらされた状態で互いに連結されている。
図3は、歯車輪16の分割体16Dの要部を示す拡大側面図である。分割体16Dの外周面には、多数の歯17が形成されている。また、分割体16Dには、軸方向(紙面垂直方向)に貫通する前記第2の挿通孔16bが周方向等間隔に多数形成されている。隣り合う分割体16Dの周方向に対向している端面19同士の間には、これら端面19の周方向外側への変形を逃がすための逃がし空間30が形成されている。
具体的には、分割体16Dの一方の端面19(以下、「一方の端面19」という)の径方向外端部(径方向端部)19aと、前記分割体16Dと隣り合う分割体16Dの端面19(以下、「他方の端面19」という)の径方向外端部(径方向端部)19aとは互いに接触しており、一方の端面19の径方向外端部19aを除く他部分19bと、他方の端面19の径方向外端部19aを除く他部分19bとの間に、逃がし空間30が形成されている。
本実施形態では、一方の端面19における他部分19bを径方向外端部19aに対して周方向に凹ませるとともに、他方の端面19における他部分19bを径方向外端部19aに対して周方向に凹ませることで、これら他部分19b同士の間に逃がし空間30が形成されている。また、一方の端面19の他部分19b、及び他方の端面19の他部分19bは、径方向に沿って互いに平行に形成されている。
これにより、逃がし空間30の周方向の幅Dは、径方向全体にわたって同じ寸法に設定されている。本実施形態では、前記幅Dは、例えば1mm以下に設定されている。また、各径方向外端部19aの径方向の長さLは、例えば10mm以下に設定されている。なお、図3では、説明の便宜上、逃がし空間30の前記幅Dを誇張して描いている。
以上のように構成される分割体16Dを製作する際には、まず、分割体素材(図示省略)の周方向の端面に前記径方向外端部19a及び前記他部分19bを加工した後、分割体素材の外周面に多数の歯17を加工する。その次に、後工程として、歯17の熱処理、分割体素材に多数の第2の挿通孔16bを加工する孔加工、及び分割体素材の軸方向の両側面及び内周面を切削する切削加工が行われる。
このように製作された分割体16Dは、前記熱処理や孔加工等によって、内部の応力バランスが変化し、分割体16Dの端面19が周方向外側に広がるように変形する場合がある。この場合、端面19の径方向外端部から径方向内端部へ向かうほど周方向外側への変形量が徐々に大きくなる。
本実施形態では、図4に示すように、上記のように変形した複数の分割体16Dの端面19同士を合わせたときに、周方向外側への変形量が比較的大きい前記他部分19bの変形を、逃がし空間30によって逃がすことができる。したがって、複数の分割体16Dの端面19同士を合わせたときには、周方向外側への変形量が比較的小さい径方向外端部19aが接触した状態となり、従来のように、両端面19間の径方向外端部同士の間が周方向に大きく開くことはない。その結果、両端面19間を跨いで配置された歯17同士のピッチPが大きく変化するのを抑制することができるので、歯車輪16を構成する分割体16Dが周方向外側に変形しても、歯車の寸法精度の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、隣り合う分割体16Dにおいて周方向に対向している端面19同士は、その径方向端部(径方向外端部19a)が互いに接触しているので、その接触部分により周方向に作用する荷重を隣り合う分割体16D同士の間で伝達することができる。また、前記接触部分を、周方向外側への変形量が比較的小さい外周面側の径方向外端部19aとし、その径方向外端部19aを除く他部分19b同士の間に逃がし空間30を形成しているので、周方向外側への変形量が比較的大きい他部分19bの変形を、逃がし空間へ逃がすことができる。これにより、歯車の寸法精度の低下を可及的に抑制しながら、隣り合う分割体16D同士の間で周方向に作用する荷重を伝達することができる。
図5は、逃がし空間30の変形例を示す拡大側面図である。この逃がし空間30は、隣り合う分割体16Dにおいて周方向に対向している端面19同士のうちの一方の端面19のみを加工して形成されている。具体的には、図中右側の分割体16Dの端面19は加工されておらず、当該端面19が面一に形成されている。一方、図中左側の分割体16Dの端面19では、当該端面19の径方向外端部19cに対して、その径方向外端部19cを除く他部分19dを周方向に凹ませるように加工することで、逃がし空間30が形成されている。
本変形例によれば、図中左側の分割体16Dの端面19のみを加工することで逃がし空間30を形成することができるので、逃がし空間30を容易に形成することができる。なお、本変形例では、図中左側の分割体16Dの端面19のみを加工して逃がし空間30を形成しているが、図中右側の分割体16Dの端面19のみを加工して逃がし空間30を形成してもよい。
図6は、逃がし空間30の他の変形例を示す拡大側面図である。本変形例では、隣り合う分割体16Dにおいて周方向に対向している両端面19の他部分19bが、径方向外端から径方向内端へ向かうに従って、徐々に分割体の周方向の長さが短くなるように傾斜して形成されている。これにより、本変形例の逃がし空間30は、径方向内端から径方向外端へ向かうに従って、周方向の幅が徐々に広がるように形成されている。
本変形例によれば、変形した複数の分割体16Dの端面19同士を合わせたときに、周方向外側への変形量が最も大きい前記他部分19bの径方向内端部において、逃がし空間30の周方向の幅が最も大きくなるので、前記端面19の周方向外側への変形を、逃がし空間30によって、より確実に逃がすことができる。
なお、本変形例では、隣り合う分割体16Dの両端面19を加工することによって逃がし空間30を形成しているが、図5に示す変形例と同様に、両端面19のうちのいずれか一方の端面19のみを加工して逃がし空間30を形成してもよい。
以上のとおり開示した実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。つまり、本発明の旋回座軸受は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。
例えば、上記実施形態の旋回座軸受は、3列の円筒ころを備えたものであったが、2列又は4列以上の円筒ころを備えていてもよい。また、旋回座軸受は、転動体として円筒ころを備えたものに限らず、玉や円錐ころ等を備えたものであってもよい。
歯車輪は、外輪に限らず内輪に設けられていてもよい。この場合、歯車輪の外周面が内輪に嵌合され、歯車輪の内周面に多数の歯が形成される。そして、隣り合う分割体の周方向に対向している端面同士の間のうち、一方の端面の径方向内端部(径方向端部)と、他方の端面の径方向内端部(径方向端部)とを互いに接触させ、前記一方の端面の径方向内端部を除く他部分と、前記他方の端面の径方向内端部を除く他部分との間に、逃がし空間が形成される。
また、逃がし空間は、隣り合う分割体の周方向に対向している端面同士の間において、その両端面の一部(径方向端部)を除く他部分同士の間に形成されているが、両端面全体の間に形成されていてもよい。
10:旋回座軸受、11:内輪(軌道輪)、12:外輪(軌道輪)、13:ころ(転動体)、14:ころ(転動体)、15:ころ(転動体)、16:歯車輪、16D:分割体、17:歯、19:端面、19a:径方向外端部(径方向端部)、19b:他部分、30:逃がし空間(空間)

Claims (3)

  1. 一対の軌道輪と、これらの軌道輪の間に転動自在に設けられた転動体と、外周面及び内周面のうちの一方の周面に多数の歯を有し、他方の周面が一方の軌道輪に結合部材によって連結されている歯車輪と、を備える旋回座軸受であって、
    前記歯車輪は、周方向に分割された複数の分割体で構成されており、
    隣り合う前記分割体の周方向に対向している端面同士の間には、径方向の一部に空間が形成されている、旋回座軸受。
  2. 前記空間は、前記端面同士のうちの一方の端面のみに形成されている、請求項1に記載の旋回座軸受。
  3. 前記端面同士の一方の端面における前記一方の周面側の径方向端部と、前記端面同士の他方の端面における前記一方の周面側の径方向端部とが接触しており、
    前記空間は、前記一方の端面における前記径方向端部を除く他部分と、前記他方の端面における前記径方向端部を除く他部分との間に形成されている、請求項1又は2に記載の旋回座軸受。
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