JP2018145750A - 作業機械への電力供給方法および電力供給システム - Google Patents

作業機械への電力供給方法および電力供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリを効率よく利用可能な電力供給技術を提供する。【解決手段】バッテリ511で駆動される作業機械210と、バッテリ511を作業機械210まで運搬する運搬車両530と、運搬中に発電しながらバッテリ511に給電する給電装置520とを備えるシステムにおける作業機械210への電力供給方法において、運搬中にバッテリ511に給電すべき給電量である必要給電量を算出し、バッテリ511に接続する給電装置520である接続給電装置を決定し、接続給電装置からバッテリ511に給電しながら、バッテリ511を作業場まで運搬する。必要給電量は、出発直前のバッテリ511の充電率に基づいて、到着した際にバッテリ511が予め定めた充電量以上となるよう算出され、接続給電装置は、給電能力が、必要給電量を超えるよう決定される。【選択図】図2

Description

本発明はバッテリ駆動される電動モータを搭載した作業機械への電力供給方法および電力供給システムに関する。
電気駆動式の作業機械の電動モータに、当該作業機械に搭載したバッテリ(二次電池)から電力を供給する方法がある。通常の作業現場には、発電設備や電気供給スタンド等のような電力供給源が存在していない場合が多く、このような状況でバッテリへの電力供給を行う電力供給システムとして、特開2016−084633号公報(特許文献1)がある。
特許文献1には、バッテリが搭載された複数の被牽引車と、被牽引車のバッテリの電力で駆動される電動機を有する少なくとも1台の建設機械と、被牽引車のバッテリを充電するための充電設備と、当該充電設備で充電された充電済み被牽引車を建設機械の近辺まで牽引し、当該充電済み被牽引車に代えて建設機械に牽引されていた被牽引車を充電設備まで牽引する少なくとも1台の運搬車両と、建設機械の所定期間における作業量計画に基づいて当該所定期間に交換される被牽引車の交換回数と各交換時刻を予測し、当該各交換時刻に間に合うように、運搬車両が建設機械の近辺に充電済み被牽引車を牽引して到着する時刻を算出する管理局端末システムと、を備える電力供給システムが開示されている。
特開2016−084633号公報
特許文献1に開示の技術では、バッテリの劣化および充電率と作業場での作業量計画から、作業場に到着するバッテリ搭載の被牽引車および運搬車両(バッテリ搭載車)の配車計画を作成する。作業計画によっては、バッテリが満充電でない状態で、バッテリ搭載車が充電設備から作業場へ向けて出立する場合がある。また、バッテリが満充電の状態で、充電設備から出発した場合であっても、作業場に到着するまでの間に自然放電され、満充電ではなくなっている場合もある。
従って、特許文献1に開示の技術において、作業場に到着した際にバッテリが満充電でない場合、使用できる電力量は、満充電の電力量に比べて低い。よって、実際に作業場で必要な電力量を確保するために、バッテリの容量を大きくしたり、用意するバッテリの個数を増やしたりする必要がある。これが、バッテリ調達の初期投資や維持費の増大を招いている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、バッテリ駆動される電動モータを搭載した作業機械への電力供給方法および電力供給システムにおいて、バッテリを効率よく供給可能な電力供給技術を提供することを目的とする。
本発明は、バッテリで駆動される作業機械と、前記バッテリを充電施設から前記作業機械が作業する作業場まで予め定めた運搬路を運搬する運搬車両と、運搬中に発電しながら前記バッテリに給電する給電装置とを備えるシステムにおける作業機械への電力供給方法において、運搬中に当該バッテリに給電すべき給電量である必要給電量を算出する給電量算出ステップと、前記バッテリに接続する給電装置である接続給電装置を決定する接続給電装置決定ステップと、前記接続給電装置から前記バッテリに給電しながら、当該バッテリを前記運搬車両で前記充電施設から前記作業場まで運搬する運搬給電ステップと、を備え、前記給電量算出ステップでは、前記充電施設出発直前の前記バッテリの充電率に基づいて、前記作業場に到着した際、当該バッテリが予め定めた充電量以上となるよう前記必要給電量を算出し、前記接続給電装置決定ステップでは、給電能力が、前記必要給電量を超えるよう前記接続給電装置を決定することを特徴とする作業機械への電力供給方法を提供する。
本発明によれば、バッテリ駆動される電動モータを搭載した作業機械への電力供給方法および電力供給システムにおいて、バッテリを効率よく供給できる。なお、上記した以外の課題、構成、効果は以下の実施形態において明らかにされる。
第一の実施形態に係る作業機械への電力供給システムの全体概略図である。 第一の実施形態に係る給電システムの全体概略図である。 (a)は、従来の供給時のバッテリ状態を、(b)は、第一の実施形態の供給時のバッテリ状態を、それぞれ説明するための説明図である。 (a)は、第一の実施形態の作業機械とバッテリとを、(b)は、第一の実施形態の運搬車両とバッテリと給電装置とを、(c)は、第一の実施形態の充電設備とバッテリとを、それぞれ説明するための説明図である。 (a)は、第一の実施形態の管理施設端末の機能ブロック図であり、(b)は、同ハードウェア構成図である。 第一の実施形態の電力供給処理のフローチャートである。 第一の実施形態の接続給電装置決定処理のフローチャートである。 (a)は、第二の実施形態の接続給電装置を、(b)は、第三の実施形態の接続給電装置を、それぞれ説明するための説明図である。 第二の実施形態の接続給電装置決定処理のフローチャートである。 第三の実施形態の接続給電装置決定処理のフローチャートである。 (a)は、第四の実施形態の接続給電装置を、(b)は、第五の実施形態の給電装置を、それぞれ説明するための説明図である。 第四の実施形態の、充電施設から作業場までの接続給電装置切り離し処理のフローチャートである。 第五の実施形態の目的地決定処理のフローチャートである。
<第一の実施形態>
以下、本発明に係る作業機械の電力供給システムの第一の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、特に断らない限り、同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
なお、以下の説明では、同一の構成要素が複数存在する場合、符号の末尾にアルファベットの大文字を付して区別する。当該アルファベットの大文字を省略して当該複数の構成要素をまとめて表記することもある。例えば、同一の作業機械210A、210B、210Cが存在するとき、これらをまとめて作業機械210と表記することがある。
図2は、本実施形態の作業機械への電力供給システム100の全体システムを説明するための図である。
本図に示すように、本実施形態の作業機械への電力供給システム100は、給電システム110と、管理施設300内の管理システム301とを備える。
管理施設300には、管理施設サーバとして機能する管理施設端末310と、無線通信装置が配置される通信施設302と、表示装置および操作装置として機能する操作・表示端末303とが配置される。これらの各装置により、管理システム301が構築される。各装置の詳細は、後述する。管理システム301は、給電システム110を管理・制御する。
給電システム110は、作業場200で作業する作業機械に対し、管理システム301の管理に従って、電力を供給する。電力の供給は、充電施設400に配置される充電設備410で充電したバッテリを作業場200に運搬することにより行う。
以下、本実施形態の電力供給システム100の各部の詳細を、説明する。
まず、給電システム110を説明する。図2は、本実施形態に係る作業機械への給電システム110を説明するための図である。
本図に示すように、本実施形態の給電システム110は、作業場200で稼働する作業機械210と、充電施設400に配置される充電設備410と、を備える。また、作業場200と充電施設400との間に設けられた運搬路500上を行き来する、被牽引車510と、バッテリ511と、給電装置520と、運搬車両530と、を備える。
図2の例では、作業場200では、2台の作業機械210A、210Bが稼働し、充電施設400には2機の充電設備410A、410Bが設置されている。また、合計7台の被牽引車510A、510B、510C、510D、510E、510F、510Gと、合計4台の運搬車両530A、530B、530C、530Dと、合計4台の給電装置520A、520B、520C、520Dと、が配備されている。図示したこれらの数は一例に過ぎず、それぞれ1つ以上存在すればその数に特に限定はない。
また、図示の例では、運搬路500Aは充電施設400から作業場200に向かう運搬車両530が走行するための道路(往路)であり、運搬路500Bは作業場200から充電施設400に向かう運搬車両530が走行するための道路(復路)である。なお、図中、往路500Aと復路500Bとは異なるように記載されているが、同じ運搬路であってもよい。運搬路500の数についても図示は一例に過ぎず、それぞれ複数用意しても良い。
本実施形態では、充電施設400の充電設備410で充電したバッテリ511を、被牽引車510に搭載し、運搬車両530で牽引し、作業場200で作業を行う作業機械210まで運搬する。作業機械210がタイムリーにバッテリ511の搬送を受け、常に、作業遂行に必要なバッテリ511が接続されているよう供給計画が立案される。
ただし、供給計画は、作業機械210に接続可能な位置まで運搬された時点で、バッテリ511が満充電であるものとして立案される。しかしながら、図3(a)に示すように、バッテリ511は、目的位置に搬送された時点で、満充電とはならない。これは、用意されるバッテリ511の個数等の関係から、必ずしも、充電施設400を出発時点で、バッテリ511が満充電されていない可能性があること、運搬中に自然放電されること、などの理由による。
本実施形態では、図3(b)に示すように、発電および給電が可能な給電装置520をさらに接続し、運搬中にもバッテリ511を充電可能としたものである。このとき、給電装置520は、例えば、バッテリ511が作業機械210の近傍に到着した時点で満充電となるように給電可能なものが選択される。
以下、本実施形態の給電システム110を構成する各部の詳細を、図4(a)、図4(b)、および、図4(c)を用いて説明する。
[作業機械]
作業機械210は、図4(a)に示すように、ブーム219、アーム217およびバケット215を有する多関節型の作業装置と、上部旋回体221および下部走行体222を有する車体と、無線通信装置211と、各部を駆動する油圧ポンプ224と、油圧ポンプ224の駆動源である電動機223と、接続部材241と、電源ケーブル242と、を備える。
ブーム219は、上部旋回体221に回動可能に支持され、ブームシリンダ213により駆動される。アーム217は、ブーム219に回動可能に支持され、アームシリンダ218により駆動される。バケット215は、アーム217に回動可能に支持され、バケットシリンダ216により駆動される。上部旋回体221は、油圧アクチュエータである旋回モータにより旋回駆動される。下部走行体222は、左右の走行モータにより駆動される。ブームシリンダ213、アームシリンダ218、バケットシリンダ216、旋回モータ、および走行モータは、油圧ポンプ224によってタンクから汲み上げられる圧油によって駆動される。
なお、接続部材241および電源ケーブル242は、作業機械210の電動機223に電力を供給するバッテリ511との接続に用いられる。接続部材241および電源ケーブル242は、バッテリ511と着脱可能となっている。
[バッテリ]
バッテリ511は、繰り返し使用可能な充電式の電池(二次電池)であり、作業機械210の電動機223に電力を供給する。充電設備410において充電され、運搬車両530により、作業機械210まで運搬される。
バッテリ511は、バッテリ511の状態を演算するために必要な情報を検出する手段(バッテリ状態検出部)512を備える。演算する状態は、例えば、バッテリ511の充電率(SOC:State of Charge)、劣化度(SOH:State of health)等である。また、バッテリ状態検出部512は、例えば、電流センサ、電圧センサおよび温度センサ等の各種のセンサである。
バッテリ511は、二次電池であれば特に限定はなく、鉛蓄電池やリチウムイオン電池など種々のものが適用可能であるが、廉価なバッテリで構成すればイニシャルコストを低減できる。本実施形態のバッテリ511は、充電設備410だけでなく、給電装置520からも充電可能とする。
なお、バッテリ511も通信機能を備え、バッテリ状態検出部512が検出したバッテリ状態を、管理施設端末310に、運搬中も送信可能なように構成してもよい。
[被牽引車]
被牽引車510は、バッテリ511を搭載し、運搬車両530に牽引されて、充電施設400と作業場200との間を往復する。なお、本実施形態では、各被牽引車510に搭載されるバッテリ511の容量は、各作業機械210の1日の作業量を電力量に変換した値よりも小さく設定されており、1台の作業機械210を1日稼働するためには複数回のバッテリ511の交換が必要な構成とする。
このように各被牽引車510のバッテリ511の容量を比較的小さい値に抑制すると、被牽引車510の製造コストを抑制できるとともに、作業場200での作業機械210の機動性や被牽引車510の交換作業の作業性を向上できる。
[運搬車両]
運搬車両530は、図4(b)に示すように、1台の被牽引車510と給電装置520とを牽引して作業場200と充電施設400との間を往復する。本実施形態では、例えば、往路は、バッテリ511と給電装置520とを牽引して作業場200へ向かう。そして、復路は、往路に運搬したバッテリ511と交換したバッテリ511と、往路に運んだ給電装置520とを牽引して充電施設400へ戻る。
運搬車両530の動力源は、エンジンと電動機のいずれか、または、両者のハイブリッドで構成しても良いが、動力源を電動機とすれば、作業場200および充電施設400で利用されるエネルギーを電気エネルギーで一本化できる。
なお、運搬車両530は、図示のように荷台を有するトラック状の車両に限らず、被牽引車510および給電装置520を牽引可能なものであれば他の車両(例えば、ダンプ、トラクター等)でも構わない。また、運搬車両530と被牽引車510との連結方法、被牽引車510と給電装置520との連結方法は、先述の作業機械210との連結と同様のものが利用可能であり、特に限定はない。
また、運搬車両530は、無線通信装置531を備え、管理施設端末310と情報の送受信を行う。これにより、管理施設端末310では、運搬車両530の位置を把握できる。
[充電設備]
充電設備410は、バッテリ511を充電する。充電設備410は、無線通信装置411と、バッテリ511の状態監視等をはじめとした各種処理を行う充電監視制御部412と、バッテリ511を充電する充電器413と、充電器413とバッテリ511とを接続する接続ケーブル421とを備える。
充電監視制御部412は、コンピュータであり、ハードウェア構成として、各種の制御プログラムを実行するための演算処理装置(例えば、CPU)、当該制御プログラムをはじめ各種データを記憶するための記憶装置(例えば、ROM、RAM)等を備える。このようなハードウェア構成を利用して、充電監視制御部412は、接続ケーブル421および充電器413を介して取得したバッテリ511の電圧および電流に基づいて充電量を計算する。そして、当該充電量に基づいてバッテリ511の充電率(SOC:State of Charge)および劣化度(SOH:State of health)を計算する。ここで計算されたSOHやSOCは、例えば、無線通信装置411を介して管理施設端末310に出力される。
[給電装置]
給電装置520は、自家発電と給電とが可能な装置である。図4(b)に示すように、バッテリ511に接続され、バッテリ511とともに運搬車両530に牽引される。また、発電した電力は、バッテリ511に供給される。本図に示すように、給電装置520は、発電部522(522Aおよび522B)と電力供給部523とを備える。
発電部522は、運搬路500上を走行中に発電可能とする。発電部522は、例えば、太陽光、太陽熱、風力などの自然エネルギーを利用した発電装置、燃料を消費して発電する発電装置、タイヤの回転を利用した発電装置等とする。
[管理施設端末]
次に、本実施形態の管理施設300内の管理システム301を構成する各部の詳細を図5(a)および図5(b)を用いて説明する。本実施形態の管理システム301は、予め定めた作業計画に従って、作業機械210にバッテリ511が供給されるよう制御する。
管理施設端末310は、図5(a)に示すように、作業計画管理部311と、車両管理部312と、バッテリ管理部313と、給電装置管理部314と、給電量算出部315と、接続給電装置決定部316と、運行管理部317と、を備える。
作業計画管理部311は、各作業機械210の作業計画を管理する。本実施形態では、また、各作業機械210が、当該作業計画を実行するために必要な電力量である作業電力量を算出する。なお、本実施形態では、作業計画管理部311は、バッテリ511が、作業機械210に接続可能な位置(以下、接続位置と呼ぶ。)に到着した時点では、略満充電されているものとして、計画を作成する。
運行管理部317は、作業計画管理部311が算出した作業電力量に基づき、バッテリ511の配送計画、すなわち、バッテリ511を運搬する運搬車両530の配車計画等を作成する。このとき、運搬車両530と、当該運搬車両530がバッテリ511を運搬する運搬先の作業機械210を特定する。
また、運行管理部317は、運搬車両530の運行を制御する。例えば、運搬車両530の、運搬路500上および作業場200での運行のナビゲーションを行う。運行の制御は、後述する車両管理部312が管理する各車両の位置情報に基づいて行う。これを実現するため、運行管理部317は、例えば、充電施設400、運搬路500および作業場200それぞれの位置情報および地形情報、2点間の移動コストを算出するために必要なマッピング上の重み情報等を管理する。
さらに、本実施形態の運行管理部317は、被牽引車510の接続、給電装置520の被牽引車510への接続、作業機械210へのバッテリ511の接続、給電済みのバッテリ511の作業場200からの回収等も制御する。制御は、例えば、各種の指示信号を運搬車両530、作業機械210の無線通信装置531、211に送信することにより行う。
車両管理部312は、作業機械210、運搬車両530および被牽引車510を管理し、管理情報を運行管理部317に送信する。本実施形態では、例えば、作業機械210および運搬車両530が備える無線通信装置211、531とデータを送受信することにより、作業機械210、運搬車両530および運搬車両530に牽引される被牽引車510の位置および移動方向を管理する。なお、各車両が、自身の位置を測定可能な測位部を備える場合、各車両から、位置情報を取得して管理するよう構成してもよい。移動方向として、充電施設400から作業場200に向かっているか、あるいは、作業場200から充電施設400へ向かっているかのいずれかを管理する。
また、被牽引車510については、例えば、運搬車両530、作業機械210および充電設備410から、接続、接続解除等の信号を受信することにより、充電施設400、作業場200、運搬路500のいずれに配されているか等、大まかな位置を取得する。
また、無線通信装置を備える車両については、管理施設端末310との無線通信を可能とする情報、例えば、当該車両の無線通信装置のIPアドレス等も管理する。
バッテリ管理部313は、バッテリ511を管理する。本実施形態では、バッテリ511毎に、その種類、劣化度、単位時間当たりの自然放電量等の特性を管理し、最新の充電率を把握する。そして、最新の充電率情報を、給電装置管理部314および給電量算出部315に送信する。例えば、最新の充電率は、例えば、充電設備410および作業機械210から受信する。なお、本実施形態では、用意される複数のバッテリ511それぞれの満充電容量は、全て同じとする。
給電装置管理部314は、給電装置520を管理する。本実施形態では、複数の給電装置520が用意される。給電装置管理部314は、各給電装置520の、発電量(給電能力)、すなわち、バッテリ511へ供給可能な電力(供給電力)Wge[単位:w]を管理する。そして、供給可能な電力情報を接続給電装置決定部316に送信する。
給電量算出部315は、バッテリ511が、接続位置に到着した時点で、予め定めた充電量以上となるために必要な給電量(必要給電量)Whbat[単位:wh]を算出する。予め定めた充電量は、例えば、バッテリ511の満充電量とする。必要給電量Whbatは、バッテリ管理部313に管理される各バッテリ511の充電率、劣化度に基づいて算出される。そして、必要給電量情報を接続給電装置決定部316に送信する。
必要給電量Whbatは、運搬中に自然放電することにより不足する電力量(自然放電量)Whndと、その他の事情による必要給電量Whotと、がある。その他の事情による必要給電量Whotは、例えば、バッテリ511の充電率、劣化度等から算出される不足充電量である。自然放電量Whndは、例えば、運搬時間H(h)を算出し、単位時間当たりの自然放電量Wnduに乗算することにより得る。
運搬時間Hは、運搬車両530が決定すると、運搬車両530の平均速度と、充電施設400から作業場200までの運搬路500の距離とから算出する。運搬車両530の平均速度は、運搬車両530の特性データとして、予め登録され、車両管理部312において管理される。
接続給電装置決定部316は、充電施設400から作業場200へバッテリ511を運搬中に接続する給電装置520を接続給電装置として決定する。本実施形態では、運搬路500を運搬中に、給電量算出部315が算出した必要給電量Whbat[wh]以上の電力を供給可能な供給電力Wge[w]を有する給電装置520を接続給電装置と決定する。例えば、給電装置管理部314が管理する給電装置520の中から、運搬時間H×供給電力Wgeが必要給電量Whbat以上となる給電装置520が選択される。そして、その中から任意の給電装置520が、接続給電装置と決定される。
本実施形態の管理施設端末310は、図5(b)に示すように、CPU321と、RAM等のメモリ322と、ROM、ハードディスク等の記憶装置323と、通信施設302とのインタフェース(I/O)327と、操作・表示端末303とのインタフェース(I/O)328とを備える。
図5(a)に示す各機能は、予め記憶装置323に格納されたプログラムを、CPU321がメモリ322にロードして実行することにより実現される。管理施設端末310が実現する各機能のうち、全部または一部の機能は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(field−programmable gate array)などのハードウェアによって実現されてもよい。
処理に必要な各種のデータ、処理の途中および処理の結果作成される各種のデータは、例えば、記憶装置323に格納される。
また、操作・表示端末303は、表示装置324と操作装置325とを備える。表示装置324は、ディスプレイ、モニタ等であり、表示画面上に画像等を表示して、操作者に情報を提示する。操作装置325は、マウス、キーボード等であり、操作者からの指示を受け付ける。
通信施設302には、無線通信装置326が設けられる。この無線通信装置326と、各作業機械210、各運搬車両530および各充電設備410がそれぞれ備える無線通信装置211、531、411とを介して、管理施設端末310と、給電システム110内の、各作業機械210、各運搬車両530および各充電設備410とは、各種情報のやり取りを行う。
やり取りする情報は、例えば、本実施形態では、無線通信装置326は、例えば、運搬車両530の現在位置、バッテリ511の状態(充電率、種類、劣化率等)、動作完了の通知、運搬車両530への動作指示、バッテリ511・運搬車両530への接続切断指示等である。
[電力供給処理の流れ]
次に、本実施形態の作業機械への電力供給システム100による電力供給処理の流れを説明する。図6は、本実施形態の電力供給処理の処理フローである。ここでは、1台の運搬車両530が充電施設400から作業場200を経て充電施設400に戻るまでの流れを説明する。
運行管理部317が、充電施設400から作業場200、および、作業場200から充電施設400へ移動させるバッテリ511(以下、運搬バッテリ)、当該運搬バッテリ511を搭載する被牽引車510および運搬車両530を決定する(ステップS1101)。
給電量算出部315は、決定したバッテリ511の情報をバッテリ管理部313から取得し、必要給電量Whbatを算出する(ステップS1102;給電量算出ステップ)。ここでは、必要給電量Whbatは、充電施設400を出発する直前の、バッテリ511の充電率に基づいて、作業場200の接続位置に到着した際、そのバッテリ511が、予め定めた充電量以上(例えば、満充電)となるよう、算出される。
接続給電装置決定部316が、ステップS1101で決定した運搬バッテリ511に応じて、接続する給電装置(接続給電装置)520を決定する接続給電装置決定処理を行う(ステップS1103;接続給電装置決定ステップ)。ここでは、接続給電装置520は、給電能力が、必要給電量Whbatを超えるよう、決定される。なお、接続給電装置決定処理の詳細は後述する。
充電施設400において、決定した運搬車両530に、決定した運搬バッテリ511を搭載した被牽引車510および決定した接続給電装置520が接続され、牽引準備がなされる。接続は、自動的に行われてもよいし、充電施設400の作業員が行うよう構成してもよい。なお、このとき、後述の通り、接続給電装置決定処理において、接続給電装置520無し、と決定された場合は、給電装置520は接続しない。
牽引準備が完了すると(ステップS1104)、運搬車両530から準備完了の通知を管理施設端末310に向けて送信する。これを受け、運行管理部317は、出発の指示を運搬車両530に送信する。運搬車両530は、出発の指示を受け、充電施設400を作業場200に向けて出発する(ステップS1105)。
移動中、運搬車両530は、運搬バッテリ511を運搬し、接続給電装置520は、発電を行いながら、運搬バッテリ511へ給電を行う(ステップS1106;運搬給電ステップ)。給電は、例えば、運搬バッテリ511が満充電になるまで行う。また、この間、車両管理部312は、運行管理部317と連携し、所定の時間間隔で、運搬車両530に接続された被牽引車510の位置を把握し、位置情報を更新する。
運搬車両530から接続位置に到着したとの通知を受領すると(ステップS1107)、運行管理部317は、運搬バッテリ511を、作業機械210に接続されているバッテリ511と交換する指示を作業機械210に送信する(ステップS1108)。バッテリ511の交換を終えると、運搬車両530は、交換を終えたことを管理施設端末310に通知する。例えば、交換を終えたことを意味する交換完了信号を送信する。
運行管理部317は、交換完了信号を受信すると、例えば、運搬車両530に、作業場200から充電施設400へ戻るよう指示を行う。そして、運搬車両530は、指示に従って、充電施設400へ戻り(ステップS1109)、処理を終了する。
[接続給電装置決定処理]
次に、上記ステップS1103の、接続給電装置決定部316による接続給電装置決定処理の詳細を説明する。図7は、本実施形態の接続給電装置決定処理の処理フローである。
本実施形態では、異なる給電能力を備えた複数の給電装置520を備える。これらの給電装置520の中から、接続給電装置520を決定する。
接続給電装置決定部316は、まず、接続可能な給電装置520が充電施設400内にあるか否かを判別する(ステップS1201)。なければ、接続給電装置無し、と決定し(ステップS1202)、処理を終了する。判別は、給電装置管理部314から情報を受け取り、行う。
一方、接続可能な給電装置520がある場合は、その中に、運搬中の供給電力量(Wge・H)が必要給電量Whbat以上という条件を満たす給電装置520があるか否かを判別する(ステップS1203)。
満たす給電装置520がある場合は、その中の任意の給電装置520を接続給電装置520と決定し(ステップS1204)、処理を終了する。なお、この時、その中の供給電力Wgeが最少のものを接続給電装置520と決定してもよい。
一方、ステップS1203で満たす給電装置520がない場合は、接続可能な給電装置520の中で、最大の供給電力Wgeを有する給電装置520を、接続給電装置520と決定し(ステップS1205)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、充電施設400から作業場200まで、交換用のバッテリ511を運搬中に、当該バッテリ511に給電する。給電は、運搬中に発電可能な給電装置520により行われる。また、給電装置520は、可能な限り、作業場200に到着時までにバッテリ511を満充電可能な給電能力を有するものが選択される。従って、バッテリ511が満充電の状態で作業場200に到着する可能性が高まる。
このため、本実施形態によれば、作業機械210は、バッテリ511が本来充電できる電力量を最大限利用することができる。従って、バッテリ511を効率よく利用可能となり、作業機械への電力供給システム100内で必要とするバッテリ511の容量、個数を低減できる。また、運搬車両530の移動回数も低減でき、移動エネルギーも低減できる。これは、初期導入コストや維持コストの低減にもつながる。
なお、上記実施形態では、往路のみ給電装置520からバッテリ511に給電するよう構成しているが、これに限定されない。例えば、復路においても、回収したバッテリ511に給電装置520から給電するよう構成してもよい。これにより、充電施設400に到着後、バッテリ511への充電量を低減することができる。従って、充電コストの低減に加え、充電時間も低減できる。
<第二の実施形態>
次に、本発明の第二の実施形態を説明する。第一の実施形態では、異なる給電能力を備えた複数の給電装置520を備える。本実施形態では、複数の給電装置520を備えるが、それらは、全て同一の給電能力を備えるものとする。
そして、本実施形態では、図8(a)に示すように、運搬中にバッテリ511に給電するため、複数の給電装置520を接続する。図8(a)では、3つの給電装置520A、520B、520Cを接続する場合を例示する。
本実施形態の作業機械への電力供給システム100は、基本的に第一の実施形態と同様の構成を有する。以下、第一の実施形態と異なる構成に主眼をおいて、本実施形態を説明する。
上述のように、本実施形態では、運搬バッテリ511は、運搬中、複数の給電装置520から電力の供給を受ける。このため、複数の給電装置520から給電可能な構成を備える。
また、本実施形態では、上述のように、各給電装置520の供給能力は同一である。従って、本実施形態の接続給電装置決定部316の処理が異なる。本実施形態では、まず、運搬中に必要給電量Whbat[wh]を満たすために必要な、給電装置520の個数N(Nは1以上の整数)を決定する。
算出される個数Nは、例えば、1つの給電装置520の運搬中の給電量(Wge・H)に乗算した際、必要給電量Whbatを超える、最少の整数とする。
そして、任意のN個の給電装置520を接続給電装置520と決定する。充電施設400に接続可能な給電装置520がN個ない場合は、充電施設400にある接続可能な給電装置520の最大数M個を接続給電装置520と決定する。すなわち、充電施設400にある全ての接続可能な給電装置520を接続給電装置520と決定する。
[接続給電装置決定処理]
以下、本実施形態の接続給電装置決定部316による接続給電装置決定処理の流れを説明する。図9は、本実施形態の接続給電装置決定処理の処理フローである。本では、まず、合計給電能力が必要給電量を超えるよう接続する給電装置520の個数を決定し、当該個数の給電装置520を、接続給電装置520と決定する。
接続給電装置決定部316は、まず、接続可能な給電装置520が充電施設400内にあるか否かを判別する(ステップS2201)。なければ、接続給電装置無し、と決定し(ステップS2202)、処理を終了する。
一方、接続可能な給電装置520がある場合は、供給電力量(Wge・H)の合計を必要給電量Whbat以上とするために必要な給電装置520の数N(Nは、1以上の整数;必要給電装置数と呼ぶ)を算出する(ステップS2203)。
次に、接続給電装置決定部316は、充電施設400内に、接続可能な給電装置520が必要給電装置数N以上あるか否かを判別する(ステップS2204)。例えば、充電施設400内にある接続可能な給電装置520の数をM(Mは1以上の整数)とすると、N≦Mであるか否かを判別する。判別は、給電装置管理部314から情報を受け取り、行う。
ここで、N≦Mである場合、充電施設400内の任意のN個の給電装置520を選択し、接続給電装置520を決定し(ステップS2205)、処理を終了する。
一方、N>Mである場合は、充電施設400内のM個の給電装置520(全ての給電装置520)を、接続給電装置520と決定し(ステップS2206)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、第一の実施形態同様、発電能力のある給電装置520を接続して運搬中にバッテリ511に給電し、略満充電の状態でバッテリ511を作業場200に届ける。従って、本実施形態によれば、第一の実施形態同様、作業機械への電力供給システム100において、バッテリ511を効率よく利用できる。
さらに、本実施形態では、給電装置520は、同一給電能力のものを複数備え、接続する個数を決定することにより、可能な限り、作業場200到着時までにバッテリ511を満充電にする。従って、給電装置520の管理の手間も低減できる。
本実施形態においても、第一の実施形態同様、復路において、回収したバッテリ511に給電するよう構成してもよい。
<第三の実施形態>
次に、本発明の第三の実施形態を説明する。本実施形態では、第一の実施形態同様、複数の異なる給電能力を有する給電装置520を用意する。さらに、本実施形態では、運搬中のバッテリ511の自然放電分を補う自然放電用給電装置として第二の給電装置521を備える。そして、図8(b)に示すように、運搬バッテリ511には、第二の給電装置521と接続給電装置520とを接続する。
本実施形態の作業機械への電力供給システム100は、基本的に第一の実施形態と同様の構成を有する。以下、第一の実施形態と異なる構成に主眼をおいて、本実施形態を説明する。
上述のように、本実施形態の運搬バッテリ511は、運搬中、給電装置520と第二の給電装置521とから電力の供給を受ける。このため、複数の給電装置520から給電可能な構成を備える。
また、本実施形態の給電装置管理部314は、給電装置520と、第二の給電装置521とを、別個に管理する。
本実施形態では、運搬バッテリ511の自然放電分の給電用として第二の給電装置521が用意される。従って、本実施形態の給電量算出部315は、必要給電量Whbat[wh]の算出に当たり、自然放電量Whndと、その他の事情による必要給電量Whot(全必要給電量から自然放電量を除いた電力量)とをそれぞれ独立に算出する。その他の事情による必要給電量Whotは、例えば、出発時点で未充電分によるものである。なお、Whbat=Whnd+Whotである。
また、本実施形態の給電量算出部315は、接続給電装置決定部316の決定処理を簡単にするため、運搬バッテリ511が満充電されている場合、すなわち、充電率SOCが100%である場合、それを示す情報を、接続給電装置決定部316に通知する。
本実施形態の接続給電装置決定部316は、まず、運搬バッテリ511が満充電されているか否かを判別し、満充電されている場合は、自動的に第二の給電装置521のみを接続することを決定する。一方、満充電されていない場合は、必要給電量をWhotとし、第一の実施形態と同一の手法で、複数の給電装置520の中から、接続給電装置520を決定する。そして、本実施形態では、運搬中、第二の給電装置521からも運搬バッテリ511に給電する。
なお、運搬バッテリ511が満充電されている場合であっても、充電施設400内に接続可能な第二の給電装置521がない場合は、必要給電量をWhndとし、第一の実施形態と同様の手法で、接続給電装置520を決定する。
[接続給電装置決定処理]
次に、本実施形態の接続給電装置決定部316による接続給電装置決定処理の流れを説明する。図10は、本実施形態の接続給電装置決定処理の処理フローである。
本実施形態では、異なる給電能力を備えた複数の給電装置520と同一の給電能力を備えた複数の第二の給電装置521とを備える。これらの給電装置520の中から、接続給電装置520と接続する第二の給電装置521とを決定する。
まず、接続給電装置決定部316は、接続可能な給電装置520および第二の給電装置521の少なくとも一方が充電施設400内にあるか否かを判別する(ステップS3201)。判別は、給電装置管理部314の情報に基づき、行う。
接続可能な給電装置520および第二の給電装置521がいずれもない場合は、接続給電装置520および接続する第二の給電装置521いずれも無し、と決定し(ステップS3202)、処理を終了する。
次に、接続給電装置決定部316は、接続可能な第二の給電装置521が充電施設400内にあるか否かを判別する(ステップS3203)。判別は、給電装置管理部314の情報に基づき、行う。
無し、と判別された場合は、まず、接続する第二の給電装置521は無し、と決定する(ステップS3204)。そして、第一の実施形態と同様の処理を行い、接続給電装置520を決定し(ステップS3205)、処理を終了する。
すなわち、接続可能な給電装置520の中で、運搬時間H中の供給電力Wgeの合計(Wge×H)が必要給電量Whbat以上となるものがあるか否かを判別する。そして、ある場合は、その中の任意の給電装置520を接続給電装置520と決定し、ない場合は、接続可能な給電装置520の中で、最大の供給電力Wgeを有する給電装置520を、接続給電装置520と決定する。
ステップ3203において、接続可能な第二の給電装置521がある場合は、その中から任意の第二の給電装置521を選択し、接続する第二の給電装置521と決定する(ステップS3206)。
次に、運搬バッテリ511が満充電であるか否かを判別し(ステップS3207)、満充電であれば、接続給電装置520の決定は不要であるため、処理を終了する。
一方、満充電でなければ、必要給電量をWhotとして、第一の実施形態同様の手法で、接続給電装置520を決定する。
すなわち、まず、接続給電装置決定部316は、充電施設400内に、接続可能な給電装置520があるか否かを判別する(ステップS3208)。なければ、接続給電装置520無し、と決定し、処理を終了する。
一方、接続可能な給電装置520がある場合は、その中で、運搬時間H中の供給電力Wgeの合計(Wge×H)が必要給電量Whot以上という条件を満たす給電装置520があるか否かを判別する(ステップS3209)。
満たす給電装置520がある場合は、その中の任意の給電装置520を接続給電装置520と決定し(ステップS3210)、処理を終了する。なお、その中の供給電力Wgeが最少のものを接続給電装置520と決定してもよい。
一方、ステップS3209において、満たす給電装置520がない場合は、接続可能な給電装置520の中で、最大の供給電力Wgeを有する給電装置520を、接続給電装置520と決定し(ステップS3211)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、第一の実施形態同様、発電能力のある給電装置520を接続して運搬中にバッテリ511に給電し、略満充電の状態でバッテリ511を作業場200に届ける。従って、本実施形態によれば、第一の実施形態同様、作業機械への電力供給システム100において、バッテリ511を効率よく利用できる。
さらに、本実施形態では、自然放電に対応する給電装置を第二の給電装置521として用意する。このため、例えば、充電施設400において、バッテリ511が満充電されている場合、自然放電用の第二の給電装置521を接続すればよく、処理が簡易である。
なお、本実施形態においても、第二の実施形態同様、同一容量の複数の給電装置520を用意し、必要数の給電装置520を接続給電装置520とするよう構成してもよい。
また、本実施形態においても、上記各実施形態同様、復路においても回収したバッテリ511に給電するよう構成してもよい。
<第四の実施形態>
次に、本発明の第四の実施形態を説明する。本実施形態では、基本的に第二の実施形態と同様に、同一の給電能力を備える複数の給電装置520を備える。そして、運搬バッテリ511に運搬中に給電するため、必要数の給電装置520を接続する。ただし、本実施形態では、図11(a)に示すように、運搬路500の途中で、不要な給電装置520を切り離す。そして、切り離された給電装置520は、いずれかの運搬車両530が復路において回収し、充電施設400に牽引する。
本実施形態の電力供給システム100は、基本的に第二の実施形態と同様の構成を有する。以下、第二の実施形態と異なる構成に主眼をおいて、本実施形態を説明する。
本実施形態の給電量算出部315は、充電施設400を出発後、運搬車両530が接続位置に到着するまで(すなわち、運搬中)、所定の時間間隔で、必要給電量の算出を繰り返す。そして、給電量算出部315は、必要給電量を算出する毎に、接続給電装置決定部316に出力する。
このとき、本実施形態の給電量算出部315は、出発時刻からの経過時間tにおける必要給電量Whbat(t)[wh]を、例えば、以下の式(1)で算出する。
Whbat(t)=Whbat0−(Wge−Wndu)×t ・・・(1)
ここで、Whbat0[wh]は、必要給電量の初期値、すなわち、出発前に算出した値である。また、Wge[w]は、1つの給電装置520の、単位時間当たりの給電量である。また、Wndu[w]は、単位時間当たりの、自然放電量である。
接続給電装置決定部316は、必要給電量を受け、最新の必要給電量Whbat(t)で必要な給電装置520の数N(t)の最小値を必要給電装置数として算出する。そして、前回算出された必要給電装置数N(t−Δt)より小さくなったか否かを判別する。小さくなった場合、小さくなった個数分、切り離すことを、運行管理部317に通知する。
運行管理部317は、通知を受け、切り離し指示と、切離す個数とを、車両管理部312および運搬車両530に通知する。運搬車両530では、それを受け、通知を受けた給電装置520を切り離す。切り離した後、運搬車両530から、管理施設端末310に向け、切り離し完了を意味する信号を送信する。
また、本実施形態では、上述のように、運搬車両530が切り離された給電装置520を復路において回収する。運行管理部317は、切り離し完了の通知を受け取ると、その時点の運搬車両530の位置として車両管理部312に管理されている位置を、給電装置管理部314に通知する。給電装置管理部314では、該当給電装置520の位置情報を更新する。
運行管理部317は、さらに、切り離された給電装置520を回収する運搬車両530を決定し、決定した運搬車両530に回収の指示を出す。
運行管理部317は、例えば、作業場200から充電施設400に向かう運搬車両530の中で、切り離された給電装置520より作業場200側にいる運搬車両530であって、切り離された給電装置520に最も近い運搬車両530を、回収する運搬車両530として決定する。そして、決定した運搬車両530に、回収の指示を送信する。回収の指示には、切り離された給電装置520の位置を特定する情報を含む。
通知を受けた運搬車両530では、当該位置に到達すると、切離された給電装置520を回収し、充電施設400へ向かう。
[処理の流れ]
図12に、本実施形態の、充電施設400を出発してから作業場200の接続位置に到着するまでの間の、接続給電装置切り離し処理の流れを示す。
到着するまで(ステップS4101)、すなわち、運行管理部317が運搬車両530から到着の通知を受領するまで、以下の処理を繰り返す。
出発から所定時間Δt経過毎(ステップS4102)に、まず、給電量算出部315は、その時点tでの必要給電量Whbat(t)を算出する(ステップS4103)。
そして、接続給電装置決定部316は、切り離しが可能か判別し、可能であればその個数を決定する。例えば、まず、必要給電量Whbat(t)だけ給電するために必要な給電装置520の個数の最少値(必要給電装置数)N(t)を算出する(ステップS4104)。算出された必要給電装置数N(t)が現在接続されている給電装置数を超える場合、超えた数の給電装置を切り離し個数とする。例えば、N(t)を、直前に算出した必要給電装置数N(t−Δt)と比較し、切り離す給電装置数L(Lは1以上の整数)を算出する(ステップS4105)。ここで、L=N(t−Δt)−N(t)である。そして、切り離し数Lが0より大きい場合(ステップS4105)、切り離しが可能と判別し、その数Lを切り離し個数とする。
切り離しが不可能な場合は、ステップS4101へ戻り、処理を繰り返す。
一方、切り離しが可能である場合、運行管理部317は、運搬車両530に切り離し指示を送信する(ステップS4107)。指示を受け、運搬車両530側では、給電装置520を切り離す。そして、運搬車両530から、切り離し完了の信号を管理施設端末310に送信する。
また、運行管理部317は、切り離し完了の通知を受けると、上記手法で、切り離された給電装置520を回収する運搬車両530を決定する(ステップS4108;回収車決定ステップ)。そして、決定した運搬車両530に回収を指示する(ステップS4109;回収指示ステップ)。そして、ステップS4101へ戻る。
以上説明したように、本実施形態では、第二の実施形態同様、同一給電能力の給電装置520を複数備え、最適な個数を決定する。従って、第二の実施形態同様、作業機械への電力供給システム100において、バッテリ511を効率よく利用でき、かつ、給電装置管理の手間を低減できる。
さらに、本実施形態では、運搬中に不要となった給電装置520を切り離し、その時点で最適な運搬車両530が回収する。従って、第二の実施形態の効果に加え、給電装置520の移動距離を抑えることができる。また、運搬車両530が運搬する重量を抑えることができるため、運搬車両530の移動コスト(石油燃料や電力)を低減できる。
なお、上記実施形態では、回収する運搬車両530を、その時点の最寄りの運搬車両530の中から決定しているが、これに限定されない。例えば、切り離した運搬車両530が、復路に当該給電装置520を回収するよう構成してもよい。この場合、回収する運搬車両530を決定する処理が不要となり、処理全体が簡略化される。
また、上記実施形態では、切り離された時点の運搬車両530の位置を、給電装置520の位置としているが、この手法に限定されない。例えば、給電装置520が、自身の位置を検出し、管理施設端末310に通知する機能を備えてもよい。この場合、自身の位置検出のため、例えば、GPSシステム等を備える。また、管理施設端末310とのデータの送受信のため、無線通信装置を備える。
本実施形態においても、第一の実施形態同様、復路において、回収したバッテリ511に給電するよう構成してもよい。
<第五の実施形態>
次に、本発明の第五の実施形態を説明する。本実施形態では、給電装置520が自走機能を備え、運搬路500上で切り離された後、自身の機能により、充電施設400または、最寄りの運搬車両530へ向かう。
本実施形態の電力供給システム100は、基本的に第四の実施形態と同様の構成を有する。以下、第四の実施形態と異なる構成に主眼をおいて、本実施形態を説明する。
上述のように、本実施形態では、給電装置520が自走機能を備える。これを実現するため、本実施形態の給電装置520は、図11(b)に示すように、発電部522と電力供給部523に加え、無線通信部524と、目的地決定部525と、移動部526と、を備える。
無線通信部524は、管理施設端末310および運搬車両530とデータの送受信を行う。なお、運搬車両530とのデータの送受信は、有線通信であってもよい。運搬車両530からは、切り離しが行われた際の位置データ(切り離し位置情報)を受け取る。切り離し位置情報は、管理施設端末310から受信するよう構成してもよい。
目的地決定部525は、切り離し位置情報に基づき、自走する目的地を決定する。本実施形態では、充電施設400と運搬車両530との中から、移動コストが最も小さい対象を、目的地と決定する。運搬車両530は、例えば、作業場200から充電施設400へ移動している運搬車両530であって、自身(給電装置520)より充電施設400側に位置する運搬車両530の中から選択する。
移動コストは、自身(給電装置520)の現在位置、相手の位置情報、地形情報、マッピング上の重み情報等を用いて算出する。算出には、公知の技術を用いる。相手の位置情報、地形情報、重み情報等は、管理施設端末310から取得する。
移動部526は、目的地決定部525が決定した目的地に向けて給電装置520を移動させる。例えば、車輪を駆動させる駆動装置に制御信号を出力する。
なお、目的地決定部525および移動部526は、例えば、CPUとメモリと記憶装置とを備える情報処理装置において、記憶装置に格納されるプログラムを、CPUがメモリにロードして実行することにより実現される。
なお、目的地は、運行管理部317が決定し、無線通信部524を介して切り離された給電装置520に通知するよう構成してもよい。この場合、給電装置520は、目的地決定部525を備えなくてもよい。また、移動部526は、無線通信部524を介して、目的地情報を受け取る。
所定のタイミングで、切離す給電装置520の有無を判別する構成は、第四の実施形態と同様である。ただし、本実施形態では、切り離し後、運行管理部317は、回収する運搬車両530を決定しない。
[処理の流れ]
図13に、本実施形態の、切り離された後の、給電装置520における目的地決定部525による目的地決定処理の流れを示す。
目的地決定部525は、まず、自身と移動コスト算出対象との位置情報を取得する(ステップS5101)。移動コスト算出対象は、充電施設400と、作業場200から充電施設400へ向かっている運搬車両530のうち、自身(給電装置520)より充電施設400側にいる運搬車両530である。
目的地決定部525は、各対象との間の、移動コストを計算する(ステップS5102)。そして、移動コストの最も小さい対象を、目的地と決定し(ステップS5103;目的地決定ステップ)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第四の実施形態同様、運搬中に不要となった給電装置520を切り離す。従って、第四の実施形態同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、給電装置520が自走機能を備える。従って、回収する運搬車両530を決定する処理が不要となり、処理が簡略化される。
100:電力供給システム、110:給電システム、
200:作業場、210:作業機械、211:無線通信装置、213:ブームシリンダ、215:バケット、216:バケットシリンダ、217:アーム、218:アームシリンダ、219:ブーム、221:上部旋回体、222:下部走行体、223:電動機、224:油圧ポンプ、241:接続部材、242:電源ケーブル、
300:管理施設、301:管理システム、302:通信施設、303:表示端末、310:管理施設端末、311:作業計画管理部、312:車両管理部、313:バッテリ管理部、314:給電装置管理部、315:給電量算出部、316:接続給電装置決定部、317:運行管理部、321:CPU、322:メモリ、323:記憶装置、324:表示装置、325:操作装置、326:無線通信装置、327:I/O、328:I/O、
400:充電施設、410:充電設備、411:無線通信装置、412:充電監視制御部、413:充電器、421:接続ケーブル、
500:運搬路、510:被牽引車、511:バッテリ、512:バッテリ状態検出部、520:給電装置、521:第二の給電装置、522:発電部、523:電力供給部、524:無線通信部、525:目的地決定部、526:移動部、530:運搬車両、531:無線通信装置

Claims (8)

  1. バッテリで駆動される作業機械と、前記バッテリを充電施設から前記作業機械が作業する作業場まで予め定めた運搬路を運搬する運搬車両と、運搬中に発電しながら前記バッテリに給電する給電装置とを備えるシステムにおける作業機械への電力供給方法において、
    運搬中に当該バッテリに給電すべき給電量である必要給電量を算出する給電量算出ステップと、
    前記バッテリに接続する給電装置である接続給電装置を決定する接続給電装置決定ステップと、
    前記接続給電装置から前記バッテリに給電しながら、当該バッテリを前記運搬車両で前記充電施設から前記作業場まで運搬する運搬給電ステップと、を備え、
    前記給電量算出ステップでは、前記充電施設を出発直前の前記バッテリの充電率に基づいて、前記作業場に到着した際、当該バッテリが予め定めた充電量以上となるよう前記必要給電量を算出し、
    前記接続給電装置決定ステップでは、給電能力が、前記必要給電量を超えるよう前記接続給電装置を決定すること
    を特徴とする作業機械への電力供給方法。
  2. 請求項1記載の作業機械への電力供給方法において、
    前記システムは、異なる給電能力を備えた複数の前記給電装置を備え、
    前記接続給電装置決定ステップでは、前記必要給電量以上の供給能力を有する前記給電装置がある場合、当該給電装置を前記接続給電装置として決定すること
    を特徴とする作業機械への電力供給方法。
  3. 請求項1記載の作業機械への電力供給方法において、
    前記システムは、同一給電能力の複数の前記給電装置を備え、
    前記接続給電装置決定ステップでは、合計給電能力が前記必要給電量を超える個数の前記給電装置がある場合、当該個数の前記給電装置を、前記接続給電装置と決定すること
    を特徴とする作業機械への電力供給方法。
  4. 請求項1記載の作業機械への電力供給方法において、
    前記システムは、前記バッテリが前記運搬路を運搬される際に自然放電する電力量を供給可能な自然放電用給電装置をさらに備え、
    前記給電量算出ステップでは、必要給電量として、前記自然放電による電力量を除いた電力量を算出し、
    前記運搬給電ステップでは、前記自然放電用給電装置から前記バッテリにさらに給電すること
    を特徴とする作業機械への電力供給方法。
  5. 請求項3記載の作業機械への電力供給方法において、
    前記運搬給電ステップにおいて、予め定めた時間間隔で、前記必要給電量と当該必要給電量を満たす前記給電装置の個数の最小値とを算出し、算出された個数を超える前記接続給電装置を切り離す指示を出力すること
    を特徴とする作業機械への電力供給方法。
  6. 請求項5記載の作業機械への電力供給方法において、
    前記運搬路上に切離された前記給電装置がある場合、当該給電装置を回収する運搬車両として回収車を決定する回収車決定ステップと、
    前記回収車に前記給電装置を回収するよう指示する回収指示ステップと、をさらに備え、
    前記回収車決定ステップでは、前記運搬路上の切離された前記給電装置より前記作業場側にあり、かつ、当該給電装置に最も近い前記運搬車両を、前記回収車と決定すること
    を特徴とする作業機械への電力供給方法。
  7. 請求項5記載の作業機械への電力供給方法において、
    前記給電装置は、自走機能と、目的地決定部と、を備え、
    切離された際、前記目的地決定部が、移動コストが最も小さい目的地を決定する目的地決定ステップをさらに備えること
    を特徴とする作業機械への電力供給方法。
  8. 充電施設からバッテリで駆動する作業機械が作業する作業場まで、当該バッテリを運搬する運搬車両と、
    運搬中に発電するとともに前記バッテリに給電する給電装置と、
    運搬中に前記バッテリに給電すべき給電量を算出する給電量算出部と、
    前記バッテリに接続する給電装置である接続給電装置を決定する給電装置決定部と、を備え、
    前記給電量算出部は、前記充電施設を出発直前の前記バッテリの充電率に基づいて、前記作業場に到着した際、当該バッテリが予め定めた充電量以上となるよう前記給電量を算出し、
    前記給電装置決定部は、給電能力が前記算出した給電量を超えるよう前記給電装置を決定すること
    を特徴とする作業機械への電力供給システム。
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