JP2008069517A - バッテリ駆動式建設機械の電力補給システム - Google Patents

バッテリ駆動式建設機械の電力補給システム Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリ駆動式建設機械の電力補給システムにおいて、作業現場にバッテリ充電設備を設置しなくても、バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を補給する事ができるようにする。
【解決手段】管理局6は、バッテリ241を搭載したバッテリ駆動式油圧ショベル1からの電力補給要求を受け取ると、バッテリ52を搭載したバッテリ搭載車両5に電力補給指令を出力し、バッテリ搭載車両5は電力補給指令を受け取るとバッテリ駆動式油圧ショベル1が稼動する現場に移動してバッテリ駆動式油圧ショベル1に電力を補給する。バッテリ駆動式油圧ショベル1への電力補給を終えたバッテリ搭載車両5は充電局7に移動し、商用電源8からバッテリ52に電力を充電し、次の電力補給指令を受け取るまで待機する。
【選択図】 図1

Description

バッテリ電力を動力源とした建設機械に関する。
土木工事や産業廃棄業等に用いられる建設機械においては、排気ガスや騒音振動等が問題となっており、駆動源であるエンジンがその主な要因である。
そこで、このような問題を解決するための技術として、排気ガスを全く排出せず、騒音振動も大幅に減らすことのできる電動式建設機械が提案されている。電動式建設機械はエンジンの代わりに電動モータを搭載し、アクチュエータを直接、若しくは油圧系を用いて間接的に駆動させるものである。この電動モータに電力を供給する一つの方法として、実開昭56−156301号公報には、商用電源からキャプタイヤケーブル等の配線を介して建設機械に直接電力を供給する方法(ケーブル式)が記載されており、また、他の方法として、特開2000−273913号公報には建設機械に搭載したバッテリから電力を供給する方法(バッテリ式)が記載されている。
実開昭56−156301号公報 特開2000−273913号公報
バッテリ式で電力を供給するメリットは、ケーブル式と違いケーブル長の制約を受けないため移動範囲に制限がなく、自由に移動し作業できる点である。
しかしながら、上記バッテリ式建設機械には電力補給、即ちバッテリの充電が必要であり、このバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリの充電を行うには、配電ラインや充電器及び変圧器などを備えた充電設備の設置が必要である。この充電設備の設置においては電柱からの分岐配電が必要であり、この分岐配電を行うには電力会社へ申請し許可を得る必要がある。
このように、充電設備の設置においては、分岐配電の申請の手間、申請から許可までの時間及び充電設備を設置する時間が必要である。また、充電設備設置の費用も発生する。
バッテリ駆動式建設機械を使用する現場が長期の間固定される場合、例えば屋内産廃業などの施設内であれば、分岐配電の申請や充電設備の設置に必要な時間及び費用に対して充電設備を使用する期間が長いので、充電設備の設置による顧客への負担は小さい。
しかし、外部作業である土木工事の現場においては、上記屋内産廃業などと比較して工事期間が短いので、充電設備の設置に必要な分岐配電の申請、申請から許可までの時間、充電設備を設置する時間及び充電設備設置の費用などの顧客への負担は大きい。
これらは従来のエンジン式油圧建設機械には無い新たな問題点である。
上記問題点の解決方法としては、商用電源に固執せず、エンジンを駆動源とした発電機を作業現場に持ち込み、充電用電力源として用いる方法もあるが、この方法ではエンジン式建設機械を用いた場合と同様に排気ガスや騒音振動も発生し、発電機等が介在するため効率も悪化するので、バッテリ式建設機械を用いる意味がない。
本発明の目的は、作業現場にバッテリ充電設備を設置しなくても、バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を補給する事ができるバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムを提供することである。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、バッテリを搭載したバッテリ駆動式建設機械からの電力補給要求を受けて電力補給指令を出す管理局と、バッテリを搭載し、前記管理局からの電力補給指令を受けて前記バッテリ駆動式建設機械の稼働する現場に移動し、前記バッテリ駆動式建設機械に電力を補給するバッテリ搭載車両と、前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリに電力を補給する充電局とを備えるものとする。
このように、バッテリ搭載車両を備え、このバッテリ搭載車両によりバッテリ駆動式建設機械に電力を補給し、このバッテリ搭載車両への電力補給は充電局で行うので、作業現場にバッテリ充電設備を設置しなくても、バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を補給することができる。
(2)また、上記目的を達成するために、本発明は、バッテリを搭載したバッテリ駆動式建設機械と、前記バッテリ駆動式建設機械からの電力補給要求を受けて電力補給指令を出す管理局と、バッテリを搭載し、前記管理局からの電力補給指令を受けて前記バッテリ駆動式建設機械の稼働する現場に移動し、前記バッテリ駆動式建設機械に電力を補給するバッテリ搭載車両と、前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリに電力を補給する充電局とを備えるものとする。
このように、バッテリ搭載車両を備え、このバッテリ搭載車両によりバッテリ駆動式建設機械に電力を補給し、このバッテリ搭載車両への電力補給は充電局で行うので、上記(1)と同様に、作業現場にバッテリ充電設備を設置しなくても、バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を補給することができる。
(3)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記バッテリ搭載車両は、前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリから前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を充電するための補給装置を更に備えるものとする。
これにより、バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリとバッテリ搭載車両に搭載されたバッテリをケーブルで接続してバッテリ搭載車両に搭載されたバッテリからバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を充電することができるので、バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリを吊り上げてバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリと交換して電力を補給する場合の煩雑な作業を行う必要がなく、バッテリ搭載車両の操作者の電力補給にかかる手間を省くことができる。
(4)また、上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記バッテリ搭載車両は、前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリを吊り上げて前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリを交換するために移動させる移動装置を更に備えるものとする。
これにより、バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリからバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を充電する場合に比べ、バッテリ駆動式建設機械に電力を補給するのに必要な時間を短縮することができる。
(5)更に、上記(2)において、好ましくは、前記バッテリ駆動式建設機械は、前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリの残量を検出する検出手段と、前記バッテリの残量を前記バッテリ駆動式建設機械の操作者に認識させる表示手段とを更に備えるものとする。
これにより、バッテリ駆動式建設機械の操作者はバッテリの残量を把握することができ、管理局に電力補給要求を出す時期を判断することができる。
(6)また、上記(2)において、好ましくは、前記バッテリ駆動式建設機械は、前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリの残量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出したバッテリ残量とあらかじめ設定した閾値とを比較する比較手段と、前記比較手段での比較結果に応じて、前記管理局に前記電力補給要求を出力する指令手段とを備えるものとする。
これにより、操作者はバッテリ残量の把握及び電力補給要求を行う必要がなくなるので、操作者の手間を省くことができるとともに、操作者のバッテリ残量把握の誤りによるバッテリ切れを防止することができ、作業の遅延を防止することができる。
(7)上記目的を達成するために、本発明は、架台と、この架台に搭載されたバッテリと、前記架台に搭載され、管理局から出力された電力補給指令を受信する無線装置と、前記架台に搭載され、前記バッテリからバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を充電するための補給装置とを備えるものとする。
(8)また、上記目的を達成するために、本発明は、架台と、この架台に搭載されたバッテリと、前記架台に搭載され、管理局から出力された電力補給指令を受信する無線装置と、前記架台に搭載され、前記バッテリを吊り上げてバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリと交換するための移動装置とを備えるものとする。
本発明によれば、作業現場にバッテリ充電設備を設置しなくても、バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を補給することができ、バッテリ駆動式建設機械を使用する顧客の負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。本発明の実施の形態ではバッテリ駆動式建設機械として、掘削等の作業を行うフロント作業機を油圧システム、旋回及び走行を電動モータで行うバッテリ駆動式油圧ショベルを例にとり説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明のバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムの全体構成を示す図である。
図1において、バッテリ駆動式建設機械の電力補給システムは、バッテリ駆動式油圧ショベル1と、管理局6と、バッテリ搭載車両5と、充電局7とを備えている。バッテリ駆動式油圧ショベル1及びバッテリ搭載車両5は、複数のバッテリ駆動式油圧ショベル及び複数のバッテリ搭載車両のうちそれぞれ1つを代表して示すものである。
以下に上記各構成の詳細を説明する。
図2は、バッテリ駆動式油圧ショベル1の全体構造を示す側面図である。
図2において、バッテリ駆動式油圧ショベル1は、下部走行体4と、この下部走行体4に旋回可能に設けられた上部旋回体2と、この上部旋回体2の前部に設けられたフロント作業機3とを備えている。
下部走行体4は、トラックフレーム41、旋回輪ベアリング42、走行機構43L,43R及び無限軌道履帯44L,44Rを備えている。
上部旋回体2の前方に設けられたフロント作業機3は、上下方向に回動可能に連結したブーム31と、ブーム31の先端に上下方向に回動可能に連結したアーム32と、アーム32の先端に上下及び前後方向に回動可能に連結したバケット33とを備えており、これらは、ブームシリンダ34a、アームシリンダ34b及びバケットシリンダ34cにより回動駆動される。
図3は、バッテリ駆動式油圧ショベル1を示す前面図である。ただし、フロント作業機3は除去して示している。
図3において、上部旋回体2はメインフレーム20と、メインフレーム20に搭載された旋回機構28と、スリップリング21と、運転室29とを備えている。
旋回機構28は、旋回用電動モータ281及び旋回減速機282を備えており、旋回用電動モータ281は、旋回減速機282にボルト等(図示せず)で締結され、さらに旋回減速機282は、メインフレーム20にボルト等(図示せず)で締結固定される。
旋回用電動モータ281の動力は旋回減速機282にて減速増力され、旋回減速機282の最終端であるピニオンギヤ(図示せず)から旋回輪ベアリング42のギヤ(図示せず)と噛合伝達され、上部旋回体2が回動する。
走行機構43L,43Rはトラックフレーム41を挟み、同様(トラックフレーム41に関して対照)の機構が左右に設置される。ここではトラックフレーム41の車体進行方向左側に設置される走行機構43Lについて説明し、走行機構43Lと同様の構成である走行機構43R(車体進行方向右側)については説明を省略する。
走行機構43Lは、走行用電動モータ431Lと、トラックフレームにボルト等(図示せず)で締結固定され、走行用電動モータ431Lをボルト等(図示せず)で締結した走行減速機432Lと、走行減速機432Lにボルト等(図示せず)で締結されたスプロケット433Lとを備え、スプロケット433Lに噛合接続された無限軌道履帯44Lとを備えている。走行用電動モータ431Lは、この走行用電動モータを外部の障害物(岩、土、等)から保護するための保護カバー411Lに覆われている。
走行用電動モータ431Lの動力は走行減速機432Lによって減速増力され、スプロケット433Lから無限軌道履帯44Lに噛合い伝達され、無限軌道履帯44Lが回動し電動ショベル1を前後進させる。
図4は、バッテリ駆動式油圧ショベル1の上面図である。
前述したように、上部旋旋回体2のメインフレーム20上には旋回機構28と、スリップリング21と、運転室29が設置されている。また、メインフレーム20上にはコンダクタ制御盤22、インバータ収納部23、バッテリ収納部24、作動油タンク25、油圧制御弁部26、油圧ポンプ収納部27及び図示しないオイルクーラ等の補機類が設置されている。
バッテリ収納部24は、動力用の複数のバッテリ241と、各種制御系に用いる複数のバッテリ242と、これら複数のバッテリを覆うカバー243とを備えている。バッテリ241は高電圧であり、油圧ポンプ駆動用電動モータ271、パイロット油圧ポンプ駆動用電動モータ274、旋回用電動モータ281及び走行用電動モータ431L,431Rなどの電動モータを駆動するのに用いられる。バッテリ243は低電圧であり、バッテリコントローラ221などの電源として用いられる。
インバータ収納部23は、複数のインバータ231a〜231eと、これら複数のインバータを覆うカバー232とで構成される。インバータ231aは油圧ポンプ駆動用電動モータ271、インバータ231bは旋回用電動モータ281、インバータ231c,231dは走行用電動モータ431L,431R、インバータ231eはパイロット油圧ポンプ駆動用電動モータ274の制御にそれぞれ用いられる。
コンダクタ制御盤22は、バッテリ残量等を管理するバッテリコントローラ221と、バッテリ241からの電力のスイッチングを行う図示しないコンダクタ及びブレーカとを設けている。バッテリ残量の検出方法としては、例えば、バッテリ電流を測定し、その時間積算から算出する方法や、バッテリの解放端子電圧(バッテリに負荷を掛けていない際の電圧)から算出する方法などがある。なお、電流や端子電圧の測定はバッテリを構成するセル(図示せず)を監視するセルコントローラ(図示せず)で行われ、その測定結果がバッテリコントローラへ送られる。バッテリコントローラ221は、この測定結果からバッテリ241のバッテリ残量を算出する。つまり、バッテリコントローラ221はバッテリ駆動式油圧ショベル1のバッテリ残量を検出する検出手段である。
スリップリング21は、バッテリ241の電力を上部旋回体2の回動に妨げられる事なく、走行機構43L,43Rに伝達するものである。
油圧制御弁部26は、フロント作業機3へ供給する圧油の流量を制御する油圧制御弁261と、油圧制御弁261を制御するパイロット弁262とで構成されている。
油圧ポンプ収納部27は、油圧ポンプ駆動用電動モータ271、油圧ポンプ272、及びこれらの軸を連結するカップリング273と、パイロット油圧ポンプ駆動用電動モータ274、パイロット油圧ポンプ275、及びこれらの軸を連結するカップリング276と、これらを覆うカバー277とで構成されている。
運転室29には、バッテリコントローラ221と配線47を介して接続され、バッテリコントローラ221で算出されたバッテリ残量の情報を配線47を介して受け取り、バッテリ残量を表示する表示装置46が設けられている。バッテリ駆動式油圧ショベル1の操作者は、この表示装置46を見てバッテリ残量を把握する。
図5は、バッテリ搭載車両5の全体構造を示す側面図である。
図5において、バッテリ搭載車両5は、操縦部501と、架台502と、タイヤ503と、図示しない動力源を備えている。
バッテリ搭載車両5は動力源を内蔵し、機械的伝達により最終的にタイヤ503を駆動し自走する。この動力源としては軽油及びガソリンを燃料とするエンジン式などが考えられるが、環境を考慮して電気駆動及びハイブリッド形態とする方が望ましい。
架台502上には、外部との通信を行う通信装置51と、この通信装置51に接続された送受信アンテナ511と、バッテリ52と、このバッテリ52に配線54を介して接続され、バッテリ52からの電力を電流制御をかけて出力するための補給装置53とを備えており、通信装置51、バッテリ52及び補給装置53を含む架台502はカバー504により覆われている。
操縦部501には配線55を介して通信装置51と接続された表示装置56が設けられており、送受信アンテナ511を介して電力補給要求の信号を通信装置51が受信すると、電力補給要求の内容を表示して操作者に教示する。
図1に戻り、管理局6は、通信装置61及アンテナ611を備えている。
充電局7は、商用電源8と配線81を介して接続され、バッテリ搭載車両5と接続するための配線72を有する補給装置71を備えている。
以上のように構成した本実施の形態の動作を説明する。
図1において、作業現場にあるバッテリ駆動式油圧ショベル1の操作者(図示せず)は、バッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ241の残量を表示装置46により把握する。操作者は、このバッテリ241の残量が少なくなり、バッテリ241への電力補給が必要であると判断した場合、携帯電話など手持ちの通信手段を用いて管理局6の管理者(図示せず)と通信し、電力補給を行う場所や時間などの補給情報を含む電力補給要求を行う(矢印901)。管理局6の管理者は、バッテリ駆動式油圧ショベル1の操作者からの電力補給要求を受け取ると、通信装置61及びアンテナ611を用いてバッテリ搭載車両5に補給情報を含む電力補給指令を送信する(矢印902)。バッテリ搭載車両5において、通信装置51がアンテナ511を介して電力補給要求を受信すると、表示装置56に電力補給指令を受信したこと及び補給情報が表示され、バッテリ搭載車両5の操作者は電力補給要求を理解する。操作者は電力補給指令及び補給情報に従い、バッテリ駆動式油圧ショベル1の稼動する作業現場へバッテリ搭載車両5を移動させる(矢印903)。作業現場へ移動したバッテリ搭載車両5は、バッテリ搭載車両5に搭載されたバッテリ52からバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ241に電力を充電する。
バッテリ搭載車両5に搭載されたバッテリ52からバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ241に電力を充電する充電作業の詳細を図6を用いて説明する。
図6において、バッテリ搭載車両5はバッテリ駆動式油圧ショベル1の稼動する作業現場に移動後、バッテリ搭載車両5の補給装置53とバッテリ駆動式油圧ショベル1のバッテリ241を配線58で接続し、バッテリ52の電力をバッテリ241に補給する。バッテリ52から配線54を介して出力された電力は、補給装置53においてバッテリ駆動式油圧ショベル1のバッテリ241の仕様(充電電流上限)に合致するように電流制限を掛けられ、配線58を介してバッテリ241に補給される。バッテリ241への電力補給が終わると、配線58の接続を外し、バッテリ駆動式油圧ショベルへの電力補給の作業を終了する。電力補給が完了したバッテリ駆動式油圧ショベル1は現場での作業を開始することが出来る。
図1に戻り、バッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ241への電力の充電が終わると、バッテリ搭載車両5の操作者はバッテリ搭載車両5を充電局7へ移動する(矢印904)。バッテリ搭載車両5は充電局7に移動後、バッテリ搭載車両5のバッテリ52と充電局7に設けられた充電装置71を配線72で接続し、商用電源8からバッテリ搭載車両5に搭載されたバッテリ52に電力を充電する。商用電源8から配線81を介して補給装置71に出力された電力は、補給装置71においてバッテリ搭載車両5に搭載されたバッテリ52の仕様(充電電流の上限など)に合致するように電流制限を掛けられ、配線58を介してバッテリ52に補給される。バッテリ搭載車両5は、バッテリ52への電力の充電が終わると、バッテリ52と配線72の接続を外し、図示しない待機場所で待機する。
バッテリ駆動式油圧ショベル1の操作者から管理局6の管理者への電力補給要求(矢印901)が行われる度に、矢印902〜矢印904を繰り返すことにより、バッテリ駆動式油圧ショベル1に電力を充電する。
以上のように構成した本実施の形態によれば、バッテリ搭載車両5がバッテリ駆動式油圧ショベル1の稼働する現場に移動し、バッテリ搭載車両5に搭載されたバッテリ52からバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ241に電力を充電するので、作業現場にバッテリの充電設備を設けなくてもバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ241に電力を充電することができ、バッテリ駆動式油圧ショベル1を使用する顧客の負担を軽減することができる。
本発明の第2の実施の形態を図7及び図8を用いて説明する。本実施の形態は、上記第1の実施の形態における運転室29に補給要求通信装置45及びアンテナ451を設けた場合の実施の形態である。
図7は、本実施の形態に係わるバッテリ駆動式油圧ショベル1の運転室29を示す図である。
図7において、運転室29には、配線454を介してバッテリコントローラ221に接続された補給要求通信装置45と、この補給要求通信装置45に接続され、運転室29の外部に突出設置されたアンテナ451が設けられている。
図8は、図7における補給要求通信装置45の内部構成を示す図である。
図8において、補給要求通信装置45は、比較装置452と、指令装置453とを備えている。
比較装置452は、補給要求通信装置45の外部にあるバッテリコントローラ221に接続されており、バッテリコントローラ221で算出されたバッテリ残量の情報とあらかじめ比較装置452の内部に設定した閾値とを比較する。バッテリ残量が閾値より多いときは比較装置452から指令装置453へ出力する信号はOFFであり、バッテリ残量が閾値以下のときは指令装置453へ出力する信号をONにする。
指令装置453は、比較装置452からの信号がOFFのときは作動せず、比較装置452からの信号がONのときのみアンテナ451を介して管理局6の管理者へ電力補給要求信号を出力する。これは、本発明の第1の実施の形態の図1における矢印901に相当する。
その他の構成及び動作は本発明の第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、バッテリ241の残量があらかじめ設定した値(閾値)以下になると、管理局6の管理者へ自動的に電力補給要求が出力されるので、操作者がバッテリ残量を確認して電力補給要求を出力する必要がなくなり、操作者の手間を省くことができる。また、操作者のバッテリ残量把握の誤りによるバッテリ切れを防止することができ、作業の遅延を防ぐことができる。
なお、本実施の形態における比較装置452の内部に設定した値(閾値)は変更可能であり、任意の値に設定可能である。
本発明の第3の実施の形態を図9〜図16を用いて説明する。上記第1の実施の形態では、バッテリ搭載車両を用いてバッテリ駆動式油圧ショベルに搭載したバッテリに充電することより電力補給したのに対し、第3の実施の形態は、バッテリを交換することにより電力を補給するものである。
図9は、本実施の形態におけるバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムの全体構成を示す図である。図中、図1に示した部材と同様のものには同じ符号を付し、説明を省略する。
図9において、本実施の形態におけるバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムは、第1の実施の形態におけるバッテリ搭載車両5に替えてバッテリ搭載車両5Aを備えている。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。バッテリ駆動式油圧ショベル1及びバッテリ搭載車両5Aは、複数のバッテリ駆動式油圧ショベル及び複数のバッテリ搭載車両のうちそれぞれ1つを代表して示すものである。
図10は、バッテリ駆動式油圧ショベル1の全体構造を示す上面図である。図中、図4に示した部材と同様のものには同じ符号を付し、説明を省略する。
図10において、バッテリ駆動式油圧ショベル1の駆動用のバッテリ241はバッテリ収納部249に収納されている。
バッテリ駆動式油圧ショベル1のバッテリ収納部249の構造を図11〜図14を用いて説明する。
図11は、バッテリ駆動式油圧ショベル1に設けられたバッテリ収納部249の構造を示す図である。
図11において、バッテリ収納部249は、バッテリ筐体支持ケース246と、このバッテリ筐体支持ケースに収納され、駆動用のバッテリ241を収納したバッテリ筐体244とで構成されている。
図12は、バッテリ筐体支持ケース246を示す図である。このバッテリ筐体支持ケース249はバッテリ駆動式油圧ショベル1のメインフレーム20に防振ゴム(図示せず)を介して設置される。
図13は、バッテリ筐体支持ケース246に収納された複数段(この例では3段)のバッテリ筐体244のうちの1つを代表して示す図である。
図13において、バッテリ筐体244にはバッテリ241が複数個(この例では10個)
収納されている。このように、バッテリ筐体244はバッテリ241を収納した状態で取り扱う。
図14は、バッテリ241を除いたバッテリ筐体244の構造を示す図である。
図14において、バッテリ筐体244の上部には、クレーンなどにより吊り上げるために用いるアイボルト(図示せず)を付設できるようにボルト穴245が設けられている。このボルト穴245にアイボルトを付設し、ロープなどを用いて移動装置57(後述)で吊り上げることにより、複数のバッテリ241を収納した状態でバッテリ筐体244を移動させることができる。
図15は、バッテリ搭載車両5Aの全体構造を示す側面図である。図中、図5に示した部材と同様のものには同じ符号を付し、説明を省略する。
図15において、バッテリ搭載車両5Aは、架台502上に通信装置51と、送受信アンテナ511と、バッテリ収納部549と、支柱571、腕部572及びフック573により構成された移動装置57を備えている。通信装置51とバッテリ収納部549はカバー504により覆われている。
バッテリ収納部549は、前述したバッテリ駆動式油圧ショベル1のバッテリ収納部249と同様の構造を有している。ただし、バッテリ搭載車両5Aにおけるバッテリ筐体支持ケース246はバッテリ搭載車両5Aの架台502に防振ゴム(図示せず)を介して設置されている。
本発明の第3の実施の形態におけるその他の構成は第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態において、バッテリ搭載車両5Aからバッテリ駆動式油圧ショベル1に電力を補給する作業の詳細を図16〜図18を用いて、作業の進行順に説明する。
図16に示すように、バッテリ搭載車両5Aはバッテリ駆動式油圧ショベル1の稼動する作業現場に移動後、バッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ筐体244bを移動装置57により吊り上げ(矢印905)、適当な場所に降ろす(矢印906)。これをバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載された全てのバッテリ筐体244bに対して行う。また、図示しないが、バッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ筐体244を交換する前に、バッテリ駆動式油圧ショベル1とバッテリ筐体244の間の配線の接続や固定用の器具を取り外す作業を行う。
図17に示すように、バッテリ搭載車両5Aは搭載してきた充電済みのバッテリ241を収納したバッテリ筐体244aを移動装置57により吊り上げ(矢印907)、バッテリ駆動式油圧ショベル1の上まで移動し(矢印908)、バッテリ駆動式油圧ショベル1に降ろして搭載する(矢印909)。これを、図16でバッテリ駆動式油圧ショベル1から降ろしたバッテリ筐体244bの個数と同じ個数分行う。
図18に示すように、バッテリ搭載車両5Aは図16でバッテリ駆動式油圧ショベル1から降ろしたバッテリ筐体244bを移動装置57により吊り上げ(矢印910)、バッテリ搭載車両5Aの上まで移動し(矢印912)、バッテリ搭載車両5Aに降ろして搭載する(矢印913)。これを、図16でバッテリ駆動式油圧ショベル1から降ろしたバッテリ筐体244bの全てに対して行う。また、図示しないが、バッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ筐体244の交換が終了した後には、バッテリ駆動式油圧ショベル1とバッテリ筐体244の間の配線の接続や固定用の器具の取り付けを行う。
以上のように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、作業現場にバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ(バッテリ筐体244)に電力を充電する充電設備を設けなくてもバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ筐体244に電力を充電することができ、バッテリ駆動式油圧ショベル1を使用する顧客の負担を軽減することができるという効果が得られる。
また、バッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載したバッテリ筐体244とバッテリ搭載車両5Aに搭載したバッテリ筐体244を交換するだけで電力補給ができるので、バッテリ搭載車両5Aに搭載されたバッテリ(バッテリ筐体244)からバッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載されたバッテリ(バッテリ筐体244)に電力を充電する場合に比べ、バッテリ駆動式油圧ショベル1に電力を補給するのに必要な時間を短縮することができる。
なお、上記第3の実施の形態においても、第2の実施の形態と同様、運転室29に補給要求通信装置45及びアンテナ451を設けても良い。この場合においても第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記第1〜第3の実施の形態のバリエーションとして、第1の実施の形態で示したバッテリ搭載車両5と第3の実施の形態で示したバッテリ搭載車両5Aとを混在させて電力補給システムを構成することもできる。
バッテリ搭載車両5は、バッテリ駆動式油圧ショベル1に搭載したバッテリ52に電力を充電することにより電力補給を行うので、バッテリ搭載車両5Aを用いて電力補給を行う場合に比べてバッテリ駆動式油圧ショベル1とバッテリ筐体244の間を接続するケーブルの取り付け、取り外しやバッテリ筐体244の移動などの煩雑な作業を行う必要がなく、バッテリ搭載車両5の操作者の電力補給にかかる手間を省くことができる。
一方、バッテリ搭載車両5Aは、バッテリ駆動式油圧ショベル1への電力補給をバッテリ筐体244の交換により行うので、電力の充電に長い時間の必要なバッテリ搭載車両5を用いた電力補給に比べてバッテリ駆動式油圧ショベル1への電力補給に必要な時間を短縮することができる。
このバッテリ搭載車両5とバッテリ搭載車両5Aを混在させた電力補給システムでは、バッテリ搭載車両5とバッテリ搭載車両5Aのそれぞれの利点を組み合わせた電力補給が可能である。例えば、作業を行わない夜間は、電力補給に時間を割くことができるのでバッテリ搭載車両5により電力補給を行い、電力補給が完了した状態で午前中の作業を開始する。作業内容が非常に軽微である場合は夜間の電力補給のみで1日バッテリがもつことも考えられるが、通常考えられる作業内容であれば、作業中にバッテリ残量が無くなる可能性が高い。そこで、午後の作業中にバッテリ残量が無くなることを考えて、昼休みの作業を行わない時間に電力補給を行う。ただし、バッテリ搭載車両5の充電による電力補給では昼休みの間だけでは時間が足りないので、作業時間の損失を抑えるためにバッテリ搭載車両5Aのバッテリ交換により電力補給を行う。また、夕方の作業終了までにバッテリ残量が無くなる場合も考えられ、この場合においても、作業時間の損失を抑えるためバッテリ搭載車両5Aのバッテリ交換により電力補給を行う。
以上のように、バッテリ搭載車両5とバッテリ搭載車両5Aを混在させて電力補給システムを構成することにより、それぞれの特長を生かすことができ、バッテリ搭載車両5の操作者の手間を省きつつ、電力補給に必要な時間を短縮することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムの全体構成を示す図である。 バッテリ駆動式油圧ショベルの全体構造を示す側面図である。 バッテリ駆動式油圧ショベルの前面図である。 バッテリ駆動式油圧ショベルの上面図である。 本発明の第1の実施の形態に係わるバッテリ搭載車両の全体構造を示す側面図である。 バッテリ搭載車両からバッテリ駆動式油圧ショベルへの充電による電力補給作業の詳細を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係わるバッテリ駆動式油圧ショベルの運転室を示す図である。 補給要求通信装置の内部構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムの全体構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係わるバッテリ駆動式油圧ショベルの上面図である。 バッテリ収納部の構造を示す図である。 バッテリ筐体支持ケースを示す図である。 バッテリを収納したバッテリ筐体を示す図である。 バッテリ筐体を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係わるバッテリ搭載車両の全体構造を示す側面図である。 バッテリ搭載車両からバッテリ駆動式油圧ショベルへの交換による電力補給作業の一動作を示す図である。 バッテリ搭載車両からバッテリ駆動式油圧ショベルへの交換による電力補給作業の一動作を示す図である。 バッテリ搭載車両からバッテリ駆動式油圧ショベルへの交換による電力補給作業の一動作を示す図である。
符号の説明
1 バッテリ駆動式油圧ショベル
2 上部旋回体
3 フロント作業機
4 下部走行体
5,5A バッテリ搭載車両
6 管理局
7 充電局
8 商用電源
20 メインフレーム
21 スリップリング
22 コンダクタ制御盤
23 インバータ収納部
24 バッテリ収納部
25 作動油タンク
26 油圧制御弁部
27 油圧ポンプ収納部
28 旋回機構
29 運転室
31 ブーム
32 アーム
33 バケット
34a〜34c 油圧シリンダ
41 トラックフレーム
42 旋回輪ベアリング
43L,43R 走行機構
44L,44R 無限軌道履帯
45 補給要求通信装置
46,56 表示装置
51,61 通信装置
52,241 バッテリ
53,71 補給装置
57 移動装置
221 バッテリコントローラ(検出手段)
231a〜231e インバータ
232 カバー
242 バッテリ(制御用)
243 カバー
244 バッテリ筐体
245 ボルト穴
246 バッテリ筐体支持ケース
249,549 ケース収納部
261 油圧制御弁
262 パイロット弁
271 油圧ポンプ駆動用電動モータ
272 油圧ポンプ
273,276 カップリング
274 パイロット油圧ポンプ駆動用電動モータ
275 パイロット油圧ポンプ
277 カバー
281 旋回用電動モータ
282 旋回減速機
411L 保護カバー
431L 走行用電動モータ
432L 走行減速機
433L スプロケット
451,511,611 アンテナ
452 比較装置(比較手段)
453 指令装置(指令手段)
454,47,54,55,58,72,81 配線
501 操縦部
502 架台
503 タイヤ
504 カバー
571 支柱
572 腕部
573 フック
901〜913 ルーティンを示す矢印

Claims (8)

  1. バッテリを搭載したバッテリ駆動式建設機械からの電力補給要求を受けて電力補給指令を出す管理局と、
    バッテリを搭載し、前記管理局からの電力補給指令を受けて前記バッテリ駆動式建設機械の稼働する現場に移動し、前記バッテリ駆動式建設機械に電力を補給するバッテリ搭載車両と、
    前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリに電力を補給する充電局とを備えることを特徴とするバッテリ駆動式建設機械の電力補給システム。
  2. バッテリを搭載したバッテリ駆動式建設機械と、
    前記バッテリ駆動式建設機械からの電力補給要求を受けて電力補給指令を出す管理局と、
    バッテリを搭載し、前記管理局からの電力補給指令を受けて前記バッテリ駆動式建設機械の稼働する現場に移動し、前記バッテリ駆動式建設機械に電力を補給するバッテリ搭載車両と、
    前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリに電力を補給する充電局とを備えることを特徴とするバッテリ駆動式建設機械の電力補給システム。
  3. 請求項1又は2記載のバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムにおいて、
    前記バッテリ搭載車両は、前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリから前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を充電するための補給装置を更に備えることを特徴とするバッテリ駆動式建設機械の電力補給システム。
  4. 請求項1又は2記載のバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムにおいて、
    前記バッテリ搭載車両は、前記バッテリ搭載車両に搭載されたバッテリを吊り上げて前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリを交換するために移動させる移動装置を更に備える事を特徴とするバッテリ駆動式建設機械の電力補給システム。
  5. 請求項2記載のバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムにおいて、
    前記バッテリ駆動式建設機械は、
    前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリの残量を検出する検出手段と、
    前記バッテリの残量を前記バッテリ駆動式建設機械の操作者に認識させる表示手段とを更に備えることを特徴とするバッテリ駆動式建設機械の電力補給システム。
  6. 請求項2記載のバッテリ駆動式建設機械の電力補給システムにおいて、
    前記バッテリ駆動式建設機械は、
    前記バッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリの残量を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出したバッテリ残量とあらかじめ設定した閾値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較結果に応じて、前記管理局に前記電力補給要求を出力する指令手段とを備える事を特徴とするバッテリ駆動式建設機械の電力補給システム。
  7. 架台と、この架台に搭載されたバッテリと、前記架台に搭載され、管理局から出力された電力補給指令を受信する無線装置と、前記架台に搭載され、前記バッテリからバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリに電力を充電するための補給装置とを備えることを特徴とするバッテリ搭載車両。
  8. 架台と、この架台に搭載されたバッテリと、前記架台に搭載され、管理局から出力された電力補給指令を受信する無線装置と、前記架台に搭載され、前記バッテリを吊り上げてバッテリ駆動式建設機械に搭載されたバッテリと交換するための移動装置とを備えることを特徴とするバッテリ搭載車両。
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