JP2018145664A - 作業機械 - Google Patents
作業機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018145664A JP2018145664A JP2017040875A JP2017040875A JP2018145664A JP 2018145664 A JP2018145664 A JP 2018145664A JP 2017040875 A JP2017040875 A JP 2017040875A JP 2017040875 A JP2017040875 A JP 2017040875A JP 2018145664 A JP2018145664 A JP 2018145664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- hose
- guard
- work machine
- hydraulic hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Shovels (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
Description
図1は本発明の一実施形態に係る作業機械の外観を表す側面図である。本実施形態ではフロント作業機の先端の作業具23としてリフティングマグネットを装着した油圧ショベルを作業機械の例として説明する。但し、バケットやグラップル等のリフティングマグネット以外のアタッチメントを備える油圧ショベルやクレーン等の関節を有する作業機を備えた他種の作業機械にも本発明は適用され得る。以降において、運転席に座った操作者から見て前側(図1中の左側)、後側(同右側)、左側(図1の紙面に直交する方向の手前側)、右側(同奥側)を作業機械の前、後、左、右とし、それぞれ単に前側、後側、左側、右側と記載する。
図2は図1に示した作業機械に備えられた油圧駆動装置を示す油圧回路図である。説明済みのものについては、同図において既出図面と同符号を付して説明を省略する。油圧駆動装置30は、作業機械のアクチュエータ18,19,24〜26等を駆動する装置であって動力室15に収容されている。この油圧駆動装置30は、油圧ポンプ31、コントロールバルブ32〜35、パイロットポンプ36及び操作レバー装置37〜40等を含んでいる。
油圧ポンプ31はアクチュエータ18,19,24〜26等を駆動する作動油を吐出する可変容量型のポンプであり、原動機17により駆動される。本実施形態における原動機17は内燃機関等の燃焼エネルギーを動力に変換するエンジンである。図2では油圧ポンプ31を1個のみ図示しているが、複数個設けられる場合もある。油圧ポンプ31から吐出された作動油は吐出配管31aを流れ、コントロールバルブ32〜35を経由してそれぞれアクチュエータ24〜26,19に供給される。アクチュエータ24〜26,19からの各戻り油は、それぞれコントロールバルブ32〜35を介して戻り油配管31bに流れ込んでタンクTに戻される。吐出配管31aには、この吐出配管31aの最高圧力を規制するリリーフ弁(不図示)が設けられている。図2では図示していないが、ブレーカ等のアクチュエータを持つアタッチメントをリフティングマグネットに代えて作業機20に装着した場合には、排土板やアタッチメントのアクチュエータも同様の回路構成で駆動される。
コントロールバルブ32〜35は油圧ポンプ31から対応するアクチュエータに供給される作動油の流れ(方向及び流量)を制御する油圧駆動式の流量制御弁であり、油圧駆動部に入力される油圧信号により駆動される。コントロールバルブ32はブームシリンダ用、コントロールバルブ33はアームシリンダ用、コントロールバルブ34は作業具シリンダ用、コントロールバルブ35は旋回モータ用である。走行モータ等の他のアクチュエータ用のコントロールバルブは図示省略してある。コントロールバルブ32〜35の油圧駆動部は対応する操作レバー装置に接続されている。コントロールバルブ32〜35は油圧駆動部に油圧信号が入力されると図中で右行又は左行し、油圧信号の入力が停止されるとバネの力で中立位置に復帰する構成である。例えばブームシリンダ用のコントロールバルブ32の左側の油圧駆動部に油圧信号が入力されると、図2においてコントロールバルブ32のスプールが油圧信号の大きさに応じた距離だけ右行する。これにより、油圧信号に応じた流量の作動油がブームシリンダ24のボトム側油室に供給され、油圧信号の大きさに応じた速度でブームシリンダ24が伸長しブーム21が上がる。
パイロットポンプ36はコントロールバルブ32〜35等の制御弁を駆動する作動油を吐出する固定容量型ポンプであり、油圧ポンプ31と同じく原動機17により駆動される。原動機17とは別の動力源でパイロットポンプ36を駆動する構成とすることもできる。ポンプライン36aはパイロットポンプ36の吐出配管であり、分岐して操作レバー装置37〜40に接続している。このポンプライン36aを介して、パイロットポンプ36から吐出された作動油が操作レバー装置37〜40の信号出力弁(減圧弁)に供給される。
操作レバー装置37〜40は、それぞれ対応するアクチュエータ24〜26,19の動作を指示する油圧信号を操作に応じて生成し出力するレバー操作式の操作装置であり、運転室14(図1)に備えられている。操作レバー装置37はブーム操作用、操作レバー装置38はアーム操作用、操作レバー装置39は作業具操作用、操作レバー装置40は旋回操作用である。油圧ショベルの場合、一般に操作レバー装置37〜40は十字操作式のレバー装置であり、前後方向への傾倒操作で1つのアクチュエータの動作を、左右方向への傾倒操作で別のアクチュエータの動作を指示できる構成となっている。従って、4つの操作レバー装置37〜40は各2つの2グループに区分され、各グループで1本のレバー部を共用する。操作レバー装置37〜40のレバー部は右手操作用と左手操作用の合計2本である。走行用の操作レバー装置等の他の操作装置は図示省略してある。
本実施形態においては作業機20に搭載されたアクチュエータ25,26と対応するコントロールバルブ33,34とを接続する作動油の管路である複数の油圧配管50(図1及び図2参照)を作業機20の上面に左右に並べて配管してある。油圧アクチュエータを搭載した作業具を装着した場合、その作業具の油圧アクチュエータと対応するコントロールバルブを接続する油圧配管も同じように作業機20の上面に配管される。これら油圧配管50には、その経路の途中に可撓性の複数の油圧ホース51(図1)が部分的に用いられている。油圧ホース51は、油圧配管50の経路のうち、作業機20の関節部、例えばブーム21と旋回体12の連結部、ブーム21とアーム22の連結部等に対応する各位置に設けられている(つまり関節部を跨いでいる)。油圧配管50は油圧ホース51と鋼管とを継手で繋いで構成されている。
図4はホース支持機構60の詳細構造を表す側面図、図5は図4中V−V線によるホース支持機構60の矢視断面図、図6は図4中VI−VI線によるホース支持機構60の矢視断面図である。本実施形態におけるホース支持機構60は油圧ホース51と共に作業機20の上面におけるブーム21及びアーム22の連結部に対応する位置に設けられている。ホース支持機構60はガード61とサポート62を備えている。
(1)油圧ホースの横倒れの抑制
ホース支持機構60を設けて、作業機20の関節部に配管した油圧ホース51を左右に曲折しないガード61によって長さ方向の一定範囲で支持したので、油圧ホース51の捩れ(左右への倒れ)を効果的に拘束することができる。油圧ホース51の所望の挙動(撓み)を阻害することもない。これにより油圧ホース51が経年変化しても撓んだ油圧ホース51が左右に倒れ難く、油圧ホース51が山なりに起立する状態を長期に亘って維持することができる。従って、作業機械の運転中に横倒れした油圧ホース51が周囲構造物に引っ掛かることを効果的に抑制することができる。
油圧ホース51のホース支持機構60で支持されている部分は左右への動きが拘束されているので、油圧ホース51の左右に倒れられる部分(ホース支持機構60で拘束されていない非支持部分)は短い。前述したようにホース支持機構60や油圧ホース51等の長さの設定によって、油圧ホース51の非支持部分は、どのように横倒れしても作業機20の左右の幅から出ないようになっている。従って経年変化しても油圧ホース51が作業機20の左右の幅から出るようなことは物理的に起こり難い。このことは油圧ホース51の保護効果の向上に役立つ。
ガード61は、樹脂等の軽量な材料で製作することができ、またリンク63も完全な箱型である必要はなく必要強度さえ確保できれば任意に形状や板厚を変更することができるため、重量を抑えることは難しくない。また、油圧ホース51の全長をガード61でカバーする構成とすることで油圧ホース51の更なる保護効果も期待できるが、油圧ホース51の横倒れを抑制する上で必ずしもガード61が油圧ホース51の全長をカバーする必要はない。油圧ホース51の全長をガード61でカバーする構成とすると、油圧ホース51とガード61の寸法合わせ等に工数を要し得る。そこで本実施形態においては、ガード61によって油圧ホース51を部分的にカバーする構成とすることにより、油圧ホース51の横倒れを抑制しつつホース保持機構60の更なる簡素化及び軽量化が図れる。
また、このように油圧ホース51に比べてガード61は短いので長手方向のいずれか一方側の端部は作業機20に対して固定することができない。ガード61のいずれの側を作業機20に固定する構成としても良いが、本実施形態においてはコントロールバルブ34に近い側(旋回体12側)の端部を作業機20に固定する構成としてある。油圧ホース51の撓み及び伸長の挙動は旋回体12に近い側の端部を基端として旋回体12から遠い先端が前後に移動することによって生じるため、基端側にガード61を配置することで安定に油圧ホース51を支持することができる。
図9は一変形例に係るホース支持機構の詳細構造を表す断面図であって図5に対応する図である。既出図面で説明した要素と同一の又は対応する要素については図9において既出図面と同符号を付して説明を省略する。図9に示したホース支持機構60Aは4つの貫通孔71を持ち、4本の油圧ホース51を支持する構成となっている。図1−図8で説明した実施形態では2本の油圧ホース51を支持する構成を例示して説明したが、作業機20に装着する作業具23によって油圧ホース51の本数は変化し得るので、これに応じて1つのホース支持機構で支持する油圧ホース51の本数も適宜変更可能である。また、上記実施形態ではブーム21とアーム22の連結部の油圧ホース51に適用した例を説明した。しかしブーム21と旋回体12の連結部においては作業具シリンダ26に接続する油圧配管50の油圧ホース51に加えて、例えばアームシリンダ25に接続する油圧配管50の油圧ホース51も併せて支持することができる。従って同一の作業具23を装着した作業機械であっても適用箇所によって1つのホース支持機構で支持する油圧ホース51の本数は変更され得る。
Claims (4)
- 下部構造体、前記下部構造体の上部に旋回可能に設けられた旋回体、前記旋回体の前部に設けた作業機、前記旋回体に搭載した原動機、前記原動機で駆動される油圧ポンプ、前記油圧ポンプから吐出される作動油で駆動されて前記作業機を駆動する複数の油圧アクチュエータ、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータへの作動油の流れを制御する複数のコントロールバルブ、及び前記コントロールバルブと前記油圧アクチュエータを接続する作動油の管路であって左右方向に並設された可撓性の複数の油圧ホースが前記作業機の関節部に対応して部分的に用いられている油圧配管を備えた作業機械において、
前記油圧ホースの両端の少なくとも一方を含んで前記油圧ホースの少なくとも一部をカバーするように前記作業機に設けられ、前記作業機の延在方向に延びる鉛直面に沿ってのみ複数の箇所で同じ上下方向に曲折可能なガードと、
前記ガードに設けられ、前記複数の油圧ホースを個別に支持するサポートと
を有するホース支持機構を備えたことを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、前記油圧ホースの撓みが最も大きくなった状態で前記油圧ホースの前記ガードでカバーされていない部分を左右に倒しても前記油圧ホースが前記作業機の左右の幅から出ないように構成されていることを特徴とする作業機械。
- 請求項2に記載の作業機械において、前記ガードは前記油圧ホースの許容曲率を超えて曲折しないように構成されていることを特徴とする作業機械。
- 請求項2に記載の作業機械において、前記ガードは、少なくとも前記コントロールバルブに近い側が前記作業機に固定されていることを特徴とする作業機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017040875A JP6676565B2 (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017040875A JP6676565B2 (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 作業機械 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018145664A true JP2018145664A (ja) | 2018-09-20 |
JP2018145664A5 JP2018145664A5 (ja) | 2019-03-28 |
JP6676565B2 JP6676565B2 (ja) | 2020-04-08 |
Family
ID=63589704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017040875A Active JP6676565B2 (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 作業機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6676565B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003128399A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Aichi Corp | ブームの送油送信装置 |
JP2006097737A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Tsubakimoto Chain Co | ケーブル類保護案内装置 |
JP2008302745A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Kobelco Cranes Co Ltd | クローラ式作業機械の油圧配管構造 |
JP2014058816A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械 |
-
2017
- 2017-03-03 JP JP2017040875A patent/JP6676565B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003128399A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Aichi Corp | ブームの送油送信装置 |
JP2006097737A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Tsubakimoto Chain Co | ケーブル類保護案内装置 |
JP2008302745A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Kobelco Cranes Co Ltd | クローラ式作業機械の油圧配管構造 |
JP2014058816A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6676565B2 (ja) | 2020-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6817244B2 (ja) | 建設機械 | |
JP6224565B2 (ja) | 建設機械 | |
EP2290163A1 (en) | Construction machine | |
US20210262193A1 (en) | Working vehicle | |
JP6676565B2 (ja) | 作業機械 | |
JP3967501B2 (ja) | 旋回式建設機械 | |
EP3447197B1 (en) | Compact hydraulic shovel | |
JP4005428B2 (ja) | 旋回式建設機械 | |
JP4908141B2 (ja) | 建設機械 | |
WO2017072845A1 (ja) | フロントローダ | |
WO2018159711A1 (ja) | 油圧ショベル | |
JP6731383B2 (ja) | 作業機械 | |
JP2009133084A (ja) | オフセットブーム式フロント装置 | |
JP4550622B2 (ja) | 建設機械の排土装置 | |
JP4648357B2 (ja) | 旋回式建設機械 | |
JP7118564B2 (ja) | 作業機械 | |
JP7141990B2 (ja) | 油圧ショベル | |
JP5859996B2 (ja) | 建設機械 | |
WO2021192625A1 (ja) | 建設機械 | |
JP4005429B2 (ja) | 旋回式建設機械 | |
JP2002266374A (ja) | 建設機械 | |
JP2023080727A (ja) | 建設機械 | |
JP6782262B2 (ja) | ショートリーチ型油圧ショベル | |
JP6411974B2 (ja) | 建設機械 | |
JP2024011409A (ja) | 建設機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190215 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200310 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6676565 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |