JP2018145642A - 地盤改良装置および改良壁体の構築方法 - Google Patents
地盤改良装置および改良壁体の構築方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ベースマシンのアーム5と混合撹拌ヘッド6との間に、その混合撹拌ヘッド6の角度調整のための中間ブラケット方式の取付角度調整機構7が介装されている。アーム側ブラケット26の固定板28とそれに対して回転可能なヘッド側ブラケット27の可動板30とが、両者を貫通する軸部材32を解して結合されている。さらに、固定板28と可動板30とが多数のボルト・ナット36により締結固定されている。軸部材32の両端には抜け止め部材35が不離一体に固定され、アーム側ブラケット26からのヘッド側ブラケット27の脱落防止機構50を形成している。
【選択図】図5
Description
2…履帯
5…アーム
6…混合撹拌ヘッド
7…取付角調整機構
13…ポスト部(支柱)
15…油圧モータ
16…駆動輪
17…従動輪
19…混合撹拌翼
26…アーム側ブラケット
27…ヘッド側ブラケット
28…固定板
30…可動板
32…軸部材
35…抜け止め部材
36…ボルト・ナット(締結固定手段)
47…取付角調整機構
50…脱落防止機構
57…ヘッド側ブラケット
B…改良壁体
C1…改良壁体の平面中心線
C2…ブームおよびアームの平面中心線
Claims (9)
- ショベル系の掘削機をベースマシンとして、そのベースマシンのアームの先端部に、上下方向に周回移動するチェーン式の混合撹拌翼を備えた混合撹拌ヘッドを装着し、前記混合撹拌ヘッドの混合撹拌翼による原位置土の掘削およびその原位置土と固化材との混合撹拌を行いながら、地中に前記混合撹拌翼の周回移動面の幅寸法に相当する連続した鉛直な改良壁体を構築する地盤改良装置であって、
前記改良壁体の構築に際して、平面視にて構築すべき改良壁体の厚み寸法を二分する平面中心線に対し前記ベースマシンの履帯をほぼ平行に保ちつつ、前記混合撹拌翼の周回移動面と前記平面中心線とをほぼ直角とした上で、前記混合撹拌ヘッドを前記平面中心線方向に掘進させるようにした地盤改良装置において、
前記混合撹拌ヘッドは、本体部となる支柱の上端部と下端部との間に無端状をなす前記チェーン式の混合撹拌翼を巻き掛けたものである一方、
前記ベースマシンのアームの先端部と前記混合撹拌ヘッドとの間に、前記平面中心線と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度を調整可能な取付角調整機構が設けられていて、
前記取付角調整機構は、
前記ベースマシンのアームの先端部に連結される固定板と、
前記混合撹拌ヘッドの上端部に連結されると共に前記固定板と重ね合わされる可動板と、
前記固定板と可動板の中心部を貫通するように前記支柱の中心線の延長線上に配置され、前記固定板に対して前記可動板を回転可能に連結支持している軸部材と、
前記固定板に対して前記可動板を回転させた位置に規制してねじ締め固定する締結固定手段と、
を備えていることを特徴とする地盤改良装置。 - 前記混合撹拌ヘッドは、前記支柱の上端部にモータとそれによって駆動される駆動輪を、前記支柱の下端部に従動輪をそれぞれ配置すると共に、それらの駆動輪と従動輪との間に前記チェーン式の混合撹拌翼を巻き掛けたものであって、
前記混合撹拌ヘッドの平面視において、張り側となる前記チェーン式の混合撹拌翼と緩み側となる前記チェーン式の混合撹拌翼とで挟まれた領域であって且つ前記チェーン式の混合撹拌翼の幅寸法内で、前記取付角調整機構の軸部材と、前記混合撹拌ヘッドの支柱、モータ、駆動輪および従動輪のそれぞれが重なり合うように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の地盤改良装置。 - 前記取付角調整機構の固定板と可動板は共に水平で且つ互いに平行であって、
前記混合撹拌ヘッドの平面視において、張り側となる前記チェーン式の混合撹拌翼と緩み側となる前記チェーン式の混合撹拌翼とで挟まれた領域であって且つ前記チェーン式の混合撹拌翼の幅寸法内に納まるように、前記取付角調整機構の固定板および可動板の大きさがそれぞれ設定されていることを特徴とする請求項2に記載の地盤改良装置。 - 前記取付角調整機構は、前記可動板を含む混合撹拌ヘッドの前記固定板からの脱落を防止する脱落防止機構を備えていることを特徴とする請求項3に記載の地盤改良装置。
- 前記取付角調整機構の軸部材が前記脱落防止機構の一部を兼ねていて、
前記脱落防止機構は、
前記固定板と可動板の中心部をそれぞれに貫通した前記軸部材の両端部に、それぞれの貫通穴からの前記軸部材の抜け出しを阻止する抜け止め部材を不離一体に設けてあることを特徴とする請求項4に記載の地盤改良装置。 - 前記取付角調整機構は、前記固定板が前記ベースマシンのアームの先端部に対して着脱可能で、且つ前記可動板が前記混合撹拌ヘッドの上端部に対して着脱可能な中間ブラケット式のものとして形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の地盤改良装置。
- 前記取付角調整機構は、前記固定板が前記ベースマシンのアームの先端部に対して着脱可能で、且つ前記可動板が前記混合撹拌ヘッドの上端部に対して一体的に結合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の地盤改良装置。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の地盤改良装置を用いて行う改良壁体の構築方法であって、
前記取付角調整機構の機能により、前記平面中心線と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度を鋭角に保った上で、前記混合撹拌ヘッドを前記平面中心線方向に掘進させて鉛直な改良壁体を構築することを特徴とする改良壁体の構築方法。 - 前記平面中心線と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度の最小角度を15°として鉛直な改良壁体を構築することを特徴とする請求項8に記載の改良壁体の構築方法。
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JP2017040009A JP6188982B1 (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 地盤改良装置および改良壁体の構築方法 |
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JP2005225410A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Kato Construction Co Ltd | 建設機械の走行制御装置および地盤改良機械 |
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