JP2018145318A - 波長変換部材、波長変換素子、照明装置及びプロジェクター - Google Patents

波長変換部材、波長変換素子、照明装置及びプロジェクター Download PDF

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Abstract

【課題】低コスト化及び小型化を実現できる波長変換部材を提供する。また、前記波長変換部材を備える波長変換素子を提供する。また、前記波長変換素子を備える照明装置を提供する。また、前記照明装置を備えるプロジェクターを提供する。【解決手段】セラミクス材料を主成分とするひとつの焼結体からなる波長変換部材であって、互いの発光特性が異なる第1の領域及び第2の領域を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、波長変換部材、波長変換素子、照明装置及びプロジェクターに関するものである。
近年、プロジェクター用の照明装置として、蛍光体層を用いて光を生成する技術がある。例えば、下記特許文献1には、照明装置から射出する光の色を調整するために、互いに発光色が異なる蛍光体層を同心円状に配置した蛍光体ホイールを採用している。
特開2011−108535号公報
ところで、高い信頼性が得られるセラミックス蛍光体に上述の構造を組み合わせることも考えられる。しかしながら、セラミック蛍光体は接着剤でホイール基板に貼合されるため、2種類の蛍光体を用いる場合、2回の貼合工程が必要となってコストUPを招くおそれがある。また、2種類の蛍光体の間に接着剤を逃がすスペースを設ける必要がある。あるいは、加工精度の問題により、二つの部材の間にスペースが生じる場合がある。そのため、ホイール基板の大型化を招くおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、ひとつの焼結体でありながら異なる色味の蛍光を射出できる波長変換部材を提供することを目的の一つとする。また、前記波長変換部材を備える波長変換素子を提供することを目的の一つとする。また、前記波長変換素子を備える照明装置を提供することを目的の一つとする。また、前記照明装置を備えるプロジェクターを提供することを目的の一つとする。
本発明の第1態様に従えば、セラミクス材料を主成分とするひとつの焼結体からなる波長変換部材であって、互いの発光特性が異なる第1の領域及び第2の領域を有する波長変換部材が提供される。
第1態様に係る波長変換部材は、ひとつの焼結体でありながら、第1の領域と第2の領域とで発光特性が異なる。そのため、励起光を照射する領域を適宜設定することによって、波長変換部材から異なる色味の蛍光を得ることができる。
上記第1態様において、前記第1の領域は、第1の賦活剤を含み、前記第2の領域は、前記第1の賦活剤とは異なる第2の賦活剤を含むのが好ましい。
この構成によれば、第1の領域と第2の領域とで発光特性を異ならせることができる。
上記第1態様において、前記第1の賦活剤及び前記第2の賦活剤はそれぞれ、Ce、Eu、Cr、Prからなる群から選ばれるのが好ましい。
この構成によれば、第1の領域と第2の領域とで所望の発光特性を得ることができる。
上記第1態様において、前記第2の領域は、第3の賦活剤をさらに含むのが好ましい。
この構成によれば、第1の領域と第2の領域とで所望の発光特性を得ることができる。
上記第1態様において、前記第1の領域と前記第2の領域とはそれぞれ第1の賦活剤を含み、前記第1の領域に含まれている前記第1の賦活剤の量は、前記第2の領域に含まれている前記第1の賦活剤の量よりも多いのが好ましい。
この構成によれば、第1の領域及び第2の領域における蛍光の発光特性を異ならせることで色味を調整することができる。
上記第1態様において、前記第1の領域は、複数の元素からなる第1の母材を有し、前記第2の領域は、前記複数の元素とは異なる元素を含む第2の母材を有するのが好ましい。
この構成によれば、第1の領域及び第2の領域における蛍光の発光特性を異ならせることができる。
上記第1態様において、前記第1の母材はYAGで構成されており、前記第2の母材は、YAGの一部が、Gd、Ga、Luからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素に置換されているのが好ましい。
この構成によれば、第1の領域及び第2の領域における蛍光の発光特性を異ならせて所望の発光特性を得ることができる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様の波長変換部材と、前記波長変換部材を支持する基板と、を備える波長変換素子が提供される。
第2態様に係る波長変換素子においては、1回の工程で波長変換部材を基板に接着剤で貼り付けることができるので、コストを低減できる。また、2種類の波長変換部材を貼付ける場合に必要だった接着剤の逃げスペースが不要なので、基板を小型化可能である。
本発明の第3態様に従えば、励起光源と、上記第2態様の波長変換素子と、を備える照明装置が提供される。
第3態様に係る照明装置によれば、上記波長変換素子を備えるので、低コスト化及び小型化を図った照明装置を提供できる。
本発明の第4態様に従えば、上記第3態様の照明装置と、前記照明装置からの照明光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第4態様に係るプロジェクターによれば、低コスト化及び小型化を図った照明装置を備えるので、該プロジェクターのコストを低減することができる。
第1実施形態に係るプロジェクターの概略構成図。 照明装置の概略構成を示す平面図。 波長変換素子の平面図。 第2実施形態の波長変換素子の平面図。 第3実施形態の波長変換素子の平面図。 第1変形例に係る波長変換素子の平面図。 第2変形例に係る波長変換素子の平面図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第一実施形態)
まず、本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、照明装置100、色分離導光光学系200、光変調装置400R,400G,400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投射光学系600を備える。
本実施形態において、照明装置100は、赤色光(R)、緑色光(G)及び青色光(B)を含む白色光WLを射出する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー201,202、反射ミラー203,204,205及びリレーレンズ206,207を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの白色光WLを赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBに分離し、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBをそれぞれが対応する光変調装置400R,400G,400Bに導光する。
色分離導光光学系200と、光変調装置400R,400G,400Bとの間には、フィールドレンズ300R,300G,300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー201は、赤色光成分を通過させ、緑色光成分及び青色光成分を反射するダイクロイックミラーである。ダイクロイックミラー202は、緑色光成分を反射して、青色光成分を通過させるダイクロイックミラーである。反射ミラー203は、赤色光成分を反射する反射ミラーである。反射ミラー204,205は青色光成分を反射する反射ミラーである。
光変調装置400R,400G,400B各々は、入射された色光を画像情報に応じて変調して画像光を形成する液晶パネルからなる。液晶パネルの動作モードは、TNモード、VAモード、横電界モード等、特に限定されるものではない。
なお、図示を省略したが、各フィールドレンズ300R,300G,300Bと各光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が配置され、各光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が配置される。
クロスダイクロイックプリズム500は、各光変調装置400R,400G,400Bから射出された各画像光を合成してカラー画像を形成する。
このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投射光学系600によってスクリーンSCRに拡大投写される。
(照明装置)
図2は、照明装置100の概略構成を示す平面図である。
図2に示すように、照明装置100は、第1光源装置101、第2光源装置102、第1レンズアレイ115、第2レンズアレイ116、偏光変換素子117及び重畳レンズ118を備える。
第1光源装置101は、第1光源10、波長変換素子30、コリメート光学系70、ダイクロイックミラー80及びコリメート集光光学系90を備える。
第1光源10は、光軸101axが照明光軸100axと直交するように配置されている。第1光源10は、励起光としてレーザー光からなる青色光(例えば、発光強度のピークが約445nmの光)Bを射出するレーザー光源からなる。
コリメート光学系70は、第1レンズ72と第2レンズ74とを備え、第1光源10からの光を略平行化する。第1レンズ72及び第2レンズ74は、凸レンズからなる。
ダイクロイックミラー80は、コリメート光学系70からコリメート集光光学系90までの光路中に、第1光源10の光軸及び照明光軸100axのそれぞれに対して45°の角度で交わるように配置されている。ダイクロイックミラー80は、青色光Bを反射し、赤色光及び緑色光を通過させる特性を有する。
コリメート集光光学系90は、ダイクロイックミラー80からの青色光Bを略集光した状態で蛍光体層42(後述)に入射させる機能と、蛍光体層42から射出された蛍光を略平行化する機能とを有する。コリメート集光光学系90は、第1レンズ92及び第2レンズ94を備える。第1レンズ92及び第2レンズ94は、凸レンズからなる。なお、波長変換素子30の構成については後述する。
第2光源装置102は、第2光源110、集光光学系111、散乱板112及びコリメート光学系113と、を備える。
第2光源110の光軸は第1光源10の光軸101axと一致し、照明光軸100axと直交している。第2光源110は、レーザー光からなる青色光(例えば、発光強度のピークが約460nmの光)BBを射出するレーザー光源からなる。
集光光学系111は、第1レンズ111a及び第2レンズ111bを備える。集光光学系111は、第2光源110からの青色光BBを散乱板112付近に集光する。第1レンズ111a及び第2レンズ111bは凸レンズからなる。
散乱板112は、第2光源110からの青色光BBを散乱し、波長変換素子30から射出された蛍光Yに似た配光分布を有する青色光BBとする。散乱板112としては、例えば、マイクロレンズアレイを用いることができる。
コリメート光学系113は、第1レンズ113aと第2レンズ113bとを備え、散乱板112からの光を略平行化する。第1レンズ113a及び第2レンズ113bは、凸レンズからなる。
ダイクロイックミラー80は、第2光源装置102からの青色光BBを波長変換素子30からの黄色の蛍光Yと合成して白色光WLを生成する。
ダイクロイックミラー80からの白色光WLは、第1レンズアレイ115に入射する。
第1レンズアレイ115は、コリメート光学系60からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ115aを有する。複数の第1小レンズ115aは、照明光軸100axと直交する面内にマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ116は、第1レンズアレイ115の複数の第1小レンズ115aに対応する複数の第2小レンズ116aを有する。第2レンズアレイ116は、重畳レンズ118とともに、第1レンズアレイ115の各第1小レンズ115aの像を液晶パネルから構成される光変調装置400R、光変調装置400G、光変調装置400Bの画像形成領域の近傍に結像させる。複数の第2小レンズ116aは照明光軸100axに直交する面内にマトリクス状に配列されている。
偏光変換素子117は、第1レンズアレイ115により分割された各部分光束を、直線偏光に変換する。
偏光変換素子117は、波長変換素子30からの光に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分をそのまま透過させるとともに、他方の直線偏光成分を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板とを有している。
重畳レンズ118は、偏光変換素子117からの各部分光束を集光して光変調装置400R、光変調装置400G、光変調装置400Bの画像形成領域の近傍に重畳させる。第1レンズアレイ115、第2レンズアレイ116及び重畳レンズ118は、波長変換素子30からの光の面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
波長変換素子30は、平面視円形の基板40と、基板40の一面において基板40の周方向に沿って設けられた蛍光体層42と、モーター50とを有している。蛍光体層42は、接着剤43を介して基板40に貼り付けられている。
本実施形態の波長変換素子30は、基板40の中心に接続されたモーター50により回転可能である。波長変換素子30は、青色光Bが入射する側に向けて赤色光及び緑色光を射出する、所謂反射型の波長変換素子である。
第1光源装置101において、第1光源10からの青色光Bは蛍光体層42に入射する。蛍光体層42と基板40との間には可視光を反射する反射膜45が設けられている。そのため、青色光Bが入射する側に向けて蛍光Yが射出される。
蛍光体層42は、波長が約445nmの青色光Bによって励起される。蛍光体層42は、第1光源10からの青色光Bを黄色の蛍光Yに変換する。なお、蛍光体層42の構成については後述する。
本実施形態において、波長変換素子30は、基板40とともに蛍光体層42を回転させている。そのため、第1光源10からの青色光Bの蛍光体層42上における入射位置は、蛍光体層42の径方向に沿って移動していく。
本実施形態において、蛍光体層42はセラミックス材料の焼結体からなる。
図3は波長変換素子30の平面図である。
図3に示すように、本実施形態の蛍光体層42は第1の領域11と、第2の領域12とを有する。第1の領域11及び第2の領域12は、互いの発光特性が異なるとともに一体に形成されている。ここで、一体に形成されるとは、第1の領域11及び第2の領域12が粒子レベルで結合していることを意味する。
本実施形態において、第1の領域11及び第2の領域12はリング状からなり、第1の領域11及び第2の領域12は同心状に配置されている。第2の領域12は第1の領域11の径方向外側に位置する。
第1の領域11は複数の元素からなる母材を有する。具体的には、第1の領域11は、YAl12(以下、「YAG」と称する)を母材とし、Ceを第1の賦活剤として含む、Ce:YAGからなる。Ce:YAGは、青色光Bを照射することにより黄色の蛍光を高効率で発する黄色蛍光体である。そのため、第1の領域11は、プロジェクター1の駆動モードとして、明るさを重視するモードにおいて用いるとよい。
なお、第1の領域11はCe:YAGを主剤として構成されるが、Ce:YAlO(Ce:YAP)、Ce:Yおよび複数の気孔を含んでいても良い。
ところで、YAGからなる蛍光体は賦活剤の種類に応じて発光特性が変化する。例えば、第1の領域11を構成するCe:YAGは黄色の蛍光を高効率で生成するものの、赤の光量が少ない状態となり易い。すなわち、Ce:YAGにより生成された蛍光は色味として緑色寄りの黄色となり易い。
本実施形態では、第1の領域11とは発光特性の異なる第2の領域12を設けることで、蛍光体層42により生成される蛍光の色味を可変としている。
第2の領域12は、YAGを母材とし、第1の賦活剤Ceとは異なる第2の賦活剤としてEu、第3の賦活剤としてCeを含む、Ce,Eu:YAGからなる。第2の領域12は第1の領域11とは異なる発光特性を有するため、青色光Bを照射する領域を適宜設定することによって、波長変換部材から異なる色味の蛍光を得ることができる。
本実施形態において、第2の領域12は、第1の領域11で生成される蛍光において不足している赤色のスペクトルを補うことで、色純度の高い白色光WLを生成することができる。そのため、第2の領域12は、プロジェクター1の駆動モードとして、明るさよりも色味を重視するモードにおいて用いるとよい。
Euが賦活された第2の領域12は、第1の領域11に比べて蛍光の発光効率が低く、発熱量が多い。そこで、第2の領域12を第1の領域11よりも蛍光体層42の径方向外側に配置している。これにより、第2の領域12の外径が大きくなるので、青色光Bによる温度上昇を抑制することができる。
なお、第2の賦活剤及び第3の賦活剤は上記に限定されず、第2の領域12において生成したい蛍光のスペクトル特性に応じて適宜調整される。例えば、第3の賦活剤は、第1の賦活剤と同種でもよい。また、第2の賦活剤としては、第1の賦活剤とは異なる材料、本実施形態の場合はたとえばEu、Cr、Prからなる群から選ばれる。すなわち、第2の領域12は、例えば、Ce,Cr:YAG、Ce,Pr:YAG、Pr:YAG、Eu:YAG、Cr:YAG等から構成されていても良い。
本実施形態の蛍光体層42は、次のようにして形成できる。まず、Ce:YAGの材料を円柱状に成形する。次に、Ce:YAGの外側にCe,Eu:YAGの材料からなる層を形成する。形成品を焼成する。焼成物を板状にスライスし、さらに研磨して蛍光体層42を得る。なお、必要に応じて、焼成工程に先立ち、有機バインダーを加えた材料に対して脱脂処理を行うようにしても良い。
第1の領域11及び第2の領域12は同じ母材(YAG)から構成されているので、同一の硬さを有する。そのため、上記研磨を行う際、第1の領域11及び第2の領域12は一緒に研磨することができる。よって、研磨工程が簡略されることで製造コストを低減できる。
このようにして形成された蛍光体層42においては、第1の領域11と第2の領域12とは粒子レベルで互いに結合している。つまり、蛍光体層42は、セラミクス材料を主成分とするひとつの焼結体からなっている。よって、第1の領域11と第2の領域12とは一つの部材として取り扱うことができる。そのため、基板40上に接着剤43を介して1度の工程で貼り付けることができる。したがって、発光特性の異なる二つの蛍光体層を基板40に貼り合せる場合に比べ、貼り合せ工程が簡便となる。
また、第1の領域11及び第2の領域12が一体でなく別部材からなる場合、二つの部材の間に接着剤を逃がすスペースを設ける必要が生じる。あるいは、加工精度の問題により、二つの部材の間にスペースが生じる場合がある。すると、スペースの分だけ、基板40が大型化してしまい、コストも増加してしまう。本実施形態の蛍光体層42は、第1の領域11及び第2の領域12が一体のため、上述のようなスペースが発生することがなく、低コスト化及び小型化を実現できる。
本実施形態において、波長変換素子30は、駆動部25によって基板40の径方向に移動可能とされている。よって、波長変換素子30は蛍光体層42における青色光Bの入射位置を基板40の径方向に沿って移動させることができる。
本実施形態において、蛍光体層42上における青色光Bの入射位置は、波長変換素子30の位置に応じて、第1の領域11と第2の領域12との間で切り替わる。例えば、駆動部25は、プロジェクター1の駆動モードとして明るさを重視するモードが選択された場合、青色光Bが第1の領域11に入射するように波長変換素子30を移動させる。また、駆動部25は、プロジェクター1の駆動モードとして色味を重視するモードが選択された場合、青色光Bが第2の領域12に入射するように波長変換素子30を移動させる。
青色光Bの入射領域が第1の領域11と第2の領域12とにまたがるように青色光Bを入射させれば、第1の領域11により生成される明るい蛍光と、第2の領域12により生成される色純度の高い蛍光とが混ざるので、明るさ及び色純度のバランスが取れた蛍光を得ることができる。
このような構成に基づき、本実施形態の波長変換素子30によれば、駆動部25によって蛍光体層42上での青色光Bの入射位置を移動させることで該蛍光体層42から射出される蛍光Yの色味を変化させることができる。また、この波長変換素子30を備えた照明装置100、プロジェクター1によれば、駆動モードに対応した良質な画像を表示することができる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態に係る波長変換素子について説明する。なお、第1実施形態と共通の部材及び構成については同じ符号を付し、詳細な説明については省略する。
図4は本実施形態の波長変換素子130の平面図である。図4に示すように、本実施形態の波長変換素子130は、平面視円形の基板40と、基板40の一面において基板40の周方向に沿ってリング状に設けられた蛍光体層142と、を有している。
本実施形態の蛍光体層142は、第1の領域51と、第2の領域52とを有する。
第2の領域52は、蛍光体層142の周方向における一部(例えば1/5程度)に相当するとともに、蛍光体層142の径方向における一部(例えば、径方向外側の1/2程度)に相当する領域を占めている。第1の領域51は、蛍光体層142のうち第2の領域52を除いた領域を占めている。
本実施形態において、第1の領域51はYAGを母材とし、第1の賦活剤Ceを含む、Ce:YAGからなる。
本実施形態において、第2の領域52はYAGを母材とし、第1の賦活剤Ceとは異なる第2の賦活剤としてEuを含む、Eu:YAGからなる。第2の領域52は、第1の領域51とは異なる発光特性を有するため、青色光Bを照射する領域を適宜設定することによって、波長変換部材から異なる色味の蛍光を得ることができる。第2の領域52は、第1の領域51で生成される蛍光において不足している赤色のスペクトルを補うことで、色純度の高い白色光WLを生成可能である。
なお、Ce:YAGの蛍光スペクトルとEu:YAGの蛍光スペクトルとは一部に重なりが存在している。そのため、第1実施形態の第2の領域12のようにCeおよびEuを共賦活した場合、Ce:YAGから発光した蛍光を、Eu:YAGが再吸収することで再度の蛍光発光を生じさせることもあり得る。これにより、蛍光の発光効率が低下したり、Ce:YAGのスペクトルが変形してしまい所望のスペクトルを得られないおそれもある。本実施形態の蛍光体層142では共賦活を用いないため、このような問題は生じ難い。
本実施形態においても、蛍光体層142上における青色光Bの入射位置が該蛍光体層142の径方向に移動可能である。図4の位置T1に青色光Bが入射する場合、青色光Bが蛍光体層142上に描く軌跡B1は第1の領域51のみを通過する。そのため、第1の領域51のみによって生成した蛍光が射出される。すなわち、第1実施形態と同様、明るさを重視する駆動モードに適した蛍光を得ることができる。
一方、図4の位置T2に青色光Bが入射する場合、青色光Bが蛍光体層142上に描く軌跡B2は第1の領域51及び第2の領域52を通過する。そのため、蛍光体層142の回転角度に応じて、第1の領域51で生成された蛍光および第2の領域52で生成された蛍光が順次射出される。よって、時間的に平均すると、発光特性の異なる第1の領域51及び第2の領域52の両方からの蛍光を含んだ蛍光を得ることができる。よって、第1の領域51のみから得られる蛍光とは異なる色味の蛍光を得ることができる。すなわち、第1の領域51により生成される明るい蛍光と、第2の領域52により生成される色純度の高い蛍光とを混ぜることで、明るさ及び色純度のバランスが取れた蛍光を得ることができる。
(第3実施形態)
続いて、第3実施形態に係る蛍光体層について説明する。なお、第1実施形態と共通の部材及び構成については同じ符号を付し、詳細な説明については省略する。
図5は本実施形態の波長変換素子230の平面図である。図5に示すように、本実施形態の波長変換素子230は、平面視円形の基板40と、基板40の一面において基板40の周方向に沿ってリング状に設けられた蛍光体層242と、を有している。
本実施形態の蛍光体層242は、第1の領域54と、第2の領域55とを有する。
第2の領域55は、蛍光体層242の周方向における一部(例えば1/5程度)に相当するとともに、蛍光体層242の径方向における一部(例えば、径方向外側の1/2程度)に相当する領域を占めている。第1の領域54は、蛍光体層242から第2の領域55を除いた領域を占めている。
本実施形態の蛍光体層242において、第1の領域54と第2の領域55との境界55aが径方向と交差している。そのため、周方向における第1の領域54と第2の領域55との比率は、蛍光体層242の径方向に異なっている。
本実施形態において、第1の領域54はYAGを母材とし、第1の賦活剤Ceを含む、Ce:YAGからなる。第2の領域55はYAGを母材とし、第2の賦活剤Euを含む、Eu:YAGからなる。
本実施形態においても、蛍光体層242上における青色光Bの入射位置が該蛍光体層242の径方向に移動可能である。図5の位置T3に青色光Bが入射する場合、青色光Bが蛍光体層242上に描く軌跡B3は第1の領域54のみを通過する。そのため、第1の領域54のみによって生成した蛍光が射出される。よって、明るさを重視する駆動モードに適した蛍光を得ることができる。
一方、図5の位置T4に青色光Bが入射する場合、青色光Bが蛍光体層242上に描く軌跡B4は第1の領域54及び第2の領域55を通過する。そのため、蛍光体層242の回転角度に応じて、第1の領域54で生成された蛍光および第2の領域55で生成された蛍光が順次射出される。よって、時間的に平均すると、発光特性の異なる第1の領域51及び第2の領域52の両方からの蛍光を含んだ蛍光を得ることができる。
周方向における第1の領域54と第2の領域55との比率が蛍光体層242の径方向に異なっているため、位置T4を径方向に移動させることによって、第1の領域54により生成される明るい蛍光と第2の領域55により生成される色純度の高い蛍光との比率を調整することができる。よって、明るさ及び色純度のバランスが取れた蛍光を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、波長変換素子としてモーター50により基板40が回転する方式のものを例に挙げたが、波長変換素子は基板が回転しない固定方式のものを採用しても良い。以下、変形例として、固定方式の波長変換素子について説明する。
(第1変形例)
図6は本変形例に係る波長変換素子330の平面図である。図6に示すように、本変形例の波長変換素子330は、基板140と、基板140の一面に設けられた蛍光体層342とを備える。基板140と蛍光体層342との間には接着剤及び反射層(いずれも不図示)が設けられている。
本変形例の蛍光体層342は平面視矩形状からなり、第1の領域56と第2の領域57とを有する。
第1の領域56はYAGを母材とし、第1の賦活剤Ceを含む、Ce:YAGからなる。また、第2の領域57はYAGを母材とし、第2の賦活剤としてEuを含む、Eu:YAGからなる。
青色光Bの入射位置ARが第1の領域56と第2の領域57との間で移動するように、駆動部25(図2参照)により波長変換素子330を移動させる。これにより、蛍光体層342から射出される蛍光Yの色味を変化させることができる。
(第2変形例)
図7は本変形例に係る波長変換素子430の平面図である。図7に示すように、本変形例の波長変換素子430は、基板240と、基板240の一面に設けられた蛍光体層442とを備える。基板240と蛍光体層442との間には反射層及び接着層(いずれも不図示)が設けられている。
本変形例の蛍光体層442は平面視矩形状からなり、第1の領域58と第2の領域59とを有する。第2の領域59は蛍光体層442の一部の領域を占める台形状からなり、第1の領域58は蛍光体層342の残りの台形形状からなる領域を占める。第1の領域58と第2の領域59とはそれぞれの斜面で互いに接している。
第1の領域58はYAGを母材とし、第1の賦活剤Ceを含む、Ce:YAGからなる。また、第2の領域59はYAGを母材とし、第2の賦活剤としてEuを含む、Eu:YAGからなる。
本変形例の波長変換素子430は、第1の領域58と第2の領域59とが並んでいる方向、すなわち蛍光体層442の長辺方向に、駆動部25(図2参照)により移動可能とされており、青色光Bの入射領域ARをその方向に移動させることができる。
いる。
図7では、話を単純にするため、青色光Bの入射領域ARを矩形状とし、その幅が蛍光体層442の短辺方向の幅と略一致している。
蛍光体層442上における青色光Bの入射領域ARが該蛍光体層442の長辺方向に移動すると、入射領域ARに含まれる第1の領域58と第2の領域59との比率が変化する。よって、青色光Bの入射領域ARにおいて生成される蛍光Yの明るさ及び色純度のバランスを調整することができる。
このように本変形例の波長変換素子430によれば、青色光Bの入射領域ARを第1の領域58と第2の領域59とが並んでいる方向に移動させることで、明るさ及び色純度のバランスを調整した所望の蛍光Yを生成することができる。
また、上記実施形態及び変形例では、第1の領域11がCe:YAGから構成される場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。第1の賦活剤はCeに限定されず、第1の領域11にて生成したい蛍光に要求される発光スペクトルに応じて適宜調整される。例えば、第1の賦活剤は、Eu、Cr、Prからなる群から選んでも良い。すなわち、第1の領域11は、例えば、Pr:YAG、Eu:YAG、Cr:YAG等から構成されていても良い。
また、上記実施形態及び変形例では、第1の領域及び第2の領域が同一の母材(YAG)から構成される場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。第2の領域は、第1の領域の母材(YAG)と異なる母材から構成されていても良い。このような第2の領域の母材としては、YAGの一部を、例えばGd、Ga、Luからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素に置換したものを用いることができる。例えば、第1の領域がCe:YAGからなり、第2の領域がCe:(Y,Lu,Gd)(Al,Ga)から構成された蛍光体層を用いることができる。
また、上記実施形態及び変形例では、第1の領域が第1の賦活剤を含み、第2の領域が第1の賦活剤とは異なる第2の賦活剤を含んだ蛍光体層を例示したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、第1の領域及び第2の領域がそれぞれ第1の賦活剤を含んでいてもよい。すなわち、第1の領域及び第2の領域が例えば、Ce:YAGから構成されていても良い。この場合において、第1の領域に含まれているCeイオン濃度(第1の賦活剤の量)は第2の領域に含まれているCeイオン濃度よりも高くするのが望ましい。Ce:YAGにおいてCeイオン濃度が高くなると、生成される蛍光の発光スペクトルが長波長側にシフトする。そのため、このように第1及び第2の領域が同一の賦活剤を含む場合であっても、賦活剤の量を異ならせることで第1の領域及び第2の領域における蛍光の発光特性を異ならせることで色味を調整することができる。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置400R,400G,400Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。また、光変調装置として、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。
また、上記実施形態では本発明による照明装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による照明装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、11,51,54,56,58…第1の領域、12,52,55,57,59…第2の領域、30,130,230,330,430…波長変換素子、40,140,240…基板、42,142,242,342,442…蛍光体層、100…照明装置、400B,400G,400R…光変調装置、600…投射光学系。

Claims (10)

  1. セラミクス材料を主成分とするひとつの焼結体からなる波長変換部材であって、
    互いの発光特性が異なる第1の領域及び第2の領域を有する
    波長変換部材。
  2. 前記第1の領域は、第1の賦活剤を含み、
    前記第2の領域は、前記第1の賦活剤とは異なる第2の賦活剤を含む
    請求項1に記載の波長変換部材。
  3. 前記第1の賦活剤及び前記第2の賦活剤はそれぞれ、Ce、Eu、Cr、Prからなる群から選ばれる
    請求項2に記載の波長変換部材。
  4. 前記第2の領域は、第3の賦活剤をさらに含む
    請求項2又は3に記載の波長変換部材。
  5. 前記第1の領域と前記第2の領域とはそれぞれ第1の賦活剤を含み、
    前記第1の領域に含まれている前記第1の賦活剤の量は、前記第2の領域に含まれている前記第1の賦活剤の量よりも多い
    請求項1に記載の波長変換部材。
  6. 前記第1の領域は、複数の元素からなる第1の母材を有し、
    前記第2の領域は、前記複数の元素とは異なる元素を含む第2の母材を有する
    請求項1に記載の波長変換部材。
  7. 前記第1の母材はYAGで構成されており、
    前記第2の母材は、YAGの一部が、Gd、Ga、Luからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素に置換されている
    請求項6に記載の波長変換部材。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の波長変換部材と、
    前記波長変換部材を支持する基板と、を備える
    波長変換素子。
  9. 励起光源と、
    請求項8に記載の波長変換素子と、を備える
    照明装置。
  10. 請求項9に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
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