JP2018144790A - 車両接近お知らせ器 - Google Patents

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延弘 荒井
Nobuhiro Arai
延弘 荒井
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Abstract

【課題】 従来の車両危険防止には、ベルを付けることが義務付けられているが、やたらに鳴らすことができない。事故件数の割合は、高水準で推移している。音無しで走行する車両には、気づくのが遅れて事故になることがある。特に視覚障害者には車両の動静が必要だ。歩行者との接触は、車両側に高い割合で、責任が求められる可能性がある。【解決手段】 長さのある筒状部材2の一端に響板1を設け、反対側の端に取付け部分4を設け、筒状部材2の内部に硬い球体5をころがし設け、取付け部分4に衝撃吸収蓋3を設け、車両の車輪7のハブ8に取付ける構成にした。車両の車輪7の回転によって球体5が上下し、響板1に球体5が当たって音を発して、歩行者等に車両の接近を知らせることを目的とする。以上の構成になる補助警報機で、交通安全に役立つ車両接近お知らせ器を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、自転車等も車両であり、自動車のエンジン音のように、音を発して走行することで、歩行者等に車両の接近を知らせることができる、事故防止に関するものである。
従来、車両の危険防止には、ペダルアームに取付けるものがあるが、ペダルを回転させないと音を発生することができない。また、ベルを付けることが義務付けられているが、やたらに鳴らすことはできない。鳴らす側も躊躇することがあり、車両の事故件数の割合は高水準で推移している。風のように通り過ぎて行く車両には、気づくのが遅れて事故になる。視覚障害者には、車両が間近に来る前に車両の動静が必要だ。特に歩道上の歩行者との接触は、車両側に非常に高い割合で責任が求められている。
特開2016−222222号 公報
以上に述べた従来の車両の危険防止には、ペダルアームに取付けるものがあるが、ペダルを回転させないと音を発生することができない。また、ベルを付けることが義務付けられているが、やたらに鳴らすことができない。鳴らす側も躊躇することがあり、車両の事故件数の割合は高水準で推移している。風のように通り過ぎて行く車両には、気づくのが遅れて事故になる。視覚障害者には、車両が間近に来る前に車両の動静が必要だ。特に歩道上の歩行者との接触は、車両側に非常に高い割合で責任が求められる可能性がある。なので車両の事故を減らしたい。
本発明は、以上のような欠点を無くす為に、問題を解決しようとするものであり、車両の車輪の回転によって音を発して、車両の接近を知らせることを目的とするものである。
そして、第1の本発明は上記目的を達成するために、長さのある中空筒状部材を設け、中空筒状部材の一端に響板を設け、中空筒状部材の内部に硬い球体をころがし設け、中空筒状部材の片方の端に取付け部分を設け、車両の車輪のハブに取付けることを特徴とするものである。
また、第2の本発明の課題解決手段は、取付け部分に近い所の中空筒状部材の内部に、球体を一時止めることができる溜め段差を設けた、球体は車両の車輪の回転によって上下動する、上下動するときに、溜め段差によって球体が一時止まることにより、溜め段差から一気に球体が落ちるので、球体の勢いが増すので大きな音になる。
また、第3の本発明の課題解決手段は、本発明の車両接近お知らせ器を、車両の車輪のハブに取付けた場合、球体が上下動して車両の車輪のハブに直接当たることにより、衝撃と衝撃音がでるので、衝撃と衝撃音を防止するために、衝撃吸収蓋を設けた。また、中空筒状部材の端において、取付け部分に穴が開いているため穴を塞ぐために衝撃吸収蓋を設けたものである。
上述したように、本発明の車両接近お知らせ器は、車両が走行したときに、車両の車輪が回転し球体が上下動して、響板に球体が当たって音を発する、音は響板によって大きな音が出る。また、中空筒状部材の長さを調整することで、音が出る走行スピードを調整できる。音は溜め段差によって、球体が勢いよく一気に落ちるので、大きな音が出ることにより、車両の接近(存在感)を知らせることができ、歩行者等との接触事故を防ぐことができる。また、取付け位置が、車両の車輪のハブに取付けるので、車輪のスポークに守られて、転倒した場合や外からの衝撃にも影響がすくないので壊れにくい。中空筒状部材は密閉状態であり、中空筒状部材の中に水等入ることはないので、寒い季節でも凍って動かなくなることはない。響板の音色は、球体の大きさ、素材(金属、プラスチック等)、響板の型によって変えられる。また、走行スピードによる車輪の回転の遠心力によって、音を出したり消したりすることができるので、走行スピードに配慮してある車両接近お知らせ器を提供できる。
本発明の車両接近お知らせ器の斜視図 本発明の車両接近お知らせ器の断面図 本発明の車両接近お知らせ器を車輪のハブに取付けた例を示す使用状態図 本発明の車両接近お知らせ器を車輪のハブに取付けた斜視図 本発明のワンタッチ取付け金具の斜視図 本発明のワンタッチ取付け金具で車輪のハブに取付けた斜視図
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図においては、長さのある中空筒状部材2を設け、中空筒状部材2の一端に響板1を設け、中空筒状部材2の内部に硬い球体5をころがし設け、中空筒状部材2の片方の端に取付け部分4を設け、中空筒状部材2の内部に溜め段差6を設け、取付け部分4に衝撃吸収蓋3を設け、車両の車輪7のハブ8に取付ける。素材は、金属、プラスチック等。
また、車両の車輪7のハブ8に取付けた、車両接近お知らせ器10を設けた構成である。
また、本発明の溜め段差6は、取付け部分4の近い所の中空筒状部材2の内部に設け、球体5が上下動するときに、一時球体5が落ちないようにした、球体5を一時止めることができる溜め段差6によって、一気に球体5が落ちるので、球体5の勢いが増すので大きな音になる。
また、本発明の衝撃吸収蓋3は、取付け部分4を車両の車輪7のハブ8に取付けた場合に、球体5が上下動して、車両の車輪7のハブ8に直接当たらないようにしたことにより、球体5の衝撃を吸収して、音の吸収と車両の車輪7のハブ8の衝撃をやわらげるものである。また、中空筒状部材2の端において、取付け部分4に穴が開いているため、穴を塞ぐために衝撃吸収蓋を設けたものである。素材は、ゴム、シリコーン等。
また、本発明の球体5の動きは、中空筒状部材2の長さを調整することにより、遠心力の強弱が変わるので、車両の車輪7の回転の遠心力によって、球体5の上下動を調整でき、走行スピードによって音を出したり消したりすることができる。素材は、硬い金属等。
また、本発明の響板1は、凹型の二枚の板で構成することにより、良く響くようにした。また、中空筒状部材2の両端にも取付けられる構成である(両端に取付けた場合は一回転で二回音が鳴る。)。音色は、球体5の大きさ、素材(金属、プラスチック等)、響板1の型によって変えられる。
また、本発明の車両接近お知らせ器の取付けは、ビスで取付けるか、円の一端に開口部を設けた金具で取付けるか、円の一端に開口部を設けた金具を二つ合わせた金具の、ワンタッチ取付け金具9で取付けるか、幾つかの方法がある。また、ワンタッチ取付け金具9で取付ける場合は、取付け部分4に近い中空筒状部材2の端の左右に、少しずつ移動して取付けることができる(例えば、図6参照。)。取付け部分4の位置で取付けた場合より、回転の遠心力が弱くなるので、音が消えるのが遅くなる構成であり、スピードに配慮してある。
また、車両の運転者が手動、または、電気的な装置等を操作することなく、音を発して歩行者等に車両の接近を知らせることを目的とするものである。
また、本発明の車両接近お知らせ器の取付け位置は、車両の車輪7のハブ8に取付けるので、車輪7のスポークに守られて、転倒した場合や外からの衝撃にも影響が少ないので壊れにくい。
これを使用するには、車両の車輪7のハブ8に取付けて走行すればよい。
1 響板
2 中空筒状部材
3 衝撃吸収蓋
4 取付け部分
5 球体
6 溜め段差
7 車輪
8 ハブ
9 ワンタッチ取付け金具
10 車輪のハブに取付けた車両接近お知らせ器

Claims (3)

  1. 長さのある中空筒状部材を設け、中空筒状部材の一端に響板を設け、中空筒状部材の内部に硬い球体をころがし設け、中空筒状部材の片方の端に取付け部分を設け、車両の車輪のハブに取付けることを特徴とする車両接近お知らせ器。
  2. 前記中空筒状部材の内部に、溜め段差を設けた請求項1記載の車両接近お知らせ器。
  3. 前記取付け部分に、衝撃吸収蓋を設けた請求項1、又は請求項2のいずれかに記載の車両接近お知らせ器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020233767A1 (en) * 2019-05-17 2020-11-26 Toyota Motor Europe Resonator sound box for wheel design

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