JPH039488Y2 - - Google Patents

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JPH039488Y2
JPH039488Y2 JP1984103292U JP10329284U JPH039488Y2 JP H039488 Y2 JPH039488 Y2 JP H039488Y2 JP 1984103292 U JP1984103292 U JP 1984103292U JP 10329284 U JP10329284 U JP 10329284U JP H039488 Y2 JPH039488 Y2 JP H039488Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は自動車盗難防止装置に関し、更に詳し
く述べれば車輪近傍に設けられた保持体に、前記
車輪内側にローラーを当接・離間自在となす如く
摺動自在に支持された支持体を設け、該支持体に
インナーワイヤをを貫通せしめてその端部をかし
め等により抜けない如く前記支持体に取着し、該
インナーワイヤを摺動自在に内通させたアウター
ワイヤを前記保持体に固着すると共に、該アウタ
ーワイヤの端面より突出した前記インナーワイヤ
の外周に位置する如く前記支持体と前記保持体内
面間に圧縮コイルバネを介在せしめて支持体を反
インナーワイヤの引張り方向すなわち前記車輪側
へ付勢するとともに、前記保持体内面を摺動自在
に保持された支持体の上方部に適宜のベアリング
を介してローラーを回動自在に枢支して、該ロー
ラーを前記インナーワイヤの操作により車輪内面
に当接、離間自在となし、前記ローラー端面部に
該ローラーの回転遠心力により作用するスイツチ
を設け、該スイツチをバツテリーに接続する回路
途中に発音装置を直列に接続した構造とすること
により、自動車が盗難された際に警報を発し、周
囲の人々に盗難を知らしめる為の自動車盗難防止
装置に関するものである。
「従来技術」 従来より自動車の盗難は日常茶飯事に発生して
おり、必ずしもドアロツクの忘れによるものだけ
とは限らず合い鍵によるドアロツクの解除や、窓
ガラスの破壊等によつて自動車に乗つて走り去る
ことも多く発生しており、該盗難車によつてさま
ざまな交通事故等も多く発生して大きな社会問題
ともなつており、車を所有する人々の間からは何
とか車を盗難から守る方法はないものかとの問い
合わせも多くあり、長年機械加工にたずさわつて
来ると共に車を愛用してきた考案者も、かかる事
態を解決する為に日夜研究を重ねてきた。
「考案が解決しようとする問題点」 したがつて従来の盗難を防止する為及び自動車
やその他の物等に危害や損害を加えずただちに犯
人を発見できる様な自動車盗難防止装置をとの強
い要望に答えることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記の如き従来の問題点に対処する為
に、車輪近傍に設けられた保持体に、前記車輪内
側にローラーを当接・離間自在となす如く摺動自
在に支持された支持体を設け、該支持体にインナ
ーワイヤを貫通せしめてその端部をかしめ等によ
り抜けない如く前記支持体に取着し、該インナー
ワイヤを摺動自在に内通させたアウターワイヤを
前記保持体に固着すると共に、該アウターワイヤ
の端面より突出した前記インナーワイヤの外周に
位置する如く前記支持体と前記保持体内面間に圧
縮コイルバネを介在せしめて支持体を反インナー
ワイヤの引張り方向すなわち前記車輪側へ付勢す
るとともに、前記保持体内面を摺動自在に保持さ
れた支持体の上方部に適宜のベアリングを介して
ローラーを回動自在に枢支して、該ローラーを前
記インナーワイヤの操作により車輪内面に当接、
離間自在となし、前記ローラー端面部に該ローラ
ーの回転遠心力により作用するスイツチを設け、
該スイツチをバツテリーに接続する回路途中に発
音装置を直列に接続した構造としたものである。
「作用」 したがつて、インナーワイヤを操作してローラ
ーが車輪に当接した状態で駐車しておけば盗難さ
れた際に、車輪の回転によつて該車輪と当接した
ローラーが高速回転し、該回転力によつて生ずる
遠心力により遠心スイツチがONされ発音装置へ
の閉回路を形成し、よつてブザー等よりなる発音
装置を働かせ警報を発するものとなる。
「実施例」 以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。
(第1実施例) 第1図ないし第7図には本考案の第1実施例を
示し、第1図は概略の構成を示す構造図、第2図
は回路図、第3図は取付部位の一例を示す構造斜
視図、第4図は拡大構造図、第5図は要部構造斜
視図、第6図ないし第7図は同動作説明図であつ
て、たとえば自動車1の後輪2の主軸3を支持す
るパイプ状支軸4の前記後輪2に近い部位に、本
考案の自動車盗難防止装置10を取着したもので
あり、自動車盗難防止装置10はたとえば金属性
の内部に空間を有する保持体12の本体12Aの
底面に突設した固着片14と該固着片14と相対
応して前記支軸4を挾持する挾持体16によつて
ねじ18…を介して固着されており、前記中空状
の保持体12の内部に略L字状をなす支持体20
を摺動自在となる如く、蓋19を設けて該蓋19
に設けられた縦スリツト19Aより前記支持体2
0の細幅となされた突起21を突出させ、該突起
21の上端に軸22を設け、該軸22にボールベ
アリング23,23…を介してたとえば硬質ゴム
31等を表面部に貼着されたローラー30を回動
自在に枢支してE形ストツプリング24等によつ
て抜け止めされている。
又、前記支持体20に貫通され、端部をかしめ
等によつて抜け止めされたインナーワイヤ41を
摺動自在に支持したアウターワイヤ42を前記保
持体12の外壁12Bに固着し、前記インナーワ
イヤ41の外周に位置して支持体20を押圧する
如き圧縮コイルスプリング43を設けている。
又、前記ローラー30の外側面には、固着体5
0が設けられており、該固着体50の中央より突
出した軸52に一端61を固着されたパンタグラ
フ状の遠心力検知具60の前記固着された一端6
1と対応する他端62を前記軸52外周にそつて
摺動自在に設け、通常は前記固着された一端61
と他端62とを離間させる如く付勢する圧縮コイ
ルスプリング70を設けており、前記パンタグラ
フ状の遠心力検知具60のパンタグラフ状杆63
の両端には重錘64,64が取着されている。
又、前記遠心力検知具60の摺動自在な他端6
2外側は幅広な円板状の押圧体65となつてお
り、該押圧体65の外側に突出した前記固着体5
0の軸52端部をかしめ等により径大となして遠
心力検知具の他端62が抜けない様になつてい
る。
又、前記押圧体の外側には常時押圧されて
OFF状態となつているいわゆる、ノーマルオフ
の遠心力スイツチ80が前記保持12に外壁12
Bに固着されたスイツチ板90に固着されてお
り、遠心力スイツチ80とバツテリー95との閉
回路の途中にブザー96よりなる発音装置97が
接続されている。
したがつて、駐車するときは通常時には解除さ
れているたとえば後バンパー1Aの近くに設けら
れた操作レバー(図示なし)を操作してインナー
ワイヤ41をゆるめ、よつて圧縮スプリング43
によつて支持体20を押圧してローラー30を後
輪2内側面2Aに当接せしめておけば、盗難にあ
つた際に犯人が自動車を運転した際に後輪2の回
転により該後輪2と当接したいる小径なローラー
30は高速にて回転し、該回転によつてローラー
30に取着された遠心力検知具60が作用する。
つまり重錘61が遠心力で外方へ広がり、よつて
摺動自在な遠心力検知具60の他端62が圧縮コ
イルスプリング70に抗してローラー30側へ寄
り、押圧体65が遠心力スイツチ80の押え棒8
1(先端に球82が入れられ、どの方向へも回動
自在となされている。)より離間し、よつて遠心
力スイツチ80をONして発音装置97としての
ブザー96の回路を閉回路となして該ブザー96
を鳴らして警報音を発するものとなり、車の走つ
ている周囲の人は異常音に気ずきただちに警察等
への通報ができ、よつて事故等の生じる前にすみ
やかに犯人を検挙でき、何の損害もない状態にて
元の状態にもどすことができ、ひいては盗難発生
防止にも役立つといつた至便な自動車盗難防止装
置を提供することができる。
(第2実施例) 第8図に示す如く、前記実施例の発音装置97
としてのブザー96に変えて、自動車に装着され
ているカーブ等での警報用のホーン100を発音
装置とすべく、前記実施例の遠心力スイツチ80
と直列に接続したものであり、該実施例の如くな
すことによつてより大きな音を外部に発するもの
となり、より大きな効果を発することができる自
動車盗難防止装置を提供することができる。
(その他の実施例) 本考案は上記の実施例に限定されないのは言う
までもなく、たとえば、発音装置は外部へ向けた
スピーカーとして内部にはあまり聞こえないが外
部には非常によく聞こえる様になし、発音自体
も、LSI等によつてたとえば「盗難です。運転し
ているのは犯人です。」等と表現する如くなした
りすることもでき、かかる如くなすことによつて
何も知らずに平然と走行している犯人をすみやか
に検挙することができ、又、本案装置は後輪に限
らず前輪近傍に装着することもできるし、前後輪
近傍に複数個設けることもできるし、遠心力検知
手段は他の従来より多用されている遠心力検知手
段でも良く、該遠心力検知手段にトグルばねを用
いて一定の遠心力が働らくとトグル的に動作する
如くなして、回転する遠心力検知手段自体にスリ
ツプリングを介してスイツチを設けることもでき
る等、種々なる方法にて要旨を逸脱しない範囲で
変形して実施し得るものである。
「考案の効果」 本考案は以上述べた如く車輪近傍に設けられた
保持体に、前記車輪内側にローラーを当接・離間
自在となす如く摺動自在に支持された支持体を設
け、該支持体にインナーワイヤを貫通せしめてそ
の端部をかしめ等により抜けない如く前記支持体
に取着し、該インナーワイヤを摺動自在に内通さ
せたアウターワイヤを前記保持体に固着すると共
に、該アウターワイヤの端面より突出した前記イ
ンナーワイヤの外周に位置する如く前記支持体と
前記保持体内面間に圧縮コイルバネを介在せしめ
て支持体を反インナーワイヤの引張り方向すなわ
ち前記車輪側へ付勢するとともに、前記保持体内
面を摺動自在に保持された支持体の上方部に適宜
のベアリングを介してローラーを回動自在に枢支
して、該ローラーを前記インナーワイヤの操作に
より車輪内面に当接、離間自在となし、前記ロー
ラー端面部に該ローラーの回転遠心力により作用
するスイツチを設け、該スイツチをバツテリーに
接続する回路途中に発音装置を直列に接続した構
造とすることにより、自動車を駐車する際に簡単
にたとえばレバーを操作するのみで盗難時に少し
車を走行させたのみで警報音を発し、すみやかに
外部へ盗難を知らしめることができるという至便
な自動車盗難防止装置を提供することができ、取
り付け及び取り扱いも簡単であり安価に製造でき
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図には本考案の第1実施例を
示し、第1図は概略の構成を示す構造図、第2図
は回路図、第3図は取付部位の一例を示す構造斜
視図、第4図は拡大構造図、第5図は要部構造斜
視図、第6図ないし第7図は同動作説明図、第8
図は本考案第2実施例の回路図である。 図中、1……自動車、1A……後バンパー、2
……後輪、2A……内側面、3……主軸、4……
支軸、10……自動車盗難防止装置、12……保
持体、12A……保持体本体、12B……外壁、
14……固着片、16……挾持体、18……ね
じ、19……蓋、19A……縦スリツト、20…
…支持体、21……突起、22……軸、23……
ボールベアリング、24……E形ストツプリン
グ、30……ローラー、31……硬質ゴム、41
……インナーワイヤ、42……アウターワイヤ、
43……圧縮コイルスプリング、50……固着
体、52……軸、60……遠心力検知具、61…
…遠心力検知具の一端、62……遠心力検知具の
他端、63……遠心力検知具のパンタグラフ状
杆、64……重錘、65……押圧体、70……圧
縮コイルスプリング、80……遠心力スイツチ、
81……押え棒、82……球、90……スイツチ
板、95……バツテリー、96……ブザー、97
……発音装置、100……ホーンを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車輪近傍に設けられた保持体に、前記車輪内
    側にローラーを当接・離間自在となす如く摺動
    自在に支持された支持体を設け、該支持体にイ
    ンナーワイヤをを貫通せしめてその端部をかし
    め等により抜けない如く前記支持体に取着し、
    該インナーワイヤを摺動自在に内通させたアウ
    ターワイヤを前記保持体に固着すると共に、該
    アウターワイヤの端面より突出した前記インナ
    ーワイヤの外周に位置する如く前記支持体と前
    記保持体内面間に圧縮コイルバネを介在せしめ
    て支持体を反インナーワイヤの引張り方向すな
    わち前記車輪側へ付勢するとともに、前記保持
    体内面を摺動自在に保持された支持体の上方部
    に適宜のベアリングを介してローラーを回動自
    在に枢支して、該ローラーを前記インナーワイ
    ヤの操作により車輪内面に当接、離間自在とな
    し、前記ローラー端面部に該ローラーの回転遠
    心力により作用するスイツチを設け、該スイツ
    チをバツテリーに接続する回路途中に発音装置
    を直列に接続した構造の自動車盗難防止装置。 2 発音装置はブザーよりなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動車
    盗難防止装置。 3 発音装置は自動車に装着されたホーンよりな
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の自動車盗難防止装置。
JP1984103292U 1984-07-09 1984-07-09 自動車盗難防止装置 Granted JPS6117362U (ja)

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JP1984103292U JPS6117362U (ja) 1984-07-09 1984-07-09 自動車盗難防止装置

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JP1984103292U JPS6117362U (ja) 1984-07-09 1984-07-09 自動車盗難防止装置

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JPS6117362U JPS6117362U (ja) 1986-01-31
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