JP2018144260A - 透明導電層積層用フィルム - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、カールとクラックを抑制し、硬度に優れた透明導電層積層用フィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】
フィルム基材上の一方の面に、ハードコート層と光学調整層とをこの順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、
前記ハードコート層は、(メタ)アクリロイル基を側鎖に有し、且つ(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にある(メタ)アクリルポリマーを含有し、
前記光学調整層は金属酸化物微粒子と電離放射線硬化型樹脂とを含むことを特徴とする透明導電層積層用フィルム。
【選択図】なし
本発明は、カールとクラックを抑制し、硬度に優れた透明導電層積層用フィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】
フィルム基材上の一方の面に、ハードコート層と光学調整層とをこの順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、
前記ハードコート層は、(メタ)アクリロイル基を側鎖に有し、且つ(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にある(メタ)アクリルポリマーを含有し、
前記光学調整層は金属酸化物微粒子と電離放射線硬化型樹脂とを含むことを特徴とする透明導電層積層用フィルム。
【選択図】なし
Description
本発明は、透明導電層積層用フィルムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット等のタッチパネル搭載型の液晶ディスプレイの急速な普及に伴い、タッチパネルユニット関連部材の開発に注目が集まっている。タッチパネル関連部材の一つに、基材フィルム上に透明導電層が設けられた透明導電性フィルムがある。透明導電層を構成する導電材料には主に可視光領域での透明性と導電性のバランスにより酸化インジウム錫(ITO)が使用されており、スパッタリング等により成膜処理が行われている。タッチパネルの入力方式の1つである投影型静電容量方式のタッチパネルにおいては、ITO層をパターニング処理することで電極配線化し、複数の指で同時に複雑な操作が可能なマルチタッチ機能に対応した感度の良い位置検出センサーを成している。
一方、パターニングした透明導電性フィルムは、パターニング部(ITOから成る配線のある部分)と非パターニング部(ITOから成る配線がない部分)の光学特性の違いにより、パターニング部が視認しやすくなる現象(骨見え)が問題となっている。骨見えは表示素子としてのタッチパネルの見栄えを低下させてしまうため、見栄えの向上を目的に骨見えを防止する処置が行われている。
骨見えを防止する方法として、一般的に透明導電性フィルムの基材フィルムと透明導電層の間に屈折率調整機能を有する光学調整層を設けることが知られている。上記光学調整層はパターニング部と非パターニング部の光学特性の乖離を減少させることで骨見え防止の効果を発現させている。
また、骨見え防止効果の向上およびハードコート性の付与等を目的に、基材フィルムと透明導電層の間に複数の塗布層を設ける方法が開示されている。
下記特許文献1では、パターニング部が透明基材フィルムの表面から順に、ハードコート層、高屈折率層、低屈折率層、ITO層が積層された透明導電性フィルムが提案されている。これにより、パターニング部と非パターニング部の見栄えに優れたエッチング加工された透明導電性フィルムが提供できる。
しかしながら、複数の塗布層を設けた場合、それぞれの塗布層の収縮応力が異なるためアニール処理後にカールやクラックが発生しやすくなる。また、特許文献1では、基材フィルムの裏面に機能層を設けることでカール性に優れた透明導電性フィルムを提案しているが、塗布層自体の収縮応力の緩和にはつながらないためクラック発生の懸念は残る。さらに、特許文献2においても、透明な基材層の両面に複数のハードコート層を備えることでカールの発生を効果的に防止できる透明導電性積層体を提案しているが、各塗布層の塗設条件が限定されているため、カールとクラックを抑制する効果的な方法とは言い難く、各塗工層を含むフィルムの総厚が増加しやすい。
以上の通り、従来の特許文献に開示されている技術では、複数層塗設した透明導電性フィルムのカールとクラックの発生を十分に抑制させるという技術課題を解決することができない。
そこで、本発明は、基材フィルムの一方に面にアクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマーから成るハードコート層上に光学調整塗布層を設けることで、カールとクラックを抑制し、硬度に優れた透明導電層積層用フィルムを提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意研究の結果、以下の構成を有する発明を完成するに至った。
すなわち、上記課題を解決するため、以下の構成を有する発明を提供する。
(1)フィルム基材上の一方の面に、ハードコート層と光学調整層とをこの順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、
前記ハードコート層は、(メタ)アクリロイル基を側鎖に有し、且つ(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にある(メタ)アクリルポリマーを含有し、
前記光学調整層は金属酸化物微粒子と電離放射線硬化型樹脂とを含むことを特徴とする透明導電層積層用フィルム。
(2)前記光学調整層の屈折率が1.60〜1.80の範囲にあり、かつ、膜厚が0.01μm〜1.0μmの範囲にあることを特徴とする(1)に記載の透明導電層積層用フィルム。
(1)フィルム基材上の一方の面に、ハードコート層と光学調整層とをこの順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、
前記ハードコート層は、(メタ)アクリロイル基を側鎖に有し、且つ(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にある(メタ)アクリルポリマーを含有し、
前記光学調整層は金属酸化物微粒子と電離放射線硬化型樹脂とを含むことを特徴とする透明導電層積層用フィルム。
(2)前記光学調整層の屈折率が1.60〜1.80の範囲にあり、かつ、膜厚が0.01μm〜1.0μmの範囲にあることを特徴とする(1)に記載の透明導電層積層用フィルム。
本発明によれば、カールとクラックを抑制し、硬度に優れた透明導電層積層用フィルムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明は、フィルム基材上の一方の面にハードコート層と、光学調整層とをこの順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、
前記ハードコート層は、(メタ)アクリロイル基を側鎖に有し、且つ(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にある(メタ)アクリルポリマーを含有し、
前記光学調整層は金属酸化物微粒子と電離放射線硬化型樹脂とを含むことを特徴とする透明導電層積層用フィルムである。
本発明は、フィルム基材上の一方の面にハードコート層と、光学調整層とをこの順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、
前記ハードコート層は、(メタ)アクリロイル基を側鎖に有し、且つ(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にある(メタ)アクリルポリマーを含有し、
前記光学調整層は金属酸化物微粒子と電離放射線硬化型樹脂とを含むことを特徴とする透明導電層積層用フィルムである。
(フィルム基材)
本発明において使用されるフィルム基材は、特に限定されるものではなく、例えば、トリアセチルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、シクロオレフィンポリマー、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレングリシジルメタクリレート及びこれらの混合物を例示することができるが、耐熱性、入手性、経済性の点からポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロースを構成材料とする熱可塑性樹脂フィルムを用いることが好ましい。とりわけ、透明性が高く、しかも安価で入手しやすい点で、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好適である。
本発明において使用されるフィルム基材は、特に限定されるものではなく、例えば、トリアセチルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、シクロオレフィンポリマー、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレングリシジルメタクリレート及びこれらの混合物を例示することができるが、耐熱性、入手性、経済性の点からポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロースを構成材料とする熱可塑性樹脂フィルムを用いることが好ましい。とりわけ、透明性が高く、しかも安価で入手しやすい点で、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好適である。
(ハードコート層)
本発明において、フィルム基材上の一方の面に設けられるハードコート層は、電離放射線硬化型樹脂の1種である(メタ)アクリロイル基を側鎖に有する(メタ)アクリルポリマーを含むことが重要であり、その様な成分を含むハードコート塗布液をフィルム基材上に塗布・乾燥することによりハードコート乾燥塗膜を設け、上記ハードコート乾燥塗膜を電離放射線を照射し硬化させることで形成させることができる。
ハードコート層に(メタ)アクリロイル基を側鎖に有する(メタ)アクリルポリマーが含まれることで、カール及びクラックの抑制を得ることができる。
本発明において、フィルム基材上の一方の面に設けられるハードコート層は、電離放射線硬化型樹脂の1種である(メタ)アクリロイル基を側鎖に有する(メタ)アクリルポリマーを含むことが重要であり、その様な成分を含むハードコート塗布液をフィルム基材上に塗布・乾燥することによりハードコート乾燥塗膜を設け、上記ハードコート乾燥塗膜を電離放射線を照射し硬化させることで形成させることができる。
ハードコート層に(メタ)アクリロイル基を側鎖に有する(メタ)アクリルポリマーが含まれることで、カール及びクラックの抑制を得ることができる。
前記(メタ)アクリルポリマーは、(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にあることが重要である。(メタ)アクリル当量が200g/eq未満であるとリコート性(再塗布性)に劣るため光学調整層を積層させることが困難となり、600g/eqを超えると硬度が得られにくくなるので好ましくない。
本発明において、リコート性と硬度の観点から、上記(メタ)アクリル当量は好ましくは230g/eq〜300g/eqの範囲である。
なお、本発明でいう(メタ)アクリル当量とは、(メタ)アクリロイル基を有する化合物の分子量(g/mol)を、その化合物1分子内に存在する(メタ)アクリロイル基の数で除した値である。
本発明において、リコート性と硬度の観点から、上記(メタ)アクリル当量は好ましくは230g/eq〜300g/eqの範囲である。
なお、本発明でいう(メタ)アクリル当量とは、(メタ)アクリロイル基を有する化合物の分子量(g/mol)を、その化合物1分子内に存在する(メタ)アクリロイル基の数で除した値である。
そのような(メタ)アクリルポリマーは、主骨格が(メタ)アクリレートから成り、アクリル、ウレタン、エステル等の1つもしくは複数で変性された変性グラフト共重合体が使用できる。
また、本発明において、前記(メタ)アクリルポリマーと他の電離放射線硬化型樹脂を所望の効果を阻害しない範囲で併用することができる。電離放射線硬化型樹脂とは、電子線または紫外線等を照射することによって重合し硬化する透明な樹脂であり、例えば、アクリル系のモノマーやウレタンアクリレート系樹脂、ポリエステルアクリレート系樹脂、及びエポキシアクリレート系樹脂等のオリゴマーやポリマーなど公知の樹脂から適宜選択することが出来る。モノマーとして好ましいものは、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する電子線硬化可能な多官能アクリレートからなるものが挙げられる。分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する電子線硬化可能な多官能アクリレートの具体例としては、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のポリオールポリアクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルのジアクリレート、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルのジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルのジ(メタ)アクリレートなどのエポキシ(メタ)アクリレート、多価アルコールと多価カルボン酸及び/またはその無水物とアクリル酸とをエステル化することによって得ることができるポリエステル(メタ)アクリレート、多価アルコール、多価イソシアネート及び水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させることによって得られるウレタン(メタ)アクリレート、ポリシロキサンポリ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
本発明の透明導電層積層用フィルムにおいて、ハードコート層の表面自由エネルギーが、30mN/m〜55mN/mの範囲であることを特徴とするものである。上記範囲外であると、リコート性に劣るため好ましくない。
本発明において、ハードコート層の表面自由エネルギーとは、ハードコート層表面が層内部(バルク)に比べて過剰に持つエネルギーのことである。また、この表面自由エネルギーは、接触角計(たとえば協和界面科学株式会社製全自動接触角計DM−701など)を用い、水とヘキサデカンでの接触角をKaelble−Uy法にて解析することによって測定することができる。
本発明の透明導電層積層用フィルムにおいて、フィルム基材上に形成させたハードコート層の表面自由エネルギーを30mN/m〜55mN/mの範囲に調整するために、ハードコート塗布液にフッ素系レベリング剤、アクリル系レベリング剤、シリコーン系レベリング剤などの公知のレベリング剤を用いることができる。
本発明のハードコート層における表面自由エネルギーを上記範囲内に調整するためのフッ素系レベリング剤の配合量は、ハードコート層の電離放射線硬化型樹脂全量に対して、0.1重量%〜3.0重量%の範囲であることが好ましい。該レベリング剤の配合量が0.1重量%未満であると、レベリング剤の絶対量が少ないために、表面自由エネルギーの調整効果が得られ難く、3.0重量%を超えると、塗膜中の不純物が多くなるために、硬度低下の可能性がある。
本発明の透明導電層積層用フィルムにおいて、ハードコート層の厚みは特に限定されるものではないが、好ましくは1μm〜20μm、より好ましくは1μm〜15μm、更に好ましくは1μm〜10μmである。
ハードコート層の厚みが20μmを超える場合、電子線硬化型樹脂の硬化収縮によりハードコートフィルムのカールが大きくなりすぎてしまい、取り扱い性が低下する。またハードコート層の厚みが1μm未満である場合、ハードコート層は十分な硬度を満たさない恐れがある。
上記ハードコート塗布液には、上記電離放射線硬化型樹脂、レベリング剤のほかに、必要に応じて、光重合開始剤、消泡剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、重合禁止剤、湿潤分散剤、レオロジーコントロール剤、酸化防止剤、屈折率調整剤などが配合される。
上記ハードコート塗布液をフィルム基材上へ塗布するには、公知の任意の塗工方法を用いることができる。例えば、リバースコート法、グラビアコート法、バーコート法、ダイコート法、スプレーコート法、キスコート法、ワイヤーバーコート法、カーテンコート法などが挙げられ、これ等の方法を単独或いは複数組み合わせて用いてもよい。
また、上記ハードコート塗布液を塗工して得られたハードコート乾燥塗膜の乾燥条件としては、フィルム基材の物性および形状を損なわない範囲であればよい。具体的には50〜200℃、好ましくは60〜150℃の温度で、0.005〜60分間、好ましくは0.01〜10分間、加熱および乾燥することにより上記ハードコート乾燥塗膜が形成される。
また、フィルム基材上に塗布したハードコート乾燥塗膜を硬化させる電子線、紫外線の照射条件等は、使用する電子線硬型樹脂、その他添加する各種薬品にあわせて適宜調整すればよい。なお、本発明において、表面の硬度を改善する場合には、窒素ガスなどを封入し酸素濃度を1000ppm以下とした条件下で電子線、紫外線等を照射することができる。
(光学調整層)
本発明における光学調整層は、金属酸化物微粒子を含有する電離放射線硬化型樹脂を主成分とする光学調整層用塗布液を前記ハードコート層上に塗布・乾燥し、硬化することにより形成させることができる。
本発明における光学調整層は、金属酸化物微粒子を含有する電離放射線硬化型樹脂を主成分とする光学調整層用塗布液を前記ハードコート層上に塗布・乾燥し、硬化することにより形成させることができる。
前記光学調整層は、屈折率1.60〜1.80の範囲にあることが好ましい。
屈折率の範囲が1.60未満であると、透明導電層との光学干渉が大きくなるため骨見え防止効果が得られにくくなり、1.80を超えるとハードコート層および基材フィルムとの屈折率差が大きくなるため、透明性や色味のバランスが損なわれてしまう。このような観点から、より好ましくは1.60〜1.70の範囲であり、更に好ましくは1.60〜1.65の範囲である。
屈折率の範囲が1.60未満であると、透明導電層との光学干渉が大きくなるため骨見え防止効果が得られにくくなり、1.80を超えるとハードコート層および基材フィルムとの屈折率差が大きくなるため、透明性や色味のバランスが損なわれてしまう。このような観点から、より好ましくは1.60〜1.70の範囲であり、更に好ましくは1.60〜1.65の範囲である。
そのような屈折率を1.60〜1.80の範囲に調整するために、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化スズ、酸化亜鉛などの公知の金属酸化物微粒子を含有させ、適宜調節することができる。
本発明において光学調整層を形成する電離放射線硬化型樹脂は、所望の効果を阻害しない範囲で従来公知のものを用いることができ、例えば上述されるハードコート層に用いられる電離放射線硬化型樹脂を挙げることができる。
上記光学調整層用塗布液には、上記金属酸化物微粒子、電離放射線硬化型樹脂のほかに、必要に応じて、レベリング剤、光重合開始剤、消泡剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、重合禁止剤、湿潤分散剤、レオロジーコントロール剤、酸化防止剤、防汚剤などが配合される。
本発明において光学調整層の膜厚は、骨見え防止効果を発現させるため10nm〜500nmの範囲で設けることができる。膜厚が10nm未満であると光学調整層を均一に設けることが困難となり、500nmを超えると色味が不均一になる。上述の効果を十分に発現させる観点からは、光学調整層の膜厚は、好ましくは30nm〜300nm、より好ましくは50nm〜150nmの範囲である。
上記光学調整層用塗布液をハードコート層上へ塗布するには、公知の任意の塗工方法を用いることができる。例えば、リバースコート法、グラビアコート法、バーコート法、ダイコート法、スプレーコート法、キスコート法、ワイヤーバーコート法、カーテンコート法などが挙げられ、これ等の方法を単独或いは複数組み合わせて用いてもよい。
また、上記光学調整層用塗布液を塗工して得られた光学調整乾燥塗膜の乾燥条件としては、基材フィルムの物性および形状を損なわない範囲であればよい。具体的には50〜200℃、好ましくは60〜150℃の温度で、0.005〜60分間、好ましくは0.01〜10分間、加熱および乾燥することにより上記光学調整乾燥塗膜が形成される。
また、ハードコート層上に塗布した光学調整乾燥塗膜を硬化させる電子線、紫外線の照射条件等は、使用する電離放射線硬化型樹脂、その他添加する各種薬品にあわせて適宜調整すればよい。なお、本発明において、表面の硬度を改善する場合には、窒素ガスなどを封入し酸素濃度を1000ppm以下とした条件下で電子線、紫外線等を照射することができる。
以上説明したように、本発明によれば、フィルム基材上の一方の面にハードコート層、光学調整層の順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、前記ハードコート層は(メタ)アクリロイル基を側鎖に有する(メタ)アクリルポリマーから形成された層であり、前記光学調整層は金属酸化物微粒子を含有する電子線硬化型樹脂から形成された層であることから、カールとクラックを抑制し、さらに硬度やリコート性に優れた透明導電層積層用フィルムを得ることができる。
(導電層)
この様にして得られた本発明の透明導電層積層用フィルムは、光学調整層の面上に導電層を積層することができる。導電層としては特に限定されず、公知のものを用いることができ、パターニングされていてもよい。
この様にして得られた本発明の透明導電層積層用フィルムは、光学調整層の面上に導電層を積層することができる。導電層としては特に限定されず、公知のものを用いることができ、パターニングされていてもよい。
以下に本発明について実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。以下の実施例及び比較例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜、変更することができる。従って、本発明の範囲は以下に示す具体例に限定されるものではない。
[実施例1]
<ハードコートフィルム>
メチルエチルケトン(MEK)/酢酸エチル=50/50重量部の溶剤に、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量240g/eq〜260g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂(商品名:SMP−250A、共栄社化学株式会社製)95重量部、光重合開始剤(商品名:イルガキュアー184、BASFジャパン株式会社製)3重量部、耐光安定剤(商品名:チヌビン123、BASFジャパン株式会社製)1.5重量部、レベリング剤(商品名:フタージェント681、株式会社ネオス製)0.15重量部を混合して固形分濃度20%のハードコート塗布液を作製し、50μm厚さのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(商品名:A4300、東洋紡株式会社製)の一方の面にマイヤーバーを用いて乾燥後の膜厚が2μmとなるように塗工した。次いで、この塗布層を80℃で1分間乾燥させ溶剤を揮発した後、紫外線照射(100mJ/cm2)処理により硬化させハードコート層を形成させハードコートフィルム1(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得た。
<ハードコートフィルム>
メチルエチルケトン(MEK)/酢酸エチル=50/50重量部の溶剤に、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量240g/eq〜260g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂(商品名:SMP−250A、共栄社化学株式会社製)95重量部、光重合開始剤(商品名:イルガキュアー184、BASFジャパン株式会社製)3重量部、耐光安定剤(商品名:チヌビン123、BASFジャパン株式会社製)1.5重量部、レベリング剤(商品名:フタージェント681、株式会社ネオス製)0.15重量部を混合して固形分濃度20%のハードコート塗布液を作製し、50μm厚さのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(商品名:A4300、東洋紡株式会社製)の一方の面にマイヤーバーを用いて乾燥後の膜厚が2μmとなるように塗工した。次いで、この塗布層を80℃で1分間乾燥させ溶剤を揮発した後、紫外線照射(100mJ/cm2)処理により硬化させハードコート層を形成させハードコートフィルム1(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得た。
<透明導電層積層用フィルム>
次に、酢酸エチル/酢酸ブチル=50/50重量部の溶剤に、酸化ジルコニウム微粒子含有電離放射線硬化型ハードコート剤(商品名:リオデュラスTYZ、東洋インキ株式会社製)を混合して固形分濃度3%の光学調整層用塗布液を作製し、上記ハードコートフィルム1のハードコート層上にマイヤーバーを用いて乾燥後の膜厚が100nmとなるように塗工した。次いで、この塗工層(光学調整層)を80℃で1分間乾燥させ溶剤を揮発した後、紫外線照射処理(100mJ/cm2)により硬化させ光学調整層を形成させた。
以上のようにして、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(商品名:A4300、東洋紡株式会社製)の一方の面に、ハードコート層、光学調整層を塗工した本発明実施例1の透明導電層積層用フィルム1を作製した。
次に、酢酸エチル/酢酸ブチル=50/50重量部の溶剤に、酸化ジルコニウム微粒子含有電離放射線硬化型ハードコート剤(商品名:リオデュラスTYZ、東洋インキ株式会社製)を混合して固形分濃度3%の光学調整層用塗布液を作製し、上記ハードコートフィルム1のハードコート層上にマイヤーバーを用いて乾燥後の膜厚が100nmとなるように塗工した。次いで、この塗工層(光学調整層)を80℃で1分間乾燥させ溶剤を揮発した後、紫外線照射処理(100mJ/cm2)により硬化させ光学調整層を形成させた。
以上のようにして、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(商品名:A4300、東洋紡株式会社製)の一方の面に、ハードコート層、光学調整層を塗工した本発明実施例1の透明導電層積層用フィルム1を作製した。
[実施例2]
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量210g/eq〜230g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム2(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム4を得た。
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量210g/eq〜230g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム2(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム4を得た。
[実施例3]
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量350g/eq〜370g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム3(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム4を得た。
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量350g/eq〜370g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム3(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム4を得た。
[実施例4]
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量540g/eq〜560g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム4(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム4を得た。
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量540g/eq〜560g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム4(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム4を得た。
[比較例1]
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量160g/eq〜180g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム5(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム5を得た。
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量160g/eq〜180g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム5(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム5を得た。
[比較例2]
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量610g/eq〜630g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム6(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム6を得た。
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量610g/eq〜630g/eq)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム6(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム6を得た。
[比較例3]
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量150g/eq以下)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム7(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム7を得た。
上記ハードコートフィルムにおいて、アクリロイル基を側鎖に有するアクリルポリマー(アクリル当量150g/eq以下)を主成分とする電離放射線硬化型樹脂とした以外は実施例1と同様にしてハードコートフィルム7(ハードコート層の表面自由エネルギー30〜55mN/m)を得て、そして透明導電層積層用フィルム7を得た。
<評価>
得られた上記各実施例および各比較例の透明導電層積層用フィルムを下記の基準で評価した。
得られた上記各実施例および各比較例の透明導電層積層用フィルムを下記の基準で評価した。
(1)カール
カールの評価は、縦100mm、横100mmにカットしたサンプルを基材フィルム側を下にして置き、150℃で1時間アニーリング処理を行った後の四隅の反り高さを測定し、それらの平均値を算出した。
○:平均値が15mm未満のもの。
×:平均値が15mm以上のもの。
カールの評価は、縦100mm、横100mmにカットしたサンプルを基材フィルム側を下にして置き、150℃で1時間アニーリング処理を行った後の四隅の反り高さを測定し、それらの平均値を算出した。
○:平均値が15mm未満のもの。
×:平均値が15mm以上のもの。
(2)クラック
クラックは、150℃で1時間アニーリング処理を行った後、フィルムを曲率直径φ3mmに折り曲げ、下記基準で評価した。
○:目視にてフィルムにクラックが認められないもの。
×:目視にてフィルムにクラックが認められるもの。
クラックは、150℃で1時間アニーリング処理を行った後、フィルムを曲率直径φ3mmに折り曲げ、下記基準で評価した。
○:目視にてフィルムにクラックが認められないもの。
×:目視にてフィルムにクラックが認められるもの。
(3)リコート性
リコート性は、下記基準で評価した。
○:ハードコート乾燥塗膜上に光学調整層用塗布液を塗布したときに、塗布面にはじき、ムラ、スジなどの外観欠陥の発生が認められないもの。
△:ハードコート乾燥塗膜上に光学調整層用塗布液を塗布したときに、塗布面にはじき、ムラ、スジなどの外観欠陥の発生が一部認められるもの。
×:ハードコート乾燥塗膜上に光学調整層用塗布液を塗布したときに、塗布面にはじき、ムラ、スジなどの外観欠陥の発生が前面に認められるもの。
リコート性は、下記基準で評価した。
○:ハードコート乾燥塗膜上に光学調整層用塗布液を塗布したときに、塗布面にはじき、ムラ、スジなどの外観欠陥の発生が認められないもの。
△:ハードコート乾燥塗膜上に光学調整層用塗布液を塗布したときに、塗布面にはじき、ムラ、スジなどの外観欠陥の発生が一部認められるもの。
×:ハードコート乾燥塗膜上に光学調整層用塗布液を塗布したときに、塗布面にはじき、ムラ、スジなどの外観欠陥の発生が前面に認められるもの。
(4)鉛筆硬度
鉛筆硬度の評価は、JIS K5600−5−4に準じて行い、H硬度の鉛筆を45°の角度でフィルム表面に当て、750gの荷重をかけて引掻き試験を行い評価した。
(評価基準)
○:傷がつかないもの。
△:一部傷がつくもの。
×:傷がつくもの。
鉛筆硬度の評価は、JIS K5600−5−4に準じて行い、H硬度の鉛筆を45°の角度でフィルム表面に当て、750gの荷重をかけて引掻き試験を行い評価した。
(評価基準)
○:傷がつかないもの。
△:一部傷がつくもの。
×:傷がつくもの。
以上の結果を纏めて下記表1に示す。
実施例1〜4で示す通り、本発明の透明導電層積層用フィルムは、カールやクラックの抑制効果が高く、硬度に優れている。さらにリコート性にも優れているため、導電層を積層するフィルムとして優れている。
Claims (2)
- フィルム基材上の一方の面に、ハードコート層と光学調整層とをこの順で積層された透明導電層積層用フィルムであって、
前記ハードコート層は、(メタ)アクリロイル基を側鎖に有し、且つ(メタ)アクリル当量が200g/eq〜600g/eqの範囲にある(メタ)アクリルポリマーを含有し、
前記光学調整層は金属酸化物微粒子と電離放射線硬化型樹脂とを含むことを特徴とする透明導電層積層用フィルム。 - 前記光学調整層の屈折率が1.60〜1.80の範囲にあり、かつ、膜厚が0.01μm〜1.0μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の透明導電層積層用フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017038609A JP2018144260A (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 透明導電層積層用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017038609A JP2018144260A (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 透明導電層積層用フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018144260A true JP2018144260A (ja) | 2018-09-20 |
Family
ID=63590281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017038609A Pending JP2018144260A (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 透明導電層積層用フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018144260A (ja) |
-
2017
- 2017-03-01 JP JP2017038609A patent/JP2018144260A/ja active Pending
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