JP2018144019A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】居住空間などに用いられる除湿装置において、除湿性能を高めることを目的とする。【解決手段】吸込口2と吹出口3を有する本体ケース1と、圧縮機4、放熱器5、膨張器6、吸熱器7を順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルと、吸湿部9および放湿部10を有する除湿ロータ11と、加熱手段12と、送風手段8と、送風手段8によって吸込口2から空気を吸引し吸湿部9に供給して吹出口から排出する第1送風路16と、送風手段8によって吸込口2から空気を吸引し加熱手段12、放湿部10、吸熱器7、放熱器5の順に供給して吹出口3から排出する第2送風路17と、吸込口2から空気を吸引し吸熱器7、放熱器5の順に供給して吹出口3から排出する第3送風路18とを備え、第3送風路18には、風量を調整する風量調整手段20を設けることにより、除湿能力を向上できる。【選択図】図5

Description

本発明は、居住空間などに用いられる除湿装置に関するものである。
居住空間の湿度を低下させ、快適性を増すものとして除湿装置が実用化されている。
その構成としては、吸込口と吹出口を有する本体ケース内に、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順次環状に連結した冷凍サイクルと、吸湿部で水分を吸着し放湿部で水分を放出する除湿ロータと、放湿部に供給される空気を加熱する加熱手段と、空気を送風する送風手段を備えたものとなっている。
従来、この種の除湿装置では、吸込口から空気を吸湿部に供給して吹出口から排出する第1送風路と、吸込口から空気を吸引し加熱手段、放湿部、吸熱器、放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、吸込口から空気を吸引し吸熱器、放熱器の順に供給して吹出口から排出する第3送風路とを備えた構成が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−87585号公報
このような従来の除湿装置においては、送風手段のみによって風量が調節できる。しかしながら、それぞれの風路の最適風量は運転モードや室内環境によって異なっており、必ずしも最適な風量バランスで送風されるとは限らない。
そこで、本発明は、風量バランスの最適化を図り、除湿性能を高めることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る除湿装置は、吸込口と吹出口を有する本体ケースと、圧縮機、放熱器、膨張器、吸熱器を順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルと、吸湿部および放湿部を有する除湿ロータと、加熱手段と、送風手段と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記吸湿部に供給して前記吹出口から排出する第1送風路と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記加熱手段、前記放湿部、前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、前記吸込口から空気を吸引し前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第3送風路とを備え、前記第3送風路には、風量を調整する風量調整手段を設けたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、吸込口と吹出口を有する本体ケースと、圧縮機、放熱器、膨張器、吸熱器を順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルと、吸湿部および放湿部を有する除湿ロータと、加熱手段と、送風手段と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記吸湿部に供給して前記吹出口から排出する第1送風路と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記加熱手段、前記放湿部、前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、前記吸込口から空気を吸引し前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第3送風路とを備え、前記第3送風路には、風量を調整する風量調整手段を設けた構成にしたことにより、風量バランスの最適化を実現し、除湿性能を高めることができる。
本発明の実施の形態にかかる除湿装置の外観斜視図 同除湿装置の断面図 同除湿装置の内部構成を示す斜視図 同除湿装置の内部構成を示す斜視図 同除湿装置の風量調整部材の斜視図 同除湿装置の風量調整部材を制御する制御部の構成を説明するブロック回路図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1、図2において、1は箱型の本体ケースで、この本体ケース1の側面には、吸込口2が配置され、上部には吹出口3が配置されている。
本体ケース1内には、圧縮機4と放熱器5と膨張器6と吸熱器7とを順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルを設置し、室内空気を吸込口2から吹出口3に送風する送風手段8を設置している。さらに、空気から水分を吸着する吸湿部9および、空気に水分を放出する放湿部10を有する除湿ロータ11を備え、放湿部10に供給される空気、および放湿部10を加熱する加熱手段12を備えている。
そして、本体ケース1内においては、吸込口2から順次、除湿ロータ11、吸熱器7、放熱器5、送風手段8の順に配置している。除湿ロータ11は、円板状に形成され中心軸が水平方向になるように回転可能に立設され、駆動手段13により回転している。さらに除湿ロータ11の放湿部10の風上側には、加熱手段12を設置している。放湿部10と吸熱器7とは、対向するように配置されている。
また、本体ケース1内において、吸熱器7の下方には、漏斗状の集水手段14を設け、さらに、集水手段14の下方には集水タンク15を、本体ケース1に対して着脱自在に配置している。
つまり、吸熱器7部分で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水手段14で集めて集水タンク15に流入させるようにしているのである。
さらに、本体ケース1内には、第1送風路16と、第2送風路17と、第3送風路18とを備えている。第1送風路16は、送風手段8によって、吸込口2から空気を吸引し吸湿部9に供給し、送風手段8を介して吹出口3に排出する風路である。第2送風路17は、送風手段8によって、吸込口2から空気を吸引し加熱手段12、放湿部10、吸熱器7、放熱器5の順に供給し、送風手段8を介して吹出口から排出する風路である。
詳細に説明すると、第1送風路16においては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は除湿ロータ11の吸湿部9に供給される。この時、空気中の水分が吸湿部9に吸着され、乾燥した空気となる。さらに、水分を吸着する際の吸着熱が発生するので、室内空気は湿度が低減し、温度が上昇した状態で、放熱器5および吸熱器7の上方を主に介して送風手段8に吸引され、吹出口3から室内へ送風されることになる。
一方、第2送風路17においては、加熱手段12によって温められた室内空気は、除湿ロータ11の放湿部10に供給される。放湿部10では、吸湿部9で吸着した水分が除湿ロータ11の回転駆動により放湿部10に移動し、加熱手段12の加熱により供給された空気に放出される。この高湿の空気が吸熱器7に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取出される。この後、冷却された空気は、放熱器5に供給され、放熱器5を冷却する。そして、放熱器5から熱を奪い、温度が上昇した空気が送風手段8に吸引されることになる。冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。
また、第3送風路18においては、吸込口2から空気を吸引し吸熱器7、放熱器5の順に供給し、送風手段8を介して吹出口3から排出する。すなわち、第3送風路18においては、吸込口2から吸い込まれた室内空気が吸熱器7に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取り出される。この後、冷却された空気は、放熱器5に供給され、放熱器5を冷却する。そして放熱器5から熱を奪い、温度が上昇した空気が送風手段8に吸引されることになる。
図3において、内部構成をさらに詳しく説明すると、本体ケース1内には、除湿ロータ11を回動自在に支持するロータ支持部19を設ける。ロータ支持部19には、加熱手段12、駆動手段13も備えている。
本実施形態において特徴的なのは、第3送風路の風量を調整する、風量調整手段20を設けたことである。風量調整手段20によって、第3送風路18の風量をコントロールすることで、吸熱器7に最適な風量を送ることが可能となり、結果として、除湿性能の向上を図ることができる。例えば、室内雰囲気温度が低いときは、風量調整手段20によって、第3送風路18の風量を減らすことにより、第2送風路17の風量を増加させるとともに、吸熱器7に通過する風量を減らす効果がある。すなわち、室内の冷えた空気は吸熱器7には供給されにくくなり、第2送風路17の、加熱手段12によって室温度よりも温められた空気が吸熱器7に供給されやすくなる。一般的な冷凍サイクルにおいて、周囲温度が低温になると、吸熱器7の除湿水が氷結し、吸熱器7に霜として付着することで除湿能力が著しく低下する。そこで、吸熱器7に付着した霜を取り除くために、定期的に冷凍サイクルの運転を停止し、除霜運転を実施する。吸熱器7に霜が付着した状態では除湿性能が低下することに加えて、除霜運転中は除湿性能が得られない。風量調整手段20によって、第3送風路18の風量を減らすことにより、吸熱器7に室温よりも温かい空気が供給され、吸熱器7の霜付を防ぐ効果が期待できる。結果として、除湿性能の向上を図ることができる。
また、図3、図4に示すごとく、風量調整手段20は、第3送風路18の吸込口2と吸熱器7との間に設ける。第2送風路17の空気と、第3送風路18の空気は、吸熱器7以降、徐々に混合しながら吹出口3へと向かうため、吸熱器7の上流に設けることで、最も効率的に第3送風路18を閉塞することができる。結果として、除湿性能の向上を図ることができる。
また、風量調整手段20は、加熱手段12または除湿ロータ11の下方に配置する。加熱手段12または除湿ロータ11の下方の空間に風量調整手段20を配置するので、本体ケース1を大きくする必要がない。
更に、第2送風路17では、放湿部10直後の室温より高い温度の空気を、吸熱器7における冷媒が流れている方向の下流側(吸熱器7の上部)の冷媒温度が比較的高い領域に通過させる。一方、第3送風路18では、室内の空気を、第3送風路18から吸熱器7における冷媒が流れている方向の上流側(吸熱器7の下部)の冷媒温度が比較的低い領域に通過させることができる。結果として、吸熱器7を効率的に利用することで、除湿性能の向上を図ることができる。
図3は、風量調整手段20が開いた状態である。図3を用いて、ロータ支持部19の構成について、さらに詳しく説明すると、ロータ支持部19は、除湿ロータ11を回動自在に支持し、ロータ支持部19には、第3送風路18が通る連通開口20bを有している。風量調整手段20は、第3送風路18が通る連通開口20bと、この連通開口20bを開閉する風量調整部材20aである。このように、ロータ支持部19に、連通開口20bと風量調整部材20aとを設けることにより、風量調整手段20を支持する新たな支持部材を設ける必要が無く、部品点数を低減できる。
図4は、風量調整手段20が閉じた状態である。風量調整部材20aについて、さらに詳しく説明すると、図4と図5に示すように、風量調整部材20aは、水平方向に開口した連通開口20bを塞ぐダンパ部22と、ダンパ部22から水平外方に延びた一対の軸部23と、軸部23を支持するロータ支持部19に設けた支持部24と、軸部23を介してダンパ部22を回動させるモータ部(図示せず)とを備え、ダンパ部22は、連通開口20bから吸込口2側に回動する、つまり送風方向における下流側から上流側に開く構成とする。すなわち、ダンパ部22を閉じたとき、送風手段8によって、より閉塞される方向に力が働き、冷凍サイクルや送風手段8等、回転物特有のビビリ音の発生を防ぐ効果が得られる。
また、ダンパ部22は、連通開口20bの開口面積よりも大きくする構成とするとよい。これにより、吸込み側にロータ支持部19と重なる面を持たせることができる。結果として、閉塞レベルを向上することが可能である。
風量調整部材20aの下方には集水手段14を設ける構成とするとよい。先述の通り、集水手段14は吸熱器7の下方に配置するが、本実施形態では、風量調整部材20aの下方にも延長する構成とする。低温などの雰囲気で運転し、連通開口20bを閉じて運転する場合に、ロータ支持部19と吸熱器7に囲まれた空間が高温多湿状態に保たれ、風量調整部材20aの吸熱器7方向に結露が発生する可能性がある。風量調整部材20aに結露が発生した場合でも、を外部に漏らすことなく、集水タンク15に回収することができ、結果として、ユーザーの使用性を向上できる。
更に、軸部23とダンパ部22の構成について詳しく説明すると、軸部23をダンパ部22の下端側に設け、ダンパ部22の上端側が、吸込口2側、つまり送風方向における上流側に開口する構成とするとよい。すなわち、ダンパ部22が開状態(通常の運転状態)では、ダンパ部22が、風量調整部材20aの下方に配置された集水手段14に当たり、支持される構成になり、モータ部に負荷がかからないため、結果として、モータ部の故障リスクを軽減することができる。
風量調整部材20aの動作方法について、詳細に説明する。図3と図6に示すように、本体ケース1内には、第1の温度測定部25と、第2の温度測定部27と、湿度測定部28と、制御部26とを備えている。制御部26は、第1の温度測定部25、第2の温度測定部27、湿度測定部28との測定値によって、冷凍サイクルの圧縮機4と、送風手段8と、除湿ロータ11を回転させる駆動手段13と、加熱手段12と、風量調整部材20aとを制御する。
具体的には、第1の温度測定部25は、吸込口2の近傍に設けてられている。制御部26は、除湿運転中に、第1の温度測定部25の測定温度によって風量調整部材20aを制御する。制御部26は、第1の温度測定部25の測定温度が第1の所定温度以下の場合には、圧縮機4と、送風手段8と、駆動手段13と、加熱手段12とを動作させ、風量調整部材20aによって第3送風路18を閉じる構成とするのがよい。すなわち、第3送風路18を閉じることによって、吸熱器7に加熱手段12を通過した温かい空気が供給され、かつ、冷えた室温空気の供給を抑制することにより、吸熱器7の霜付を防ぐことができる。除湿性能の向上を図ることができる。なお、第1の所定温度の一例は、10度から20度である。
第2の温度測定部27は、吸熱器7に設けられている。制御部26は、除湿運転中に、第2の温度測定部27の測定温度によって風量調整部材20aおよび圧縮機4を制御する。制御部26は、第2の温度測定部27の測定温度が第2の所定温度以下の場合には、送風手段8と、駆動手段13と、加熱手段12とを動作させ、風量調整部材20aによって第3送風路18を閉じ、かつ、圧縮機4を停止する構成とするのがよい。なお、第2の所定温度の一例は、0度から4度である。
先述の通り、吸熱器7には、一定の温度以下で霜が付着するため、先述のように、第1の温度測定部25の温度が所定温度以下の場合には、風量調整部材20aによって、第3送風路18を閉じる構成とするのがよい。しかしながら、第3送風路を閉じた状態、または、第1の温度測定部25の温度が第1の所定温度以上のときであっても、湿度や風量などの条件により、霜が発生する場合があり、着霜の検知には、第2の温度測定部27のように吸熱器7に温度測定部を設ける構成とするのがよい。すなわち、第2の温度測定部27の検知温度が第2の所定温度以下の場合には、制御部26は、風量調整部材20aによって第3送風路18を閉じ、かつ、圧縮機4を停止し、除霜モードに自動的に切り替わるものとするのがよい。すなわち、第3送風路18を閉じることによって、吸熱器7に加熱手段12を通過した温かい空気が供給され、結果として、除霜性能の向上を図ることができる。
湿度測定部28は、第1の温度測定部25の近傍に設けられている。制御部26は、除湿運転中に、湿度測定部28の測定湿度によって風量調整部材20aを制御する。制御部26は、湿度測定部28の湿度が所定の湿度以下の場合には、圧縮機4と、送風手段8と、駆動手段13と、加熱手段12とを動作させ、風量調整部材20aによって第3送風路18を閉じる構成とするのがよい。なお、第2の所定湿度の一例は、30%から50%である。
高湿条件では、加熱手段12で温められた空気が、放湿部10を通過し、除湿ロータ11に吸着している水分を脱着するときに温度が低下する。低湿条件では、除湿ロータ11の吸湿部9に供給される水分量が少なくなる。すなわち、除湿ロータ11の放湿部10で放湿される水分量が少なくなり、第2送風路17における放湿部10の下流が過熱される恐れがある。湿度測定部28の湿度が所定湿度以下の場合に、風量調整部材20aによって第3送風路18を閉じることにより、除湿ロータ11の風量が増加する。つまり、吸放湿量が増加し、放湿部10下流の温度上昇が少なくなる。さらに、第2送風路の風量も増加するため、加熱手段12の放熱が促進され、放湿部10下流の温度上昇を抑える方向に働く。結果として、放湿部10周辺の樹脂の過昇温を防ぐことができ、安全性の向上が期待できる。
図2と図3に示すように、本体ケース1内には、第4送風路29を備えている。第4送風路29は、送風手段8によって、吸込口2から空気を吸引し放熱器5に供給し、送風手段8を介して吹出口3に排出する風路である。制御部26は、第1の温度測定部25が第3の所定温度以上の場合は、圧縮機4と、送風手段8と、駆動手段13と、加熱手段12とを動作させ、風量調整部材20aによって第3送風路18を閉じる構成とするのがよい。なお、第3の所定温度は第1の所定温度より高く、第3の所定温度の一例は、30度から40度である。
第4送風路29は、放熱器5の放熱を促進するために設けるもので、特に高温条件では、吸熱器7の吸熱量が増加し、放熱器5の放熱量とのバランスが崩れ、放熱器5の内圧が上昇し、圧縮機4が過熱する恐れがある。すなわち、第3送風路18を閉じることにより、相対的に放熱器5の風量を増加させることができ、結果として、圧縮機4の寿命を長くする効果が期待できる。
本発明に係る除湿装置は、ユーザーの目的に応じた性能を発揮できるものであり、居住空間などに用いられる除湿装置などとして有用である。
1 本体ケース
2 吸込口
3 吹出口
4 圧縮機
5 放熱器
6 膨張器
7 吸熱器
8 送風手段
9 吸湿部
10 放湿部
11 除湿ロータ
12 加熱手段
13 駆動手段
14 集水手段
15 集水タンク
16 第1送風路
17 第2送風路
18 第3送風路
19 ロータ支持部
20 風量調整手段
20a 風量調整部材
20b 連通開口
22 ダンパ部
23 軸部
24 支持部
25 第1の温度測定部
26 制御部
27 第2の温度測定部
28 湿度測定部
29 第4送風路

Claims (12)

  1. 吸込口と吹出口を有する本体ケースと、
    圧縮機、放熱器、膨張器、吸熱器を順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルと、
    吸湿部および放湿部を有する除湿ロータと、加熱手段と、送風手段と、
    前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記吸湿部に供給して前記吹出口から排出する第1送風路と、
    前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記加熱手段、前記放湿部、前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、
    前記吸込口から空気を吸引し前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第3送風路とを備え、
    前記第3送風路には、風量を調整する風量調整手段を設けたことを特徴とする除湿装置。
  2. 前記風量調整手段は、前記第3送風路の前記吸込口と前記吸熱器との間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記風量調整手段は、前記加熱手段または前記除湿ロータの下方に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の除湿装置。
  4. 前記風量調整手段は、
    前記第3送風路が通る連通開口と、
    前記連通開口を開閉する風量調整部材とを有し、
    前記連通開口は、前記除湿ロータを回動自在に支持するロータ支持部に設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の除湿装置。
  5. 前記風量調整部材は、
    水平方向に開口した前記連通開口を塞ぐダンパ部と、
    前記ダンパ部から水平外方に延びた一対の軸部と、
    前記軸部を支持する前記ロータ支持部に設けた支持部と、
    前記軸部を介してダンパ部を回動させるモータ部とを備え、
    前記ダンパ部は、前記連通開口から前記吸込口側に回動することを特徴とする請求項4に記載の除湿装置。
  6. 前記ダンパ部は、
    前記連通開口の開口面積よりも大きいことを特長とする請求項5に記載の除湿装置。
  7. 前記風量調整部材の下方には集水手段を設けたことを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の除湿装置。
  8. 前記軸部は前記ダンパ部の下端側に設けられ、
    前記ダンパ部の上端側が、前記吸込口側に開口し、
    前記ダンパ部が開口したときに、前記集水手段が前記ダンパ部を支持することを特徴とする請求項7に記載の除湿装置。
  9. 前記本体ケースに設けられた第1の温度測定部と、
    前記第1の温度測定部の測定温度によって前記風量調整部材を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記第1の温度測定部の前記測定温度が第1の所定温度以下の場合には、前記風量調整部材によって前記第3送風路を閉じることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の除湿装置。
  10. 前記吸熱器に設けられた第2の温度測定部と、
    前記第2の温度測定部の測定温度によって前記風量調整部材を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記第2の温度測定部の測定温度によって前記風量調整部材と前記冷凍サイクルとを制御し、
    前記制御部は、吸熱器の温度が所定の温度以下の場合には、前記風量調整部材によって前記第3送風路を閉じ、かつ、冷凍サイクルを停止することを特徴とする請求項1から9に記載の除湿装置。
  11. 前記本体ケースに設けられた湿度測定部と、
    前記温度測定部の測定温度によって前記風量調整部材を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記湿度測定部の湿度が所定の湿度以下の場合には、前記風量調整部材によって前記第3送風路を閉じることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の除湿装置。
  12. 前記本体ケース内には、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し、前記放熱器を通過する第4送風路を設け、
    前記制御部は、
    前記第1の温度測定部が所定の温度以上の場合は、前記風量調整部材によって前記第3送風路を閉じることを特徴とする1から11のいずれかに記載の除湿装置。
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