JP2018143228A - 鶏用飼料、鶏卵の生産方法、鶏卵、鶏肉の生産方法、鶏肉 - Google Patents

鶏用飼料、鶏卵の生産方法、鶏卵、鶏肉の生産方法、鶏肉 Download PDF

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Abstract

【課題】鶏卵及び鶏肉にオレイン酸及び(+)−カテキンを顕著に富化させることが可能な鶏用飼料を提供する。【解決手段】オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料であって、産卵鶏又は食用鶏に給餌させ、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された産卵鶏の鶏卵又は食用鶏の鶏肉を生産するための飼料である。オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を産卵鶏に給餌することで、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された鶏卵を生産する生産方法である。オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を食用鶏に給餌する。【選択図】図2

Description

本発明は、鶏用飼料、鶏卵の生産方法、鶏卵、鶏肉の生産方法、鶏肉に関する。
鶏卵や鶏肉を生産する現場において、その栄養価の向上は、従来、様々な観点で取り組まれている。特に、カテキン(ポリフェノールの一種)を鶏用の飼料に添加して、鶏卵にポリフェノールを移行させる技術が存在する。
例えば、特開平8−266230号公報(特許文献1)には、茶ポリフェノール含有飼料を給与して得た卵であって、卵黄中の粗脂肪含量および過酸化物濃度を低減させ、且つ、ハウユニットを高め、且つ、卵白の透明度ならびに起泡力を高め、更に、加熱凝固させた卵白の色を純白とする新規卵が開示されている。又、特開平10−75718号公報(特許文献2)には、茶ポリフェノールを含有する材料を通常の家禽用飼料に配合し、その飼料を成雌家禽に給与し、熱凝固した時の卵黄の緑黒色化を阻止した卵を得ることを特徴とする、卵黄の緑黒色化防止方法が開示されている。特開2003−219806号公報(特許文献3)には、ポリフェノールを含有することを特徴とする卵質改善用飼餌料が開示されている。特開2009−201472号公報(特許文献4)には、紫蘇種子を絞って得られた油5〜200部と、その紫蘇種子の絞り滓とを混合して飼料に加え、混合した飼料の総量を1000部とすることを特徴とする、DHA成分含有卵産生雌鶏の飼料が開示されている。混合飼料には、0.02〜0.8部のビタミンEと0.01〜0.3部の緑茶ポリフェノールが混入されている。
一方、オリーブ油を鶏用の飼料に添加して、トランス脂肪酸を含まない鶏卵の生産方法が存在する。特開2011−41513号公報(特許文献5)には、トランス脂肪酸を含有する油脂原料を実質的に含まない飼料を家禽に給与することを含む、トランス脂肪酸を含まない家禽卵の生産方法が開示されている。この油脂原料は、コールドプレスで生産された油脂であって、オリーブ油(オイル)を含む。
特開平8−266230号公報 特開平10−75718号公報 特開2003−219806号公報 特開2009−201472号公報 特開2011−41513号公報
上述の特許文献1−4に記載の技術では、鶏用の飼料へのポリフェノールの添加率に対して鶏卵へのポリフェノール(例えば、(+)−カテキン、シアニダノール、遊離型カテキン、ポリフェノールの一種)の移行率が悪いという課題がある。又、上述の特許文献5に記載の技術では、オリーブ油のオレイン酸が鶏卵へ移行するか不明という課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、オレイン酸及び(+)−カテキンを顕著に富化させることが可能な鶏用飼料、鶏卵の生産方法、鶏卵、鶏肉の生産方法、鶏肉を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る新規な鶏用飼料、鶏卵の生産方法、鶏卵、鶏肉の生産方法、鶏肉を完成させた。
即ち、本発明に係る鶏用飼料は、オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料であって、産卵鶏又は食用鶏に給餌させ、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された産卵鶏の鶏卵又は食用鶏の鶏肉を生産するための飼料である。本発明に係る鶏卵の生産方法は、オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を産卵鶏に給餌することで、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された鶏卵を生産する生産方法である。又、本発明に係る鶏卵は、オレイン酸4g/可食部全卵100g以上を含有し、(+)−カテキン15mg/可食部全卵100g以上を含有する。
又、本発明に係る鶏肉の生産方法は、オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を食用鶏に給餌することで、もも肉及びむね肉にオレイン酸及び(+)−カテキンが富化された鶏肉を生産する生産方法である。又、本発明に係る鶏肉は、もも肉又はむね肉において、オレイン酸7g/可食部100g以上を含有し、(+)−カテキン34mg/可食部以上を含有する。
本発明によれば、オレイン酸及び(+)−カテキンを顕著に富化させることが可能となる。
オリーブ果実粕の写真を示す図である。 産卵鶏及び鶏卵における実施例、比較例と評価結果の表を示す図である。 食用鶏及び鶏肉における実施例、比較例と評価結果の表を示す図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本発明者は、長年、産卵鶏又は食用鶏を飼育し、飼料に含まれる栄養素と鶏卵又は鶏肉に含まれる栄養素との関係について研究していたところ、近年、多様な効果が報告されているオリーブ油に着目し、オリーブ油を搾油したオリーブ果実粕を飼料に混ぜて鶏に給餌すれば、オリーブ果実粕のオレイン酸及び(+)−カテキン(シアニダノール、遊離型カテキン)が鶏卵又は鶏肉に移行するのではないかと考え、後述する実施例に基づいて、本発明を完成させたのである。ここで、(+)−カテキンは、光学異性体を示す。
即ち、本発明に係る鶏用飼料は、オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料であって、産卵鶏(採卵鶏、雌鳥)又は食用鶏(例えば、ブロイラー)に給餌させ、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された産卵鶏の鶏卵又は食用鶏の鶏肉を生産するための飼料である。
又、本発明に係る鶏卵の生産方法は、オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を産卵鶏に給餌することで、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された鶏卵を生産する。本発明に係る鶏卵は、オレイン酸4g/可食部全卵100g以上を含有し、(+)−カテキン15mg/可食部全卵100g以上を含有する。又、本発明に係る鶏肉の生産方法は、オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を食用鶏に給餌することで、もも肉及びむね肉にオレイン酸及び(+)−カテキンが富化された鶏肉を生産する。本発明に係る鶏肉は、もも肉又はむね肉において、オレイン酸7g/可食部100g以上を含有し、(+)−カテキン34mg/可食部以上を含有する。これにより、オレイン酸及び(+)−カテキンを顕著に富化させることが可能となる。
つまり、従来では、ポリフェノール(例えば、(+)−カテキン)だけを配合した飼料を産卵鶏又は食用鶏に給餌させても、産卵鶏の鶏卵又は食用鶏の鶏肉へのポリフェノールの移行率が悪かった。又、オリーブ油だけを配合した飼料であっても同様である。
本発明では、オリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合して、その飼料を産卵鶏又は食用鶏に給餌させるだけで、驚くべきことに、オリーブ果実粕のオレイン酸及び(+)−カテキンを産卵鶏の鶏卵又は食用鶏の鶏肉に効果的に移行させることが出来るのである。この鶏卵又は鶏肉に富化されたオレイン酸及び(+)−カテキンの含有量は、従来品と比較して顕著に多いため、ヒトが鶏卵又は鶏肉を食することで、オレイン酸及び(+)−カテキンを多く摂取することが出来、ヒトはオレイン酸及び(+)−カテキンの摂取の効果を得ることが出来る。
オレイン酸は、1日当たりの摂取量が十数gと言われており{1日当たりのオリーブ油(オレイン酸は70%以上含有される)の摂取量が大匙2杯で約30gと言われている}、ヒトの摂取により、血中コレステロールを減少させる、生活習慣病を予防する、ガンを抑制する、胃酸の分泌を調整して、胃の健康を守る、過酸化脂質の発生を抑える、便秘を防止する、肌の健康を維持する等の効果が報告されている。又、(+)−カテキンは、1日当たりの摂取量が数百mgと言われており(湯呑一杯の緑茶に含まれる(+)−カテキンは約100mgと言われている)、ヒトの摂取により、脂肪を燃焼しやすくする、悪玉コレステロールを低下させる、抗菌・殺菌作用、抗ウイルス作用、活性酸素除去作用、抗アレルギー効果が報告されている。特に、(+)−カテキン(シアニダノール)は、ヒトの摂取により、脂肪とコレステロールの吸収を抑える作用や免疫賦活作用、肝実質の組織再生能を賦活する作用が報告されている。従って、ヒトが、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された産卵鶏の鶏卵又は食用鶏の鶏肉を摂取することで、オレイン酸及び(+)−カテキンの作用を得ることが出来る。
ここで、オリーブ果実粕は、オリーブ果実を搾油した後の粕を意味し、オレイン酸及び(+)−カテキンを含有している。オリーブ果実粕の種類に特に限定は無いが、例えば、搾油後のオリーブ果実の粕を乾燥したものを挙げることが出来る。オリーブ果実粕は、オリーブ油を取得した後の残り粕であり、通常、肥料等に利用される。本発明では、オリーブ果実粕の活用という観点でも有効である。又、オリーブ果実の産地に特に限定は無いが、例えば、スペイン等を挙げることが出来る。
オリーブ果実粕の形態に特に限定は無いが、例えば、粉砕物又は粉末が好ましい。オリーブ油は、通常、オリーブ果実を粉砕機で粉砕し、遠心分離機でオリーブ果実の粉砕物からオリーブ油を搾油することで得られる。そのため、オリーブ果実粕は、搾油後のオリーブ果実の粉砕物を加熱乾燥することで得られ、その形態は、例えば、最大長さが1mm以下の粉砕物となる。
基礎飼料に対するオリーブ果実粕の濃度は0.1重量%〜2.0重量%であると好ましいが、鶏の生育状態の観点と卵白の状態の観点から、0.1重量%〜0.5重量%の範囲内であるとより好ましく、0.2重量%〜0.3重量%の範囲内であると更に好ましい。このように構成すると、鶏の便通を通常にし、鶏卵の卵白の状態を普通に仕上げることが出来るとともに、鶏卵又は鶏肉にオレイン酸及び(+)−カテキンを効率よく移行させることが出来る。一方、基礎飼料に対するオリーブ果実粕の濃度が0.1重量%未満の場合、基礎飼料中にもオレイン酸が少量に含まれることから、オレイン酸は鶏卵又は鶏肉に微量に移行する場合があるものの、(+)−カテキンは鶏卵又は鶏肉に全く移行しないため、好ましくない。又、基礎飼料に対するオリーブ果実粕の濃度が1.0重量%を超える場合、オリーブ果実粕(オリーブ油)は、一般に、ヒトでも鶏でも便通促進の効果があるため、鶏の便(糞)を柔らかくして鶏を下痢気味にするとともに、鶏卵の卵白の状態が水っぽくなるため、好ましくない。
又、基礎飼料に特に限定は無いが、一般に市販されている基礎飼料、例えば、油粕類、動物性飼料原料、穀類及びその加工品、動物性油脂、植物性油脂、又はこれらの混合物を採用することが出来る。油粕類は、とうもろこし、マイロ、コウリャンなどの乾物類、大豆油粕、なたね油粕、ごま油粕、綿実油粕等である。動物性飼料原料は、魚粉、肉骨粉等である。穀類は、澱粉、大豆、小麦等である。動物性油脂は、ミートミール、チキンミール、ラード、牛脂等である。植物性油脂は、ナタネ油、パーム油、ヤシ油、大豆油、サフラワー油、コーン油、綿実油等である。基礎飼料のCPとは、粗タンパク質(飼料の6成分のひとつで、窒素含量に6.25倍したもの)を意味し、CP18%(粗タンパク質の含有量が18%であること)、CP19%等の基礎資料を採用することが出来る。
又、基礎飼料には、オリーブ果実粕以外の添加物を添加しても良い。ここで、添加物は、例えば、海藻を挙げることが出来る。海藻には、カルシウム、亜鉛、ヨウ素(ヨード)等のミネラルや、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム等の食物繊維や、多糖類のフコイダン・フノラン、アミノペプチドの海苔ペプチド・わかめペプチド等の栄養素が多く含まれている。海藻を摂取した鶏の鶏卵は、粘りがあり、美味である。又、添加物は、その他に、コラーゲンを挙げることが可能であり、この形態は、例えば、抽出物、乾燥物、粉砕物、粉末等を挙げることが出来る。
又、添加物は、上述の他に、例えば、リノール酸、リノレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸等の脂肪酸、食塩、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、無水ケイ酸等のミネラル類、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビオチン、葉酸、パントテン酸等のビタミン類、リジン、グリシン、メチオニン等のアミノ酸、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤、乳酸菌等の生菌剤、鉄、亜鉛、マンガン、銅等の微量ミネラル、ハナビラタケ、マイタケ、シイタケ、冬虫夏草等のキノコ又はキノコ成分、酒粕、抗酸化剤、防カビ剤、食物繊維等を挙げることが出来る。
ここで、添加物として、ビタミンB2を採用すると、特に好ましい。上述したように、オリーブ果実粕を摂取した鶏の鶏卵では、その卵白が白っぽくなるため、外観上、美味しそうに見えない場合がある。一方、ビタミンB2を摂取した鶏の鶏卵では、その黄身の色が濃くなる。そこで、基礎飼料にオリーブ果実粕とともにビタミンB2を混合すると、その飼料を摂取した鶏の鶏卵は、黄身の色が濃く、卵白の白さが目立たず、外観上、美味しそうに見える。これにより、鶏卵の商品価値を高めることが出来る。ここで、基礎飼料に対するビタミンB2の濃度は0.01重量%〜0.05重量%の範囲であると好ましく、例えば、基礎飼料に対するビタミンB2の濃度は0.02重量%であると更に好ましい。
又、鶏(産卵鶏又は食用鶏)の飼育方法に特に限定は無いが、例えば、一匹の鶏を個別飼育するゲージ飼い、所定の平地で複数の鶏を集めて飼育する平飼い、又は、これらの組み合わせを採用することが出来る。産卵鶏であれば、ゲージ飼いが適し、食用鶏であれば、平飼いが適する。
又、鶏への給餌期間に特に限定は無いが、例えば、産卵鶏に対する給餌期間は、10日以上であると好ましく、10日以上であれば、基礎飼料に含まれるオリーブ果実粕のオレイン酸及び(+)−カテキンが鶏卵に確実に移行する。又、食用鶏に対する給餌期間が21日の場合に、食用鶏の脂が変化し、オリーブ果実粕に含まれるオレイン酸及び(+)−カテキンの移行が現れるため、食用鶏に対する給餌期間は、21日以上であると、オリーブ果実粕のオレイン酸及び(+)−カテキンが鶏肉のもも肉又はむね肉に確実に移行し、好ましい。
又、鶏の日齢に特に限定は無いが、例えば、産卵鶏の日齢は、130日齢〜600日齢の範囲内であると好ましく、食用鶏の日齢は、50日齢〜60日齢の範囲内であると好ましい。尚、産卵鶏は、鶏卵を生む特定の日齢を経過して、経済的に利用出来なくなった場合に、廃鶏として食用鶏に利用しても良い。
又、鶏への給餌方法に特に限定は無いが、例えば、オリーブ果実粕を含む基礎飼料を毎日所定量だけ鶏に給餌する定量給餌方法、オリーブ果実粕を含む基礎飼料を常時鶏に給餌することが出来る状態にする不断給餌方法等を採用することが出来る。定量給餌方法は、例えば、ゲージ飼いに適し、不断給餌方法は、例えば、平飼いに適する。又、飼育面積に対する鶏の数に特に限定は無いが、例えば、1坪(3.3m)当たりに20匹〜30匹であると好ましい。
さて、鶏卵に含有されるオレイン酸の含有量は4g/可食部全卵100g以上であると好ましい。又、鶏卵に含有される(+)−カテキンの含有量は15mg/可食部全卵100g以上であると好ましいが、34mg/可食部全卵100g以上であるとより好ましい。このように構成すると、鶏卵の摂取により、オレイン酸と(+)−カテキンを十分に得ることが出来るため、オレイン酸及び(+)−カテキンの効果を得やすくなる。この場合、鶏卵は、オレイン酸及び(+)−カテキンを富化した機能性食品となる。
鶏卵は、ヒトにそのまま摂取されても良いが、例えば、食品の製造原料として使用されても良い。食品は、例えば、スポンジケーキ、チーズケーキ、ドーナツ、ワッフル、スコーン、シュークリーム、ビスケット、クッキー、チーズタルト、カステラ、スフレ、食パン、コッペパン、ロールパン、菓子パン、デニッシュ、クロワッサン、フランスパン、プリン、ババロア、アイスクリーム、ハンバーグ、ソーセージ、蒲鉾、マヨネーズ、ドレッシング、クレープ、饅頭、サプリメント等を挙げることが出来る。
又、鶏肉のもも肉又はむね肉において含有されるオレイン酸の含有量は7g/可食部100g以上であると好ましい。ここで、鶏肉のもも肉のオレイン酸の含有量が、鶏肉のむね肉のオレイン酸の含有量よりも多くなる傾向があり、例えば、鶏肉のもも肉において含有されるオレイン酸の含有量は10g/可食部100g以上であると好ましく、鶏肉のむね肉において含有されるオレイン酸の含有量は7g/可食部100g以上であると好ましい。又、鶏肉のもも肉又はむね肉において含有される(+)−カテキンの含有量は34mg/可食部100g以上であると好ましいが、25mg/可食部100g以上であるとより好ましく、30mg/可食部100g以上であると更に好ましい。このように構成すると、鶏肉の摂取により、オレイン酸と(+)−カテキンを十分に得ることが出来るため、オレイン酸及び(+)−カテキンの効果を得やすくなる。この場合、鶏肉は、オレイン酸及び(+)−カテキンを富化した機能性食品となる。
鶏肉は、例えば、鶏のから揚げ、ローストチキン、照り焼きチキン、鶏もも肉の南蛮、鶏もも肉のステーキ、鶏むね肉のチキンカツ、鶏むね肉の柚子胡椒焼き、鶏ささみのバンバンジー、鶏ささみのフライ、鶏手羽の煮付け、鶏手羽のから揚げ等の食品の製造原料として利用される。
以下に、本発明における実施例、比較例等を具体的に説明するが、本発明の適用が本実施例などに限定されるものではない。
<実施例1>
鶏を、130日齢〜450日齢の産卵鶏とし、飼料を、基礎飼料(品名:飼育用配合飼料、CP18%)にオリーブ果実粕を2.0重量%配合した鶏用飼料とし、飼育方法を10羽のゲージ飼いとし、給餌期間を10日とし、1日当たり115g/羽の定量給餌方法とし、10羽×3ロットを繰り返し行った。飼料の熱量は、概ね2850kcal/1日/1羽となる。
ここで、基礎飼料は、原材料として、穀類51%、植物性油かす類27%、動物質性飼料3%、そうこう類1%を含有し、成分として、粗タンパク質18.0%、粗脂肪3.0%、粗繊維6.0%、粗灰分14.5%、カルシウム2.7%、りん0.4%含有している。
オリーブ果実粕は、オリーブ果実を粉砕機で粉砕し、遠心分離機でオリーブ果実の粉砕物からオリーブ油を搾油し、搾油後のオリーブ果実の粉砕物を28度〜32度の温度で20分間〜75分間、加熱乾燥して得られたものを用いた。図1は、オリーブ果実粕の写真を示す図である。オリーブ果実粕の形態は、図1に示すように、最大長さが1mm以下の粉砕物であり、既存の基礎飼料に容易に混合出来るものである。
オリーブ果実粕の水分は、常圧過熱乾燥法で8.2%、粗タンパク質は、ケルダール法(窒素・タンパク質換算係数:6.25)で9.9%、粗脂肪は、ジエチルエーテル抽出法で14.4%、粗繊維は、ろ過法で14.6%、粗灰分は、直接灰化法で10.9%、可溶無窒素物は、計算式{100−(水分+粗タンパク質+粗脂肪+粗繊維+粗灰分)}で42.0%であった(一般財団法人 日本食品分析センター)。
又、オリーブ果実粕のオレイン酸は、ガスクロマトグラフ法で8.76%(一般財団法人 日本食品分析センター)、(+)−カテキン(ポリフェノール)は、FOLIN−CIOCALTEU法(カテキンの換算)で3.45%であった(一般財団法人 日本冷凍食品検査協会)。これにより、オリーブ果実粕には、オレイン酸及び(+)−カテキンが確実に含有されていることが理解される。
さて、評価方法は、下記のように行った。先ず、給餌期間において、産卵鶏の糞の状態(固さ)を確認し、糞の状態が通常の産卵鶏の糞の状態と比較して変化したか否かを総合的に評価した。当該評価は、以下に示す3段階で行った。
○:糞の状態は変わらなかった。
△:糞の状態は少し柔らかかった(水っぽかった)。
×:糞の状態は柔らかかった(水っぽかった)。
次に、給餌期間が過ぎた後に産卵鶏が生んだ鶏卵に含まれるオレイン酸及び(+)−カテキンを測定した(一般財団法人 日本食品分析センター)。
又、鶏卵を割って卵白の状態を確認し、卵白の状態が通常の鶏卵の卵白の状態と比較して変化したか否かを総合的に評価した。当該評価は、以下に示す3段階で行った。
○:卵白の状態は変わらなかった。
△:卵白の状態は少し水っぽかった。
×:卵白の状態は水っぽかった。
更に、給餌期間経過後に、所定期間内に産卵鶏が生んだ鶏卵の数をカウントして、産卵率(%)を算出した。
<実施例2>
実施例1における飼料を、基礎飼料(品名:飼育用配合飼料、CP18%)にオリーブ果実粕を1.0重量%配合した鶏用飼料に変更する以外は、実施例1と同様にして産卵鶏を飼育し、その鶏卵を評価した。
<実施例3>
実施例1における飼料を、基礎飼料(品名:飼育用配合飼料、CP18%)にオリーブ果実粕を0.5重量%配合した鶏用飼料に変更する以外は、実施例1と同様にして産卵鶏を飼育し、その鶏卵を評価した。
<実施例4>
実施例1における飼料を、基礎飼料(品名:飼育用配合飼料、CP18%)にオリーブ果実粕を0.2重量%配合した鶏用飼料に変更する以外は、実施例1と同様にして産卵鶏を飼育し、その鶏卵を評価した。
<比較例1>
実施例1における飼料を、基礎飼料(品名:飼育用配合飼料、CP18%)のみにした鶏用飼料に変更する以外は、実施例1と同様にして産卵鶏を飼育し、その鶏卵を評価した。
<実施例5>
鶏を、50日齢〜60日齢の食用鶏とし、飼料を、基礎飼料(品名:飼育用配合飼料、CP19%)にオリーブ果実粕を0.5重量%配合した鶏用飼料とし、飼育方法を10羽のゲージ飼いとし、給餌期間を21日とし、不断給餌方法とした。その際の飼料の熱量は、概ね3150kcal/1日/1羽となる。オリーブ果実粕は、実施例1と同様である。
評価方法は、下記のように行った。給餌期間が過ぎた後の食用鶏の鶏肉のうち、もも肉及びむね肉について、オレイン酸(一般財団法人 日本食品分析センター)及び(+)−カテキン(一般財団法人 日本冷凍食品検査協会)を測定した。
<比較例2>
実施例5における飼料を、基礎飼料(品名:飼育用配合飼料、CP19%)のみにした鶏用飼料に変更する以外は、実施例5と同様にして食用鶏を飼育し、その鶏肉を評価した。
<評価結果>
先ず、産卵鶏の鶏卵について確認した。図2は、産卵鶏及び鶏卵における実施例、比較例と評価結果の表を示す図である。図2に示すように、実施例1〜4の産卵鶏において、糞の状態は、オリーブ果実粕の濃度が高くなると、少し柔らかくなることが理解される。これは、オリーブ果実粕のオレイン酸による便通促進が効果として現れたと考えられる。
次に、比較例1の鶏卵では、基礎飼料にオリーブ果実粕を入れていないものの、基礎飼料に少量のオレイン酸が含有されているため、オレイン酸は3g/100gだけ検出されたが、(+)−カテキンは検出されなかった。一方、実施例1〜4の鶏卵では、基礎飼料にオリーブ果実粕を入れているため、オレイン酸の含有量が4g/可食部全卵100g以上となり、鶏卵にオレイン酸が顕著に移行していることが理解される。又、実施例1〜4の鶏卵では、(+)−カテキンの含有量が30mg/可食部全卵100g以上となり、鶏卵に(+)−カテキンが顕著に移行している。
通常、鶏用飼料に栄養素(例えば、ビタミン等)を添加した場合の鶏卵中のビタミンの含有量の単位は、(黄身で無く)全卵において、mg/可食部全卵100gであり、g/可食部全卵100gになることは有り得ない。又、鶏用飼料に緑茶を添加した場合の鶏卵中のコレステロール又は過酸化脂質の含有量の単位は、(黄身で無く)全卵において、μg/可食部全卵100gであり(mg/可食部全卵100gの1000分の1)、mg/可食部全卵100gになることは有り得ない。基礎飼料のみを摂取させた産卵鶏の鶏卵であっても同様である。従って、実施例における(+)−カテキンの含有量の単位がmg/可食部全卵100gであることは、極めて驚くべき移行率と評価することが出来るのである。又、実施例におけるオレイン酸の含有量は、通常と比較して1.5倍程度、増加していることは、注目すべき点である。
又、卵白の状態は、オリーブ果実粕の濃度が高くなると、水っぽくなることが理解される。これは、(+)−カテキンが増加すると、卵白が水っぽくなることが知られているため、鶏卵中の(+)−カテキンの含有量が増加することで生じたと考えられる。これを改善する方法として、例えば、基礎飼料にビタミンB2を0.02重量%添加する方法を挙げることが出来る。
更に、実施例1〜4の産卵鶏の産卵率は、比較例1と比較して同等であり、オリーブ果実粕の添加により、産卵鶏の産卵に特に影響を与えないことが理解される。
次に、食用鶏の鶏肉について確認した。図3は、食用鶏及び鶏肉における実施例、比較例と評価結果の表を示す図である。図3に示すように、比較例2の鶏肉では、基礎飼料にオリーブ果実粕を入れていないため、鶏肉のもも肉及びむね肉にオレイン酸及び(+)−カテキンは殆ど検出されなかった。一方、実施例5の鶏肉では、基礎飼料にオリーブ果実粕を入れているため、もも肉におけるオレイン酸の含有量が11g/可食部100gとなり、むね肉におけるオレイン酸の含有量が7g/可食部100gとなり、鶏卵と同様に、鶏肉のもも肉及びむね肉にオレイン酸が顕著に移行していることが理解される。又、実施例5の鶏肉では、もも肉における(+)−カテキンの含有量が30mg/可食部100g以上となり、むね肉における(+)−カテキンの含有量が30mg/可食部100g以上となり、鶏卵と同様に、鶏肉のもも肉及びむね肉に(+)−カテキンが顕著に移行している。
ここで、実施例におけるもも肉及びむね肉のオレイン酸の含有量の単位がg/可食部100gであることと、(+)−カテキンの含有量の単位がmg/可食部100gであることは、上述の鶏卵と同様に、極めて驚くべき移行率と評価することが出来る。
尚、基礎飼料にオリーブ果実粕を0.3重量%配合した場合であっても、鶏肉におけるもも肉及びむね肉にオレイン酸及び(+)−カテキンは十分に移行していた。
このように、本発明では、鶏卵及び鶏肉にオレイン酸及び(+)−カテキンを顕著に富化させることが可能となる。
以上のように、本発明に係る鶏用飼料、鶏卵の生産方法、鶏卵、鶏肉の生産方法、鶏肉は、オレイン酸及び(+)−カテキンを富化させた鶏卵及び鶏肉の機能性食品に有用であり、オレイン酸及び(+)−カテキンを顕著に富化させることが可能な鶏用飼料、鶏卵の生産方法、鶏卵、鶏肉の生産方法、鶏肉として有効である。
即ち、本発明は、(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜0.5重量%で配合した鶏用飼料を産卵鶏又は食用鶏に給餌することで、鶏卵において、(+)−カテキンの含有量を15mg/可食部全卵100g以上移行させる、又は鶏肉のもも肉及びむね肉に(+)−カテキンの含有量を34mg/可食部100g以上移行させる方法である。
又、本発明は、前記オリーブ果実粕は、オレイン酸を含有し、前記鶏卵において、オレイン酸の含有量を4g/可食部全卵100g以上移行させる、又は鶏肉のもも肉及びむね肉において、オレイン酸7g/可食部100g以上移行させる。
即ち、本発明は、(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜0.5重量%で配合した鶏用飼料を産卵鶏に給餌することで、鶏卵において、(+)−カテキンの含有量を15mg/可食部全卵100g以上移行させる方法である。又、本発明は、前記オリーブ果実粕は、オレイン酸を含有し、前記鶏卵において、オレイン酸の含有量を4g/可食部全卵100g以上移行させる。
又、本発明は、(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.5重量%で配合した鶏用飼料を食用鶏に給餌することで、鶏肉のもも肉及びむね肉に(+)−カテキンの含有量を34mg/可食部100g以上移行させる方法である。又、本発明は、前記オリーブ果実粕は、オレイン酸を含有し、前記鶏肉のもも肉及びむね肉において、オレイン酸7g/可食部100g以上移行させる。

Claims (5)

  1. オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料であって、
    産卵鶏又は食用鶏に給餌させ、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された産卵鶏の鶏卵又は食用鶏の鶏肉を生産するための飼料。
  2. オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を産卵鶏に給餌することで、オレイン酸及び(+)−カテキンが富化された鶏卵を生産する生産方法。
  3. オレイン酸4g/可食部全卵100g以上を含有し、(+)−カテキン15mg/可食部全卵100g以上を含有する鶏卵。
  4. オレイン酸及び(+)−カテキンを含有するオリーブ果実粕を基礎飼料に0.1重量%〜2.0重量%で配合した鶏用飼料を食用鶏に給餌することで、もも肉及びむね肉にオレイン酸及び(+)−カテキンが富化された鶏肉を生産する生産方法。
  5. もも肉又はむね肉において、オレイン酸7g/可食部100g以上を含有し、(+)−カテキン34mg/可食部以上を含有する鶏肉。
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