JP2018142831A - 撮影装置、撮影制御方法及びプログラム - Google Patents

撮影装置、撮影制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インターバル撮影の撮影間隔をより適切に制御すること。【解決手段】撮影装置1は、撮像制御部51を備える。撮像制御部51は、インターバル撮影を行う。撮像制御部51は、インターバル撮影の実行中に、インターバル撮影で取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する。撮像制御部51は、取得される判別情報の変化に応じて、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御を行う。【選択図】図6

Description

本発明は、撮影装置、撮影制御方法及びプログラムに関する。
従来、一定の撮影間隔で所定枚数の撮影を行うインターバル撮影が知られている。
一般的なインターバル撮影では、被写体の状態によらず一定の撮影間隔で撮影する。このため、不要な撮影をしたり、重要なシーンが撮影されなかったり、といった問題があった。このような問題に対処しようとする技術も提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術では、重要なシーンと判別される場合は、撮影間隔を短くしている。
特開2007−150993号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、撮影するための撮像画像を使用して重要度を判別するため、重要度の判別方法が限定されてしまうという問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、インターバル撮影の撮影間隔をより適切に制御することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮影装置は、
前記インターバル撮影を行う撮像手段と、
前記インターバル撮影の実行中に、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する判別情報取得手段と、
前記判別情報取得手段により取得される前記判別情報の変化に応じて、前記撮像手段が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を行う制御手段と、
を備える。
本発明によれば、インターバル撮影の撮影間隔をより適切に制御することができる。
本発明の一実施形態に係る撮影装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本実施形態である撮影装置における撮影対象を示す模式図である。 本実施形態である撮影装置により遠赤外光を撮像した熱画像(サーマルイメージ)を評価する基準としての基準サーマルイメージを示す模式図である。 本実施形態である撮影装置において判別情報の検出領域を設定した様子を例示する模式図である。 本実施形態である撮影装置において、第2撮像部17により取得されるサーマルイメージによって測定される温度(温度の絶対値)に応じて、撮影間隔を変化させる様子を示す模式図である。 図1の撮影装置の機能的構成のうち、撮影制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図6の機能的構成を有する図1の撮影装置が実行する撮影制御処理の流れを説明するフローチャートである。 インターバル撮影処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
[構成]
図1は、本発明の検出装置の一実施形態に係る撮影装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮影装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。
撮影装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、第1撮像部16と、第2撮像部17と、入力部18と、出力部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、第1撮像部16、第2撮像部17、入力部18、出力部19、記憶部20、通信部21及びドライブ22が接続されている。
第1撮像部16は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
本実施形態では、第1撮像部16は、CPU11の管理下で作動し、所定の撮影間隔で連続して撮影するインターバル撮影を行う。
光学レンズ部は、被写体像を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、第1撮像部16の出力信号として出力される。
本実施形態では、第1撮像部16は可視光を撮像対象とし、このような第1撮像部16の出力信号を、以下、「可視光画像」と呼ぶ。可視光画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
第2撮像部17は、第1撮像部16が可視光を撮像対象としているのに対して、遠赤外光を撮像対象として、遠赤外光を撮像した熱画像(サーマルイメージ)を取得可能な赤外線イメージセンサとして構成される。また、第2撮像部17は、第1撮像部16の近傍に配置されている。第2撮像部17の撮像範囲は、第1撮像部16の撮像範囲を含むように構成される。
なお、第1撮像部16又は第2撮像部17で撮像可能な光は、可視光或いは遠赤外光には限定されないが、少なくとも電磁波であって、可視光を中心に、赤外線、紫外線までは含み、それより波長の短いX線、ガンマ線等、或いは波長の長いマイクロ波等は、含まない。
入力部18は、各種操作ボタン等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。また、本実施形態において、入力部18は、音声が入力される集音部18aを備えている。集音部18aは、例えば、集音方向(集音の感度が高い方向)を任意に設定可能な指向性を有するマイクロフォンによって構成することができる。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。また、記憶部20に記憶されている画像のデータ等の各種データを、ドライブ22を介してリムーバブルメディア31に記憶することができる。
このように構成される撮影装置1では、第1撮像部16がCPU11の管理下でインターバル撮影を行う。このインターバル撮影の実行中に、第2撮像部17は、CPU11の管理下で、第1撮像部16が取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する。この判別情報の変化に応じて、第1撮像部16は、CPU11の管理下で、実行中のインターバル撮影の撮影間隔を変化させる。
一般に、インターバル撮影によって取得した情報自体に依拠して、インターバル撮影における撮影間隔を調整する場合には、インターバル撮影の撮影間隔を必ずしも適切に制御することができない。
これに対し、本実施形態に係る撮影装置1では、インターバル撮影を行う第1撮像部16とは別の第2撮像部17によって取得した情報に依拠してインターバル撮影における撮影間隔を調整するため、撮影間隔をより適切に制御することができる。
なお、第2撮像部17によるサーマルイメージの取得タイミングが、インターバル撮影の撮影タイミングと同じである場合、サーマルイメージによって取得した情報(温度の変化)をインターバル撮影の撮影間隔の設定に反映するタイミングが、1周期以上遅れることとなる。このような反映の遅れ(タイムラグ)を回避するために、本実施形態においては、第2撮像部17によるサーマルイメージの取得間隔は、第1撮像部16でのインターバル撮影において設定可能な最短の撮影間隔よりも短くなっている。
[具体的適用例]
図2は、本実施形態である撮影装置1における撮影対象を示す模式図である。
図2の例では、第1撮像部16の撮像範囲160と第2撮像部17の撮像範囲170とが等しく、この撮像範囲160(170)内に、現在時点での撮影対象S1が位置している。図2では、特に、第1撮像部16の撮像範囲160と第2撮像部17の撮像範囲170とが等しい場合を例示しているが、上述のように、本実施形態では、第2撮像部17の撮像範囲170は第1撮像部16の撮像範囲160を含む。このため、第2撮像部17の撮像範囲170は第1撮像部16の撮像範囲160の外側まで広がった領域を占めるように設定され得る。
図3は、本実施形態である撮影装置1の第2撮像部17により遠赤外光を撮像した熱画像(サーマルイメージ)を評価する基準としての基準サーマルイメージを示す模式図である。
図3の例では、撮像範囲160(170)において、基準となる固定の判別情報としての基準サーマルイメージS0が模式的に示されている。なお、図3の例では、サーマルイメージ全体が基準サーマルイメージとなっている場合を示している。
図4は、本実施形態である撮影装置1において判別情報の検出領域を設定した様子を例示する模式図である。
図4の例では、実線図示の第2撮像部17の撮像範囲170内に、判別情報の検出領域として、破線図示の温度検出領域171を設定した様子が示されている。
図4の通り、本例の場合、第2撮像部17の撮像範囲170内における撮影対象S1を囲む領域が温度検出領域171として設定されている。判別情報の検出領域がサーマルイメージの一部に設定された場合、図3に示すサーマルイメージのうち、この検出領域に対応する部分を基準サーマルイメージとすることとしてもよい。
なお、温度検出領域の設定態様は、上述したものに限らず種々の態様を取り得る。
例えば、入力部18からの操作者の操作によって任意に設定されるようにしてもよく、或いは、最も温度が高い(或いは低い)一定の面積の領域が自動的に設定されるようにしてもよい。また、温度検出領域として、サーマルイメージにおける予め分割されたブロックのいずれか1つ又は複数が選択される態様や、サーマルイメージ全体が選択される態様としてもよい。
また、サーマルイメージ及び可視光画像の表示態様は、種々の態様を取り得る。
例えば、第2撮像部17により取得されるサーマルイメージは、入力部18に対する操作者の操作に応じて、CPU11の管理下で、第1撮像部16による可視光画像と切換えて、出力部19のディスプレイに表示することができる。また、第1撮像部16による可視光画像に、第2撮像部17によるサーマルイメージを、重畳又は透過して表示する表示モードを持つこともできる。この場合、操作者の設定に応じて、可視光画像全体にサーマルイメージ全体を透過して表示したり、可視光画像の一部(例えば、検出領域等)のみにサーマルイメージの対応する領域を透過して表示したり、サーマルイメージの一部(例えば、検出領域等)のみに可視光画像の対応する領域を透過して表示したりすることができる。
図5は、本実施形態である撮影装置において、第2撮像部17により取得されるサーマルイメージによって測定される温度(温度の絶対値)に応じて、撮影間隔を変化させる様子を示す模式図である。ここでは温度が高いほど撮影間隔を短くする制御を行うようにしている。また、判別するための閾値として、温度t1とt3が予め設定されている。温度の上昇局面を重視し、温度の上昇局面で使用する閾値として低めの温度t1、下降局面で使用する閾値として高めの温度t3が設定されている。また、温度変化に過敏に反応して撮影間隔が頻繁に変更されることを防止するため、不感帯の時間としてTdが設定されている。
図5の上段に図示した温度の変化において、注目期間の開始時点から期間T1の間は、撮像対象の温度(サーマルイメージによって表される温度)が初期の温度(例えば、25℃)から温度t1まで上昇している。この期間T1において撮影間隔はd1に設定される。
期間T1に続く期間T2では、温度の上昇が続き、温度t1を超えて温度t2に達してから一定期間Taの間定常となり、期間Taを過ぎると下降し、温度t3に到ると、これ以降定常となる。
期間T2におけるように初期の温度から変化し、温度t1を超えたときには、撮影間隔は、上述のd1よりも短縮されたd2に設定される。また、期間T2におけるサーマルイメージIM2は、上述のサーマルイメージIM1に比し、より温度が高い色(例えば赤みがかった色)になる。
なお、本実施形態において、撮影間隔d1は、d2に対する割合(例えば、1.5倍等)によって定義される。ただし、撮影間隔d2を、d1に対する割合(例えば、0.75倍等)によって定義したり、撮影間隔d1、d2をそれぞれ具体的な時間(秒数或いはフレームレート等)で定義したりすることも可能である。
また、撮影間隔d1又はd2を、初期の温度に応じて、例えば、温度が高い場合は短めの撮影間隔というように、自動で設定するようにすることも可能である。
図示のように、期間T2には、不感帯として設定されている時間Tdが含まれる。従って、期間Tdを含む期間T2を通して撮影間隔はd2に維持される。
期間T2に続く期間T3では、温度が温度t3で定常となるため、撮影間隔は期間T1と同様にd1となる。
この期間T3では、期間T3におけるサーマルイメージIM3は、サーマルイメージIM2よりも温度が低く、サーマルイメージIM1よりも温度が高い色になる。
換言すれば、本例では、温度の変化が小さいときには、撮影間隔は相対的に長い時間d1とされ、温度の変化が大きいときには、撮影間隔は相対的に短い時間d2とされる。更に、撮影間隔の切換えについては、温度の変化に対する不感帯時間が設定されている。
なお、設定される撮影間隔は2通りに限られず、温度に関する2つ以上の閾値を撮影間隔切換えの基準として設定して、3通り以上の撮影間隔が切換えられるように構成してもよい。更に、温度の上昇に着目する場合に限られず、温度の下降に着目して撮影間隔を切換えるようにしてもよい。
また、上述の例では、上昇局面の閾値を下降局面の閾値より低めの温度に設定しているが、下降局面の閾値を上昇局面の閾値より低めの温度に設定したり、閾値を1つのみ設定したりするようにしてもよい。
また、上述の例では、温度の絶対値に応じて撮影間隔を切換えたが、撮影装置1の他の態様として、判別情報である温度の変化の度合いに応じて、撮影間隔を変化させるように構成してもよい。具体的には、例えば、温度の変化の度合いが設定された閾値よりも高くなると、インターバル撮影における撮影間隔を短くする制御を行うように構成され得る。この場合においても、3通り以上の撮影間隔が切換えられるように構成したり、上昇局面の閾値と下降局面の閾値とを異ならせる構成としたりしてもよい。
[機能的構成]
図6は、このような撮影装置1の機能的構成のうち、撮影制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
撮影制御処理とは、第1撮像部16とは別の第2撮像部17によって取得した情報に依拠して、撮影間隔を調整しながら第1撮像部16によってインターバル撮影を行う一連の処理をいう。
なお、本実施形態の撮影装置1において、撮影モードには、所定の撮影間隔で連続して撮影するインターバル撮影を行うインターバル撮影モードが含まれる。ただし、撮影装置1では、インターバル撮影モードの他、所定の撮影指示に基づいて1枚の画像を記録するノーマル撮影モードや、動画を記録する動画撮影モード等が選択可能である。
撮影制御処理が実行される場合、CPU11において、撮像制御部51と、検出部52と、判別部53と、音声処理部54と、記録制御部55とが機能する。
また、記憶部20の一領域には、画像データ記憶部71が設定される。
画像データ記憶部71には、一連のインターバル撮影において、第1撮像部16によって撮像された可視光画像のデータ及び第2撮像部17によって撮像されたサーマルイメージのデータが記憶される。
撮像制御部51は、第1撮像部16を制御し、所定の撮影間隔で連続して撮影するインターバル撮影を行う。インターバル撮影により逐次取得される可視光画像は、撮像制御部51の管理下で、画像データ記憶部71に格納され、或いはまた、ドライブ22を介してリムーバブルメディア31に格納される。
一方、撮像制御部51は、第2撮像部17を制御し、インターバル撮影の実行中に、第1撮像部16が取得する情報とは異なる種類の情報としての、可視光域とは異なる波長域の光線(ここでは赤外光とする)の画像を、判別情報として逐次取得する。
また、撮像制御部51は、後述する検出部52により検出される判別情報の変化が所定の変化である場合に、第1撮像部16が実行しているインターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御を逐次行う。さらに、本実施形態において、撮像制御部51は、後述する判別部53によって判別される重要度を参照し、撮影状況(撮影シーン)の重要度が高いと判別される場合に、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる。ただし、撮影状況(撮影シーン)の重要度については、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御に用いず、他の制御に用いるパラメータとしてもよい。
検出部52は、第2撮像部17により逐次取得される判別情報の変化を検出する。
このようにインターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御の一例では、図5を参照して上述のように、撮影間隔をd1とd2との2通りの間隔に切換える態様をとる。しかしながら、撮影間隔はこの例に限られず、所定の条件に対応して3通り以上選択的に切換えられるようにしてもよい。
検出部52の一つの態様では、判別情報の変化を検出するに際し、第2撮像部17により逐次取得されるサーマルイメージと、基準となる固定の判別情報(基準サーマルイメージ)とを比較することにより、判別情報の変化を検出する。ここで、基準となる固定の判別情報とは、インターバル撮影の初期に撮像されたサーマルイメージ(全体又は選択された領域)表す情報である。
なお、検出部52は、第2撮像部17により取得される判別情報のうちの所定の領域(検出領域)内で取得される情報の変化を検出するように構成され得る。所定の領域内とは、例えば、撮像範囲中央部に設定された温度検出領域171である(図4参照)。
一方、撮像制御部51は、検出部52により検出される上述の判別情報の変化が所定の変化を維持している間は、一旦変化させた所定の撮影間隔(例えば、図5における撮影間隔d2)を維持する制御を行う。
上述のように、第1撮像部16は、可視光を撮像することで撮影画像を取得し、第2撮像部17は、可視光とは異なる波長域の光線を撮像するが、この第2撮像部17による撮像範囲は、第1撮像部16が撮像の対象としている範囲を含んでいる。
判別部53は、逐次取得される判別情報に基づき、実行中のインターバル撮影の撮影状況(撮影シーン)の重要度を判別する。本実施形態において、判別部53は、検出部52により検出される判別情報の変化と対応して、撮影シーンの重要度を判別する。検出部52により検出される判別情報の変化が所定の変化である場合に、撮影シーンの重要度が高いと判別する。ただし、検出部52により検出される判別情報の変化に加えて、或いは、検出部52により検出される判別情報の変化に代えて、可視光画像等、他の情報から重要度を算出することとしてもよい。
本実施形態において撮像制御部51は、判別部53により判別される撮影状況(撮影シーン)の重要度の変化を参照して、第1撮像部16が実行しているインターバル撮影の撮影間隔を変化させる。例えば、撮影シーンの重要度が相対的に高いと判別された場合には、撮影間隔を短くする。
音声処理部54は、集音部18aによって集音された音声に対する各種処理を実行する。例えば、音声処理部54は、音声の増幅、フィルタ処理、或いは、集音部18aから入力される音声の発生源の方向を特定し、ステレオ音声として出力する処理等を実行する。
記録制御部55は、入力部18を介してユーザによる記録指示が行われたか否かを判定し、記録指示が行われた場合、指示に対応して各画像を画像データ記憶部71に記録する。
[動作]
次に、動作を説明する。
図7は、図6の機能的構成を有する図1の撮影装置1が実行する撮影制御処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS71において、撮像制御部51は、操作者が入力部18から撮影モードの選択操作を行ってインターバル撮影モードを選択したことを受けて、撮影装置1がインターバル撮影モードで動作するように、インターバル撮影モードの設定を行う。
ステップS72において、撮像制御部51は、操作者が入力部18から入力した撮影間隔に設定する。
ステップS73において、撮像制御部51は、操作者の指示操作に応じて、第2撮像部17により判別情報(現在時点のサーマルイメージ)を取得する。取得された現在時点のサーマルイメージは、単独で又は可視光の撮影画像を透過させて表示されると共に、画像データ記憶部71に格納される。
ステップS74において、撮像制御部51は、入力部18からの操作者の操作に応じて、第2撮像部17の撮像範囲170内における判別情報の検出領域(温度検出領域171)の選択を行う。
ここで、温度検出領域は、例えば、人物の領域又は検出された特定の被写体(オブジェクト)に対応するものであり、選択された温度検出領域は、出力部19のディスプレイに枠線によって表示される。
ステップS75において、撮像制御部51は、選択された判別情報の検出領域において基準情報(基準サーマルイメージ)を取得する。なお、基準サーマルイメージの取得は、現在時点のサーマルイメージの選択された検出領域から取得することに代えて、一乃至複数通りが予め準備された基準サーマルイメージを、入力部18からの操作者の操作に応じて、読み出して用いる態様を採り得る。
ステップS76において、撮像制御部51は、入力部18からの操作者の操作に応じて設定されたインターバル撮影における撮影間隔の切換えの閾値を設定する。この場合の閾値とは、サーマルイメージによって表される温度の変化幅に関する、撮影間隔の切換えの閾値である。
このステップS76までの動作で、撮像制御部51は、インターバル撮影における撮影条件の設定を終える。
なお、ステップS72からS76までの処理は、予め設定されている情報を使用する、或いは前回設定された情報を使用するといった処理を行うことで、適宜省略可能である。
ステップS77において、撮像制御部51は、インターバル撮影の撮影指示操作が行われたか否かを判定する。
インターバル撮影の撮影指示操作が行われた場合、ステップS77においてYESと判定されて、処理はステップS78に移行する。
一方、インターバル撮影の撮影指示操作が行われていない場合、ステップS77においてNOと判定されて、ステップS77の処理が繰り返される。
ステップS78において、撮像制御部51は、後述するインターバル撮影処理を実行する。
ステップS78の後、撮影制御処理は終了となる。
次に、撮影制御処理のサブフローとして実行されるインターバル撮影処理について説明する。
図8は、インターバル撮影処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS81において、検出部52は、判別情報(現在時点のサーマルイメージ)を基準情報(基準サーマルイメージ)と比較する。
上述のようにして、検出部52は、第2撮像部17により逐次取得される判別情報であるサーマルイメージ(温度)について、その値の変化を逐次検出する。
ステップS82において、検出部52は、ステップS81における比較の結果、温度検出領域の現在時点のサーマルイメージによる温度が、基準サーマルイメージの温度から変化しているか否かを判定する。
ステップS81における比較の結果、温度検出領域の現在時点のサーマルイメージによる温度が、基準サーマルイメージの温度から変化している場合、ステップS82においてYESと判定されて、処理はステップS85に移行する。
一方、ステップS81における比較の結果、温度検出領域の現在時点のサーマルイメージによる温度が、基準サーマルイメージの温度から変化していない場合、ステップS82においてNOと判定されて、処理はステップS83に移行する。
ステップS83において、撮像制御部51は、図5を参照して上述の撮影間隔d1で、第1撮像部16にインターバル撮影を開始させる。
ステップS84において、撮像制御部51は、インターバル撮影の終了条件が充足されたか否かを判定する。インターバル撮影の終了条件としては、設定されたインターバル撮影の合計時間或いは合計撮影枚数の撮影が完了したこと、或いは、操作者による終了指示操作が行われたこと等を設定することができる。
インターバル撮影の終了条件が充足されていない場合、ステップS84においてNOと判定されて、処理はステップS81に移行する。
一方、インターバル撮影の終了条件が充足された場合、ステップS84においてYESと判定されて、インターバル撮影処理が終了し、処理は撮影制御処理に戻る。
ステップS85において、撮像制御部51は、温度の変化がステップS76で設定された撮影間隔の切換えの閾値を超えているか否かを判定する。
温度の変化がステップS76で設定された撮影間隔の切換えの閾値を超えていない場合、ステップS85においてNOと判定されて、処理はステップS83に移行する。
一方、温度の変化がステップS76で設定された撮影間隔の切換えの閾値を超えている場合、ステップS85においてYESと判定されて、処理はステップS86に移行する。
ステップS86において、判別部53は、現在時点のサーマルイメージから取得した判別情報を基に撮影シーンの重要度(或いは注目度)が高くなっていると判別し、撮像制御部51は、現在時点の撮影シーンの重要度が高くなっているとの判別結果を受けて撮影間隔d2で、第1撮像部16にインターバル撮影を実行させる。
ステップS86の後、処理はステップS84に移行する。
図8のフローチャートにおけるような処理により、サーマルイメージによる温度の変化が小さい場合には、比較的長い時間間隔でインターバル撮影が実行され、サーマルイメージによる温度の変化が大きい場合には、比較的短い時間間隔でインターバル撮影が実行される。
また、検出部52により検出される判別情報の変化が所定の変化を維持している間は、変化させた撮影間隔を維持する制御が行われる。
即ち、撮像制御部51は、図5を参照して上述の期間T1におけるように判別情報としてのサーマル画像による温度の変化が生じても、その変化の度合いが相対的に小さいうちは、撮影間隔はd1を維持する。
更に、図5を参照して上述のように、撮影間隔の切換えについては、温度変化に対する応答の不感帯の時間が設定されている。
これにより、過度に頻繁な撮影間隔の変更が発生することを回避できる。
このように、撮影装置1によれば、インターバル撮影の撮影間隔をより適切に制御することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態における撮影装置1は、第2撮像部17によって取得した情報に依拠して、撮影間隔を調整しながら第1撮像部16によって可視光画像のインターバル撮影を行うものとした。
これに対し、本実施形態に係る撮影装置1は、第1撮像部16によって取得した情報に依拠して、撮影間隔を調整しながら第2撮像部17によってサーマルイメージのインターバル撮影を行う。
したがって、本実施形態に係る撮影装置1のハードウェア構成は、第1実施形態の図1に示すハードウェア構成と同様であり、機能的構成が第1実施形態と異なっている。
以下、第1実施形態の図6に示す機能的構成と異なる部分について主として説明する。
撮像制御部51は、第2撮像部17を制御し、所定の撮影間隔で連続して撮影するインターバル撮影を行う。インターバル撮影により取得される、可視光域とは異なる波長域の光線(ここでは赤外光とする)の逐次取得される熱画像(サーマルイメージ)は、撮像制御部51の管理下で、画像データ記憶部71に格納され、或いはまた、ドライブ22を介してリムーバブルメディア31に格納される。
一方、撮像制御部51は、第1撮像部16を制御し、インターバル撮影の実行中に、第2撮像部17が取得する情報とは異なる種類の情報としての可視光画像を、判別情報として逐次取得する。
また、撮像制御部51は、検出部52により検出される判別情報の変化が所定の変化である場合に、第2撮像部17が実行しているインターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御を逐次行う。さらに、本実施形態において、撮像制御部51は、判別部53によって判別された重要度を参照し、撮影状況(撮影シーン)の重要度が高いと判別された場合に、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる。ただし、撮影状況(撮影シーン)の重要度については、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御に用いず、他の制御に用いるパラメータとしてもよい。
検出部52は、撮像制御部51の管理下で、第1撮像部16により逐次取得される判別情報の変化を検出する。
検出部52の一つの態様では、判別情報の変化を検出するに際し、第1撮像部16により逐次取得される可視光画像と、基準となる固定の判別情報とを比較することにより、判別情報の変化を検出する。ここで、基準となる固定の判別情報とは、インターバル撮影の初期に撮像された可視光画像(全体又は選択された領域)を表す情報である。可視光画像を表す情報としては、例えば、輝度値やRGB値等の画素値を用いることができる。
なお、検出部52は、第1撮像部16により取得される判別情報のうちの所定の領域内で取得される情報の変化を検出するように構成され得る。ここで、所定の領域内とは、例えば、撮像範囲中央部に設定された検出領域(画像検出領域)である。
一方、撮像制御部51は、検出部52により検出される上述の判別情報の変化が所定の変化である間は、一旦変化させた所定の撮影間隔(例えば、図5における撮影間隔d1)を維持する制御を行う。
上述のように、第1撮像部16は、可視光を撮像することで撮影画像を取得し、第2撮像部17は、可視光とは異なる波長域の光線を撮像するが、この第1撮像部16による撮像範囲は、第2撮像部17が撮像の対象としている範囲を含んでいる。
このような機能的構成の下、本実施形態における撮影装置1は、第1実施形態における撮影装置と同様に、撮影制御処理を実行する。
ただし、本実施形態における撮影制御処理では、第1実施形態の図7に示す撮影制御処理に対し、ステップS73、ステップS74、ステップS75及びステップS78の処理が異なっている。
以下、図7を参照しつつ、第1実施形態の撮影制御処理と異なる部分について説明する。
ステップS73において、撮像制御部51は、操作者の指示操作に応じて、第1撮像部16により判別情報(現在時点の可視光画像)を取得する。取得された現在時点の可視光画像は、単独で又はサーマルイメージを透過させて表示されると共に、画像データ記憶部71に格納される。
ステップS74において、撮像制御部51は、入力部18からの操作者の操作に応じて、第1撮像部16の撮像範囲内における判別情報の検出領域(画像検出領域)の選択を受け付ける。
画像検出領域は、例えば、人物の領域又は検出された特定の被写体(オブジェクト)に対応するものであり、選択された画像検出領域は、出力部19のディスプレイに枠線によって表示される。なお、画像検出領域として、可視光画像における予め分割されたブロックのいずれか1つ又は複数を選択する態様や、可視光画像全体を選択する態様を取り得る。
ステップS75において、選択された判別情報の検出領域において基準情報(基準可視光画像)を取得する。なお、基準可視光画像の取得は、上述のように現在時点の可視光画像の選択された検出領域から取得することに代えて、一乃至複数通りが予め準備された基準可視光画像を、入力部18からの操作者の操作に応じて、読み出して用いる態様を採り得る。
なお、本実施形態においても、ステップS72からS76までの処理は、予め設定されている情報を使用する、或いは前回設定された情報を使用するといった処理を行うことで、適宜省略可能である。
また、ステップS78において、撮像制御部51は、本実施形態におけるインターバル撮影処理を実行する。
本実施形態におけるインターバル撮影処理では、第1実施形態の図8に示すインターバル撮影処理に対し、ステップS81、ステップS82及びステップS85の処理が異なっている。
以下、図8を参照しつつ、第1実施形態のインターバル撮影処理と異なる部分について説明する。
ステップS81において、検出部52は、判別情報(現在時点の可視光画像)を基準情報(基準可視光画像)と比較する。
ステップS82において、検出部52は、ステップS81における比較の結果、画像検出領域の現在時点の可視光画像が、基準可視光画像から変化しているか否かを判定する。
ステップS81における比較の結果、画像検出領域の現在時点の可視光画像が、基準可視光画像から変化している場合、ステップS82においてYESと判定されて、処理はステップS85に移行する。
一方、ステップS81における比較の結果、画像検出領域の現在時点の可視光画像が、基準可視光画像から変化していない場合、ステップS82においてNOと判定されて、処理はステップS83に移行する。
また、ステップS85において、撮像制御部51は、可視光画像の変化がステップS75で読込んだ撮影間隔の切換えの閾値を超えているか否かを判定する。
可視光画像の変化がステップS75で読込んだ撮影間隔の切換えの閾値を超えていない場合、ステップS85においてNOと判定されて、処理はステップS83に移行する。
一方、可視光画像の変化がステップS75で読込んだ撮影間隔の切換えの閾値を超えている場合、ステップS85においてYESと判定されて、処理はステップS86に移行する。
このような処理により、可視光画像の変化が相対的に緩やかである場合には、比較的長い時間間隔でインターバル撮影が実行され、可視光画像の変化が相対的に急である場合には、比較的短い時間間隔でインターバル撮影が実行される。
したがって、可視光画像の変化を判別しつつ、サーマルイメージのインターバル撮影を行うことができる。
[変形例1]
第1実施形態においては、第2撮像部17により逐次取得されるサーマルイメージと、基準となる固定の判別情報(基準サーマルイメージ)とを比較することにより、判別情報の変化を検出するものとした。
これに対し、第2撮像部17により逐次取得される判別情報たるサーマルイメージと、前回に取得したサーマルイメージとを比較することにより、判別情報の変化を検出することができる。即ち、前回に取得したサーマルイメージを逐次、基準サーマルイメージとして設定しながら、判別情報の変化を検出することができる。
この場合、撮像制御部51は、操作者の指示操作に応じて、第2撮像部17により判別情報(現在時点のサーマルイメージ)を取得し、入力部18からの操作者の操作に応じて、第2撮像部17の撮像範囲170内における判別情報の検出領域(温度検出領域171)の選択を受け付ける。
そして、撮像制御部51は、選択された判別情報の検出領域において基準情報(基準サーマルイメージ)を取得する。
更に、検出部52は、判別情報(現在時点のサーマルイメージ)を基準情報(基準サーマルイメージ)と比較する。
このとき、検出部52は、第2撮像部17により逐次取得される判別情報であるサーマルイメージ(温度)について、前回に取得したサーマルイメージと比較することにより、判別情報の変化を逐次検出する。
これにより、前回に取得したサーマルイメージからの変化に応じて、インターバル撮影の撮影間隔を変化させるため、例えば、移動する熱源の移動状況に応じて、撮影間隔を変化させるような場合に有効となる。
[変形例2]
上述の実施形態においては、判別情報として、サーマルイメージ或いは可視光画像を用い、基準情報と判別情報との変化に応じて、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる場合について説明した。
これに対し、判別情報として音声を取得し、取得した音声を基に設定した基準情報と、逐次取得される判別情報である現在時点の音声との変化に応じて、インターバル撮影の撮影間隔を変化させることができる。
この場合、撮像制御部51は、操作者の指示操作に応じて、集音部18aにより音声(現在時点の音声)を取得し、入力部18からの操作者の操作に応じて、撮像画像(可視光画像或いはサーマルイメージ)における判別情報の検出領域(ここでは音声の指向方向)の選択を受け付ける。なお、特段に集音に関する指向性が設定されない態様も採用され得る。この場合は、以下、音圧レベルにのみ着目して処理がなされる。
そして、撮像制御部51は、選択された判別情報の検出領域において基準情報(基準音圧レベル)を取得する。なお、基準音圧レベルの設定については、操作者が入力部18から直接数値を入力したり、一乃至複数通りの候補となる基準音圧レベルを、操作者による入力部18からの操作に応じて、選択したりする態様を採り得る。また、本明細書において「音圧レベル」は、音の大きさに対応した信号値乃至はデジタルデータを示すものとする。
そして、撮像制御部51は、インターバル撮影において、集音部18aにより判別情報(現在時点の音圧レベル)を取得し、これを基準情報(基準音圧レベル)と比較する。
撮像制御部51は、この比較の結果、判別情報の検出領域(音声の指向方向が設定される検出領域)から取得される現在時点の音圧レベルが、基準音圧レベルから、予め設定された閾値以上変化しているか否かに応じて、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる。なお、このとき、現在時点の音圧レベルが、基準音圧レベルから変化しているか否かを判定する閾値として、音圧レベルが大きくなる変化が生じた場合の閾値と、音圧レベルが小さくなる変化が生じた場合の閾値とをそれぞれ設定することができる。
これにより、インターバル撮影中の周囲(特に検出領域)における音声の変化に応じて、インターバル撮影の撮影間隔を適切に変化させることができる。
以上のように構成される撮影装置1は、撮像制御部51を備える。
撮像制御部51は、インターバル撮影を行う。
撮像制御部51は、インターバル撮影の実行中に、インターバル撮影で取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する。
撮像制御部51は、取得される判別情報の変化に応じて、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、インターバル撮影の所定の撮影間隔を変化させる際に、インターバル撮影で取得する情報とは異なる種類の情報である判別情報の変化に依拠した変化を与えることができる。
したがって、インターバル撮影の撮影間隔をより適切に制御することができる。
また、撮影装置1は、検出部52を更に備える。
撮像制御部51は、インターバル撮影の実行中、インターバル撮影で取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として逐次取得する。
検出部52は、第2撮像部17により逐次取得される判別情報の変化を検出する。
撮像制御部51は、検出部52により検出される判別情報の変化が所定の変化である場合に、実行しているインターバル撮影の所定の撮影間隔を変化させる制御を逐次行う。
これにより、インターバル撮影の撮影間隔を、逐次取得される判別情報の変化に応じて変更することができる。
検出部52は、撮像制御部51により逐次取得される判別情報と、基準となる固定の判別情報とを比較することにより、判別情報の変化を検出する。
これにより、撮影装置1においては、固定的な基準からの判別情報の変化を検出し、この変化に応じて撮影間隔を適切に変更することができる。
検出部52は、撮像制御部51により逐次取得される判別情報と、以前に取得した判別情報とを比較することにより、判別情報の変化を検出する。
これにより、撮影装置1においては、逐次取得される判別情報の以前の判別情報に対する変化を検出し、この変化に応じて撮影間隔を適切に変更することができる。特に、移動する熱源の移動状況に応じて、撮影間隔を変化させるような場合に有効である。
撮像制御部51は、検出部52により検出される判別情報の変化が所定の変化を維持している間は、変化させた撮影間隔を維持する制御を行う。
これにより、過度に頻繁な撮影間隔の変更が発生してしまうことを回避できる。
撮像制御部51は、可視光を撮像することで撮影画像を取得する。
撮像制御部51は、インターバル撮影で撮像の対象としている範囲を含む範囲で、可視光とは異なる波長域の光線を撮像することによって、インターバル撮影で取得する情報とは異なる種類の情報を取得する。
これにより、撮影装置1においては、インターバル撮影の撮影間隔を、インターバル撮影で取得される情報とは異なる情報に依拠して、適切に変更することができる。
撮像制御部51は、赤外光を撮像することで熱に係る情報を取得する。
撮像制御部51は、取得される熱に係る情報の変化に応じて、インターバル撮影の所定の撮影間隔を変化させる制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、撮影対象の温度の変化に応じて、適切にインターバル撮影の撮影間隔を変更することができる。
撮像制御部51は、第2撮像部17により取得される熱に係る情報としての温度が高くなると、インターバル撮影における撮影間隔を短くする制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、撮影対象の温度が高くなることに対応して相対的に多数の撮影画像を取得することができる。
撮像制御部51は、可視光とは異なる波長域の光線を撮像することで撮影画像を取得する。
撮像制御部51は、インターバル撮影で撮像の対象としている範囲を含む範囲で、可視光を撮像することによって、インターバル撮影で取得する情報とは異なる種類の情報を取得する。
これにより、可視光画像の変化に応じて所定の撮影間隔を変更しながら、可視光とは異なる波長域の光線による撮影画像をインターバル撮影することができる。
検出部52は、取得される判別情報のうちの所定の領域内で取得される情報の変化を検出する。
これにより、インターバル撮影の撮像範囲内における特定の領域に係る判別情報に依拠してインターバル撮影の撮影間隔を変更することができる。
撮像制御部51は、集音部18aで音声を集音することで音に係る情報を取得する。
撮像制御部51は、集音部18aにより取得される音に係る情報に応じて、インターバル撮影の撮影間隔を変化させる制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、インターバル撮影の撮影間隔を、インターバル撮影で取得する情報とは異なる音声情報に依拠して、適切に変更することができる。
また、撮影装置1は、判別部53を更に備える。
第2撮像部17により逐次取得される判別情報に基づき、実行中のインターバル撮影の撮影状況(撮影シーン)の重要度を逐次判別する。
撮像制御部51は、判別部53により逐次判別される重要度の変化に応じて、実行しているインターバル撮影の撮影間隔を変化させる。
これにより、重要度の高い撮影状況(撮影シーン)に対してインターバル撮影の撮影間隔を短くすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態において、集音部18aは、集音方向を任意に設定可能な指向性を有するマイクロフォンによって構成される場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。即ち、集音部18aは、指向性を有していないマイクロフォンや、集音方向が固定された、指向性を有するマイクロフォンによって構成することも可能である。
また、上述の実施形態において、サーマルイメージ(温度)の変化を検出する場合、第2撮像部17の撮像範囲内での、最も温度の高い部分(又は最も温度の低い部分)どうしを、現在時点のものと直前時点のものとで比較することに代えて、所定の温度部分の面積(温度が変化した面積)を比較するようにしてもよい。
また、撮影間隔を変更する際に依拠するパラメータとしては、上述の例の他にも種々の手法を適用することが可能である。例えば、前回の判別情報に加えて前々回の判別情報も変化の検出対象に加えることで温度変化の加速度や移動物体の加速度を検出したり、撮像制御部51により制御されている撮影間隔に応じて、異なる回数前から取得した判別情報を基準情報としたり、温度が変化した部分の分散度を取得したりすることにより、これらのパラメータの変化に応じてインターバル撮影の撮影間隔を変更することが可能である。なお、インターバル撮影における撮影間隔を、温度が変化した部分の分散度に応じて変更する場合には、この撮像範囲内で同等の温度とみなすことができる画素が連続する領域の数をこの分散度として扱うことが可能である。
また、変形例2において、インターバル撮影における撮影間隔を音圧レベルに依拠して選択することに代えて、取得された音の周波数特性の変化(所定周波数の音声の出現、特定話者の音声特性の出現、等)に依拠して選択するようにしてもよい。
上述の実施形態において、赤外光として用いる光は、遠赤外光のみならず、近赤外光でもよい。また、上述の実施形態において、可視光及び赤外光を撮像する以外にも、可視光及び紫外光の組み合わせ、或いは、赤外光及び紫外光の組み合わせ等を撮像することとしてもよい。
上述の実施形態において、判別情報の変化が閾値を超えた場合に、インターバル撮影の撮影間隔をd2に段階的に切換える例について説明したが、これに限られない。即ち、判別情報の変化が閾値を超えた場合、その変化が閾値を超えている度合いに応じて、線形的に撮影間隔を変更してもよい。
また、上述の実施形態及び変形例の手法を適宜組み合わせることで、撮影装置1を構成することができる。
例えば、第2実施形態及び変形例2においても、変形例1で示した場合と同様に、基準となる固定の判別情報に代えて、前回に取得した判別情報を逐次、基準情報に設定しながら、判別情報の変化を検出することとしてもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される撮影装置1は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、撮影処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、監視カメラ、ノート型のパーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン(具体的には、スマートフォンの組み込みの機能又は付加機能)、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図6の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮影装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図6の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態をとることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
撮影間隔を空けて連続して撮影するインターバル撮影を行う撮影装置であって、
前記インターバル撮影を行う撮像手段と、
前記インターバル撮影の実行中に、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する判別情報取得手段と、
前記判別情報取得手段により取得される前記判別情報の変化に応じて、前記撮像手段が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を行う制御手段と、
を備える撮影装置。
[付記2]
前記判別情報取得手段は、前記インターバル撮影の実行中、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の前記判別情報を逐次取得し、
前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報の変化を検出する検出手段を、更に備え、
前記制御手段は、前記検出手段により検出される前記判別情報の変化が所定の変化である場合に、前記撮像手段が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を逐次行う付記1に記載の撮影装置。
[付記3]
前記検出手段は、前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報と、基準となる固定の前記判別情報とを比較することにより、前記判別情報の変化を検出する付記2の撮影装置。
[付記4]
前記検出手段は、前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報と、以前に取得した前記判別情報とを比較することにより、前記判別情報の変化を検出する付記2に記載の撮影装置。
[付記5]
前記制御手段は、前記検出手段により検出される前記判別情報の変化が所定を維持している間は、変化させた前記撮影間隔を維持する制御を行う付記2から4のいずれか1つに記載の撮影装置。
[付記6]
前記撮像手段は、可視光を撮像することで撮影画像を取得し、
前記判別情報取得手段は、前記撮像手段が撮像の対象としている範囲を含む範囲で、可視光とは異なる波長域の光線を撮像することによって、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の情報を取得する付記1から5のいずれか1つに記載の撮影装置。
[付記7]
前記判別情報取得手段は、赤外光を撮像することで熱に係る情報を取得し、
前記制御手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記熱に係る情報の変化に応じて、前記撮影間隔を変化させる制御を行う付記6に記載の撮影装置。
[付記8]
前記制御手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記熱に係る情報としての温度が高くなると、前記撮影間隔を短くする制御を行う付記7に記載の撮影装置。
[付記9]
前記撮像手段は、可視光とは異なる波長域の光線を撮像することで撮影画像を取得し、
前記判別情報取得手段は、前記撮像手段が撮像の対象としている範囲を含む範囲で、可視光を撮像することによって、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の情報を取得する付記1から5のいずれか1つに記載の撮影装置。
[付記10]
前記検出手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記判別情報のうちの所定の領域内で取得される情報の変化を検出する付記2から4のいずれか1つに記載の撮影装置。
[付記11]
前記判別情報取得手段は、音声を集音することで音に係る情報を取得し、
前記制御手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記音に係る情報に応じて、前記撮影間隔を変化させる制御を行う付記1から5のいずれか1つに記載の撮影装置。
[付記12]
前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報に基づき、実行中の前記インターバル撮影の撮影状況の重要度を逐次判別する判別手段を、更に備え、
前記制御手段は、前記判別手段により逐次判別される前記重要度の変化に応じて、前記撮像手段が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる付記1から11のいずれか1つに記載の撮影装置。
[付記13]
撮影間隔を空けて連続して撮影するインターバル撮影を行う撮影装置が実行する撮影制御方法であって、
前記インターバル撮影を行う撮像処理と、
前記インターバル撮影の実行中に、前記撮像処理で取得される情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する判別情報取得処理と、
前記判別情報取得処理で取得される前記判別情報の変化に応じて、前記撮像処理において実行されている前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を行う制御処理と、
を含む撮影制御方法。
[付記14]
コンピュータに、
撮影間隔を空けて連続して撮影するインターバル撮影を行う撮像機能と、
前記インターバル撮影の実行中に、前記撮像機能が取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する判別情報取得機能と、
前記判別情報取得機能により取得される前記判別情報の変化に応じて、前記撮像機能が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を行う制御機能と、
を実現させるプログラム。
1・・・撮像装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・第1撮像部,17・・・第2撮像部,18・・・入力部,18a・・・集音部,19・・・出力部,20・・・記憶部,21・・・通信部,22・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・撮像制御部,52・・・検出部,53・・・判別部,54・・・音声処理部,55・・・記録制御部,71・・・画像データ記憶部

Claims (14)

  1. 撮影間隔を空けて連続して撮影するインターバル撮影を行う撮影装置であって、
    前記インターバル撮影を行う撮像手段と、
    前記インターバル撮影の実行中に、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する判別情報取得手段と、
    前記判別情報取得手段により取得される前記判別情報の変化に応じて、前記撮像手段が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を行う制御手段と、
    を備える撮影装置。
  2. 前記判別情報取得手段は、前記インターバル撮影の実行中、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の前記判別情報を逐次取得し、
    前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報の変化を検出する検出手段を、更に備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出される前記判別情報の変化が所定の変化である場合に、前記撮像手段が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を逐次行う請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記検出手段は、前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報と、基準となる固定の前記判別情報とを比較することにより、前記判別情報の変化を検出する請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記検出手段は、前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報と、以前に取得した前記判別情報とを比較することにより、前記判別情報の変化を検出する請求項2に記載の撮影装置。
  5. 前記制御手段は、前記検出手段により検出される前記判別情報の変化が所定を維持している間は、変化させた前記撮影間隔を維持する制御を行う請求項2から4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記撮像手段は、可視光を撮像することで撮影画像を取得し、
    前記判別情報取得手段は、前記撮像手段が撮像の対象としている範囲を含む範囲で、可視光とは異なる波長域の光線を撮像することによって、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の情報を取得する請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記判別情報取得手段は、赤外光を撮像することで熱に係る情報を取得し、
    前記制御手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記熱に係る情報の変化に応じて、前記撮影間隔を変化させる制御を行う請求項6に記載の撮影装置。
  8. 前記制御手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記熱に係る情報としての温度が高くなると、前記撮影間隔を短くする制御を行う請求項7に記載の撮影装置。
  9. 前記撮像手段は、可視光とは異なる波長域の光線を撮像することで撮影画像を取得し、
    前記判別情報取得手段は、前記撮像手段が撮像の対象としている範囲を含む範囲で、可視光を撮像することによって、前記撮像手段が取得する情報とは異なる種類の情報を取得する請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 前記検出手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記判別情報のうちの所定の領域内で取得される情報の変化を検出する請求項2から4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  11. 前記判別情報取得手段は、音声を集音することで音に係る情報を取得し、
    前記制御手段は、前記判別情報取得手段により取得される前記音に係る情報に応じて、前記撮影間隔を変化させる制御を行う請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  12. 前記判別情報取得手段により逐次取得される前記判別情報に基づき、実行中の前記インターバル撮影の撮影状況の重要度を逐次判別する判別手段を、更に備え、
    前記制御手段は、前記判別手段により逐次判別される前記重要度の変化に応じて、前記撮像手段が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる請求項1から11のいずれか1項に記載の撮影装置。
  13. 撮影間隔を空けて連続して撮影するインターバル撮影を行う撮影装置が実行する撮影制御方法であって、
    前記インターバル撮影を行う撮像処理と、
    前記インターバル撮影の実行中に、前記撮像処理で取得される情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する判別情報取得処理と、
    前記判別情報取得処理で取得される前記判別情報の変化に応じて、前記撮像処理において実行されている前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を行う制御処理と、
    を含む撮影制御方法。
  14. コンピュータに、
    撮影間隔を空けて連続して撮影するインターバル撮影を行う撮像機能と、
    前記インターバル撮影の実行中に、前記撮像機能が取得する情報とは異なる種類の情報を判別情報として取得する判別情報取得機能と、
    前記判別情報取得機能により取得される前記判別情報の変化に応じて、前記撮像機能が実行している前記インターバル撮影の前記撮影間隔を変化させる制御を行う制御機能と、
    を実現させるプログラム。
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