JP5847484B2 - 撮像装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents
撮像装置、その制御方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5847484B2 JP5847484B2 JP2011173050A JP2011173050A JP5847484B2 JP 5847484 B2 JP5847484 B2 JP 5847484B2 JP 2011173050 A JP2011173050 A JP 2011173050A JP 2011173050 A JP2011173050 A JP 2011173050A JP 5847484 B2 JP5847484 B2 JP 5847484B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- subject
- recognition
- image
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
Description
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るカメラの構成を示す図である。
カメラは、数枚のレンズ群からなるレンズ1、図示しない駆動部を有すると共に駆動部によってレンズ1に対して挿抜される赤外光除去フィルタ(Infrared Ray Cut Filter:IRCF)2、CCD、CMOSなどの撮像部としての撮像素子3を備える。
また、カメラは、雑音軽減を行う相関二重サンプリング(Correllated Double Sampling:CDS)回路4を備える。また、カメラは、カメラの利得制御を自動で行うゲインコントロールアンプ回路(Automatic Gain Control:AGC)5を備える。
また、カメラは、画像データを表示する表示手段としての画像表示部9、画像データを記録する記録手段としての画像記録部10、画像データの評価値の算出を行う画像評価値算出部11、メモリ12を備える。
また、カメラは、画像評価値算出部11より算出された評価値によって撮影モードを判定する判定手段としての撮影モード判定部13、IRCF2の駆動部を制御するためのIRCF制御部14などを備える。
撮像素子3は、撮像光学系としてのレンズ1およびIRCF2を介して結像された被写体像を電気信号に変換する。CDS回路4は、撮像素子3から出力された電気信号に対して相関二重サンプリング処理などを実施する。AGCアンプ5は、CDS回路4から出力された電気信号に対して増幅処理などを行う。A/D変換6は、AGCアンプ5により増幅処理されたアナログ信号をデジタル信号へと変換する。
まず、ステップS301では、画像評価値算出部11は、画像信号処理部7から出力された画像データを取得する。
ステップS302では、画像評価値算出部11は、先に取得した画像データからコントラスト、ノイズおよび解像度の各物理量を算出する。コントラストは、画像データの被写体輝度の輝度成分の相対的に大きい値と相対的に小さい値の差を算出する。例えば、最大値と最小値を用いても構わない。また、ノイズは、画像データの被写体輝度のばらつき、AGCのゲイン値および温度などの少なくとも1つから算出する。解像度は、画像データの高周波成分から算出する。
P=k1・f1(e1)+k2・f2(e2)+k3・f3(e3)・・・(1)
ステップS306では、撮影モード判定部13は、IRCF制御部14および撮影モード切換部7aに切換え信号を出力する。IRCF制御部14は、撮影モード判定部13から切換え信号を受信すると、IRCF2を光路から取り除く。また、撮影モード切換部7aは、撮影モードをデイモードからナイトモードに切換えて、画像データを白黒の出力にする。
なお、ナイトモードからデイモードへの被写体認識度閾値は、デイモードからナイトモードへの被写体認識度閾値と同じ値を用いる必要はなく、適宜ヒステリシスを有していてもよい。ヒステリシスを有することで、画像データの被写体認識度が被写体認識度閾値周辺である場合に、頻繁にデイモードからナイトモード、ナイトモードからデイモードの切換えを防止することができる。
図5は、被写体輝度が撮影モードを切換えるときの閾値よりも高いが、コントラストが低い画像の一例を示す図である。したがって、被写体輝度だけで撮影モードを判定してしまうと、撮影モードが切換わらないうちに、コントラストが著しく低くなるため、人がほとんど認識できない画像になってしまう。そのため、撮影モードを切換えても人が被写体を認識することが困難である。
図6は、被写体輝度が撮影モードを切換えるときの閾値よりも高いが、ノイズが多い画像の一例を示す図である。したがって、図5と同様に撮影モードが切換わらないうちに、ノイズが著しく多くなるため、人がほとんど認識できない画像になってしまう。そのため、撮影モードを切換えても人が被写体を認識することが困難である。
一方、図7は、ちょうど被写体を認識できなくなった点において、切換えの被写体輝度になった画像である。そのため、撮影モードを切換えて感度を上昇させることで、人が被写体を認識できるようになる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図8は、第2の実施形態に係るカメラの構成を示す図である。本実施形態では、第1の実施形態の構成から追加された構成を中心に説明し、第1の実施形態と同様の構成は同一符号を付して、その説明を省略する。
カメラは、被写体輝度算出手段としての輝度算出部15、被写体認識度算出可否判定手段としての認識度算出可否判定部16を備えている。
まず、ステップS301では、画像評価値算出部11は、画像信号処理部7から出力された画像データを取得する。
ステップS901では、画像評価値算出部11は画像データを輝度算出部15に送信し、輝度算出部15は先に取得した画像データから被写体輝度、具体的には被写体輝度の平均輝度を算出する。
ステップS303以降も、第1の実施形態の処理と同様であり、撮影モード判定部13は、算出した被写体認識度と所定の閾値との比較に基づいて、撮影モードを切換えるか否かを判定する。
そこで、上述した第2の実施形態のように、被写体輝度を併せて評価することで、被写体認識度だけのときよりも効果的な撮影モードの切換えを行うことができる。
また、本発明は、例えばシステム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体などとしての実施形態も可能であり、具体的には複数の装置からなるシステムに適用してもよい。
Claims (7)
- 撮像部によって撮像される被写体像の画像データを生成する画像データ生成手段と、
前記画像データ生成手段によって生成された画像データの出力をカラーまたは白黒の何れかに切換える切換手段と、
前記画像データ生成手段によって生成された画像データから、被写体を認識できる度合いを示す被写体認識度を算出する認識度算出手段と、
前記認識度算出手段によって算出された被写体認識度と所定の閾値との比較に基づいて、前記切換手段による画像データの出力の切換えを判定する判定手段と、
を有し、
前記認識度算出手段は、前記画像データ生成手段によって生成された画像データのコントラスト、ノイズおよび解像度の少なくとも2つから被写体認識度を算出することを特徴とする撮像装置。 - 前記認識度算出手段は、前記画像データの輝度成分の相対的に大きい値と相対的に小さい値との差からコントラストを算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記認識度算出手段は、前記画像データの輝度成分のばらつき、温度およびゲインの少なくとも1つからノイズを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記認識度算出手段は、前記画像データの高周波成分から解像度を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記画像データ生成手段によって生成された画像データから被写体輝度を算出する被写体輝度算出手段と、
前記被写体輝度算出手段によって算出された被写体輝度と所定の輝度との比較に基づいて、前記認識度算出手段による被写体認識度の算出の可否を判定する認識度算出可否判定手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。 - 撮像部によって撮像される被写体像の画像データを生成する画像データ生成ステップと、
前記画像データ生成ステップによって生成された画像データの出力をカラーまたは白黒の何れかに切換える切換ステップと、
前記画像データ生成ステップによって生成された画像データから、被写体を認識できる度合いを示す被写体認識度を算出する認識度算出ステップと、
前記認識度算出ステップによって算出された被写体認識度と所定の閾値との比較に基づいて、前記切換ステップによる画像データの出力の切換えを判定する判定ステップと、
を有し、
前記認識度算出ステップでは、前記画像データ生成ステップによって生成された画像データのコントラスト、ノイズおよび解像度の少なくとも2つから被写体認識度を算出することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像部によって撮像される被写体像の画像データを生成する画像データ生成ステップと、
前記画像データ生成ステップによって生成された画像データの出力をカラーまたは白黒の何れかに切換える切換ステップと、
前記画像データ生成ステップによって生成された画像データから、被写体を認識できる度合いを示す被写体認識度を算出する認識度算出ステップと、
前記認識度算出ステップによって算出された被写体認識度と所定の閾値との比較に基づいて、前記切換ステップによる画像データの出力の切換えを判定する判定ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記認識度算出ステップでは、前記画像データ生成ステップによって生成された画像データのコントラスト、ノイズおよび解像度の少なくとも2つから被写体認識度を算出することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011173050A JP5847484B2 (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 撮像装置、その制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011173050A JP5847484B2 (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 撮像装置、その制御方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013038591A JP2013038591A (ja) | 2013-02-21 |
JP5847484B2 true JP5847484B2 (ja) | 2016-01-20 |
Family
ID=47887780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011173050A Active JP5847484B2 (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 撮像装置、その制御方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5847484B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5755620B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2015-07-29 | 東光株式会社 | ワイヤレス充電台 |
JP2018186363A (ja) | 2017-04-25 | 2018-11-22 | オリンパス株式会社 | 撮像装置 |
WO2020059064A1 (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 日本電気株式会社 | 算出装置、情報処理方法および記憶媒体 |
CN116602702B (zh) * | 2023-06-05 | 2023-11-17 | 珠海西格医疗设备有限公司 | 一种基于高频直流恒压控制的牙科x射线机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002271688A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-20 | Hitachi Kokusai Electric Inc | テレビジョンカメラ |
JP2006033577A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Canon Inc | 監視カメラ |
-
2011
- 2011-08-08 JP JP2011173050A patent/JP5847484B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013038591A (ja) | 2013-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101900097B1 (ko) | 이미지 캡처 방법 및 이미지 캡처 장치 | |
JP5396231B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4958969B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、及び撮像装置 | |
US8629915B2 (en) | Digital photographing apparatus, method of controlling the same, and computer readable storage medium | |
KR101342477B1 (ko) | 동영상을 촬영하는 촬상 장치, 및 촬상 처리 방법 | |
JP5186021B2 (ja) | 撮像装置、画像処理装置、及び撮像方法 | |
JP6351271B2 (ja) | 画像合成装置、画像合成方法、およびプログラム | |
JP5499853B2 (ja) | 電子カメラ | |
US10270991B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable recording medium | |
JP5847484B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法およびプログラム | |
JP6071440B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP6838894B2 (ja) | 焦点調節装置、その制御方法及びプログラム | |
JP2007311962A (ja) | 電子カメラおよび画像表示プログラム | |
JP6516830B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム | |
JP5153350B2 (ja) | 撮像装置 | |
KR20160115694A (ko) | 이미지 처리 장치, 이미지 처리 방법 및 기록 매체에 저장된 컴퓨터 프로그램 | |
JP2012095223A (ja) | 撮像装置、撮像方法及びプログラム | |
JP5984533B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法およびプログラム | |
JP4705146B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2010245810A (ja) | 撮像装置 | |
JP2010016469A (ja) | 電子カメラ | |
JP2014138378A (ja) | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム | |
JP5522299B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法、および、プログラム | |
JP2014131187A (ja) | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム | |
JP2019134332A (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151027 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151125 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5847484 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |