JP2018142053A - 不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置 - Google Patents

不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018142053A
JP2018142053A JP2017034380A JP2017034380A JP2018142053A JP 2018142053 A JP2018142053 A JP 2018142053A JP 2017034380 A JP2017034380 A JP 2017034380A JP 2017034380 A JP2017034380 A JP 2017034380A JP 2018142053 A JP2018142053 A JP 2018142053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
storage area
nonvolatile memory
inspection
volatile memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017034380A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6785681B2 (ja
Inventor
大野 恒
Hisashi Ono
恒 大野
昌慶 黒川
Masayoshi Kurokawa
昌慶 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2017034380A priority Critical patent/JP6785681B2/ja
Publication of JP2018142053A publication Critical patent/JP2018142053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6785681B2 publication Critical patent/JP6785681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Memory System (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

【課題】正確に不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定できるようにすることを目的とする。【解決手段】車載装置は、検査用記憶領域を備える不揮発性メモリーと、検査用記憶領域に書き込む検査用データを記憶するROMと、不揮発性メモリーの検査用記憶領域に対し、ROMが記憶する検査用データの書き込み、及び消去を、所定の回数実行するデータ処理部103と、データ処理部103により検査用記憶領域に書き込まれた検査用データの状態に基づいて、不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定する判定部104と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置に関する。
従来、不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、不揮発性メモリーにデータを書き込む回数をカウントし、カウントした回数が所定の回数を超過した場合に、不揮発性メモリーの信頼性が無いとして、不揮発性メモリーに対するデータの書き込みを禁止する技術を開示する。
特開2000−357118号公報
しかしながら、特許文献1では、不揮発性メモリーの信頼性の有無を不揮発性メモリーに対するデータの書き込みの回数で判定しているため、当該判定において、不揮発性メモリーの個体差を考慮しておらず、当該判定が正確でない可能性がある。
そこで、本発明は、不揮発性メモリーの信頼性の有無を正確に判定する場合に好適な不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の不揮発性メモリー判定装置は、第1記憶領域を備える不揮発性メモリーと、前記第1記憶領域に書き込む第1データを記憶するデータ記憶部と、前記不揮発性メモリーの前記第1記憶領域に対し、前記データ記憶部が記憶する前記第1データの書き込み、及び消去を、所定の回数実行するデータ処理部と、前記データ処理部により前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データの状態に基づいて、前記不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定する判定部と、を備える。
本発明によれば、正確に不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定できる。
車載装置の構成を示す図である。 不揮発性メモリーが備える記憶領域について説明するための図である。 制御部の機能的構成を示す図である。 車載装置の動作を示すフローチャートである。 車載装置の動作を示すフローチャートである。
図1は、車載装置1(不揮発性メモリー判定装置)の構成を示す図である。
車載装置1は、車両に搭載される装置であり、車両に搭乗しているユーザーの操作に従って、地図の表示や、地図における車両の現在位置の表示、目的地までの経路探索、経路案内等を実行する。なお、車載装置1は、車両のダッシュボード等に固定されてもよいし、車両に対し着脱可能なものであってもよい。
車載装置1は、制御部10と、不揮発性メモリー11と、タッチパネル12(報知部)と、操作部13と、GPS受信部14と、相対方位検出部15とを備える。
制御部10は、CPU100や、ROM101(データ記憶部)、RAM102、その他の制御回路等を備え、車載装置1の各部を制御する。
ROM101は、各種のデータを不揮発的に記憶する。本実施形態では、ROM101は、CPU100が実行する制御プログラムの他、検査用データ101a(第1データ)を記憶する。検査用データ101aとは、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を検査するためのデータである。RAM102は、CPU100のワークエリアとして機能し、各種データを一時的に記憶する。CPU100は、ROM101に記憶された制御プログラムや、不揮発性メモリー11に記憶されたファームウェア111(第2データ)等を読み出して実行することにより、車載装置1の各部を制御する。また、CPU100は、ROM101や不揮発性メモリー11等に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御部10を、図2に示すデータ処理部103、及び判定部104として機能させる。データ処理部103と、判定部104とについては、後述する。
不揮発性メモリー11は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)やフラッシュメモリー等の半導体記憶素子を備え、各種データを書き換え可能に不揮発的に記憶する。また、不揮発性メモリー11は、ファームウェア111と、地図データ112(第2データ)とを記憶する。ファームウェア111は、車載装置1を制御するプログラムである。地図データ112は、交差点やその他の道路網上の結線点を示すノードに関する情報や、ノードとノードとの道路区間を示すリンクに関する情報、地図上の行政区画や、道路、施設、交差点等の名称に関する情報等、を有するデータである。
本実施形態では、不揮発性メモリー11は、図2に示す3つの記憶領域を備える。
図2は、不揮発性メモリー11が備える記憶領域KAについて説明するための図である。
不揮発性メモリー11の記憶領域KAは、車載装置1の機能(例えば、地図の表示や、目的地までの経路探索等)を実行するため制御プログラムやデータ等を格納可能な領域である。図2に示す通り、不揮発性メモリー11は、不揮発性メモリーの信頼性の有無を検査するため、ROM101が記憶する検査用データ101aの書き込みが行われる検査用記憶領域A1(第1記憶領域)と、少なくとも検査用データ101a、及び書換用プログラム(後述)以外のデータを記憶するデータ記憶領域A2と、データ記憶領域A2が記憶するデータ、及び、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aを書き換えるためのプログラムである書換用プログラムを記憶する書換用記憶領域A3とを備える。
本実施形態では、不揮発性メモリー11の記憶領域KAは、領域BA1〜領域BA8の8つの領域に分割されており、領域BA1が書換用記憶領域A3に相当し、領域BA2〜領域BA7の全領域がデータ記憶領域A2に相当し、領域BA8が検査用記憶領域A1に相当する。
不揮発性メモリー11が記憶するファームウェア111と地図データ112とは、データ記憶領域A2に記憶される。したがって、データ記憶領域A2は、本実施形態においては、少なくとも、ファームウェア111と地図データ112とを記憶可能な領域である。また、検査用記憶領域A1は、少なくとも検査用データ101aを記憶可能な領域である。また、書換用記憶領域A3は、少なくとも書換用プログラムを記憶可能な領域である。
なお、データ記憶領域A2は、少なくとも、ファームウェア111と地図データ112とが記憶可能な領域であれば、図2に示す領域に限定されない。例えば、領域BA2〜領域BA6までの領域をデータ記憶領域A2としてもよい。また、検査用記憶領域A1は、少なくとも、検査用データ101aが記憶可能な領域であればよい。例えば、不揮発性メモリー11の記憶領域KAが図2に示す分割よりもさらに多く分割されており、分割された1の領域に検査用データ101aが記憶可能であれば、当該1の領域を検査用記憶領域A1としてもよい。書換用記憶領域A3についても同様であり、書換用記憶領域A3は、少なくとも書換用プログラムを記憶可能な領域であればよい。
図1の説明に戻り、タッチパネル12は、表示パネル121と、タッチセンサー122とを備える。表示パネル121は、液晶ディスプレイやEL(Electro Luminescent)ディスプレイ等のパネルを有し、制御部10の制御の下、各種情報を表示する。タッチセンサー122は、表示パネル121に重ねて配置され、ユーザーのタッチ操作を検出し、制御部10に出力する。
GPS受信部14は、GPSアンテナ141を介してGPS衛星からのGPS電波を受信し、GPS電波に重畳されたGPS信号から、車両の現在位置を示す位置座標と進行方向とを演算により取得する。GPS受信部14は、取得結果を制御部10に出力する。
相対方位検出部15は、ジャイロセンサー(不図示)と、加速度センサー(不図示)とを備える。ジャイロセンサーは、例えば振動ジャイロにより構成され、車両の相対的な方位(例えば、ヨー軸方向の旋回量)を検出する。加速度センサーは、車両に作用する加速度(例えば、進行方向に対する車両の傾き)を検出する。相対方位検出部15は、検出結果を制御部10に出力する。
前述した通り、制御部10は、データ処理部103と判定部104として機能する。
図3は、制御部10の機能的構成を示す図である。
図3に示すように、制御部10は、データ処理部103と判定部104とを備える。
データ処理部103は、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に対し、ROM101が記憶する検査用データ101aの書き込み、又は消去を実行する。また、データ処理部103は、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対し、ファームウェア111と地図データ112との書き込み、又は消去を実行する。
判定部104は、検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データ101aの状態に基づいて、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する。なお、不揮発性メモリー11の信頼性の有無の判定は、不揮発性メモリー11の信頼性の検査に相当する。本実施形態において、不揮発性メモリー11に信頼性が有るとは、不揮発性メモリー11に書き込んだデータに対しデータ化けが発生する蓋然性が低いことを示す。また、不揮発性メモリー11に信頼性が無いとは、不揮発性メモリー11に書き込んだデータに対し、データ化けが発生する蓋然性が高いことを示す。判定部104による判定についての詳細は、後述する。ここで、データ化けとは、例えば、不揮発性メモリー11に書き込んだデータが、不揮発性メモリー11に書き込む際のデータと異なっている現象のことである。
一般に、不揮発性メモリー11に対し、データの書き込み、及び消去を繰り返すことで、不揮発性メモリー11の劣化が進行しデータ化けが発生することが知られている。そこで、従来から、不揮発性メモリー11を製造する主体(例えば、メーカー等)は、不揮発性メモリー11に対してデータの書き換え可能な回数を設定し、データの書き換えが設定された回数に至った際に、不揮発性メモリー11を使用しないようにとする場合あった。しかしながら、不揮発性メモリー11にも個体差があり、データを書き換えた回数が、不揮発性メモリー11を製造する主体が設定した回数に至った場合でも、不揮発性メモリー11によっては、データ化けが発生することなく、適切にデータを書き換えできる場合がある。また、不揮発性メモリー11によっては、データを書き換えた回数が、不揮発性メモリー11を製造する主体が設けた回数に至っていないも関わらず、データ化けが発生し、適切にデータを書き換えできない場合がある。
つまり、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を、不揮発性メモリー11に対するデータの書き換え回数で判定する構成では、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できない可能性がある。
そこで、本実施形態の車載装置1は、以下に示す動作を実行する。
図4は、車載装置1の動作を示すフローチャートである。
以下、車載装置1の動作の説明において、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対してファームウェア111を書き込む場合を例示する。
車載装置1の制御部10は、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に、ファームウェア111の書き込みの実行の指示があったか否かを判別する(ステップSA1)。例えば、制御部10は、外部から、データ記憶領域A2に書き込む対象のファームウェア111を受信した場合、ファームウェア111の書き込みの実行の指示があったと判別する。
制御部10は、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に、ファームウェア111の書き込みの実行の指示があったと判別した場合(ステップSA1:YES)、ファームウェア111の書き込みが、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対する初めての書き込みか否かを判別する(ステップSA2)。
例えば、制御部10は、ファームウェア111及び地図データ112を含むデータが一切記憶されていないデータ記憶領域A2に、ファームウェア111を書き込む場合、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対する初めての書き込みであると判別する(ステップSA2:YES)。
また、例えば、制御部10は、既に地図データ112が書き込まれているデータ記憶領域A2にファームウェア111を書き込む場合、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対する初めての書き込みでないと判別する(ステップSA2:NO)。
また、例えば、制御部10は、ファームウェア111をアップデートする際、データ記憶領域A2にアップデート前のファームウェア111が書き込まれているため、アップデート用のファームウェア111を書き込みが、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対する初めての書き込みでないと判別する(ステップSA2:NO)。
制御部10が不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対するファームウェア111の書き込みが、データ記憶領域A2に対する初めての書き込みであると判別した場合(ステップSA2:YES)、データ処理部103は、ステップSA3の処理を実行する。
ステップSA3の処理では、予め不揮発性メモリー11の書換用記憶領域A3に書換用プログラムが書き込まれており、制御部10は、この書換用プログラムを読み出して実行することにより、データ処理部103として機能するものとする。
ステップSA3の処理において、データ処理部103は、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に、ROM101が記憶する検査用データ101aを所定の回数、書き込み、及び消去を実行する(ステップSA3)。より詳細には、データ処理部103は、検査用記憶領域A1に対する検査用データ101aの消去より、検査用記憶領域A1に対する検査用データ101aの書き込みを1回多く実行する。つまり、データ処理部103は、ステップSA3の処理の実行後、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に検査用データ101aが書き込まれているよう、所定の回数、検査用データ101aの書き込み、及び消去を実行する。
次いで、データ処理部103は、ステップSA3の処理を実行すると、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に、ファームウェア111の書き込みを実行する(ステップSA4)。
このように、データ処理部103は、データ記憶領域A2に初めてファームウェア111を書き込む際、ROM101が記憶する検査用データ101aを検査用記憶領域A1に対して、所定の回数、書き込み、及び消去を実行する。このような構成とすることにより、以下に示す効果を奏する。
ここで、データ処理部103は、検査用記憶領域A1に検査用データ101aを所定の回数、書き込み、及び消去を実行せず、データ記憶領域A2にファームウェア111を書き込むものとする。この場合、データ処理部103は、後述するように、検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aに基づいて不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する際、データ記憶領域A2より、書き込み、及び消去が行われていない検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aに基づいて判定を実行する可能性がある。つまり、データ記憶領域A2より劣化していない検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに基づいて、判定部104は、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する可能性がある。この場合、判定部104は、データ記憶領域A2が適切にファームウェア111を記憶できないにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定してしまう。したがって、データ処理部103は、判定部104が、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに基づいて不揮発性メモリー11の信頼性の有無を正確に判定するため、データ記憶領域A2よりも検査用記憶領域A1を劣化させることが必要となる。そこで、上述したように、データ処理部103は、データ記憶領域A2に初めてファームウェア111を書き込む際、ROM101が記憶する検査用データ101aを検査用記憶領域A1に対して、所定の回数、書き込み、及び消去を実行する。これにより、不揮発性メモリー11の記憶領域KAのうち、データ記憶領域A2より先に検査用記憶領域A1が劣化する蓋然性が高まり、データ処理部103は、検査用記憶領域A1を、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する領域として適切に設定できる。
なお、上記の説明において、車載装置1がステップSA3の処理を実行した後、ステップSA4の処理を実行する構成を例示したが、車載装置1は、ステップSA4の処理を実行した後に、ステップSA3の処理を実行する構成としてもよい。
この場合、ステップSA4の処理は、外部装置(例えば、不揮発性メモリー11に書き込み可能な装置)により、実行される。詳述すると、車載装置1の制御部10が、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対するファームウェア111の書き込みが、初めての書き込みであると判別すると、不揮発性メモリー11は、外部装置により、書換用プログラムが書換用記憶領域A3に書き込まれ、ファームウェア111がデータ記憶領域A2に書き込まれる。そして、車載装置1の制御部10は、書換用プログラムを実行してデータ処理部103として機能することにより、ステップSA3の処理を実行する。このような処理を実行する車載装置1であっても、上述した効果と同様の効果を奏する。
ステップSA2の説明に戻り、制御部10は、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に対するファームウェア111の書き込みが、初めての書き込みでないと判別した場合(ステップSA2:NO)、すなわち、2回目以降の書き込みであると判別した場合、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aを読み出して、ROM101が記憶する検査用データ101aと比較する(ステップSA5)。
次いで、判定部104は、ステップSA5の比較により、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aが、ROM101が記憶する検査用データ101aと一致する場合(ステップSA6:YES)、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定する(ステップSA7)。
一方、判定部104は、ステップSA5の比較により、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aが、ROM101が記憶する検査用データ101aと一致しない場合(ステップSA6:NO)、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定する(ステップSA10)。
このように、判定部104は、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aの状態に基づいて、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する。したがって、判定部104は、不揮発性メモリー11の個体差を考慮して、すなわち、不揮発性メモリー11の実際の状態に即して、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。そのため、車載装置1は、判定部104が、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できないにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定してしまうといった事態の発生、及び、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できるにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定してしまうといった事態の発生を抑制できる。つまり、判定部104は、書き込み回数に基づいて不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する構成と比較して、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。また、判定部104は、データ記憶領域A2より先に劣化させた検査用記憶領域A1に記憶された検査用データ101aの状態に基づいて判定する。そのため、判定部104は、データ記憶領域A2が記憶するファームウェア111にデータ化けが発生する前に、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
データ処理部103は、判定部104が不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定すると(ステップSA7)、検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aを消去し、ROM101に記憶される検査用データ101aを再度書き込む(ステップSA8)。
次いで、データ処理部103は、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2にファームウェア111を書き込む(ステップSA9)。ファームウェア111の書き込みは、制御部10が書換用プログラムを読み出して実行し、データ処理部103として機能することにより実行される。
このように、データ処理部103は、2回目以降、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2にファームウェア111を書き込む際、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aを消去し、ROM101が記憶する検査用データ101aを検査用記憶領域A1に再度書き込む。なお、2回目以降のファームウェア111の書き込みとしては、ファームウェア111のアップデートが例として挙げられる。そのため、データ処理部103は、2回目以降、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2にファームウェア111を書き込む際でも、検査用記憶領域A1に行われた書き込み、及び消去の回数が、データ記憶領域A2に行われた書き込み、及び消去の回数を下回ることがない。したがって、車載装置1は、2回目以降、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2にファームウェア111を書き込む場合でも、判定部104が、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できないにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定してしまうといった事態の発生、及び、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できるにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定してしまうといった事態の発生を抑制できる。つまり、判定部104は、2回目以降、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2にファームウェア111を書き込む場合でも、書き込み回数に基づいて不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する構成と比較して、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
判定部104は、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定すると(ステップSA10)、データ記憶領域A2に対するファームウェア111の書き込みを実行しない(ステップSA11)。そして、制御部10は、タッチパネル12により、不揮発性メモリー11に信頼性が無いことを示す情報を表示することで報知する(ステップSA12)。
これにより、制御部10は、信頼性の無い、すなわち、データ化けする蓋然性の高い不揮発性メモリー11にファームウェア111が書き込まれることを防止できる。そのため、制御部10は、書き込まれたファームウェア111にデータ化けが発生し、このことに起因して車載装置1に誤動作等の不具合が発生することを抑制できる。また、制御部10は、タッチパネル12により、不揮発性メモリー11に信頼性が無いことを示す情報を報知するため、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できない蓋然性が高いことをユーザーが認識できる。
上記では、判定部104による不揮発性メモリー11の信頼性の有無の判定について、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aが、ROM101が記憶する検査用データ101aと一致するか否かに基づいて判定する構成を説明した。しかしながら、判定部104の判定は、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aが、ROM101が記憶する検査用データ101aと一致するか否かに基づいて判定する構成に限定されない。
例えば、判定部104は、既存のCRC方式を利用して、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定してもよい。この場合、検査用データ101aには、所定の生成多項式により算出されたCRC符号(誤り検出符号)を含むデータである。判定部104は、検査用記憶領域A1に記憶されたCRC符号を含む検査用データ101aを読み出し、読み出した当該検査用データ101aに対して、CRC符号を算出した所定の生成多項式による除算を実行する。そして、制御部10は、除算の結果、余りが0である場合、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに誤りがないと判定し、余りが0でない場合、当該検査用データ101aに誤りがあると判定する。なお、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに誤りがあるとは、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aとROM101が記憶する検査用データ101aとが異なることを示す。判定部104は、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに誤りがあると判定した場合、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定する。一方、判定部104は、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに誤りがないと判定した場合、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定する。
このように、判定部104は、CRC符号を含む検査用データ101aに基づいて、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに誤りがある場合、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定し、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aに誤りがない場合、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定する。したがって、判定部104は、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aの状態に基づいて判定を行うため、不揮発性メモリー11の個体差を考慮して、不揮発性メモリー11の信頼性を判定できる。そのため、書き込み回数に基づいて不揮発性メモリー11の信頼性を判定する構成と比較して、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できないにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定したり、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できるにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定したりすることを抑制できる。つまり、判定部104は、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
上述した説明では、ファームウェア111の書き込みの実行の指示があった場合に、判定部104が不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する構成を例示した。しかしながら、判定部104が不揮発性メモリー11の信頼性の有無の判定は、車載装置1が所定の動作を実行している場合においても実行する構成としてもよい。この場合の車載装置1の動作を説明する。
図5は、車載装置の動作を示すフローチャートである。
車載装置1の制御部10は、不揮発性メモリー11の信頼性の有無の検査を実行するトリガーが発生したか否かを判定する(ステップSB1)。例えば、制御部10は、不揮発性メモリー11の信頼性の有無の検査の実行を指示する操作を、操作部13やタッチパネル12等が検出した場合、トリガーが発生したと判別する。また、例えば、制御部10は、車両のイグニッションがオンになったことや、車両のアクセサリ電源がオンになった場合、トリガーが発生したと判別する。また、例えば、制御部10は、不揮発性メモリー11の信頼性の有無の検査を実行してから、所定の期間が経過した場合に、トリガーが発生したと判別する。
制御部10は、不揮発性メモリー11の信頼性の有無の検査を実行するトリガーが発生したと判別した場合(ステップSB1:YES)、検査用記憶領域A1が記憶する検査用データ101aを読み出して、ROM101が記憶する検査用データ101aと比較する(ステップSB2)。
制御部10は、ステップSB2の比較により、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aが、ROM101が記憶する検査用データ101aと一致するか否かを判別する(ステップSB3)。判定部104は、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aが、ROM101が記憶する検査用データ101aと一致すると判別した場合(ステップSB3:YES)、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定し(ステップSA4)、処理をステップSB1に戻す。
一方、判定部104は、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aが、ROM101が記憶する検査用データ101aと一致しないと判別した場合(ステップSB3:NO)、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定する(ステップSB5)。そして、制御部10は、タッチパネル12による表示により、不揮発性メモリー11に信頼性が無いことを示す情報を報知する(ステップSB4)。
このように、トリガーが発生した場合、判定部104は、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定し、判定に応じた処理を実行する。これにより、ファームウェア111の書き込みの実行の指示がない場合でも、判定部104は、上述したように正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
上記の説明では、ファームウェア111を不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に書き込む場合を例示して説明したが、地図データ112を不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2に書き込む場合でも、同様の動作を実行することで、同様の効果を奏する。
以上、説明したように、車載装置1(不揮発性メモリー判定装置)は、検査用記憶領域A1(第1記憶領域)を備える不揮発性メモリー11と、検査用記憶領域A1に書き込む検査用データ101a(第1データ)を記憶するROM101(データ記憶部)と、不揮発性メモリー11の検査用記憶領域A1に対し、ROM101が記憶する検査用データ101aの書き込み、及び消去を、所定の回数実行するデータ処理部103と、データ処理部103により検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データ101aの状態に基づいて、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する判定部104と、を備える。
これにより、判定部104は、データ処理部103により検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データ101aの状態に基づいて、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定するため、不揮発性メモリー11の個体差を考慮して判定を実行できる。そのため、車載装置1は、判定部104が、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できないにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定したり、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できるにも関わらず、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定したりすることを抑制できる。つまり、判定部104は、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
また、不揮発性メモリー11は、データ記憶領域A2(第2記憶領域)を備える。データ処理部103は、データ記憶領域A2に対しファームウェア111(第2データ)又は地図データ112(第2データ)を初めて書き込む際、検査用記憶領域A1に対して、所定の回数、検査用データ101aの書き込み、及び消去を実行する。
これにより、データ処理部103は、不揮発性メモリー11の記憶領域KAのうち、データ記憶領域A2より先に検査用記憶領域A1が劣化する蓋然性を高めることができ、検査用記憶領域A1を、不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する領域として適切に設定できる。
また、データ処理部103は、2回目以降、データ記憶領域A2に対してファームウェア111又は地図データ112を書き込む際、検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データを消去し、ROM101が記憶する検査用データ101aを検査用記憶領域A1に再度書き込む。
これにより、データ処理部103は、2回目以降、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2にファームウェア111又は地図データ112を書き込む際でも、検査用記憶領域A1に行われた書き込み、及び消去の回数が、データ記憶領域A2に行われた書き込み、及び消去の回数を下回ることを防止できる。そのため、判定部104は、2回目以降、不揮発性メモリー11のデータ記憶領域A2にファームウェア111を書き込む際において、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
また、判定部104は、検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データ101aと、ROM101が記憶する検査用データ101aとが一致しない場合、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定する。また、判定部104は、検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データ101aと、ROM101が記憶する検査用データ101aとが一致する場合、不揮発性メモリーに信頼性が有ると判定する。
これにより、判定部104は、検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aの状態に基づいて判定するため、書き換え回数に基づいて不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する構成より、不揮発性メモリー11の個体差を考慮でき、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
また、検査用データ101aは、CRC符号(誤り検出符号)を含む。判定部104は、CRC符号を含む検査用データ101aに基づいて、検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データ101aに誤りがある場合、不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定する。また、判定部104は、CRC符号を含む検査用データ101aに基づいて、検査用記憶領域A1に書き込まれた検査用データ101aに誤りがない場合、不揮発性メモリー11に信頼性が有ると判定する。
これにより、判定部104は、検査用記憶領域A1に記憶される検査用データ101aの状態に基づいて判定するため、書き換え回数に基づいて不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定する構成より、不揮発性メモリー11の個体差を考慮でき、正確に不揮発性メモリー11の信頼性の有無を判定できる。
また、車載装置1は、タッチパネル12(報知部)を備える。タッチパネル12は、判定部104が不揮発性メモリー11の信頼性が無いと判定した場合、不揮発性メモリー11に信頼性が無いことを示す情報を表示することにより報知する。
このように、タッチパネル12により、不揮発性メモリー11に信頼性が無いことを示す情報を報知するため、不揮発性メモリー11が適切にデータを記憶できない蓋然性が高いことをユーザーが認識できる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び、応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、第2データとしてファームウェア111と地図データ112とを例示した。しかしながら、第2データは、ファームウェア111と地図データ112とに限定されず、検査用記憶領域A1と書換用記憶領域A3とが記憶するデータと異なるデータであればよい。
また、例えば、上述した実施形態では、判定部104が不揮発性メモリー11に信頼性が無いと判定した場合、不揮発性メモリー11に信頼性が無いことを示す情報を、タッチパネル12が表示することにより報知する場合を説明した。しかしながら、不揮発性メモリー11に信頼性が無いことを示す情報の報知は、タッチパネル12による表示に限定されず、例えば、音声等により報知する構成でもよい。
また、例えば、上述した車載装置1の制御方法(不揮発性メモリー判定装置の制御方法)が、車載装置1が備えるコンピューターを用いて実現される場合、本発明は、車載装置1の制御方法を実現するためにコンピューターが実行するプログラム、このプログラムを前記コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様、により構成することが可能である。上記の記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。より具体的に記録媒体としては、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型の、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記の記録媒体は、車載装置1が備える内部記憶装置であるROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
また、例えば、図1は、本願発明を理解容易にするために、車載装置1の機能構成を主な処理内容に応じて分類して示した概略図であり、車載装置1の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、例えば、図4、及び図5のフローチャートの処理単位は、車載装置1の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。車載装置1の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割してもよい。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、不揮発性メモリー判定装置を、車両に搭載される車載装置1として例示したが、不揮発性メモリー判定装置の形態は任意である。
1 車載装置(不揮発性メモリー判定装置)
11 不揮発性メモリー
12 タッチパネル(報知部)
101 ROM(データ記憶部)
101a 検査用データ(第1データ)
103 データ処理部
104 判定部
111 ファームウェア(第2データ)
112 地図データ(第2データ)
A1 検査用記憶領域(第1記憶領域)
A2 データ記憶領域(第2記憶領域)

Claims (8)

  1. 第1記憶領域を備える不揮発性メモリーと、
    前記第1記憶領域に書き込む第1データを記憶するデータ記憶部と、
    前記不揮発性メモリーの前記第1記憶領域に対し、前記データ記憶部が記憶する前記第1データの書き込み、及び消去を、所定の回数実行するデータ処理部と、
    前記データ処理部により前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データの状態に基づいて、前記不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定する判定部と、を備える
    ことを特徴とする不揮発性メモリー判定装置。
  2. 前記不揮発性メモリーは、前記第1記憶領域と異なる第2記憶領域を備え、
    前記データ処理部は、前記第2記憶領域に対し第2データを初めて書き込む際、前記第1記憶領域に対して、所定の回数、前記第1データの書き込み、及び消去を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリー判定装置。
  3. 前記データ処理部は、
    2回目以降、前記第2記憶領域に対して前記第2データを書き込む際、前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データを消去し、前記データ記憶部が記憶する前記第1データを前記第1記憶領域に再度書き込む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリー判定装置。
  4. 前記判定部は、
    前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データと、前記データ記憶部が記憶する前記第1データとが一致しない場合、前記不揮発性メモリーに信頼性が無いと判定し、前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データと、前記データ記憶部が記憶する前記第1データとが一致する場合、不揮発性メモリーに信頼性が有ると判定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の不揮発性メモリー判定装置。
  5. 前記第1データは、誤り検出符号を含み、
    前記判定部は、前記誤り検出符号を含む前記第1データに基づいて、前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データに誤りがある場合、前記不揮発性メモリーに信頼性が無いと判定し、前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データに誤りがない場合、前記不揮発性メモリーに信頼性が有ると判定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の不揮発性メモリー判定装置。
  6. 情報を報知する報知部を備え、
    前記報知部は、前記判定部が前記不揮発性メモリーに信頼性が無いと判定した場合、前記不揮発性メモリーに信頼性が無いことを示す情報を報知する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の不揮発性メモリー判定装置。
  7. 第1記憶領域を有する不揮発性メモリーを備える不揮発性メモリー判定装置の制御方法であって、
    前記第1記憶領域に書き込む第1データを記憶し、
    前記不揮発性メモリーの前記第1記憶領域に対し、記憶する前記第1データの書き込み、及び消去を、所定の回数実行し、
    前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データの状態に基づいて、前記不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定する
    ことを特徴とする不揮発性メモリー判定装置の制御方法。
  8. 車両に搭載される車載装置であって、
    第1記憶領域を備える不揮発性メモリーと、
    前記第1記憶領域に書き込む第1データを記憶するデータ記憶部と、
    前記不揮発性メモリーの前記第1記憶領域に対し、前記データ記憶部が記憶する前記第1データの書き込み、及び消去を、所定の回数実行するデータ処理部と、
    前記データ処理部により前記第1記憶領域に書き込まれた前記第1データの状態に基づいて、前記不揮発性メモリーの信頼性の有無を判定する判定部と、を備える
    ことを特徴とする車載装置。
JP2017034380A 2017-02-27 2017-02-27 不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置 Active JP6785681B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017034380A JP6785681B2 (ja) 2017-02-27 2017-02-27 不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017034380A JP6785681B2 (ja) 2017-02-27 2017-02-27 不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018142053A true JP2018142053A (ja) 2018-09-13
JP6785681B2 JP6785681B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=63526600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017034380A Active JP6785681B2 (ja) 2017-02-27 2017-02-27 不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6785681B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110650A (ja) * 1989-09-25 1991-05-10 Casio Comput Co Ltd Eepromチェック方式
JPH08130262A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Sony Corp 不揮発性半導体メモリ装置およびその信頼性保証方法
JP2001147862A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Alps Electric Co Ltd フラッシュメモリ書込方法
JP2003150458A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 障害検出装置、障害検出方法、プログラム及びプログラム記録媒体
JP2004021324A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性メモリ試験装置およびプログラム
JP2006072461A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Mitsubishi Electric Corp 車載電子制御装置
JP2011198433A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Toshiba Corp メモリシステム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110650A (ja) * 1989-09-25 1991-05-10 Casio Comput Co Ltd Eepromチェック方式
JPH08130262A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Sony Corp 不揮発性半導体メモリ装置およびその信頼性保証方法
JP2001147862A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Alps Electric Co Ltd フラッシュメモリ書込方法
JP2003150458A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 障害検出装置、障害検出方法、プログラム及びプログラム記録媒体
JP2004021324A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性メモリ試験装置およびプログラム
JP2006072461A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Mitsubishi Electric Corp 車載電子制御装置
JP2011198433A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Toshiba Corp メモリシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6785681B2 (ja) 2020-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6556920B2 (en) Navigation system
EP1544832B1 (en) Map data product and map data processing apparatus
US20200408544A1 (en) Routing device that modifies route guidance based on user input
US7873597B2 (en) Data management system, update file generating system, and data updating method
EP2416118A2 (en) Map-matching apparatus using planar data of road, and method for same
JP2010038619A (ja) ナビゲーション装置
JP5653259B2 (ja) 更新差分データ作成装置、データ更新システムおよび更新差分データ作成プログラム
JP2010122058A (ja) ナビゲーション装置
WO2014132432A1 (ja) 車両位置表示制御装置および車両位置特定プログラム
US6975929B2 (en) Data recording apparatus, data recording method, program for data recording and information recording medium
JPWO2008075492A1 (ja) 地図表示装置
JP4651511B2 (ja) ナビゲーション装置および車両位置確定方法
US8311735B2 (en) Navigation system
JP2009003843A (ja) フラッシュromのデータ管理装置及びフラッシュromのデータ管理方法
JP2006275856A (ja) ナビゲーション装置
JP6785681B2 (ja) 不揮発性メモリー判定装置、不揮発性メモリー判定装置の制御方法、及び、車載装置
JP5717971B2 (ja) ナビゲーション装置およびナビゲーション方法
JP6700092B2 (ja) ナビゲーション装置及びコンピュータプログラム
JP4776421B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2009079918A (ja) ハードディスクシステムおよびプログラム
ATE544049T1 (de) Verbesserte navigationseinrichtung und verfahren
JP5087725B2 (ja) 走行時間計測装置、計測ライン設定装置、及び、プログラム
JP5005454B2 (ja) 車載用ナビゲーション装置及び微小角分岐判定方法
JP2009042014A (ja) ナビゲーション装置、その制御方法及び制御プログラム
JP5176593B2 (ja) 道路地図表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6785681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150