JP2018137507A - 光伝送システム及び光伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運用系に対する予備系の光パスプロテクション構成のコストを下げる。【解決手段】光伝送システム30は、運用系と予備系の光パスプロテクション構成の各々の光ファイバ伝送路11A,11Bに複数の帯域を設定し、この設定された各帯域に、異なる波長の光信号を割り当てて伝送する。光カプラ12で予備系に分岐後に受信された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換し、この変換された伝送速度の光信号を分岐された他の光信号と異なる波長に変換し、この変換された各々異なる波長の光信号La〜Leを送信する送受信機21B1〜21B5を備える。送信された各光信号La〜Leを合波して出力する光合分波器32Bと、予備系の光ファイバ伝送路11Bに、合波された各光信号La〜Leを波長毎に伝送するための、実トラフィックに応じた各帯域Ba〜Beを設定するWSS33Bとを備える構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、運用系と予備系の光パスプロテクション構成の各々の光伝送路に複数の帯域を設定し、各帯域に、異なる波長の光信号を割り当てて伝送する光伝送システム及び光伝送方法に関する。
図5に、従来の光パスプロテクション構成の光伝送システムのブロック図を示す。図5に示す光伝送システム10は、離間した通信拠点を接続する少なくとも2つの光ファイバ伝送路11A,11Bの一方を運用系として用い、運用系の光ファイバ伝送路11Aに複数の帯域を設定し、これら帯域を利用して異なる波長の光信号を伝送する。更に、他方の光ファイバ伝送路11Bを運用系に代わって光伝送が可能な予備系として用いる構成となっている。つまり、運用系と予備系は同一機能の光パスプロテクション構成となっている。
その運用系は、光カプラ12の分岐出力側に接続されたn台(5台とする)の送受信機21A1〜21A5と、光合分波器22Aと、WSS(Wavelength Selective Switch:波長選択スイッチ)23Aと、光増幅器24Aとを備えて構成されている。予備系は、光カプラ12の分岐出力側に接続されたn台(5台とする)の送受信機21B1〜21B5と、光合分波器22Bと、WSS23Bと、光増幅器24Bとを備えて構成されている。但し、図5では光カプラ12を1つしか記載していないが、実際には、光カプラ12は、運用系及び予備系の各々の送受信機21A1〜21A5,21B1〜21B5と1対1で対応する数が配置されている。
光カプラ12の入力側には、光ファイバネットワークを介して複数のサーバ13(図には1つのみ示した)が接続されている。これは上述した実配置の各光カプラ12においても同様にサーバ13が接続された構成となっている。なお、サーバ13に変えてルータ等の通信装置が光カプラ12に接続されていてもよい。運用系と予備系は、同一通信構成となっているので、以降の構成要素の説明は主に運用系を代表して行う。
光カプラ12は、各サーバ13から送信されてきた光信号を、運用系の各送受信機21A1〜21A5側と、予備系の各送受信機21B1〜21B5側とに分岐する。
送受信機21A1〜21A5は、入力された光信号を予め定められて設定されたトラフィック(設定トラフィック)に対応する伝送速度で且つ各々異なる波長の光信号L1〜L5に変換し、この変換された光信号L1〜L5を光合分波器22Aへ送信する。送受信機21A1〜21A5は、例えば100Gbpsの設定トラフィックの光信号L1〜L5を生成するために、32Gboudの信号で搬送波をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調して生成している。
光合分波器22Aは、各々波長が異なる光信号L1〜L5を一纏めに合波してWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)信号としてWSS23Aへ出力する。
WSS23Aは、送受信機21A1〜21A5で生成された設定トラフィックの光信号L1〜L5が割当可能な一定帯域B間隔の複数の周波数グリッドを作成し、各周波数グリッドの帯域B中に、上記WDM信号として入力された異なる波長の光信号L1〜L5を割り当てる処理を行う。ここでは、一定帯域Bが、図5の右上に示すように、周波数f1とf2間、f2とf3間、f3とf4間、f4とf5間、f5とf6間の50GHz帯域であるとする。WSS23Aは、一定帯域間隔の50GHz帯域Bの周波数グリッドを5つ生成し、第1〜第5の50GHz帯域B毎に、この順番に、各々が100Gbpsの光信号L1〜L5を1つずつ割り当てる処理を行う。これら帯域Bに割り当てられた光信号L1〜L5は、光増幅器24Aで増幅されて光ファイバ伝送路11Aへ送信される。
予備系は、上述した運用系と同構成となっており、運用系に何らかの伝送障害が発生した際に、運用系と同様に光伝送を行うようになっている。この種の従来技術として非特許文献1に記載の技術がある。
S.Ramamurthyt and Biswanath Mukherjee.,"Department of Computer Science",University of California, Davis, CA 95616, U.S.A.1999,IEEE,[online],[平成29年2月7日検索], インターネット<URL:http://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/751461/>
上述した従来の光伝送システム10においては、WSS23Aで作成される各周波数グリッドが、送受信機21A1〜21A5で生成された設定トラフィック(100Gbps)以上の光信号が割当可能な一定帯域B(50GHz)間隔である。このため、50GHz帯域Bに、例えば30GHz分の光信号しか割り当てられない場合、20GHzの無駄な空き帯域が生じる。通常は各帯域Bを満たす設定トラフィックの光信号L1〜L5が割り当てられることは少なく、上記のように無駄な空き帯域が生じることが多い。しかし、その無駄が生じる場合でも、予備系は運用系と同じ構成が必要であるため、予備系の通信設備が無駄となってしまう。言い換えれば、運用系に対する予備系の光パスプロテクション構成のコストが高くなるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、運用系に対する予備系の光パスプロテクション構成のコストを下げることができる光伝送システム及び光伝送方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、運用系と予備系の光パスプロテクション構成の各々の光伝送路に複数の帯域を設定し、この設定された各帯域に、異なる波長の光信号を割り当てて伝送する光伝送システムであって、光カプラで前記予備系に分岐後に受信された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換し、この変換された伝送速度の光信号を前記分岐された他の光信号と異なる波長に変換し、この変換された各々異なる波長の光信号を送信する送受信機と、前記送信された各々異なる波長の光信号を合波して出力する光合分波器と、前記予備系の光伝送路に、前記合波された各々異なる波長の光信号を波長毎に伝送するための、前記実トラフィックに応じた各帯域を設定する帯域可変型の波長選択スイッチとを備えることを特徴とする光伝送システムである。
請求項4に係る発明は、光カプラにより光パスプロテクション構成の運用系と予備系に分岐後に受信された光信号を、伝送速度の変換及び波長の変換を行って送信する送受信機と、当該送信された各々異なる波長の光信号を合波して出力する光合分波器と、運用系と予備系の各々の光伝送路に設定した複数の帯域に、前記合波された各々異なる波長の光信号を割り当てる波長選択スイッチとを有する光伝送システムの光伝送方法であって、前記送受信機は、前記予備系に分岐された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換するステップと、前記変換された伝送速度の光信号を前記分岐された他の光信号と異なる波長に変換するステップと、前記変換された各々異なる波長の光信号を送信するステップとを実行し、前記波長選択スイッチは、前記予備系の光伝送路に、前記光合分波器で合波された各々異なる波長の光信号を波長毎に伝送するための、前記実トラフィックに応じた各帯域を設定するステップと、前記設定された各帯域に、前記合波された各々異なる波長の光信号を割り当てるステップとを実行することを特徴とする光伝送方法である。
上記請求項1の構成及び請求項4の方法によれば、予備系の光伝送路に、運用系と同じ光信号の実トラフィックに応じた帯域を設定できる。実トラフィックは時系列に応じて変化する。運用系の光伝送路に、少ないトラフィックの光信号が伝送されている場合、予備系の光伝送路には、従来であれば予め定められた設定トラフィックの帯域しか設定できなかったが、本発明では、少ない実トラフィックに応じた狭い幅の帯域を設定できる。このことから、運用系に伝送されている光信号の実トラフィックが大小に変化しても、この大小に応じた帯域幅の帯域を、予備系の光伝送路に設定できる。このため、実トラフィックが少なければ、予備系の光伝送路に未設定帯域ができるので、この未設定帯域を別用途の伝送等に有効活用することができる。言い換えれば、運用系に対する予備系の光パスプロテクション構成のコストを下げることができる。
請求項2に係る発明は、光カプラで前記運用系に分岐後に受信された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換し、この変換された伝送速度の光信号を前記分岐された他の光信号と異なる波長に変換し、この変換された各々異なる波長の光信号を送信する運用系の送受信機と、前記送信された各々異なる波長の光信号を合波して出力する運用系の光合分波器と、前記運用系の光伝送路に、前記合波された各々異なる波長の光信号を波長毎に伝送するための、前記実トラフィックに応じた各帯域を設定する運用系の帯域可変型の波長選択スイッチとを備えることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システムである。
この構成によれば、運用系にも、上記予備系と同様に、光信号の実トラフィックに応じた帯域を光伝送路に設定できる。光ファイバは敷設等に膨大なコストが掛かるので、敷設後の光ファイバ資源を有効活用することが大切である。本発明では、運用系及び予備系の各々の光伝送路に、伝送光信号の実トラフィックに応じた帯域幅の帯域を設定できるので、運用系及び予備系において、実トラフィックが少ない場合の未設定帯域を別用途の伝送等に有効活用すれば、光ファイバ資源の有効活用を実現できる。
請求項3に係る発明は、前記実トラフィックに応じた各帯域を光伝送路に設定する帯域可変設定制御を行う制御装置を更に備え、前記制御装置は、前記分岐された光信号の実トラフィックを検出するトラフィック検出部と、前記送受信機から送信される光信号を、前記検出された実トラフィックに対応する伝送速度に変換するためのボーレートと変調方式との適した組合せを決定し、この決定された組合せで前記変換を行う指示を前記送受信機に行う組合せ部と、前記決定されたボーレートと変調方式の組合せに応じて、前記送受信機からの光信号を光伝送路で伝送するための前記実トラフィックに応じた帯域を決定し、この決定された帯域を前記光伝送路に設定する指示を前記波長選択スイッチに行う伝送路帯域決定部と、前記伝送路帯域決定部で決定された帯域に応じて、当該帯域に割り当てられる光信号の波長を決定し、この決定された波長の光信号とする指示を前記送受信機に行う主信号波長決定部とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送システムである。
請求項5に係る発明は、前記実トラフィックに応じた各帯域を光伝送路に設定する帯域可変設定制御を行う制御装置を更に備え、前記制御装置は、前記分岐された光信号の実トラフィックを検出するステップと、前記送受信機から送信される光信号を、前記検出された実トラフィックに対応する伝送速度に変換するためのボーレートと変調方式との適した組合せを決定し、この決定された組合せで前記変換を行う指示を前記送受信機に行うステップと、前記決定されたボーレートと変調方式の組合せに応じて、前記送受信機からの光信号を光伝送路で伝送するための前記実トラフィックに応じた帯域を決定し、この決定された帯域を前記光伝送路に設定する指示を前記波長選択スイッチに行うステップと、前記決定された帯域に応じて、当該帯域に割り当てられる光信号の波長を決定し、この決定された波長の光信号とする指示を前記送受信機に行うステップとを実行することを特徴とする請求項4に記載の光伝送方法である。
上記請求項3の構成及び請求項5の方法によれば、制御装置の帯域可変設定制御により、予備系において運用系と同じ光信号の実トラフィックを検出後に、送受信機及び波長選択スイッチを制御し、予備系の光伝送路に実トラフィックに応じた帯域を設定できる。また、制御装置により、予備系の送受信機から送信される光信号を実トラフィックに対応する伝送速度とするために、ボーレートと変調方式との適した組合せを決定できる。従来では、通信レートを変える場合、運用系及び予備系の双方の通信機を一旦停止する必要があるが、本発明では、運用系はそのままで、予備系のみを停止すればよいので、ユーザが利用する運用系の通信に支障を来たすことを無くすことができる。
また、運用系においても、光信号の実トラフィックを検出後に、送受信機及び波長選択スイッチを制御し、運用系の光伝送路に実トラフィックに応じた帯域を設定することができる。また、制御装置により、運用系の送受信機から送信される光信号を実トラフィックに対応する伝送速度とするために、ボーレートと変調方式との適した組合せを決定できる。これにより、運用系を予備系に切り替えた後、予備系をそのまま使用し、運用系のみを停止すればよいので、ユーザが利用する通信に支障を来たすことを無くすことができる。
本発明によれば、運用系に対する予備系の光パスプロテクション構成のコストを下げる光伝送システム及び光伝送方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る光伝送システム及び光伝送方法の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る光伝送システムにおける予備系の送受信機の構成要素と制御装置の構成要素とを示すブロック図である。 本実施形態の光伝送システムによる予備系の光ファイバ伝送路への帯域可変設定制御を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の光伝送システムによる予備系の光ファイバ伝送路への帯域可変設定制御による帯域可変設定の動作を説明するためのフローチャートである。 従来の光伝送システムにおける予備系の送受信機の構成要素と制御装置の構成要素とを示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る光伝送システムの構成を示すブロック図である。なお、図1に示す光伝送システム30において、図5に示した従来の光伝送システム10と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1に示す光伝送システム30が、図5に示した従来の光伝送システム10と異なる点は、予備系において、運用系の光合分波器22A及びWSS23Aと異なる、可変帯域型の光合分波器32B及びWSS33Bを備えることにある。更に、光伝送システム30の制御を司る制御装置40で、予備系の送受信機21B1〜21B5と、可変帯域型の光合分波器32B及びWSS33Bに対して、後述する本特徴の帯域可変設定制御を行うようにしたことにある。
送受信機21B1〜21B5は、図2に示す送受信機21B5に内部構成を代表して示すように、phy終端部21aと、OTN(Optical Transport Network)フレーマ21bと、DSP(Digital Signal Processor)21cと、光送受信部21dとを備えて構成されている。
図2に示すように、制御装置40は、phy mac取得部40aと、トラフィック検出部40bと、フレーム種別選択部40cと、組合せ部40dと、伝送路帯域決定部40eと、パス設定情報保持部40fと、主信号波長決定部40gとを備えて構成されている。
また、具体的な構成例として、光合分波器32B(図1)に帯域可変WSS32B(図2)が適用され、WSS33B(図1)に帯域可変WSS33B(図2)が適用されている。
送受信機21B1〜21B5のphy終端部21aは、光カプラ12を介したサーバ13からの信号を受信する物理的な終端部である。その受信信号は、イーサーネット(登録商標)の信号フレームから成る。この信号フレームは、同期用のプリアンブル、ヘッダ、データ、FCS(誤り検知)等のフレームから構成され、データフレームには、トラフィック情報等を含むphy mac情報が格納されている。
OTNフレーマ21bは、TDM(時間分割多重)信号であるシリアルビットストリームの中に埋め込まれたフレーミングパターンに整列及び同期させるために使われるデバイスであり、一旦、信号が挿入されるフレームが同期化され、データフィールドが正確に整列されると、アラーム、性能モニタ、埋込信号等のオーバヘッドビットを抽出して処理することが可能となっている。このOTNフレーマ21bは、フレーミングによりフレームを作って伝送信号にする処理を行うものであり、伝送信号をオーバーヘッド等を含むようにフレーム化する。ここでは、OTNフレーマ21bは、後述のフレーム種別選択部40cで選択されるフレームを適用してフレーミングを行うことにより、phy終端部21aで受信された主信号を含む受信信号をフレーム化する。
DSP21cは、トラフィック検出部40bで検出される実運用によるトラフィック(実トラフィックという)に対応する伝送速度の光信号を生成する処理を行う。このために、DSP21cは、後述の組合せ部40dで組合されたボーレート及び変調方式に応じて、実トラフィックに対応する伝送速度の光信号を生成する処理を行う。
光送受信部21dは、DSP21cで生成された実トラフィックに対応する伝送速度の光信号を、主信号波長決定部40gから通知される主信号の波長の光信号La〜Leに変換し、帯域可変WSS32Bへ送信する。ここでは、各送受信機21B1〜21B5において、主信号波長決定部40gから各々異なる波長が光送受信部21dに通知され、送受信機21B1〜21B5毎に異なる波長の光信号La〜Leに変換されて送信される。
制御装置40のphy mac取得部40aは、phy終端部21aでの受信信号中のトラフィック情報等を含むphy mac情報を取得する。
トラフィック検出部40bは、上記で取得されたphy mac情報のトラフィック情報から、実トラフィックを検出し、この検出した実トラフィックを、フレーム種別選択部40c及び組合せ部40dへ出力する。
フレーム種別選択部40cは、各種のフレームから、トラフィック検出部40bで検出された実トラフィックの信号のフレーム化に適したフレームを選択し、この選択されたフレームでのフレーム化処理をOTNフレーマ21bに対して指示する。OTNフレーマ21bは、その選択されたフレームを適用してフレーミングを行うことにより、phy終端部21aで受信された主信号を含む受信信号をフレーム化する。
組合せ部40dは、送受信機21B1〜21B5から送信される光信号La〜Leを、トラフィック検出部40bで検出された実トラフィックに対応する伝送速度とするために、ボーレートと変調方式とに適した組合せを決定する。例えば、図1に示すように、60Gbpsの実トラフィックに対応する伝送速度とするために、32Gboud以下のボーレートと、QPSK変調方式との適した組合せを決定する。この決定した組合せ情報は、DSP21c及び伝送路帯域決定部40eへ通知される。なお、ボーレートと変調方式との適した組合せとは、ボーレートと変調方式との最適な組合せとすることが好ましい。
伝送路帯域決定部40eは、そのボーレートと変調方式の組合せ情報に応じて、送受信機21B1〜21B5からの光信号La〜Leを光ファイバ伝送路11Bで伝送するために必要な、実トラフィックに応じた帯域Ba,Bb,Bc,Bd,Be(図1参照)を決定する。例えば、光信号Ldに係るボーレートが25Gboudであれば、帯域余裕を考慮して光ファイバ伝送路11Bに設定する30GHzの帯域Bdを決定する。言い換えれば、実トラフィックに応じた帯域Bdを決定することになる。このように決定された帯域Ba〜Beの情報(帯域情報)は、帯域可変WSS32Bと、帯域可変WSS33Bと、主信号波長決定部40gとに通知される。なお、光ファイバ伝送路11A,11Bは、請求項記載の光伝送路を構成する。
帯域可変WSS32Bは、各送受信機21B1〜21B5からの各々波長が異なる光信号La〜Leを一纏めに合波してWDM信号として帯域可変WSS33Bへ出力する。帯域可変WSS33Bは、伝送路帯域決定部40eから通知された帯域情報に応じて、WDM信号中の光信号La〜Leを伝送するための帯域Ba〜Beを、光ファイバ伝送路11Bの空き領域(後述する)に割り振る。
パス設定情報保持部40fは、少なくとも2つの通信拠点(例えば、東京の通信拠点と大阪の通信拠点)を接続する運用系の光ファイバ伝送路11A及び予備系の光ファイバ伝送路11Bの接続経路や通信拠点の情報や、光ファイバ伝送路11A,11Bの帯域情報等のパス設定情報を保持している。
主信号波長決定部40gは、上記保持された予備系のパス設定情報から、予備系の光ファイバ伝送路11Bの空き帯域(後述)と、伝送路帯域決定部40eで決定された帯域Ba〜Beの情報(帯域情報)とから、主信号としての各光信号La〜Leの波長を決定する。この決定された波長の光信号La〜Leを、光ファイバ伝送路11Bの空き帯域に割り当てて送信する指示を、光送受信部21dへ通知する。
但し、上記の空き帯域について説明すると、例えば周波数f軸上に、第1帯域、第2帯域、第3帯域が配列され、第2帯域と第3帯域との間に光信号割当可能な帯域以上の帯域幅がある場合、この帯域幅が空き帯域となる。
上述した制御装置40の各部40a〜40gによる、送受信機21B1〜21B5と、帯域可変WSS32B及び帯域可変WSS33Bへの指示通知の制御が、前述した帯域可変設定制御である。
<実施形態の動作>
次に、本実施形態の光伝送システム30による予備系の光ファイバ伝送路11Bへの帯域可変設定制御を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
図3に示すステップS1において、制御装置40のphy mac取得部40aが、送受信機21B1〜21B5のphy終端部21aでの受信信号中のトラフィック情報を含むphy mac情報を取得する。
ステップS2において、トラフィック検出部40bが、上記ステップS1で取得されたphy mac情報中のトラフィック情報から、運用系での実運用と同じ実トラフィックを検出する。この検出した実トラフィックは、フレーム種別選択部40c及び組合せ部40dへ出力される。
ステップS3において、フレーム種別選択部40cが予め保有する各種のフレームから、上記ステップS2で検出された実トラフィックの信号をフレーム化するために適したフレームを選択し、この選択されたフレームでの上記受信信号のフレーム化処理を行うようにOTNフレーマ21bに対して指示する。
ステップS4において、組合せ部40dは、送受信機21B1〜21B5から送信される光信号La〜Leを、上記ステップS2で検出された実トラフィックに対応する伝送速度の例えば60Gbpsとするために、例えば32Gboud以下のボーレートと、QPSK変調方式との適した組合せを決定する。この決定した組合せ情報は、DSP21c及び伝送路帯域決定部40eへ通知される。
ステップS5において、伝送路帯域決定部40eは、そのボーレートと変調方式の組合せ情報に応じて、送受信機21B1〜21B5からの光信号La〜Leを光ファイバ伝送路11Bで伝送するために必要な、実トラフィックに応じた帯域Ba〜Beを決定する。この決定された帯域Ba〜Beの情報(帯域情報)は、帯域可変WSS32Bと、帯域可変WSS33Bと、主信号波長決定部40gとに通知される。
ステップS6において、主信号波長決定部40gは、パス設定情報保持部40fに保持された予備系のパス設定情報から、予備系の光ファイバ伝送路11Bの空き帯域と、伝送路帯域決定部40eで決定された帯域Ba〜Beの情報(帯域情報)とから、主信号としての各光信号La〜Leの波長を決定する。この決定された波長の光信号La〜Leを、光ファイバ伝送路11Bの空き帯域に割り当てて送信する指示を、光送受信部21dへ通知する。
次に、上記ステップS1〜S6の帯域可変設定制御による帯域可変設定の動作を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図4に示すステップS11において、OTNフレーマ21bは、フレーム種別選択部40cで選択されたフレームを適用して、phy終端部21aで受信された主信号を含む受信信号をフレーム化する。
ステップS12において、DSP21cは、組合せ部40dで組合されたボーレート及び変調方式に応じて、実トラフィックに対応する伝送速度の光信号を生成する処理を行う。
ステップS13において、光送受信部21dは、上記ステップS12で生成された実トラフィックに対応する伝送速度の光信号を、主信号波長決定部40gから通知される主信号の波長の光信号La〜Leに変換し、帯域可変WSS32Bへ送信する。ここでは、各送受信機21B1〜21B5毎に異なる波長の光信号La〜Leに変換されて送信される。
ステップS14において、帯域可変WSS32Bは、各送受信機21B1〜21B5からの各々波長が異なる光信号La〜Leを一纏めに合波してWDM信号として帯域可変WSS33Bへ出力する。
ステップS15において、帯域可変WSS33Bは、上記ステップS5において伝送路帯域決定部40eから通知された帯域情報に応じて、WDM信号中の光信号La〜Leを伝送するための帯域Ba〜Beを、光ファイバ伝送路11Bの空き領域に割り振る。
ステップS16において、光増幅器24Bは、光ファイバ伝送路11Bに割り振られた各帯域Ba〜Beの光信号La〜Leを増幅して光ファイバ伝送路11Bへ伝送する。このように、運用系の光ファイバ伝送路11Aに伝送される光信号L1〜L5(図1)毎の実トラフィックに対応する各帯域Ba〜Beが、予備系の光ファイバ伝送路11Bに割り付けられ、これら割り付けられた帯域Ba〜Beに、各々異なる波長の光信号La〜Leが割り当てられて伝送される。
上記実施形態の光伝送システム30では、予備系において、帯域可変設定制御により光ファイバ伝送路11Bに帯域Ba〜Beの可変設定を行うようにしたが、運用系においても、同様に帯域可変設定制御に応じて、光ファイバ伝送路11Aに帯域Ba〜Beの可変設定を行う構成としてもよい。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態の光伝送システム30を、次のような特徴構成とした。
(1)光伝送システム30は、運用系と予備系の光パスプロテクション構成の各々の光ファイバ伝送路11A,11Bに複数の帯域を設定し、この設定された各帯域に、異なる波長の光信号を割り当てて伝送する。光カプラ12で予備系に分岐後に受信された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換し、この変換された伝送速度の光信号を分岐された他の光信号と異なる波長に変換し、この変換された各々異なる波長の光信号La〜Leを送信する送受信機21B1〜21B5を備える。更に、送信された各々異なる波長の光信号La〜Leを一纏めに合波して出力する光合分波器32Bと、予備系の光ファイバ伝送路11Bに、合波された各々異なる波長の光信号La〜Leを波長毎に伝送するための、実トラフィックに応じた各帯域Ba〜Beを設定する帯域可変型の波長選択スイッチとしてのWSS33Bとを備える構成とした。
この構成によれば、予備系の光ファイバ伝送路11Bに、運用系と同じ光信号の実トラフィックに応じた帯域Ba〜Beを設定できる。実トラフィックは時系列に応じて変化する。運用系の光ファイバ伝送路11Aに、少ないトラフィックの光信号が伝送されている場合、予備系の光ファイバ伝送路11Bには、従来であれば予め定められた設定トラフィックの帯域しか設定できなかった。しかし、本実施形態では、少ない実トラフィックに応じた狭い幅の帯域を設定できる。このことから、運用系に伝送されている光信号の実トラフィックが大小に変化しても、この大小に応じた帯域幅の帯域Ba〜Beを、予備系の光ファイバ伝送路11Bに設定できる。このため、実トラフィックが少なければ、予備系の光ファイバ伝送路11Bに未設定帯域ができるので、この未設定帯域を別用途の伝送等に有効活用することができる。言い換えれば、運用系に対する予備系の光パスプロテクション構成のコストを下げることができる。
(2)光カプラ12で運用系に分岐後に受信された光信号L1〜L5を、当該光信号L1〜L5の実トラフィックに対応する伝送速度に変換し、この変換された伝送速度の光信号(例えばL1)を分岐された他の光信号L2〜L5と異なる波長に変換し、この変換された各々異なる波長の光信号L1〜L5を送信する運用系の送受信機21A1〜21A5を備える。更に、送信された各々異なる波長の光信号L1〜L5を一纏めに合波して出力する運用系の光合分波器(予備系の光合分波器32Bと同じ光合分波器)と、運用系の光ファイバ伝送路11Aに、合波された各々異なる波長の光信号L1〜L5を波長毎に伝送するための、実トラフィックに応じた各帯域(予備系の帯域Ba〜Beと同じ帯域)を設定する運用系の帯域可変型の波長選択スイッチとしてのWSS(予備系のWSS33Bと同じWSS)とを備える構成とした。
この構成によれば、運用系にも、予備系と同様に、光信号の実トラフィックに応じた帯域Ba〜Beを光ファイバ伝送路11Aに設定できる。光ファイバは敷設等に膨大なコストが掛かるので、敷設後の光ファイバ資源を有効活用することが大切である。本実施形態では、運用系及び予備系の各々の光ファイバ伝送路11A,11Bに、伝送光信号の実トラフィックに応じた帯域幅の帯域を設定できるので、運用系及び予備系において、実トラフィックが少ない場合の未設定帯域を別用途の伝送等に有効活用すれば、光ファイバ資源の有効活用を実現できる。
(3)上記(1)及び(2)は運用系及び予備系の何れも同構成であるが、予備系を代表して説明する。実トラフィックに応じた各帯域Ba〜Beを光ファイバ伝送路11Bに設定する帯域可変設定制御を行う制御装置40を備える。制御装置40は、分岐された光信号の実トラフィックを検出するトラフィック検出部40bを備える。また、送受信機21B1〜21B5から送信される光信号を、検出された実トラフィックに対応する伝送速度に変換するためのボーレートと変調方式との適した組合せを決定し、この決定された組合せで変換を行う指示を送受信機21B1〜21B5に行う組合せ部40dを備える。更に、前記決定されたボーレートと変調方式の組合せに応じて、送受信機21B1〜21B5からの光信号La〜Leを光ファイバ伝送路11Bで伝送するための実トラフィックに応じた帯域Ba〜Beを決定し、この決定された帯域Ba〜Beを光ファイバ伝送路11Bに設定する指示をWSS33Bに行う伝送路帯域決定部40eとを備える。更には、伝送路帯域決定部40eで決定された帯域Ba〜Beに応じて、当該帯域Ba〜Beに割り当てられる光信号の波長を決定し、この決定された波長の光信号La〜Leとする指示を送受信機21B1〜21B5に行う主信号波長決定部40gとを備える構成とした。
この構成によれば、制御装置40の帯域可変設定制御により、予備系において運用系と同じ光信号の実トラフィックを検出後に、送受信機21B1〜21B5及びWSS33Bを制御し、予備系の光ファイバ伝送路11Bに実トラフィックに応じた帯域Ba〜Beを設定できる。また、制御装置40により、予備系の送受信機21B1〜21B5から送信される光信号La〜Leを実トラフィックに対応する伝送速度とするために、ボーレートと変調方式との適した組合せを決定できる。従来では、通信レートを変える場合、運用系及び予備系の双方の通信機を一旦停止する必要があるが、本発明では、運用系はそのままで、予備系のみを停止すればよいので、ユーザが利用する運用系の通信に支障を来たすことを無くすことができる。
また、運用系においても、光信号の実トラフィックを検出後に、送受信機21A1〜21A5及びWSS(予備系と同じWSS33B)を制御し、運用系の光ファイバ伝送路11Aに実トラフィックに応じた帯域(予備系と同じ帯域Ba〜Be)を設定することができる。また、制御装置40により、運用系の送受信機21A1〜21A5から送信される光信号(予備系と同じ光信号La〜Le)を実トラフィックに対応する伝送速度とするために、ボーレートと変調方式との適した組合せを決定できる。これにより、運用系を予備系に切り替えた後、予備系をそのまま使用し、運用系のみを停止すればよいので、ユーザが利用する通信に支障を来たすことを無くすことができる。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
11A,11B 光ファイバ伝送路(光伝送路)
12 光カプラ
21A1〜21A5,21B1〜21B5, 送受信機
21a phy終端部
21b OTNフレーマ
21c DSP
21d 光送受信部
22A 光合分波器
23A WSS
24A,24B 光増幅器
30 光伝送システム
32B 可変帯域型の光合分波器,帯域可変WSS
33B 可変帯域型のWSS,帯域可変WSS(波長選択スイッチ)
40 制御装置
40a phy mac取得部
40b トラフィック検出部
40c フレーム種別選択部
40d 組合せ部
40e 伝送路帯域決定部
40f パス設定情報保持部
40g 主信号波長決定部

Claims (5)

  1. 運用系と予備系の光パスプロテクション構成の各々の光伝送路に複数の帯域を設定し、この設定された各帯域に、異なる波長の光信号を割り当てて伝送する光伝送システムであって、
    光カプラで前記予備系に分岐後に受信された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換し、この変換された伝送速度の光信号を前記分岐された他の光信号と異なる波長に変換し、この変換された各々異なる波長の光信号を送信する送受信機と、
    前記送信された各々異なる波長の光信号を合波して出力する光合分波器と、
    前記予備系の光伝送路に、前記合波された各々異なる波長の光信号を波長毎に伝送するための、前記実トラフィックに応じた各帯域を設定する帯域可変型の波長選択スイッチと
    を備えることを特徴とする光伝送システム。
  2. 光カプラで前記運用系に分岐後に受信された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換し、この変換された伝送速度の光信号を前記分岐された他の光信号と異なる波長に変換し、この変換された各々異なる波長の光信号を送信する運用系の送受信機と、
    前記送信された各々異なる波長の光信号を合波して出力する運用系の光合分波器と、
    前記運用系の光伝送路に、前記合波された各々異なる波長の光信号を波長毎に伝送するための、前記実トラフィックに応じた各帯域を設定する運用系の帯域可変型の波長選択スイッチと
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記実トラフィックに応じた各帯域を光伝送路に設定する帯域可変設定制御を行う制御装置を更に備え、
    前記制御装置は、
    前記分岐された光信号の実トラフィックを検出するトラフィック検出部と、
    前記送受信機から送信される光信号を、前記検出された実トラフィックに対応する伝送速度に変換するためのボーレートと変調方式との適した組合せを決定し、この決定された組合せで前記変換を行う指示を前記送受信機に行う組合せ部と、
    前記決定されたボーレートと変調方式の組合せに応じて、前記送受信機からの光信号を光伝送路で伝送するための前記実トラフィックに応じた帯域を決定し、この決定された帯域を前記光伝送路に設定する指示を前記波長選択スイッチに行う伝送路帯域決定部と、
    前記伝送路帯域決定部で決定された帯域に応じて、当該帯域に割り当てられる光信号の波長を決定し、この決定された波長の光信号とする指示を前記送受信機に行う主信号波長決定部と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送システム。
  4. 光カプラにより光パスプロテクション構成の運用系と予備系に分岐後に受信された光信号を、伝送速度の変換及び波長の変換を行って送信する送受信機と、当該送信された各々異なる波長の光信号を合波して出力する光合分波器と、運用系と予備系の各々の光伝送路に設定した複数の帯域に、前記合波された各々異なる波長の光信号を割り当てる波長選択スイッチとを有する光伝送システムの光伝送方法であって、
    前記送受信機は、
    前記予備系に分岐された光信号を、当該光信号の実トラフィックに対応する伝送速度に変換するステップと、
    前記変換された伝送速度の光信号を前記分岐された他の光信号と異なる波長に変換するステップと、
    前記変換された各々異なる波長の光信号を送信するステップと
    を実行し、
    前記波長選択スイッチは、
    前記予備系の光伝送路に、前記光合分波器で合波された各々異なる波長の光信号を波長毎に伝送するための、前記実トラフィックに応じた各帯域を設定するステップと、
    前記設定された各帯域に、前記合波された各々異なる波長の光信号を割り当てるステップと
    を実行することを特徴とする光伝送方法。
  5. 前記実トラフィックに応じた各帯域を光伝送路に設定する帯域可変設定制御を行う制御装置を更に備え、
    前記制御装置は、
    前記分岐された光信号の実トラフィックを検出するステップと、
    前記送受信機から送信される光信号を、前記検出された実トラフィックに対応する伝送速度に変換するためのボーレートと変調方式との適した組合せを決定し、この決定された組合せで前記変換を行う指示を前記送受信機に行うステップと、
    前記決定されたボーレートと変調方式の組合せに応じて、前記送受信機からの光信号を光伝送路で伝送するための前記実トラフィックに応じた帯域を決定し、この決定された帯域を前記光伝送路に設定する指示を前記波長選択スイッチに行うステップと、
    前記決定された帯域に応じて、当該帯域に割り当てられる光信号の波長を決定し、この決定された波長の光信号とする指示を前記送受信機に行うステップと
    を実行することを特徴とする請求項4に記載の光伝送方法。
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