JP7066653B2 - 光ファイバ伝送システムの端局装置 - Google Patents
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Description
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の実施例1について説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光ファイバ伝送システムの構成例を示す図である。 図1に示す光ファイバ伝送システムは、端局装置10と端局装置20とを含み、端局装置10と端局装置20は光ファイバ伝送路を介して接続されている。光ファイバ伝送路の途中に光中継器が配置されている。光ファイバ伝送路は、並列のM本のファイバ経路で構成され、図1ではM=4(FB1,FB2,FB3,FB4)の例を示している。本実施例では、光ファイバ伝送システムとして光海底ケーブルシステムを想定しており、端局装置10は、西側の陸上設備に相当し、端局装置20は、東側の陸上設備に相当する。また、光ファイバ伝送路の一部は、西側の陸上設備と東側の陸上との間の海底に敷設される。
次に、端局装置10から端局装置20の方向(WE方向)の情報トラフィックの伝送を例に、端局装置10,20の構成及び動作について詳しく説明する。
一方、端局装置20から端局装置10の方向(EW方向)の情報トラフィックの伝送についても、上述したWE方向の情報トラフィックの伝送と同様に実行される。ただし、図1の例において、東から西への伝送における、上述した西から東への伝送との相違点は以下のとおりである。
上述の図1及び図2の構成例では、FB3は、西側の端局装置10のいずれのトランスポンダ13とも接続されておらず、かつ、東側の端局装置20のいずれのトランスポンダ23とも接続されていない。即ち、FB3は未使用の状態となっている。以下では、上位CE30と上位CE40との間で伝送される情報トラフィックが増加した場合に、FB3の方路を反転させて(即ち、WE方向からEW方向に変更して)、情報トラフィックの伝送を可能にする例について説明する。
図4は、本実施例の光ファイバ伝送システムにおいてファイバ経路を伝送される光信号の波長スペクトルの例を示す図である。図4では、図3と同様、1ファイバ当たりの伝送可能帯域幅を100GHzとし、即ち、100GbEに対応するトラフィック量の搬送用のライン側光信号を2チャネル分、10GbEに対応するトラフィック量の搬送用のライン側光信号を16チャネル分、伝送可能である例を示している。また、上述の例と同様、各上位CE30から送出されるWE方向の情報トラフィックは、10GbEに対応するトラフィック量を有し、各上位CE40から送出されるEW方向の情報トラフィックは、100GbEに対応するトラフィック量を有している。
実施例2では、実施例1の光ファイバ伝送システムに光クロスコネクト装置を導入する例について説明する。以下では、主に実施例1との相違する点について説明し、実施例1と共通する点については説明を省略する。
実施例3では、端局装置において、クライアント信号を、より低速のデータレートを有する1つ以上のクライアント信号に変換し、当該1つ以上のクライアント信号に対応する1つ以上のライン側光信号を波長多重して伝送する例について説明する。以下では、主に実施例1との相違する点について説明し、実施例1と共通する点については説明を省略する。
実施例4では、光ファイバ伝送システムの端局装置間に冗長経路を設ける例について説明する。以下では、主に実施例1との相違する点について説明し、実施例1と共通する点については説明を省略する。
実施例5では、端局装置のトランスポンダに使用される送信用の光源の波長と受信用の光源とを同一の波長にする例について説明する。以下では、主に実施例1との相違する点について説明し、実施例1と共通する点については説明を省略する。
実施例6では、上述の各実施例の光ファイバ伝送システムに対して、マルチコアファイバを適用する。上述の各実施例において、光ファイバ伝送路に用いられる光ファイバを、光信号が通過するコアを複数有するマルチコアファイバで構成してもよい。この場合、上述の各実施例における、並列のM本の光ファイバは、コア数Mのマルチコアファイバに相当する。即ち、並列のM本のファイバ経路は、マルチコアファイバで構成される。
30,40:上位通信機器(上位CE)
11,12,21,22:データレート変換部(DRC)
13,23:トランスポンダ
14,24:合波器
15,25:分波器
Claims (9)
- 光ファイバ伝送システムにおける端局装置であって、
それぞれ異なる通信チャネルに対応する複数の第1変換部であって、それぞれクライアント側から受信したクライアント信号のデータレートを、当該クライアント信号が搬送するトラフィック量に応じて、より低速なデータレートに変換し、変換後のクライアント信号をライン側へ出力する、前記複数の第1変換部と、
それぞれが、対応する第1変換器から出力されたクライアント信号に基づいて、当該クライアント信号のデータレートに応じた帯域幅を有する光信号を生成し、当該光信号を前記ライン側へ出力する複数のトランスポンダと、
1つ以上の第1WDM処理部であって、各第1WDM処理部が、前記複数のトランスポンダのうち接続されているトランスポンダから出力された複数の光信号の波長分割多重(WDM)を行い、多重化された光信号を光ファイバ伝送路へ出力する、前記1つ以上の第1WDM処理部と、
それぞれ異なる通信チャネルに対応する複数の第2変換部と、
1つ以上の第2WDM処理部であって、各第2WDM処理部が、前記光ファイバ伝送路を介して受信した光信号を、通信チャネルごとの光信号に分波して、前記複数のトランスポンダのうちそれぞれ対応するトランスポンダへ出力する、前記1つ以上の第2WDM処理部と、を備え、
前記複数のトランスポンダのそれぞれは、前記1つ以上の第2WDM処理部のうち接続されている第2WDM処理部から出力された光信号からクライアント信号を復元し、当該クライアント信号を、対応する第2変換部へ出力し、
前記複数の第2変換部のそれぞれは、対応するトランスポンダから出力されたクライアント信号のデータレートを、前記クライアント側の通信用のデータレートに変換し、変換後のクライアント信号を前記クライアント側に出力し、
前記光ファイバ伝送路は、並列の複数のファイバ経路で構成されており、
前記1つ以上の第1WDM処理部及び前記1つ以上の第2WDM処理部が、それぞれ前記複数のファイバ経路のうちの異なる1つに接続されており、前記光ファイバ伝送路への光信号の出力の方向である第1方向と、前記第1方向とは逆方向の第2方向との間で通信容量が非対称となるよう、前記1つ以上の第1WDM処理部と前記1つ以上の第2WDM処理部との総数が前記複数のファイバ経路の総数と等しく、かつ、前記1つ以上の第1WDM処理部の数と前記1つ以上の第2WDM処理部の数とが異なることを特徴とする端局装置。 - 前記複数のトランスポンダは、それぞれ異なる波長の光源を用いて、それぞれ異なる波長の光信号を生成し、前記ライン側へ出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の端局装置。 - 前記複数のトランスポンダのそれぞれは、前記ライン側への光信号の送信用の光源と、前記ライン側からの光信号の受信用の光源とで、異なる波長の光源を使用する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端局装置。 - 前記複数のトランスポンダのそれぞれは、前記ライン側への光信号の送信用と前記ライン側からの光信号の受信用とに、同一の波長の光源を使用する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端局装置。 - 前記1つ以上の第1WDM処理部のそれぞれは、前記複数のファイバ経路の1つに接続され、前記複数のトランスポンダのうち接続されているトランスポンダから複数の光信号のWDMを行い、生成された光信号を、接続されたファイバ経路へ出力する合波器を備える
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の端局装置。 - 前記1つ以上の第2WDM処理部のそれぞれは、前記複数のファイバ経路の1つに接続され、接続されたファイバ経路を介して受信した光信号を、通信チャネルごとの光信号に分波して、前記複数のトランスポンダのうちそれぞれ対応する第2トランスポンダへ出力する分波器を備える
ことを特徴とする請求項5に記載の端局装置。 - 前記複数のトランスポンダをそれぞれ前記複数のファイバ経路のいずれに接続するかを、外部からの制御信号により切替可能な光クロスコネクトを更に備える
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の端局装置。 - 前記複数の第1変換部は、それぞれクライアント側から受信したクライアント信号を、当該クライアント信号のデータレートよりも低速の所定のデータレートの1つ以上のクライアント信号に変換して前記ライン側へ出力し、
前記複数の第1変換部のそれぞれに対して、前記1つ以上のクライアント信号に対応する1つ以上の光信号を生成して前記ライン側へ出力する、1つ以上のトランスポンダが設けられている
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の端局装置。 - 前記光ファイバ伝送路は、並列の複数のファイバ経路で構成され、前記複数のファイバ経路はマルチコアファイバで構成される
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の端局装置。
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