JP6455321B2 - 光伝送システム - Google Patents

光伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP6455321B2
JP6455321B2 JP2015113276A JP2015113276A JP6455321B2 JP 6455321 B2 JP6455321 B2 JP 6455321B2 JP 2015113276 A JP2015113276 A JP 2015113276A JP 2015113276 A JP2015113276 A JP 2015113276A JP 6455321 B2 JP6455321 B2 JP 6455321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
transmission
wavelength
optical signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015113276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016225946A (ja
Inventor
俊一 北垣
俊一 北垣
基 岡田
基 岡田
峻 近森
峻 近森
宏彰 新宅
宏彰 新宅
十倉 俊之
俊之 十倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015113276A priority Critical patent/JP6455321B2/ja
Publication of JP2016225946A publication Critical patent/JP2016225946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6455321B2 publication Critical patent/JP6455321B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

この発明は、冗長構成を有する波長多重伝送装置を備えた光伝送システムに関する。
光波長多重伝送システムでは、1波長あたりの通信容量の増大により、複数波長の光信号を多重して伝送する波長多重光伝送装置において1波長でも異常が発生すると、収容している多くのクライアント信号に影響を与えてしまう問題がある。そこで、従来の波長多重光伝送装置では、予備系のchを用意し、現用系の1〜Nchのうちのいずれかのchに障害が発生した場合に、送信側では障害が発生したchで収容していたクライアント信号を予備系のchに収容し、受信側では予備系のchで受信したクライアント信号を障害が発生したchへ出力するように光スイッチを切り替えることにより、クライアント信号への影響を回避している。
予備系のchを構成する光信号送信手段は、1つのファイバペアで構成される伝送路毎に設置され、現用系の1〜Nchの光信号送信手段と共に、光波長多重化手段に接続される。また、受信側に設置された予備系chの光信号受信手段は、現用系の1〜Nchの光信号受信手段と共に、光波長分離手段に接続される(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−210008号
従来の波長多重光伝送装置は以上のように構成されているので、複数種類の伝送路を集約して、複数の波長多重光伝送装置が設置される局では、各波長多重光伝送装置に対応して予備系chを構成する光信号送信手段、光信号受信手段および光スイッチが備えられるため、その占有領域が大きくなるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消する光伝送システムを得ることを目的とする。
この発明の光伝送システムは、複数の光信号を波長多重し、第一の伝送路へ出力する第一の光多重部、クライアント信号を伝送波長の光信号へ変換し、前記第一の光多重部へ出力する第一の光信号送信手段、複数の光信号を波長多重し、前記第一の伝送路と異なる第二の伝送路へ出力する第二の光多重部、クライアント信号を伝送波長の光信号へ変換し、前記第二の光多重部へ出力する第二の光信号送信手段、前記第一の光信号送信手段または第二の光信号送信手段に入力されるクライアント信号を入力し、伝送波長の光信号へ変換する予備用光送信手段、前記予備用光送信手段の出力する光信号を、前記第一および第二の光多重部へ出力する光経路切替手段を備える。
この発明の光伝送システムは、互いに異なる伝送路で伝送する二つの光信号送信手段それぞれに入力されるクライアント信号を伝送波長の光信号に変換する予備用光送信手段と、前記予備用光送信手段の出力する光信号を前記二つの光信号送信手段の出力それぞれと多重化する光多重部へ出力する光経路切替手段を備えるようにしたので、予備用光送信手段を共有化することができ、設備を抑制した効率的な光伝送システムを構築することが可能になる。
この発明の実施の形態1による光伝送システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2による光伝送システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3による光伝送システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4による光伝送システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態5による光伝送システムを示す構成図である。
実施の形態1.
以下にこの発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1の発明に係る波長多重伝送システムを複数備える光伝送システムの構成図である。図において、波長多重伝送装置100と波長多重伝送装置200は伝送路7を介して対向して、第一の波長多重伝送システム1001を構成し、波長多重伝送装置300と波長多重伝送装置400は伝送路17を介して対向して、第二の波長多重伝送システム1002を構成する。第一の波長多重伝送システム1001と第二の波長多重伝送システム1002は、同じ伝送区間を互いに異なる伝送路(ファイバペア)で伝送するものである。
送信側の波長多重伝送装置100は、クライアント信号5−1〜5−Nをそれぞれ入力し伝送波長に変換する光信号送信手段1−1〜1−N(Nは2以上の整数)と、これら光信号送信手段1−1〜1−Nの出力する光信号を波長多重し、伝送路7へ出力する波長多重分離部(波長多重部)2を含む。受信側の波長多重伝送装置200は、伝送路7から波長多重光を入力して波長毎の光信号に分波する波長多重分離部(波長分離部)3と、波長多重分離部3の出力する波長毎の光信号をそれぞれ変換し、クライアント信号6−1〜6−Nを出力する光信号受信手段4−1〜4−Nを含む。
また、送信側の波長多重伝送装置300は、クライアント信号15−1〜15−Nをそれぞれに入力し伝送波長に変換する光信号送信手段11−1〜11−Nと、これら光信号送信手段11−1〜11−Nの出力する光信号を波長多重し、伝送路17へ出力する波長多重分離部(波長多重部)12を含む。受信側の波長多重伝送装置400は、伝送路17から波長多重光を入力して波長毎の光信号に分波する波長多重分離部(波長分離部)13と、波長多重分離部13の出力する波長毎の光信号をそれぞれ変換し、クライアント信号16−1〜16−Nを出力する光信号受信手段14−1〜14−Nを含む。
上記第一の波長多重伝送システム1001と第二の波長多重伝送システム1002は、送信側と受信側それぞれにおいて、共通の予備系を備える。送信側予備系は、クライアント信号を予備chの伝送波長に変換する予備ch光送信手段(予備用光送信手段)21と、予備ch光送信手段21の入力元を切替える光経路切替え手段25、予備ch光送信手段21の出力先を切替える光経路切替え手段22を含む。受信側予備系は、予備chの光信号を変換し、クライアント信号を出力する予備ch光受信手段(予備用光受信手段)24と、予備ch光受信手段24の入力元を切替える光経路切替え手段23、予備ch光受信手段24の出力先を切替える光経路切替え手段26を含む。
クライアント信号5−1〜5−N及び15−1〜15−Nは、それぞれ光分岐手段により分岐され、光経路切替え手段25を経由して、予備ch光送信手段21へ入力可能に構成される。また、予備ch光受信手段24の出力信号は、光経路切替え手段26経由で、光信号受信手段4−1〜4−N及び14−1〜14−Nの出力側と光分岐手段で結合可能に構成される。
次に、通常時の動作を説明する。図示しないクライアント側外部装置からのクライアント信号5−1〜5−Nは、波長多重伝送装置100の光信号送信手段1−1〜1−Nにそれぞれ入力される。光信号送信手段1−1〜1−Nは、それぞれ入力したクライアント信号を固有のch(波長)の光信号に変換して波長多重分離部2へ出力する。波長多重分離部2は、光信号送信手段1−1〜1−Nから出力された各光信号を波長多重し、波長多重光を伝送路7へ出力する。波長多重光は、伝送路7を経由して伝送され、対向局である波長多重伝送装置200の波長多重分離部3に入力する。波長多重分離部3は、波長多重光を各ch(波長)の光信号に分離し、各chに対応する光信号受信手段4−1〜4−Nへ出力する。光信号受信手段4−1〜4−Nは、それぞれ入力した光信号をクライアント信号6−1〜6−Nに変換し出力する。クライアント信号6−1〜6−Nは、図示しないクライアント側外部装置へ出力される。尚、上記は第一の波長多重伝送システム1001の動作を説明したが、第二の波長多重伝送システム1002の動作も同様であるため、説明を省略する。
通常時において、送信側予備系の光経路切替え手段25は、クライアント信号5−1〜5−N及び15−1〜15−Nのいずれも予備ch光送信手段21へ出力しないように切替える。予備ch光送信手段21は、空またはダミーの光信号を送出する。光経路切替え手段22は、初期設定として、例えば予備ch光送信手段21からの信号を波長多重装置100の波長多重分離部2へ出力するように切替えておく。予備ch光送信手段21がダミー信号を出力している場合、波長多重分離部2は、ダミー信号を入力して、光信号送信手段1−1〜1−Nからの各光信号とともに波長多重して、伝送路7へ出力する。
受信側予備系では、波長多重装置200の波長多重分離部3が、他の波長と同様にダミー信号を波長分離し、光経路切替え手段23へ出力する。光経路切替え手段23は、波長多重分離部3からの信号を予備ch光受信手段24へ出力するように切替えておく。予備ch光受信手段24は、ダミー信号を変換した信号を光経路切替え手段26へ出力する。光経路切替え手段26の出力は、空の信号とするか、またはシャットダウンし、出力信号が光分岐手段を介して光信号受信手段4−1〜4−Nの出力と結合され、クライアント信号6−1〜6−N及び16−1〜16−Nに影響を与えないようにする。
次に、異常時として、波長多重伝送装置300の光信号送信手段11−1が故障した場合の動作を説明する。光信号送信手段11−1が故障した場合、クライアント信号15−1を代わりに予備ch光送信手段21により伝送するようにする。このため、送信側予備系において、光経路切替え手段25は、光分岐手段で分岐されたクライアント信号15−1を予備ch光送信手段へ出力するように切替えを行う。また、光経路切替え手段22は、予備ch光送信手段21からの光信号を波長多重分離部12へ出力するように、波長多重伝送装置300側に切替える。これにより、クライアント信号15−1は、予備ch光送信手段21で予備chの光信号に変換され波長多重分離部12へ出力される。波長多重分離部12は、光信号送信手段11−2〜11−Nから出力された各光信号と、予備ch光送信手段21から出力された光信号を波長多重し、波長多重光を伝送路17へ出力する。出力された波長多重光は、伝送路17を経由して伝送され、対向局である波長多重伝送装置400の波長多重分離部13に入力する。
一方、受信側予備系において、光経路切替え手段23は、波長多重分離部13からの光信号を予備ch光受信手段24へ出力するように、波長多重伝送装置400側に切替える。また、光経路切替え手段26は、予備ch光受信手段24からの信号を、故障した光信号送信手段11−1の対向となる光信号受信手段14−1の出力と光分岐手段で結合される経路へ出力するように切替えを行う。これにより、予備ch光送信手段21から予備ch光受信手段24までの光パスを設定して、故障した光信号送信手段11−1と光信号受信手段14−1との間の光パスの代わりとなる光パスを確保する。波長多重分離部13で分離された予備chの光信号は、予備ch光受信手段24で変換され、クライアント信号16−1としてクライアント側外部装置へ出力される。
波長多重伝送装置100に備えられた光信号送信手段が故障した場合は、光経路切替え手段22について、予備ch光送信手段21からの光信号を波長多重分離部2へ出力するように、波長多重伝送装置100側に切替える。また、光経路切替え手段23について、波長多重分離部3からの光信号を予備ch光受信手段24へ出力するように、波長多重伝送装置200側に切替える。これにより、故障した波長多重伝送装置100の光信号送信手段と、これと対向する波長多重伝送装置200の光信号受信手段との間の光パスの代わりとなる光パスを確保する。
以上によれば、本実施の形態1では、同じ伝送区間を互いに異なる伝送路で伝送する二つの波長多重伝送システムに、共有化した予備系を備えるように構成したので、高信頼性を確保した上で、設備を抑制した効率的な光伝送システムを構築することが可能になる。
尚、本実施の形態1は、第一の波長多重伝送システム1001と第二の波長多重伝送システム1002が、同じ伝送区間を互いに異なる伝送路(ファイバペア)で伝送するものであるが、別の伝送区間を伝送するものであってもよい。この場合は、送信側予備系のみを共有化、または受信側予備系のみを共有化する構成が可能である。
実施の形態2.
以下にこの発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。図2は、本実施の形態2の発明に係る波長多重伝送システムを複数備える光伝送システムの構成図である。図において、波長多重伝送装置100と波長多重伝送装置200、伝送路7からなる第一の波長多重伝送システム1001、波長多重伝送装置300と波長多重伝送装置400、伝送路17からなる第二の波長多重伝送システム1002については、実施の形態1の図1と同様の構成であるため、説明を省略する。
また、第一の波長多重伝送システム1001と第二の波長多重伝送システム1002は、送信側と受信側それぞれにおいて共通の予備系を備えるが、実施の形態1では、送信側予備系は、予備ch光送信手段21の出力先を切替える光経路切替え手段22を備えるのに対し、本実施の形態2では、光信号分岐手段27を備えることを特徴とする。受信側予備系は、実施の形態1の図1と同様の構成であるため、説明を省略する。
さらに、クライアント信号5−1〜5−N及び15−1〜15−Nが、それぞれ光分岐手段により分岐され、光経路切替え手段25を経由して、予備ch光送信手段21へ入力可能な構成、予備ch光受信手段24の出力信号が、光経路切替え手段26経由で、光信号受信手段4−1〜4−N及び14−1〜14−Nの出力側と光分岐手段で結合可能な構成についても、実施の形態1の図1と同様の構成であるため、図2への記載および説明を省略する。
本実施の形態2では、異常時において、予備ch光送信手段21からの予備波長の光は、光信号分岐手段27により分岐され、両方の波長多重分離部2および3に、現用の光信号送信手段の出力と同時に入力される。これにより、波長多重伝送装置100および300から、それぞれの伝送路7および17に送出される信号光を一定化でき、現用chの光信号を含め、伝送特性を安定させられる効果がある。受信側では、両伝送路を経由した信号のうち、光経路切替え手段23の初期設定している側を選択し、予備波長を受信する。
尚、波長多重分離部光信号分岐手段27としては、例えば、光損失特性の波長依存性が小さい3dBカプラが適用可能である。
以上によれば、本実施の形態2では、実施の形態1と同様に、同じ伝送区間を互いに異なる伝送路で伝送する二つの波長多重伝送システムに、共有化した予備系を備えるように構成したので、高信頼性を確保した上で、設備を抑制した効率的な光伝送システムを構築することが可能になる。また、送信側の予備系において、予備ch光送信手段21の出力を光信号分岐手段27によって分岐し、波長多重分離部2および3の両方へ入力するように構成したので、いずれの波長多重伝送装置100および300の出力についても、伝送特性を安定させられることができる効果がある。
実施の形態3.
以下にこの発明の実施の形態3を図3に基づいて説明する。本実施の形態3は、クライアント信号種別や、伝送路における変調方式が複数あり、これらに対応して、複数種類の光信号送信手段、光信号受信手段を備える光伝送システムに関する。
図において、波長多重伝送装置501と波長多重伝送装置601は、伝送路201を介して対向して波長多重伝送システム2001を構成する。同様に、Mを2以上の整数として、波長多重伝送装置500+Mと波長多重伝送装置600+Mは、伝送路200+Mを介して対向して波長多重伝送システム2000+Mを構成し、本光伝送システムは、M系統の波長多重伝送システムを備える。
送信側の波長多重伝送装置501は、クライアント信号61−1〜61−Nをそれぞれ入力し伝送波長に変換する光信号送信手段51(1)−1〜51(1)−Nと、これら光信号送信手段51(1)−1〜51(1)−Nの出力する光信号を波長多重し、伝送路201へ出力する波長多重分離部2を含む。受信側の波長多重伝送装置601は、伝送路201から波長多重光を入力して波長毎の光信号に分波する波長多重分離部3と、波長多重分離部3の出力する波長毎の光信号をそれぞれ変換し、クライアント信号62(1)−1〜62(1)−Nを出力する光信号受信手段52(1)−1〜52(1)−Nを含む。
また、送信側の波長多重伝送装置500+Mは、クライアント信号61(M)−1〜61(M)−Nをそれぞれ入力し伝送波長に変換する光信号送信手段51(M)−1〜51(M)−Nと、これら光信号送信手段51(M)−1〜51(M)−Nの出力する光信号を波長多重し、伝送路200+Mへ出力する波長多重分離部12を含む。受信側の波長多重伝送装置600+Mは、伝送路200+Mから波長多重光を入力して波長毎の光信号に分波する波長多重分離部13と、波長多重分離部13の出力する波長毎の光信号をそれぞれ変換し、クライアント信号62(M)−1〜62(M)−Nを出力する光信号受信手段52(M)−1〜52(M)−Nを含む。
上記M系統の波長多重伝送システムそれぞれは、K(Kは2以上M以下の整数)種類の変調方式のいずれかに対応する光信号送信手段/光信号受信手段を含み、送信側と受信側それぞれにおいて、共通のK種類の予備ch光送信手段(予備用光送信手段)51(1)−(N+1)〜51(K)−(N+1)、予備ch光受信手段(予備用光送信手段)52(1)−(N+1)〜52(K)−(N+1)を含む予備系を備える。
送信側予備系は、さらに、予備ch光送信手段51(1)−(N+1)〜51(K)−(N+1)への入力信号を選択するM:Kの光経路切替手段41、出力信号を選択するK:Mの光経路切替手段42、各波長多重伝送装置501〜500+Mに対応して設けられ、各クライアント信号61(1)−1〜61(1)−N、…、61(M)−1〜61(M)−Nのうちから、切替えるべき信号を選択する光経路切替手段45−1〜45−Mを備える。
また、受信側予備系は、さらに、M台の波長多重伝送装置601〜600+Mにおいて分離された対向する予備ch光送信手段からの信号を、予備ch光受信手段52(1)−(N+1)〜52(K)−(N+1)のいずれかに入力するように選択するM:Kの光経路切替手段43と、各波長多重伝送装置601〜600+Mに対応して設けられ、各予備ch光受信手段からの信号を、接続すべきクライアント信号出力に接続する光経路切替手段46−1〜46−M、予備ch光受信手段52(1)−(N+1)〜52(K)−(N+1)からのK種類の出力を、光経路切替手段46−1〜46−Mのいずれかに入力するように切替えるK:Mの光経路切替え手段44を備える。
クライアント信号61(1)−1〜61(1)−N、…、61(M)−1〜61(M)−Nは、それぞれ光分岐手段により分岐され、光経路切替え手段45−1〜45−Mのいずれかと、光経路切替手段41を経由して、予備ch光送信手段51(1)−(N+1)〜51(K)−(N+1)へ入力可能に構成される。また、予備ch光受信手段52(1)−(N+1)〜52(K)−(N+1)の出力信号は、光経路切替え手段44と、光経路切替手段46−1〜46−Mのいずれかを経由して、光信号受信手段52(M)−1〜52(M)−Nの出力側と光分岐手段で結合可能に構成される。
例えば、波長多重伝送システム2001では比較的に伝送距離が短く、QPSK変調方式を適用した光送受信手段を用いており、波長多重伝送システム2002では伝送距離が長く、BPSK変調方式を適用した光送受信手段を用いている場合、予備ch光送信手段/予備ch光受信手段として、予備ch光送信手段51(1)−(N+1)/予備ch光受信手段52(1)−(N+1)は、QPSK変調方式の光送受信手段を備え、予備ch光送信手段51(2)−(N+1)/予備ch光受信手段52(2)−(N+1)は、BPSK変調方式の光送受信手段を備えるように構成する。
そして、波長多重伝送システム2001の光送受信手段が故障した場合には、故障した光送受信手段に対応するクライアント信号を予備ch光送信手段51(1)−(N+1)へ出力するように、光経路切替手段45−1、41の切替えを行う。また、光経路切替手段42は、予備ch光送信手段51(1)−(N+1)からの光信号を波長多重分離部2へ出力するように切替える。これにより、故障した光送受信手段に対応するクライアント信号は、予備ch光送信手段51(1)−(N+1)で予備chの光信号に変換され波長多重分離部2へ出力される。波長多重分離部2は、他の光信号送信手段から出力された各光信号と波長多重し、波長多重光を伝送路201へ出力する。出力された波長多重光は、伝送路201を経由して伝送され、対向局である波長多重伝送装置601の波長多重分離部3に入力する。
受信側予備系では、光経路切替手段43は、波長多重分離部3からの光信号を予備ch光受信手段52(1)−(N+1)へ出力するように切替える。また、光経路切替え手段44、46−1は、予備ch光受信手段52(1)−(N+1)からの信号を、故障した光送受信手段に結合される経路へ出力するように切替えを行う。これにより、故障した光送受信手段の光パスの代わりとなる光パスを確保する。
以上のように、本実施の形態3では、複数の波長多重伝送システムを備える光伝送システムにおいて、各波長多重伝送システムの適用する伝送距離が異なり、それぞれが異なる変調方式を用いている場合にも、適用が可能となる。すなわち、変調方式の異なる波長多重伝送システム2001または波長多重伝送システム2002における光信号送信手段または光信号受信手段のいずれの故障時にも、各変調方式に対応した予備ch光送信手段/予備ch光受信手段を光経路切替手段42/光経路切替手段43を介して、各波長多重分離部に接続し、対応する予備ch光送信手段/予備ch光受信手段を適用するように光経路選択手段への設定を行うことにより、伝送を継続することが可能になる。
また、自身の変調方式を切替え可能な光送受信手段を予備chの光送受信手段に適用することにより、複数変調方式の予備系を1対の光送信手段/光受信手段で実現でき、予備ch光送信手段/予備ch光受信手段の台数を減らすことが可能になる。
また、システム構成上の制約がなければ、より長距離の伝送が可能な変調方式を採用した1種類の予備ch光送信手段/予備ch光受信手段を備え、複数変調方式の予備系とすることも可能である。
さらに、本実施の形態3によれば、各光送信手段に入力するクライアント信号種別が複数必要な場合にも適用できる。例えばクライアント信号の伝送速度が、STM−64(Synchronous Transport Module−64)、10GbE(10Gigabit Ethernet(登録商標) Local Area Network)、OTU4(Optical−channel Transport Unit−4)等が、同じ波長多重伝送装置内、または波長多重伝送システムを跨って複数存在する場合に、それぞれを受信可能な光送信手段を各1枚以上予備chとして備えることにより、各光送信手段の故障時に、クライアント信号を保護することが可能となる。
実施の形態4.
以下にこの発明の実施の形態4を図に基づいて説明する。図4は、本実施の形態4の発明に係る波長多重伝送システムを複数備える光伝送システムの構成図である。本発明は、複数波長の光送受信手段を有するマルチキャリア光送受信手段の適用に関するものである。
図において、本光伝送システムでは、波長多重伝送装置701と波長多重伝送装置801が伝送路7を介して対向して、第一の波長多重伝送システム3001を構成し、波長多重伝送装置702と波長多重伝送装置802が伝送路17を介して対向して、第二の波長多重伝送システム3002を構成する。さらに、第一、第二の波長多重伝送システムと同様の構成を有する第三〜第Mの波長多重伝送システムを備えてもよい。
送信側の波長多重伝送装置701は、2波長の光信号送信手段71−1a、71−1bを有するマルチキャリア光送信手段71−1〜71−Nと、これらのマルチキャリア光送信手段の出力する光信号を波長多重し、伝送路7へ出力する波長多重分離部2を含む。受信側の波長多重伝送装置801は、伝送路7から波長多重光を入力して波長毎の光信号に分波する波長多重分離部3と、2波長の光信号受信手段74−1a、74−1bを有するマルチキャリア光受信手段74−1〜74−Nを含む。
また、送信側の波長多重伝送装置702は、2波長の光信号送信手段を有するマルチキャリア光送信手段81−1〜81−Nと、これらのマルチキャリア光送信手段の出力する光信号を波長多重し、伝送路17へ出力する波長多重分離部12を含む。受信側の波長多重伝送装置802は、伝送路17から波長多重光を入力して波長毎の光信号に分波する波長多重分離部13と、n波長の光信号受信手段を有するマルチキャリア光受信手段84−1〜84−Nを含む。
第一の波長多重伝送システム3001と第二の波長多重伝送システム3002は、送信側と受信側それぞれにおいて、共通の予備系を備える。送信側予備系は、2波長の光信号送信手段91a、91bを有するマルチキャリア光送信手段である予備ch光送信手段(予備用光送信手段)91と、予備ch光送信手段91の入力元を切替える光経路切替え手段25、予備ch光送信手段91の出力先を切替える2:M(本例では、M=2)の光経路切替手段122を含む。受信側予備系は、2波長の光信号受信手段94a、94bを有するマルチキャリア光受信手段である予備ch光受信手段(予備用光受信手段)94と、予備ch光受信手段94の入力元を切替える光経路切替え手段123、予備ch光受信手段94の出力先を切替える光経路切替え手段26を含む。
異常時において、送信側では、障害の生じたマルチキャリア光送信手段に入力されるクライアント信号が、光経路切替手段25を介して予備ch光送信手段91に入力される。予備ch光送信手段91の1キャリア毎の光信号送信手段から出力される合計2本の光信号は、光経路切替手段122に入力され、光経路切替手段122のM本(図4では2本)の出力のうちの2経路に1キャリアずつ出力される。そして、それぞれ別の波長多重伝送装置にて多重化される。図4の例では、光経路切替手段122からの2本の出力それぞれを、波長多重伝送装置701の波長多重分離部2と、波長多重伝送装置702の波長多重分離部12に接続する。
受信側でも同様に、送信側でそれぞれ別の波長多重伝送装置経由で波長多重伝送された、予備ch光送信手段91からの2キャリアの光信号を、2系統の受信側の波長多重伝送装置(図4では801、802)からそれぞれ分離後、M:2の光経路切替え手段123により選択し、予備ch光受信手段94にて受信する。そして、予備ch光受信手段94の出力信号は、光経路切替手段26を経由して、障害の生じたマルチキャリア光送信手段に対向するマルチキャリア光信号受信手段の出力側と光分岐手段で結合される。
以上のように、本実施の形態4によれば、マルチキャリア光送受信手段を有する複数の波長多重伝送システムに、共有化した予備系を備えるように構成したので、1台の現用系のマルチキャリア光送信手段の障害発生時に、予備ch用光送信手段91を用いて、クライアント信号を保護でき、高信頼性を確保した上で、設備を抑制した効率的な光伝送システムを構築することが可能になる。
さらに、予備ch光送信手段91の1キャリア毎の光信号送信手段から出力される合計2本の光信号を、複数の波長多重伝送システムのうちの2システムで1キャリアずつ伝送可能に構成したので、光信号多重化後の例えば信号増幅用光アンプ等の装置内故障時や、複数のうちの一つの伝送路の障害時において、一つの波長多重伝送システムに収容する全てのクライアント信号を回線断にするのではなく、波長多重化している信号のうちの一部の信号を(本例の場合、1クライアント分)を別の伝送路(波長多重伝送システム)を経由することで保護することが可能になる。
実施の形態5.
以下にこの発明の実施の形態5を図に基づき説明する。図5は、本実施の形態5の発明に係る波長多重伝送システムを複数備える光伝送システムの構成図である。実施の形態5は、実施の形態4と同様に、複数波長の光送受信手段を有するマルチキャリア光送受信手段を適用する場合に関するものであり、予備chの光送信手段/光受信手段を1キャリアのみとすることを特徴とする。
図において、波長多重伝送装置701と波長多重伝送装置801、伝送路7からなる第一の波長多重伝送システム3001、波長多重伝送装置702と波長多重伝送装置802、伝送路17からなる第二の波長多重伝送システムで3002は、マルチキャリア光送受信手段のうちの1波長の光信号送信手段/光信号受信手段に1クライアント信号が対応するように構成する。第一、第二の波長多重伝送システムに関するその他の構成は、実施の形態4の図4と同様の構成であるため、説明を省略する。
また、第一の波長多重伝送システム3001と第二の波長多重伝送システム3002は、送信側と受信側それぞれにおいて、共通の予備系を備える。それぞれ光分岐手段により分岐されたクライアント信号が、光経路切替え手段25を経由して、予備ch光送信手段(予備用光送信手段)191へ入力可能な構成、予備ch光受信手段(予備用光受信手段)194の出力信号が、光経路切替え手段26経由で、光信号受信手段の出力側と光分岐手段で結合可能な構成についても、実施の形態4の図4と同様の構成であるため、説明を省略する。
本実施の形態では、予備ch光送信手段191は、現用系マルチキャリア光送信手段が備える2波長の光信号送信手段の内の1波長分のみを備え、マルチキャリア光送信手段のうちの1波長分の予備系として構成される。予備ch光送信手段191から出力される1キャリア分の光信号は、1:M(本例では、M=2)の光経路切替え手段22に入力され、光経路切替え手段22のM本の出力のうちのいずれか1経路に出力される。そして、波長多重伝送装置にて多重化される。
受信側でも同様に、送信側でいずれかの波長多重伝送装置経由で波長多重伝送された、予備ch光送信手段191からの光信号を、受信側の波長多重伝送装置(本例では801、802)からそれぞれ分離後、M:1の光経路切替え手段123により選択し、予備ch光受信手段194にて受信する。そして、予備ch光受信手段194の出力信号は、光経路切替手段26を経由して、障害の生じたマルチキャリア光送信手段のうちの1波長の光信号送信手段に対向するマルチキャリア光信号受信手段の出力側と、光分岐手段で結合される。
本実施の形態では、現用系の各マルチキャリア光送信手段の有する複数キャリアのうちの1つ、例えば1台のマルチキャリア送信手段71−1のうちの1つの光信号送信手段71−1aが故障した場合、当該故障キャリアの収容していたクライアント信号の内の例えば75−1を光経路切替え手段25にて予備ch用光送信手段191に切替えて収容し、予備ch用光送信手段191は、故障したキャリアと同波長に設定して予備系光パスとして確保し、マルチキャリア71−1で故障していない側の光信号送信手段71−1bからの光信号と合わせてマルチキャリア伝送を維持でき、故障したキャリアが収容していたクライアント信号を保護することが可能になる。
以上のように、本実施の形態5によれば、マルチキャリア光送受信手段を有する複数の波長多重伝送システムに、共有化した1キャリアのみの予備系を備えるように構成したので、現用系のマルチキャリア光送信手段が備える複数キャリアのうちの1キャリア故障時の冗長化を、複数キャリアを有するマルチキャリア光送信手段に比べ、より規模の小さい1キャリアのみの予備ch用光送信手段で実現可能となる。
1−1〜1−N 光信号送信手段
2 波長多重分離部(波長多重部)
3 波長多重分離部(波長分離部)
4−1〜4−N 光信号受信手段
5−1〜5−N クライアント信号
6−1〜6−N クライアント信号
7 伝送路
11−1〜11−N 光信号送信手段
12 波長多重分離部(波長多重部)
13 波長多重分離部(波長分離部)
14−1〜14−N 光信号受信手段
15−1〜15−N クライアント信号
16−1〜16−N クライアント信号
17 伝送路
21 予備ch光送信手段(予備用光送信手段)
22 光経路切替手段
23 光経路切替手段
24 予備ch光受信手段(予備用光受信手段)
25 光経路切替手段
26 光経路切替手段
27 光信号分岐手段
41 光経路切替手段
42 光経路切替手段
43 光経路切替手段
44 光経路切替手段
45−1〜45−M 光経路切替手段
46−1〜46−M 光経路切替手段
51(1)−1〜51(1)−N 光信号送信手段
51(M)−1〜51(M)−N 光信号送信手段
52(1)−1〜52(1)−N 光信号受信手段
52(M)−1〜52(M)−N 光信号受信手段
61(1)−1〜61(1)−N クライアント信号
61(M)−1〜61(M)−N クライアント信号
62(1)−1〜61(1)−N クライアント信号
62(M)−1〜61(M)−N クライアント信号
71−1〜71−N マルチキャリア光送信手段
71−1a、71−1b 光信号送信手段
74−1〜74−N マルチキャリア光受信手段
74−1a、74−1b 光信号受信手段
75−1〜75−N クライアント信号
76−1〜76〜N クライアント信号
81−1〜81−N マルチキャリア光送信手段
84−1〜84−N マルチキャリア光受信手段
85−1〜85−N クライアント信号
86−1〜86〜N クライアント信号
91 予備ch光送信手段(予備用光送信手段)
91a、91b 光信号送信手段
94 予備ch光受信手段(予備用光受信手段)
94a、94b 光信号受信手段
100 波長多重伝送装置
122 光経路切替手段
123 光経路切替手段
191 予備ch光送信手段(予備用光送信手段)
191a 光信号送信手段
194 予備ch光受信手段(予備用光受信手段)
194a 光信号受信手段
200 波長多重伝送装置
201〜200+M
300 波長多重伝送装置
400 波長多重伝送装置
501〜500+M 波長多重伝送装置
601〜600+M 波長多重伝送装置
701、702、801、802 波長多重伝送装置
1001、1002 波長多重伝送システム
2001〜2000+M 波長多重伝送システム
3001、3002 波長多重伝送システム

Claims (11)

  1. 複数の光信号を波長多重し、第一の伝送路へ出力する第一の光多重部、
    クライアント信号を伝送波長の光信号へ変換し、前記第一の光多重部へ出力する第一の光信号送信手段、
    複数の光信号を波長多重し、前記第一の伝送路と異なる第二の伝送路へ出力する第二の光多重部、
    クライアント信号を伝送波長の光信号へ変換し、前記第二の光多重部へ出力する第二の光信号送信手段、
    前記第一の光信号送信手段または第二の光信号送信手段に入力されるクライアント信号を入力し、伝送波長の光信号へ変換する予備用光送信手段、
    前記予備用光送信手段の出力する光信号を、前記第一および第二の光多重部へ出力する光経路切替手段
    を備える光伝送システム。
  2. 前記光経路切替手段は、前記予備用光送信手段の出力する光信号を、前記第一および第二の光多重部のいずれか一方へ出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記第二の光信号送信手段は、前記第一の光信号送信手段とは異なる変調方式により、クライアント信号を伝送波長の光信号へ変換して前記第の光多重部へ出力し、
    前記予備用光送信手段は、前記第一の光信号送信手段に入力されるクライアント信号を入力して伝送波長の光信号へ変換し、
    さらに、前記第二の光信号送信手段に入力されるクライアント信号を入力し、伝送波長の光信号へ変換する第二の予備用光送信手段を備え、
    前記光経路切替手段が、前記予備用光送信手段および前記第二の予備用光送信手段の出力する光信号のいずれかを、前記第一および前記第二の光多重部へ出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  4. 前記第二の光信号送信手段は、前記第一の光信号送信手段とは異なる種別のクライアント信号を伝送波長の光信号へ変換して前記第の光多重部へ出力し、
    前記予備用光送信手段は、前記第一の光信号送信手段に入力されるクライアント信号を入力して伝送波長の光信号へ変換し、
    さらに、前記第二の光信号送信手段に入力されるクライアント信号を入力し、伝送波長の光信号へ変換する第二の予備用光送信手段を備え、
    前記光経路切替手段が、前記予備用光送信手段および前記第二の予備用光送信手段の出力する光信号のいずれかを、前記第一および前記第二の光多重部へ出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  5. 前記第一の光信号送信手段、前記第二の光信号送信手段、および前記予備用光送信手段は、クライアント信号を互いに異なる伝送波長の光信号へ変換する複数の光信号送信手段を含むマルチキャリア光送信手段であり、
    前記光経路切替手段は、前記予備用光送信手段の前記光信号送信手段それぞれの出力する少なくとも2つの光信号を、互いに異なる前記第一および第二の光多重部へそれぞれ出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  6. 前記第一の光信号送信手段および前記第二の光信号送信手段は、クライアント信号を互いに異なる伝送波長の光信号へ変換する複数の光信号送信手段を含むマルチキャリア光送信手段であり、
    前記予備用光送信手段は、クライアント信号を前記互いに異なる伝送波長のうちの1つの伝送波長の光信号へ変換すること
    を特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  7. 第一の伝送路から波長多重光を入力し、波長分離する第一の波長分離部、
    前記第一の波長分離部で波長分離された光信号をクライアント信号へ変換する第一の光信号受信手段、
    前記第一の伝送路と異なる第二の伝送路から波長多重光を入力し、波長分離する第二の波長分離部、
    前記第二の波長分離部で波長分離された光信号をクライアント信号へ変換する第二の光信号受信手段、
    前記第一および第二の波長分離部で波長分離された光信号を入力し、いずれかを出力する光経路切替手段、
    前記光経路切替手段の出力する光信号を、前記第一の光信号受信手段または前記第二の光信号受信手段の出力するクライアント信号へ変換する予備用光受信手段
    を備える光伝送システム。
  8. 前記第二の光信号受信手段は、前記第二の波長分離部で波長分離された光信号を、前記第一の光信号受信手段とは異なる変調方式によりクライアント信号へ変換し、
    前記予備用光受信手段は、前記光経路切替手段の出力する光信号を、前記第一の光信号受信手段の出力するクライアント信号へ変換し、
    さらに、前記光経路切替手段の出力する光信号を、前記第二の光信号受信手段の出力するクライアント信号へ変換する第二の予備用光受信手段を備え、
    前記光経路切替手段は、前記第一および第二の波長分離部で波長分離された光信号を入力し、いずれかを出力すること
    を特徴とする請求項7に記載の光伝送システム。
  9. 前記第二の光信号受信手段は、前記第二の波長分離部で波長分離された光信号を、前記第一の光信号受信手段とは異なる種別のクライアント信号へ変換し、
    前記予備用光受信手段は、前記光経路切替手段の出力する光信号を、前記第一の光信号受信手段の出力するクライアント信号へ変換し、
    さらに、前記光経路切替手段の出力する光信号を、前記第二の光信号受信手段の出力するクライアント信号へ変換する第二の予備用光受信手段を備え、
    前記光経路切替手段は、前記第一および第二の波長分離部で波長分離された光信号を入力し、いずれかを出力すること
    を特徴とする請求項7に記載の光伝送システム。
  10. 前記第一の光信号受信手段、前記第二の光信号受信手段、および前記予備用光受信手段は、互いに異なる伝送波長の光信号を変換する複数の光信号受信手段を含むマルチキャリア光受信手段であり、
    前記光経路切替手段は、前記第一および第二の光分離部の出力する2つの光信号を入力し、いずれか一方を前記予備用光受信手段の一方の伝送波長の光信号を変換する光信号受信手段へ出力し、他方を前記予備用光受信手段の他方の伝送波長の光信号を変換する光信号受信手段へ出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の光伝送システム。
  11. 前記第一の光信号受信手段および前記第二の光信号受信手段は、互いに異なる伝送波長の光信号を変換する複数の光信号受信手段を含むマルチキャリア光受信手段であり、
    前記予備用光受信手段は、前記互いに異なる伝送波長のうちの1つの伝送波長の光信号をクライアント信号へ変換すること
    を特徴とする請求項7に記載の光伝送システム。
JP2015113276A 2015-06-03 2015-06-03 光伝送システム Active JP6455321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113276A JP6455321B2 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 光伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113276A JP6455321B2 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 光伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016225946A JP2016225946A (ja) 2016-12-28
JP6455321B2 true JP6455321B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=57748099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015113276A Active JP6455321B2 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 光伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6455321B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3013799B2 (ja) * 1997-01-28 2000-02-28 日本電気株式会社 波長多重光伝送用送信装置と受信装置
JP2002505546A (ja) * 1998-02-24 2002-02-19 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 波長分割多重チャネルの保護
JP2010147674A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Mitsubishi Electric Corp 波長多重光伝送装置
CN102884734B (zh) * 2010-04-23 2016-08-03 三菱电机株式会社 光通信系统
WO2012073419A1 (ja) * 2010-11-29 2012-06-07 三菱電機株式会社 波長多重光伝送システム、送信装置および受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016225946A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7072580B2 (en) Autoprotected optical communication ring network
US6532320B1 (en) Equipments, transpondor and methods for optical fiber transmission
JP3822897B2 (ja) 光波長多重アクセスシステム
US7321729B2 (en) Optical ring network with selective signal regeneration and wavelength conversion
EP1033003A2 (en) Method and apparatus for operation, protection, and restoration of heterogeneous optical communication networks
WO1998047039A9 (en) Method and apparatus for operation, protection, and restoration of heterogeneous optical communication networks
US8983286B2 (en) Method and apparatus for protection switching in optical transport network
US7483637B2 (en) Optical ring network with optical subnets and method
JP2010081374A (ja) 光クロスコネクト装置および光ネットワーク
WO2011043122A1 (ja) 光信号送信装置、光信号受信装置、波長多重分離光通信装置および波長パスシステム
WO2012076423A1 (en) Transponder and related network node for an optical transmission network
US7120360B2 (en) System and method for protecting traffic in a hubbed optical ring network
JP3976602B2 (ja) 光クロスコネクト装置
JP5821644B2 (ja) 光信号中継装置、及び光通信ネットワークシステム
JP5727619B2 (ja) パッシブ光ネットワークにアタッチされたノードを相互接続するためのシステム
JP6095652B2 (ja) 対称光多重化ノード
JP6455321B2 (ja) 光伝送システム
JP4408806B2 (ja) Wdmネットワークのためのパス保護の方法及びそれに応じたノード
JP2007514380A (ja) 光トラフィックを通信するための方法及びシステム
JP2020167523A (ja) 光ファイバ伝送システム及び端局装置
JP2009147913A (ja) 光伝送装置およびそれを用いた光ネットワーク
JP2006042372A (ja) 光信号切替え装置、光通信網、および、それらの使用方法
KR20090088747A (ko) 분배망에서 발생하는 광선로 장애의 자기 복구가 가능한 광가입자망
JP2000295262A (ja) 波長多重光通信ネットワークと波長多重光通信装置及び光分岐挿入回路
JP2000286824A (ja) 波長分割多重通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6455321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250