JP2018137428A - 紫外線発光装置用部材および紫外線発光装置 - Google Patents

紫外線発光装置用部材および紫外線発光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】広角度に高い照度の紫外線を出射することのできる紫外線発光装置およびそのための紫外線発光装置用部材を提供する。【解決手段】紫外線発光装置用部材1は、紫外線発光素子3を備える紫外線発光装置100用の部材であって、紫外線を透過する基板11と、基板11の少なくとも一方の主面に設けられた反射防止膜12とを備えており、反射防止膜は、入射角が0°の透過率が、紫外線発光素子の発光波長域より長波長側に最大の極大値をもつ。紫外線発光装置は、凹部2aを有する配線基板2と、この配線基板の凹部内に搭載された紫外線発光素子と、凹部の開口を塞いで配線基板に接合された紫外線発光装置用部材とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線発光装置用部材および紫外線発光装置に関するものである。
従来から、殺菌、消毒のために、あるいは樹脂の硬化のための紫外線を照射する紫外線発光装置が用いられている。紫外線発光装置としては、紫外線発光素子を配線基板の枠体内に搭載し、紫外線を透過する窓材で枠体および枠体内の覆ったものが知られている。そして、複数の紫外線発光素子の配置によって平面状の被照射面での照度の均一化を図ることがなされている(例えば特許文献1を参照)。
特開2014−146689号公報
一方、紫外線発光装置には、より照度が高く、低消費電力の発光装置が求められている。しかしながら、従来の紫外線発光装置では、紫外線の透過率が80%以上である窓材として、石英ガラスや硼珪酸ガラスが用いられているが、窓材表面での紫外線の反射があるため、高出力の、消費電力の大きい紫外線発光素子を用いなければならなかった。窓材の紫外線の透過率を上げるために、窓材に反射防止膜を設けることが考えられる。通常、反射防止膜として誘電体多層膜からなるものが用いられるが、このような反射防止膜は、光の入射角が大きくなると透過率が低下してしまう、透過率の角度依存性が大きいものである。そのため、紫外線発光素子から放射された紫外線のうち窓材に対して高角度で入射するものは透過し難く、結果として、多層の反射防止膜を設けた紫外線発光装置は、紫外線発光素子の直上近傍だけが照度の高いものとなってしまうものであった。広い範囲で照度を高くするためには、高出力の紫外線発光素子を用いなければならず、消費電力が大きいものとなっていた。
本開示の1つの態様による紫外線発光装置用部材は、紫外線発光素子を備える紫外線発光装置用の部材であって、紫外線を透過する基板と、該基板の少なくとも一方の主面に設けられた反射防止膜とを備えており、該反射防止膜は、入射角が0°の透過率が、前記紫外線発光素子の発光波長域より長波長側に最大の極大値をもつ紫外線発光装置用部材。
本開示の1つの態様による紫外線発光装置は、凹部を有する配線基板と、該配線基板の前記凹部内に搭載された紫外線発光素子と、前記凹部の開口を塞いで前記配線基板に接合された上記構成の紫外線発光装置用部材とを備えている。
本開示の1つの態様の紫外線発光装置用部材によれば、上記構成を備えていることから、反射防止膜は高角度で入射する紫外線も透過することができるので、紫外線発光素子から広角に放射される紫外線の多くを透過することができ、それにより高出力の紫外線発光素子を用いなくても広範囲で照度の高い紫外線発光装置を得ることができる。
本開示の1つの態様の紫外線発光装置によれば、上記構成の紫外線発光装置用部材を備えていることから、紫外線発光素子から放射される紫外線を高い透過率で広角度に透過す
ることができるので、高出力の紫外線発光素子を用いなくても広範囲で照度の高い紫外線発光装置となる。
本開示の紫外線発光装置用部材および紫外線発光装置用部材の一例を示し、(a)は分解斜視図であり、(b)は(a)のB−B線における断面図ある。 (a)は図1のA部を拡大して示す拡大断面図であり、(b)は他の例を示す拡大断面図である。 本開示の紫外線発光装置用部材の他の一例の要部を拡大して示す拡大断面図である。 本開示の紫外線発光装置用部材の透過特性の一例を示す線図である。 本開示の紫外線発光装置用部材の透過特性の他の一例を示す線図である。 本開示の紫外線発光装置用部材の透過特性の他の一例を示す線図である。 紫外線発光装置用部材の基板の透過特性の一例を示す線図である。 従来の紫外線発光装置用部材の透過特性の一例を示す線図である。 紫外線発光装置用部材および紫外線発光装置の他の例を示し、(a)は分解斜視図であり、(b)は(a)のB−B線における断面図ある。
本開示の実施形態の紫外線発光装置用部材および紫外線発光装置について、添付の図面を参照して説明する。なお、以下の説明における上下の区別は便宜的なものであり、実際に紫外線発光装置用部材等が使用されるときの上下を限定するものではない。
図1は本開示の紫外線発光装置用部材1を有する紫外線発光装置100の一例を示し、図1(a)は分解斜視図であり、図1(b)は図1(a)のB−B線における断面図ある。図2(a)は図1のA部を拡大して示す拡大断面図であり、図2(b)は同様の他の例を示す拡大断面図である。図3は本開示の紫外線発光装置用部材1の他の一例の要部を拡大して示す拡大断面図である。
紫外線発光装置100は、配線基板2と、配線基板2に搭載された紫外線発光素子3と、紫外線発光素子3の上方に設けられた紫外線発光装置用部材1とで基本的に構成されている。
まず、紫外線発光装置用部材1について以下に説明する。紫外線発光装置100におけるその他の構成については後述する。紫外線発光装置用部材1は、上記のような、紫外線発光素子3を備える紫外線発光装置100用の部材である。そして、紫外領域の波長の光(紫外線)を透過する基板11と、基板11の少なくとも一方の主面に設けられた反射防止膜12とを備えている。
基板11は、少なくとも特定波長の紫外光(紫外線)を透過する特性を有する。この紫外線は、例えば、250nm〜350nmの波長のUVB(Ultraviolet−B:中波長紫外線)、UVC(Ultraviolet−C:短波長紫外線)である。基板11は、このような紫外線の透過性に優れる材料から成る平板状のものであればよく、例えば、石英ガラス、水晶、サファイア等がある。
基板11の厚みは、紫外線発光装置用部材1に要求される機械的強度、および総厚みを考慮して適宜設定すればよく、上記のような材料の場合であれば、例えば0.03mm〜0.5mmとすることができる。
反射防止膜12は、基板11の表面において紫外線が反射することを抑えて、紫外線発
光装置用部材1の紫外線の透過率を高めるものである。基板11の屈折率に対して空気の屈折率が小さく、この屈折率の差によって反射が発生する。そのため、反射防止膜12は、紫外線が入射する、あるいは入射した紫外線が出射する表面である基板11の主面に設けられる。図1に示す例の紫外線発光装置100においては、反射防止膜12は、基板11の紫外線発光素子3と対向する主面(下面)に設けられている。
反射防止膜12は、図1に示す例では、基板11の下面に設けているが、基板11の上面に設けることもできる。あるいは、反射防止膜12は、基板11の両方の主面に設けることもできる。基板11の両方の主面に反射防止膜12を設けると、基板11の両面において紫外線の反射を抑えることができるので、紫外線の透過率がより高い紫外線発光装置用部材1となる。
反射防止膜12は、図2(a)に示す例のように、基板11の材料より屈折率の小さい低屈折率誘電体層12aの単層膜もしくは、図2(b)に示す例のように、低屈折率誘電体層12aと高屈折率誘電体層12bとが、空気と触れる表面側に低屈折率誘電体層12aとなるように積層されている多層膜とすることができる。図2(b)に示す例では、低屈折率誘電体層12aおよび高屈折率誘電体層12bはそれぞれ1層ずつであるが、いずれも複数としてもよく、最表層を低屈折率誘電体層12aとして低屈折率誘電体層12aと高屈折率誘電体層12bとが交互に積層されたものとすることができる。この場合の層数は、例えば2〜10層とすることができる。また、低屈折率誘電体層12aは、複数の低屈折率誘電体層で構成されていてもよい。また、高屈折率誘電体層12bは、複数の高屈折率誘電体層で構成されていてもよい。
反射防止膜12の低屈折率誘電体層12aは、屈折率が基板11の屈折率より小さく空気の屈折率(1.0)より大きい誘電体材料から成り、高屈折率誘電体層12bは、屈折率が基板11の屈折率より大きい誘電体材料から成るものである。
反射防止膜12として用いることのできる誘電体材料としては、例えば、フッ化マグネシウム(MgF)、二酸化珪素(SiO)、フッ化ランタン(LaO)、酸化ランタン(La)、五酸化タンタル(Ta)、五酸化チタン(Ti)、五酸化ニオブ(Nb)、酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化チタン(TiO)、またはZrO+TiO等の混合物等がある。例えば、基板11が石英から成る場合であれば、高屈折率誘電体層12bとしては、酸化ジルコニウム、五酸化チタン、五酸化タンタルおよびこれらを組み合わせて用いることができ、低屈折率誘電体層12aとしては、フッ化マグネシウムを用いることができる。
反射防止膜12の低屈折率誘電体層12aおよび高屈折率誘電体層12bは、例えば、蒸着法またはスパッタリング法等の物理気相成長法(PVD)あるいは化学気相成長法(CVD)等の薄膜形成方法を用いて形成される。反射防止膜12は、イオンビームアシスト蒸着法を用いて形成されることが好ましい。イオンビームアシスト蒸着法は、成膜プロセスである真空蒸着法に陽イオンの照射を併用する真空蒸着法である。イオンビームアシスト蒸着法で使用する陽イオンは、例えばアルゴンからなる不活性ガスと酸素ガスからなる活性ガスとの両方を装置のイオン源に導入してプラズマとしたものから生成されたものが用いられる。イオンビームアシスト蒸着法においては、陽イオンが真空中を飛来する蒸着物質の気体分子に衝突することによって、蒸着物質の気体分子が励起されて大きな運動エネルギーを得る。そして、この大きな運動エネルギーを得た蒸着物質の気体分子が被着材である基板11の表面に到達すると、被着材の表面の広い領域を移動するとともに、広い領域の移動に伴って被着材表面のより低いエネルギー状態にある場所を見つけ出す確率が大幅に増大するため、蒸着物質の分子同士が凝集することなく被着材の表面に均一に被着し、周辺に存在する蒸着原子同士が凝集して核を形成することなく緻密に充填した反射
防止膜12を形成することができる。
以下、紫外線発光装置用部材1の製造方法の一例として、基板11の主面にイオンビームアシスト蒸着法によって反射防止膜12を形成する場合について説明する。
まず、基板11を真空蒸着装置内に設置した蒸着用ドーム内に配置し、光学的に良質な反射防止膜12を得るために、酸素欠乏を起こさないように十分に酸素を供給して、真空蒸着装置内を1×10−3Pa程度の真空度に設定された状態で陽イオンの照射を併用しながら、上記のような誘電体材料の真空蒸着を行なう。真空蒸着装置内にて反射防止膜12が形成される際の基板11の表面温度は、熱電対により基板11付近の温度を計測することにより管理され、電熱線ヒーター等を用いて温度範囲30℃〜350℃程度に保持される。反射防止膜12が多層膜の場合には、低屈折率誘電体と高屈折率誘電体とを交互に蒸着することにより、紫外線発光装置用部材1が得られる。また、低屈折率誘電体層12aが複数の低屈折率誘電体層で構成されている場合には、複数の低屈折率誘電体層をそれぞれ積層した後に高屈折率誘電体層12bが積層される。高屈折率誘電体層12bが複数の高屈折率誘電体層で構成されている場合には、複数の低屈折率誘電体層をそれぞれ積層した後に高屈折率誘電体層12bが積層される。
また、生産性を高めるために、一枚の大きな基板11に反射防止膜12を形成して、これを切断して分割することで複数の紫外線発光装置用部材1を得ることができる。
ここで、図4〜図6は、本開示の紫外線発光装置用部材1の透過特性の一例を示す線図である。また、図7は、反射防止膜を設けていない紫外線発光装置用部材、すなわち基板11の透過特性の一例を示す線図である。図4〜図7の線図において、縦軸は透過率を示し、横軸は波長を示す。図4〜図7の線図は、いずれも、基板11が、屈折率が1.49である石英から成る場合の例を示している。図4に示す例の反射防止膜12は、屈折率が1.38であるMgFから成り、物理膜厚が83.57μmである低屈折率誘電体層12aの単層で構成されている。図5に示す例の反射防止膜12は、基板11の主面上の屈折率が2.13であるZrO+TiOの混合物(商品名OH−5:キャノンオプトロン社)から成り、物理膜厚が63.54μmである高屈折率誘電体層12bと、その上のMgFから成り、物理膜厚が43.18μmである低屈折率誘電体層12aとの2層で構成されている。図6に示す例の反射防止膜12は、基板11の主面上のMgFから成り、物理膜厚が20.29μmである低屈折率誘電体層12aと、その上のOH−5から成り、物理膜厚が62.91μmである高屈折率誘電体層12bと、さらにその上のMgFから成り、物理膜厚が38.86μmである低屈折率誘電体層12aとの3層で構成されている。
また、これらの透過特性は、発光波長の中心波長が280nmであり、発光波長域Wが280nm±10nmである紫外線発光素子3を用いた場合の例である。これらの例では、0°,45°および60°の3つの入射角における透過率を示しており、0°の場合を実線で、45°の場合を破線で、60°の場合を一点鎖線でそれぞれ示している。ここで入射角は、紫外線発光装置用部材1の主面(紫外線が入射する入射面)の法線(図2(a)に示す二点鎖線)と入射する光の進行方向(図2(a)に示す矢印)との間の角度であり、図2(a)に示す角度θに対応する。
図7に示す、反射防止膜12を有していない基板11のみの透過特性は、波長によらず、入射角θが0°、45°および60°のときの透過率は、それぞれ91.95%、90.37%、84.46%である。これに対して、図4〜図6に示す、反射防止膜12を備えている本開示の紫外線発光装置用部材1の透過率は、いずれも発光波長域W(270nm〜290nm)において向上している。また、入射角θによる透過率の差も小さくなっ
ている。
また、誘電体膜を基板11の上に積層して形成した反射防止膜12においては、図4〜図6からもわかるように、通常、入射角θが大きくなると、透過率曲線が短波長側へ移動するとともに全体的に透過率が低下するものである。例えば、図6に示す例においては、入射角θが0°の場合の透過率曲線は波長が317nmに極大値を有しているが、入射角θが45°の場合の透過率曲線は波長が294nmに極大値を有し、入射角θが60°の場合の透過率曲線は波長が286nmに極大値を有している。
そして、図4〜図6からわかるように、反射防止膜12は、入射角が0°の透過率が、紫外線発光素子3の発光波長域Wより長波長側に最大の極大値をもっている。これにより、入射角度θが大きい場合に、透過率が全体的に低下しても、同時に透過率曲線は短波長側に移動して極大値となる波長が発光波長域Wに近づくので、発光波長域Wにおいては透過率が大きく低下しない、あるいは向上することになる。そのため、紫外線発光装置用部材1は、より広い入射角範囲において透過率の差が小さいものとなる。そして、このような紫外線発光装置用部材1を用いると、高出力の紫外線発光素子を用いなくても、広い入射角範囲において照度の差が小さく、広範囲で照度の高い紫外線発光装置100を得ることができる。
具体的には、従来の反射防止膜を備える紫外線発光装置用部材は、図8に示す例のように、入射角θが0°のときの透過率曲線は、発光波長の中心波長である280nmに最大の極大値をもつ。そして、発光波長の中心波長である280nmにおける透過率は、入射角θが0°のときが最も高いのに対して、入射角θが60°のときが最も低く、その差は4.88%である。これに対して、入射角が0°の透過率が最大の極大値をもつのは、図4の例では476nm、図5の例では317nm、図6の例では305nmであり、いずれも発光波長領域W(270nm〜290nm)よりも長波長側である。そして、図4〜図6に示す例では、中心波長の280nmにおける透過率は、入射角θが45°のときが最も高くて入射角θが60°のときが最も低く、その差は、図4の例では2.65%、図5の例では2.15%、図6の例では1.87%であり、図8に示す例に比較して小さいものとなっている。なお、図8は従来の紫外線発光装置用部材の透過特性の一例を示す線図である。図8に示す例の反射防止膜は、図5に示す例に対して、高屈折率誘電体層の物理膜厚が56.12μmであり、低屈折率誘電体層の物理膜厚が38.14μmであること以外は同じである。
また、反射防止膜12は、入射角が0°の透過率をT0、入射角が45°の透過率をT1とした場合に、発光波長域WにおいてT0<T1であるものとすることができる。T0<T1となる範囲は、図4の例では263〜293nmであり、図5の例では263〜296nmであり、図6の例では249〜299nmであり、いずれも発光波長領域W(270nm〜290nm)を含んでいる。45°という大きな入射角θを持つ紫外線の透過率が垂直入射(入射角θが0°)の透過率より高いことで、より広い入射角範囲で紫外線の透過率が向上する。
また、反射防止膜12は、入射角が60°の透過率が、発光波長域Wにおいて極大値をもつものとすることができる。図4の例では、入射角が60°の透過率は349nmで極大値をもち、発光波長領域W(270nm〜290nm)より長波長側に極大値をもっている。また、発光波長領域Wにおける透過率の最大値は290nmにおける94.13%である。これに対して、図5の例および図6の例では、入射角が60°の透過率の極大値はそれぞれ97.01%および96.51%で、そのときの波長はそれぞれ286nmおよび276nmであり、発光波長域W(270nm〜290nm)内である。このように、入射角が60°の透過率が発光波長域Wにおいて極大値をもつ場合には、60°という
大きな入射角においても透過率が高く、より広い入射角範囲における紫外線の透過率が向上したものとなる。また、発光波長域Wにおける、入射角θによる透過率の差も小さいものとなる。
また、上述したように反射防止膜12は、1〜10層とすることができ、反射防止膜12が4層以上である場合においても本発明の構造とすることで、より広い入射角範囲で紫外線の透過率が向上するようにすることができる。ただし、反射防止膜12が2層である図5と3層である図6とを比較すると、入射角0°〜60°の透過率はほぼ同様なものとなっている。また3層の場合は、透過率曲線における極大値近傍はより急峻な曲線となっており、周波数による透過率の差が大きく、2層の場合の方が発光波長域Wにおける透過率曲線がより平坦である。よって、反射防止膜12を2層の誘電体層からなるものとすると、同等の透過特性を有するものを、より少ない工数および材料で作製することができる。
以下、上述の紫外線発光装置100について説明する。紫外線発光装置100は、凹部2aを有する配線基板2と、配線基板2の凹部2a内に搭載された紫外線発光素子3と、凹部2aの開口を塞いで配線基板2に接合された上記構成の紫外線発光装置用部材1とを備えている。紫外線発光装置100は、上記したような構成の紫外線発光装置用部材1を備えていることから、紫外線発光素子3から放射される紫外線を高い透過率で広角度に透過することができるので、高出力の紫外線発光素子を用いなくても広範囲で照度の高いものとなる。
図1に示す例においては、配線基板2は、基板21と、枠体22と、配線導体23とを含んでいる。基板21の紫外線発光素子3が搭載される面(上面)に、紫外線発光素子3の搭載領域を囲んで枠体22が接合され、配線基板2に基板21と枠体22とで凹部2aが形成されている。この凹部2aの底面に紫外線発光素子3が搭載されている。また、配線基板2の凹部2aの底面から、配線基板2(基板21)の下面にかけて配線導体23が設けられている。配線導体23は、凹部2aの底面に設けられた接続パッド23a、基板21の下面に設けられた端子電極23cおよび基板21を貫通してこれらを接続する貫通導体23bを含んでいる。凹部2aの底面に搭載された紫外線発光素子3と接続パッド23aとが接続部材4で電気的に接続され、端子電極23cと外部回路基板とがはんだ等の接合部材で電気的に接続されることで、外部回路から紫外線発光素子3に電力が供給される。図1に示す例では、接続部材4は金等から成るボンディングワイヤであるが、これに限られず、例えば、導電性バンプ、はんだ、導電性接着剤等を用いて接続することもできる。そして、紫外線発光装置用部材1が凹部2aの開口を塞いで配線基板2に接合されている。これにより、紫外線発光素子3が気密に封止されて保護されるとともに、紫外線発光素子3から放射される紫外線を高い透過率で透過して外部へ放射する。
基板21および枠体22は、絶縁性材料から成り、例えば、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)、ムライト質焼結体、ステアタイト焼結体または窒化アルミニウム質焼結体等のセラミックス、あるいは、例えば、エポキシ、ガラス繊維を含むエポキシ等の樹脂からなるものである。配線導体23が基板21のみに設けられる場合は、枠体22は、金属等の導電性のものを用いることもできる。基板21と枠体22とを同じ材料で一体的に形成すると、効率よく作製することができ、気密性等の信頼性の高いものとすることができる。また、樹脂に比較してセラミックスの方が高強度で熱伝導性も高いので、より信頼性の高い紫外線発光装置100とすることができる。
配線導体23は、例えば、タングステン、モリブデン、銅、銀等の金属、またはこれら金属を複数含むものを主成分とするものである。
配線基板2は、基板21および枠体22が酸化アルミニウム質焼結体からなる場合であれば、例えば次のようにして製作することができる。まず、酸化アルミニウムおよび酸化ケイ素等の原料粉末に適当な有機バインダおよび有機溶剤を添加混合して作製したスラリーをドクターブレード法やリップコータ法等のシート成形技術でシート状に成形することによってセラミックグリーンシートを作製する。このセラミックグリーンシートを切断加工や打ち抜き加工によって適当な形状および寸法とするとともに、タングステン粉末を主成分とするペーストをセラミックグリーンシートの表面に塗布するとともに、あらかじめ形成しておいた貫通孔に充填して、枠体22となるセラミックグリーンシートと基板となるセラミックグリーンシートとを積層して積層体を作製する。そして、この積層体を約1300〜1500℃の温度で焼成することによって、配線導体23の形成された凹部2aを有する配線基板を製作することができる。枠体22となるセラミックグリーンシートに貫通孔を設けて枠状加工しておくことで凹部2aを形成することができる。また、このようにして形成されたメタライズ層である配線導体23の露出する表面には、配線導体23の保護や接続部材4および外部回路基板との接合部材の接合性を向上させるために、めっき法によりニッケルおよび金からなる金属膜を形成することができる。
以上のようにして作製された配線基板2に紫外線発光素子3が搭載されて固定されるが、この固定は、一般的に紫外線硬化型エポキシ樹脂もしくは熱硬化型エポキシ樹脂等から成る接着剤を用いて行なわれる。例えば、接着剤として熱硬化型エポキシ樹脂を用いる場合であれば、従来周知のスクリーン印刷法またはディスペンス法等を用いて液状の接着剤を配線基板2または紫外線発光素子3に塗布し、互いに重ねあわて、必要に応じて荷重を加えながら、90℃〜150℃の温度で60分〜90分間加熱することによって行なわれる。
そして、配線基板2の開口部を塞ぐように紫外線発光装置用部材1を接合材24で配線基板2に接合することで紫外線発光装置100となる。
接合材24としては、エポキシ樹脂等の樹脂接着材、低融点ガラス等のガラス、はんだ、金すず合金ろう(AuSnろう)、銀系ろう(Agろう)等のろう材などを用いることができる。これらの中で、紫外線発光素子3からの紫外線による劣化が少ないという点では、ガラスあるいは金属であるろう材を用いるとよい。
接合材24がろう材であり、紫外線発光装置用部材1が、ろう材が接合される金属膜13をさらに備えている紫外線発光装置100とすることができる。上記のように、金属であるろう材は紫外線による劣化がほとんどない。またガラスもこの点では同様であるが、ガラスで接合する場合は一般的にガラスペーストが用いられ、このペーストには樹脂バインダや溶剤等の有機成分が含まれており、接合時の加熱によってこの有機成分が分解してガスが発生する。このような有機成分のガスが紫外線発光素子3あるいは紫外線発光装置用部材1に付着して、光学特性が低下してしまうおそれがある。これに対して、接合材24がろう材であれば、有機成分を含まないろう材プリフォームを用いることができ、上記のような有機成分の付着による不具合が発生する可能性が低減される。また、ガラスに比較して金属のろう材は柔軟性に富むことから、紫外線発光装置用部材1と配線基板2との間に発生する熱応力等を緩和することもでき、接合信頼性の高い紫外線発光装置100を得ることができる。
ここで、図9は紫外線発光装置用部材および紫外線発光装置の他の例を示し、図9(a)は分解斜視図であり、図9(b)は図9(a)のB−B線における断面図ある。
接合材24としてろう材を用いる場合には、図9に示す例のように、紫外線発光装置用部材1に、ろう材が接合されるように金属膜13を設ける。また、配線基板2の上面にも
、ろう材が接合されるように、凹部2aを囲む金属層25が設けられる。
接合材24がろう材である場合には、ろう材は金すず合金(AuSn)からなるものを用いることができる。AuSnろうは融点が300℃程度以下と比較的低温であるので、Agろうなどと比較して、接合工程における紫外線発光素子3への熱の影響が小さい。このとき、紫外線発光装置用部材1上に設けられた金属膜13は、例えば、紫外線発光装置用部材1の表面から順に、Cr、Pt、Auで構成されるもの、またはCr、Ni、Auで構成されるものである。いずれも最表層はAuであり、上記のAuSnろうとの接合性が良好である。また、最下層のCrは紫外線発光装置用部材1との密着性が高い下地層であり、金属膜13の接着強度を高めることができる。これらの間に位置するPtまたはNiは、表層のAuの下地層のCrへの拡散による密着性の低下を防止するための拡散防止層として機能する。このような金属膜13は、例えば、紫外線発光装置用部材1上に真空蒸着法やスパッタリング法によって形成することができる。あるいは、一部をめっき法で形成することもできる。
配線基板2上の金属層25もまた、その最表層はAuSnろうとの接合性のよいAu層がめっき法等で形成されているものとすることができる。この場合、Auめっき層の下地としてNiめっき層を設けることができる。金属層25は、このようなNiAu層を表層とするもので、その下層は、例えば配線基板2の配線導体23と同様にして同時に形成されるメタライズ層とすることができる。あるいは、Fe−Ni−Co合金などの金属からなる枠体を銀ろう等で接合したものであってもよい。さらには、金属膜13と同様の構成とすることもできる。
紫外線発光装置用部材1の金属膜13と配線基板2の金属層25との間にAuSnプリフォームをはさみ込んだ状態にてブレージング炉で加熱してろう付けすることで、高い気密信頼性をもった紫外線発光装置100を作製することができる。
紫外線発光素子3は、紫外線の波長帯の光を発光するLED素子を用いることができる。紫外線LEDに用いられる、350nm以下の紫外線を引き出すことのできる半導体としては、BN、AlN、ダイアモンド、ZnS、ZnO、GaN等の物質から成るものが知られている。
紫外線発光素子3が放射する紫外線の波長は、例えば、250nm〜350nmである。280〜350nmの波長範囲の紫外線はUVBと呼ばれ、主に紫外線硬化型樹脂の硬化や光触媒等に用いられる。また、250〜280nmの波長範囲の紫外線はUVCと呼ばれ、主に水の殺菌や空気の浄化等に用いられる。
例えば紫外線発光装置100を水の殺菌用途で使用する場合には、280nmの波長の紫外線を発光(出射)する紫外線発光素子3を搭載した紫外線発光装置100を水槽の循環部分に設置する。紫外線発光素子3から出射された紫外光(紫外線)は、紫外線発光装置用部材1を透過して、循環中の水に照射され、水中の雑菌等に作用して殺菌効果を及ぼす。上述したような、紫外線発光素子3から放射される紫外線を高い透過率で広角度に透過することができる紫外線発光装置用部材1を備える紫外線発光装置100であれば、広範囲にわたって高い照度で紫外線が照射されるので、効率よく水を殺菌することができる。
本開示の紫外線発光装置用部材は、上述した実施形態に特に限定されるものではなく、本開示の技術的特徴を変更しない範囲内で種々の変更および改良が可能である。
1・・・紫外線発光装置用部材
11・・・基板
12・・・反射防止膜
12a・・・低屈折率誘電体膜
12b・・・高屈折率誘電体膜
13・・・金属膜
2・・・配線基板
2a・・・・凹部
21・・・基板
22・・・枠体
23・・・配線導体
23a・・・接続パッド
23b・・・貫通導体
23c・・・端子電極
24・・・接合材
25・・・金属層
3・・・紫外線発光素子
3a・・・電極
4・・・接続部材
100・・・紫外線発光装置

Claims (7)

  1. 紫外線発光素子を備える紫外線発光装置用の部材であって、紫外線を透過する基板と、該基板の少なくとも一方の主面に設けられた反射防止膜とを備えており、該反射防止膜は、入射角が0°の透過率が、前記紫外線発光素子の発光波長域より長波長側に最大の極大値をもつ紫外線発光装置用部材。
  2. 前記反射防止膜は、入射角が0°の透過率をT0、入射角が45°の透過率をT1とした場合に、前記発光波長域においてT0<T1である請求項1に記載の紫外線発光装置用部材。
  3. 前記反射防止膜は、入射角が60°の透過率が、前記発光波長域において極大値をもつ請求項1または請求項2に記載の紫外線発光装置用部材。
  4. 前記反射防止膜は2層の誘電体膜からなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の紫外線発光装置用部材。
  5. 前記反射防止膜は前記基板の両方の主面に設けられている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の紫外線発光装置用部材。
  6. 凹部を有する配線基板と、
    該配線基板の前記凹部内に搭載された紫外線発光素子と、
    前記凹部の開口を塞いで前記配線基板に接合材で接合された請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の紫外線発光装置用部材とを備えている紫外線発光装置。
  7. 前記接合材がろう材であり、前記紫外線発光装置用部材が、前記ろう材が接合される金属膜をさらに備えている請求項6に記載の紫外線発光装置。
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