JP2018135720A - 吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネジ頭161を有するネジ160によって吐水口部材100を外観部材4に固定する場合において、ネジ頭161が外観部材4の外部に露出することなく、デザイン性が低下することを防止できる吐水装置1を提供する。【解決手段】 湯水を吐水口34から吐水する吐水装置であって、吐水口34を有する吐水口部材100と、吐水口部材100に給水源からの湯水を供給する通水部材8と、通水部材100を覆うように設けられる外観部材4と、を有し、吐水口部材100は、ネジ頭161を有するネジ160によって外観部材4に固定され、さらに吐水口部材100は、ネジ頭160と接触する接触板130と、接触板130の外方にネジ頭161よりも小さい貫通穴120を有する外方板110と、接触板130と外方板110との間にネジ頭161が収納される収納空間140を有する。【選択図】 図10

Description

本発明は、吐水装置に関し、具体的には吐水装置における吐水口部材の固定構造に関する。
従来、吐水装置としては、例えば特許文献1に記載された構造のものがある。この特許文献1に記載の吐水装置においては、吐水口部材にネジ山を設け、吐水口部材を回転させることで外観部材に吐水口部材を固定するように構成されている。
特開2007−270537号公報
吐水装置の形状は、吐水装置の外観に大きく影響しデザインの良否を左右するものであり、近年では、一般的に見られる断面円形のものの他、例えば断面矩形や断面楕円形等、断面長手方向と断面短手方向を有する扁平な形状のものが開発されている。そのような形状の吐水装置では、吐水口部材にネジ山を設け、外観部材に固定しようとすると、吐水口部材に設けられるネジ山の数が限られており、固定強度が低下する問題が発生する。上述した問題は、外観部材の厚みが薄くなればなるほど顕著に発生する。また、特許文献1のような円形の吐水口部材であれば、ネジ山を設け吐水口部材を回転させることで、外観部材に固定することができるが、近年では、吐水される水の形状も様々であり、長手と短手を持つ吐水口部材についても開発されている。このような様々な形状がある吐水口部材にネジ山を設けたとしても、外観部材に固定することができない。そのため、ネジ頭を有するネジによって吐水口部材を外観部材に固定する必要があるが、ネジ頭が外観部材の外部に露出してしまうとデザイン性が低下してしまう。
本発明は、ネジ頭を有するネジによって吐水口部材を外観部材に固定する場合において、ネジ頭が外観部材の外部に露出することなく、デザイン性が低下することを防止できる吐水装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の吐水装置は、湯水を吐水口から吐水する吐水装置であって、 吐水口を有する吐水口部材と、吐水口部材に給水源からの湯水を供給する通水部材と、通水部材を覆うように設けられる外観部材と、を有し、吐水口部材は、ネジ頭を有するネジによって外観部材に固定され、さらに吐水口部材は、ネジ頭と接触する接触板と、接触板の外方に前記ネジ頭よりも小さい貫通穴を有する外方板と、接触板と外方板との間にネジ頭が収納される収納空間を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、吐水口部材が接触板と貫通穴を有する外方板との間にネジ頭が収納される収納空間を有している。そのため、ネジ頭が収納空間に収納された状態においては、ネジ頭より外方側に外方板があるため、ネジ頭が外観部材の外方に露出することがなく、デザイン性が低下することを防止できる。また、外方板は、貫通穴を有するため、外方板の外方から工具等を挿入し、ネジ頭を回転させることで、吐水口部材を外観部材に固定することができる。
本発明において、好ましくは、接触板は、ネジ頭と接触させるための切欠き部を有する。
このように構成された本発明においては、接触板が切欠き部を有するため、ネジ頭を収納空間に収納させる際にスライドさせるのみで収納できるため、施工性が向上するとともに、収納空間を小さくすることができるため、吐水口部材が大型化することを防止できデザイン性が低下することを防止できる。
本発明において、好ましくは、外方板は、外方板の外方側の表面が外観部材の外方表面と面一となるように外観部材に固定される。
このように構成された本発明においては、外方板の外方側表面が外観部材の外方表面と面一になるように外観部材に固定されているため、吐水装置の外観形状に凹凸が発生することを防止でき、デザイン性が低下することを防止できる。
本発明において、好ましくは、吐水口部材は、湯水の流れ方向と直行方向の断面形状が、一方向の長さが他方向よりも長くなるように構成されている。
このように構成された本発明においては、吐水口部材の形状が一方向の長さが他方向よりも長くなるように構成することで、吐水装置から吐水される水の形状のデザイン性を向上させることができ、吐水口部材の形状が一方向の長さが他方向よりも長くなるように構成された場合であっても、ネジ頭を外観部材の外方に露出させることがなく、デザイン性が低下することを防止できる。
本発明において、好ましくは、外観部材は、ネジと羅合するための羅合部を有し、羅合部は、ネジの挿入方向の延長線上に通水部材がない位置に設けられる。
このように構成された本発明においては、羅合部をネジの挿入方向の延長線上には通水部材がない位置に設けることで、羅合部と通水部材とが干渉することでの吐水装置の大型化を防止するとともに、羅合部を長くすることができるため、固定の強度も高めることができる。
本発明によれば、ネジ頭を有するネジによって吐水口部材を外観部材に固定する場合において、ネジ頭が外観部材の外部に露出することなく、デザイン性が低下することを防止できる吐水装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる吐水装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる吐水装置の第2カバーを外した状態の斜視図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 本発明の変形例に係る吐水装置の側面図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 図4のVI−VI線に沿った断面図である。 本発明に係る吐水装置1の吐水口部材の拡大図である。 本発明に係る吐水装置1の吐水口部材100の拡大図。 図8におけるA−A線に沿った断面図である。 図4のVI−VI線に沿った断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる吐水装置の分解斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態にかかる吐水装置の第2カバーを外した状態の斜視図である。これらの図1及び図2に示すように本実施形態の吐水装置1は、吐水装置1の被取付面(図示せず)に取り付けられる取付部2と、取付部2に固定され吐水装置1の外観を構成する外観部材4と、水が吐出される吐水部6と、吐水装置1に水を供給する給水源(図示せず)と吐水部6とを連通する通水部材8と、外観部材4の内部に配置され外観部材4を補強する補強部材10と、を備える。本実施形態では、被取付面を水平面として説明し、したがって図1及び図2において上側を吐水装置1の上側、下側を吐水装置1の下側として説明する。また、図1及び図2において外観部材4の先端側が突出する方向(図1及び図2において左手前方向)を吐水装置1の前側、その反対側(図1及び図2において右奥方向)を吐水装置1の後側として説明する。しかしながら、被取付面は水平面である場合に限らず、垂直の壁面等任意の向きに設定可能である。
取付部2は、給水源に接続される給水管12と、給水管12の端部に固定されたベースプレート14と、を有する。ベースプレート14は、略矩形状の板状部材で形成され、ベースプレート14の面は、給水管12の軸線方向に略直交する方向に延びるように配置されている。
外観部材4は、取付部2に取り付けられ取付部2の給水管12の軸線方向に平行な方向、つまり上下方向に延びる第1スパウト部16と、第1スパウト部16に対して略直角に屈曲して前後方向に延びる第2スパウト部18とを備えた、全体として略L字形に形成された部材である。外観部材4は、第1スパウト部16において取付部2側に位置する基端側部分20と、第1スパウト部16と第2スパウト部18との間の屈曲部22と、第2スパウト部18において屈曲部22から遠い側に位置する先端側部分24とを有する。
外観部材4は、第1カバー26と、第1カバー26に対向して取り付けられる第2カバー28と、で形成されている。第1カバー26は、第1スパウト部16の前面を形成する前面部26A、と第2スパウト部18の下面を形成する下面部26Bとを有する。第2カバー28は、第1スパウト部16の後面を形成する後面部28Aと、第2スパウト部18の上面を形成する上面部28Bとを有する。
第1カバー26は、基端(下端)において、取付部2のベースプレート14の上面を覆う略矩形状のカバー部30を有し、このカバー部30の外縁の3辺は、ベースプレート14の外縁に溶接等で固定されている。カバー部30においてベースプレート14に固定されない後側の外縁には、前面部26Aが一体的に形成されている。前面部26Aの上端には、下面部26Bが一体的に形成されている。下面部26Bは、水平方向前方に延びている。第1カバー26の先端側部分には、吐水部6から吐出される水を通すための開口部32が形成されている。
第2カバー28は、基端(下端)において、取付部2のベースプレート14の後側の外縁に溶接等で固定されている。また、第2カバー28において後面部28Aは、上下方向に延び、後面部28Aの上端には、上面部28Bが一体的に形成されている。上面部28Bは、水平方向前方に延びている。
このような第1カバー26及び第2カバー28の形状により、第1スパウト部16は、取付部2の給水管12の軸線に対して後方にオフセットされた位置で、給水管12の軸線方向に平行に垂直方向に延びる。また、第2スパウト部18は、第1スパウト部16の上端から、水平方向前方に延びる。そして、第1カバー26及び第2カバー28は、互いの外縁が溶接等で固定されることによって、中空状の外観部材を構成している。
図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。この図3に示すように、外観部材2は、第1カバー26及び第2カバー28によって、断面長手方向Lと断面短手方向Wとを有する、扁平な断面形状を有する。
より具体的には、第1カバー26は、図3に示すように、断面長手方向Lの中央部分において第2カバー28の面から遠ざかる方向に湾曲する湾曲面27Aと、湾曲面27Aの両側に第2カバー28側に突出する立上部27Bとを有する。湾曲面27Aは、湾曲しているものの、全体として断面長手方向Lに沿って延びている。
第2カバー28は、図3に示すように、断面長手方向Lに沿って直線状に延びる平面29Aと、平面29Aの両側に第1カバー26側に突出する立上部29Bとを有する。
第1カバー26及び第2カバー28は、立上部27B、29Bを重ね合わせた状態で溶接等することにより、互いに対向して取り付けられている。
吐水部6は、外観部材4の内部に設けられ、外観部材4の断面形状に応じた断面形状を有する。つまり、吐水部6の上面は第2カバー28の平面29Aに対応した、略矩形状の平面であり、吐水部6の下面は、第1カバー26の湾曲面27Aに対応した、断面長手方向Lの中央部分が下方に円弧状に湾曲した湾曲面となっている。吐水部6の下面には、第1カバー26の開口部32を通して水を外部に吐出するための吐出口34が形成されている。
通水部材8は、複数(本実施形態では2本)の通水管36で構成され、これら通水管36は、互いに所定間隔を隔てて平行に配置され、外観部材4の形状に沿って延びている。つまり、通水管36は、基端側において取付部2の給水管12に接続・連通し、第1スパウト部16の内部を屈曲部22まで上下方向に延び、屈曲部22において屈曲部22の形状に応じて略直角に屈曲し、屈曲部22から第2スパウト部18の先端側部分24まで第2スパウト部18の内部を水平方向前方に延びる。通水管36は、先端側において吐水部6に接続・連通している。
なお、図示はしないが、吐水部6の近傍には使用者の手を感知するセンサが設けられており、センサの信号を給水管12の供給弁に伝達するための信号線が、通水管36に沿って配置されている。
補強部材10は、第1スパウト部16の基端側部分20に設けられた第1の補強部材38と、屈曲部22に設けられた第2の補強部材40とを有する。第1及び第2の補強部材38,40の各々は、外観部材4を補強する補強リブ42,44と、補強リブ42,44を所定位置で保持する保持部材46,48と、を有する。
補強リブ42,44は、同一の厚みの板材を所定形状に切断し、複数枚(本実施形態では3枚)の板材を積層することで形成されている。
第1の補強部材38の補強リブ42の各板材は、図1及び図3に示されるように、所定の厚みTを有する板材を、同一の所定幅Dの棒状に切断することで形成されている。このとき、板材は、保持部材46の長手方向の寸法、つまり上下方向の寸法に等しい長さに切断される。このように、板材の切断形状は、補強リブ42の各板材の厚み寸法以外の形状寸法が、が外観部材4内に組み込まれたときの最終形状と同一になるため、板材に更なる曲げ加工等は行わない。
ここで、本実施形態では、所定幅Dは厚みTよりも大きく設定されており、したがって、補強リブ42の各板材は、断面長手方向L(所定幅Dの方向)と断面短手方向W(厚みTの方向)とを有する略矩形状の断面形状に形成される。
補強リブ42は、板材の厚みTの方向が外観部材4の断面長手方向Lに沿うように配置され、板材の所定幅Dの方向が外観部材4の断面短手方向Wに沿うように配置されている。つまり、補強リブ42の各板材の断面長手方向Lは、外観部材4の断面短手方向Wに沿って配置され、補強リブ42の断面短手方向Wは、外観部材4の断面長手方向Lに沿って配置される。また、複数の補強リブ42の各板材は、外観部材4の断面長手方向Lに沿って積層されている。
このように複数の板材を積層することで構成された補強リブ42は、外観部材4の断面長手方向Lに関して通水管36の両側に一対配置されている。つまり、図3に示すような吐水装置1の断面において、一対の補強リブ42の間に2つの通水管36が配置される。また、補強リブ42は、外観部材4の長手方向に沿って、つまり外観部材4の断面に直交する方向に沿って延びており、通水管36の長手方向に平行に配置される。
第2の補強部材40の複数の補強リブ44の各々は、図示はしないが、第1の補強部材38の補強リブ42と同様に、補強リブ42と同じ厚みを有する板材を複数枚(本実施形態では3枚)積層することで形成されている。より具体的には、補強リブ44の各板材は、厚みTの板材を所定幅Dで略L字形に切断することで形成されている。このとき、板材は、保持部材48の面の長手方向に沿った寸法、つまり保持部材48の上下方向に延びる部分の上下方向の寸法、屈曲部22に対応する部分の円弧状の長さ、及び水平方向に延びる部分の前後方向の寸法の和に等しい長さに切断される。このように切断した板材の形状は、補強リブ44の各板材の厚み寸法以外の寸法形状が外観部材4内に組み込まれたときの最終形状と同一の略L字形であるため、板材に更なる曲げ加工等は行わない。
ここで、所定幅Dは、厚みTよりも大きく設定されており、これにより、補強リブ44の各板材は、断面長手方向(所定幅Dの方向)と断面短手方向(厚みTの方向)とを有する略矩形状の断面形状に形成される。つまり、各板材の断面長手方向は、外観部材4の断面短手方向Wに沿って配置され、各板材の断面短手方向は、外観部材4の断面長手方向Lに沿って配置される。また、各板材は、外観部材4の断面長手方向Lに沿って積層されている。
補強リブ44は、補強リブ42と同様に、外観部材4の断面長手方向Lに関して通水管36の両側に一対配置されている。つまり、吐水装置1の断面において、一対の補強リブ44の間に2つの通水管36が配置される。また、補強リブ44は、外観部材4の長手方向に沿って、つまり外観部材4の断面に直交する方向に沿って延びており、通水管36の長手方向に平行に配置される。
保持部材46,48は、外観部材4の内部空間の断面長手方向Lの寸法に対応した幅を有する板状部材で形成されている。第1の補強部材38の保持部材46は、略矩形の板状に形成されており、長手方向が上下方向に沿うように配置されている。保持部材46は、第1カバー26及び第2カバー28のうちの第2カバー28側に配置されている。つまり、保持部材46は、第1カバー26及び通水管36よりも後方で且つ第2カバー28よりも前方に配置されている。言い換えると、保持部材46は、通水管36と第2カバー28との間に配置されている。保持部材46の前方側の面には、補強リブ42が、積層された状態で溶接等によって固定されている。これにより、補強リブ42は、保持部材46の前方側の面から前方側に突出するように延びる。
第2の補強部材40の保持部材48は、略L字形に曲げ加工された板状に形成されており、曲げ加工された部分が外観部材4の屈曲部22に対応するように配置されている。保持部材48も、保持部材46と同様に、第1カバー26及び第2カバー28のうちの第2カバー28側に配置されている。より具体的には、第1スパウト部16に配置された保持部材48は、第1カバー26及び通水管36よりも後方に配置され、また第2スパウト部18に配置された保持部材48は、第1カバー26及び通水管36よりも上方に配置されている。つまり、保持部材48は、通水管36と第2カバー28との間に配置されている。
第1スパウト部16に配置された保持部材48の前方側の面には、補強リブ44が、積層された状態で溶接等によって固定されている。これにより、補強リブ44は、保持部材48の前方側の面から前方側に突出するように延びる。また、第2スパウト部18に配置された保持部材48の下方側の面には、補強リブ44が、積層された状態で溶接等によって固定されている。これにより、補強リブ44は、保持部材48の下方側の面から下方側に突出するように延びる。
なお、積層された補強リブ42,44の板材は互いに固定されておらず、互いに隣接する板材と接する状態で保持部材46,48に溶接で固定されているが、補強リブ42,44をそれぞれ構成する複数の板材は、接着や溶接等によって互いに固定されていてもよい。
このような補強部材38、40では、屈曲部22には補強リブ44が設けられているが、先端側部分24には補強リブが設けられていない。したがって、外観部材4の断面において、外観部材4の断面積に対して補強リブの断面積が占める割合は、屈曲部22における割合よりも、先端側部分24における割合の方が小さくなっている。
このように構成された本実施形態では、吐水部6に設けられたセンサが、吐水部6の下方に手が挿入されたことを感知すると、センサからの感知信号が信号線を通して供給弁に送信され、これにより供給弁が開く。供給源からの水は、2つの流れに分割されて2つの通水管36を通り、吐水部6で合流して吐水口34から吐出される。
このように構成された本実施形態によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
外観部材4が断面長手方向L及び断面短手方向Wを有する扁平な断面形状を有し、外観部材4の内部に補強部材10を設けたので、従来のような断面円形ではなく、断面長手方向及び断面短手方向を有する扁平な、薄型の形状の外観部材を備えた場合においても、必要な強度を確保することができ、例えば使用者が吐水装置1の第2スパウト部18を上から下方に押した場合でも、屈曲部22や基端側部分20の変形や損傷を防止することができる。
外観部材4の内部に補強部材10を設けたので、外観部材4の外観に影響を及ぼすことなく外観部材4の強度を確保することができる。よって外観部材4を設計する際には外観部材4のデザイン性を優先することができるから、様々なデザインの吐水装置1を設計することができる。
補強部材10が補強リブ42、44が、外観部材4の断面に直交する方向に延びるとともに、断面短手方向Wに延びるので、外観部材4の断面短手方向Wの曲げ剛性を高めることができ、外観部材4を効果的に補強することができる。
板材を所定形状に切断することで補強リブ42,44を形成するので、入手が比較的容易な板材で補強リブ42、44を形成することができ、補強リブ42、44を比較的安価且つ簡単に用意することができる。また、板材を切断するだけで補強リブ42,44の最終形状に対応した形状を形成するので、板材に曲げ加工等の更なる加工が不要となり、補強リブ42,44を容易に製造することができる。
補強リブ42、44を、複数の板材を積層して形成するので、入手が比較的容易な板材を積層して所望の厚みの補強リブ42,44を形成することができるから、比較的安価且つ容易に多様な形状の補強リブを形成することができる。また、板材を複数積層することで補強リブ42,44を形成するので、板材の積層枚数を増減したり板材の切断形状を棒状や略L字形というように変更したりすることにより、様々な形状の補強リブ42,44を形成することができる。
補強リブ42,44を形成する板材が同一の厚みTを有しているので、補強リブ42,44を製造する際には、同じ板材を所定形状に切断すればよい。よって補強リブ42,44の製造工程を簡単にすることができる。また、必要な板材の種類が1種類になるので、板材の管理も簡単に行うことができる。
補強リブ42,44の各板材の断面長手方向Lが、外観部材4の断面短手方向Wに沿い、各板材の断面短手方向Wは、外観部材4の断面長手方向Lに沿うように配置されるので、外観部材4の断面短手方向Wの曲げ剛性が高まり、外観部材4が断面短手方向Wに撓みにくくなるから、外観部材4を効果的に補強することができる。よって外観部材4の断面短手方向Wに力が加わった場合でも、外観部材4の変形や損傷を防止することができる。
通水管36が、複数(2つ)の補強リブ42,44の間に配置されるので、通水管36の周囲において外観部材4を効果的に補強することができる。また、補強リブ42,44がそれぞれ複数設けられているので、各補強リブ42,44を1本ずつ設けた場合に比べて、断面短手方向Wの寸法を短くしても全体として必要な強度を確保することができる。これにより、外観部材4の断面短手方向Wの寸法をより小さくすることができるから、吐水装置1の薄型化を促進することができる。
また、通水管36が複数設けられているので、所定の水の流量を確保するための各通水管36の直径を小さくすることができる。これにより、外観部材4の断面短手方向Wの寸法をより小さくすることができ、必要な水量を確保しながら吐水装置1をより薄型に設計することができる。
外観部材4の断面において外観部材の断面積に対する補強リブ44の断面積が占める割合が、屈曲部22におけるよりも先端側部分24において、小さくなるように設定されている。ここで、例えば外観部材4の第2スパウト部18に断面短手方向Wに沿って力が加わる場合、外観部材4には屈曲部22において比較的大きなモーメントが生じる一方で、先端側部分20において生じるモーメントは比較的小さい。そこで、本実施形態では、屈曲部22に補強リブ44を設け、先端側部分24には補強リブを設けないことにより、効率的に外観部材4を補強することができる。また、先端側部分24に補強リブ44を設けないことにより、外観部材4に必要な強度を確保しながら、先端側部分24における外観部材4内部の空間をより広く確保することができ、例えば水の整流装置や使用者の手を感知するセンサ等の様々な内部機構を設けることができる。
外観部材4を第1カバー26及び第2カバー28で構成したので、外観部材4を簡単に組立製造することができる。また、外観部材2が第1カバー26及び第2カバー28を有することにより、例えば第1カバー26の上で補強部材10や通水部材8を配置し、その上から第1カバー26を第2カバー28で覆い、第1カバー26と第2カバー28との間を溶接等で互いに固定すれば、外観部材4の内部に補強部材10を容易に配置することができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、例えば、以下のような態様であってもよい。
前述の実施形態では、屈曲部22に第2の補強部材40を設け、先端側部分24には補強部材を設けないことにより、外観部材4の断面において外観部材の断面積に対して補強部材の断面積が占める割合を、屈曲部22におけるよりも、先端側部分24における方が小さくなるように設定したが、これに限らず、例えば補強部材を屈曲部22及び先端側部分24の両方に設け、その場合に外観部材4の断面において外観部材の断面積に対して補強部材の断面積が占める割合を、屈曲部22におけるよりも、先端側部分24における方が小さくなるように設定してもよい。
図4は、本発明に係る吐水装置1の側面図であり、図5は、図4のV−V線に沿った断面図であり、図6は、図4のVI−VI線に沿った断面図である。これらの図5及び図6に示すように吐水装置1は、先端側部分24において通水管36の両側に2つの補強リブ52を有するが、屈曲部22においては、通水管36の両側及び通水管36の間に3つの補強リブ54を有する。
このように補強リブ52,54の数を、屈曲部22よりも先端側部分24において減らすことにより、外観部材4の断面において外観部材の断面積に対して補強部材の断面積が占める割合を、屈曲部22におけるよりも、先端側部分24における方が小さくなるように設定してもよい。あるいは、屈曲部22よりも先端側部分24において、補強リブの積層枚数を減らしたり、補強リブの厚みを小さくしたり、補強リブの断面長手方向の寸法や断面短手方向の寸法を小さくすることによって、外観部材4の断面において外観部材4の断面積に対して補強部材の断面積が占める割合を、屈曲部22におけるよりも、先端側部分24における方が小さくなるように設定してもよい。
前述の実施形態では、補強リブ42,44は、全て同じ形状に切断された板状で形成されていたが、これに限らず、例えば図5及び図6に示すように、補強リブ52,54の各板材の断面長手方向Lの寸法を互いに異なるように形成してもよい。この場合には、図5に示すように、外観部材4の内部空間の形状に応じて、補強リブ52の各板材の断面長手方向Lの寸法を設定してもよい。また、図6に示すように、通水管36の両側の補強リブ54の各板材は互いに異なる寸法で形成され、通水管36の間の補強リブ54の各板材は全て同じ寸法で形成されていてもよい。このような補強リブによれば、外観部材の内部形状に応じて補強リブの形状を形成することができるから、様々な形状の外観部材においても容易且つ確実に補強することができる。
前述の実施形態では、補強部材は、外観部材の長手方向の一部に設けられていたが、これに限らず、例えば補強部材を外観部材の長手方向の全長にわたって設けてもよい。
前述の実施形態では、外観部材4の断面形状は、一方の面が平面で他方の面が一方面から遠ざかる方向に湾曲した湾曲面となっていたが、これに限らず、断面長手方向及び断面短手方向を有する形状であれば、所望のデザインに応じて任意の断面形状を採用してよい。
また、外観部材4は、第1カバー26及び第2カバー28によって形成されていたが、これに限らず、外観部材の組立構造は、形状等に応じて任意に設定してよい。
図7は、本発明に係る吐水装置1の吐水口部材の拡大図である。図7に示すように、吐水口部材100は、吐水装置1に固定され、吐水口34と、外方板110と、貫通穴120とを有する。
吐水口部材100の外方板110は、外方板110を貫通する貫通穴120を有し、外方板110と下面部26Bとが面一となるように固定される。
図8は、本発明に係る吐水装置1の吐水口部材100の拡大図であり、図9は図8におけるA−A線に沿った断面図である。図8および図9に示すように、吐水口部材100は、後述するネジ160のネジ頭161と接触する接触板130と、外方板120と接触板130との間にネジ頭161を収納する収納空間140とを有する。接触板130は、ネジ160およびネジ頭を挿入するための切欠き部131を有する。
吐水口部材100は、一方向の長さ(図8のY)が他方(図8X)よりも長くなるように構成されている。また、図示しないが吐水口部材100と同様に吐水口34に一方向の長さが他方よりも長くなるように構成されている。このように構成することで、吐水口34から吐水される水が膜状の吐水となり、吐水形状によるデザイン性が高くなる。
図10は、図4のVI−VI線に沿った断面図である。図10に示すように、吐水口部材100はネジ160によって外観部材4に固定される。ネジ頭161は、収納空間140に収納され、ネジ頭161の一部が接触板130に接触する。ネジ160は、ネジ頭161が収納空間140に収納された状態で外観部材4の羅合部150と羅合することで、吐水口部材100と外観部材4とを固定する。
収納空間140は、外方板110に設けられる貫通穴120と連通しており、外方板110よりも外側から貫通穴120を通して工具等を挿入し、ネジ160を回転させることができるように構成されている。
羅合部150は、ネジ160を挿入する挿入方向の延長線上に通水部材8が無い位置に設けられる。羅合部150は、外観部材4に設けられる形態で説明したが、必ずしも外観部材4に設けなくてもよい。
上述したように、吐水口部材100が接触板130と貫通穴120を有する外方板110との間にネジ頭161が収納される収納空間140を有している。そのため、ネジ頭161が収納空間140に収納された状態においては、ネジ頭161より外方側に外方板110があるため、ネジ頭161が外観部材4の外方に露出することがなく、デザイン性が低下することを防止できる。また、外方板110は、貫通穴120を有するため、外方板110の外方から工具等を挿入し、ネジ頭161を回転させることで、吐水口部材100を外観部材4に固定することができる。
また、接触板130が切欠き部131を有するため、ネジ頭161を収納空間140に収納させる際にスライドさせるのみで収納できるため、施工性が向上するとともに、収納空間140を小さくすることができるため、吐水口部材100が大型化することを防止できデザイン性が低下することを防止できる。
また、外方板110の外方側表面が外観部材4の下面部26Bと面一になるように外観部材4に固定されているため、吐水装置1の外観形状に凹凸が発生することを防止でき、デザイン性が低下することを防止できる。
また、吐水口部材100の形状が一方向の長さが他方向よりも長くなるように構成することで、吐水装置1から吐水される水の形状のデザイン性を向上させることができ、吐水口部材100の形状が一方向の長さが他方向よりも長くなるように構成された場合であっても、ネジ頭161を外観部材4の外方に露出させることがなく、デザイン性が低下することを防止できる。
さらに、羅合部150をネジ160の挿入方向の延長線上には通水部材8がない位置に設けることで、羅合部150と通水部材8とが干渉することでの吐水装置1の大型化を防止するとともに、羅合部150を長くすることができるため、固定の強度も高めることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 吐水装置
4 外観部材
6 吐水部
8 通水部材
26 第1カバー
27A 湾曲面(第1面)
28 第1カバー
29A 平面(第2面)
10,38,40 補強部材
34 吐水口
36 通水管
42,44,52,54 補強リブ
46,48 保持部材
100 吐水口部材
110 外方板
120 貫通穴
130 接触板
131 切欠き部
140 収納空間
150 羅合部
160 ネジ
161 ネジ頭

Claims (5)

  1. 湯水を吐水口から吐水する吐水装置であって、
    前記吐水口を有する吐水口部材と、
    前記吐水口部材に給水源からの湯水を供給する通水部材と、
    前記通水部材を覆うように設けられる外観部材と、を有し、
    前記吐水口部材は、ネジ頭を有するネジによって前記外観部材に固定され、
    さらに前記吐水口部材は、前記ネジ頭と接触する接触板と、
    前記接触板の外方に前記ネジ頭よりも小さい貫通穴を有する外方板と、
    前記接触板と前記外方板との間に前記ネジ頭が収納される収納空間を有する
    ことを特徴とする吐水装置。
  2. 前記接触板は、前記ネジ頭と接触させるための切欠き部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
  3. 前記外方板は、前記外方板の外方側の表面が前記外観部材の外方表面と面一となるように前記外観部材に固定される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の吐水装置。
  4. 前記吐水口部材は、湯水の流れ方向と直行方向の断面形状が、一方向の長さが他方向よりも長くなるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の吐水装置。
  5. 前記外観部材は、前記ネジと羅合するための羅合部を有し、
    前記羅合部は、前記ネジの挿入方向の延長線上に前記通水部材がない位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の吐水装置。
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