JP2018131044A - 車両前部構造 - Google Patents

車両前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2018131044A
JP2018131044A JP2017025600A JP2017025600A JP2018131044A JP 2018131044 A JP2018131044 A JP 2018131044A JP 2017025600 A JP2017025600 A JP 2017025600A JP 2017025600 A JP2017025600 A JP 2017025600A JP 2018131044 A JP2018131044 A JP 2018131044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
radar
vehicle
vehicle front
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017025600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6677191B2 (ja
Inventor
洋介 安井
Yosuke Yasui
洋介 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017025600A priority Critical patent/JP6677191B2/ja
Priority to US15/863,217 priority patent/US10576922B2/en
Publication of JP2018131044A publication Critical patent/JP2018131044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6677191B2 publication Critical patent/JP6677191B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/52Radiator or grille guards ; Radiator grilles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/08Air inlets for cooling; Shutters or blinds therefor
    • B60K11/085Air inlets for cooling; Shutters or blinds therefor with adjustable shutters or blinds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/48Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects combined with, or convertible into, other devices or objects, e.g. bumpers combined with road brushes, bumpers convertible into beds
    • B60R19/483Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects combined with, or convertible into, other devices or objects, e.g. bumpers combined with road brushes, bumpers convertible into beds with obstacle sensors of electric or electronic type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/52Radiator or grille guards ; Radiator grilles
    • B60R2019/525Radiator grilles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2400/00Special features of vehicle units
    • B60Y2400/30Sensors
    • B60Y2400/301Sensors for position or displacement
    • B60Y2400/3017Radars
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/88Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】レーダの発光面及び受光面への付着物の付着を抑制しつつ、カバーによる検知性能の低下を抑制できるようにする。【解決手段】自動運転の終了が指示されるとカバー40が閉じられる。これにより、レーダ30を使用しないときにおいて、レーダ30の発光面32及び受光面34がカバー40で覆われるため、発光面32及び受光面34への付着物(例えば、雨滴、雪及び砂埃)の付着を抑制できる。自動運転の開始が指示されると、カバー40を開けて、レーダ30の発光面32及び受光面34が露出される。これにより、カバー自身やカバーに付着した付着物によって、発光面32から出射される光線LBや受光面34へ入射される反射波が減衰せず、カバーによる検知性能の低下を抑制できる。【選択図】図5

Description

本発明は、車両前部構造に関する。
特許文献1には、フロントグリルに設けられた電波レーダをカバーで覆った構造が開示されている。
特開2004−138572号公報
ここで、レーダをカバーで覆うと、レーダから出射される赤外線や電波等の電磁波やレーダへ入射される反射波が、カバー自身やカバーに付着した付着物(例えば、雨滴や砂埃など)によって減衰し、レーダの検知精度が低下するおそれがある。
一方、レーダをカバーで覆わずに露出させた場合では、飛び石がレーダの出射面や入射面に当たって破損するおそれがある。また、レーダをカバーで覆わずに露出させた場合では、レーダの出射面や入射面に付着物(例えば、雨滴や砂埃など)が付着するおそれがある。レーダの出射面や入射面に付着物が付着すると、レーダの検知精度が低下するおそれがある。
本発明は、上記事実を考慮して、レーダの出射面及び入射面への付着物の付着を抑制しつつ、カバーによる検知性能の低下を抑制できる車両前部構造を得ることが目的である。
請求項1に係る車両前部構造は、ラジエータグリルと、前記ラジエータグリルに配設され、電磁波を車両前方へ出射する出射面と、該出射面から車両前方へ出射された電磁波の反射波が入射される入射面と、を有するレーダと、前記ラジエータグリルに開閉可能に設けられ、前記出射面及び前記入射面を覆うカバーと、を備える。
請求項1に係る車両前部構造によれば、ラジエータグリルに配設されたレーダの出射面から車両前方へ電磁波が出射される。出射面から車両前方へ出射された電磁波は、車両前方の車両などで反射し、その反射波が、レーダの入射面に入射される。
ここで、請求項1に係る車両前部構造では、レーダの出射面及び入射面を覆うカバーが、ラジエータグリルに開閉可能に設けられている。これにより、レーダを使用しないときにおいて、レーダの出射面及び入射面をカバーで覆うことができるため、レーダの出射面及び入射面への付着物の付着を抑制できる。
一方、レーダを使用するときには、カバーを開けて、レーダの出射面及び入射面を露出させることができる。このため、カバー自身やカバーに付着した付着物によって、出射面から出射される電磁波や入射面へ入射される反射波が減衰せず、カバーによる検知性能の低下を抑制できる。
このように、請求項1に係る車両前部構造によれば、レーダの出射面及び入射面への付着物の付着を抑制しつつ、カバーによる検知性能の低下を抑制できる。
請求項2に係る車両前部構造は、自動運転の開始が指示されると前記カバーを開ける駆動機構を備える。
請求項2に係る車両前部構造によれば、自動運転の開始が指示されると、駆動機構がカバーを開ける。このため、カバー自身やカバーに付着した付着物によって、出射面から出射される電磁波や入射面へ入射される反射波が減衰せず、自動運転の際に、カバーによる検知性能の低下を抑制できる。
請求項3に係る車両前部構造では、前記駆動機構は、自動運転の終了が指示されると前記カバーを閉じる。
請求項3に係る車両前部構造によれば、自動運転の終了が指示されると、駆動機構がカバーを閉じる。このため、自動運転の終了後のレーダを使用しないときに、レーダの出射面及び入射面がカバーで覆われた状態となり、レーダの出射面及び入射面への付着物の付着を抑制できる。
本発明は、上記構成としたので、レーダの出射面及び入射面への付着物の付着を抑制しつつ、カバーによる検知性能の低下を抑制できるという優れた効果を有する。
第一実施形態に係る車両前部構造を示す斜視図である。 図1に示す車両前部構造を車両後方側から見た斜視図である。 図1に示す車両前部構造において、カバーが開けられた状態を示す斜視図である。 図3に示す車両前部構造を車両後方側から見た斜視図である。 図1に示す車両前部構造の一部を示す側断面図である。 第二実施形態に係る車両前部構造を示す斜視図である。 図6に示す車両前部構造を車両後方側から見た斜視図である。 図6に示す車両前部構造において、カバーが開けられた状態を示す斜視図である。 図8に示す車両前部構造を車両後方側から見た斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。なお、各図に適宜示される矢印FR、矢印UP及び矢印OUTは、それぞれ、車両前方側、車両上方側、車両幅方向外側を示している。また、以下では、車両の前後方向及び車両上下方向を、それぞれ、単に、前後、上下という場合がある。
<第一実施形態>
(車両前部構造10)
まず、第一実施形態に係る車両前部構造10の構成について説明する。
車両前部構造10は、図1、図2及び図5に示されるように、ラジエータグリル20と、レーダ30と、カバー40と、駆動機構の一例としてのアクチュエータ50と、を備えている。
ラジエータグリル20は、図1に示されるように、グリル部22と、ベゼル部60と、メッキモール26と、を有している。グリル部22は、網目状に形成されている。このグリル部22は、グリル部22に対する車両後方側に配置されたラジエータ(図示省略)等を冷却するために、車両走行時の走行風を取り入れる機能を有している。
メッキモール26は、グリル部22の下端部22Aに車両幅方向に沿って設けられている。このメッキモール26は、樹脂で成形されたモール部材の表面に加飾用のメッキが施されたものであり、メッキとしては例えばクロムメッキが用いられる。
ベゼル部60は、グリル部22及びメッキモール26の車両幅方向中央部であって、メッキモール26の上側且つグリル部22の下部に配置されている。このベゼル部60は、カバー40が配置される配置部分である。具体的には、ベゼル部60は、枠状部62と、隔壁部64(図2及び図3参照)と、を有している。枠状部62は、図1に示されるように、正面視にて台形状の枠体で形成されている。そして、カバー40によって開閉される開口部66が、枠状部62によって囲まれることで形成されている。開口部66は、台形状とされている。
隔壁部64は、閉状態のカバー40の車両後方側に配置されており(図1及び図3参照)、枠状部62から車両後方側に凹状に形成されている。隔壁部64における閉状態のカバー40と対向する位置には、レーダ30の後述の発光面32及び受光面34を車両前方側へ露出される開口67が形成されている(図3及び図5参照)。
レーダ30は、図2及び図4に示されるように、隔壁部64の車両後方側に配設されている。このレーダ30は、自動運転を実行している状態において、車両前方側の車両と自車両との車間距離の測定等を行って、自車両の周辺情報を取得する装置である。具体的には、レーダ30は、図3に示されるように、出射面の一例としての発光面32と、入射面の一例としての受光面34と、を有している。
発光面32は、図5に示されるように、赤外線等の光線LB(電磁波の一例)を車両前方へ出射する機能を有している。受光面34は、発光面32から車両前方へ出射された光線LBが、車両前方側の車両等の対象物で反射されることで生じる反射波が入射される機能を有している。そして、レーダ30の発光面32及び受光面34が、隔壁部64の開口67を通じて、車両前方側へ露出されている。
カバー40は、図1に示されるように、正面視にて台形状とされている。このカバー40は、枠状部62の上縁部分62Aに開閉可能に設けられている。具体的には、カバー40の上部が、車両幅方向の一端部及び他端部のそれぞれにおいて、支持アーム42によって枠状部62の上縁部分62Aに開閉可能に支持されている。カバー40は、枠状部62における車両幅方向に沿った上縁部分62A周りに回転することで開閉されるフラップ式の開閉部となっている。
カバー40は、閉状態(図1及び図5の二点鎖線で示す状態)において開口部66を閉鎖する。これにより、レーダ30の発光面32及び受光面34に対する車両前方側にカバー40が配置され、発光面32から車両前方側へ出射された光線LBがカバー40に当たる。なお、カバー40の閉状態において、隔壁部64とカバー40との間の空間が閉空間とされる。
一方、カバー40は、開状態(図3及び図5の実線で示す状態)において開口部66が開放される。これにより、レーダ30の発光面32及び受光面34に対する車両前方側が開放され、発光面32から車両前方側へ出射された光線LBがカバー40に当たることなく、車両前方側へ向かう。また、発光面32から車両前方側へ出射された光線LBが、車両前方側の車両で反射されることで生じる反射波が、カバー40に当たることなく受光面34へ入射される。
アクチュエータ50は、図2及び図4に示されるように、グリル部22の車両後方側に配設されている。このアクチュエータ50は、一方の支持アーム42に連結されたロッド52を有している。アクチュエータ50では、図2に示されるように、ロッド52を引き上げることで、支持アーム42を通じてカバー40を閉じる。さらに、アクチュエータ50では、図4に示されるように、ロッド52を押し下げることで、支持アーム42を通じてカバー40を開ける。
アクチュエータ50には、図5に示されるように、アクチュエータ50の駆動を制御する制御部70が接続されている。制御部70は、自動運転の開始が指示される開始指示情報を取得すると、アクチュエータ50を駆動して、カバー40を開ける。制御部70は、自動運転の終了が指示される終了指示情報を取得すると、アクチュエータ50を駆動して、カバー40を閉じる。このように、車両前部構造10では、自動運転の開始が指示されるとカバー40が開けられ、自動運転の終了が指示されるとカバー40が閉じられる。
なお、車両前部構造10では、図5に示されるように、ライセンスプレート80が取り付けられる取付部82が、グリル部22の車両前方側であって、カバー40の上方側に配設されている。
(第一実施形態の作用効果)
次に、第一実施形態に係る車両前部構造10の作用効果を説明する。
第一実施形態に係る車両前部構造10では、自動運転の開始が指示されると、図3に示されるように、アクチュエータ50が駆動してカバー40が開けられる。これにより、図5に示されるように、レーダ30の発光面32及び受光面34に対する車両前方側が開放され、発光面32から車両前方側へ出射された光線LB(図5参照)がカバー40に当たることなく、車両前方側へ向かう。また、発光面32から車両前方へ出射された光線LBが、車両前方側の車両で反射されることで生じる反射波が受光面34へ入射される。反射波が受光面34へ入射されることで、車両前方側の車両との車間距離の測定等を行って、自車両の周辺情報を取得する。
そして、自動運転の終了が指示されると、図1に示されるように、アクチュエータ50が駆動してカバー40が閉じられる。これにより、自動運転の終了後のレーダ30を使用しないとき(例えば、手動運転)において、レーダ30の発光面32及び受光面34がカバー40で覆われるため、発光面32及び受光面34への付着物(例えば、雨滴、雪及び砂埃など)の付着を抑制できる。
一方、自動運転を実行するときには、前述のように、カバー40を開けて、レーダ30の発光面32及び受光面34が露出される。これにより、カバー自身やカバーに付着した付着物によって、発光面32から出射される光線LBや受光面34へ入射される反射波が減衰せず、カバー40によるレーダ30の検知性能の低下を抑制できる。
なお、自動運転は、穏やかな天候下において舗装路上を高速巡航する場合において、使用頻度が高いと考えられる。すなわち、降雨時(大雨時)や降雪時、砂利道等の悪路の走行時には、自動運転の使用頻度が低いため、自動運転を実行する際に発光面32及び受光面34を露出させても、発光面32及び受光面34へ付着物(例えば、雨滴、雪及び砂埃など)が付着しにくい。
以上のように、第一実施形態に係る車両前部構造10によれば、レーダ30の発光面32及び受光面34への付着物の付着を抑制しつつ、カバー40によるレーダ30の検知性能の低下を抑制できる。
なお、カバー40を開けて、レーダ30の発光面32及び受光面34を露出させることができるので、車両前部構造10では、発光面32及び受光面34や、カバー40の内面側に付着した付着物を清掃することも可能である。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態に係る車両前部構造200について説明する。前述の車両前部構造10と同一機能を有する部分については、同一符号を適宜付して、説明を適宜省略する。
車両前部構造200は、フラップ式のカバー40に替えて、シャッター式(スライド式)のカバー240を備えている。この点で、車両前部構造200は、車両前部構造10と異なるが、他の構成については、車両前部構造10と同様に構成されている。
カバー240は、図6に示されるように、正面視にて台形状とされている。このカバー240は、ベゼル部60の枠状部62に上下方向に開閉可能に設けられている。具体的には、以下のように構成されている。
枠状部62の上縁部分62Aを上方へ貫通し且つグリル部22に達し、カバー240が格納可能なスリット260が形成されている。さらに、スリット260に格納されるカバー240をガイドする一対のガイド部262が、グリル部22に設けられている。一対のガイド部262は、それぞれ、カバー240の幅方向両側の端面を案内する。
カバー240は、閉状態(図6に示す状態)において開口部66を閉鎖する。これにより、レーダ30の発光面32及び受光面34に対する車両前方側にカバー240が配置され、発光面32から車両前方側へ出射された光線がカバー240に当たる。なお、カバー240の閉状態において、隔壁部64とカバー240との間の空間が閉空間とされる。
一方、カバー240は、開状態(図8に示す状態)において開口部66が開放される。これにより、レーダ30の発光面32及び受光面34に対する車両前方側が開放され、発光面32から車両前方側へ出射された光線がカバー240に当たることなく、車両前方側へ向かう。また、発光面32から車両前方側へ出射された光線が、車両前方側の車両で反射されることで生じる反射波が、カバー240に当たることなく受光面34へ入射される。
車両前部構造200では、アクチュエータ50のロッド52の先端部が、カバー240に固定されている。アクチュエータ50では、図7に示されるように、ロッド52を押し下げることでカバー40を閉じる。さらに、アクチュエータ50では、図9に示されるように、ロッド52を引き上げることで、カバー40を開ける。車両前部構造200では、制御部70(図5参照)がアクチュエータ50を駆動制御することで、自動運転の開始が指示されるとカバー240が開けられ、自動運転の終了が指示されるとカバー240が閉じられる。
(第二実施形態の作用効果)
次に、第二実施形態に係る車両前部構造200の作用効果を説明する。
車両前部構造200では、自動運転の終了が指示されると、図6に示されるように、アクチュエータ50が駆動してカバー240が閉じられる。これにより、自動運転の終了後のレーダ30を使用しないとき(例えば、手動運転)において、レーダ30の発光面32及び受光面34がカバー240で覆われるため、発光面32及び受光面34への付着物(例えば、雨滴、雪及び砂埃など)の付着を抑制できる。
一方、自動運転を実行するときには、前述のように、カバー240を開けて、レーダ30の発光面32及び受光面34が露出される。これにより、カバー自身やカバーに付着した付着物によって、発光面32から出射される光線や受光面34へ入射される反射波が減衰せず、カバー240によるレーダ30の検知性能の低下を抑制できる。
以上のように、第二実施形態に係る車両前部構造200によれば、レーダ30の発光面32及び受光面34への付着物の付着を抑制しつつ、カバー240によるレーダ30の検知性能の低下を抑制できる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。上記の実施形態では、レーダ30は、赤外線等の光線を用いて検知を行っていたが、電波等の他の電磁波を用いて検知を行うレーダであってもよい。
10、200 車両前部構造
20 ラジエータグリル
30 レーダ
32 発光面(出射面の一例)
34 受光面(入射面の一例)
40、240 カバー
50 アクチュエータ(駆動機構の一例)
LB 光線(電磁波の一例)

Claims (3)

  1. ラジエータグリルと、
    前記ラジエータグリルに配設され、電磁波を車両前方へ出射する出射面と、該出射面から車両前方へ出射された電磁波の反射波が入射される入射面と、を有するレーダと、
    前記ラジエータグリルに開閉可能に設けられ、前記出射面及び前記入射面を覆うカバーと、
    を備える車両前部構造。
  2. 自動運転の開始が指示されると前記カバーを開ける駆動機構を備える請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記駆動機構は、自動運転の終了が指示されると前記カバーを閉じる請求項2に記載の車両前部構造。
JP2017025600A 2017-02-15 2017-02-15 車両前部構造 Active JP6677191B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025600A JP6677191B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 車両前部構造
US15/863,217 US10576922B2 (en) 2017-02-15 2018-01-05 Vehicle front portion structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025600A JP6677191B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 車両前部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018131044A true JP2018131044A (ja) 2018-08-23
JP6677191B2 JP6677191B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=63106627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017025600A Active JP6677191B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 車両前部構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10576922B2 (ja)
JP (1) JP6677191B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020030185A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 本田技研工業株式会社 外界センサ
JP2020030184A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 本田技研工業株式会社 外界センサ
JP2020153827A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社小糸製作所 センサシステム
US11661037B2 (en) 2019-11-15 2023-05-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle front structure

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6677191B2 (ja) * 2017-02-15 2020-04-08 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
US10464412B2 (en) * 2017-06-19 2019-11-05 Ford Global Technologies, Llc Methods and system for diagnosing a position of active grille shutters of a vehicle
JP6848831B2 (ja) * 2017-11-28 2021-03-24 トヨタ自動車株式会社 センサー搭載構造
JP7102947B2 (ja) * 2018-05-29 2022-07-20 トヨタ自動車株式会社 センサ用プロテクタ及びこれを備えた車両
US11221408B2 (en) * 2018-09-28 2022-01-11 Nissan North America, Inc. Radar unit assembly for a vehicle
US10730384B1 (en) * 2019-04-03 2020-08-04 Ford Global Technologies, Llc Vehicle air flow shutter control assembly and method
FR3133792A1 (fr) * 2022-03-28 2023-09-29 Psa Automobiles Sa Parechoc de vÉHICULE AUTOMOBILE Ā GRILLE D’AÉRATION
DE102022115089A1 (de) 2022-06-15 2023-12-21 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kühlergrillverkleidung für ein Kraftfahrzeug und Kraftfahrzeug mit einer derartigen Kühlergrillverkleidung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135984U (ja) * 1981-02-18 1982-08-25
JPH0314479U (ja) * 1989-06-23 1991-02-14
DE102016008064A1 (de) * 2016-06-30 2016-12-08 Daimler Ag Kraftfahrzeug mit einem Fahrzeugdach

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3659951B2 (ja) 2002-10-21 2005-06-15 三菱電機株式会社 車載レーダ装置
FR2916181B1 (fr) * 2007-05-14 2009-11-20 Renault Sas Element d'habillage d'un bouclier de vehicule automobile
US9879589B2 (en) * 2012-08-06 2018-01-30 GM Global Technology Operations LLC Initialization sequence for a vehicle grille shutter
US9308074B2 (en) * 2012-12-04 2016-04-12 Cook Medical Technologies Llc Filter retrieval device
JP5803976B2 (ja) * 2013-05-13 2015-11-04 マツダ株式会社 車両用シャッター
DE102014007910A1 (de) * 2014-05-27 2015-12-03 Daimler Ag Verfahren zum Betrieb einer Kühlergrillanordnung, Kühlergrillanordnung und Fahrzeug
JP6155249B2 (ja) * 2014-12-26 2017-06-28 株式会社ファルテック グリルシャッタモジュール
FR3036662B1 (fr) * 2015-05-29 2018-12-07 Valeo Systemes Thermiques Panneau de volets et vehicule automobile
KR101869157B1 (ko) * 2015-09-23 2018-06-19 김훈래 색상 조절 및 전파 투과 가능한 차량용 센서 커버 적층체
US9828036B2 (en) * 2015-11-24 2017-11-28 Srg Global Inc. Active grille shutter system with integrated radar
JP2017106906A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company 金属光沢を有する電波透過型カバー
US9975421B2 (en) * 2016-07-18 2018-05-22 GM Global Technology Operations LLC Heated vehicle shutter
KR101887753B1 (ko) * 2016-08-29 2018-08-13 현대자동차주식회사 스마트 크루즈 컨트롤 레이더 커버
US9616743B1 (en) * 2016-11-30 2017-04-11 Borgwarner Inc. Cooling air flow system
US10011165B2 (en) * 2016-12-02 2018-07-03 Ford Global Technologies, Llc Grill shutter operation
DE102017200967A1 (de) * 2017-01-20 2018-07-26 Röchling Automotive SE & Co. KG Luftklappenvorrichtung mit Luftklappenverstellung auf Grundlage einer ermittelten Kollisionsgefahr
JP6677191B2 (ja) * 2017-02-15 2020-04-08 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
US10532718B2 (en) * 2017-05-18 2020-01-14 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Bumper assemblies including deformable upper energy absorbers
US20190026961A1 (en) * 2017-07-18 2019-01-24 Ford Global Technologies, Llc Drone-based diagnostic system for active grille shutters of a vehicle
JP6460180B1 (ja) * 2017-08-22 2019-01-30 マツダ株式会社 エンジンの保温構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135984U (ja) * 1981-02-18 1982-08-25
JPH0314479U (ja) * 1989-06-23 1991-02-14
DE102016008064A1 (de) * 2016-06-30 2016-12-08 Daimler Ag Kraftfahrzeug mit einem Fahrzeugdach

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020030185A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 本田技研工業株式会社 外界センサ
JP2020030184A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 本田技研工業株式会社 外界センサ
JP2020153827A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社小糸製作所 センサシステム
JP7336222B2 (ja) 2019-03-20 2023-08-31 株式会社小糸製作所 センサシステム
US11661037B2 (en) 2019-11-15 2023-05-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle front structure

Also Published As

Publication number Publication date
US20180229679A1 (en) 2018-08-16
JP6677191B2 (ja) 2020-04-08
US10576922B2 (en) 2020-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6677191B2 (ja) 車両前部構造
US20190233025A1 (en) Aerodynamic deflector device for motor vehicle wheel
JP2020008389A (ja) 車両用センサユニット
WO2015064266A1 (ja) ウインドレギュレータ
EP3141440A1 (fr) Système et procédé d'essuyage d'une vitre de véhicule
JP5848852B2 (ja) 車両後部構造
JP2017077804A (ja) フロントグリル
JP2019537531A (ja) カメラレンズ上に空気流を配向するためのエアスクープ
KR20200044187A (ko) 커버순환방식 센서보호 장치 및 자율주행차량
GB2493909A (en) A vehicle with deployable sensor apparatus for determining wading depth
JP6871529B2 (ja) ウォッシャーノズルの配置構造
US10525818B2 (en) Rear spoiler arrangement for a motor vehicle
JP2015113088A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6550807B2 (ja) 車両用撮影装置
JP2011131679A (ja) 車両のデフレクタ装置
US20220297638A1 (en) Diverting air from a cargo area of a vehicle
US10843663B2 (en) Windshield wiper system with actively movable platform
JP2024033629A (ja) 周辺情報検出センサ用のカバー構造
GB2573162A (en) Spray suppression device
TW202436899A (zh) 雷射感測器裝置
JP2956814B2 (ja) 角度可変の整流板を備えた自動車
KR102404996B1 (ko) 자동차용 카메라를 위한 빗물 및 이물질 차단장치
CN215475494U (zh) 车辆用反射器
JP2015000671A (ja) 車体前部構造
KR20180096237A (ko) 자동차유리창마스크

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6677191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151