JP2018130127A - 組換え大腸菌及びその利用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Acholeplasma laidlawii、Amphibacillus xylanus、又はStreptobacillus moniliformis由来のメバロン酸経路遺伝子群を導入した組換え大腸菌によれば、テルペンの高生産が可能となる。
【選択図】なし
Description
・メバロン酸キナーゼ遺伝子;
・ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ遺伝子;
・ホスホメバロン酸キナーゼ遺伝子。
(a)配列番号1〜3のいずれかに記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(b)配列番号1〜3のいずれかに記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(c)配列番号1〜3のいずれかに記載されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(d)配列番号4〜6のいずれかに記載される塩基配列からなる遺伝子;
(e)上記(a)〜(d)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。
(f)配列番号7〜9のいずれかに記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(g)配列番号7〜9のいずれかに記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(h)配列番号7〜9のいずれかに記載されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(i)配列番号10〜12のいずれかに記載される塩基配列からなる遺伝子;
(j)上記(f)〜(i)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。
(k)配列番号13〜15のいずれかに記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(l)配列番号13〜15のいずれかに記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(m)配列番号13〜15のいずれかに記載されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(n)配列番号16〜18のいずれかに記載される塩基配列からなる遺伝子;
(o)上記(k)〜(n)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。
・HMG-CoA合成酵素(HMG-CoA synthase)遺伝子;
・HMG-CoAレダクターゼ(HMG-CoA reductase)遺伝子;
・1型及び/又は2型イソペンテニル二リン酸イソメラーゼ遺伝子。
本発明に係る組換え大腸菌は、Acholeplasma laidlawii、Amphibacillus xylanus、又はStreptobacillus moniliformis由来の以下の(1)〜(3)の遺伝子を導入し、発現させた組換え大腸菌であればよく、その他の具体的な構成は特に限定されない:
(1)メバロン酸キナーゼ遺伝子;
(2)ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ遺伝子;
(3)ホスホメバロン酸キナーゼ遺伝子。
(a)配列番号1〜3のいずれかに記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(b)配列番号1〜3のいずれかに記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(c)配列番号1〜3のいずれかに記載されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(d)配列番号4〜6のいずれかに記載される塩基配列からなる遺伝子;
(e)上記(a)〜(d)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。
(f)配列番号7〜9のいずれかに記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(g)配列番号7〜9のいずれかに記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(h)配列番号7〜9のいずれかに記載されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(i)配列番号10〜12のいずれかに記載される塩基配列からなる遺伝子;
(j)上記(f)〜(i)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。
(k)配列番号13〜15のいずれかに記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(l)配列番号13〜15のいずれかに記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(m)配列番号13〜15のいずれかに記載されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(n)配列番号16〜18のいずれかに記載される塩基配列からなる遺伝子;
(o)上記(k)〜(n)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。
さらに、本発明には、以下の(4)〜(6)の遺伝子を導入し発現させた組換え大腸菌が含まれる:
(4)HMG-CoA合成酵素(HMG-CoA synthase)遺伝子;
(5)HMG-CoAレダクターゼ(HMG-CoA reductase)遺伝子;
(6)1型及び/又は2型イソペンテニル二リン酸イソメラーゼ遺伝子。
本発明には、さらに、ファルネシル二リン酸(FPP)からテルペン(イソプレノイド)を合成する酵素の遺伝子又は遺伝子群を導入し発現させた組換え大腸菌が含まれる。
本発明には、上述した組換え大腸菌を培養して、テルペンを取得するテルペンの製造方法が含まれる。かかるテルペンの製造方法は、上記組換え大腸菌を使用するものであればよく、その他の具体的な構成については特に限定されない。
〔参考文献1〕V. J. J. Martin, Y. Yoshikuni, J. D. Keasling, Biotechnol. Bioeng. 75: 497-503, 2001
〔参考文献2〕N. Misawa, Y. Satomi, K. Kondo, A. Yokoyama, S. Kajiwara, T. Saito, T. Ohtani, W. Miki, J. Bacteriol., 177: 6575-6584, 1995
〔参考文献3〕M. Albrecht, N. Misawa, G. Sandmann, Biotechnol. Lett., 21: 791-795, 1999.
〔参考文献4〕M. Takagi, T. Kuzuyama, S. Takahashi, H. Seto, J. Bacteriol., 182: 4153-4157, 2000
〔参考文献5〕K. Kakinuma, Y. Dekishima, Y. Matsushima, T. Eguchi, N. Misawa, M. Takagi, T. Kuzuyama, H. Seto, J. Am. Chem. Soc., 123: 1238-1239, 2001
〔参考文献6〕F. Yu, H. Harada, K. Yamasaki, S. Okamoto, S. Hirase, Y. Tanaka, N. Misawa, R. Utsumi, FEBS Lett., 2008 Jan. 30
Acholeplasma laidlawii ATCC 23206株由来のメバロン酸キナーゼ(mevalonate kinase;MVA kinase, AlMVK)、ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ(diphosphomevalonate decarboxylase;DPMVA decarboxylase, AlDPMVDC)、ホスホメバロン酸キナーゼ(phosphomevalonate kinase; PMVA kinase, AlPMVK)の3遺伝子をコードする2.9kbpのDNA断片と、それに続くStreptomyces属CL190株の由来のIPPイソメラーゼ、HMG-CoA合成酵素、HMG-CoAレダクターゼの3遺伝子をコードする3.5kbpのDNA断片について、tacプロモーター(Ptac)とrrnBターミネーター(TrrnB)で挟みこむ構造を持つプラスミドpAC-AlMevを作製した(図1)。
上述した方法にて構築したプラスミドを、リコペン産生用プラスミドpCRT-EIBプラスミド(N. Misawa, M. Nakagawa, K. Kobayashi, S. Yamano, Y. Izawa, K. Nakamura, K. Harashima, J. Bacteriol, 172: 6704-6712, 1990; ただし本文献ではpCRT-EIBはpCAR-ADEと記載)と共に、大腸菌コンピテントセル(ECOS competent E. coli JM109(ニッポンジーン社製)、ECOS competent E. coli BL21(DE3) (ニッポンジーン社製)、C600(汎用の方法により作製したもの)、JM101(汎用の方法により作製したもの))に導入し、アンピシリン(Ap、終濃度100μg/mL)及びクロラムフェニコール(Cm、終濃度30μg/mL)を含むLBプレート上で陽性クローンを得た(図2)。
Streptobacillus moniliformis DSM12112株由来のメバロン酸キナーゼ(mevalonate kinase;MVA kinase, SmMVK)、ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ(diphosphomevalonate decarboxylase;DPMVA decarboxylase, SmDPMVDC)、ホスホメバロン酸キナーゼ(phosphomevalonate kinase; PMVA kinase, SmPMVK)の3遺伝子をコードする2.6kbpのDNA断片と、それに続くStreptomyces属CL190株の由来のIPPイソメラーゼ、HMG-CoA合成酵素、HMG-CoAレダクターゼの3遺伝子をコードする3.5kbpのDNA断片、さらにその下流に出芽酵母Saccharomyces cerevisiae由来の1型イソペンテニル二リン酸イソメラーゼ遺伝子(Scidi)及びラットRattus norvegicus由来のアセト酢酸−CoAリガーゼ遺伝子(Aacl)をコードする2.9kbpのDNA断片について、tacプロモーター(Ptac)とrrnBターミネーター(TrrnB)で挟みこむ構造を持つプラスミドpAC-SmMev/Scidi/Aaclを作製した(図4)。プラスミドの具体的な構築方法は以下の通りである。
タイヘイヨウイチイ(Taxus brevifolia)由来のタキサジエン(taxadiene)合成酵素遺伝子(TXS)をコードする2.4kbpのDNA断片、及び土壌細菌Pantoea ananatis由来のゲラニルゲラニル二リン酸(GGPP)合成酵素遺伝子(crtE)をコードする0.9kbpのDNA断片について、T7プロモーター(PT7)及びT7ターミネーター(TT7)で挟みこむ構造を持つプラスミドpRSF-TXS/crtEを作製した(図5)。プラスミドの具体的な構築方法は以下の通りである。
上述した方法にて構築したプラスミド2種を、大腸菌コンピテントセル(ECOS competent E. coli BL21(DE3) (ニッポンジーン社製))に導入し、クロラムフェニコール(Cm、終濃度30μg/mL)及びカナマイシン(Km、100μg/mL)を含むLBプレート上で陽性クローンを得た。これをCm及びKmを含む3.0mlのLB培地中に植菌し、28℃で16時間前培養した後、0.2mL(1%)を20mlのTB培地(バクトトリプトン、終濃度12g/L、酵母エキス、終濃度24g/L、KH2PO4、終濃度2.3g/L、K2HPO4、終濃度12.4g/L、及びグリセロール、終濃度10g/L)に植菌して37℃で本培養を行った。600nmの吸光度が0.8に到達した時点で、isopropyl β-D-thiogalactopyranoside (IPTG、終濃度0.1mM)、アセト酢酸リチウム塩(lithium acetoacetate; LAA、終濃度1.0g/L)及びドデカン(dodecane、終濃度1%)を添加し、20℃で72時間培養を続けた。48時間及び72時間後の培養液5mlを遠心分離(15,000rpm、4℃、5分間)にて回収し、このうちのドデカン層をガスクロマトグラフ質量分析機GCMS-QP2010 Ultra(島津製作所社製)にて解析を行った。
Claims (7)
- Amphibacillus xylanus、又はStreptobacillus moniliformis由来の以下の(1)〜(3)の遺伝子を導入したことを特徴とする組換え大腸菌:
(1)メバロン酸キナーゼ遺伝子;
(2)ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ遺伝子;
(3)ホスホメバロン酸キナーゼ遺伝子。 - 上記(1)メバロン酸キナーゼ遺伝子は、以下の(a)〜(e)からなる群より選択されるいずれかの遺伝子であることを特徴とする請求項1に記載の組換え大腸菌:
(a)配列番号2または3に記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(b)配列番号2または3に記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(c)配列番号2または3に記載されるアミノ酸配列と90%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(d)配列番号5または6に記載される塩基配列からなる遺伝子;
(e)上記(a)〜(d)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。 - 上記(2)ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ遺伝子は、以下の(f)〜(j)からなる群より選択されるいずれかの遺伝子であることを特徴とする請求項1又は2に記載の組換え大腸菌:
(f)配列番号8または9に記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(g)配列番号8または9に記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(h)配列番号8または9に記載されるアミノ酸配列と90%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(i)配列番号11または12に記載される塩基配列からなる遺伝子;
(j)上記(f)〜(i)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。 - 上記(3)ホスホメバロン酸キナーゼ遺伝子は、以下の(k)〜(o)からなる群より選択されるいずれかの遺伝子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の組換え大腸菌:
(k)配列番号14または15に記載されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子;
(l)配列番号14または15に記載されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(m)配列番号14または15に記載されるアミノ酸配列と90%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子;
(n)配列番号17または18に記載される塩基配列からなる遺伝子;
(o)上記(k)〜(n)のいずれかの遺伝子と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつホスホメバロン酸キナーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子。 - さらに、以下の(4)〜(6)の遺伝子を導入したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の組換え大腸菌:
(4)HMG-CoA合成酵素(HMG-CoA synthase)遺伝子;
(5)HMG-CoAレダクターゼ(HMG-CoA reductase)遺伝子;
(6)1型及び/又は2型イソペンテニル二リン酸イソメラーゼ遺伝子。 - さらに、ファルネシル二リン酸からテルペンを合成する酵素の遺伝子又は遺伝子群を導入したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の組換え大腸菌。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の組換え大腸菌を培養して、テルペンを取得することを特徴とするテルペンの製造方法。
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