JP2018129142A - 接続モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電極が側方に突出する蓄電素子群に取り付けられる接続モジュールにおいて、大きさをコンパクトに維持しつつ、蓄電素子群への誤取付けを抑制できる接続モジュールを提供すること。【解決手段】接続モジュール20は、第1連結ユニット21A、第2連結ユニット21B、および連結部材30を備える。第1連結ユニット21Aは、複数の蓄電素子11の隣接する蓄電素子11の正極13Aおよび負極13Bの電極端子を接続するバスバー40が収容される単位ユニット22を複数含み、各蓄電素子の一方の側面12Aに配置される。第2連結ユニット21Bは、各蓄電素子の他方の側面12Bに配置される。連結部材30は、蓄電素子群10に取り付けられる際に蓄電素子群の上方に位置し、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとを、相対的に位置決めして連結する。【選択図】図1

Description

本発明は、接続モジュールに関し、詳しくは、蓄電モジュールに使用される接続モジュールに関する。
電気自動車やハイブリッド車等の車両用の蓄電モジュールは、正極及び負極の電極端子を有するバッテリ(蓄電素子)が複数個並んで配列されており、隣り合うバッテリの電極端子間が接続モジュールに含まれるバスバーで接続されることにより、複数のバッテリが直列や並列に接続されるようになっている。
通常、複数のバッテリを直列に接続する場合には、一方の列について、隣り合う2個の蓄電素子ごとに電極端子間をバスバーで接続する一方、他方の列について、一方の列において接続した隣り合う2個のバッテリとは、バッテリを一個ずらした位置にある隣り合う2個のバッテリごとに電極端子間をバスバーで接続する必要がある。
したがって、複数のバスバーを備えた接続モジュール(連結ユニット)を各列ごとに取り付ける際には、一方の列の接続モジュールに対して他方の列の接続モジュールをバッテリ一個分ずらした位置に取り付ける必要がある。仮に一方の列について接続後に、他方の列の接続モジュールの取付位置を間違えた場合には、バッテリを直列等させることができないだけでなく、短絡するおそれが懸念される。そのため、接続モジュールのバッテリ群(蓄電素子群)への誤取付けを防止する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、電極(電極端子)が側方に突出するバッテリ集合体(蓄電素子群)に取り付けられるバッテリ接続プレート(連結ユニット)が開示されている。そして、バッテリ接続プレートに大小の枠部を各バッテリ(蓄電素子)に対応して設け、また、その大小の枠部に対応して、バッテリ集合体の一つおきのバッテリに突部(直行する壁部)を設けることによって、接続モジュールの蓄電モジュールへの誤取付けを防止する技術が開示されている。
特開2000−343341号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の接続モジュールの蓄電素子群への誤取付けを防止する方法では、大小の枠部を各バッテリに対応してバッテリ接続プレートに設ける必要があり、バッテリ接続プレートの大きさ、言い換えれば、接続モジュールの大きさがその分増加することとなっていた。
そこで、本明細書では、電極(電極端子)が側方に突出する蓄電素子群に取り付けられる接続モジュールにおいて、接続モジュールの大きさをコンパクトに維持しつつ、接続モジュールの蓄電素子群への誤取付けを抑制できる接続モジュールを提供する。
本明細書によって開示される接続モジュールは、正極および負極の電極端子を有する複数の蓄電素子が並べられてなる蓄電素子群に取り付けられる接続モジュールであって、前記正極の電極端子は、蓄電素子の、前記複数の蓄電素子の並び方向と垂直方向の一方の側面に、突出して設けられ、前記負極の電極端子は、前記蓄電素子の前記一方の側面と対向する他方の側面に、突出して設けられ、前記複数の蓄電素子の隣接する蓄電素子の正極及び負極の電極端子を接続するバスバーが収容される単位ユニットを複数含み、隣り合う前記単位ユニットを連結して構成され、各蓄電素子の前記一方の側面に配置される第1連結ユニットと、前記バスバーが収容される単位ユニットを複数含み、隣り合う前記単位ユニットを連結して構成されるとともに、各蓄電素子の前記他方の側面に配置される第2連結ユニットと、前記蓄電素子群に取り付けられる際に前記蓄電素子群の上方に位置し、前記第1連結ユニットと前記第2連結ユニットとを、相対的に位置決めして連結する連結部材と、を備える。
本構成によれば、蓄電素子群に取り付けられる際に蓄電素子群の上方に位置し、第1連結ユニットと第2連結ユニットとを、相対的に位置決めして連結する連結部材が設けられている。そのため、第1連結ユニットと第2連結ユニットとに誤取付け抑制の構成を設ける必要がない。それによって、電極(電極端子)が側方に突出する蓄電素子群に取り付けられる接続モジュールにおいて、接続モジュールの大きさをコンパクトに維持しつつ、接続モジュールの蓄電素子群への誤取付けを抑制できる。
上記接続モジュールにおいて、前記連結部材は、平面視矩形状の本体部と、前記本体部の両端部に設けられ、前記第1連結ユニットおよび前記第2連結ユニットを連結するための係合受け部または係合部と、を有し、前記第1連結ユニットおよび前記第2連結ユニットは、前記係合受け部と係合する係合部、または前記係合部と係合する係合受け部を有し、前記係合部および前記係合受け部は、係合した状態において、前記本体部の長手方向に相対的に移動可能とする移動機構を構成するようにしてもよい。
本構成によれば、係合部および係合受け部は、係合した状態において、本体部の長手方向に相対的に移動可能とする移動機構を構成する。そのため、第1連結ユニットおよび第2連結ユニットを蓄電素子の側面に配置する際に、係合部および係合受け部を、その間隔が拡がるように相対移動させた状態において配置することができる。それによって、蓄電素子の側面に配置する際に、第1連結ユニットおよび第2連結ユニットが蓄電素子の電極に当接することを抑制できる。
また、上記接続モジュールにおいて、前記連結部材は、前記本体部の両端部に設けられた前記係合受け部または前記係合部を、回転可能に保持する可撓部を有するようにしてもよい。
本構成によれば、連結部材を蓄電素子群の上方に位置させる際に、可撓部を回転させて、第1連結ユニットおよび第2連結ユニットを蓄電素子の電極から遠ざけた状態で、位置させることができる。それによって、接続モジュールを蓄電素子群に取り付ける際に、第1連結ユニットおよび第2連結ユニットが蓄電素子の電極に当接することを確実に抑制できる。
また、上記接続モジュールにおいて、前記連結部材は、前記蓄電素子群との接触面に緩衝部材を有するようにしてもよい。
本構成によれば、緩衝部材によって、例えば、蓄電素子群が車両に搭載される場合、車両の振動等による連結部材のバタツキが抑制される。
また、上記接続モジュールにおいて、前記蓄電素子には前記連結部材を固定する固定部が設けられおり、前記連結部材は、前記固定部と結合する結合部を有するようにしてもよい。
本構成によれば、連結部材の結合部が蓄電素子の固定部と結合することによって、連結部材は蓄電素子群に固定される。それによって、例えば、蓄電素子群が車両に搭載される場合、車両の振動等による連結部材のバタツキが抑制される。
本発明の接続モジュールによれば、電極が側方に突出する蓄電素子群に取り付けられる接続モジュールにおいて、接続モジュールの大きさをコンパクトに維持しつつ、接続モジュールの蓄電素子群への誤取付けを抑制できる。
実施形態1に係る接続モジュールを備えた蓄電モジュールを示す斜視図 第1連結ユニットを示す斜視図 第1連結ユニットの下面図 第2連結ユニットを示す斜視図 連結部材を示す斜視図 連結部材の平面図 連結部材の側面図 接続モジュールの取付け工程を説明する図 接続モジュールの取付け工程を説明する図 実施形態2における連結部材を示す斜視図 実施形態2における連結部材を示す斜視図 実施形態2における接続モジュールの取付け工程を説明する図
<実施形態1>
本発明に係る実施形態1を図1から図9を参照して説明する。
図1に示されるように、蓄電モジュールM1は、本実施形態の接続モジュール20と、複数の蓄電素子11を並べてなる蓄電素子群10と、を備える。本実施形態では、接続モジュール20は、蓄電素子群10の前後方向の側面に取付けられている。なお、本実施形態において、図1の矢印Xは蓄電素子群10の左右方向を示し、矢印X1は蓄電素子群10の右方向を示し、矢印X2は蓄電素子群10の左方向を示すものとする。また、矢印Yは蓄電素子群10の前後方向を示し、矢印Y1は蓄電素子群10の前方向を示し、矢印Y2は蓄電素子群10の後ろ方向を示すものとする。また、矢印Zは蓄電素子群10の上下方向を示し、矢印Z1は蓄電素子群10の上方向を示し、矢印Z2は蓄電素子群10の下方向を示すものとする。
蓄電モジュールM1は、例えば、電気自動車またはハイブリッド自動車等の車両の駆動源として使用される。なお、以下の説明において、複数の同一部材については、一の部材に符号を付し、他の部材については符号および説明を省略することがある。
1.蓄電素子群
本実施形態の接続モジュール20が取り付けられる蓄電素子群10は、図1に示すように、複数個(本実施形態では14個)の蓄電素子11を並べて構成される。
蓄電素子11は、内部に図示しない蓄電要素が収容された扁平な直方体状の本体部12の側面12Aから垂直に水平方向へ突出する円筒状の正極電極端子13Aおよび負極電極端子13Bを有する。各電極端子13にはバスバー40の端子挿通孔42(図3等参照)が挿通されるようになっている。なお、図1には、蓄電素子11の前後方向の両側面12Aに設けられた電極端子13A,13Bのうちの、前方の側面12Aに設けられた電極端子が示されている。
電極端子13の側壁部分には、ナット(図示せず)が螺合されるねじ山(図示せず)が形成されている。電極端子13がナットによって螺合されることによって、バスバー40と電極端子13とが電気的に接続される。複数の蓄電素子11は、図1における左右方向(矢印X方向)について隣り合う電極端子13の極性が反対になるように配置されている。
2.接続モジュール
接続モジュール20は、図1に示すように、蓄電素子11の並び方向(矢印X方向)に沿って蓄電素子群10の前後方向の側面12Aに取り付けられ、複数の蓄電素子11を電気的に接続する機能を有する。
接続モジュール20は、図1に示されるように、合成樹脂によって構成された、第1連結ユニット21A、第2連結ユニット21B、および連結部材30を含む。
第1連結ユニット21Aは、図1に示されるように、各蓄電素子11の前方向の側面12A(「一方の側面」に相当)に配置される。また、第1連結ユニット21Aは、図1および図2に示されるように、複数(本実施形態では7個)の単位ユニット22を含み、隣り合う単位ユニット22を蓄電素子11の並び方向(図1の矢印X方向)に連結して構成される。各単位ユニット22には、複数の蓄電素子11の隣接する蓄電素子11の正極および負極の電極端子13A,13Bを接続するバスバー40が収容されている。バスバー40には、各電極端子13を挿通させる二つの端子挿通孔42が形成されている。各単位ユニット22は、上下一対のヒンジ部23によって連結されている。このヒンジ部23によって電極端子13A,13B間のピッチ公差を吸収できる。
また、第1連結ユニット21Aは、後述する連結部材30の係合受け部32と係合する係合部50を有する。詳しくは、本実施形態では、係合部50は、第1連結ユニット21Aを構成する複数の単位ユニット22の内、一つ置きの単位ユニット22Aに設けられている。すなわち、係合部50は、三個の単位ユニット22Aに設けられている。
係合部50は、図2および図3に示されるように、一対の係合ピン51と、一対の第1係合ピン51の間に位置し、係止爪52Bを有する第2係合ピン52とを含む。図3に示されるように、第1係合ピン51の裏にはリブ51Aが設けられ、第2係合ピン52の裏には一対のリブ52Aが設けられている。
第2連結ユニット21Bは、図1に示されるように、各蓄電素子11の後ろ方向の側面12B(「他方の側面」に相当)に配置される。また、第2連結ユニット21Bは、図4に示されるように、複数(本実施形態では6個)の単位ユニット22を含み、隣り合う単位ユニット22を蓄電素子11の並び方向(図1の矢印X方向)に連結して構成される。
各単位ユニット22には、複数の蓄電素子11の隣接する蓄電素子11の正極および負極の電極端子13A,13Bを接続するバスバー40が収容されている。各単位ユニット22は、上下一対のヒンジ部23によって連結されている。なお、第2連結ユニット21Bの両端部は、蓄電モジュールM1の出力端子部24とされる。各出力端子部24には、出力端子板25が設けられている。各出力端子板25には、電極端子13を挿通させる一つの端子挿通孔42が形成されている。
また、第2連結ユニット21Bは、後述する連結部材30の係合受け部32と係合する、第1連結ユニット21Aと同様の係合部50を有する。詳しくは、本実施形態では、係合部50は、図4に示されるように、第2連結ユニット21Bを構成する複数の単位ユニット22の内、一つ置きの単位ユニット22Aに設けられている。すなわち、係合部50は、三個の単位ユニット22Aに設けられている。
連結部材30は、図1に示されるように、第1連結ユニット21Aおよび第2連結ユニット21Bの双方に接続されて、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとを連結する。その際、連結部材30は、蓄電素子群10に取り付けられる際に蓄電素子群10の上方に位置し、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとを、相対的に位置決めして連結する。
詳しくは、連結部材30は、第1連結ユニット21Aの単位ユニット22Aに形成された係合部50、および第2連結ユニット21Bの単位ユニット22Aに形成された係合部50に接続される。係合部50は各三個の単位ユニット22Aに形成されているため、本実施形態では、三つの連結部材30が設けられている。
その際、図1に示されるように、各連結部材30が接続される単位ユニット22Aが予め決定されているため、各連結部材30が所定の単位ユニット22Aに接続された状態において、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとの、所定の相対的な位置決めが可能となる。すなわち、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bは、各連結部材30によって、所定の相対的な正しい位置に固定されて連結されている。それによって、接続モジュール20の蓄電素子群10への誤取付けを抑制できる。なお、連結部材30の個数は、蓄電素子群10の大きさに応じて、すなわち、連結される蓄電素子11の個数に応じて、任意である。
また、第1連結ユニット21Aに設けられた単位ユニット22Aと、第2連結ユニット21Bに設けられた単位ユニット22Aとは、図1の矢印X方向において一個の蓄電素子11分だけのずれがある。そのため、各連結部材30は、一個の蓄電素子11分だけずれた所定の単位ユニット22Aを連結するように構成されている。
連結部材30は、図5に示されるように、本体部31、係合受け部32、および嵌合孔35を含む。
本体部31は、図1および図6に示されるように、平面視で矩形状の形状を有し、一個の蓄電素子11分だけずれた単位ユニット22Aを連結できるように、矢印X方向において屈折した形状を有する。
係合受け部32は、図5に示されるように、本体部31の両端部に設けられ、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとを連結する。詳しくは、一方の係合受け部32は、第1連結ユニット21Aの単位ユニット22Aの係合部50と係合し、他方の係合受け部32は、第1連結ユニット21Aの係合部50に対応する第2連結ユニット21Bの単位ユニット22Aの係合部50と係合する。それによって、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとが連結される。その際、係合部50と係合受け部32とは、本体部31の長手方向(図1の矢印Y方向)に、係合した状態において相対的に移動可能とする移動機構を構成する。
すなわち、各係合受け部32は、図5に示されるように、挿入部33と三対のリブ規制部34とを含む。挿入部33は、単位ユニット22Aの係合部50の一対の第1係合ピン51が挿入される一対の第1挿入口33Aと、単位ユニット22Aの係合部50の第2係合ピン52が挿入される第2挿入口33Bとを含む。
また、三対のリブ規制部34は、各第1挿入口33Aを通過した各第1係合ピン51のリブ51Aの進行方向を所定方向に規制する二対のリブ規制部34Aと、第2挿入口33Bを通過した第2係合ピン52のリブ52Aの進行方向を所定方向に規制する一対のリブ規制部34Bと、を含む。
嵌合孔35には、蓄電素子11の上面12Cに設けられた固定爪(「固定部」の一例)14が嵌合する。それによって、連結部材30は蓄電素子群10に結合され、車両の振動による連結部材30のバタツキが抑制される。嵌合孔35は、「結合部」の一例である。
また、連結部材30は、図7に示されるように、蓄電素子群10との接触面31Rに緩衝部材36を有する。緩衝部材36は、例えば、合成樹脂製のスポンジからなる。緩衝部材36によって、車両の振動による連結部材30のバタツキがさらに抑制される。
3.接続モジュールの組付け方法
次に、図8および図9を参照して、接続モジュール20を蓄電素子群10の上部に組付け方法を説明する。まず、各連結部材30の両端の挿入部33に、対応する単位ユニット22Aの係合部50の各係合ピン51,52を挿入して、各連結部材30に第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとを連結する。
次いで、図8に示されるように、各係合ピン51,52を、第2係合ピン52の係止爪52Bが挿入部33に当接するまで外側(矢印Y3参照)に最大限スライドさせた状態で、連結部材30を蓄電素子群10の上部に載置する。その際、連結部材30の嵌合孔35に、蓄電素子11の固定爪14を嵌合させる。
次いで、図9に示されるように、各単位ユニット22Aの各係合ピン51,52を、内側(矢印Y4参照)にスライドさせて、対応する電極端子13A,13Bをバスバー40の端子挿通孔42に貫通させる。その際、係合部50を有さない他の単位ユニット22に関しても、対応する電極端子13A,13Bをバスバー40の端子挿通孔42に貫通させる。すると、図1に示されるような状態で、接続モジュール20が蓄電素子群10の上部に組付けられる。その後、各電極端子13がナットによって螺合されることによって、バスバー40と電極端子13とが電気的に接続される。
4.実施形態1の効果
本実施形態では、蓄電素子群10に取り付けられる際に蓄電素子群10の上方に位置し、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとを、相対的に位置決めして連結する連結部材30が設けられている。そのため、第1連結ユニット21Aと第2連結ユニット21Bとに誤取付け抑制の構成を設ける必要がない。それによって、電極端子13が側方に突出する蓄電素子群10に取り付けられる接続モジュール20において、接続モジュール20の大きさをコンパクトに維持しつつ、接続モジュール20の蓄電素子群10への誤取付けを抑制できる。
また、単位ユニット22Aの係合部50および連結部材30の係合受け部32は、係合した状態において、本体部31の長手方向に相対的に移動可能とする移動機構を構成する。そのため、第1連結ユニット21Aおよび第2連結ユニット21Bを蓄電素子11の側面12A,12Bに配置する際に、係合部50および係合受け部32を、その間隔が拡がるように相対移動させた状態において、具体的には、係合部50の係合ピン51,52を係合受け部32の挿入部33からできるだけ外した状態において、配置することができる。それによって、接続モジュール20を、詳しくは、第1連結ユニット21Aおよび第2連結ユニット21Bを、蓄電素子11の側面12A,12Bに配置する際に、第1連結ユニット21Aおよび第2連結ユニット21Bが蓄電素子11の電極端子13に当接することを抑制できる。また、移動機構によって、蓄電素子11の長手方向の公差を吸収できる。
<実施形態2>
実施形態2について図10から図12を参照して説明する。実施形態1とは、連結部材30の構成のみが異なるため、その相違点についてのみ説明する。そのため、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示されるように、実施形態2の連結部材30Aは、本体部31の両端部に設けられた係合受け部32を、回転可能に保持するヒンジ部(「可撓部」の一例)37を有する。ヒンジ部37は、本体部31と係合受け部32との間に設けられている。そのため、図11に示されるように、各係合受け部32を、本体部31に対して上方(図11の矢印Z1方向)に回転させることができる。
そのため、図12に示されるように、連結部材30Aを蓄電素子群10の上方に位置させる際に、単位ユニット22Aの係合部50および連結部材30の係合受け部32を介して、連結部材30Aに結合された第1連結ユニット21Aおよび第2連結ユニット21Bを、本体部31に対して上方に回転させた状態で、連結部材30Aを、すなわち接続モジュール20Aを、蓄電素子群10の上方に位置させることができる。そして、この状態から、係合受け部32を下方に回転させて元の位置に戻すことによって、図8に示されるような位置に移動させることができる。
それによって、実施形態2においては、接続モジュールの蓄電素子群への誤取付けを抑制できるとともに、接続モジュール20Aを蓄電素子群10に取り付ける際に、第1連結ユニットおよび第2連結ユニットが蓄電素子の電極端子13A,13Bに当接することを確実に抑制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態において、単位ユニット22Aの係合部50の構成は、図2に示された、一対の係合ピン51と、第2係合ピン52とを含むものに限られない。また、対応する連結部材30の係合受け部32の構成も、図5に示された、挿入部33と三対のリブ規制部34とを含むものに限られない。
(2)上記各実施形態では、単位ユニット22Aに係合部50を設け、連結部材30に係合受け部32を設ける例を示したが、これに限られない。逆に、単位ユニット22Aに係合受け部を設け、連結部材30に、その係合受け部に係合する係合部を設けるようにしてもよい。
(3)上記各実施形態では、連結部材30,30Aに緩衝部材36を設ける例を示したが、これに限られず、緩衝部材36は省略されてもよい。
(4)上記各実施形態では、連結部材30,30Aに嵌合孔35を設ける例を示したが、これに限られず、嵌合孔35は省略されてもよい。
(5)上記実施形態2では、係合受け部32を、回転可能に保持する可撓部をヒンジ部37によって構成する例を示したが、これに限られない。
10…蓄電素子群
11…蓄電素子
13A…正電極端子
13B…負電極端子
14…固定爪(固定部)
20,20A…接続モジュール
21A…第1連結ユニット
21B…第2連結ユニット
22,22A…単位ユニット
30,30A…連結部材
31…本体部
32…係合受け部(移動機構)
35…嵌合孔(結合部)
36…緩衝部材
37…ヒンジ部(可撓部)
40…バスバー
50…係合部(移動機構)

Claims (5)

  1. 正極および負極の電極端子を有する複数の蓄電素子が並べられてなる蓄電素子群に取り付けられる接続モジュールであって、
    前記正極の電極端子は、蓄電素子の、前記複数の蓄電素子の並び方向と垂直方向の一方の側面に、突出して設けられ、前記負極の電極端子は、前記蓄電素子の前記一方の側面と対向する他方の側面に、突出して設けられ、
    前記複数の蓄電素子の隣接する蓄電素子の正極及び負極の電極端子を接続するバスバーが収容される単位ユニットを複数含み、隣り合う前記単位ユニットを連結して構成され、各蓄電素子の前記一方の側面に配置される第1連結ユニットと、
    前記バスバーが収容される単位ユニットを複数含み、隣り合う前記単位ユニットを連結して構成されるとともに、各蓄電素子の前記他方の側面に配置される第2連結ユニットと、
    前記蓄電素子群に取り付けられる際に前記蓄電素子群の上方に位置し、前記第1連結ユニットと前記第2連結ユニットとを、相対的に位置決めして連結する連結部材と、を備える、接続モジュール。
  2. 請求項1に記載の接続モジュールにおいて、
    前記連結部材は、
    平面視矩形状の本体部と、
    前記本体部の両端部に設けられ、前記第1連結ユニットおよび前記第2連結ユニットを連結するための係合受け部または係合部と、を有し、
    前記第1連結ユニットおよび前記第2連結ユニットは、前記係合受け部と係合する係合部、または前記係合部と係合する係合受け部を有し、
    前記係合部および前記係合受け部は、係合した状態において、前記本体部の長手方向に相対的に移動可能とする移動機構を構成する、接続モジュール。
  3. 請求項2に記載の接続モジュールにおいて、
    前記連結部材は、前記本体部の両端部に設けられた前記係合受け部または前記係合部を、回転可能に保持する可撓部を有する、接続モジュール。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の接続モジュールにおいて、
    前記連結部材は、前記蓄電素子群との接触面に緩衝部材を有する、接続モジュール。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の接続モジュールにおいて、
    前記蓄電素子には前記連結部材を固定する固定部が設けられおり、
    前記連結部材は、前記固定部と結合する結合部を有する、接続モジュール。
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