JP2018127070A - 航空機用エアバッグ装置およびこれを備える航空機 - Google Patents

航空機用エアバッグ装置およびこれを備える航空機 Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも軽量化を図ることができる航空機用エアバッグ装置およびこれを備える航空機を提供する。【解決手段】航空機用エアバッグ装置11は、航空機に接続され、内部に空間を形成しつつ蛇腹状に折り畳み可能であって、折り畳まれた状態から膨張可能なエアバッグ12と、エアバッグ12の内部空間12aに通ずるように当該エアバッグ12に設けられた1又は複数の吸入管13と、吸入管13内に配置されて外気を吸入管13を介してエアバッグ12内に供給するファン14aを有すると共に、落下時に電力供給源15から電力を受けてファン14aを駆動し且つ吸入管13に対応して設けられる給気装置14とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ドローン又は飛行機等の複数の回転翼を備える航空機に用いられるエアバッグ装置およびこれを備える航空機に関するものである。
近年、自律制御技術および飛行制御技術の発展に伴い、複数の回転翼を備える航空機の産業利用が盛んである。このような航空機として、例えばドローンのような無人飛行体や飛行機等が挙げられる。無人飛行体は、複数の回転翼を同時にバランスよく回転させることによって飛行し、上昇および下降は例えば回転翼の回転数の増減によって行い、前進および後進は回転翼の回転数の増減を介して機体を傾けることによって成し得る。
例えば、特許文献1には、飛行中の航空機又はパラグライダー等の航空スポーツ機器から人体又は機材等を地上に降下させるときに、降下物が受ける垂直方向および水平方向の衝撃を緩和させ、当該降下物を安全に着地させる空中降下用のエアバッグ装置が開示されている。
上記のエアバッグ装置においては、パラグライダーが何らかの異常事態により急降下を始めたときに、パイロットは点火スイッチを作動させる。これにより、ガス発生器を作動させ、エアバッグを展開させることができる。上記のエアバッグ装置においては、火薬式のガス発生器を用いることにより緊急時に迅速にガスを供給するようにしてもよいし、高圧ガスボンベによりガスを供給する方式(ガスボンベ式)又は火薬式とガスボンベ式とを組み合わせて用いてもよい、とのことである。
特開平9−240595号公報
しかしながら、ガスボンベ式のエアバッグ装置では、飛行体全体又は飛行体の下部全体を覆い得る大容量のエアバッグが必要となる。そのため、ガスボンベに要求される容量も必然的に大きくなる。その結果、飛行体の重量が増加し、これに伴って飛行性能が大幅に低下したり、航続距離が低下することがある。このため、落下事故が生じた際に、地上の人間や物に対する安全性が著しく低下する危険性がある。また、飛行体が落下すると電力供給源の発火の恐れがある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来よりも軽量化を図ることができる航空機用エアバッグ装置およびこれを備える航空機を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る航空機用エアバッグ装置は、航空機の落下衝撃を緩衝する航空機用エアバッグ装置であって、前記航空機に結合され、少なくとも一部に開口部を有する膨張可能なエアバッグと、前記開口部に結合され、外気を前記エアバッグ内に供給する少なくとも1つのファンと、を備え、落下時に電力供給源から電力を受けて前記ファンを駆動するように構成されているものである。
上記(1)の構成によれば、落下時に電力を受けてファンが駆動されることにより、外気がエアバッグ内に導入される。これにより、エアバッグは膨張する。このように、本発明によれば、従来用いていたガスボンベが不要となるので、本発明のエアバッグ装置が適用される航空機の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。また、従来のガスボンベ式のエアバッグ装置と異なり、繰り返して利用が可能である。
さらに、落下時に、電力供給源(例えばリチウムイオン電池)の備蓄電力を消費するので、当該電力供給源の備蓄電力を減少させることができる。詳細には、航空機の衝突時に短絡による過電流に起因してリチウム量が減少することにより、正極活物質の電位が電解液の分解電位を超えて上昇する。そのため、電解液中で酸化分解が生じ、その発熱反応によって電池温度が上昇する。そして、電解液と負極とが反応(発熱反応)すると、電解液が熱分解する。このため、正極活物質の酸素遊離を伴う熱分解が発生し、正極活物質から遊離した酸素による電解液の酸化が発生する。これにより、電池内部で燃焼が起こって発火が生じる。上記の過電流は、電池の備蓄電力が多いと発生し易くなる。本発明では、上記の通り落下時に電力供給源の備蓄電力を消費するように構成したので、当該電力供給源の備蓄電力を減少させることができ、これに伴って電圧が下がるため、過電流が生じ難くなる。これによって、電力供給源の発火リスクを低減させることが可能となる。
(2) 上記(1)の航空機用エアバッグ装置においては、前記ファンがブロアファンであってもよい。
上記(2)の構成によれば、エアバッグに対する外気の導入量を比較的増加させることが可能となる。
(3) 上記(1)又は(2)の航空機用エアバッグ装置においては、前記ファンは2つ設けられており、一方の前記ファンと他方の前記ファンとは、回転方向が互いに逆方向となるよう駆動されるように構成されてもよい。
上記(3)の構成によれば、エアバッグに対する外気の導入量を増やすことができると共に、2つのファンが互いに逆方向に回転されることで当該回転に起因して生じるトルクが相殺される。これにより、航空機の揺れが抑制され、飛行性能が低下することを抑制することができる。
(4) 上記(1)〜(3)の航空機用エアバッグ装置においては、前記エアバッグの内部に通ずるように当該エアバッグに設けられた1又は複数の吸入管をさらに備え、前記ファンは前記吸入管を介して前記エアバッグ内に外気を供給するように構成されてもよい。
上記(4)の構成によれば、吸入管により外気を集中的に集めてエアバッグ内に供給することが可能となる。
(5) 上記(1)〜(4)の航空機用エアバッグ装置においては、前記電力供給源はリチウムイオン電池であってもよい。
上記(5)の構成によれば、電池の高出力および長寿命を実現することができる。
(6) 上記(1)〜(5)の航空機用エアバッグ装置においては、前記電力供給源は前記航空機に設けられていてもよい。
上記(6)の構成によれば、本発明の航空機用エアバッグ装置に電力供給源を別途設ける必要がなくなる。
(7) 上記(1)〜(5)の航空機用エアバッグ装置においては、前記電力供給源は前記航空機に設けられているものとは別であってもよい。
上記(7)の構成によれば、航空機に電力供給源を設ける場合、つまりエアバッグ装置の外部に電力供給源を設ける場合には、落下衝突の影響で航空機の電力供給源から電力を受け取ることが不可能になる虞があるが、本構成によればそのような事態が生じることを回避することができる。
(8) 上記(1)〜(7)の航空機用エアバッグ装置においては、エアバッグには1又は複数の気体抜け穴が設けられていることが好ましい。
上記(8)の構成によれば、エアバッグの内部空間に導入された外気の一部が必要に応じて外部に流出することができるようになる。これにより、エアバッグの展開後において当該エアバッグの姿勢が安定する。
(9) 上記(1)〜(8)の航空機用エアバッグ装置は、前記エアバッグの内部に外気を吸入可能に構成された逆止弁付きの外気吸入口をさらに備えてもよい。
上記(9)の構成によれば、展開および膨張を始めたエアバッグの内部は外気に対して負圧になるので、外気が外気吸入口からエアバッグ内に流入する。これにより、エアバッグはさらに膨張する。このことによって、エアバッグを迅速に膨張させることが可能となる。
(10) 上記(1)〜(9)の航空機用エアバッグ装置は、前記エアバッグの内部に設けられ、両端がそれぞれ前記エアバッグの内部に接続された伸縮可能な支持部材をさらに備え、前記支持部材は、初期状態において収縮した状態で前記エアバッグ内に収納され、落下時に前記エアバッグ内で伸長して前記エアバッグを展開させるように構成されていてもよい。
上記(10)の構成によれば、エアバッグが落下時の風圧により潰れることを防止又は抑制することができる。また、衝突時には支持部材が伸長した状態から衝撃の度合いに応じて収縮するので、エアバッグに対する衝撃が吸収される。
(11) 上記(1)〜(10)の航空機用エアバッグ装置は、前記エアバッグの内面又は外面に固定され、膨張後の前記エアバッグの少なくとも一部の形状を維持する形状維持部材をさらに備えてもよい。
上記(11)の構成によれば、落下衝突時に衝撃がかかるエアバッグの部位の形状が形状維持部材により維持されるので、装置全体に対する衝撃の吸収性を十分に担保することができる。
(12) 上記(1)〜(11)の航空機用エアバッグ装置は、前記エアバッグの内部にガスを導入するガス発生器をさらに備えてもよい。
上記(12)の構成によれば、ファンによる外気の導入とガス発生器によるガスの導入とにより、エアバッグをより迅速に膨張させることができる。
(13) 上記(12)の航空機用エアバッグ装置においては、前記ガス発生器はガスボンベにより前記ガスを発生させるように構成されていてもよい。
上記(13)の構成によれば、高圧のガスを発生させることが可能となる。
(14) 上記(12)の航空機用エアバッグ装置においては、前記ガス発生器は火薬の燃焼により前記ガスを発生させるように構成されていてもよい。
上記(14)の構成によれば、ガスを迅速に発生させることが可能となる。
(15) 本発明に係る航空機は、機体と、前記機体に結合される上記(1)〜(14)の何れかに記載の航空機用エアバッグ装置と、前記機体に結合され、前記機体を推進させる1つ以上の推進機構と、を備えるものである。
上記(15)の構成によれば、本発明に係る航空機が上記(1)〜(14)の何れかに記載の航空機用エアバッグ装置を備えているので、上記と同様に、航空機の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。また、従来のガスボンベ式のエアバッグ装置と異なり、繰り返して利用が可能である。さらに、電力供給源の発火リスクを低減させることが可能となる。
本発明によれば、従来よりも軽量化を図ることが可能な航空機用エアバッグ装置およびこれを備える航空機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る航空機用エアバッグ装置の作動前の状態を示す断面図である。 図1の航空機用エアバッグ装置の作動後の状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る航空機用エアバッグ装置の作動前の状態を示す断面図である。 図3の航空機用エアバッグ装置におけるリング状部材およびピストン部のA−A線断面図である。 図3の航空機用エアバッグ装置の作動後の状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る航空機用エアバッグ装置を示す断面図である。 図6の航空機用エアバッグ装置の作動後の状態を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る航空機用エアバッグ装置を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る航空機用エアバッグ装置を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る航空機用エアバッグ装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る航空機を示す簡略図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係る航空機用エアバッグ装置について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態および後述の実施形態の航空機用エアバッグ装置は、航空機の一例であるドローン(図示略。以下、航空機をドローンとして説明することがある。)に用いられる。例えば、パラシュートとエアバックとを併用するドローンの場合には、パラシュートが展開したときに着地する側でエアバッグを展開できるようにするため、航空機用エアバッグ装置はパラシュート取り付け位置とは反対側に取り付けることができる。また、パラシュートを用いないエアバッグのみのドローンの場合には、方向を問わず落下衝撃を吸収できるようにするため、複数のエアバッグが展開時に機体全体を覆うように複数の航空機用エアバッグ装置を設けるように構成してもよい。さらに、航空機用エアバッグ装置をドローンに用いる場合の他の例として、上下方向においてドローン本体とエアバッグとの間に後述の吸入管を水平に設け、当該吸入管の一端側および他端側にそれぞれ後述のファンを配置し、当該ファンによってエアバッグ内に外気を導入するように構成してもよい。
図1に示すように、第1実施形態に係る航空機用エアバッグ装置11は、例えば布製のエアバッグ12と、エアバッグ12の内部空間12aに通ずるように当該エアバッグ12に設けられた吸入管13と、当該吸入管13に対応して設けられる給気装置14とを備える。
エアバッグ12は、初期時には折り畳まれた状態で構成されて上下方向に延びている。吸入管13は、エアバッグ12の上端に設けられている。給気装置14は、吸入管13内に配置されて外気を吸入管13を介して内部空間12aに供給するファン14aと、当該ファン14aを支持しつつ軸回りに回転する回転部材14bとを備える。落下時に、回転部材14bが電力供給源15から電力を受けて回転することによりファン14aが回転することにより、外気が吸入管13を介して内部空間12aに導入されるようになっている。
本実施形態においては、上記電力供給源15としてリチウムイオン電池を採用することができる。電力供給源15はドローンに設けられていてもよいし、給気装置14に設けられていてもよい。
エアバッグ12は、展開前は、図1に示すように蛇腹状に折り畳まれており、展開後は、図2に示すように略球状に膨張する。エアバッグ12には孔12bが設けられており、エアバッグ12の内部空間12aに導入された外気の一部が必要に応じて外部に流出することができるようになっている。これにより、エアバッグ12の展開後において当該エアバッグ12の姿勢が安定する。また、孔12bの大きさを適切に調整しておけば、エアバッグ12が物に衝突した場合に反発力が大き過ぎて弾んでしまわないように、当該物に対する衝突時の内部空間12aのガス抜きの機能を実現することもできる。なお、図1においては、例えば、図1における水平方向に延びたドローン本体(図示略)の中央部に挿通されるように吸入管13を設けることができる。
次に、航空機用エアバッグ装置11の動作について説明する。まず、(1)ドローンに搭載されている加速度センサ(図示せず)によって所定以上の加速度(例えば、予め設定した落下していることが想定される加速度)が検出され、又は、(2)ドローンに搭載されている受信部において、操縦装置の送信部の操縦信号を所定時間以上受信不能になっている、等の状態に陥っている場合に、ドローンに搭載されている制御部(CPU、ROM、RAM等を有するコンピュータ)から給気装置14の作動信号が発信され、当該給気装置14が作動する。これにより、ファン14aが回転し、外気が吸入管13を介してエアバッグ12の内部空間12aに導入されてエアバッグ12が展開し始める。そして、エアバッグ12の展開中は、内部空間12aは外気に対して負圧状態が続くので、エアバッグ12の展開が終了するまで外気が導入される。
以上のように、本実施形態の航空機用エアバッグ装置11によれば、落下時に給気装置14が電力を受けてファン14aを回転することにより、外気が吸入管13を通じてエアバッグ12内に導入される。これにより、エアバッグ12は折り畳まれた状態から展開を開始し、そして膨張する。このように、本発明によれば、従来用いていたガスボンベが不要となるので、本発明の航空機用エアバッグ装置11が適用される航空機の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。また、従来のガスボンベ式のエアバッグ装置と異なり、繰り返して利用が可能である。
さらに、落下時に、リチウムイオン電池からなる電力供給源15の備蓄電力を消費するので、当該電力供給源15の備蓄電力を減少させることができる。詳細には、航空機の衝突時に短絡による過電流に起因してリチウム量が減少することにより、正極活物質の電位が電解液の分解電位を超えて上昇する。そのため、電解液中で酸化分解が生じ、その発熱反応によって電池温度が上昇する。そして、電解液と負極とが反応(発熱反応)すると、電解液が熱分解する。このため、正極活物質の酸素遊離を伴う熱分解が発生し、正極活物質から遊離した酸素による電解液の酸化が発生する。これにより、電池内部で燃焼が起こって発火が生じる。上記の過電流は、電池の備蓄電力が多いと発生し易くなる。本実施形態では、上記の通り落下時に電力供給源15の備蓄電力を消費するように構成したので、当該電力供給源15の備蓄電力を減少させることができ、これに伴って電圧が下がるため、過電流が生じ難くなる。これによって、電力供給源15の発火リスクを低減させることが可能となる。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態に係る航空機用エアバッグ装置について説明する。なお、第1実施形態と下2桁が同じ符号の部位は、特に示すことがない限り、第1実施形態で説明したものと同様であるので説明を省略することがある。後述の各実施形態も同様とする。
図3に示すように、第2実施形態に係るエアバッグ装置111は、例えば布製のエアバッグ112と、吸入管113と、給気装置114と、電力供給源115と、エアバッグ112の内部に設けられ、一端および他端が当該エアバッグ112の内部に接続された伸縮可能な支持部材21とを備える。
支持部材21は、初期状態において収縮した状態でエアバッグ112内に収納され、落下時にエアバッグ112内で伸長するように構成されている。また、支持部材21は、ドローン(図示略)の下部に設けられる複数の脚部等として用いることが可能なものであり、ドローンが制御不能に陥った場合等の緊急時に作動して伸長し、外部からの衝撃を吸収するものである。なお、航空機は、回転翼を少なくとも1つ備え、所定形状の本体構造体(フレーム等)にモータ、バッテリ、位置検出部、制御部、記憶装置、無線通信装置等が搭載されている。例えば回転翼を1つ備える航空機としては、例えば小型ヘリ等が挙げられる。
支持部材21の一端(上端)は、図示しない連結部材によりエアバッグ112の上側の内部に接続されている。支持部材21は、上記連結部材に連結された筒状部材22と、筒状部材22に内挿され、長さ方向にスライド可能な筒状部材16と、筒状部材16に内挿され、長さ方向にスライド可能な筒状のピストン部17と、ピストン部17の先端に設けられ、ドローンが着地する等した場合に接地する部分となり、逆止弁付きの外気吸入口18aを有するリング状部材18とを備える。支持部材21は、筒状部材22、16およびピストン部17により長さ方向に伸縮自在となっている。
筒状部材22は、上記の連結部材側に底部が形成されたものである。筒状部材22の底部の中央には、筒状部材16の内部およびピストン部17の内部に向けて噴出するガスを発生するための点火器19が固設されている。この点火器19は、内部の火薬が燃焼してピストン部17をその長さ方向に押し出すことが可能なガスを発生させることができるものである。筒状部材22、16は、金属、金属合金、樹脂、樹脂および無機物(ガラス繊維、炭素繊維など)または金属の複合材で形成されたものであり、テレスコピック構造となるように連結されている。本実施形態では、筒状部材22、16は、例えばゴム又はカーボン等の可撓性材料により形成されることが好ましい。筒状部材22、16は、筒状部材22の内径と筒状部材16の外径とが略一致するように形成されている。そして、筒状部材16が筒状部材22内に収納されることで支持部材21全体が収縮し、筒状部材16が筒状部材22内から突出することで支持部材21全体が伸長する。なお、点火器19と、筒状部材22、16と、ピストン部17とによりパイロアクチュエータが構成されている。
ピストン部17は、金属、金属合金、樹脂、樹脂および無機物(ガラス繊維、炭素繊維など)または金属の複合材により形成可能である。本実施形態では、ピストン部17は、例えば樹脂、樹脂および無機繊維(ガラス、炭素繊維など)または金属の複合材等の可撓性を有する材料により形成されることが好ましい。このように、ピストン部17および上述の筒状部材22、16が可撓性材料からなる場合、ピストン部17および筒状部材22、16は、ドローンの墜落時又は衝突時の衝撃に対して曲げ変形又は歪み変形する。これによって、衝撃を吸収することができる。なお、ピストン部17をCF(炭素繊維)のような複合材料で形成してもよい。また、ピストン部17は、筒状部材16との間でテレスコピック構造となるように連結されている。また、筒状部材16とピストン部17とは、筒状部材16の内径とピストン部17の外径とが略一致するように形成されている。そして、ピストン部17が筒状部材16内に収納されることで支持部材21全体が収縮し、ピストン部17が筒状部材16内から突出することで支持部材21全体が伸長する。
また、ピストン部17は、先端部に設けられた開口部17aと、当該開口部17aとエアバッグ112の内部空間112aとをピストン部17の内部空間17bを介して連通する孔部17cとを備える。なお、開口部17aには図示しない逆止弁が設けられており、外部から吸入した外気が逆流しないようになっている。
リング状部材18の内壁部は連結部材20(図4参照)を介してピストン部17の先端に固定されている。また、リング状部材18の内壁部とピストン部17の外壁部との間における空間が外気吸入口18aとなっている。この外気吸入口18aは、支持部材21の伸長時(換言すれば、エアバッグ112の展開時)において内部空間112aに外気を吸入する。外気吸入口18aには図示しない逆止弁が設けられており、外部から吸入した外気が逆流しないようになっている。また、リング状部材18の外側周囲には、エアバッグ112の一端部(下端部)が取り付けられている。
また、上述の第1実施形態と同様に、エアバッグ112の内部空間112aに通ずるように当該エアバッグ112の上端に吸入管113が設けられている。給気装置114のファン114aが回転駆動されることにより、外気が吸入管113を介して内部空間112aに導入されるようになっている。エアバッグ112は、展開前は、図3に示すように蛇腹状に折り畳まれており、展開後は、図5に示すように略球状に膨張する。
次に、本実施形態の航空機用エアバッグ装置111の動作について説明する。まず、ドローンが上述の所定の状態に陥っているときに、ドローンに搭載されている制御部から点火器19の作動信号が発信されて点火器19が作動すると共に、同制御部から給気装置114の作動信号が発信されてファン114aが作動する。このことによって、点火器19の作動によりガスが発生し、そのガス圧によりピストン部17が図3の方向D1に移動すると共に、外気が吸入管113を通じて内部空間112aに導入される。これにより、エアバッグ112が展開し始める。このとき、内部空間112aは外気に対して負圧になるので、外気吸入口18aから外気が流入し始め、エアバッグ112はさらに展開を行う。そして、エアバッグ112の展開中は、外気に対して負圧状態が続くので、ピストン部17が図5に示した位置まで伸び切るまで、外気吸入口18aからさらに外気が流入する。
ピストン部17が伸び切った後は、孔部17cが開放され、開口部17aと内部空間112aとが連通する。これにより、外気が開口部17aから流入し、内部空間17bおよび孔部17cを介して内部空間112aに流入する。同時に、筒状部材16がテレスコピック式に伸長しつつエアバッグ112はさらに展開する。このときも、内部空間112aは外気に対して負圧状態が続くので、筒状部材16が伸び切るまで外気吸入口18aおよび開口部17aから外気が流入する。筒状部材16が伸び切った後、エアバッグ112の膨張は完了し、筒状部材22、16の内壁により形成され、ガスおよび外気が充満した空間23が形成される。
以上のように、本実施形態の航空機用エアバッグ装置111によれば、エアバッグ112の内部に設けられた支持部材21を落下時に当該エアバッグ112内で伸長させることで、初期状態で折り畳まれて収縮したエアバッグ112を膨張させることが可能となる。また、外気が吸入管113を通じてエアバッグ112内に導入されることで、当該エアバッグ112の展開および膨張をさらに加速させることができる。そして、膨張を始めたエアバッグ112の内部空間112aは外気に対して負圧になるため、外気が外気吸入口18aからエアバッグ112内に流入し、エアバッグ112はさらに膨張する。このように、本実施形態によれば、従来用いていたガスボンベが不要となるので、航空機用エアバッグ装置111が適用される航空機の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。
また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、電力供給源115の発火リスクを低減させることができる。
さらに、膨張したエアバッグ112の内部は伸長した状態の支持部材21により支持される。これによって、エアバッグ112が落下時の風圧により潰れることを防止又は抑制することができる。また、エアバッグ112の対象物に対する衝突時に衝撃を受けた場合に、その衝撃に応じてピストン部17が筒状部材16内へ急に押し込まれると、空間23の気体が圧縮されて反力が発生する。この反力によってドローンに対する衝撃を吸収することができる。また、上記衝撃の大きさによっては、ピストン部17と共にさらに筒状部材16が筒状部材22内に押し込まれることによって、より強い反力が発生し、ドローンに対する衝撃をより吸収することが可能となる。
<第3実施形態>
次いで、第3実施形態に係る航空機用エアバッグ装置について説明する。図6に示すように、第3実施形態のエアバッグ装置211は、上述の第1実施形態の構成に加え、エアバッグ212の内面に固定され、膨張後のエアバッグ212の少なくとも一部の形状を維持する形状維持部材30を備えるものである。
形状維持部材30は、吸入管213の軸心を中心に少なくとも部分的に放射状に設けられ、下方に湾曲した形状となっている。このような形状維持部材30により、落下衝突時に衝撃がかかるエアバッグ212の部位の形状が維持されるので、装置全体に対する衝撃の吸収性を十分に担保することができる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る航空機用エアバッグ装置について説明する。図8に示すように、第4実施形態の航空機用エアバッグ装置311は、上側に底部を有し、有底筒状に形成された吸入管313を備えている。この吸入管313の下端部(つまり落下方向)には外気を吸入する吸入口313bが設けられ、吸入管313の周壁には複数の吸入口313aが設けられている。また、本実施形態では、エアバッグ312は、平面視で吸入管313を中心軸として略ドーナツ状に形成されている。
このような構成において、ドローンに搭載されている制御部から給気装置314の作動信号が発信され、当該給気装置314が作動する。これにより、ファン314aが回転し、外気が吸入管313の吸入口313b、313aを介してエアバッグ312の内部空間312aに導入されてエアバッグ312が膨張し始める。そして、エアバッグ312の膨張中は、内部空間312aは外気に対して負圧状態が続くので、エアバッグ312の膨張が終了するまで外気が導入される。
以上のように、本実施形態の航空機用エアバッグ装置311によれば、第1実施形態と同様に、従来用いていたガスボンベが不要となるので、航空機の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。また、従来のガスボンベ式のエアバッグ装置と異なり、繰り返して利用が可能である。また、電力供給源の発火リスクを低減させることが可能となる。さらに、落下方向に吸入口313bが設けられているので、外気を吸入し易い。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態に係る航空機用エアバッグ装置について説明する。図9に示すように、第5実施形態の航空機用エアバッグ装置411は、ブロアファン420を備えている。このブロアファン420は、放射状に配置され、旋回流を生成する複数のランナー(羽根)420aを有している。本実施形態では、エアバッグ412は、平面視でブロアファン420を中心として略ドーナツ状に形成されている。
このような構成において、ドローンに搭載されている制御部からブロアファン420の作動信号が発信され、当該ブロアファン420が作動する。これにより、ランナー420aが回転し、外気がブロアファン420の下方からエアバッグ412の内部空間412aに導入されてエアバッグ412が膨張し始める。そして、エアバッグ412の膨張中は、内部空間412aは外気に対して負圧状態が続くので、エアバッグ412の膨張が終了するまで外気が導入される。
以上のように、本実施形態の航空機用エアバッグ装置411によれば、第1実施形態と同様に、従来用いていたガスボンベが不要となるので、航空機の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。また、従来のガスボンベ式のエアバッグ装置と異なり、繰り返して利用が可能である。また、電力供給源の発火リスクを低減させることが可能となる。さらに、ブロアファン420により、エアバッグ412に対する外気の導入量を比較的増加させることが可能となる。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態に係る航空機用エアバッグ装置について説明する。図10に示すように、第6実施形態の航空機用エアバッグ装置511は、第1実施形態の航空機用エアバッグ装置11の構成と異なる点は、2組のファン514aを備える点である。上側のファン514aと下側のファン514aとは、回転方向が互いに逆方向となるよう駆動される。
このような構成において、ドローンに搭載されている制御部から2つの給気装置514の作動信号が発信され、各給気装置514が作動する。これにより、上側のファン514aが一方向(例えば時計回りの方向)に回転すると共に、下側のファン514aが一方向とは逆の方向(例えば反時計回りの方向)に回転する。これによって、外気が吸入管513を介してエアバッグ512の内部空間512aに導入されてエアバッグ512が膨張し始める。そして、エアバッグ512の膨張中は、内部空間512aは外気に対して負圧状態が続くので、エアバッグ512の膨張が終了するまで外気が導入される。
以上のように、本実施形態の航空機用エアバッグ装置511によれば、第1実施形態と同様に、従来用いていたガスボンベが不要となるので、航空機の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。また、従来のガスボンベ式のエアバッグ装置と異なり、繰り返して利用が可能である。また、電力供給源の発火リスクを低減させることが可能となる。さらに、エアバッグ512に対する外気の導入量を増やすことができると共に、2組のファン514aが互いに逆方向に回転されることで当該回転に起因して生じるトルクが相殺される。これにより、航空機の揺れが抑制され、飛行性能が低下することを抑制することができる。
<航空機>
上記各実施形態の航空機用エアバッグ装置が適用される航空機について簡単に説明する。図11に示すように、航空機600は、機体601と、当該機体601に結合される航空機用エアバッグ装置611と、機体601に結合され、当該機体601を推進させる1つ以上の推進機構(例えばプロペラ等)602とを備えている。
このように、航空機600は、航空機用エアバッグ装置611を備えているので、上述した通り、航空機600の重量増加を抑制することができ、軽量化を図ることができる。これにより、落下時に飛行性能が低下することが防止又は抑制される。また、従来のガスボンベ式のエアバッグ装置と異なり、繰り返して利用が可能である。さらに、電力供給源の発火リスクを低減させることが可能となる。
以上、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
上記各実施形態においては、各エアバッグに設けられた吸入管の数を一つとしたが、これに限定されるものではなく、総重量が著しく増加しない範囲内で複数の吸入管を設けてもよい。この場合、エアバッグに対する外気の導入量が増え、当該エアバッグを緊急時に迅速に膨張させることができる。
上記第3実施形態においては、形状維持部材30をエアバッグ212の内面に固定することとしたが、これに限定されるものではなく、エアバッグ212の外面に固定するようにしてもよい。
また、上記各実施形態における航空機としてドローンを例に挙げて説明したが、飛行機等の他の航空機においても本発明を同様に適用することができる。
11、111、211、311、411、511、611 航空機用エアバッグ装置
12、112、212、312、412、512 エアバッグ
12a、17b、112a、212a、312a、412a、512a 内部空間
12b、112b 孔
13、113、213、313、513 吸入管
14、114、214、314、514 給気装置
14a、114a、214a、314a、514a ファン
14b、114b、214b、314b、514b 回転部材
15、115、215、315、415、515 電力供給源
16、22 筒状部材
17 ピストン部
17a 開口部
17c 孔部
18 リング状部材
18a 外気吸入口
19 点火器(ガス発生器)
20 連結部材
21 支持部材
23 空間
30 形状維持部材
313a、313b 吸入口
420 ブロアファン
420a ランナー
600 航空機
601 機体
602 推進機構
D1 方向

Claims (15)

  1. 航空機の落下衝撃を緩衝する航空機用エアバッグ装置であって、
    前記航空機に結合され、少なくとも一部に開口部を有する膨張可能なエアバッグと、
    前記開口部に結合され、外気を前記エアバッグ内に供給する少なくとも1つのファンと、を備え、
    落下時に電力供給源から電力を受けて前記ファンを駆動するように構成されていることを特徴とする航空機用エアバッグ装置。
  2. 前記ファンがブロアファンであることを特徴とする請求項1に記載の航空機用エアバッグ装置。
  3. 前記ファンは2つ設けられており、一方の前記ファンと他方の前記ファンとは、回転方向が互いに逆方向となるよう駆動されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の航空機用エアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグの内部に通ずるように当該エアバッグに設けられた1又は複数の吸入管をさらに備え、
    前記ファンは前記吸入管を介して前記エアバッグ内に外気を供給するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  5. 前記電力供給源はリチウムイオン電池であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  6. 前記電力供給源は前記航空機に設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  7. 前記電力供給源は前記航空機に設けられているものとは別であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  8. 前記エアバッグには1又は複数の気体抜け穴が設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  9. 前記エアバッグの内部に外気を吸入可能に構成された逆止弁付きの外気吸入口をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  10. 前記エアバッグの内部に設けられ、両端がそれぞれ前記エアバッグの内部に接続された伸縮可能な支持部材をさらに備え、
    前記支持部材は、初期状態において収縮した状態で前記エアバッグ内に収納され、落下時に前記エアバッグ内で伸長して前記エアバッグを展開させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  11. 前記エアバッグの内面又は外面に固定され、膨張後の前記エアバッグの少なくとも一部の形状を維持する形状維持部材をさらに備えることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  12. 前記エアバッグの内部にガスを導入するガス発生器をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置。
  13. 前記ガス発生器はガスボンベにより前記ガスを発生させるように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の航空機用エアバッグ装置。
  14. 前記ガス発生器は火薬の燃焼により前記ガスを発生させるように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の航空機用エアバッグ装置。
  15. 機体と、
    前記機体に結合される請求項1〜14の何れか1項に記載の航空機用エアバッグ装置と、
    前記機体に結合され、前記機体を推進させる1つ以上の推進機構と、を備えることを特徴とする航空機。
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