JP2018126195A - 送液方法、送液装置及び内容物充填済容器 - Google Patents

送液方法、送液装置及び内容物充填済容器 Download PDF

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Abstract

【課題】短時間で規定量の内容物を正確に送液することができる送液方法、送液装置及び内容物充填済容器を提供することを目的とする。【解決手段】供給容器11の内容物Sを複数の分注容器12に充填する分注方法は、複数の分注容器12のそれぞれの収容室16の底部16aが実質的に同じ高さに位置し、且つ内容物Sがこれらの分注容器12のそれぞれの収容室16を順に流れるように、これらの分注容器12を直列に接続する接続工程と、分注容器12のそれぞれの収容室16に内容物Sを充填する充填工程と、内容物Sが充填された分注容器12をそれぞれ封止する封止工程とを含む。【選択図】図1

Description

本開示の実施形態は、送液方法、送液装置及び内容物充填済容器に関する。
従来、容積が比較的大きい容器に貯留された生体試料や薬液などの内容物を、容積が比較的小さい複数の容器に規定の分量で送液する送液装置が知られている。例えば下記特許文献1には、生体試料が貯留される供給容器と、立体成形された分注容器と、供給容器及び分注容器を接続する接続チューブと、接続チューブに設けられるとともに該接続チューブ内の気体を外部に導出可能なポート部と、該ポート部よりも供給容器側に設けられる上流側閉止部とを備える送液装置が開示されている。このように構成された送液装置では、上流側閉止部を閉止した状態でポート部から分注容器内の空気を吸引することにより、送液された生体試料を分注容器に充填する際に泡立ちの発生を抑制することができる。
特開2014−14343号公報
しかし、上記特許文献に記載の送液装置では、複数の分注容器に対して一つずつ接続して送液作業を行うので、時間や手間がかかる問題があった。それに対し、分岐部を介して複数の分注容器に同時に送液する方法も考えられるが、各分注容器に内容物を均等に流し難いので、短時間で規定量の内容物を正確に送液することができない問題が新たに生じる。
本開示の実施形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、短時間で規定量の内容物を正確に送液することができる送液方法、送液装置及び内容物充填済容器を提供することを目的とする。
本開示の実施形態に係る送液方法は、第1容器の内容物を実質的に同じ形状の収容室を有する複数の第2容器に送液する送液方法であって、前記複数の第2容器のそれぞれの収容室の底部が実質的に同じ高さに位置し、且つ内容物がそれぞれの収容室を順に流れるように、これらの第2容器を接続する接続工程と、前記複数の第2容器のそれぞれの収容室に内容物を送液する送液工程と、を含むことを特徴としている。
としている。
本開示の一実施形態に係る送液方法では、前記接続工程において、前記収容室の底部に対して実質的に同じ高さで前記複数の第2容器を接続することが好ましい。
本開示の一実施形態に係る送液方法では、前記接続工程において、内容物を前記収容室の底部から上方に押し上げて送液するように、前記収容室の底部に近接して前記複数の第2容器を接続することが好ましい。
本開示の一実施形態に係る送液方法では、前記接続工程において、前記複数の第2容器を直列に接続することが好ましい。
また、本開示の一実施形態に係る送液方法では、前記第1容器と前記第2容器との接続、及び前記第2容器同士の接続は、無菌接続であることが好ましい。
また、本開示の一実施形態に係る送液方法では、前記送液工程において、内容物を前記収容室に送液するとともに、前記第2容器に設けられた空気抜き部を介して前記収容室内の空気を外部に排出することが好ましい。
更に、本開示の一実施形態に係る送液方法では、前記複数の第2容器に送液された内容物を還流させる還流工程を含むことが好ましい。
更に、本開示の一実施形態に係る送液方法では、内容物が送液された前記複数の第2容器をそれぞれ封止する封止工程を更に含むことが好ましい。
本開示の実施形態に係る送液装置は、第1容器の内容物を実質的に同じ形状の収容室を有する複数の第2容器に送液する送液装置であって、前記複数の第2容器のそれぞれの収容室の底部が実質的に同じ高さに位置するように、これらの第2容器を保持する保持部と、内容物が前記複数の第2容器のそれぞれの収容室を順に流れるように、これらの第2容器を接続する接続部と、を備えることを特徴としている。
本開示の一実施形態に係る送液装置において、前記接続部は、複数の接続部材を有し、前記複数の接続部材は、前記収容室の底部に対して実質的に同じ高さに配置されていることが好ましい。
本開示の一実施形態に係る送液装置において、前記接続部は、内容物を前記収容室の底部から上方に押し上げて送液するように、前記収容室の底部に近接して配置されていることが好ましい。
また、本開示の一実施形態に係る送液装置において、前記保持部は、該送液装置の上部に横架される横架部材と、前記横架部材に垂設されて前記第2容器を吊持する吊持部材によって構成されていることが好ましい。
また、本開示の一実施形態に係る送液装置において、前記保持部は、前記第2容器に設けられた懸垂孔に引掛ける引掛部と、該引掛け部が設けられるスタンドによって構成されていることが好ましい。
更に、本開示の一実施形態に係る送液装置において、前記保持部は、前記第2容器の底部を支持する底部支持部と、前記第2容器を挟むように該第2容器の側面部を支持する側面部支持部とを有する保持治具であることが好ましい。
更に、本開示の一実施形態に係る送液装置において、前記複数の第2容器に送液された内容物を還流させるための還流ポンプを更に備えることが好ましい。
本開示の実施形態に係る内容物充填済容器は、内容物が充填された収容室を有する容器本体と、前記容器本体に設けられるとともに、該容器本体から互いに反対方向に突出する少なくとも一対の管状部材と、を備え、各管状部材は、一端が前記収容室と連通し、他端が前記容器本体の外部に突出して封止されていることを特徴としている。
本開示の一実施形態に係る内容物充填済容器において、各管状部材の前記収容室と連通する連通端は、前記収容室の底部に対して実質的に同じ高さに配置されていることが好ましい。
本開示の一実施形態に係る内容物充填済容器において、前記連通端は、前記収容室の底部に近接して配置されていることが好ましい。
また、本開示の一実施形態に係る内容物充填済容器において、前記容器本体の上部には、前記収容室内の空気を外部に排出するための空気抜き部が設けられていることが好ましい。
更に、本開示の一実施形態に係る内容物充填済容器において、前記容器本体の上部には、充填された内容物を取り出すための取り出し部が更に設けられていることが好ましい。
本開示によれば、短時間で規定量の内容物を正確に送液することができる。
第1実施形態の分注装置を示す概略図である。 内容物充填済の分注容器を示す斜視図である。 第2実施形態の分注装置を示す概略図である。 第3実施形態の分注装置を示す概略図である。 第4実施形態の分注装置を示す概略図である。 保持治具を示す断面図である。 分注容器の配置を示す模式平面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る送液方法、送液装置、及び内容物充填済容器の実施形態について説明する。以下の実施形態では、容積が比較的大きい第1容器に貯留される内容物を、容積が比較的に小さい複数の第2容器に規定の分量で分注する分注方法、及びそれに用いられる分注装置の例を挙げて説明するが、本発明に係る送液方法及び送液装置は分注に限定されない。また、図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。更に、以下の説明では、上下及び左右の位置、方向は、分注装置の通常の使用状態を基準するものである。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の分注装置を示す概略図である。本実施形態の分注装置1は、例えば製薬現場などに用いられたものであって、供給容器(第1容器)11に貯留される内容物Sを複数の分注容器(第2容器)12に規定の分量で分注するための装置である。この分注装置1は、例えば水平な設置面(図示せず)に固定された状態で使用されており、該分注装置1の上部に横架される横架部材10と、該横架部材10に垂設されて分注容器12を吊持する複数の吊持部材15と、供給容器11の下部に接続されて供給容器11の内容物Sを分注容器12に供給する供給管13、該供給管13に設置されたポンプ23とを備えている。
供給容器11は例えばタンク状の容器であり、その内部には内容物Sが貯留されている。内容物Sとしては、細胞懸濁液、液体の薬品、醤油やたれなどの調味料、洗剤やシャンプーなどの日用品等が挙げられる。そして、液体の薬品としては、生理食塩水等の電解質輸液、ブドウ糖等の糖質注射液、血液製剤、抗生物質、抗体等の蛋白質性医薬品、低分子蛋白質、ホルモン等のペプチド性医薬品、核酸医薬品、細胞医薬品、各種感染症を予防するワクチン、ステロイド剤、インスリン、抗がん剤、蛋白質分解酵素阻害剤、鎮痛剤、解熱鎮痛消炎剤、麻酔剤、脂肪乳剤、血圧降下剤、血管拡張剤、ヘパリン塩化ナトリウムや乳酸カリウム等の電解質補正用注射液、ビタミン剤、造影剤等が挙げられる。なお、本実施形態では、内容物Sが液体の薬品である。
横架部材10は、水平方向(図1では左右方向)に延びる棒状部材であり、例えば分注装置1の設置面に立設された2本の支柱(図示せず)の間に架設されている。横架部材10の縦断面が円形、楕円、四角形を含む多角形であっても良く、また、横架部材10の材質が金属、樹脂、木等であっても良い。吊持部材15は、分注容器12に設けられた懸垂孔17(後述する)を挿通できる太さの樹脂ワイヤをリング状にすることで形成されている。これらの吊持部材15は、複数の分注容器12が吊持された状態で、それぞれの収容室16の底部16aが実質的に同じ高さに位置するように配置されており、分注容器12の懸垂孔17の位置及び数に合わせて2つで一組の構成をなしている。なお、本実施形態及び以下の実施形態において、高さの基準は分注装置の水平な設置面としており、実質的に同じ高さは、収容室16の高さ方向(すなわち重力方向)の寸法の差が1%以下であることを指し、0.1%以下が望ましいことである。
図示しないが、横架部材10には、該横架部材10の周方向に沿う規制溝が所定の間隔で複数設けられている。吊持部材15を規制溝に嵌めることで、吊持部材15の摺動等の動きが制限されるので、吊持される分注容器12の位置をより簡単に固定することができる。
一方、複数の分注容器12は、実質的に同じ形状の収容室16を有する容器である。ここでいう実質的に同じ形状とは、収容室16の形状の差、すなわち高さ方向、幅方向及び厚さ方向のいずれかの寸法の差が3mm以下であることを意味しており、0.3mm以下が望ましい。例えば、高さ30cmの収容室16を有する分注容器12に液体の内容物Sを充填し、各分注容器12への充填量を液面の高さで管理する場合、収容室16の高さ方向の寸法の差が3mm以下であれば充填量の差は概ね1%程度となり、十分許容される誤差と考えることができる。そして、高さ方向の寸法の差が0.3mm以下であれば充填量の差は概ね0.1%となり、更に許容される誤差である。
本実施形態の分注容器12は、例えば軟質バッグであり、同じ大きさを有する矩形状の透明な樹脂シートを2枚重ねて、内部に内容物Sを収容するための収容室16を形成するように、シート周縁部同士を四周にわたりヒートシール(熱溶着ともいう)することで形成されている。そのため、分注容器12の四周にわたって、収容室16を取り囲む矩形枠状のシール部18が形成されている。収容室16及びシール部18は、容器本体14を構成している。
上述の樹脂シートに用いられる樹脂材料としては、例えば内容物Sに対して低吸着性及び低溶出性を有する高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、ポリアクリロニトリル(PAN)などが挙げられる。
図1に示すように、シール部18は、収容室16に対して上側シール部18a、下側シール部18b、左側シール部18c及び右側シール部18dに分けられている。上側シール部18aは、他のシール部と比べて幅が比較的大きくなっている。該上側シール部18aには、分注容器12を吊り下げるための懸垂孔17が2箇所に設けられている。2箇所の懸垂孔17は、分注容器12が上述の吊持部材15に吊持される状態で、分注容器12の収容室16の底部16aが水平になるように設定されている。
また、上側シール部18aには、収容室16に充填される内容物Sを取り出すための取り出しポート(取り出し部)19と、収容室16内の空気を外部に排出するためのエアベント(空気抜き部)20がそれぞれ設けられている。取り出しポート19は、樹脂材料によって円筒状に形成され、その一端部が上側シール部18aを挿通して収容室16と連通しており、他端部が外方に突出しており、密閉されている。
このような構成を有する複数の分注容器12は、それぞれの収容室16の底部16aが実質的に同じ高さに位置するように、吊持部材15を介して横架部材10に吊持されている。
図1に示すように、複数の分注容器12は、供給容器11に貯留された内容物Sがこれらの分注容器12の収容室16を順に流れるように直列且つ直線状に接続されている。具体的には、容器本体14には、該容器本体14から互いに反対方向に突出する左右一対の接続管21,21が備え付けられている。接続管21の一端は、左側シール部18c或いは右側シール部18dを挿通し収容室16と連通し、連通端となっている。接続管21の他端は、容器本体14の外部に突出し、接続コネクタ22を介して隣接する分注容器12の接続管21と接続されている。接続コネクタ22は、無菌接続コネクタであることが好ましい。
接続管21の連通端は、内容物Sを分注容器12の収容室16の底部16aから上方に押し上げて充填するように、底部16aに近接して配置されている。本実施形態では、接続管21の連通端において、接続管21の最下縁部が分注容器12の収容室16の底部と実質的に同じ高さに位置するように配置されている。
そして、分注容器12は、それに備え付けられた接続管21及び接続コネクタ22を介して隣接する分注容器12と接続されている。また、全ての接続管21は、収容室16の底部16aに対して実質的に同じ高さに位置するように配置されていることが好ましい。このようにすれば、高低差による内容物Sの流れへの影響を抑えることができるので、内容物Sがこれらの分注容器12のそれぞれの収容室16を順に流れやすく、短時間での充填が可能になる。
一方、上記複数の分注容器12のうち、供給容器11に最も近い分注容器12は、それに備え付けられた接続管21が接続コネクタ22で供給管13と接続されることにより、供給容器11と連通している。
本実施形態の分注装置1によれば、横架部材10及び吊持部材15を用いて複数の分注容器12のそれぞれの収容室16の底部16aを実質的に同じ高さに揃えた状態でこれらの分注容器12を保持し、接続管21及び接続コネクタ22を介してこれらの分注容器12を直列に接続することで、短時間で規定量の内容物Sを正確に各分注容器12の収容室16に充填(すなわち、送液)することが可能になる。また、接続管21の連通端側の最下縁部が分注容器12の収容室16の底部16aと実質的に同じ高さに位置するように配置されているので、内容物Sが収容室16に溜まらずに隣接する分注容器12の収容室16に順次に流れていくことができるので、充填時間を短縮することができ、規定量の内容物Sをより正確に充填することが可能になる。更に、各分注容器12が吊持されるため、分注容器12下方のスペースを有効利用することができる。
本実施形態では、接続管21及び接続コネクタ22は特許請求の範囲に記載の「接続部材」に相当するものである。なお、本実施形態において接続管21が分注容器12に備え付けられたものとして説明したが、該接続管21を分注装置1の接続部として分注容器12と別体に形成しつつ、該分注容器12に着脱可能に設けても良い。
以下、上述の構成を有する分注装置1を用いた分注方法について説明する。本実施形態の分注方法は、複数の分注容器12のそれぞれの収容室16の底部16aが実質的に同じ高さに位置し、且つ内容物Sがこれらの分注容器12の収容室16を順に流れるように、これらの分注容器12を直列に接続する接続工程と、分注容器12の収容室16に内容物Sを充填する充填工程と、内容物Sが充填された分注容器12をそれぞれ封止する封止工程とを含む。
接続工程では、まず複数の分注容器12のそれぞれの収容室16の底部16aを実質的に同じ高さに揃えるように、吊持部材15を介して各分注容器12を横架部材10に吊持する。次に、隣接する分注容器12同士の接続管21を接続コネクタ22で接続することにより、これらの分注容器12を直列に接続する。このとき、各接続管21が分注容器12の収容室16の底部16aに対して実質的に同じ高さに位置するように、例えば支持部材等を用いて下方からこれらの接続管21を支えても良い。
次に、供給容器11に最も近い位置にある分注容器12の接続管21と供給管13とを接続コネクタ22で接続する。なお、上述の分注容器12の吊持作業、分注容器12同士の接続作業、分注容器12の接続管21と供給管13との接続作業は必ずしも上述した順序に従う必要がなく、作業性の向上等を考慮してこれらの作業順序を適宜に変えても良い。
充填工程では、ポンプ23を駆動して供給管13及び接続管21を介して各分注容器12に内容物Sを供給する。このとき、接続管21の連通端側の最下縁部が分注容器12の収容室16の底部16aと実質的に同じ高さに位置するように配置され、且つ接続管21が収容室16の底部16aに対して実質的に同じ高さに位置するので、供給容器11からの内容物Sが供給管13及び接続管21を介して該供給容器11に最も近い分注容器12の収容室16内に流れ込むが、該収容室16に溜まらずに、反対側の接続管21及び接続コネクタ22を介して隣接する分注容器12の収容室16に順次に流れていく。
そして、内容物Sが全ての分注容器12の接続管21に行き渡った後に、収容室16の底部から上方に押し上げられるように、内容物Sが各分注容器12の収容室16に充填されていく。このように収容室16の底部から上方に向かって内容物Sを充填していくことは、上方から充填する場合と比べて、重力の影響による泡立ちの発生を抑えることができる。また、内容物Sが充填される際に、収容室16に残留された空気がエアベント20を介して外部に放出される。
封止工程では、各分注容器12に規定量の内容物Sが充填された後に、ポンプ23を停止して供給を停止させる。次に、分注容器12の接続管21を接続コネクタ22から取り外し、取り外された自由端(すなわち、連通端とは反対側)をそれぞれ熱溶着等で封止した後に、分注容器12を吊持部材15から取り外す。これによって、内容物Sが充填された分注容器12が完成する。なお、充填工程と封止工程との間には、ポンプ23を用いて分注容器に充填された内容物Sを還流させる還流工程を加えても良い。このようにすれば、内容物Sに含まれる成分(例えば微粒子)の均一化を図ることができる。この場合、ポンプ23は還流ポンプの役割も果たす。
本実施形態の分注方法では、分注容器12の収容室16の底部16aを実質的に同じ高さに揃えるように各分注容器12が保持されており、接続管21の連通端側の最下縁部が収容室16の底部16aと実質的に同じ高さに位置するように配置され、且つ接続管21が収容室16の底部16aに対して実質的に同じ高さに位置するので、短時間で規定量の内容物Sを正確に各分注容器12に充填することができる。なお、内容物Sの規定量については、規定される量との差が3%以下であれば良いことを意味しており、好ましくは1%以下、より好ましくは0.3%以下である。一つの目安として、例えば数百mlの飲料や調味料や医薬品であれば、その差が数ml以下である。
図2は内容物充填済の分注容器を示す斜視図である。充填済の分注容器12は、内容物Sが充填された収容室16を有する容器本体14と、該容器本体14から互いに反対方向に突出する左右一対の接続管21,21と、容器本体14の上部に設けられた取り出しポート19及びエアベント20とを備えている。
容器本体14は、上述したように収容室16とシール部18によって構成されている。シール部18のうち上側シール部18aには、2つの懸垂孔17が設けられている。ここで、接続管21は、特許請求の範囲に記載の「管状部材」に相当するものになっており、その連通端側の最下縁部が収容室16の底部と実質的に同じ高さに位置するように配置されており、連通端と反対の自由端が封止されている。
このような構成を有する充填済の分注容器12では、容器本体14から互いに反対方向に突出する左右一対の接続管21,21が設けられているので、該接続管21を取り出しポートとして利用することが可能であるので、分注容器12の使い勝手を向上することができる。
<第2実施形態>
図3は第2実施形態の分注装置を示す概略図である。本実施形態の分注装置2と第1実施形態との相違点は、横架部材10及び吊持部材15に代えて、分注容器12の懸垂孔17に引掛けるための引掛部25と、該引掛部25が設けられたスタンド24とを用いて分注容器12を保持することである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、重複説明を省略する。
具体的には、スタンド24は、該分注装置2の設置面と平行に延びる平板状の基台26と、該基台26に等間隔で立設された複数の支柱27と、それぞれの支柱27の上部に配置されて基台26と平行する横板28とを有する。各横板28には、分注容器12を引掛けるための一対の引掛部25が設けられている。この一対の引掛部25は、分注容器12における2つの懸垂孔17間の距離に合わせて離れて配置されるとともに、実質的に同じ高さに位置している。
このような構成を有する分注装置2を用いた分注方法は、接続工程において第1実施形態と相違している。以下、その相違点のみを説明する。
具体的には、本実施形態の分注方法に係る接続工程では、まず複数の分注容器12のそれぞれの収容室16の底部16aを実質的に同じ高さに揃えるように、各分注容器12を引掛部25に引掛ける。続いて、隣接する分注容器12同士の接続管21を接続コネクタ22で接続し、これらの分注容器12を直列に接続する。このとき、各接続管21が収容室16の底部16aに対して実質的に同じ高さに位置するように、例えば支持部材等を用いて下方からこれらの接続管21を支えても良い。次に、供給容器11に最も近い位置にある分注容器12の接続管21と供給管13とを接続コネクタ22で接続する。なお、上述の分注容器12の引掛け作業、分注容器12同士の接続ステップ、分注容器12の接続管21と供給管13との接続作業の順序は必要に応じて適宜に変えても良い。
本実施形態に係る分注装置2、該分注装置2を用いた分注方法、及び内容物充填済容器の作用効果は、上述の第1実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
<第3実施形態>
図4は第3実施形態の分注装置を示す概略図である。本実施形態の分注装置3と第2実施形態との相違点は、分注容器12毎にスタンド29が配置されることである。その他の構成や該分注装置3を用いた分注方法は第2実施形態と同様であるので、重複説明を省略する。
本実施形態の分注装置3によれば、上述の第2実施形態と同様な作用効果を得られるほか、分注容器12毎にスタンド29が配置されるので、分注容器12の位置に合わせてスタンド29を容易に調整することができるので、分注装置3の使い勝手を向上することができる。
<第4実施形態>
図5は第4実施形態の分注装置を示す概略図である。本実施形態の分注装置4と第1実施形態との相違点は、横架部材10及び吊持部材15に代えて分注容器12を保持する保持治具30を備えることである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、重複説明を省略する。
図6は保持治具を示す断面図である。保持治具30は、直方体の部材にその長手方向に延在する溝を設けることで形成されており、分注容器12の底部12aを支持する底部支持部31と、分注容器12を挟むように該分注容器12の側面部12bを支持する一対の側面部支持部32,32とを有する。分注容器12の底部12aの形状に好適にフィットするように、底部支持部31には、分注容器12の下側シール部18bを納める凹部31aと、該凹部31aの開口から上方に向かって拡がるテーパ面31bとが設けられている。一方、側面部支持部32は、底部支持部31から立設されており、該分注容器12の側面部12bに沿って上方に延びている。
このような構成を有する保持治具30は、分注容器12毎に配置されているが、必要に応じて複数の分注容器12を保持できる一つの治具として形成されても良い。本実施形態の分注容器12は、第1実施形態のように吊持される必要がないので、懸垂孔17を設けなくても良い。
本実施形態の分注装置4は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、上述の構成を有する保持治具30を用いて分注容器12を保持するので、第1実施形態の吊持作業と比べて分注容器12の保持作業をより簡単に行えるので、作業の効率を高めることができる。
一方、分注装置4を用いた分注方法は、接続工程において第1実施形態と相違している。以下、その相違点のみを説明する。
すなわち、本実施形態の分注方法に係る接続工程では、まず複数の分注容器12のそれぞれの収容室16の底部16aを実質的に同じ高さに揃えるように、各分注容器12をそれぞれに対応する保持治具30に配置させる。続いて、隣接する分注容器12同士の接続管21を接続コネクタ22で接続し、これらの分注容器12を直列に接続する。このとき、各接続管21が収容室16の底部16aに対して実質的に同じ高さに位置するように、例えば支持部材等を用いて下方からこれらの接続管21を支えても良い。次に、供給容器11に最も近い位置にある分注容器12の接続管21と供給管13とを接続コネクタ22で接続する。その後、上述した充填工程及び封止工程を順次に実施する。
本実施形態に分注方法、及び内容物充填済容器の作用効果は、上述の第1実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
分注容器12の配置については、図1、3〜5に示す直線状のほか、様々な変形例も考えられる。例えば図7(a)、図7(b)に示すように、複数の分注容器12を直列に配置した状態で、空間や場所等に合わせて折り返して配置しても良く、或いは図7(c)に示すように直列配置と並列配置を混合した配置であっても良い。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、上述の実施形態では、分注容器12が熱溶着方法で形成されることを説明したが、真空成型、射出成型などによって形成されても良い。また、充填前の分注容器12は接続コネクタ22を介せずに接続管21で複数個連なる状態で形成されても良い。このようにすれば、分注容器12同士の接続作業を省くことができるので、作業性の更なる向上を図ることができる。
更に、上記の実施形態では、各分注容器12にそれぞれ一対の接続管21が備え付けられているが、必要に応じて接続管21の数を増やしても良い。このようにすれば、各分注容器12に対し複数の接続管21を介して内容物Sを充填することができるので、充填時間の短縮を図ることができるとともに、規定量の内容物Sをより正確に充填することが可能になる。
また、エアベント20は必ずしも分注容器12の上側シール部18aに設ける必要がなく、充填される内容物Sの最上面より上の位置であれば、左側シール部18c或いは右側シール部18dに設けても良い。更に、本発明は、粉胡椒などの粉体の内容物Sにも適用される。
1,2,3,4 分注装置
10 横架部材
11 供給容器(第1容器)
12 分注容器(第2容器)
13 供給管
14 容器本体
15 吊持部材
16 収容室
16a 底部
17 懸垂孔
18 シール部
19 取り出しポート(取り出し部)
20 エアベント(空気抜き部)
21 接続管
22 接続コネクタ
23 ポンプ
24,29 スタンド
25 引掛部
30 保持治具
31 底部支持部
32 側面部支持部

Claims (20)

  1. 第1容器の内容物を実質的に同じ形状の収容室を有する複数の第2容器に送液する送液方法であって、
    前記複数の第2容器のそれぞれの収容室の底部が実質的に同じ高さに位置し、且つ内容物がそれぞれの収容室を順に流れるように、これらの第2容器を接続する接続工程と、
    前記複数の第2容器のそれぞれの収容室に内容物を送液する送液工程と、
    を含むことを特徴とする送液方法。
  2. 前記接続工程において、前記収容室の底部に対して実質的に同じ高さで前記複数の第2容器を接続する請求項1に記載の送液方法。
  3. 前記接続工程において、内容物を前記収容室の底部から上方に押し上げて送液するように、前記収容室の底部に近接して前記複数の第2容器を接続する請求項1又は2に記載の送液方法。
  4. 前記接続工程において、前記複数の第2容器を直列に接続する請求項1〜3のいずれか一項に記載の送液方法。
  5. 前記第1容器と前記第2容器との接続、及び前記第2容器同士の接続は、無菌接続である請求項1〜4のいずれか一項に記載の送液方法。
  6. 前記送液工程において、内容物を前記収容室に送液するとともに、前記第2容器に設けられた空気抜き部を介して前記収容室内の空気を外部に排出する請求項1〜5のいずれか一項に記載の送液方法。
  7. 前記複数の第2容器に送液された内容物を還流させる還流工程を含む請求項1〜6のいずれか一項に記載の送液方法。
  8. 内容物が送液された前記複数の第2容器をそれぞれ封止する封止工程を更に含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の送液方法。
  9. 第1容器の内容物を実質的に同じ形状の収容室を有する複数の第2容器に送液する送液装置であって、
    前記複数の第2容器のそれぞれの収容室の底部が実質的に同じ高さに位置するように、これらの第2容器を保持する保持部と、
    内容物が前記複数の第2容器のそれぞれの収容室を順に流れるように、これらの第2容器を接続する接続部と、
    を備えることを特徴とする送液装置。
  10. 前記接続部は、複数の接続部材を有し、
    前記複数の接続部材は、前記収容室の底部に対して実質的に同じ高さに配置されている請求項9に記載の送液装置。
  11. 前記接続部は、内容物を前記収容室の底部から上方に押し上げて送液するように、前記収容室の底部に近接して配置されている請求項9又は10に記載の送液装置。
  12. 前記保持部は、該送液装置の上部に横架される横架部材と、前記横架部材に垂設されて前記第2容器を吊持する吊持部材によって構成されている請求項9〜11のいずれか一項に記載の送液装置。
  13. 前記保持部は、前記第2容器に設けられた懸垂孔に引掛ける引掛部と、該引掛け部が設けられるスタンドによって構成されている請求項9〜11のいずれか一項に記載の送液装置。
  14. 前記保持部は、前記第2容器の底部を支持する底部支持部と、前記第2容器を挟むように該第2容器の側面部を支持する側面部支持部とを有する保持治具である請求項9〜11のいずれか一項に記載の送液装置。
  15. 前記複数の第2容器に送液された内容物を還流させるための還流ポンプを更に備える請求項9〜14のいずれか一項に記載の送液装置。
  16. 内容物が充填された収容室を有する容器本体と、
    前記容器本体に設けられるとともに、該容器本体から互いに反対方向に突出する少なくとも一対の管状部材と、を備え、
    各管状部材は、一端が前記収容室と連通し、他端が前記容器本体の外部に突出して封止されていることを特徴とする内容物充填済容器。
  17. 各管状部材の前記収容室と連通する連通端は、前記収容室の底部に対して実質的に同じ高さに配置されている請求項16に記載の内容物充填済容器。
  18. 前記連通端は、前記収容室の底部に近接して配置されている請求項17に記載の内容物充填済容器。
  19. 前記容器本体の上部には、前記収容室内の空気を外部に排出するための空気抜き部が設けられている請求項16〜18のいずれか一項に記載の内容物充填済容器。
  20. 前記容器本体の上部には、充填された内容物を取り出すための取り出し部が更に設けられている請求項16〜19のいずれか一項に記載の内容物充填済容器。
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