JP2018125138A - 蓄電装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極組立体をケース本体に収容する際の電極組立体の損傷を抑制できる蓄電装置の製造方法を提供する。【解決手段】開口部13aを有する有底直方体状のケース本体13に電極組立体12を収容する際、ケース本体13の開口部13a付近に配置されたガイド部材70が有する斜面部77によって、電極組立体12を開口部13aの長手方向外側及び短手方向外側の少なくとも一方から開口部13aへ案内し、ケース本体13に対して相対移動させてケース本体13に収容する。【選択図】図4

Description

本発明は、開口部を有するケース本体に電極組立体を収容する蓄電装置の製造方法に関する。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、電動機などへの供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などが搭載されている。二次電池は、活物質層を有するシート状の正極電極及び負極電極がシート状のセパレータを介して積層した電極組立体と、該電極組立体を収容する直方体状で金属製のケースとを備えている。ケースとしては、電極組立体を収容するための開口部を有する有底直方体状のケース本体と、ケース本体の開口部を閉塞する矩形板状の蓋とを有するものがある。
特許文献1では、電極組立体をケース本体にスムーズに収容するための方法として、位置決め用プッシャによって電極組立体を電極組立体の収容方向と直交する方向に挟んだ状態で、挿入プッシャによって電極組立体をケース本体の開口部側に押圧する。また、位置決め用プッシャによってケース本体を電極組立体の収容方向と直交する方向に挟んだ状態で、挿入用プッシャによってケース本体を電極組立体側に押圧する方法が開示されている。この方法では、電極組立体及びケース本体を収容方向と直交する方向に挟むことで、電極組立体とケース本体との位置ずれを抑制し、電極組立体のスムーズな収容を可能にしている。
特開2003−346902号公報
しかしながら、電極組立体は、複数のシート状の正極電極、負極電極、及びセパレータを積層した構造であるため、金属製のケースに比べて、設定した寸法通りの形状になりづらく、剛性も低い。このため、電極組立体は、挿入用プッシャで押圧する際に位置決め用プッシャに摺接して、損傷するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電極組立体をケース本体に収容する際の電極組立体の損傷を抑制できる蓄電装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する蓄電装置の製造方法は、開口部を有する有底直方体状のケース本体に電極組立体を収容する蓄電装置の製造方法であって、前記ケース本体の前記開口部付近に配置されたガイド部材が有する斜面部によって、前記電極組立体を前記開口部の長手方向外側及び短手方向外側の少なくとも一方から前記開口部へ案内し、前記ケース本体に対して相対移動させて前記ケース本体に収容することを要旨とする。
これによれば、電極組立体をケース本体に収容するとき、ケース本体の底面に支持されることとなる電極組立体の底側端面の一部がケース本体の開口部の長手方向外側や短手方向外側にあると、電極組立体はガイド部材の斜面部によって開口部へ案内されてケース本体に収容される。よって、電極組立体をケース本体に収容するとき、電極組立体の底側端面の一部がケース本体の開口部側の縁部に引っかかったり、引っかかりを解除するために押圧されたりすることによる電極組立体の損傷を抑制できる。また、電極組立体をガイド部材の斜面部との接触に応じてケース本体に対して相対移動させることで、電極組立体の底側端面の一部をガイド部材の斜面部に押しつけることなく収容でき、電極組立体の損傷を抑制できる。
また、蓄電装置の製造方法について、前記電極組立体は、前記ケース本体の開口部を閉塞する矩形板状の蓋と一体化されているのが好ましい。
これによれば、ケース本体の壁部と、電極組立体と一体化された蓋の縁部とが一直線上に位置するようにケース本体及び蓋を位置決めすれば、位置決めしない場合と比較して、収容前の電極組立体とケース本体の開口部との位置ずれ量を小さくすることができる。よって、電極組立体をケース本体に収容する際の電極組立体の損傷をより抑制できる。
また、蓄電装置の製造方法について、前記ガイド部材は、前記開口部の長手方向両外側から前記開口部に向かって傾斜する前記斜面部としての第1斜面部と、前記開口部の短手方向両外側から前記開口部に向かって傾斜する前記斜面部としての第2斜面部と、を有するのが好ましい。
これによれば、電極組立体をケース本体に収容するとき、電極組立体の底側端面の一部がケース本体の開口部の長手方向外側にあると、電極組立体はガイド部材の第1斜面部によって開口部に案内されてケース本体に収容される。また、電極組立体をケース本体に収容するとき、電極組立体の底側端面の一部がケース本体の開口部の短手方向外側にあると、電極組立体はガイド部材の第2斜面部によって開口部に案内されてケース本体に収容される。よって、電極組立体をケース本体に収容するとき、電極組立体の底側端面の一部がケース本体の開口部の長手方向外側かつ短手方向外側にあったとしても、ケース本体の開口部側の縁部に引っかかったり、引っかかりを解除するために押圧されたりすることによる電極組立体の損傷を抑制できる。
また、蓄電装置の製造方法について、前記電極組立体は、絶縁シートによって覆われ、前記電極組立体の側面には、前記絶縁シートが重なった重合部が存在する場合がある。
絶縁シートの重合部の厚みにばらつきがあると、電極組立体の側面とケース本体の開口部との位置関係を予め予測することは困難である。よって、このような電極組立体をガイド部材によって開口部へ案内し、ケース本体に対して相対移動させてケース本体に収容することで、ケース本体の開口部と電極組立体との位置関係を調整しながら収容でき、重合部の厚みにばらつきがあったとしても、電極組立体をケース本体に容易に収容することができる。
また、蓄電装置の製造方法について、前記ケース本体の開口部は、鉛直方向と直交する方向に開口するのが好ましい。
これによれば、ケース本体内に異物が混入しづらくなる。
本発明によれば、電極組立体をケース本体に収容する際の電極組立体の損傷を抑制できる。
実施形態の二次電池の分解斜視図。 二次電池の斜視図。 電極組立体の分解斜視図。 (a)は電極組立体をケース本体に収容する方法を示す平面図、(b)はその側面図。 ケース本体及びガイド部材の斜視図。 (a)(b)は別例のガイド部材及びケース本体の斜視図。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、直方体状のケース11を備え、このケース11内には電極組立体12が収容されている。本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン二次電池である。ケース11は、有底直方体状の金属製(例えば、アルミニウム製又はアルミニウム合金製)のケース本体13と、ケース本体13の開口部13aを塞ぐ矩形板状の押圧部材としての蓋15とを有する。ケース11内には図示しない電解質(電解液)が収容されている。
ケース本体13は、底面13bと、底面13bに繋がる第1〜第4壁部13c〜13fとを備える。ケース本体13の開口部13aから底面13bに向かう深さ方向が電極組立体12の収容方向Xである。ケース本体13は、底面13bの一対の長縁部に繋がる壁部のうちの一方の壁部に第1壁部13cを備え、第1壁部13cと対面する他方の壁部に第2壁部13dを備える。また、ケース本体13は、第1壁部13cと第2壁部13dとを繋ぎ、底面13bの一対の短縁部に繋がる壁部のうちの一方の壁部に第3壁部13eを備え、第3壁部13eと対面する他方の壁部に第4壁部13fを備える。ケース本体13は、第1〜第4壁部13c〜13fの縁部のうち、ケース本体13の開口部13a側の縁部に開口側縁部14c〜14fを備える。
蓋15は、ケース本体13の開口側縁部14cと対向する縁部に第1縁部15aを備え、ケース本体13の開口側縁部14dと対向する縁部に第2縁部15bを備える。また、蓋15は、ケース本体13の開口側縁部14eと対向する縁部に第3縁部15cを備え、ケース本体13の開口側縁部14fと対向する第4縁部15dを備える。
図3に示すように、電極組立体12は、異なる極性の電極として、矩形シート状の正極電極20と、矩形シート状の負極電極21とを備える。電極組立体12は、正極電極20と負極電極21の間に、矩形シート状の絶縁性材料からなるセパレータ26を介在させた層状構造を有する積層体である。電極組立体12は、複数枚の正極電極20と複数枚の負極電極21を交互に積層して構成される。すなわち、電極組立体12は、正極電極20と、負極電極21と、セパレータ26とから構成された組を複数組有する。正極電極20及び負極電極21が積層された方向を電極組立体12の積層方向とする。
正極電極20は、矩形シート状の正極金属箔(例えばアルミニウム箔)22と、正極金属箔22の両面に正極活物質を含む正極活物質層23と、を有する。正極電極20は、一対の長辺に沿う縁部のうちの一方の縁部20aから突出した形状の未塗工部としての正極集電タブ28を有する。正極集電タブ28は、正極金属箔22において正極活物質層23が存在せず、正極金属箔22そのもので構成された部分である。
負極電極21は、矩形シート状の負極金属箔(例えば銅箔)24と、負極金属箔24の両面に負極活物質を含む負極活物質層25と、を有する。負極電極21は、一対の長辺に沿う縁部のうちの一方の縁部21aから突出した形状の未塗工部としての負極集電タブ29を有する。負極集電タブ29は、負極金属箔24において負極活物質層25が存在せず、負極金属箔24そのもので構成された部分である。
正極電極20は、正極集電タブ28が積層方向に沿って列状に並ぶ状態に積層される。電極組立体12は、各正極集電タブ28が電極組立体12における積層方向の一端から他端までの範囲内で集められた(束ねられた)状態で折り曲げられている正極タブ群30を有する。正極タブ群30は、各正極集電タブ28が重なっている箇所を溶接することによって電気的に接続されている。
負極電極21は、正極集電タブ28と重ならない位置にて、負極集電タブ29が積層方向に沿って列状に並ぶ状態に積層される。電極組立体12は、各負極集電タブ29が電極組立体12における積層方向の一端から他端までの範囲内で集められた(束ねられた)状態で折り曲げられている負極タブ群31を有する。負極タブ群31は、各負極集電タブ29が重なっている箇所を溶接することによって電気的に接続されている。
図2に示すように、電極組立体12は、蓋15に対向した端面にタブ側端面12aを備え、ケース本体13の底面13bに対向した端面に底側端面12bを備える。また、電極組立体12は、ケース本体13の第1壁部13cに対向した端面に第1側面12cを備え、ケース本体13の第2壁部13dに対向した端面に第2側面12dを備える。電極組立体12は、ケース本体13の第3壁部13eに対向した端面に第3側面12eを備え、ケース本体13の第4壁部13fに対向した端面に第4側面12fを備える。正極集電タブ28及び負極集電タブ29は、タブ側端面12aにおいて第1側面12c側にて集められている。
このような電極組立体12は、ケース本体13と絶縁するため、1枚の絶縁シート60によって覆われている。絶縁シート60は、電極組立体12のタブ側端面12aを除く5面(底側端面12b及び第1〜第4側面12c〜12f)を覆っている。絶縁シート60は、電極組立体12の第3側面12e及び第4側面12fに重なるように存在する重合部61を有する。重合部61は、絶縁シート60が重なった部分である。本実施形態の重合部61は、第3側面12e及び第4側面12fを覆う部分の絶縁シート60に対して、電極組立体12を覆った状態で電極組立体12の底側端面12bからはみ出すはみ出し部60aをテープ62によって貼り付けることで構成されている。
図1に示すように、二次電池10は、蓋端子部材を有する。蓋端子部材は、蓋15と、電極組立体12と電気を授受する電極端子としての正極端子16及び負極端子17と、正極端子16又は負極端子17と電気的に接続された導電部材としての正極導電部材18及び負極導電部材19とから構成されている。蓋端子部材は、蓋15と、正極端子16及び負極端子17と、正極導電部材18及び負極導電部材19とを予め一体化して構成されている。電極組立体12と蓋端子部材とは、正極タブ群30及び負極タブ群31を介して一体化されている。また、電極組立体12は、正極タブ群30及び負極タブ群31によって蓋15に対して相対移動可能である。
正極端子16は、正極の電極端子として、ケース11の外側に突出するように蓋15に固定されている。正極端子16は、正極端子16のうちケース11の外側に突出する端部に雄ねじ16aを有し、この雄ねじにはナット40が螺合されている。そして、正極端子16は、正極端子16のうちケース11の内側に突出する内側端部16bとナット40とで蓋15を挟んだ状態で蓋15に締結されている。正極端子16は、金属製(例えばアルミニウム製)で板状の正極導電部材18を介して、電極組立体12の正極タブ群30に電気的に接続されている。
負極端子17は、負極の電極端子として、ケース11の外側に突出するように蓋15に固定されている。負極端子17は、負極端子17のうちケース11の外側に突出する端部に雄ねじ17aを有し、この雄ねじ17aにはナット50が螺合されている。そして、負極端子17は、負極端子17のうちケース11の内側に突出する内側端部17bとナット50とで蓋15を挟んだ状態で蓋15に締結されている。負極端子17は、金属製(例えば銅製)で板状の負極導電部材19を介して、電極組立体12の負極タブ群31と電気的に接続されている。
次に、蓋端子部材と一体化された電極組立体12をケース本体13の開口部13aに案内するガイド部材70について説明する。なお、ガイド部材70は、電極組立体12をケース本体13に収容する際に用いられるものであり、二次電池10を構成する部材でない。
図4(a)、図4(b)、及び図5に示すように、ガイド部材70は、ケース本体13の開口部13a付近のうち、第3壁部13e側に第1ガイド部材70aが配置され、第4壁部13f側に第2ガイド部材70bが配置される。第1ガイド部材70aと第2ガイド部材70bは同じ構成である。第1及び第2ガイド部材70a,70bは、矩形板状の第1部位71と、第1部位71の長手方向一端から第1部位71の最も面積の大きい面と直交する方向に延出する第2部位72と、第1部位71の長手方向他端から第2部位72と同方向に延出する第3部位73とから構成されたコ字型である。
第1ガイド部材70aにおいて、第1部位71は、ケース本体13の第3開口側縁部14eから、電極組立体12の収容方向Xに延在する。第2部位72は、ケース本体13の第1開口側縁部14cのうち第3開口側縁部14e寄りの部分から、電極組立体12の収容方向Xに延在する。第3部位73は、ケース本体13の第2開口側縁部14dのうち第3開口側縁部14e寄りの部分から、電極組立体12の収容方向Xに延在する。第2ガイド部材70bにおいて、第1部位71は、ケース本体13の第4開口側縁部14fから、電極組立体12の収容方向Xに延在する。第2部位72は、ケース本体13の第1開口側縁部14cのうち第4開口側縁部14f寄りの部分から、電極組立体12の収容方向Xに延在する。第3部位73は、ケース本体13の第2開口側縁部14dのうち第4開口側縁部14f寄りの部分から、電極組立体12の収容方向Xに延在する。第1及び第2ガイド部材70a,70bは、第1部位71の短手方向における半分がケース本体13の外面と重なった状態となり、残り半分がケース本体13の外面から電極組立体12の収容方向Xと逆方向に突出した状態となるように存在する。
ガイド部材70は、ケース本体13の第1〜第4開口側縁部14c〜14fが当接する第1当接面74aを備える。また、ガイド部材70は、ケース本体13の第1〜第4壁部13c〜13fが当接する第2当接面74bを備える。第1当接面74aを第1〜第4開口側縁部14c〜14fに当接させ、第2当接面74bを第1〜第4壁部13c〜13fに当接させることで、ガイド部材70をケース本体13に位置決めできる。
ガイド部材70は、ケース本体13に位置決めされた状態でケース本体13から突出した部分にガイド面75を有する。ガイド面75は、平面部76と斜面部77とを有する。平面部76は、ケース本体13の第1〜第4壁部13c〜13fの内側面と面一である。斜面部77は、電極組立体12の収容方向Xにおいて、ケース本体13の第1〜第4壁部13c〜13fよりも外側(開口部13aよりも外側)から開口部13aに向かって傾斜している。第1斜面部としての第1部位71の斜面部77は、ケース本体13の開口部13aの長手方向外側から開口部13aに向かって傾斜している。第2斜面部としての第2部位72の斜面部77及び第3部位73の斜面部77は、ケース本体の開口部13aの短手方向外側から開口部13aに向かって傾斜している。斜面部77は、第1部位71の短手方向に沿って平面部76から離れるに従い、第1〜第3部位71〜73の厚みを薄くするように傾斜している。各ガイド部材70a,70bにおける第1部位71と第2部位72との連結部分、及び第1部位71と第3部位73との連結部分を結んで構成される仮想面70cの面積は、ケース本体13の開口部13aの面積よりも大きい。
以下、ガイド部材70を用いて電極組立体12をケース本体13へ収容する方法を説明する。
まず、図4に示すように、ケース本体13、及び蓋端子部材と一体化された電極組立体12を作業台80上に配置する。ケース本体13は、第1壁部13cが作業台80と対向するように配置される。よって、開口部13aは、鉛直方向と直交する方向に開口した状態となる。電極組立体12は、第1側面12cが作業台80と対向するように配置される。電極組立体12は、底側端面12bがケース本体13の開口部13a側となるように配置される。よって、ケース本体13の開口部13aと蓋15の間に電極組立体12が存在する。また、平面視でケース本体13の第3壁部13eの外側面と蓋15の第3縁部15cとが直線L1上に位置するようにケース本体13と蓋15とを位置決めする。上述したように、電極組立体12は、正極タブ群30及び負極タブ群31によって蓋15に対して相対移動可能である。このため、蓋15がケース本体13に対して位置決めされた状態であっても、電極組立体12はケース本体13に対して相対移動可能である。さらに、ケース本体13の開口部13aにガイド部材70を配置する。このとき、ガイド部材70の第1当接面74aをケース本体13の第1〜第4開口側縁部14c〜14fに当接させる。
次に、蓋15を電極組立体12側に移動させる。これにより、電極組立体12のタブ側端面12aは蓋15によってケース本体13側に押圧されるとともに、底側端面12bはガイド部材70の斜面部77によって開口部13aに案内される。そして、さらに電極組立体12のタブ側端面12aが蓋15によって押圧されることにより、電極組立体12の大部分がケース本体13に収容されると、ガイド部材70はケース本体13の開口部13aから取り外される。その後、さらに電極組立体12のタブ側端面12aが蓋15によって押圧されることにより、タブ側端面12aがケース本体13の開口部13aに収まり、電極組立体12の収容が完了する。
次に、本実施形態の効果を作用と合わせて記載する。
(1)電極組立体12をケース本体13に収容するとき、ケース本体13の底面13bに支持されることとなる電極組立体12の底側端面12bの一部がケース本体13の開口部13aの長手方向外側や短手方向外側にあると、電極組立体12はガイド部材70の斜面部77によって開口部13aへ案内されてケース本体13に収容される。よって、電極組立体12をケース本体13に収容するとき、電極組立体12の底側端面12bの一部がケース本体13の第1〜第4開口側14c〜14fの何れかに引っかかったり、引っかかりを解除するために押圧されたりすることによる電極組立体12の損傷を抑制できる。また、電極組立体12をガイド部材70の斜面部77との接触に応じてケース本体13に対して相対移動させることで、電極組立体12の底側端面12bの一部をガイド部材70の斜面部77に押しつけることなく収容でき、電極組立体12の損傷を抑制できる。
(2)電極組立体12の収容前に、ケース本体13の第3壁部13eの外側面と、電極組立体12と一体化された蓋端子部材の一部である蓋15の第3縁部15cとが直線L1上に位置するようにケース本体13と蓋15とを位置決めしている。これにより、位置決めしない場合と比較して、収容前の電極組立体12とケース本体13の開口部13aとの位置ずれ量を小さくすることができる。よって、電極組立体12をケース本体13に収容する際の電極組立体12の損傷をより抑制できる。
(3)第1及び第2ガイド部材70a,70bは、ケース本体13の開口部13aの長手方向外側から開口部13aに向かって傾斜する斜面部77を有する第1部位71を有する。電極組立体12をケース本体13に収容するとき、電極組立体12の底側端面12bの一部がケース本体13の開口部13aの長手方向外側にあると、電極組立体12はガイド部材70の第1部位71の斜面部77によって開口部13aに案内されてケース本体13に収容される。
また、第1及び第2ガイド部材70a,70bは、ケース本体13の開口部13aの短手方向外側から開口部13aに向かって傾斜する斜面部77を有する第1部位71を有する。電極組立体12をケース本体13に収容するとき、電極組立体12の底側端面12bの一部がケース本体13の開口部13aの短手方向外側にあると、電極組立体12はガイド部材70の第2部位72の斜面部77や第3部位73の斜面部77によって開口部13aに案内されてケース本体13に収容される。
よって、電極組立体12をケース本体13に収容するとき、電極組立体12の底側端面12bの一部がケース本体13の開口部13aの長手方向外側かつ短手方向外側にあったとしても、ケース本体13の1〜第4開口側縁部14c〜14fの何れかに引っかかったり、引っかかりを解除するために押圧されたりすることによる電極組立体12の損傷を抑制できる。
(4)電極組立体12は、絶縁シート60によって覆われているとともに、絶縁シート60は、電極組立体12の第3側面12e及び第4側面12fに重なるように存在する重合部61を有する。重合部61を有する絶縁シート60によって覆われている電極組立体12では、絶縁シート60の重合部61の厚みにばらつきがあると、電極組立体12の第3側面12e及び第4側面12fとケース本体13の開口部13aとの位置関係を予め予測することは困難である。よって、このような電極組立体12をガイド部材70によって開口部13aへ案内し、ケース本体13に対して相対移動させてケース本体13に収容することで、ケース本体13の開口部13aと電極組立体12との位置関係を調整しながら収容でき、重合部61の厚みにばらつきがあったとしても、電極組立体12をケース本体13に容易に収容することができる。
(5)電極組立体12をケース本体13に収容する際、ケース本体13の開口部13aは、鉛直方向と直交する方向、すなわち上方ではなく側方に開口するため、ケース本体13内に異物が混入しづらくなる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 正極電極20は、正極金属箔22の片面に正極活物質層23が存在する構造でもよい。同様に、負極電極21は、負極金属箔24の片面に負極活物質層25が存在する構成でもよい。
○ 正極集電タブ28は、矩形状でなくてもよい。また、正極集電タブ28は、正極金属箔22の一対の短辺に沿う縁部のうちの一方の縁部の一部から突出していてもよい。同様に、負極集電タブ29は、矩形状でなくてもよい。また、負極集電タブ29は、負極金属箔24の一対の短辺に沿う縁部のうちの一方の縁部の一部から突出していてもよい。
○ 上記実施形態のケース本体13は、開口部13aが鉛直方向と直交する方向に開口するように横向きに配置されていたが、開口部13aが鉛直方向上向きに開口するように縦向きにケース本体13を配置してもよい。ケース本体13を縦向きに配置する場合、電極組立体12を押圧せず、重力を利用して収容してもよい。また、ケース本体13を電極組立体12に対して収容方向Xと直交する方向に相対移動可能にしてもよい。
○ 電極組立体12は、蓋端子部材と一体化されていなくてもよい。この場合、電極組立体12を押圧してケース本体13に収容した後で、電極組立体12に蓋15や端子等を接続する。
○ ガイド部材70の形状は、コ字型に限定されず、適宜変更してもよい。
例えば、図6(a)に示すように、ガイド部材70の形状はL字形状であってもよい。この場合、少なくとも第1開口側縁部14cと第4開口側縁部14fが交差する部分、及び第2開口側縁部14dと第3開口側縁部14eが交差する部分にガイド部材70を配置する。なお、第1開口側縁部14cと第3開口側縁部14eが交差する部分、及び第2開口側縁部14dと第4開口側縁部14fが交差する部分にガイド部材70を配置してもよい。
また、図6(b)に示すように、ガイド部材70の形状は直線状であってもよい。この場合、少なくとも第1開口側縁部14c、第3開口側縁部14e、及び第4開口側縁部14fにガイド部材70を配置する。なお、第2開口側縁部14dにガイド部材70を配置してもよい。
○ ガイド部材70のガイド面75は、斜面部77のみを有していてもよい。
○ ケース本体13が横向きに配置されている場合、ケース本体13の第4壁部13fの外側面と蓋15の第4縁部15dとが直線L2上に位置するようにケース本体13と蓋15とを位置決めしてもよい。また、ケース本体13が縦向きに配置されている場合、例えば、ケース本体13の第1壁部13cの外側面と蓋15の第1縁部15aとが一直線上に位置するようにケース本体13と蓋15とを位置決めしてもよい。
○ ケース本体13と蓋15との位置決めは省略してもよい。
○ 電極組立体12は、絶縁シート60によって覆われていなくてもよい。この場合、ケース本体13の内面に絶縁シート60を設けることで、電極組立体12とケース本体13とを絶縁する。
○ 絶縁シート60の重合部61は、テープ62を用いたはみ出し部60aの貼り付けによって構成されていたが、はみ出し部60a同士を熱溶着することで構成されていてもよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池でもよいし、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 蓄電装置は、例えばキャパシタなど、二次電池以外の蓄電装置にも適用可能である。
12…電極組立体、12c〜12f…側面としての第1〜第4側面、13…ケース本体、13a…開口部、15…蓋、60…絶縁シート、61…重合部、70…ガイド部材、75…ガイド面、77…第1斜面部又は第2斜面部としての斜面部。

Claims (5)

  1. 開口部を有する有底直方体状のケース本体に電極組立体を収容する蓄電装置の製造方法であって、
    前記ケース本体の前記開口部付近に配置されたガイド部材が有する斜面部によって、前記電極組立体を前記開口部の長手方向外側及び短手方向外側の少なくとも一方から前記開口部へ案内し、前記ケース本体に対して相対移動させて前記ケース本体に収容することを特徴とする蓄電装置の製造方法。
  2. 前記電極組立体は、前記ケース本体の開口部を閉塞する矩形板状の蓋と一体化されている請求項1に記載の蓄電装置の製造方法。
  3. 前記ガイド部材は、前記開口部の長手方向両外側から前記開口部に向かって傾斜する前記斜面部としての第1斜面部と、前記開口部の短手方向両外側から前記開口部に向かって傾斜する前記斜面部としての第2斜面部と、を有する請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置の製造方法。
  4. 前記電極組立体は、絶縁シートによって覆われ、
    前記電極組立体の側面には、前記絶縁シートが重なった重合部が存在する請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の蓄電装置の製造方法。
  5. 前記ケース本体の開口部は、鉛直方向と直交する方向に開口する請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の蓄電装置の製造方法。
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