JP2018124932A - 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法 - Google Patents
運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】自車両に対して自動モードと追従モードとの適切な切り替えを行うことができる運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係る運転支援装置は、通信部と、判定部と、モード切替部とを備える。通信部は、自車両の前方を走行する前走車両の走行予定経路情報を受信する。判定部は、前走車両の走行予定経路情報と自車両の走行予定経路情報とに基づいて前走車両の走行予定経路のなかで自車両の走行予定経路に合致する経路があるか否かを判定する。モード切替部は、判定部の判定結果に基づき、自車両の走行予定経路情報に従って自律的に自動走行を行う自律モードと、前走車両に対して所定の車間距離を保ちながら追従走行を行う追従モードとを切り替える。【選択図】 図1
Description
本発明は、運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法に関する。
従来、自律的な自動走行を行う自律モード中に自車両の前方を走行する前走車両の走行予定経路情報を受信し、受信した走行予定経路情報に基づいて前走車両に追従するように自車両の運転を支援する運転支援装置が知られている。かかる運転支援装置は、前走車両に追従する際、状況に応じて適切な車間距離を判断する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記した従来技術に係る運転支援装置は、前走車両の走行予定経路が自車両のドライバが望む走行予定経路でなかったとしても、前走車両に対して追従走行を行う追従モードを行う場合があった。つまり、かかる場合に、上記した従来技術に係る運転支援装置は、自車両に対して自律モードと追従モードとの適切な切り替えが行われていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自車両に対して自律モードと追従モードとの適切な切り替えを行うことができる運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の運転支援装置は、通信部と、判定部と、モード切替部とを備える。通信部は、自車両の前方を走行する前走車両の走行予定経路情報を受信する。判定部は、前走車両の走行予定経路情報と自車両の走行予定経路情報とに基づいて前走車両の走行予定経路のなかで自車両の走行予定経路に合致する経路があるか否かを判定する。モード切替部は、判定部の判定結果に基づき、自車両の走行予定経路情報に従って自律的に自動走行を行う自律モードと、前走車両に対して追従走行を行う追従モードとを切り替える。
実施形態の一態様によれば、自車両に対して自律モードと追従モードとの適切な切り替えを行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、本実施形態では、運転支援システム1は車載用のシステムである場合を例に挙げて説明するが、車載用に限らなくてもよい。
また、以下では、本実施形態に係る運転支援方法の概要について図1を用いて説明した後に、運転支援装置10およびこれを含む運転支援システム1について図2〜図8を用いて説明する。
また、運転支援装置10から自車両Aの制御を行う後述する車両制御装置6に対して出力されるモード信号には、自律モード信号と追従モード信号がある。以下では、車両制御装置6に自車両Aが自律的に自動走行を行うように指示するモード信号を「自律モード」と記載し、車両制御装置6に自車両Aが前走車両Bに対して追従走行を行うように指示するモード信号を「追従モード」と記載する。なお、追従走行とは、例えば、自車両Aが前走車両Bに対して所定の車間距離を保ちながらの走行である。
まず、本実施形態に係る運転支援方法の概要について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る運転支援方法の概要を示す図である。
図1に示すように、例えば、高速道路を自律モードで走行中の自車両Aは、自車両Aの前方を走行する前走車両Bに所定距離まで近づくと、自車両Aの後述する車両検知装置61が前走車両Bを検知する(ステップS1)。
そして、自車両Aに搭載される運転支援装置10は、前走車両Bの走行予定経路情報を受信し、かかる走行予定経路情報から目的地Gおよび目的地Gまでの走行予定経路Rbを取得する(ステップS2)。
次に、運転支援装置10は、目的地Gが同じである場合に、取得した走行予定経路Rbのなかで自車両Aの走行予定経路Raに合致する経路があるか否かを判定する。
そして、運転支援装置10は、自車両Aの走行予定経路Raと一部が合致し、合致する経路Rcが現在走行している自車両Aの経路であり、例えば、かかる合致する経路Rcが所定距離を超えている場合(ステップS3)、自律モードから追従モードへ切り替える(ステップS4)。
このように、運転支援装置10は、取得した走行予定経路Rbのなかで自車両Aの走行予定経路Raに合致する経路Rcがあるか否かを判定するだけで、自車両Aに対して自動走行から追従走行への適切な切り替えを行うことができる。
続いて、合致した経路Rcを追従モードで走行中の自車両Aは、後述するナビゲーション装置4によって現在位置を検知する(ステップS5)。続けて、運転支援装置10は、合致する経路Rcの終点Qと自車両Aの位置情報とに基づいて自車両Aよりも所定距離前方の地点が終点Qに合致するか否かを判定する。
そして、運転支援装置10は、所定距離前方の地点が終点Qに合致すると判定された場合(ステップS6)、追従モードから自律モードへ切り替える(ステップS7)。
このように、運転支援装置10は、合致する経路Rcの終点Qと自車両Aの位置情報とに基づいて自車両Aよりも所定距離前方の地点が終点Qに合致するか否かを判定するだけで、自車両Aに対して追従走行から自動走行への適切な切り替えを行うことができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る運転支援システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る運転支援システム1の構成の一例を示すブロック図である。図2では、本実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
つまり、図2に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。例えば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
図2に示すように、実施形態に係る運転支援システム1は、ナビゲーション装置4と、入出力装置5と、車両制御装置6と、車両検知装置61と、車室外カメラ7と、運転支援装置10とを備える。なお、本実施形態では、ナビゲーション装置4、入出力装置5、車両制御装置6、車両検知装置61、車室外カメラ7、および運転支援装置10は自車両Aに搭載される。
ナビゲーション装置4は、地図情報とGPS(Global Positioning System)とを使用して現在位置から目的地までの経路を案内する地図画像および音声を入出力して経路案内を行う。また、ナビゲーション装置4は、GPSによって検出した自車両Aの現在位置を示す緯度経度などの位置情報を運転支援装置10へ出力する。
入出力装置5は、例えば、ディスプレイ51およびスピーカ52などを備え、ダッシュボードの中央など、自車両Aでドライバが視認および操作可能な位置に設けられる。ディスプレイ51は、例えば、タッチパネル機能を備えたTFT(Thin Film Transistor)液晶表示装置である。かかるディスプレイ51は、例えば、ナビゲーション装置4から入力される自車両Aの現在位置を示す画像や、運転支援に関する情報などを表示する。
車両制御装置6は、運転支援装置10から出力される信号に基づいて自車両Aの制御を行う。具体的には、車両制御装置6は自車両Aのブレーキ、エンジン出力およびハンドルなどを制御可能である。本実施形態では、車両制御装置6は、運転支援装置10から出力される自律モード信号および追従モード信号に対応した自車両Aのブレーキ、エンジン出力およびハンドルなどの制御を行う。
車両検知装置61は、自車両Aの前方を走行する前走車両Bを検知する装置であり、レーダやカメラなど、前方車両Bを検知するセンサを備える。また、車両検知装置61は、センサによって前方車両Bを検知した検知信号を車両制御装置6へ出力する。
車室外カメラ7は、自車両Aの前方(進行方向)を撮像可能な位置に設けられ、撮像画像の情報を運転支援装置10へ出力する。具体的には、車室外カメラ7は、前走車両Bの後部に取り付けられたナンバープレートを撮像し、撮像した車両ナンバーを前走車両Bの車両情報として運転支援装置10へ出力する。
運転支援装置10は、制御部2と記憶部3とを備える。制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。記憶部3は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。
記憶部3は、運転支援プログラム31を記憶する。運転支援プログラム31は、自律モードおよび追従モードを含み、制御部2が自車両Aに対して運転支援を行う場合に実行するプログラムである。
制御部2は、通信部21と、位置情報取得部22と、経路作成部23と、経路判定部24と、モード切替部25と、追従距離算出部26と、車両情報取得部27と、メッセージ作成部28と、付与要求部29とを備える。
なお、これら複数の各処理部は、それぞれ一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
通信部21は、アンテナ21aを介して前走車両Bに搭載された運転支援装置10から前走車両Bの走行予定経路情報および前走車両Bの車両IDなど車両情報を受信する。また、通信部21は、アンテナ21aを介してメッセージ作成部28で作成したメッセージを前走車両Bへ送信するとともに、付与要求部29からの要求をセンタへ送信する。
位置情報取得部22は、ナビゲーション装置4からの自車両Aの現在位置を示す緯度経度などの位置情報や走行予定経路情報を取得する。
経路作成部23は、位置情報取得部22で取得した自車両Aの位置情報および走行予定経路情報に基づいて自車両Aの目的地および目的地までの走行予定経路を作成する。また、経路作成部23は、自車両Aの目的地および目的地までの走行予定経路を経路判定部24へ出力する。
経路判定部24は、通信部21から前走車両Bの走行予定経路情報を取得し、かかる走行予定経路情報から前走車両Bの目的地および目的地までの走行予定経路を抽出する。また、経路判定部24は、自車両Aおよび前走車両Bの目的地が同じである場合に、前走車両Bの走行予定経路のなかで自車両Aの走行予定経路に合致する経路があるか否かを判定する。
具体的には、経路判定部24は、自車両Aの走行予定経路Raと一部が合致し、合致する経路Rcが現在走行している自車両Aの経路であり、例えば、かかる合致する経路Rcが所定距離を超えている場合、自律モードから追従モードへ切り替える(図1参照)。
また、経路判定部24は、合致する経路Rcの終点Qを抽出し、かかる経路Rcの終点Qと位置情報取得部22から出力される自車両Aの位置情報とに基づいて自車両Aよりも所定距離前方の地点が終点Qに合致するか否かを判定する。なお、ここで終点Qとは、前走車両Bの走行予定経路Rbから前走車両Bの走行予定経路Rbに合致しない自車両Aの走行予定経路Raに分かれる分岐点である(図1参照)。
モード切替部25は、経路判定部24の判定結果に基づき、自車両Aの走行予定経路情報に従って自律的に自動走行を行う自律モードと、前走車両Bに対して追従走行を行う追従モードとを切り替える。
追従距離算出部26は、前走車両Bの走行予定経路のなかで自車両Aの走行予定経路に合致する経路における自車両Aが前走車両Bに追従した距離を算出する。具体的には、追従距離算出部26は、ナビゲーション装置4から出力される自車両Aの位置情報と経路判定部24から出力される上記の合致する経路とに基づいて自車両Aが前走車両Bに追従した距離を算出する。
車両情報取得部27は、車室外カメラ7から出力される前走車両Bの車両情報(車両ナンバー)を取得する。また、車両情報取得部27は、通信部21から出力される前走車両Bの車両情報(車両ID)を取得する。
メッセージ作成部28は、追従モードから自律モードへ切り替わり、かつ、上記した合致する経路における自車両Aが前走車両Bに追従した距離が所定距離を超えた場合に、かかる距離に応じて前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを作成する。
具体的には、メッセージ作成部28は、追従距離算出部26から出力される上記した合致する経路における自車両Aが前走車両Bに追従した距離と記憶部3に記憶されている種々のメッセージ32および車両情報33とに基づいて前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを作成する。
本実施形態では、メッセージ作成部28は、例えば、追従した距離が100mであれば記憶部3に記憶されている種々のメッセージ32の中から「Thank you」を選択し、前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを作成する。
付与要求部29は、上記した合致する経路における自車両Aが前走車両Bに追従した距離に応じて前走車両Bへの報酬ポイントの付与を要求するポイント付与要求を保持する。また、付与要求部29は、ポイント付与要求を通信部21経由で後述するセンタ200へ送信する。
次に、図3および図4を用いて、運転支援システム1とセンタ200との関係について説明する。図3および図4は、実施形態に係る運転支援装置10とセンタ200との関係の一例を示す説明図である。
なお、図3は、自車両Aに搭載される運転支援装置10と前走車両Bに搭載される運転支援装置10との間で行われる車々間通信を行う場合を示している。
また、図4は、道路などに設置される通信装置300を介して自車両Aに搭載される運転支援装置10と前走車両Bに搭載される運転支援装置10との間で行われる路車間通信を行う場合を示している。
図3に示すように、車々間通信では、自車両Aに搭載される運転支援装置10と前走車両Bに搭載される運転支援装置10との間で自車両Aおよび前走車両Bの走行予定経路情報や車両情報やメッセージなどの送受信が可能である。
また、自車両Aに搭載される運転支援装置10および前走車両Bに搭載される運転支援装置10は、センタ200との間で通信可能である。かかるセンタ200には、ポイント加算部201が設けられる。
車々間通信では、センタ200は、自車両Aに搭載される運転支援装置10からのポイント付与要求を直接受信する。そして、ポイント加算部201は、かかるポイント付与要求に基づいて上記した合致する経路における自車両Aが前走車両Bに追従した距離に応じた報酬ポイントを取得した前走車両Bの車両情報に加算する。
図4に示すように、路車間通信では、道路などに設置される通信装置300を介して自車両Aに搭載される運転支援装置10と前走車両Bに搭載される運転支援装置10との間で自車両Aおよび前走車両Bの走行予定経路情報や車両情報やメッセージなどの送受信が可能である。
また、自車両Aに搭載される運転支援装置10および前走車両Bに搭載される運転支援装置10は、道路などに設置される通信装置300を介してセンタ200との間で通信可能である。
路車間通信では、センタ200は、自車両Aに搭載される運転支援装置10からのポイント付与要求を道路などに設置される通信装置300を介して間接的に受信する。そして、ポイント加算部201は、かかるポイント付与要求に基づいて上記した合致する経路における自車両Aが前走車両Bに追従した距離に応じた報酬ポイントを取得した前走車両Bの車両情報に加算する。
これにより、前走車両Bのドライバは、センタ200において貯えられた前走車両Bの報酬ポイントを他のサービスで利用できる。
次に、図5を用いて、実施形態に係る運転支援システム1が、自律モード中の自車両Aに対して追従モードへ切り替えるか否かを実行する処理手順について説明する。図5は、実施形態に係る運転支援システム1が実行する処理手順を示すフローチャート(その1)である。
先ず、運転支援システム1は、例えば、高速道路を自律モードで走行中の自車両Aが、自車両Aの前方を走行する前走車両Bに所定距離まで近づくと、前走車両Bを検知する。
続いて、図5に示すように、運転支援システム1は、前走車両Bに対して前走車両Bの走行予定経路情報を要求する(ステップS101)。かかる要求に対して前走車両Bに搭載される運転支援装置10が許可した場合、かかる運転支援装置10は、前走車両Bの走行予定経路情報を自車両Aに搭載される運転支援装置10へ送信する。
なお、かかる場合、前走車両Bに搭載される運転支援装置10は、自車両Aの走行予定経路情報を自車両Aに搭載される運転支援装置10に対して要求してもよい。かかる要求に対して自車両Aに搭載される運転支援装置10が許可した場合、かかる運転支援装置10は、自車両Aの走行予定経路情報を前走車両Bに搭載される運転支援装置10へ送信する。
そして、運転支援システム1は、前走車両Bの走行予定経路情報を受信し(ステップS102)、かかる走行予定経路情報から目的地Gおよび目的地Gまでの走行予定経路Rbを取得する。
次に、運転支援システム1は、目的地Gが同じである場合に、取得した走行予定経路Rbのなかで自車両Aの走行予定経路Raと合致する経路があるか否かを判定する(ステップS103)。
ここで、運転支援システム1は、自車両Aの走行予定経路Raと一部が合致し、合致する経路Rcが現在走行している自車両Aの経路であり、例えば、かかる合致する経路Rcが所定距離を超えている場合(ステップS103,Yes)、自律モードから追従モードへ切り替えて(ステップS104)、処理を終了する。
一方、運転支援システム1は、取得した走行予定経路Rbのなかで自車両Aの走行予定経路Raと合致する経路がないと判定された場合(ステップS103,No)、追従モードへ切り替えずに、自律モードを維持して(ステップS105)、処理を終了する。
また、運転支援システム1は、自律モードを維持したまま処理を終了した場合、自車両Aが、自車両Aの前方を走行する新たな前走車両に所定距離まで近づくと、かかる新たな前走車両を検知し、上述したステップS101からステップS105までの処理を実行する。
このように、運転支援システム1は、取得した走行予定経路Rbのなかで自車両Aの走行予定経路Raに合致する経路Rcがあるか否かを判定するだけで、自車両Aに対して自動走行から追従走行への適切な切り替えを行うことができる。
次に、図6を用いて、実施形態に係る運転支援システム1が、追従モード中の自車両Aに対して自律モードへ切り替えるか否かを実行する処理手順について説明する。図6は、実施形態に係る運転支援システム1が実行する処理手順を示すフローチャート(その2)である。
先ず、運転支援システム1は、合致する経路Rcを追従モードで自車両Aが走行中であれば、ナビゲーション装置4によって現在位置を検知する(ステップS201)。続けて、運転支援システム1は、自車両Aよりも所定距離前方の地点が合致する経路Rcの終点Qに合致するか否かを判定する(ステップS202)。
そして、運転支援システム1は、所定距離前方の地点が終点Qに合致すると判定された場合(ステップS202,Yes)、合致する経路Rcの終点Qを通過後に追従モードから自律モードへ切り替えて(ステップS203)、処理を終了する。
一方、運転支援システム1は、所定距離前方の地点が終点Qに合致しないと判定された場合(ステップS202,No)、自律モードへ切り替えずに、追従モードを維持して(ステップS204)、処理を終了する。
また、運転支援システム1は、追従モードを維持したまま処理を終了した場合、上述したステップS201からステップS204までの処理を実行する。
このように、運転支援システム1は、合致する経路Rcの終点Qと自車両Aの位置情報とに基づいて自車両Aよりも所定距離前方の地点が終点Qに合致するか否かを判定するだけで、自車両Aに対して追従走行から自動走行への適切な切り替えを行うことができる。
次に、図7を用いて、前走車両Bが搭載する運転支援装置10が、追従した距離に応じて前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを受信した様子について説明する。図7は、実施形態に係る運転支援装置10を搭載した前走車両Bの室内を示す説明図である。
図7に示すように、前走車両Bに搭載される運転支援装置10は、ダッシュボード50の中央に設けられるディスプレイ51に、追従した距離に応じて前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを表示する。
この例では、追従した距離が100mであったため、前走車両Bのディスプレイ51に「Thank you」が表示される。なお、ディスプレイ51における前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージの表示とともに、かかるメッセージに対応する音声をダッシュボード50の両端に設けられたスピーカ52から出力するようにしてもよい。
このように、自車両Aに搭載される運転支援装置10から送信される前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを、ディスプレイ51に表示させるとともに、かかるメッセージに対応する音声をスピーカ52から出力させることで、前走車両Bのドライバに対して感謝を伝える行為が実行される。
これにより、前走車両Bに追従する自車両Aと、自車両Aに追従される前走車両Bとの間で、相互に利益を共有する関係を築くことができる。
次に、図8を用いて、運転支援システム1が、追従した距離に応じて前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを送信する処理と、前走車両Bへの報酬ポイントの付与を要求する処理とについて説明する。図8は、実施形態に係る運転支援システム1が実行する処理手順を示すフローチャート(その3)である。
図8に示すように、運転支援システム1は、追従モードで前走車両Bに追従する自車両Aにおいて、追従モードから自律モードへの切り替えがあるか否かが判定される(ステップS301)。つまり、運転支援システム1は、自車両Aよりも所定距離前方の地点が合致する経路Rcの終点Qに合致するか否かを判定する。
そして、運転支援システム1は、追従モードから自律モードへの切り替えがないと判定された場合(ステップS301,No)、ステップS301からの処理を繰り返す。つまり、運転支援システム1は、自車両Aに対して追従モードで運転支援を行う。
一方、運転支援システム1は、追従モードから自律モードへの切り替えがあると判定された場合(ステップS301,Yes)、上記した合致した経路Rcにおける自車両Aが前走車両Bに追従した距離を算出する(ステップS302)。
また、運転支援システム1は、車室外カメラ7で前走車両Bの車両ナンバーを取得し、もしくは通信で前走車両Bから車両IDを取得する(ステップS303)。
そして、運転支援システム1は、追従した距離と取得した車両情報(車両ナンバーまたは車両ID)33とに基づいて、上記した合致する経路Rcにおける自車両Aが前走車両Bに追従した距離に応じて前走車両Bへの報酬ポイントの付与を要求するポイント付与要求を作成する。
そのあと、運転支援システム1は、作成したポイント付与要求を通信部21経由でセンタ200へ送信する(ステップS304)。
そして、センタ200において、ポイント加算部201が、ポイント付与要求に基づいて上記した合致する経路Rcにおける自車両Aが前走車両Bに追従した距離に応じた報酬ポイントを取得した前走車両Bの車両情報に加算し(ステップS305)、処理を終了する。
また、運転支援システム1は、追従した距離と種々のメッセージ32および車両情報83とに基づいて前走車両Bのドライバへ宛てたメッセージを作成して、かかるメッセージを前走車両Bへ送信し(ステップS306)、処理を終了する。
これにより、前走車両Bのドライバは、センタ200において貯えられた前走車両Bの報酬ポイントを他のサービスで利用できる。
また、運転支援システム1は、メッセージを前走車両Bに送信することで、追従した前走車両Bのドライバに対して感謝を伝えることができる。
上述したように、実施形態に係る運転支援装置は、通信部と、判定部と、モード切替部とを備える。
通信部は、自車両の前方を走行する前走車両の走行予定経路情報を受信する。判定部は、前走車両の走行予定経路情報と自車両の走行予定経路情報とに基づいて前走車両の走行予定経路のなかで自車両の走行予定経路に合致する経路があるか否かを判定する。
モード切替部は、判定部の判定結果に基づき、自車両の走行予定経路情報に従って自律的に自動走行を行う自律モードと、前走車両に対して追従走行を行う追従モードとを切り替える。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、自車両に対して自律モードと追従モードとの適切な切り替えを行うことができる。また、実施形態に係る運転支援装置は、不必要な車間距離の増減による渋滞の発生を抑えることができる。
また、判定部は、上記した合致する経路の終点と自車両の位置情報とに基づいて自車両よりも所定距離の地点が終点に合致するか否かを判定し、モード切替部は、判定部により地点が終点に合致すると判定された場合に、追従モードから自律モードへ切り替える。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、上記した合致する経路の終点と自車両の位置情報とに基づいて自車両よりも所定距離前方の地点が終点に合致するか否かを判定するだけで、自車両に対して追従走行から自動走行への適切な切り替えを行うことができる。
また、モード切替部は、自律モード中に判定部によって上記した合致する経路がないと判定された場合に、追従モードに切り替えずに、自律モードを維持する。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、自車両に対して自車両のドライバの要求に応じた自動走行を行うことができる。
また、実施形態に係る運転支援装置は、算出部とメッセージ作成部とをさらに備える。算出部は、上記した合致する経路における自車両が前走車両に追従した距離を算出する。メッセージ作成部は、追従モードから自律モードへ切り替わり、かつ、上記した距離が所定距離を超えた場合に、上記した距離に応じて前走車両のドライバへ宛てたメッセージを作成する。通信部は、メッセージを前走車両へ送信する。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、メッセージを前走車両へ送信することで、追従した前走車両のドライバに対して感謝を伝えることができる。
また、実施形態に係る運転支援装置は、付与要求部をさらに備える。付与要求部は、上記した距離に応じて前走車両への報酬ポイントの付与を要求するポイント付与要求をセンタへ送信する。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、センタにおいて前走車両に対して報酬ポイントを加算させることができる。
次に、図9を用いて、変形例に係る運転支援システム1aについて説明する。図9は、変形例に係る運転支援システム1aの構成の一例を示すブロック図である。なお、図1に示す構成要素と同様の機能を有する構成要素については、図1に示す符号と同一の符号を示すことにより、その説明を省略する。
かかる運転支援システム1aにあっては、自車両Aのドライバの状態が予め設定された所定の状態であるか否かを判定するドライバ状態判定部を備え、モード切替部がドライバ状態判定部の判定結果に基づいて追従モードから自律モードへ切り替える。
図9に示すように、運転支援システム1aは、ハザードランプ8と、車室内カメラ70と、生体センサ9と、報知部40と、視線情報取得部41と、生体情報取得部42と、ドライバ状態判定部43とを備える。なお、報知部40、視線情報取得部41、生体情報取得部42、およびドライバ状態判定部43は、制御部2に設けられる。
ハザードランプ8は、自車両Aの前方および後方に設けられ、この例では、自車両Aのドライバの状態が所定の状態あると判断された場合に、自車両Aの周囲に異常発生を知らせるために用いられる。
車室内カメラ70は、自車両Aを運転するドライバを撮像可能な位置に設けられ、ドライバの撮像画像から視線情報を運転支援装置10へ出力する。
生体センサ9は、自車両Aのドライバの心拍や発汗量の変化などを検出するセンサであり、検出したドライバの生体情報を運転支援装置10へ出力する。
報知部40は、後述するドライバ状態判定部43で自車両Aのドライバの状態が所定の状態であると判定された場合に、自車両Aのドライバに対して報知する。具体的には、報知部40は、自車両Aのドライバの状態が所定の状態であると判定された場合に、ハザードランプ8の点灯やディスプレイ51への報知情報の表示やスピーカ52への報知情報に対応した音声の出力を行う。
また、報知部40は、自車両Aのドライバの状態が所定の状態であると判定された場合に、センタ200に自車両Aにおける報知情報を、通信部21経由で送信する(図10参照)。
図10に示すように、センタ200は、報知情報取得部202を備えており、自車両Aに搭載される運転支援装置10からの報知情報を取得する。そして、報知情報取得部202は、かかる報知情報に基づいて、例えば、自車両Aのドライバが危険状態であることを、緊急通報センタへ知らせる。なお、図10は、変形例に係る運転支援システム1aとセンタ200との関係の一例を示す説明図である。
視線情報取得部41は、車室内カメラ70から出力される自車両Aのドライバの視線情報を取得する。生体情報取得部42は、生体センサ9から出力される自車両Aのドライバの生体情報を取得する。
ドライバ状態判定部43は、自車両Aのドライバ状態が予め設定された所定の状態であるか否かを判定する。具体的には、ドライバ状態判定部43は、視線情報取得部41から出力される視線情報あるいは生体情報取得部42から出力される生体状態に基づいて、自車両Aのドライバ状態が予め設定された所定の状態であるか否かを判定する。
ここで、予め設定された所定の状態とは、例えば、ドライバが眠気を感じているような意識の低下状態やドライバの心拍数が継続して上昇している状態やドライバの発汗量が所定量以上である状態などを挙げることができる。
次に、図11を用いて、変形例に係る運転支援システム1aが、自車両Aのドライバの状態によって追従モードへ切り替えるか否かを実行する処理手順について説明する。図11は、変形例に係る運転支援システム1aが実行する処理手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、運転支援システム1aは、追従モードで前走車両Bに追従する自車両Aにおいて、追従モードから自律モードへの切り替えがあるか否かが判定される(ステップS401)。つまり、運転支援システム1aは、自車両Aよりも所定距離前方の地点が合致する経路Rcの終点Qに合致するか否かを判定する。
そして、運転支援システム1aは、追従モードから自律モードへの切り替えがないと判定された場合(ステップS401,No)、ステップS401からの処理を繰り返す。つまり、運転支援システム1aは、自車両Aに対して追従モードで運転支援を行う。
一方、運転支援システム1aは、追従モードから自律モードへの切り替えがあると判定された場合(ステップS401,Yes)、視線情報や生体情報で自車両Aのドライバの状態を把握する(ステップS402)。
そして、運転支援システム1aは、自車両Aのドライバの状態が正常であると判定された場合(ステップS403,Yes)、合致する経路Rcの終点Qを通過後に追従モードから自律モードへ切り替えて(ステップS404)、処理を終了する。
一方、運転支援システム1aは、自車両Aのドライバの状態が正常でないと判定された場合(ステップS403,No)、異常判定回数が一定回数以上であるか否かを判定する(ステップS405)。
そして、運転支援システム1aは、異常判定回数が一定回数以上でないと判定された場合(ステップS405,No)、自車両Aのドライバに対してディスプレイ51への警告情報の表示やスピーカ52への警告情報に対応した音声の出力を行う(ステップS406)。また、運転支援システム1aは、警告のあとステップS403からの処理を繰り返す。
一方、運転支援システム1aは、異常判定回数が一定回数以上であると判定された場合(ステップS405,Yes)、追従モードから自律モードへの切り替えを抑制する(ステップS407)。
続いて、運転支援システム1aは、追従モード中の自車両Aにおいて自車両Aの走行距離が一定範囲内でドライバによる追従モードの解除操作があったか否かを判定する(ステップS408)。
そして、運転支援システム1aは、自車両Aの走行距離が一定範囲内でドライバによる追従モードの解除操作があった場合(ステップS408,Yes)、合致する経路Rcの終点Qを通過後もしくは即時に追従モードから自律モードへ切り替えて(ステップS409)、処理を終了する。
一方、運転支援システム1aは、自車両Aの走行距離が一定範囲内でドライバによる追従モードの解除操作がなかった場合(ステップS408,No)、ハザードランプ8を点灯させる(ステップS410)。
そして、運転支援システム1aは、自車両Aにおける報知情報をセンタ200へ送信して処理を終了する(ステップS411)。センタ200においては、かかる報知情報に基づいて、例えば、自車両Aのドライバが危険状態であることを、緊急通報センタへ知らせる。
これにより、自車両Aのドライバが危険状態である場合に、早期に外部へ知らせることができ、車両事故を防ぐことができる。
上述したように、実施形態に係る運転支援装置は、ドライバ状態判定部をさらに備える。ドライバ状態判定部は、自車両のドライバの状態が予め設定された所定の状態であるか否かを判定する。そして、モード切替部は、ドライバ状態判定部の判定結果に基づいて追従モードから自律モードへ切り替える。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、自車両のドライバが危険な状態である場合に、追従モードから自律モードへの切り替えを抑えることができ、追従モードを継続させることで、自車両の安全を確保することができる。
また、実施形態に係る運転支援装置は、自車両のドライバに報知する報知部をさらに備える。報知部は、ドライバ状態判定部によってドライバの状態が所定の状態であると判定された場合に、ドライバに対して報知する。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、自車両のドライバに対して、運転中のドライバの状態を知らせることができ、ドライバの安全運転を促すことができる。
また、報知部は、ドライバの状態が所定の状態であると判定された場合に、自車両における報知情報をセンタへ送信する。
これにより、実施形態に係る運転支援装置は、自車両のドライバが危険状態である場合に、早期に外部へ知らせることができ、車両事故を防ぐことができる。
また、上述の実施形態では、自車両が前走車両に追従している場合について自律モードと追従モードとを適切に切り替える方法について説明したが、かかる形態に限られない。他の形態として、追従している自車両に対して新たな車両が追従を行うようにしてもよい。つまり、追従している車両に新たな車両が追従し、新たな車両においても上述のように自律モードと追従モードとを適切に切り替えるようにしてもよい。
かかる場合、多数の車両が追従走行することで、結果的に群体走行を行うことができ、これにより各車両は省エネ走行を行うことができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
A 自車両
B 前走車両
1 運転支援システム
10 運転支援装置
2 制御部
21 通信部
21a アンテナ
22 位置情報取得部
23 経路作成部
24 経路判定部
25 モード切替部
26 追従距離算出部
27 車両情報取得部
28 メッセージ作成部
200 センタ
201 ポイント加算部
202 報知情報取得部
3 記憶部
31 運転支援プログラム
32 メッセージ
33 車両情報
4 ナビゲーション装置
5 入出力装置
51 ディスプレイ
52 スピーカ
6 車両制御装置
61 車両検知装置
7 車室外カメラ
8 ハザードランプ
70 車室内カメラ
9 生体センサ
B 前走車両
1 運転支援システム
10 運転支援装置
2 制御部
21 通信部
21a アンテナ
22 位置情報取得部
23 経路作成部
24 経路判定部
25 モード切替部
26 追従距離算出部
27 車両情報取得部
28 メッセージ作成部
200 センタ
201 ポイント加算部
202 報知情報取得部
3 記憶部
31 運転支援プログラム
32 メッセージ
33 車両情報
4 ナビゲーション装置
5 入出力装置
51 ディスプレイ
52 スピーカ
6 車両制御装置
61 車両検知装置
7 車室外カメラ
8 ハザードランプ
70 車室内カメラ
9 生体センサ
Claims (10)
- 自車両の前方を走行する前走車両の走行予定経路情報を受信する通信部と、
前記前走車両の走行予定経路情報と前記自車両の走行予定経路情報とに基づいて前記前走車両の走行予定経路のなかで前記自車両の走行予定経路に合致する経路があるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づき、前記自車両の走行予定経路情報に従って自律的に自動走行を行う自律モードと、前記前走車両に対して追従走行を行う追従モードとを切り替えるモード切替部と
を備えることを特徴とする運転支援装置。 - 前記判定部は、
前記合致する経路の終点と前記自車両の位置情報とに基づいて前記自車両よりも所定距離の地点が前記終点に合致するか否かを判定し、
前記モード切替部は、
前記判定部により前記地点が前記終点に合致すると判定された場合に、前記追従モードから前記自律モードへ切り替えること
を特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。 - 前記モード切替部は、
前記自律モード中に前記判定部によって前記合致する経路がないと判定された場合に、前記追従モードに切り替えずに前記自律モードを維持すること
を特徴とする請求項1または2に記載の運転支援装置。 - 前記合致する経路における前記自車両が前記前走車両に追従した距離を算出する算出部と、
前記追従モードから前記自律モードへ切り替わり、かつ、前記距離が所定距離を超えた場合に、前記距離に応じて前記前走車両のドライバへ宛てたメッセージを作成するメッセージ作成部と
を備え、
前記通信部は、
前記メッセージを前記前走車両へ送信すること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の運転支援装置。 - 前記距離に応じて前記前走車両への報酬ポイントの付与を要求するポイント付与要求を、センタに対して送信する付与要求部
を備えることを特徴とする請求項4に記載の運転支援装置。 - 前記自車両のドライバの状態が予め設定された所定の状態であるか否かを判定するドライバ状態判定部
を備え、
前記モード切替部は、
前記ドライバ状態判定部の判定結果に基づいて前記追従モードから前記自律モードへ切り替えること
を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の運転支援装置。 - 前記自車両のドライバに報知する報知部
を備え、
前記報知部は、
前記ドライバ状態判定部によって前記ドライバの状態が前記所定の状態であると判定された場合に、前記ドライバに対して報知すること
を特徴とする請求項6に記載の運転支援装置。 - 前記報知部は、
前記ドライバの状態が前記所定の状態であると判定された場合に、前記自車両における報知情報をセンタへ送信すること
を特徴とする請求項7に記載の運転支援装置。 - 請求項1〜8のいずれか一つに記載の運転支援装置と、
前記運転支援装置から出力される信号に基づいて前記自車両の制御を行う車両制御装置と
を備えることを特徴とする運転支援システム。 - 自車両の前方を走行する前走車両の走行予定経路情報を受信する通信工程と、
前記前走車両の走行予定経路情報と前記自車両の走行予定経路情報とに基づいて前記前走車両の走行予定経路のなかで前記自車両の走行予定経路に合致する経路があるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程の判定結果に基づき、前記自車両の走行予定経路情報に従って自律的に自動走行を行う自律モードと、前記前走車両に対して追従走行を行う追従モードとを切り替えるモード切替工程と
を含むことを特徴とする運転支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017018972A JP2018124932A (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017018972A JP2018124932A (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018124932A true JP2018124932A (ja) | 2018-08-09 |
Family
ID=63109630
Family Applications (1)
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JP2017018972A Pending JP2018124932A (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法 |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2017
- 2017-02-03 JP JP2017018972A patent/JP2018124932A/ja active Pending
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