JP2018124014A - 空調システム - Google Patents
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Abstract
Description
一方、戸建建築物において暖房機器等の空調装置により空気調和する場合、空調装置が広いスペースを占有するという問題がある。
そこで、床下空間に空調装置を配置して、床下空間に温風を吹き出して、床面を介して室内を暖める技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
そこで、基礎構造に通気孔を形成して空気を通気させるための構造が開示されている(例えば、特許文献2、図2参照。)。
請求項1に記載の発明は、戸建建築物の周囲に立設された立上り壁部と、前記立上り壁部に設けられ外部との熱伝導を抑制する基礎断熱部と、前記立上り壁部で囲まれたエリアに設けられた底盤部と、前記底盤部に立設され前記戸建建築物の大引を支持する複数の柱状基礎構造体と、前記立上り壁部と床部で囲まれたエリアの床下空間に、空気吹出口を通じて空調空気を吹き出す空気調和装置と、を備え、前記床部を含めた内部空間が外部空間に対して密閉された戸建建築物の床下を空気調和する空調システムであって、前記柱状基礎構造体は、隣接する柱状基礎構造体同士の大引長手方向における間隔は2m以下とされ、かつ大引下における開放している割合が50%以上90%以下となるように配置されていることを特徴とする。
その結果、空気吹出口から吹き出された空調空気を効率的に循環することができる。
その結果、床下空間の内壁面近傍における空気の停滞を抑制して、床下空間の広い範囲で空調空気を効率的に循環することができる。
その結果、省エネルギーを実現することができる。
以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態に係る空調システムの概略構成について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る空調システムの概略構成を説明する戸建建築物の縦断面図であり、図2は空調システムの床下空間における概略構成を説明する平面図である。また、図3は第1実施形態に係る空調システムにおける空調装置の設置を示す縦断面図であり、図3(A)は空調装置を側面から見た図であり、図3(B)は空調装置を正面から見た図である。また、図4は第1実施形態に係る床下空間における空気の循環を示す斜視図である。図において、符号10は戸建建築物を、符号100は空調システムを、符号110は空調装置(空気調和装置)を示している。
また、立上り壁部21で囲まれ、底盤部11の上方に位置されるとともに1階床板部(床部)30の下方に位置される空間は床下空間10Sとされている。
また、コラム基礎12は、図2の図面上の左右方向において、左側に位置する立上り壁部21及び隣接するコラム基礎12に対して、それぞれL21、L22、L23、L24、L25の間隔をあけて配置されている。
すなわち、大引14の両端に位置されるそれぞれの立上り壁部21とコラム基礎12の間隔L11、L14(又はL21、L25)及び隣接するコラム基礎12同士の間隔L12、L13(又はL22からL24)の総和が、それぞれの大引14の下側において、大引14の長手方向の寸法L10(L20)に対して、約85%の割合となるように設定されている。
なお、それぞれの大引14の下側は、例えば、50%以上90%以下の範囲で開放されるように設定可能である。
また、立上り壁部21の上部には土台13が配置されるとともに柱(不図示)が立設され、土台13には大引14及び柱(不図示)が連結されている。
また、柱(不図示)の上部には梁(不図示)が連結されている。
また、建築外壁部23は、立上り壁部21と断熱材22と柱の間に配置され、底盤部11に立設されている。
なお、図1に示す躯体内空間20Sには、柱(不図示)、梁(不図示)等の躯体が適宜配置されている。
そして、空気調和装置110は、空気吹出口110Aを通じて空調空気G0を床下空間10Sに吹き出すように構成されている。
なお、空気調和装置110は、床置き式やビルトイン式等、任意の方式で設けることができる。
また、躯体内空間20Sを流入した空気G1は躯体内空間20Sを流通し、躯体内空間20Sを流通した空気G2は流通孔12Hを介して室内空間12Rに流入するように構成されている。
そして、第1サーキュレータ121は、空気調和装置110の空気吹出口110Aに向かって空気G121を移送し、空気G122は循環空気G1を構成している。
そして、第2サーキュレータ122は、空気調和装置110の吹出口110Aから離間する方向に空気G122を移送し、空気G122は循環空気G1を構成している。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る空調システムの床下空間における概略構成を説明する平面図である。図5において、符号200は空調システムを示している。
その他は、第1実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
その結果、床下空間10Sの内壁面近傍における空気の停滞を抑制して、床下空間10Sの広い範囲で空調空気G1を効率的に循環することができる。
次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る空調システムの床下空間における概略構成を説明する平面図である。図6において、符号300は空調システムを示している。
そのほかは、第1実施形態及び第2実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
そして、空調装置310は、吹出口310Aから空調空気G0を吹き出すように構成されている。
そして、空調装置312は、吹出口312Aから第1サーキュレータ121側に空調空気G0を吹き出すように構成されている。
次に、図7を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
図7は、本発明の第4実施形態に係る空調システムにおける整流板の概略構成を説明する斜視図である。
この実施形態において、整流板430は、例えば、コラム基礎12において、平面視して中心角度θ=90°離れた位置におけるそれぞれの接線を延伸する方向に形成されている。
また、第1サーキュレータ121、第2サーキュレータ122に加えて、他のサーキュレータを備える構成としてもよい。
また、第1サーキュレータ121、第2サーキュレータ122の配置、数については任意に設定することができる。
G1 循環空気
G121 空気吹出口に向かう空気
G122 空気吹出口から離間する方向に向かう空気
10 戸建建築物
11 底盤部
12 コラム基礎(柱状基礎構造体)
13 土台
14 大引
21 立上り壁部
22 断熱壁部
23 建築外壁部
24 建築内壁部
30 1階床板部(床部)
31 1階天板部
32 2階底板部
10S 床下空間
11R 1階室内空間
12R 2階室内空間
20S 躯体内空間
100、200、300 空調システム
110、310、311、312、 空気調和装置
110A、310A、311A、312A 空気吹出口
121 第1サーキュレータ
122 第2サーキュレータ
231、232、233、234、430 整流板(整流手段)
Claims (6)
- 戸建建築物の周囲に立設された立上り壁部と、
前記立上り壁部に設けられ外部との熱伝導を抑制する基礎断熱部と、
前記立上り壁部で囲まれたエリアに設けられた底盤部と、
前記底盤部に立設され前記戸建建築物の大引を支持する複数の柱状基礎構造体と、
前記立上り壁部と床部で囲まれたエリアの床下空間に、空気吹出口を通じて空調空気を吹き出す空気調和装置と、
を備え、
前記床部を含めた内部空間が外部空間に対して密閉された戸建建築物の床下を空気調和する空調システムであって、
前記柱状基礎構造体は、
隣接する柱状基礎構造体同士の大引長手方向における間隔は2m以下とされ、かつ大引下における開放している割合が50%以上90%以下となるように配置されていることを特徴とする空調システム。 - 請求項1に記載の空調システムであって、
前記空気吹出口に向かって空気を移送する第1サーキュレータを備えていることを特徴とする空調システム。 - 請求項1又は2に記載の空調システムであって、
前記空気吹出口から離間する方向に空気を移送する第2サーキュレータを備えていることを特徴とする空調システム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調システムであって、
前記立上り壁部で囲まれたエリアにおける空気の流れを前記立上り壁部に沿って移動させるための整流手段を備えていることを特徴とする空調システム。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調システムであって、
前記床下空間と躯体内空間とが連通して構成されていることを特徴とする空調システム。 - 請求項5に記載の空調システムであって、
前記戸建建築物のいずれかの室内空間は、直接に又は前記躯体内空間を介して前記床下空間と連通していることを特徴とする空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019052151A (ja) * | 2010-04-09 | 2019-04-04 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 化合物 |
JP2021031930A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | フクビ化学工業株式会社 | 戸建建築物の基礎構造の設計方法 |
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-
2017
- 2017-02-01 JP JP2017016738A patent/JP2018124014A/ja active Pending
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