JP2018123879A - 電動弁及び冷凍サイクルシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電動弁100において、マグネットロータ2の固定部材23とロータ軸1とを適切に溶接固定する。【解決手段】マグネットロータ2の中央に固定部材23を設ける。固定部材23を、円柱形状の固定部材本体部231と円筒形状の円筒部232とで形成する。円筒部232を固定部材本体部231より小径とする。円筒部232の体積を固定部材本体部231の体積より小さくする。固定部材23の中央にロータ軸1(第1軸部11)を挿通させる挿通孔23aを設ける。固定部材23における挿通孔23aの円筒部232側の開口端部において、軸線L回りの2箇所(一部)にて固定部材23とロータ軸1とを部分的に溶接する。適切な深さの溶接による2つの溶融凝固部4,4を形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍サイクルシステムなどに使用する電動弁及び冷凍サイクルシステムに関する。
従来、この種の電動弁として、ステッピングモータのマグネットロータの回転によりねじ送り機構を介してロータ軸を直動させ、このロータ軸に連結された弁部材で弁ポートを開閉するものがある。このような電動弁は例えば特開2016−156447号公報(特許文献1)及び特開2015−90204号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1の従来の電動弁は、マグネットロータと弁軸(ロータ軸)とを固定する構造として、マグネットロータの軸芯部分に設けた連結体(固定部材)に弁軸を挿通し、この連結体と弁軸とを溶接等で固定するようにしている。
特開2016−156447号公報 特開2015−90204号公報
上述したように、マグネットロータの軸芯部分に設けた連結体(固定部材)と弁軸(ロータ軸)とを溶接により固定する場合、連結体と弁軸とのそれぞれの熱容量を適切な関係とすることが要求される。例えば、連結体に比べて弁軸の熱容量が小さい場合、過大な溶接熱が弁軸に加わり、弁軸が変形してしまう虞がある。また、弁軸が先に溶融して連結体の溶融が足りずに十分な固定強度が得られず、連結体が弁軸から外れてしまう虞もある。
本発明は、モータ部がマグネットロータ及びロータ軸を回転させて、ロータ軸の回転に伴う弁部材の進退移動によって弁ポートを開閉させる電動弁において、マグネットロータの固定部材とロータ軸とを溶接固定し、ロータ軸の変形を防止できるとともに、固定強度を向上させた電動弁を提供することを課題とする。
請求項1の電動弁は、モータ部がマグネットロータ及び金属製のロータ軸を回転させるとともに、前記ロータ軸の回転に伴う弁部材の進退移動によって弁ポートを開閉させる電動弁において、前記マグネットロータは、磁性を有したマグネット本体と、前記マグネット本体の中央に該マグネット本体と一体成形された金属製の固定部材と、を有し、前記固定部材は、前記一体成形にて前記マグネット本体に結合された固定部材本体部と、前記固定部材本体部の外径より小径で、かつ、前記固定部材本体部の体積より体積の小さな円筒状の円筒部と、を有して形成されるとともに、前記固定部材本体部と前記円筒部とを前記ロータ軸の軸線方向に貫通する挿通孔が設けられ、前記ロータ軸が前記挿通孔に挿通されるとともに、前記円筒部と前記ロータ軸とが、前記挿通孔の開口端部の周囲の一部にて溶接により固定されていることを特徴とする。
請求項2の電動弁は、請求項1に記載の電動弁であって、前記ロータ軸の軸線回りの複数箇所において前記円筒部の前記挿通孔の前記開口端部と前記ロータ軸とが溶接されており、前記溶接による各溶融凝固部が、形成されていることを特徴とする。
請求項3の電動弁は、請求項1に記載の電動弁であって、前記ロータ軸の軸線回りの対向する2箇所において前記円筒部の前記挿通孔の前記開口端部と前記ロータ軸とが溶接されており、前記溶接による各溶融凝固部が、前記軸線回りの45°〜90°の範囲内に形成されていることを特徴とする。
請求項4の電動弁は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動弁であって、前記円筒部の前記開口端部の内径角部の形状が、前記ロータ軸の外周に接するエッジ形状、または、C0.1以下の糸面取り形状、であることを特徴とする。
請求項5の電動弁は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動弁であって、前記ロータ軸と前記固定部材とが同材質であることを特徴とする。
請求項6の電動弁は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電動弁であって、前記固定部材本体部が円柱形状であり、前記固定部材本体部の前記軸線方向の寸法が、前記円筒部の前記軸線方向の寸法より大であることを特徴とする。
請求項7の電動弁は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電動弁であって、前記ロータ軸の径をD、前記円筒部の径方向の肉厚をt、前記円筒部の前記軸線方向の寸法をH、としたとき、
t<D/2,H/t≧1
であることを特徴とする。
請求項8の冷凍サイクルシステムは、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電動弁が、前記膨張弁として用いられていることを特徴とする。
請求項1乃至7の電動弁によれば、固定部材本体部の外径より小径で体積が小さく熱容量の小さな円筒部において、全周溶接ではなく部分的に溶接されているので、溶接時に過大な溶接熱の発生を抑えるように溶接できて、溶接熱によるロータ軸の変形のない範囲で溶け込み量を増やせるため、部分的強度が全体の接合強度の向上として作用し、マグネットロータ(その一部の固定部材)がロータ軸から外れなくなる。また、マグネット本体に結合された固定部材本体部の方が、溶接で接合される円筒部よりも外径が大きいので、マグネットロータの回転時にマグネット本体のトルクを固定部材本体部に無理なく伝達することができ、マグネット本体から固定部材が外れなくなる。
請求項4の電動弁によれば、円筒部の上端の内径角部をエッジ形状、または、C0.1以下の糸面取り形状としたので、固定部材(円筒部)の端部において、ロータ軸との隙間が小さくなり、部品ばらつきや溶接ばらつきに対しても、溶接性が向上し、固定強度がさらに向上する。
請求項5の電動弁によれば、ロータ軸と固定部材とを同材質としたので、熱伝導率が同じであり、ロータ軸と固定部材とが均等に溶融し、さらに固定強度が向上する。例えば、ロータ軸が先に溶融してしまうこともない。
請求項6の電動弁によれば、固定部材本体部が円柱形状であり、固定部材本体部の軸線方向の寸法が、円筒部の軸線方向の寸法より大である。したがって、固定部材本体部の熱容量を十分に確保でき、マグネット本体に対する溶接熱の影響を抑制できる。
請求項8の冷凍サイクルシステムによれば、請求項1乃至7と同様な効果が得られる。
本発明の実施形態の電動弁の縦断面図である。 実施形態の電動弁におけるマグネットロータ及びロータ軸の要部拡大断面図である。 図2のA−A矢視図である。 図2のB−B断面図及び一部拡大図である。 実施形態の固定部材の変形例1を示す図である。 実施形態の固定部材の変形例2を示す図である。 実施形態の固定部材の変形例3を示す図である。 実施形態の冷凍サイクルシステムを示す図である。
次に、本発明の電動弁及び冷凍サイクルシステムの実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態の電動弁の縦断面図、図2は実施形態の電動弁におけるマグネットロータ及びロータ軸の要部拡大断面図、図3は図2のA−A矢視図、図4は図2のB−B断面図及び一部拡大図である。なお、以下の説明における「上下」の概念は図1の図面における上下に対応する。
この電動弁100は、「モータ部」としてのステッピングモータ10と、弁ハウジング40と、弁機構部50と、非磁性体からなる密閉ケース60とを備えている。
ステッピングモータ10は、ロータ軸1と、密閉ケース60の内部に回転可能に配設されたマグネットロータ2と、密閉ケース60の外周においてマグネットロータ2に対して対向配置されたステータユニット3とで構成されている。後述するように、ロータ軸1はマグネットロータ2の中心に取り付けられ、このロータ軸1は弁機構部50側に延設されている。ステータユニット3は、樹脂製のボビン31と、ボビン31に巻装された上下一対のテータコイル32と、磁性体からなる継鉄(ヨーク)33を備えている。そして、継鉄33の外周端部は円筒ガイカン34内に嵌合され、継鉄33と円筒ガイカン34は樹脂モールド35によって密閉されている。
弁ハウジング40はステンレス等で略円筒形状に形成されており、その内側に弁室40Rを有している。弁ハウジング40の外周片側には弁室40Rに導通される第1継手管41が接続されるとともに、下端から下方に延びる筒状部に第2継手管42が接続されている。また、第2継手管42の弁室40R側には弁座リング43が嵌合されている。弁座リング43の上端内側は弁ポート43aとなっており、第2継手管42は弁ポート43aを介して弁室40Rに導通される。なお、第1継手管41、第2継手管42及び弁座リング43は、弁ハウジング40に対してろう付け等により固着されている。
弁機構部50は、支持部材51と、弁ホルダ52と、「弁部材」としてのニードル弁53とを有している。支持部材51は例えば合成樹脂製で略円柱形状に形成されており、その外周にはインサート成形により一体に設けられたステンレス製のフランジ部511を介して弁ハウジング40の上端部に溶接等により固定されている。支持部材51の中心には、ロータ軸1の軸線Lと同軸の雌ねじ部51aとそのねじ孔が形成されるとともに、雌ねじ部51aのねじ孔よりも径の大きな円筒状のガイド孔51bが形成されている。
弁ホルダ52は円筒状の部材であり、ガイド孔51b内に嵌合されて軸線L方向に摺動可能に配設されている。そして、弁ホルダ52の下端部にニードル弁53が固着されている。弁ホルダ52内には、バネ受け52aが軸線L方向に移動可能に設けられ、バネ受け52aとニードル弁53との間に圧縮コイルバネ52bが所定の荷重を与えられた状態で取り付けられている。
ロータ軸1の支持部材51側の外周には雄ねじ部1aが形成されており、この雄ねじ部1aが支持部材51の雌ねじ部51aに螺合されている。そして、支持部材51のガイド孔51b内で、弁ホルダ52の上端部がロータ軸1の下端部に係合され、弁ホルダ52及びニードル弁53はロータ軸1によって回転可能に吊り下げた状態で支持されている。
密閉ケース60は、上端部が塞がれた略円筒形状に形成されており、弁ハウジング40の上端に溶接等によって気密に固定されている。また、密閉ケース60内の上部には、ガイド保持筒61が嵌合され、このガイド保持筒61の中央の円筒部61a内にガイド62が嵌め込まれている。ガイド62は中央にガイド孔62aを有しており、このガイド孔62a内にロータ軸1の上端部が回動自在に嵌め込まれている。円筒部61aの外周には、螺旋ガイド線体63が装着されるとともに螺旋ガイド線体63に螺合した可動ストッパ部材64が設けられている。
以上の構成により、ステッピングモータ10の駆動により、マグネットロータ2及びロータ軸1が回転し、ロータ軸1の雄ねじ部1aと支持部材51の雌ねじ部51aとのねじ送り機構により、ロータ軸1が軸線L方向に移動する。そして、ニードル弁53が軸線L方向に移動して弁座リング43に対して近接又は離間する。これにより、弁ポート43aが開閉され、第1継手管41から第2継手管42へ、あるいは第2継手管42から第1継手管41へ流れる冷媒の流量が制御される。
また、マグネットロータ2には突起部24が形成されており、マグネットロータ2の回転に伴って突起部24が可動ストッパ部材64を蹴り回すことにより、可動ストッパ部材64が螺旋ガイド線体63との螺合によって旋回しながら上下動する。そして、可動ストッパ部材64が、螺旋ガイド線体63の下端ストッパ63aに当接することによって、ロータ軸1の最下端位置での回転ストッパ作用が得られる。また、可動ストッパ部材64が、ガイド保持筒61の上端ストッパ61bに当接することによって、ロータ軸1の最上端位置での回転ストッパ作用が得られる。
このように電動弁100は、ステッピングモータ10(モータ部)がマグネットロータ2及び金属製のロータ軸1を回転させるとともに、ロータ軸1の回転に伴うニードル弁53の進退移動によって弁ポート43aを開閉させる電動弁である。
ロータ軸1はステンレス製のロッド部材を加工して形成されており、支持部材51よりも上方に位置する第1軸部11と、この第1軸部11よりも径が大きい第2軸部12とを有している。なお、第2軸部12の支持部材51に挿通される部分には前記雄ねじ部1aが形成されている。また、第1軸部11と第2軸部12との径の違いにより、第1軸部11と第2軸部12との境界部には、前記ロータ軸1の軸線L側から第2軸部12の外径方向に延びてロータ軸1の軸線Lに対して直角な面となる段差面部13を有している。
マグネットロータ2は、外周部を多極に着磁された円筒状のマグネット部21と、その内部の軸線L方向の略中央部に延在する円盤部22と、円盤部22の中央のボス部22a内に設けられたハブの機能を果たす固定部材23と、前記の突起部24とを有している。マグネット部21と円盤部22と突起部24とはPPS等からなる一体成形部材として「マグネット本体」を構成しており、そのマグネット部21はPPS等を母材として磁性粉を混入して成形されている。また、固定部材23はロータ軸1と同材質のステンレス製であり、この固定部材23はマグネット部21及び円盤部22(そのボス部22a)と共に、インサート成形により一体に成形されている。
マグネットロータ2の一部である固定部材23は、円柱形状の固定部材本体部231と、固定部材本体部231より小径で円筒形状の円筒部232とを有して形成され、この固定部材本体部231と円筒部232とは軸線Lが中心軸となるように同軸になっている。また、固定部材23は、固定部材本体部231と円筒部232とを軸線L方向に貫通する円柱状の挿通孔23aを有している。さらに、固定部材23は、支持部材51側の面が、挿通孔23aの内周面よりも軸線Lから外方に延びる面となっており、この面は、ロータ軸1の段差面部13と当接可能な当接面部23bとなっている。
マグネットロータ2は、固定部材23の挿通孔23a内にロータ軸1(第1軸部11)を挿通し、固定部材23の当接面部23bをロータ軸1の段差面部13に当接させた状態となっている。これにより、ロータ軸1に対するマグネットロータ2の軸線L方向の位置出しがなされている。そして、固定部材23における挿通孔23aの円筒部232側の開口端部の周囲A(図2の二点鎖線)において、その2箇所(一部)にてロータ軸1と円筒部232とが溶接により固定され、この溶接による2つの溶融凝固部4,4が形成されている。また、図3に示すように、この溶融凝固部4,4は、それぞれが軸線L回りの45°〜90°の範囲内に形成されている。上記の溶接方法は、例えばレーザ溶接によるもので、レーザのスポットを挿通孔23aの開口端部とロータ軸1との境界の部分に照射する。このとき、溶融凝固部4の深さが、ロータ軸1と固定部材23とを確実に固定できる深さとなるように、レーザの出力(強度)を調整する。
このように、固定部材23は、インサート成形による一体成形にてマグネット部21及び円盤部22(マグネット本体)に結合された固定部材本体部231を有している。また。固定部材本体部231の外径より小径で、かつ、固定部材本体部231の体積より体積の小さな円筒状の円筒部232を有している。そして、ロータ軸1が挿通孔23aに挿通され、円筒部232とロータ軸1とが、挿通孔23aの開口端部の周囲Aの一部にて溶接により固定されている。すなわち、固定部材本体部231の外径より小径で体積が小さく熱容量の小さい円筒部232にて全周溶接ではなく部分的に溶接されている。したがって、溶接時に過大な溶接熱の発生を抑えるように溶接できる。これにより、溶接熱によるロータ軸1の変形のない範囲で溶け込み量を増やせる。したがって、溶融凝固部4,4による部分的強度が全体の接合強度の向上として作用し、マグネットロータ2(固定部材23)がロータ軸1から外れなくなる。なお、固定部材本体部231の方が、溶接で接合される円筒部232よりも外径が大きいので、マグネットロータ2の回転時にマグネット本体のトルクを固定部材本体部231に無理なく伝達することができ、マグネット本体から固定部材23が外れなくなる。
また、ロータ軸1の軸線L回りの対向する2箇所において挿通孔23aの開口端部とロータ軸1とが溶接されており、溶接による各溶融凝固部4,4が、軸線L回りの45°〜90°の範囲内に形成されている。したがって、溶接時に過大な溶接熱の発生を抑えるように溶接できる。
また、図4の一点鎖線の円で示す一部拡大図に示すように、円筒部232の上端の挿通孔23aのロータ軸1側の内径角部がC0.1以下の糸面取り形状となっている。したがって、固定部材23の円筒部232の端部において、ロータ軸1との隙間が小さくなり、部品ばらつきや溶接ばらつきに対しても、固定部材23とロータ軸1との溶接性が向上し、固定強度がさらに向上する。なお、挿通孔23aのロータ軸1側の内径角部はエッジ形状でもよい。
また、ロータ軸1と固定部材23とがともにステンレス製で同材質となっているので、熱伝導率が同じであり、ロータ軸1と固定部材23とが均等に溶融し、さらに固定強度が向上する。
また、固定部材本体部231が円柱形状であり、固定部材本体部231の軸線L方向の寸法が、円筒部232の軸線L方向の寸法より大である。したがって、固定部材本体部231の熱容量を十分に確保でき、マグネット部21と円盤部22とを一体にした「マグネット本体」に対する溶接熱の影響を抑制できる。
また、図2に示すように、ロータ軸1の第1軸部11の径をD、円筒部232の径方向の肉厚をt、円筒部232の軸線L方向の寸法(高さ)をH、としたとき、
t<D/2,H/t≧1
となっている。これにより、円筒部232の熱容量が、ロータ軸1の熱容量に対して溶接に適したものとなり、溶接性が向上し、固定強度が向上する。
図5は固定部材の変形例1を示す図である。なお、以下の変形例1乃至3に対応する図5乃至図7において、(A)図は固定部材の平面図、(B)図は固定部材の縦断面図、(C)図は固定部材の側面図である。また、マグネットロータ2は図示を省略して縦断面図にてボス部22aだけを一点鎖線で示してある。この変形例1の固定部材25は、ロータ軸1と同材質のステンレス製であり、前記マグネット部21及び円盤部22(そのボス部22a)と共に、インサート成形により一体に成形される。また、この変形例1の固定部材25は、円柱形状の固定部材本体部251と、固定部材本体部251より小径で円筒形状の円筒部252とを有して形成されるとともに、ロータ軸1を挿通する円柱状の挿通孔25aを有している。この変形例1の固定部材本体部251は前記固定部材本体部231と同形状であるが、円筒部252は、前記円筒部232より小径となっている。
図6は固定部材の変形例2を示す図である。この変形例2の固定部材26は、ロータ軸1と同材質のステンレス製であり、前記マグネット部21及び円盤部22(そのボス部22a)と共に、インサート成形により一体に成形される。また、この変形例2の固定部材26は、略円柱形状の固定部材本体部261と、固定部材本体部261より小径で円筒形状の円筒部262とを有して形成されるとともに、ロータ軸1を挿通する円柱状の挿通孔26aを有している。この変形例2の固定部材本体部261は前記固定部材本体部231と同径であるが、外周の4箇所に凹溝261aを有している。なお、円筒部262は変形例1の円筒部252と同形状である。凹溝261aの大きさ、形状は、図の大きさとは限らず、小も大も考えられ、凹溝箇所も4箇所ではなく、4箇所以上でも、4箇所以下でもよい。
図7は固定部材の変形例3を示す図である。この変形例3の固定部材27は、ロータ軸1と同材質のステンレス製であり、前記マグネット部21及び円盤部22(そのボス部22a)と共に、インサート成形により一体に成形される。また、この変形例3の固定部材27は、四角柱形状の固定部材本体部271と、固定部材本体部271より小径で円筒形状の円筒部272とを有して形成されるとともに、ロータ軸1を挿通する円柱状の挿通孔27aを有している。この変形例3の固定部材本体部271の最大径部は前記固定部材本体部231と同径である。なお、円筒部272は変形例1の円筒部252と同形状である。
図5(B)、図6(B)、図7(B)に示すように、これらの変形例1乃至3においても、ロータ軸1の軸線L回りの対向する2箇所において溶接による各溶融凝固部4,4がそれぞれ形成されている。また、これらの変形例1乃至3において固定部材本体部251,261,271の断面形状は同じであり、その最大外径は同じである。しかし、固定部材本体部251,261,271の体積はそれぞれ異なっている。
なお、以上の実施形態及び変形例1乃至3における固定部材本体部231,251,261,271の体積は、円筒部232,252,262,272の体積のそれぞれ3倍以上であるのが好適である。また、固定部材本体部の形状はその他の形状、例えば三角形や五角形、それ以外の角柱形状でもよい。
また、実施形態及び各変形例では、ロータ軸1の軸線L回りの対向する2箇所に溶接を施した例について説明したが、溶接箇所は軸線L回りに1箇所であってもよい。この場合、軸線周りの150°〜270°の範囲に溶融凝固部が形成されていることが好ましい。また、軸線L周りの対向する2箇所、軸線L周りの1箇所に限らず、溶接箇所は軸線L回りの複数箇所(例:3箇所以上)であってもよい。この場合、溶接箇所は軸線L回りの回転対称な位置に施すのが好適であり、軸線周りの各溶融凝固部が形成されている角度は45°未満でもよい。
図8は実施形態の冷凍サイクルシステムを示す図である。図において、符号100は「膨張弁」を構成する本発明の実施形態の電動弁、200は室外ユニットに搭載された室外熱交換器、300は室内ユニットに搭載された室内熱交換器、400は四方弁を構成する流路切換弁、500は圧縮機である。電動弁100、室外熱交換器200、室内熱交換器300、流路切換弁400、及び圧縮機500は、それぞれ導管によって図示のように接続され、ヒートポンプ式の冷凍サイクルシステムを構成している。なお、アキュムレータ、圧力センサ、温度センサ等は図示を省略してある。
冷凍サイクルの流路は、流路切換弁400により冷房運転時の流路と暖房運転時の流路の2通りに切換えられる。冷房運転時には、図に実線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室外熱交換器200に流入され、この室外熱交換器200は凝縮器として機能し、室外熱交換器200から流出された液冷媒は電動弁100を介して室内熱交換器300に流入され、この室内熱交換器300は蒸発器として機能する。
一方、暖房運転時には、図に破線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室内熱交換器300、電動弁100、室外熱交換器200、流路切換弁400、そして、圧縮機500の順に循環され、室内熱交換器300が凝縮器として機能し、室外熱交換器200が蒸発器として機能する。電動弁100は、冷房運転時に室外熱交換器200から流入する液冷媒、または暖房運転時に室内熱交換器300から流入する液冷媒を、それぞれ減圧膨張し、さらにその冷媒の流量を制御する。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1 ロータ軸
1a 雄ねじ部
2 マグネットロータ
21 マグネット部(マグネット本体)
22 円盤部(マグネット本体)
22a ボス部
23 固定部材
23a 挿通孔
231 固定部材本体部
232 円筒部
25 固定部材
251 固定部材本体部
252 円筒部
25a 挿通孔
26 固定部材
261 固定部材本体部
262 円筒部
26a 挿通孔
27 固定部材
271 固定部材本体部
272 円筒部
27a 挿通孔
3 ステータユニット
4 溶融凝固部
10 ステッピングモータ(モータ部)
40 弁ハウジング
41 第1継手管
42 第2継手管
43 弁座リング
43a 弁ポート
50 弁機構部
51 支持部材
52 弁ホルダ
53 ニードル弁(弁部材)
51a 雌ねじ部
100 電動弁(膨張弁)
200 室外熱交換器
300 室内熱交換器
400 流路切換弁
500 圧縮機
L 軸線

Claims (8)

  1. モータ部がマグネットロータ及び金属製のロータ軸を回転させるとともに、前記ロータ軸の回転に伴う弁部材の進退移動によって弁ポートを開閉させる電動弁において、
    前記マグネットロータは、磁性を有したマグネット本体と、前記マグネット本体の中央に該マグネット本体と一体成形された金属製の固定部材と、を有し、
    前記固定部材は、前記一体成形にて前記マグネット本体に結合された固定部材本体部と、前記固定部材本体部の外径より小径で、かつ、前記固定部材本体部の体積より体積の小さな円筒状の円筒部と、を有して形成されるとともに、前記固定部材本体部と前記円筒部とを前記ロータ軸の軸線方向に貫通する挿通孔が設けられ、
    前記ロータ軸が前記挿通孔に挿通されるとともに、前記円筒部と前記ロータ軸とが、前記挿通孔の開口端部の周囲の一部にて溶接により固定されている
    ことを特徴とする電動弁。
  2. 前記ロータ軸の軸線回りの複数箇所において前記円筒部の前記挿通孔の前記開口端部と前記ロータ軸とが溶接されており、前記溶接による各溶融凝固部が、形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  3. 前記ロータ軸の軸線回りの対向する2箇所において前記円筒部の前記挿通孔の前記開口端部と前記ロータ軸とが溶接されており、
    前記溶接による各溶融凝固部が、前記軸線回りの45°〜90°の範囲内に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  4. 前記円筒部の前記開口端部の内径角部の形状が、前記ロータ軸の外周に接するエッジ形状、または、C0.1以下の糸面取り形状、である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動弁。
  5. 前記ロータ軸と前記固定部材とが同材質である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動弁。
  6. 前記固定部材本体部が円柱形状であり、前記固定部材本体部の前記軸線方向の寸法が、前記円筒部の前記軸線方向の寸法より大である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電動弁。
  7. 前記ロータ軸の径をD、前記円筒部の径方向の肉厚をt、前記円筒部の前記軸線方向の寸法をH、としたとき、
    t<D/2,H/t≧1
    である
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電動弁。
  8. 圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電動弁が、前記膨張弁として用いられている
    ことを特徴とする冷凍サイクルシステム。
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