JP2018122211A - 電解槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースの強度及び剛性を容易に高めることができる電解槽を提供する。
【解決手段】電解水素水を生成する電解槽1は、電解室50を区画するための樹脂製のケース5と、電解室50内に対向して配置された互いに極性が異なる第1給電体31及び第2給電体32と、第1給電体31と第2給電体32との間に配され、電解室50を第1給電体31の側の第1極室51と第2給電体32の側の第2極室52とに区分する隔膜33とを含む。隔膜33は、互いに平行かつ直線状にのびる一対の長端縁34a及び34bと長端縁34a及び34bに直交する一対の短端縁34c及び34dとを有する。ケース5は、第1長端縁34aの側の第1ケース片6と、第2長端縁34bの側の第2ケース片7とを含む。第1ケース片6と第2ケース片7とは、隔膜33と交差する合わせ面61及び71で結合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電解水生成装置に好適に用いることができる電解槽に関する。
電解槽は、電解室を区画するための樹脂製のケースと、電解室内に対向して配置された第1給電体及び第2給電体と、第1給電体と第2給電体との間に配される隔膜等によって構成されている。
例えば、特許文献1には、隔膜にスルホン酸基を有するフッ素系の樹脂材料からなる固体高分子材料が適用された電解槽が開示されている。この電解槽では、隔膜に平行な合わせ面で互いに固着される第1ケース片及び第2ケース片等によってケースが構成されている。
一方、特許文献2には、隔膜に直交する合わせ面で互いに固着される第1ケース片及び第2ケース片によってケースが構成されている電解槽が開示されている。このような構成の電解槽は、隔膜にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)親水膜が適用された電解槽に好適である。
特開2015−174060号公報 特開2011−168857号公報
電解槽は、電解室内の水圧に耐えられるように設計されている。例えば、上記特許文献1及び特許文献2に記載された電解槽は、いずれも合わせ面で第1ケース片と第2ケース片とが固着されることにより、ケース全体での強度及び剛性が高められている。
しかしながら、上記特許文献2に示される電解槽では、矩形状の隔膜の短端縁に平行な合わせ面で第1ケース片と第2ケース片とが固着されている。このようなケースにあっては、その構造上、合わせ面から一定距離以上離れた領域が生じ、かかる領域では上述した合わせ面の固着による強度及び剛性の向上作用が得られにくい。特に、大量の電解水を生成するために電解室の内容積が大きく設定された電解槽にあっては、ケースの強度及び剛性を十分に確保することが困難となるおそれがある。また、短端縁の長さに対する長端縁の長さの比(縦横比)の大きい隔膜を備えた縦長形状の電解槽にあっても、ケースの強度及び剛性を十分に確保することが困難となるおそれがある。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ケースの強度及び剛性を容易に高めることができる電解槽を提供することを主たる目的としている。
本発明は、電気分解される水が供給される電解室が形成された電解槽であって、前記電解室を区画するための樹脂製のケースと、前記電解室内に対向して配置された互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体と、前記第1給電体と前記第2給電体との間に配され、前記電解室を前記第1給電体の側の第1極室と前記第2給電体の側の第2極室とに区分する隔膜とを含み、前記隔膜は、互いに平行かつ直線状にのびる一対の長端縁と前記長端縁に直交する一対の短端縁とを有し、前記ケースは、一方の前記長端縁である第1長端縁の側の第1ケース片と、他方の前記長端縁である第2長端縁の側の第2ケース片とを含み、前記第1ケース片と前記第2ケース片とは、前記隔膜と交差する合わせ面で結合されていることを特徴とする。
本発明に係る前記電解槽において、前記第1ケース片は、前記電解室の前記合わせ面よりも前記第1長端縁の側を区画する第1本体部と、前記第1本体部の前記合わせ面の側で前記電解室の外方に突出する第1フランジとを含み、前記第2ケース片は、前記電解室の前記合わせ面よりも前記第2長端縁の側を区画する第2本体部と、前記第2本体部の前記合わせ面の側で前記電解室の外方に突出する第2フランジとを含み、前記第1フランジと前記第2フランジとが前記合わせ面で互いに固着されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記第1ケース片を補強するための金属製の第1補強部材と、前記第2ケース片を補強するための金属製の第2補強部材とをさらに含み、前記第1補強部材は、前記第1フランジに沿って配される第1フランジ補強部を含み、前記第2補強部材は、前記第2フランジに沿って配される第2フランジ補強部を含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記第1フランジ補強部及び前記第2フランジ補強部は、前記第1フランジ及び前記第2フランジを挟むように配置されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記第1補強部材は、前記第1本体部に沿って配される第1本体補強部を含み、前記第2補強部材は、前記第2本体部に沿って配される第2本体補強部を含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記第1ケース片は、前記合わせ面とは反対側に、電解室外方に突出する複数の第1リブを有し、前記第2ケース片は、前記合わせ面とは反対側に、電解室外方に突出する複数の第2リブを有することが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記第1リブ及び前記第2リブは、前記隔膜に直交する方向にのびることが望ましい。
本発明では、隔膜は、互いに平行かつ直線状にのびる一対の長端縁と前記長端縁に直交する一対の短端縁とを有する矩形状に形成されている。そして、一方の第1長端縁の側の第1ケース片と他方の第2長端縁の側の第2ケース片とが、隔膜と交差する合わせ面で結合されることにより、ケースが構成される。従って、合わせ面から一定距離以上離れた領域が生じにくく、合わせ面からの距離が抑制され、ケースの任意領域で合わせ面の固着による強度及び剛性の向上作用が十分に得られ、ケースの強度及び剛性を容易に高めることが可能となる。また、これにより、電解室の内容積や隔膜縦横比等の設計の自由度が容易に高められる。
本発明の電解槽の一実施形態の概略構成を示す分解斜視図である。 図1の電解ユニットの構成を示す分解斜視図である。 同電解ユニットの構成を示す断面図である。 図1の電解槽の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解槽1の概略構成を示している。電解槽1は、例えば、電解水生成装置に搭載され、供給された水を電気分解し電解水を生成する。陰極側で生成された電解水は、電気分解によって生じた水素ガスが溶存する電解水素水とも称され、飲用等に好適である。電解槽1は、電気分解を行なう電解ユニット2と、電解ユニット2を収容し、電解室50を区画するケース5とを備える。電解室50には、電解ユニット2によって電気分解される水(以下、単に水と記す)が供給される。
図2は、電解ユニット2の斜視図であり、図3は、電解ユニット2の構成を示す断面図である。電解ユニット2は、電解室50内で互いに対向して配置された第1給電体31及び第2給電体32と、第1給電体31と第2給電体32との間に配された隔膜33とを含む。
第1給電体31は、板状に形成された第1本体部35と、軸状に形成された第1給電部36とを含んでいる。第1本体部35は、隔膜33に沿って隔膜33と平行に配されている。軸状の第1給電部36とは、断面が円形の円柱状及び中空な円筒状の他、断面が多角形の角柱状の形態を含む。第1給電部36の一端部36aは、第1本体部35と電気的に接続され、他端部36bはケース5の外部に突出されている。一端部36aと第1本体部35とは、溶接等によって接合されている。他端部36bには、第1給電体31に電解電流を供給するためのケーブル(図示せず)が接続される。
第2給電体32は、板状に形成された第2本体部37と、軸状に形成された第2給電部38とを含んでいる。第2本体部37は、隔膜33に沿って隔膜33と平行に配されている。第2給電部38の形態も第1給電部36と同様である。第2給電部38の一端部38aは、第2本体部37と電気的に接続され、他端部38bはケース5の外部に突出されている。一端部38aと第2本体部37とは、溶接等によって接合されている。他端部38bには、第2給電体32に電解電流を供給するためのケーブル(図示せず)が接続される。
第1給電体31及び第2給電体32の極性は、電解水生成装置の制御部(図示せず)によって制御される。第1給電体31が陽極として制御される場合、第2給電体32は陰極として制御される。一方、第1給電体31が陰極として制御される場合、第2給電体32は陽極として制御される。
隔膜33は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)親水膜からなり、電解室50を第1給電体31の側の第1極室51と第2給電体32の側の第2極室52とに区分する。隔膜33は、矩形状に形成されている。隔膜33は、互いに平行かつ直線状にのびる一対の長端縁34a、34bと、長端縁34a、34bに直交する一対の短端縁34c、34dとを有している。
隔膜33は、膜支持体4によって支持されている。膜支持体4は、例えば、樹脂によって構成され、インサート成形等により隔膜33と一体に形成されている。膜支持体4は、複数の第1桟45と複数の第2桟46とを含む。第1桟45は、第1給電部に沿って隔膜33の短手方向(短端縁34c、34dと平行)にのびる。第2桟46は、第1桟に直交し、隔膜33の長手方向(長端縁34a、34bと平行)にのびる。複数の第1桟45と複数の第2桟46とによって、膜支持体4は格子状に形成されている。各第1桟45及び各第2桟46は、隔膜33の表裏側に設けられている。各第1桟45及び各第2桟46は、隔膜33を第1給電体31の側及び第2給電体32の側から挟み込んで支持する。すなわち、膜支持体4は、隔膜33を第1給電体31の側及び第2給電体32の側から挟み込んで支持する。
図1に示されるように、ケース5は、樹脂によって形成されている。ケース5は、長端縁34a、34b及び短端縁34c、34dを有する隔膜に対応する縦長形状に形成されている。ケース5は、第1長端縁34aの側の第1ケース片6と、第2長端縁34bの側の第2ケース片7とを含んでいる。
ケース5は、第1入水口66と、第2入水口76と、第1出水口77と、第2出水口67とを有している。第1入水口66は、第1極室51に前記水を供給する。第1入水口66は、第1ケース片6に形成されている。第2入水口76は、第2極室52に水を供給する。第2入水口76は、第2ケース片7に形成されている。第1入水口66と第2入水口76とは、互いに対向するように配されている。
第1出水口77は、第1極室51から電気分解された電解水を取り出す。第1出水口77は、第2ケース片7に形成されている。第2出水口67は、第2極室52から電気分解された電解水を取り出す。第2出水口67は、第1ケース片6に形成されている。
第1入水口66は、第1対角35a、35bの一方(すなわち角35a)側に設けられている。第1出水口77は、第1対角35a、35bの他方(すなわち角35b)側に設けられている。
第2入水口76は、第2対角35c、35dの一方(すなわち角35c)側に設けられている。第2出水口67は、第2対角35c、35dの他方(すなわち角35d)側に設けられている。
図4は、電解槽1の断面を示している。図1及び4に示されるように、第1ケース片6は、合わせ面61を有し、第2ケース片7は、合わせ面71を有している。第1ケース片6と第2ケース片7とは、隔膜33と交差する合わせ面61、71で結合されている。これにより、ケース5が構成される。電解槽1では、隔膜33の長手方向に分割して形成された第1ケース片6と第2ケース片7とを合わせ面61、71で結合することにより、ケース5が構成されるので、合わせ面61、71から一定距離以上離れた領域が生じにくく、ケース5の任意領域で合わせ面61、71の固着による強度及び剛性の向上作用が十分に得られ、ケース5の強度及び剛性を容易に高めることが可能となる。また、これにより、電解室50の内容積や隔膜33の縦横比等の設計の自由度が容易に高められる。
第1ケース片6と第2ケース片7とは、封止部材10を介してねじ11等によって結合される。合わせ面61、71は、互いに対応する凹凸形状に形成されていてもよい。
第1ケース片6は、第1本体部62と、第1フランジ63とを含んでいる。第1本体部62は、電解室50の合わせ面61よりも第1長端縁34aの側を区画する。第1フランジ63は、第1本体部62の合わせ面61の側で電解室50の外方に突出する。第1フランジ63によって第1本体部62の変形が抑制される。
同様に、第2ケース片7は、第2本体部72と、第2フランジ73とを含んでいる。第2本体部72は、電解室50の合わせ面71よりも第2長端縁34bの側を区画する。第2フランジ73は、第2本体部72の合わせ面71の側で電解室50の外方に突出する。第2フランジ73によって第2本体部72の変形が抑制される。第1フランジ63と第2フランジ73とが合わせ面61、71で互いに固着されることにより、第1ケース片6と第2ケース片7とが広い面積で結合され、ケース5の強度及び剛性を容易に高めることが可能となる。
図1に示されるように、電解槽1は、第1補強部材8及び第2補強部材9とをさらに含んでいてもよい。第1補強部材8及び第2補強部材9は、例えば、金属板を板金加工することにより形成される。
第1補強部材8によって第1ケース片6が補強される。第2補強部材9によって第2ケース片7が補強される。第1補強部材8は、第1フランジ63に沿って配される第1フランジ補強部81を含むのが望ましい。第1フランジ補強部81によって第1フランジ63が強化され、第1ケース片6の強度及び剛性が高められる。同様に、第2補強部材9は、第2フランジ73に沿って配される第2フランジ補強部91を含むのが望ましい。第2フランジ補強部91によって第2フランジ73が強化され、第2ケース片7の強度及び剛性が高められる。
本実施形態では、第1フランジ補強部81と第2フランジ補強部91とは、第1フランジ63及び第2フランジ73を挟むように配置されている。第2フランジ補強部91、第2フランジ73、第1フランジ63及び第1フランジ補強部81には、ねじ11が共締めされ、ねじ11によって第2フランジ補強部91、第2フランジ73、第1フランジ63及び第1フランジ補強部81が一体化される。
第1補強部材8は、第1本体部62に沿って配される第1本体補強部82を含むのが望ましい。第1本体補強部82によって、第1給電体31及び第2給電体32と対向する領域で第1本体部62が直接的に強化され、第1ケース片6の強度及び剛性が高められる。同様に、第2補強部材9は、第2本体部72に沿って配される第2本体補強部92を含むのが望ましい。第2本体補強部92によって、第1給電体31及び第2給電体32と対向する領域で第2本体部72が直接的に強化され、第2ケース片7の強度及び剛性が高められる。また、第1フランジ63、第1フランジ補強部81、第1本体補強部82、第2フランジ73、第2フランジ補強部91及び第2本体補強部92が相乗的に機能することによって、第1本体部62及び第2本体部72が第1給電体31及び第2給電体32の厚さ方向に変形することが抑制され、ケース5の強度及び剛性をより一層高めることが可能となる。
第1ケース片6には、第1リブ64が設けられるのが望ましい。第1リブ64は、第1ケース片6の合わせ面61とは反対側で、電解室50の外方に突出する。第1リブ64によって、第1長端縁34aの近傍領域で第1本体部62が強化され、第1ケース片6の強度及び剛性が高められる。同様に、第2ケース片7には、第2リブ74が設けられるのが望ましい。第2リブ74は、第2ケース片7の合わせ面71とは反対側で、電解室50の外方に突出する。第2リブ74によって、第2長端縁34bの近傍領域で第2本体部72が強化され、第2ケース片7の強度及び剛性が高められる。
本電解槽1では、第1リブ64及び第2リブ74は、隔膜33に直交する方向にのびて形成されている。これにより、第1フランジ63、第1フランジ補強部81、第1本体補強部82及び第1リブ64が相乗的に機能し、第1本体部62が第1給電体31及び第2給電体32の厚さ方向に変形することがより一層抑制されうる。同様に、第2フランジ73、第2フランジ補強部91、第2本体補強部92及び第2リブ74が相乗的に機能し、第2本体部72が第1給電体31及び第2給電体32の厚さ方向に変形することがより一層抑制されうる。
図2乃至4に示されるように、本実施形態では、電解ユニット2は、一対の隔膜33、33A及び一対の第2給電体32、32Aを有している。
隔膜33は、膜支持体40によって支持され、第1給電体31の表側(図1乃至4において上側)に配されている。隔膜33Aは、膜支持体40Aによって支持され、第1給電体31の裏側(図1乃至4において下側)に配されている。膜支持体40Aは、複数の第1桟45Aと複数の第2桟46Aとを含む。隔膜33Aは、第1桟45Aと第2桟46Aとによって、表裏両面で支持されている。膜支持体40と膜支持体40Aとが固着されて膜支持体4を構成する。
隔膜33Aの構成は、隔膜33と同様である。第2給電体32は、第1給電体31の表側に配され、第2給電体32Aは、第1給電体31の裏側に配されている。第2給電体32Aの構成は、第2給電体32と同様である。例えば、第2給電体32Aは、板状に形成された第2本体部37Aと、軸状に形成された第2給電部38Aとを含んでいる。隔膜33Aによって、第1給電体31の側の第1極室51Aと第2給電体32の側の第2極室52Aとが区画される。
第2給電体32、32Aと対向する第1本体部62の側壁65の外面は、平坦状に形成されている。これにより、第1ケース片6に第1補強部材8を容易に装着することができる。また、第1本体補強部82と側壁65とが広い面積で当接し、第1本体補強部82の補強効果が高められる。
同様に、第2給電体32、32Aと対向する第2本体部72の側壁75の外面は、平坦状に形成されている。これにより、第2ケース片7に第2補強部材9を容易に装着することができる。また、第2本体補強部92と側壁75とが広い面積で当接し、第2本体補強部92の補強効果が高められる。
以上、本実施形態の電解槽1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、電解槽1は、少なくとも、電解室50を区画するための樹脂製のケース5と、電解室50内に対向して配置された互いに極性が異なる第1給電体31及び第2給電体32と、第1給電体31と第2給電体32との間に配され、電解室50を第1給電体31の側の第1極室51と第2給電体の側の第2極室52とに区分する隔膜33とを含み、隔膜33は、互いに平行かつ直線状にのびる一対の長端縁34a及び34bと長端縁34a及び34bに直交する一対の短端縁34c及び34dとを有し、ケース5は、第1長端縁34aの側の第1ケース片6と、第2長端縁34bの側の第2ケース片7とを含み、第1ケース片6と第2ケース片7とは、隔膜33と交差する合わせ面61及び71で結合されていればよい。
1 :電解槽
5 :ケース
6 :第1ケース片
7 :第2ケース片
8 :第1補強部材
9 :第2補強部材
31 :第1給電体
32 :第2給電体
33 :隔膜
34a :第1長端縁
34b :第2長端縁
34c :短端縁
34d :短端縁
50 :電解室
51 :第1極室
52 :第2極室
61 :合わせ面
62 :第1本体部
63 :第1フランジ
64 :第1リブ
65 :側壁
71 :合わせ面
72 :第2本体部
73 :第2フランジ
74 :第2リブ
75 :側壁
81 :第1フランジ補強部
82 :第1本体補強部
91 :第2フランジ補強部
92 :第2本体補強部

Claims (7)

  1. 電気分解される水が供給される電解室が形成された電解槽であって、
    前記電解室を区画するための樹脂製のケースと、
    前記電解室内に対向して配置された互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体と、
    前記第1給電体と前記第2給電体との間に配され、前記電解室を前記第1給電体の側の第1極室と前記第2給電体の側の第2極室とに区分する隔膜とを含み、
    前記隔膜は、互いに平行かつ直線状にのびる一対の長端縁と前記長端縁に直交する一対の短端縁とを有し、
    前記ケースは、一方の前記長端縁である第1長端縁の側の第1ケース片と、他方の前記長端縁である第2長端縁の側の第2ケース片とを含み、
    前記第1ケース片と前記第2ケース片とは、前記隔膜と交差する合わせ面で結合されていることを特徴とする電解槽。
  2. 前記第1ケース片は、前記電解室の前記合わせ面よりも前記第1長端縁の側を区画する第1本体部と、前記第1本体部の前記合わせ面の側で前記電解室の外方に突出する第1フランジとを含み、
    前記第2ケース片は、前記電解室の前記合わせ面よりも前記第2長端縁の側を区画する第2本体部と、前記第2本体部の前記合わせ面の側で前記電解室の外方に突出する第2フランジとを含み、
    前記第1フランジと前記第2フランジとが前記合わせ面で互いに固着されている請求項1記載の電解槽。
  3. 前記第1ケース片を補強するための金属製の第1補強部材と、前記第2ケース片を補強するための金属製の第2補強部材とをさらに含み、
    前記第1補強部材は、前記第1フランジに沿って配される第1フランジ補強部を含み、
    前記第2補強部材は、前記第2フランジに沿って配される第2フランジ補強部を含む請求項2記載の電解槽。
  4. 前記第1フランジ補強部及び前記第2フランジ補強部は、前記第1フランジ及び前記第2フランジを挟むように配置されている請求項3に記載の電解槽。
  5. 前記第1補強部材は、前記第1本体部に沿って配される第1本体補強部を含み、前記第2補強部材は、前記第2本体部に沿って配される第2本体補強部を含む請求項3又は4に記載の電解槽。
  6. 前記第1ケース片は、前記合わせ面とは反対側に、電解室外方に突出する複数の第1リブを有し、
    前記第2ケース片は、前記合わせ面とは反対側に、電解室外方に突出する複数の第2リブを有する請求項1乃至5のいずれかに記載の電解槽。
  7. 前記第1リブ及び前記第2リブは、前記隔膜に直交する方向にのびる請求項6記載の電解槽。
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