JP2018121629A - 油揚げ即席麺の製造方法および油揚げ即席麺 - Google Patents

油揚げ即席麺の製造方法および油揚げ即席麺 Download PDF

Info

Publication number
JP2018121629A
JP2018121629A JP2018015217A JP2018015217A JP2018121629A JP 2018121629 A JP2018121629 A JP 2018121629A JP 2018015217 A JP2018015217 A JP 2018015217A JP 2018015217 A JP2018015217 A JP 2018015217A JP 2018121629 A JP2018121629 A JP 2018121629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fried instant
instant noodles
noodle
fried
raw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018015217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7080653B2 (ja
Inventor
健 長嶋
Takeshi Nagashima
健 長嶋
学 下條
Manabu Shimojo
学 下條
正太郎 河原
Shotaro Kawahara
正太郎 河原
良太 大原
Ryota Ohara
良太 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Suisan Kaisha Ltd
Original Assignee
Toyo Suisan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=63109909&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2018121629(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Toyo Suisan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Suisan Kaisha Ltd
Publication of JP2018121629A publication Critical patent/JP2018121629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7080653B2 publication Critical patent/JP7080653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】低エネルギーで油揚げ即席麺を製造することができ、省エネルギーを達成できるとともに、製造される油揚げ即席麺の食感を良好にできる方法の提供。【解決手段】小麦粉および澱粉、ならびに増粘多糖類を含む原料に水を加え、混練して麺生地を得て、生麺線を切り出す工程と、前記生麺線を油で揚げる工程とを有する、油揚げ即席麺の製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は油揚げ即席麺の製造方法および油揚げ即席麺に関する。
従来、油揚げ即席麺は、小麦粉などを含む主原料と、食塩などの副原料と、水とを混練して麺生地とし、これをロール圧延し、これを切り出して生麺線を得た後、蒸したり茹でたりしてα化し、さらに油揚げすることによって製造されている。
このようにして製造される油揚げ即席麺は、一般的に水分含有率が10質量%以下で長期保存が可能であり、熱湯を注ぐだけでまたは数分間煮込んで調理するだけで、喫食することができる簡便性の高い食品である。
しかし、従来の油揚げ即席麺の製造方法では、生麺線をα化するために蒸したり茹でたりする熱エネルギーと、α化した麺を油で揚げる熱エネルギーが必要であるため、熱エネルギーのロスが大きいという問題があった。
そこで、蒸機内にバッフル板を入れ、蒸気が効率良く麺にあたる様に工夫したり、フライヤーにジャケットを巻いて放熱を防いだり、油揚げの際油シャワーをかけて揚げ効率を上げるなどの熱エネルギーのロスを少なくするために色々な工夫がなされてきたが十分ではなく、更なる改良が望まれていた。
なお、ワンタンの製造では、ワンタン生皮に乾燥した実を充填した後、油揚げ処理を施す方法が知られている(特許文献1)。この方法では、ワンタン生皮をα化する処理を行わないので、そのための熱エネルギーが不要になる。
ただし、ワンタンの厚みは0.4〜0.6mmと薄いのに対し、即席麺の生麺線は0.8〜1.5mmの厚さを有するので、ワンタンの製造技術をそのまま油揚げ即席麺の製造技術に適用できるわけではない。
特公昭51−12705号公報
本発明の目的は、低エネルギーで油揚げ即席麺を製造することができ、省エネルギーを達成できるとともに、製造される油揚げ即席麺の食感を良好にできる方法を提供することである。
本発明に係る油揚げ即席麺の製造方法は、小麦粉および澱粉、増粘多糖類を含む原料に水を加え、混練して麺生地を得て、生麺線を切り出す工程と、α化する工程を行うことなく前記生麺線を油で揚げる工程とを有する。
本発明の油揚げ即席麺の製造方法は、生麺線を蒸したり茹でたりしてα化する工程を含まないので、低エネルギーで油揚げ即席麺製品を製造することができ、省エネルギーを達成でき、製造のためのランニングコストを抑えることができ、設備投資コストも低く抑えられる。また、主原料として小麦粉に加えて澱粉、ならびに副原料として増粘多糖類を添加することによって、なめらかで弾力のある食感を有する油揚げ即席麺を提供できる。
図1は、実施例1の油揚げ即席麺表面を示す写真。 図2は、比較例1の油揚げ即席麺表面を示す写真。 図3は、実施例1の油揚げ即席麺表面の2値化処理後の画像データ。 図4は、比較例1の油揚げ即席麺表面の2値化処理後の画像データ。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本発明に係る油揚げ即席麺の主原料は、小麦粉および澱粉を含む。小麦粉としては、たとえば、強力粉、準強力粉、薄力粉およびデュラムセモリナ粉が挙げられる。また、小麦粉の一部を米粉またはそば粉で代替してもよい。澱粉としては、たとえば、トウモロコシ粉、ならびにジャガイモ(馬鈴薯など)、サトウキビおよびタピオカなどの澱粉が挙げられる。また、これらの澱粉を公知の手法を用いて加工した加工澱粉を用いてもよい。
主原料として澱粉を添加すると、油揚げ即席麺の湯戻りを早くでき、なめらかさや弾力に関する食感を改良できる。
本発明に係る油揚げ即席麺が、湯戻ししたときに良好な食感を示すためには、小麦粉の割合は主原料の70〜90質量%、澱粉の割合は主原料の30〜10質量%であることが好ましく、小麦粉の割合は主原料の70〜80質量%、澱粉の割合は主原料の30〜20質量%であることがより好ましい。澱粉の割合が主原料の20質量%未満、さらに10質量%未満であると、油揚げ即席麺の弾力が出にくく、良好な食感を期待できない。澱粉の割合が主原料の30質量%を超えると、製麺性が悪くなる。
小麦粉の一部を米粉またはそば粉で代替する場合、米粉またはそば粉の割合は主原料の50〜10質量%とすることが好ましい。言い換えれば、主原料として、小麦粉、米粉またはそば粉、および澱粉を用いる場合には、小麦粉の割合は主原料の30〜70質量%、米粉またはそば粉の割合は主原料の50〜10質量%、澱粉の割合は主原料の30〜10質量%であることが好ましい。
本発明に係る油揚げ即席麺の副原料としては、食塩、かん水、色素などの他に、増粘多糖類が用いられる。
増粘多糖類としては、たとえばペクチンおよび/またはアルギン酸類が挙げられる。ここで、本発明で用いるペクチンはその起源などは制限されない。例えば、リンゴ、レモンなどを起源とするものを用いることができる。また、本発明で用いるアルギン酸類とは、アルギン酸の他、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム等のアルギン酸塩、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸エステル、またはこれらの混合物をいう。なお、アルギン酸エステルはそのエステル化度などには制限されない。
ペクチンの割合は主原料100質量部に対して0.1〜1.0質量部、アルギン酸類の割合は主原料100質量部に対して0.1〜0.5質量部であることが好ましい。これらの副原料を水に溶解して主原料に投入し、これらを混練して麺生地を作製する。
副原料として増粘多糖類、たとえばペクチンおよび/またはアルギン酸類を用いると、硬さや弾力に関する食感を改良できる。
本発明に係る油揚げ即席麺は、蒸し工程のない製造方法で製造するので、主に弾力に関する食感を改良することが難しいが、澱粉ならびに増粘多糖類を添加することによって、食感を補うことができる。
得られた麺生地をロール圧延して0.8〜1.5mmの所定の厚さとし、切刃で切り出して所定の幅の生麺線を得る。生麺線の幅は、1.2〜3.0mmに設定される。得られた生麺線は、α化度が30以下である。生麺線を製品形態に応じて適宜カットする。麺生地または生麺線の全質量を基準とする水分含有率は40質量%以下、さらに36質量%以下、好ましくは30質量%以上であることが好ましい。
本発明の方法は、生麺線を蒸したり茹でたりしてα化する工程を含まず、上記のようにα化度が30以下、水分含有率が40質量%以下である生麺線を油で揚げて油揚げ即席麺を製造する。
生麺線のα化度が30を超えるには、蒸したり、茹でたりする工程が必要になる。
生麺線の水分含有率が40質量%を超えると、製麺性が悪くなる。
油揚げ工程に用いる油は、植物性でも動物性でもよい。油の温度を110〜150℃とし、油揚げ時間を1分10秒〜2分30秒として油揚げすることが好ましい。また、油揚げの方法は均一な温度で揚げてもよく、温度勾配をつけたり、二度揚げする等いずれの方法でもよい。こうした油揚げ工程により、α化度が60以上75以下、水分含有率が10質量%以下、好ましくは2〜7質量%の油揚げ即席麺を製造することができる。
前述の方法で油揚げ麺のα化度が75を超えるためには、麺線の水分が蒸発しないように長時間の油揚げが必要で生産効率が極端に下がる。また長時間の油揚げには大量の油が必要となり、低エネルギー、低コストの生産目的に反する。
油揚げ即席麺の水分含有率が10質量%を超えると、長期保存の点で不利になる。
上記のように、本発明の油揚げ即席麺の製造方法は、生麺線を蒸したり茹でたりしてα化する工程を含まないので、低エネルギーで油揚げ即席麺製品を製造することができ、省エネルギーを達成でき、製造のためのランニングコストを抑えることができ、設備投資コストも低く抑えられる。
なお、本発明において、麺のα化度は、たとえばグルコアミラーゼ法に従って測定することができる。
また、本発明において、麺の水分含有率は、常圧加熱乾燥法に従って測定することができる。
ここで、特公昭51−12705号公報に開示されているワンタンの製造方法では、小麦粉、副原料、水を混合してワンタン生皮を調製し、ワンタン生皮をα化することなしに、ワンタン生皮に乾燥した実を充填した後、105〜120℃の低温油揚げおよび125〜140℃の高温油揚げを行って即席実入りワンタンを製造している。
ワンタン生皮は0.4〜0.6mmと薄く、油揚げ時に水分が揮発しやすいため、105〜120℃の低温油揚げでも揚げやすく、低温油揚げを行うことによって表面の火ぶくれを抑えている。
しかし、上記のワンタンの製造方法を、0.8〜1.5mmの厚さを有する即席麺の生麺線に適用して油揚げ即席麺を製造しようとしても、水分を十分に除くことができないので、適用することはできない。
以下、実施例に基づいて本発明を更に説明する。
以下の実施例および比較例で製造した油揚げ即席麺について、湯戻しした後にその食感の官能試験を行った。官能試験では、専門パネラー10名が、各々の麺のなめらかさ、弾力性、硬さ、およびのびの遅さを10点法で評価した。また、総合評価は、なめらかさ、弾力、硬さのトータルバランスで麺の食感を評価しており、個々の評価項目とは独立した評価項目である。評点は次の通りである。10=非常によい、8=やや良い、6=良い、4=やや悪い、2=悪い。以下の各表においては、専門パネラー10名の評点の平均値を示す。
以下の実施例および比較例において、麺のα化度はグルコアミラーゼ法に従って測定した。
以下の実施例および比較例において、麺の水分含有率は、常圧加熱乾燥法により、105℃、2時間の乾燥条件で測定した。
(実施例1)
小麦粉800gおよび澱粉200gからなる麺の主原料1kgをミキサーに投入し、水350ml(主原料100質量部に対して35質量部)に食塩14g、かんすい3.0g、アルギン酸プロピレングリコールエステル2.0gおよびクチナシ色素0.4gを加えて撹拌溶解して調製した副原料の水溶液を前記ミキサー内の主原料に加え、混練して麺生地を得た。得られた麺生地をロール圧延して0.9mmの厚さとし、20番角刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。この生麺線を、カップ麺製品の定量にカットして、フライリテーナーに型詰した。生麺線を型詰したフライリテーナーを、パーム油を溜めて120〜150℃の範囲で温度勾配をつけたフライ槽に2分間浸漬して生麺線を油揚げし、実施例1の油揚げ即席麺を得た。
この方法では、油揚げ前の生麺線はα化度が26、水分含有率が34質量%であり、油揚げ後の油揚げ即席麺はα化度が67、水分含有率が3.6質量%であった。
(比較例1)
実施例1と同じ主原料、水および副原料を用い、実施例1と同様な方法により、麺生地を得た後、麺生地をロール圧延して0.9mmの厚さとし、20番角刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。得られた生麺線を、従来の方法に従って、100℃の蒸気で2分間蒸煮してα化し、調味液シャワーをかけた。その後、実施例1と同様な方法により、α化した麺線を油揚げし、比較例1の油揚げ即席麺を得た。
この方法では、油揚げ前のα化した麺線はα化度が64、水分含有率が49質量%であり、油揚げ後の油揚げ即席麺はα化度が85、水分含有率が3.4質量%であった。
得られた実施例1および比較例1の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例1および比較例1のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の食感の官能試験を行った。その結果を表1に示す。
表1のように、実施例1の生麺線を蒸煮せずに油揚げした油揚げ即席麺は、比較例1の生麺線を蒸煮した後に油揚げした油揚げ即席麺と同等以上の優れた食感を示した。
次に、実施例1の油揚げ即席麺および比較例1の油揚げ即席麺について、表面の凹凸を画像処理して、凸部の占める割合を数値化した。具体的な方法は以下のとおりである。
デジタルマイクロスコープ(キーエンス製、DIGITAL MICROSCOPE VHX−1000)を用いて、各油揚げ即席麺の表面を撮影し、100倍の拡大写真を取得して、JPEG形式の画像データとして保存した。図1に実施例1の油揚げ即席麺表面の写真を示す。図2に比較例1の油揚げ即席麺表面の写真を示す。
得られた画像データを、Photoshop CS3(Adobe社)により、RGBカラーモードからグレースケールに変換し、次いで2値化処理を行った。これにより、凸部は白色、それ以外の部分を黒色で描画される。図3に実施例1の油揚げ即席麺表面の2値化処理後の画像データを示す。図4に比較例1の油揚げ即席麺表面の2値化処理後の画像データを示す。
図3および図4において、対象となる油揚げ即席麺表面の全面積をA、油揚げ即席麺表面のうち白く表示されたピクセルの面積の合計をAとし、下記の式に従って凸部率(%)を求めた。
凸部率(%)=(A/A)×100
その結果、実施例1の凸部率は29.9%、比較例1の凸部率は51.6%であった。このように、実施例1の油揚げ即席麺は、比較例1の油揚げ即席麺に比べて、表面の凸部率の値が有意に小さく、滑らかな状態であることが確認できた。このことが、表1のように、実施例1の油揚げ即席麺が比較例1の油揚げ即席麺に比べてなめらかな食感を示したことに寄与したと考えられる。
(実施例2〜4)
[実施例2]
小麦粉700gおよび澱粉300gからなる麺の主原料1kgをミキサーに投入し、水370ml(主原料100質量部に対して37質量部)に食塩10g、かんすい4.0g、ペクチン5.0g、アルギン酸2.0g、クチナシ色素0.5gを加えて撹拌溶解して調製した副原料の水溶液を前記ミキサー内の主原料に加え、混練して麺生地を得た。得られた麺生地をロール圧延して0.95mmの厚さとし、20番角刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。この生麺線を、カップ麺製品の定量にカットして、フライリテーナーに型詰した。生麺線を型詰したフライリテーナーを、パーム油を溜めて120〜140℃の範囲で温度勾配をつけたフライ槽に2分間浸漬して生麺線を油揚げし、実施例2の油揚げ即席麺を得た。
[実施例3〜4]
用いた水の量をそれぞれ340mlまたは400ml(主原料100質量部に対して、それぞれ34質量部または40質量部)としたこと以外は、実施例2と同様な方法により、実施例3および実施例4の油揚げ即席麺を得た。
得られた実施例2〜4の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例2〜4のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の食感の官能試験を行った。その結果を表2に示す。
実施例2〜4の油揚げ即席麺は、加水量に依存せず、いずれも優れた食感を示した。なお、実施例3の油揚げ即席麺は、製麺性の点でややもろかった。また、実施例4の油揚げ即席麺は、油揚がりがやや悪い傾向がみられ、油揚げ時間を20秒長くする必要があった。
(実施例2および比較例2)
主原料に澱粉を添加せずに主原料を小麦粉1kgとし、副原料としてペクチンもアルギン酸類も用いなかった以外は、実施例2と同様な材料を用いて同様な方法により比較例2の油揚げ即席麺を作製した。
比較例2の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。比較例2のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の食感の官能試験を行った。その結果を、実施例2の結果とともに、表3に示す。
主原料に澱粉を用いていない比較例2の油揚げ即席麺は、実施例2の油揚げ即席麺に比べて、特になめらかさおよび弾力の点で劣り、やわらかい食感を示した。
(実施例2、5〜7)
油揚げ条件をそれぞれ表4のように変更した以外は、実施例2と同様な材料を用いて同様な方法により実施例5〜7の油揚げ即席麺を作製した。表4には、実施例2の油揚げ条件も示す。
得られた実施例5〜7の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例5〜7のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の食感の官能試験を行った。その結果を、実施例2の結果とともに、表5に示す。
実施例5〜7の油揚げ即席麺はなめらかさ、弾力の点でやや劣り、のびが早い傾向であったが、いずれも概ね良好な食感を示した。
(実施例8および比較例3)
[実施例8]
小麦粉800gおよび澱粉200gからなる麺の主原料1kgをミキサーに投入し、水360ml(主原料100質量部に対して36質量部)に食塩14g、かんすい3.0g、ペクチン2.0g、アルギン酸2.0gおよびクチナシ色素0.4gを加えて撹拌溶解して調製した副原料の水溶液を前記ミキサー内の主原料に加え、混練して麺生地を得た。得られた麺生地をロール圧延して1.2mmの厚さとし、20番丸刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。この生麺線を、袋麺製品の定量にカットして、フライリテーナーに型詰した。生麺線を型詰したフライリテーナーを、パーム油を溜めて120〜150℃の範囲で温度勾配をつけたフライ槽に2分間浸漬して生麺線を油揚げし、実施例8の油揚げ即席麺を得た。
[比較例3]
実施例8と同じ主原料、水および副原料を用い、実施例8と同様な方法により、麺生地を得た後、麺生地をロール圧延して1.2mmの厚さとし、20番丸刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。得られた生麺線を、従来の方法に従って、100℃の蒸気で2分間蒸煮してα化した。その後、実施例8と同様な方法により、α化した麺線を油揚げし、比較例3の油揚げ即席麺を得た。
得られた実施例8および比較例3の油揚げ即席麺をそれぞれ、鍋で沸騰させた500mlのお湯に投入して3分間煮込んだ後、粉末スープを投入しよく混ぜてからどんぶりに移し、食感の官能試験を行った。その結果を表6に示す。
表6のように、鍋で煮込むタイプの袋麺製品の場合、実施例8の生麺線を蒸煮せずに油揚げした油揚げ即席麺は、比較例3の生麺線を蒸煮した後に油揚げした油揚げ即席麺よりも優れた食感を示した。
表7に、上記の実施例2〜8および比較例2,3に関して、油揚げ前の生麺線(比較例3ではα化した麺線)のα化度および水分含有率、ならびに油揚げ後の油揚げ即席麺のα化度および水分含有率をまとめて示す。
(実施例9および10)
油揚げ条件をそれぞれ表8のように変更した以外は、実施例1と同様な材料を用いて同様な方法により、実施例9および10の油揚げ麺を作製した。
得られた実施例9および10の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例9および10のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の食感の官能試験を行った。その結果を、実施例1の結果とともに、表9に示す。
表10に、上記の実施例9および10に関して、油揚げ前の生麺線のα化度および水分含有率、ならびに油揚げ後の油揚げ即席麺のα化度および水分含有率をまとめて示す。
実施例9および10の油揚げ即席麺は弾力、硬さの点でやや劣り、のびが早い傾向であったが、いずれも概ね良好な食感を示した。
(実施例2、11〜15)
[実施例2(再掲)]
小麦粉700gおよび澱粉300gからなる麺の主原料1kgをミキサーに投入し、水370ml(主原料100質量部に対して37質量部)に食塩10g、かんすい4.0g、ペクチン5.0g、アルギン酸2.0g、クチナシ色素0.5gを加えて撹拌溶解して調製した副原料の水溶液を前記ミキサー内の主原料に加え、混練して麺生地を得た。得られた麺生地をロール圧延して0.95mmの厚さとし、20番角刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。この生麺線を、カップ麺製品の定量にカットして、フライリテーナーに型詰した。生麺線を型詰したフライリテーナーを、パーム油を溜めて120〜140℃の範囲で温度勾配をつけたフライ槽に2分間浸漬して生麺線を油揚げし、実施例2の油揚げ即席麺を得た。
[実施例11〜15]
実施例11〜15では小麦粉の一部を米粉で代替した。主原料の配合および用いた水の量をそれぞれ表11のように変更した以外は、実施例2と同様な材料を用いて同様な方法により実施例11〜15の油揚げ即席麺を作製した。表11には、実施例2の配合条件も示す。
得られた実施例11〜15の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例11〜15のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の官能試験を行った。その結果を、実施例2の評価結果とともに表12に示す。
実施例11〜15の油揚げ即席麺は、米粉量が増えるにしたがって食感が硬くなる傾向であったが、いずれも概ね良好な食感を示した。実施例15では製麺性がかなり悪くなり、これ以上米粉を増やすことは難しいと判断した。
表13に、上記の実施例11〜15に関して、油揚げ前の生麺線のα化度および水分含有率、ならびに油揚げ後の油揚げ即席麺のα化度および水分含有率をまとめて示す。表13には、実施例2の測定結果も示す。
(実施例16〜21)
[実施例16]
小麦粉800gおよび澱粉200gからなる麺の主原料1kgをミキサーに投入し、水350ml(主原料100質量部に対して35質量部)に食塩15g、かんすい4.0g、ペクチン5.0g、アルギン酸2.0g、クチナシ色素0.5gを加えて撹拌溶解して調整した副原料の水溶液を前記ミキサー内の主原料に加え、混練して麺生地を得た。得られた麺生地をロール圧延して0.90mmの厚さとし、20番角刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。この生麺線を、カップ麺製品の定量にカットして、フライリテーナーに型詰した。生麺線を型詰したフライリテーナーを、パーム油を溜めて120℃〜140℃の範囲で温度勾配をつけたフライ槽に1分50秒間浸漬して生麺線を油揚げし、実施例16の油揚げ即席麺を得た。
[実施例17〜21]
主原料の配合および用いた水の量をそれぞれ表14のように変更した以外は、実施例16と同様な材料を用いて同様な方法により実施例17〜21の油揚げ即席麺を作製した。表14には、実施例16の配合条件も示す。
得られた実施例16〜21の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例16〜21のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の官能試験を行った。その結果を表15に示す。
実施例16〜21の油揚げ即席麺は、米粉量が増えるに従い弾力が増す傾向であり、いずれも概ね良好な食感を示した。なお、実施例16の油揚げ即席麺は、やや戻りが悪く、弾力に劣る感じであった。実施例21の油揚げ即席麺は、製麺性の点でもろかった。
表16に、実施例16〜21に関して、油揚げ前の生麺線のα化度および水分含有率、ならびに油揚げ後の油揚げ即席麺のα化度および水分含有率をまとめて示す。
(実施例22)
小麦粉600g、澱粉100gおよびそば粉300gからなる麺の主原料1kgをミキサーに投入し、水340ml(主原料100質量部に対して34質量部)に食塩10g、リン酸塩8.0g、ペクチン5.0g、アルギン酸2.0gを加えて撹拌溶解して調整した副原料の水溶液を前記ミキサー内の主原料に加え、混練して麺生地を得た。得られた麺生地をロール圧延して0.95mmの厚さとし、20番角刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。この生麺線を、カップ麺製品の定量にカットして、フライリテーナーに型詰した。生麺線を型詰したフライリテーナーを、パーム油を溜めた140℃のフライ槽に1分10秒間浸漬して生麺線を油揚げし、実施例22の油揚げ即席麺を得た。
(比較例4)
実施例22と同じ主原料、水および副原料を用い、実施例22と同様な方法により、麺生地を得た後、麺生地をロール圧延して0.95mmの厚さとし、20番角刃で切り出して幅1.5mmの生麺線を得た。得られた生麺線を、従来の方法に従って、100℃の蒸気で2分間蒸煮してα化し、調味液シャワーをかけた。その後、実施例22と同様な方法により、α化した麺線を油揚げし、比較例4の油揚げ即席麺を得た。
得られた実施例22および比較例4の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例22および比較例4のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の官能試験を行った。その結果を表17に示す。
表17のように、実施例22の小麦粉の一部をそば粉で代替して作製した生麺線を蒸煮せずに油揚げした油揚げ即席麺は、比較例4の小麦粉の一部をそば粉で代替して作製した生麺線を蒸煮した後に油揚げした油揚げ即席麺と同等以上の優れた食感を示した。また、評価項目として示してはいないが、実施例22は、比較例4と対比して、そばの風味が優れていた。これは、比較例4では生麺線を蒸煮したのに対し、実施例22では生麺線を蒸煮しないため、そば粉の加熱の度合いが少ないことによると考えられる。
(実施例23〜24)
主原料の配合および用いた水の量をそれぞれ表18のように変更した以外は、実施例22と同様な材料を用いて同様な方法により実施例23〜24の油揚げ即席麺を作製した。表18には、実施例22の配合条件も示す。
得られた実施例23〜24の油揚げ即席麺をそれぞれ、スープとともにカップ容器に包装しカップ麺製品を得た。実施例23〜24のカップ麺製品を開封した後、カップに熱湯を注ぎ、3分間湯戻しした油揚げ即席麺の官能試験を行った。その結果を、実施例22の評価結果とともに表19に示す。
実施例23〜24の油揚げ即席麺は、実施例22の油揚げ即席麺と対比して、そば粉量が増えるに従い、なめらかさ、弾力が劣る傾向であったが、概ね良好な食感を示した。評価項目として示してはいないが、実施例23〜24の油揚げ即席麺は、実施例22の油揚げ即席麺と対比して、そば粉量が増えるに従い、そばの風味が増す傾向が見られた。
表20に、実施例22〜24および比較例4に関して、油揚げ前の生麺線(比較例4ではα化した麺線)のα化度および水分含有率、ならびに油揚げ後の油揚げ即席麺のα化度および水分含有率をまとめて示す。
以上説明した実施例の油揚げ即席麺は、生麺線を蒸したり茹でたりしてα化することなしに製造でき、熱湯を注ぐだけであるいは数分間煮込んで調理するだけで優れた食感を示す。
このように、本発明では、油揚げ前に生麺線をα化する工程がないので、低エネルギーで油揚げ即席麺を製造することができ、省エネルギーを達成でき、製造のためのランニングコストを抑えることができ、設備投資コストも低く抑えられる。また、主原料として小麦粉に加えて澱粉、ならびに副原料として増粘多糖類を添加することによって、なめらかで弾力のある食感を有する油揚げ即席麺を提供できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。

Claims (7)

  1. 小麦粉および澱粉、ならびに増粘多糖類を含む原料に水を加え、混練して麺生地を得て、生麺線を切り出す工程と、
    α化する工程を行うことなく前記生麺線を油で揚げる工程と
    を有する、油揚げ即席麺の製造方法。
  2. 前記原料は、さらに、米粉またはそば粉を含む、請求項1に記載の油揚げ即席麺の製造方法。
  3. 油で揚げる前の前記生麺線のα化度が30以下および水分含有率が40質量%以下であり、油で揚げた後の油揚げ即席麺のα化度が60以上75以下である、請求項1または2に記載の油揚げ即席麺の製造方法。
  4. 前記増粘多糖類が、ペクチンおよび/またはアルギン酸類である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の油揚げ即席麺の製造方法。
  5. 小麦粉および澱粉、ならびに増粘多糖類を含み、α化度が60以上75以下である、油揚げ即席麺。
  6. さらに、米粉またはそば粉を含む、請求項5に記載の油揚げ即席麺。
  7. 前記増粘多糖類が、ペクチンおよび/またはアルギン酸類である、請求項5または6に記載の油揚げ即席麺。
JP2018015217A 2017-01-31 2018-01-31 湯戻し用油揚げ即席麺の製造方法 Active JP7080653B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017016306 2017-01-31
JP2017016306 2017-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018121629A true JP2018121629A (ja) 2018-08-09
JP7080653B2 JP7080653B2 (ja) 2022-06-06

Family

ID=63109909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018015217A Active JP7080653B2 (ja) 2017-01-31 2018-01-31 湯戻し用油揚げ即席麺の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7080653B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020202771A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 東洋水産株式会社 油揚げ即席麺の製造方法および製造装置ならびに油揚げ即席麺
WO2022239710A1 (ja) 2021-05-13 2022-11-17 サンヨー食品株式会社 即席フライ麺の製造方法及び即席フライ麺

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5299248A (en) * 1976-02-12 1977-08-19 Kyowa Hakko Kogyo Kk Instant noodle or noodles kit
JPH0231654A (ja) * 1988-07-22 1990-02-01 Oriental Yeast Co Ltd 麺の製造法
JP2000333629A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Nisshin Flour Milling Co Ltd 油揚げ即席麺類用小麦粉組成物
JP2003189808A (ja) * 2001-10-19 2003-07-08 Nisshin Flour Milling Inc 油揚げ麺の製造法
JP2004147576A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Taiyo Kagaku Co Ltd 麺質改良剤及び麺類の製造方法
JP2015192645A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 日清食品ホールディングス株式会社 即席フライ麺の製造方法、即席フライ麺及びフライ乾燥用器具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5299248A (en) * 1976-02-12 1977-08-19 Kyowa Hakko Kogyo Kk Instant noodle or noodles kit
JPH0231654A (ja) * 1988-07-22 1990-02-01 Oriental Yeast Co Ltd 麺の製造法
JP2000333629A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Nisshin Flour Milling Co Ltd 油揚げ即席麺類用小麦粉組成物
JP2003189808A (ja) * 2001-10-19 2003-07-08 Nisshin Flour Milling Inc 油揚げ麺の製造法
JP2004147576A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Taiyo Kagaku Co Ltd 麺質改良剤及び麺類の製造方法
JP2015192645A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 日清食品ホールディングス株式会社 即席フライ麺の製造方法、即席フライ麺及びフライ乾燥用器具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020202771A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 東洋水産株式会社 油揚げ即席麺の製造方法および製造装置ならびに油揚げ即席麺
JP7337558B2 (ja) 2019-06-14 2023-09-04 東洋水産株式会社 油揚げ即席麺の製造方法および製造装置ならびに油揚げ即席麺
WO2022239710A1 (ja) 2021-05-13 2022-11-17 サンヨー食品株式会社 即席フライ麺の製造方法及び即席フライ麺
KR20230156120A (ko) 2021-05-13 2023-11-13 산요 푸즈 가부시키가이샤 즉석 유탕면의 제조 방법 및 즉석 유탕면

Also Published As

Publication number Publication date
JP7080653B2 (ja) 2022-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5871868B2 (ja) 即席熱風乾燥麺の製造方法
JP6334623B2 (ja) ノンフライ麺の製造方法
JP6785048B2 (ja) ノンフライ即席麺の製造方法
JP6530504B2 (ja) ノンフライ即席復元容器入り乾燥麺の製造方法
JP7080653B2 (ja) 湯戻し用油揚げ即席麺の製造方法
JP6811567B2 (ja) 生麺及び冷凍麺の製造方法
JP6356949B2 (ja) 麺類の製造方法
JP2008278788A (ja) 即席油揚げ麺類の製造方法
JP2019017351A (ja) 管状生マカロニの製造方法及びグラタン類の製造方法
JP2010124793A (ja) 餅食品
JP6215058B2 (ja) 電子レンジ調理用生中華麺の製造方法
JP6122389B2 (ja) でんぷん加工品の改質方法
JP2017158446A (ja) 糖質が低減された電子レンジ用冷凍麺類の製造方法
WO2019163352A1 (ja) 即席麺の製造方法
JP6506135B2 (ja) 冷蔵調理済み生パスタ類の製造方法
JPS58116651A (ja) 可逆性コンニヤクの食品及び食品添加物及びその利用方法
WO2017099133A1 (ja) ビーフン様米粉麺類の製造方法
JP2004147576A (ja) 麺質改良剤及び麺類の製造方法
JP4881882B2 (ja) 加熱調理済み中華麺、及び該加熱調理済み中華麺の製造方法
JP6419541B2 (ja) 2段階油揚げによる油揚げ麺の製造方法
JP6490345B2 (ja) 即席油揚げ麺及びその製造方法
CA2861666A1 (en) Low-calorie pasta and method for the production thereof
JP2005143347A (ja) 即席麺類の改質剤及びこれを用いた即席麺類の製造方法
JP2011010620A (ja) お好み焼き類の製造方法
JP2006158342A (ja) 加熱調理不要な冷麺類およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7080653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150